※この作品はR-18です。

愛い狐   作:転箸 笑


原作:東方Project
タグ:R-18 ガールズラブ 東方Project 拙い文章 八雲紫 八雲藍 百合
最初は普通にらんゆか書こうとしたのに...おかしい、何故こんな終わりかたにした...?
百合を書くのは初めてです。四苦八苦しながら書きましたが、それでもこんな出来です。

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愛い狐

布団の中で寒さを感じていると、部屋に誰か入ってきたのが分かった。もう少しで寝そうなところだったので、視界がぼやけている。

 

「藍...?何かあったの?」

 

上身だけ起こすと、寝巻きに着替えた藍が立っているのが見えた。言いにくいことでもあるのか、身体をもじもじとくねらせている。

 

「えっと...その、何かあった訳では...」

 

よくよく見ると、頬が淡い紅に染まっている。そして、ずっと目を合わせようとしない。一つの事実に行き当たった。

 

「怖い夢を見たのね?」

 

「え?...そ、そうなんです。ええ、とても怖い夢を」

 

「あらあら。後で夢の支配者(ドレミー)に言っておかないと。ほら、おいで」

 

「...はい」

 

ぎくしゃくとした動きで、私の布団の中に入ってくる藍。何故か背中から入って来られたので、私の体は尻尾に包まれてしまった。これはこれで暖が取れて心地いい。

決して此方を向こうとしない藍に話しかけた。

 

「藍、どうしてそっちを向いているの?」

 

「と、特に意味はありません」

 

「...そう、教えてくれないのね。悲しいわぁ...」

 

声音に少しの悲しさを込めて言う。どう考えても返事をする意味のない戯言だが、藍は律儀に答えた。

 

「紫様と向かい合うなど、剰りに畏れ多いので」

 

「それだけ?」

 

「...向かい合うと、嬉しくて死んでしまいそうになりますので...」

 

右腕に絡んでいた尻尾の一本を、毛並みに沿うように撫でる。たったそれだけ、主人がペットを可愛がるのと同様の行為なのに。

 

「あっ...」

 

熱っぽい声をあげてしまうのが藍だ。だから可愛がりたくなる。

この子は結局、甘えたかっただけなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっ...」

 

紫様の美しい手が、私の尻尾を撫でている。あの白磁器のような、艶やかな手が...

 

「藍、どうかしたのかしら?」

 

少しだけ嗜虐心を感じる紫様の声に、否応もなく興奮してしまう。私は今、この方に弄ばれているのだ。ゆっくりと、快楽を染み込ませるようにして。

 

「藍」

 

ひたり、と背中に紫様の感触を感じる。柔らかな乳房が押し付けられているのが判る。それはきっと、全てを惑わすような淫靡な形にひしゃげているのだろう。

 

「ずっとご主人様に背中を向けているつもり?」

 

服の下に、紫様の手が侵入してきた。さわさわと撫でて感触を確かめ、横腹をつーっ、と指が伝う。思わず声が出そうになる。

 

「ほら、ちゃんと目を合わせなさい」

 

もう一方の手が、私の顎を捕らえた。ぐい、と半ば強引に見つめ合う格好にされた。

紫様の金色の目が、私を覗き込んでいる。私(・)は(・)今(・)、(・)紫(・)様(・)に(・)丸(・)裸(・)に(・)さ(・)れ(・)て(・)い(・)る(・)。

全身に甘い気怠さが広がってくる。私はそれに身体を委ね───

 

「こら」

 

ぺし、と顎を捕らえていた手が頭をはたいた。それだけで、私は一気に現実に引き戻される。

 

「貴女は式神なのよ?理解してる?」

 

「...あ」

 

そうだ。私は式神なのだ。式神である私を構成しているのは、単(ひとえ)に精神のみ。理性を捨てた時、私は私でなくなるのだ。

 

「堕ちないように我慢なさい。それとも、自分が自分でなくなる快楽を味わいたいのかしら?」

 

自(・)分(・)が(・)自(・)分(・)で(・)な(・)く(・)な(・)る(・)快(・)楽(・)。破滅的で、それでいて抗えないほどの響きを持つその言葉は、私の中にすとん、と落ちた。

壊されたい。理性が無くなる程の快楽を与えられたい。私を、私でなくして欲しい。

 

「どうしたの?息をそんなに荒くして...」

 

れろり、と紫様の舌が首筋を舐めあげた。そのままれろれろと舌が這い回る。

いっそこのまま私を舐め溶かして欲しい。私の理性もこんな風に、蛞蝓が這うかのようにゆっくりと壊されたい。

 

「我慢して、って言ったのにねぇ。まぁいいわ」

 

ずっと腹を撫でていた紫様の指が、とうとう恥部に伸びる。与えられる快楽を期待してしまう。もはや私の理性など無いに等しくなっていた。

 

「大丈夫よ、藍。貴女が快楽だけを求め続けるお馬鹿さんになっても、私は変わらず愛してあげる」

 

「あ...」

 

もう、駄目だ。私は理性を保つことが出来ない。

 

「紫様、どうか私を......壊してください」

 

「いいわよ」

 

唇が重ねられる。長い舌が私の口内を犯し尽くし、唾液を吸いあげる。口を口淫されているような気分だ。

恥部に侵入してきた美しい指は、私の膣を刺激し、尿道を擦り、陰核を摘まむ。

 

「ん...ん」

 

口を塞がれ、快楽の喘ぎすらあげられない。まさに私は今壊されていることを自覚した。

陰核を優しく擦り、膣を犯す指に耐えられなくなってきた。目の前に絶頂が見えている。

 

「私、眠くなってきちゃったわ。だから...」

 

より刺激が強くなり、口を犯す舌も激しさを増した。私自身が瓦解していっているのが判る。そして、もう止めようがないことも。

 

「ほら、壊れなさい..」

 

快楽が漏れ出す。そして快楽に震えながら、私は急速に眠りに堕ちていった。

 

「お休みなさい、藍。明日から、また...」

 

明日から、なんなのだろう。解らない。でも、もういい。

私は、壊れてしまったから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んーッ...」

身体を伸ばしながら、目を覚ました。隣には九尾の狐が寝ている。

美しい毛並みに触れながら、頭の中で計算をする。

 

「さて、式を構成しないと。今度はもっと優秀な子にしようかしら?」




はい。まず、ごめんなさい。
イチャイチャ書きたかったのに、なんでこんなendにしてしまったのか...

まぁいいか。それより、百合は本当に書きにくかった。多分これから一生書かないと思います。

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