――So Swwet.
甜花ちゃんはいつだってめーっちゃ可愛いんだー☆あーあ、甘奈も風邪さえ引かなければプロデューサーさん達と一緒に遊びに行けたんだけどなー。でも、普段甘奈が一緒に行こって言わなきゃ中々外に出ない甜花ちゃんが一人でも向かっちゃうだなんて、よっぽど楽しみにしてたんだね☆プロデューサーさんが着いてるなら滅多なことはないだろうし、よーしっ甘奈も今日はゆっくり休んで、また三人で遊びに行けるように早く治そっと!

そうだ、エロを練習しよう!で思いついて書きましたらあっさりと一万文字を超えていていやぁたまげた。
練習にはなるけどとにかく難しいのです。ウオォン、俺は今創作の奥深さに触れている(気がする)

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――So Swwet.
甜花ちゃんはいつだってめーっちゃ可愛いんだー☆あーあ、甘奈も風邪さえ引かなければプロデューサーさん達と一緒に遊びに行けたんだけどなー。でも、普段甘奈が一緒に行こって言わなきゃ中々外に出ない甜花ちゃんが一人でも向かっちゃうだなんて、よっぽど楽しみにしてたんだね☆プロデューサーさんが着いてるなら滅多なことはないだろうし、よーしっ甘奈も今日はゆっくり休んで、また三人で遊びに行けるように早く治そっと!

そうだ、エロを練習しよう!で思いついて書きましたらあっさりと一万文字を超えていていやぁたまげた。
練習にはなるけどとにかく難しいのです。ウオォン、俺は今創作の奥深さに触れている(気がする)


恋は甘く、濡れ花は甜く。

「じゃ、じゃあプロデューサーさん……甜花……お風呂、入ってくるね……?」

 

甜花がいそいそと脱衣所へ消えていくのが見える。

 

その背中を見送ると、何か代わりを探すかのように所在無さげに周囲を見回す。部屋にあるのは大きなダブルベッドが一つ。テレビ、冷蔵庫、エアコン、時計、テーブルが一つに椅子が二つ……目に入るのはそんな程度。窓もなく、照明は薄暗い。キッチンもなければ他の部屋はトイレと、今甜花がシャワーを浴びている風呂場のみ。つまるところ――ラブホテルの一室に二人はいた。

 

始まりは、些細なことだった。

 

甘奈と甜花と、プロデューサー。三人のオフがたまたま重なった為、甘奈が「三人で映画でも観に行こう」と誘い、甜花も当然承諾。プロデューサーとて予定はなかったからと快諾した。

 

しかし当日の朝、待ち合わせ場所で待っていたところ携帯に届いたのは、甘奈からのメッセージ通知。

 

曰く、風邪を引いてしまったため来れなくなったということ。

 

それならば名残惜しいが次の機会に、と返信をしようとしたところ間髪入れずに甘奈からの2通目のメッセージ。

 

――曰く、甜花は本当に楽しみにしていたのでプロデューサーさえ良ければ二人でも楽しんできてほしいとのこと。

 

更に言えば、既に甜花は送り出したとの事だった。

 

あれほど出不精な甜花が一人で来ると言うことに驚きながらも、既に送り出したのであればこのタイミングで断るのは最悪手だと判断し、了解、そして甘奈へ「お大事に」の一言を添えて返信し、待つこと十数分。

 

甘奈がおらず、かなりオドつきながらもなんとか一人でやって来た甜花と合流し、日中を映画鑑賞やカフェでの昼食、ショッピングと甘奈へのお土産選びと順調に楽しんでいた。

 

そして日も沈み始め、そろそろ解散しようとした所で駅まで戻って来た二人に待っていたのは、人身事故発生につき運行見合わせという知らせ。

 

既に暗くなり始めている時間を考えると自分が自腹を切ってでもタクシーで甜花だけでもと考えたが、先の件で同じ発想に至った人々で長蛇の列。

 

ここまでで人混みに酔いに酔った甜花が限界を迎え、一度人の少ない所へ行きたいと泣きつかれ、やむを得ず場所を移動。

 

最悪だったのは、少し離れた人気の少ない公園までどうにか歩いて来て甜花がやっと落ち着いたタイミングで少し遅めの夕立が降ったことだった。

 

あっという間の濡れ鼠、周囲には拾えるタクシーもなく、風邪を引くよりかはやむを得ずと雨宿りに最寄りの建物に駆け寄った……それが始まりで、終わりの始まりにも感じられた。

 

「……最悪だ」

 

改めて自分が、誰と、何処に、何故居るのかを認識し、ため息をつく。

 

口にした通りの最悪だった。アイドルと担当のプロデューサーがラブホテル、その組み合わせがどう影響するかなど火を見るより明らかで、万一この事がスクープにでるようなことがあれば……自分はもとより甜花の、それどころか甘奈や千雪も含めたアルストロメリア、ひいては283プロ全体の問題になる。

 

甜花の様な美少女とこういう施設に入るという事自体に、思わずしてしまう『そんな』連想から腹の底で欲望が渦巻くのを少しだけ自覚しながらも、それだけは駄目だろうと鋼の理性で抑え込み、考える。

 

もう入ってしまったことはしょうがない。どの道夕立からは逃れなければ二人とも甘奈同様に風邪を引いてしまいかねなかったのだからそこは結果オーライだった。

 

「……まぁ、多少濡れた衣服が乾いて雨が止むのを確認し次第、どうにかこっそりと出る……しかないよなぁ……」

 

考えれば考えるほど最悪の状況が浮かび上がるのを振り払うように頭を振り、あとで考えるしかないと思案を止める。甜花の後で入るつもりだったとはいえ、夕立に濡れた頭が少し……いや、かなり不快だった。

 

「……ぷ、プロデューサー……さん」

 

それから程なくして、脱衣所の扉が開く。そちらに思わず目をやれば、出てきたのは備え付けられていたガウン姿の甜花だった。手にはこれから乾かす予定の衣服を持っており、ドライヤーで乾かしてあるとはいえ奇麗に洗われた長髪は艶やかに後ろへと流れている。

 

「甜花、お風呂出たよ……?」

 

「……あ、あぁ。思ったより早かったんだな。もっとゆっくり温まらなくて大丈夫か?」

 

「う、うん……それより、プロデューサーさんも早くお風呂入らないと、風邪ひいちゃうよ……?」

 

「そ、そうだな!じゃあ、俺も入ってくるからそこで待っててくれ!」

 

「っ!?う、うん……甜花、待ってる……!」

 

短いやり取りを交わし、自身もそそくさと脱衣所に入る。手早く服を脱ぎ、シャワーを浴びる。先は状況の異質さそのものに忘れていたが、夕立でそれなりに身体を冷やしていたのだろう。身体を打ち付ける温水は熱いくらいに感じ、身体が温度を取り戻す感覚に思わず息が漏れる。

 

そのまま身体を洗う中で一人、先のやり取りを思い返していた。

 

(……馬鹿か俺は!?こんな所に連れ込んでおいて「待ってろ」だと?何だそりゃ……甜花もびっくりするに決まってるだろ!!)

 

早い話が、迂闊であった。例え自身に余裕がなかったにしても、もうちょっと言葉は選べただろうに、と自己嫌悪に陥っていたのである。

 

雑念を振り払うように身体を洗い、最後にシャワーを冷水に変えて頭を冷やす。冷えた体を温めて、最後にまた冷やすなんてと思わず自嘲の笑いが口から漏れ出た。

 

先ほどまで温まった体と、甜花とそういう施設に居る事実に呼応するように「役目を果たさせろ」と軽く主張を始めていた物も、冷水によってしっかりと萎えた。これでいい、とばかりに風呂場を後にする。

 

自分の服も濡れてしまったので乾かさなければな、と甜花に倣うように備え付けのガウンに着替え、服を持って脱衣所を出る。見れば、甜花は所在無さげに椅子に腰かけていた。目尻の下がった可愛らしい眼が、こちらを向いた。

 

「あ、プロデューサーさんも出たんだ……」

 

「……うん、十分温まったからさ……それで、服……乾かさないとな」

 

「うん……」

 

エアコンの前にハンガーで服を掛け、暖房をつける。乾くまでには、少し掛かりそうだったがそれは仕方ない、とばかりに甜花をなるべく見ないようにしながらもう一つの椅子に腰かけた。

 

しばし、沈黙が場を支配する。どちらからも言葉はなく、ただ時計の音だけが響いていた。

 

「あのさ、甜花」

 

沈黙に耐えかねて声を掛けるも、甜花はこちらをぼんやりと見たまま、姿勢も視線も動かそうとしない。

 

「……大丈夫か、甜花?」

 

そんな姿をは疑問に思い、更に声を掛ける。すると甜花は肩をビクリと震わせた。

 

「っひゃい……!」

 

「いや、そんな怖がらなくても……うん、説得力無いな。すまん甜花、こんなとこ連れ込んでしまって……不安だよな?」

 

「う、ううん?だって、雨が降って来たし、元々甜花が人混みで気持ち悪くなっちゃった…からだし…」

 

「それでも、女子高生がこんなとこ連れ込まれて何も思わない、なんてことはないはずだ。安心して良い、何もしないよ」

 

誠意を込めて言葉を尽くす。アイドルとプロデューサーと言う関係以上に彼女を大切に思っていればこそ、その不安を取り除いてやらねばという大人としての使命感を以て。

 

「え?し、しないの……?」

 

――ただ甜花の反応は、予想とは少しだけ異なっていた。

 

思わず出てきた、というような甜花の反応に面食らってしまう。

 

「へ?て、甜花……?」

 

「あ!いや……今のは、違くて……でも、違わなくって……」

 

甜花は少し考えこむように縮こまっていく。そして比例するようにその顔はどんどん朱を帯びていき、今では耳まで熟れた林檎を想起させるほどに紅かった。

 

「……プロデューサーさん、ちょっとだけ。ちょっとだけ、甜花のお話聞いてくれる?」

 

どれほどの時間が経ったのか。甜花は所在無さげに視線を揺らがせながらも、口を開いた。その声には普段の調子が込められていながらも普段の甜花からはあまり感じることのない、一種の圧の様なものがあって。

 

自分はその圧に呑まれたかのように、ただ黙って頷く。

 

「甜花ね、ダメダメで、面倒くさがりだから人が多い所へは一人で行けないし、行こうともしなくって……なーちゃんが居ればちょっとだけ、大丈夫なんだけど……それでも怖いし面倒くさいしで……一人で外を歩くくらいなら、お家でお昼寝してた方がずっと良いって思ってる……」

 

「だから、朝になーちゃんがお熱出ちゃって行けない、ってなった時に、なーちゃんから『甜花ちゃんだけでも』って言われたけど、映画とかが楽しみってだけだったら……その、行かなかったと思う」

 

揺らいでいた視線はやがて不安そうに、しかし真っ直ぐにこちらに目を合わせ、見据えていた。その琥珀色の瞳から、目を離せずにいる。まるで時が止まっているかのような心地、雰囲気の中で尚も甜花は言葉を紡ぎ続けていた。

 

「……でも、でもね?なーちゃんが『プロデューサーさんが待ってるよ』って言うのを聞いた時に……なんでか分からないけど……甜花、頑張って外に出てみようかなって思った……プロデューサーさんが、待っててくれるなら甜花、そこに行かなきゃ……って」

 

「甜花……」

 

「なんでなのか、その時は分からなかったけど……今日、なーちゃん抜きでプロデューサーさんと二人でいっぱい遊んで……夕方になって、帰りたくないなってちょっとだけ思って……電車が来なくて、甜花、気持ち悪くなっちゃって……」

 

「……プロデューサーさんが、帰る道からちょっとだけ離れてくれたのが、なんだか嬉しくて……」

 

 

「甜花、それは……」

 

思わず、よろけるように立ち上がる。プロデューサーとしての理性が、職業倫理を是とする部分が告げていた。それ以上は言わせてはならないと。

 

だが、その訴えを実行に移すことができない。頭が段々と熱を持つのが分かる。シャワーで流し、冷水で冷やしたはずの肌がじっとりと汗をかくのを感じる。それは緊張による物か、或いは服を乾かすために掛けていた暖房が暑いからかは、すぐには判断できなかった。

 

「……甜花、甜花はね……プロデューサーさんのことが、好き。……大好き、です」

 

ふと気が付けば、甜花もまた立ち上がっていた。その瞳が、尚も動揺し続けている我が身を射抜く。もう、その眼から不安の色は抜けていた。

 

「甜、花」

 

口の中が乾き、言葉が出ない。息をすることさえ忘れたか、ぼんやりと霧がかかったような心地の中、ふわりと花の様な甘い香が鼻腔をくすぐる。それが甜花から発せられているものだと分かると同時に、身体に触れる柔らかさと熱。

 

頭が働かない。そのあまりに、甜花が立ち尽くした自分の胸に飛び込むようにして抱き着いてきたという事に、抱き着かれるまで気付かなかった始末。

 

――ガウンとガウン、厚めの生地とはいえそれでも僅かに布二枚。密着するように押し当てられた身体から伝わる柔らかさと甘い匂いに、理性はすでに崩壊を始めていた。

 

「……だから甜花、プロデューサーとなら、そういうことも……してみたい、かも。なーちゃんには、雨宿りにプロデューサーさんとカラオケに来てるって……さっき、メールしたから……にへへ」

 

真っ赤になった顔を上げ、潤んだ瞳でへら、と笑う彼女の姿が今はただ愛おしくて。

 

「甜花……」

 

「プロデューサー、さん……んっ……ちゅ、ふっん……」

 

胸の中の甜花をそっと抱き寄せ、その唇に己のそれをそっと重ね合わせた。

 

――最低だ

 

胸に浮かんだ理性からの声は、敢えて無視した。他ならぬ、自分の意志で。

 

――――――――――――――――――――

 

「は、ちゅむ…っん…ちゅ、は、ふっ、っぢゅ…ん…ふっ、ちゅる、ふぅ、ん」

 

二人転がって尚余裕がある大きめのベッドの上で甜花の柔らかい唇を愛でるように、それでいて半ば貪るように味わう。

 

舌を甜花の柔らかな唇の中へ潜り込ませ口蓋をなぞってやれば、心地よさそうな鼻に抜ける息と共に歓迎するように甜花の舌が絡みつく。

 

そのまま舌を絡ませ、甜花の唾液を奪えば不思議な甘さに酔ったような心地になり、ますます欲しくなる『欲』が身体に蓄積されていく。

 

「ふっ…ちゅる、っぢゅ…ちゅる…!」

 

すると、奪われたものを取り返すかのように甜花の舌がこちらの口の中へ侵入し、物欲しそうにその柔らかな粘膜を甘えるように口の中へ、自分の舌へと擦り付けてくる。

 

お返しとばかりに唾液を甜花の舌に絡めて送り込んでやれば、甜花の目が見開き、とろんと蕩けた。そして直後、酸素を求めて唇を離す。唇と唇の間を銀色の糸が繋ぎ、やがてぷつり、と途切れたのを目にしながら、キスに夢中で忘れていた呼吸を思い出す。

 

――だが、足りない。そう思ったのは己か甜花か。一呼吸で酸素を取り込み終えるや否や、どちらからでもなく、自然に唇を重ね合わせる。またすぐに、舌が絡んだ。

 

「ん、ん、ぷぁ…っちゅ…ん…っ!?」

 

そのまま、その先へと言わんばかりに甜花の肢体へと手を伸ばす。キスに没頭する甜花の、真っ赤に充血した耳朶にそっと触れる。指先に感じる柔らかな感触、指の脇に触れる艶やかで柔らかな髪の感触が心地よかった。

 

突然の触覚に、甜花が目を見開く。だが、拒絶はしない。与えられる感覚を受け入れてくれるつもりのようだ。

 

そのまま指を首筋へ滑らせ、首元、鎖骨をくすぐってやれば甜花は未知の感覚に戸惑うように喘ぐ。その湿り気を帯びた声と吐息に段々と下腹部に欲望が溜まっていくのが分かる。

 

「あ…ふぁ…あっ…ふ…あっ…やだっ…ふぁ…あっ…ん…そこっ……」

 

そしてそのまま、ついにその手が甜花の胸へと到達した。ガウン越しに軽くほぐす様に、掌を優しく押し当てるようにしてやれば、確かに感じられる柔らかさ……と言うより、柔らかすぎるその感触に、思わず硬直した。

 

「甜花……下着、着けてないのか……?」

 

「ふぇ……あ、うん……だって、雨で濡れちゃったし……今乾かしてるから……」

 

帰ってきた返事に、思わずエアコン付近に干してある衣服を見る。裏に隠す様に掛けられていて気付かなかったが、成程確かに甜花のブラとショーツは干されていた。

 

「し、下もか……」

 

「……うん」

 

つまり、風呂場から戻って来たその時から甜花はガウンの下には何も着けていなかった。その事実に、現金ながら思わず生つばを飲み込んでしまう。

 

「で、でも……甜花、プロデューサーさんとなら……そういうことできるし、ちょっとしたいって思ってたから……にへへ……手間が、省けるかなーって」

 

そんな様子に甜花は恥ずかしそうにしながらも普段と変わらぬ柔らかな笑みを浮かべる。――今度こそ、我慢の限界だった。

 

「そ、それじゃ甜花……ガウン、脱がせるな?」

 

確認するようにしながらも、手は既にガウンの襟に手が掛かっている。正直な所、ここで拒絶され中断ということになったとして果たして自制はできるのか。今やそんな確証はどこにもなかったが。

 

甜花の返事は、言葉ではなく真っ赤な顔で一度頷いて見せることだった。

 

そっと、ガウンを脱がす。下着は着けていない。その申告通りに表れたのは一糸纏わぬ甜花の姿だった。

 

「その、甜花、普段だらだらしてるから……あんまり見られるとちょっと、恥ずかしい、かも……」

 

そんな弱音にも似た羞恥に染まる甜花が愛おしくて、そっと背中から抱き寄せる。甜花の背中が胸板に当たり、互いに熱を伝えあう。

 

「あぅ、プロデューサーさんとお肌で触れ合ってる……なんだか、あったかい……」

 

「あぁ、あったかくて、柔らかくて……触れているだけで気持ちいいよ、甜花の身体」

 

「本当……?にへへ、良かった……変って言われちゃったら、どうしようって……あ」

 

甜花の吐息が漏れる。右手が、乳房を捉えていた。壊れ物を扱うかのように優しく、されどしっかりと掴んでいる。

 

「だから、甜花。俺もそろそろ、止められそうになくって……最後まで、良いかな」

 

「……うん。プロデューサーさんになら。甜花の全部、あげてもいいから…んっ…あぁ…やぁ…あぁ…」

 

返答を最後まで待てなかった我が獣性に思わず苦笑いが漏れるが、そんなことはどうでもよかった。

 

「あ、っふぁ…っ、いっ、あぁ、そこ、やぁ…っふぁ…っ、ん、だめ、あぁ……!」

 

後ろからすくい上げる様に乳房を持ち上げ、揉みしだく。指先で興奮からか硬くなった乳首を転がしてやれば、甜花は何かに耐えるような、しかし耐えきれぬように悩ましげに吐息を漏らし、嬌声を上げる。

 

「ふぅっ……ぁっプロ、デューサーさん、首、舐めちゃ、や、ぁ、あんっ」

 

その艶やかな声と吐息にますます気分は高まり、甜花の細い首筋に口付け、舌を這わせる。突然の湿った感覚に、嬌声は高まっていった。

 

ふと、眼前の肌色の中、抱きすくめられている甜花の両足が内股気味に擦り合わせられているのが見えた。

 

「甜花……」

 

「っ……プロデューサーさん、そこ――あっ、はぁぁっ!ひん、あんっ!はっ……あっあっ、ひゃぁっ!」

 

気が付くや否やその意味を悟り、空いていた左手を、そっと甜花の脚の間へと滑り込ませた。指先に感じられる、甜花の身体の中でも最も熱く、柔らかく、ぬめった部分。その滑りを指先に塗し、秘裂とその上に座する突起を擦り上げてやれば。聞こえてくるのは湿った音と、甜花のより感じた声だった。

 

「あっ!!ひっ……ひぃっ!はあっ…!っあん!はひっ!やら……っ、あ"っ……んんっ!」

 

指先での愛撫によって秘裂からは更にぬめった蜜を吐き出し、しとどに濡れそぼっていく。自身の手で甜花が乱れ、善がっている事に強い興奮を覚え……下着の中に押し込められていたモノは既に、痛いほどに張り詰めていた。

 

「ひぃ、ん……あ、プロデューサーさん……のも、おっきく、なってる……」

 

「っ甜花……!」

 

それに気付いたか、責め立てられどんどん性感を高められていく中、甜花の手がそっと背後へと伸びる。甜花とプロデューサーの間で挟まれ、かつて見たことがないほどに雄々しく主張していたそれに触れた。

 

「甜花も……プロデューサーさんに気持ちよくなってもらいたいし……その、一つになりたいな……って」

 

その言葉を聞いて、手を離し姿勢を変える。ベッドに仰向けに転がった甜花の両脚の間に、腰を割り入れる。下着は取り払われて、最早プロデューサーもその怒張を曝け出していた。

 

こんなにも「念のため」と財布の中にゴムを入れてあった自分を褒めることになる日が来るとは思わなかった。もちろん、アイドルに使うつもりなど毛頭なかったが……それはそれ、これはこれだ。

 

薄い皮膜に覆われた、極度の興奮と獣欲に張り詰めた肉の槍が甜花の秘裂に狙いを定め、そっと宛がわれる。

 

「ごめん甜花、これを聞いてもきっと俺は止まれないと思うけど……良いんだな?」

 

「……うん。甜花、こういうの初めてで、プロデューサーさんが気持ちよくなれるか分からないけど……どうか、貰ってくださいっ!」

 

「…ありがとう、じゃあ――行くよ」

 

先端が触れ、腰に力を入れる。愛撫によって十分にほぐれているとは言え、それは入り口の話。亀頭が入り込んだあたりから、急に抵抗がきつくなる。

 

「ひぃ、ん……いっ……!」

 

甜花の表情も、痛みに耐えるようなそれへと変わっていく。目元には涙が浮かんでいた。

 

「……っ駄目、プロデューサー、さん……!止めちゃ、ダメ……!」

 

それを察知し腰を止めようとしたプロデューサーへ、甜花は息も絶え絶えに声を掛けてくる。

 

「でも、甜花……」

 

「今止めたら、きっと甜花、怖くてできなくなっちゃうから……!そしたら、プロデューサーも、甜花もっ、辛いから……!」

 

「ちゅーして、くだしゃい……っそしたら、一気に、してくれて、良いからっ……!」

 

涙目で訴えかけてくるその姿に罪悪感を覚えつつも、既に走り出した欲は止まらず、また甜花の想いも無碍にはできず。

 

「分かった……頑張って、我慢するんだぞ……」

 

「うんっ、甜花、がんばるっ……はむ、んちゅ……――っっっ!!?」

 

望み通り、口付けを交わし。甜花の身体から少し力が抜けた隙を突いて、一気に奥まで押し込んだ。

 

ミチ、とそれまで閉じていた肉を一気に押し広げる音が聞こえた気がし、腰には衝撃が走る。だがそれは甜花も同様で。

 

今まで指一本入ってくることがなかった奥の奥までを突然指よりも太い物で貫かれた衝撃、甜花は目を見開き、酸素を求めるかのように口をパクつかせる。

 

「甜花っ……大丈夫か……!」

 

「――っはぁ!はぁっ……はっ……!」

 

思わず声を掛ければ、思い出したかのように息をする。甜花の大きく開いた口が酸素を大きく吸い込み、そして吐き出す。

 

「プロデューサーさん……!すっごく、すっごく痛かった……!痛かったよぉ……!!!」

 

「良く、頑張ったな……落ち着くまでこうしていような……重くはないか?」

 

「うん、うん……!にへへ、あそこはまだ痛いけど……プロデューサーさんの身体の重さは、なんだか包まれてる感じがして……すごく、安心できる、かも」

 

甜花とつながったまま、しばし抱き合う。甜花の身体は改めて抱き合っていると分かるがどこもぷにぷにと柔らかく、それでいて暖かくて、なんというか。すごく抱き心地が良かった。

 

それだけの時間そうしていただろうか。5分だったかもしれないし、或いは20分くらいは経っていたいたかもしれない。

 

「……うん、プロデューサーさん……もう動いても、大丈夫だと思う……甜花、痛いのも大分なくなってきた、から……」

 

「そうか?……じゃあ、動くな?」

 

甜花から動いてもいい、と言われ。そろそろ我慢の限界だったこともありゆっくりと腰を動かし始める。

 

「はっ、あっ!あぁっ……あんっ、あっ、あっ……やぁっ、あんっ!あ……!」

 

甜花の中は熱く、柔らかいのにキツく、それでいて甘く締め付けてくる。動かす前から既に相応の気持ち良さがあったが、注送を繰り返すごとにその気持ち良さを再確認し、否応にも性感を高められていくのが分かった。

 

おまけに眼前には、自らの腰の動きに応じて泣きそうな、しかし甘い声を上げる甜花の姿。その目元は興奮と快楽に蕩け、ベッドシーツの白に広がった髪のコントラストはさながら絵画の様で。

 

その美しくも官能的な光景と、動けば動くだけ確かに感じる快楽に酔いしれ、息は上がり腰の速度も上がっていく。

 

「はっ……はぁ!……甜花、好きだ……甜花、甜花っ……!!!」

 

段々と余裕もなくなり、スパートを掛けるかのように腰をグラインドさせる。淫らな水音に、腰を打ち付ける音。それらすらも情欲を煽るスパイスで。

 

「あぅ、プロデュ、サーぁっ……さんっ、てんかも、あっはっ!ふっ、すきぃ……んっ、しゅきぃ……ぁっ!」

 

それは甜花も同じようで、突かれる感覚に酔いしれるまま縋り付くように首に手を回し、健気にもしがみ付いてくる。その姿が愛おしくて、我慢はもう、できなくて。

 

「……っく、出る……!」

 

「てんかも……もう、んっ……!イッ……ッッッ~~~!!!……はぁ……!…あぅぅ……」

 

腕の中縋り付く甜花を強く、強く抱きしめ、彼女の最奥へと突き込んだ瞬間、精を放った。腕の中の女を孕ませるための吐精、避妊具に覆われていればこそ何の気兼ねも、遠慮もないその感触と熱は、甜花をも絶頂へ導くには十分で。

 

お互いに絶頂の余韻で動く事すら億劫な心地の中、今はただ離れたくないとばかりに目の前の身体へしがみ付いていた。部屋の中に、しばし二人の呼吸の音だけが重なっていた。

 

――――――――――――――――――――

 

とっくに陽は落ちて雨も止み、夜の静寂に包まれた住宅地を二人で歩く。

 

あの後、甜花が落ち着くまで待ってからシャワーを一緒に浴び、気付けば乾いていた衣服を纏ってホテルを後にして。

 

出る時は相当に気を使ったが、いざ出てみれば別段誰かが張っているという事もなく。取り越し苦労に気を揉んでいただけか、と少しだけ自身のネガティブさに苦笑いをし。

 

ある程度ホテルを離れたところで、改めてタクシーを呼んで帰ろう、ということで歩いていた。

 

「……甜花、大丈夫か?」

 

「……だ、大丈夫、ちょっと歩きにくいけど……辛くは、ないよ……あぅ」

 

「んー、駄目そうだな。十分離れたし、ここらでタクシーを呼ぶか」

 

「そうした方が、良いかも……にへへ、手、あったかい……」

 

気丈に返事をしてくれてはいるが、答えたそばから膝が笑い、よろける。……とどのつまり、腰が砕けていた。

 

よろけた甜花の手を取り、支えてやる。柔らかな手の感触と、甜花の笑顔が夜に在って尚輝いているような気がした。

 

「っと、そうだ甜花。言うの遅くなっちゃったけど、俺はちゃんと甜花が俺の事を想ってくれた分の……責任、取るからな」

 

「へ…?プロデューサーさん、それって……」

 

ふと、投げかけた言葉に反応し、甜花の目がこちらを見る。琥珀色の瞳は何かを期待していて。そして、その期待に応えてあげたい自分の気持ちを、伝えてあげたくて。

 

「うん、きっと甜花が思ってることで合ってる。勿論俺たちはアイドルとプロデューサーで、大っぴらには出来ないから隠れて、になる。だけど何時か、そう……何時かは、さ。だから、それまではこっそりでも、我慢できるか?」

 

「う、うん……うん……!甜花、我慢する……!にへへ、甜花とプロデューサーさんが……秘密の関係……!嬉しい……」

 

感極まるあまり目尻に涙まで浮かべて喜ぶ甜花を見て。せめて、その花のような笑顔を裏切ることのない自分であろう。そう思って。

 

呼んだタクシーが来るまでの間、二人は話に花を咲かせていた。まるで今宵の別れすらも惜しむかのように。そんな二人を見る者はなく、ただ夜空に浮かんだ月だけが見守っていた。


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