彼氏いない歴3年、社会人として会社で働きながらも若い肉体を持て余している片倉響子(仮名)の元にある日一通のメールが届いた。「ヨッキュウフマン、抱えてませんか」――それは彼女を肉欲の海へと誘う招待状だった 電車内での露出、手コキ、クンニなど
▼作中では濃厚接触しまくってますがまだまだコロナが流行ってるようなので濃厚接触は避けましょうね
pixivからの転載

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【創作R-18】ヨッキュウフマン解消列車

 早朝、ある一本の電車を待ちながら片倉響子は内心で胸を高鳴らせていた。高鳴らせる、というのは正確ではないかも知れない。興奮していた、と言った方が正しい。化粧はばっちり、体毛も処理してきた。朝にシャワーも浴びてきて、体中はぴっかぴかだ。石鹸の匂いをさせながら、彼女はタイトスカートにブラウスの上からジャケットを羽織っていた。脚は薄手の黒いストッキングとヒールで覆われている。

 実のところ、これは彼女の普段着ではない。普段はもう少しオフィスカジュアルなパンツスーツを好んで出勤している。そもそも今日は休日だ。これは「向こう」からの指定だ。

『そちらから指定していただいた口座に衣装代は振り込みます』

 そう言われて出された金額は安いものではない。とりあえずその額いっぱいで買えるスーツを買い、着てみたならば、何となく新鮮だった。黒いスーツなど就職活動で着て以来な気がする。少し違うのは、向こうからは黒いストッキング、それも20デニールのものを指定されたことぐらいか。唯一自前と言えるのはヒールぐらいで、こればかりは履き慣れるための期間が短かったため残念ながら当然だろう、と響子は考える。

 さて、彼女がやって来たのはごく近所の駅。いつも使う駅とは違った場所だ。そもそも田舎なので電車の本数が少ない。だから、真実味があった。あのメールには。

 ――1週間前に、自宅のPCに届いたメール。

『ヨッキュウフマン、抱えてませんか』

 そんなタイトルで、最初は迷惑メールの類かと思ったが、つい本文を追ってしまった。タイトルにひどく心当たりがあったからだ。

 大学の卒業を機に彼氏と別れて3年。若い躰が熱を持って仕方ない夜もある。ひとり慰めるのも、既に男を知っている身としてはそれも切なかった。いっそディルドでも買ってみようかと思い悩んでいた矢先に、甘い囁き。

 そのメールは、平たく言うと乱交パーティーの誘いだった。ただ会場がおかしい。それは、とある駅から他の客を乗せることなく走り続ける1本の電車だという。

『始発に指定の駅へお迎えに参ります。指定の服装でお待ちください』

 馬鹿馬鹿しい、と言い切ることができなかった。重ねて言うが、響子は欲求不満だった。それにイエスと、口座番号と共に返したところ、駅の場所が指示されたメールが返送された。そして口座には一定の金額……。

(新手の詐欺かな)

 こんなところに来てまで、そんなことを考える。詐欺にしては安くない金を払ってくる辺り間が抜けている。もしくはのこのことアダルトメールに引っ掛かった男や女に対するどっきりだろうか。しかし見渡してもカメラの気配はなかった。ただただ、早朝の爽やかな空気が漂っているだけだ。

『――間もなく、○○ー、○○ー』

 平板な声によるアナウンス。それに顔を弾かせた。この電車だ。その電車は、呆気ないほどスムーズに、響子の前に停まった。そして扉を開き、閉じる。彼女は飲み込まれた。

 そして、中が思ったより混んでいることに気付く。

 今の会社は幸い所謂ホワイト企業のため始発で出勤して終電で帰るような生活はしていない。この会社に内定が決まったからこそ進路の別れた彼氏と別れたのだ。しかしそれでも稀に仕事が立て込むと始発で出勤することもある。そういうときの電車は閑散としたものだ。

 なのに、座席に座らず立ち乗りしている人の多いこと。それに、ちらほらと制服姿の少女も見かける。そして圧倒的に多いのが男性だ。スーツ姿の者が多いが、スウェット姿の者もいる。中にはホームレスめいた貧しい身形の、腹の出た中年もいた。ひとまず電車が動き出したので、座れる場所を探した結果、そのホームレスの隣に座ることになった。それも、電車が揺れた拍子に、意図せずほぼぴったりとくっつきそうなぐらい近くに。反射で身を捩ろうとしたが、さらに隣に男が座ってきたので動くことはできなかった。仕方なく、なんとなくホームレスの方を向いて――驚いた。

 ホームレスは、ズボンの前を寛げて、自身のペニスを見せびらかしてきたではないか。思わず目が釘付けになる。なりながらも、脇目で辺りを見渡す。

 おかしい。明らかにこの状態が視界に入っているはずの乗客が、この状態を無視している。それどころか、他の者達の動きも目に入った。

 セーラー服姿の少女を、2人の男が挟む形で揉みくちゃにしている。こちらから顔が見えたが、彼女の顔は喜悦に歪んでいた。明らかに躰を弄ばれていることに悦びを見出している。他にもちらほらとそういう動きが見えて、そして改めて男のペニスを見た。まだ臨戦態勢にはなっていないが、それでも十分に大きい。これが大きくなったらどうなるだろう――そういえば、彼氏のペニスもよく弄っていたっけ。そう思いながら、舌なめずりしながら――そのペニスに手を伸ばした。

「お”っ」

 男の口から汚い声が上がる。それに構わず、響子は手コキをする。時々強く握ったり、上下を緩急をつけて扱いたり。すると次第に男のペニスが屹立しはじめ、臭いが差し迫る。熱を持ったペニスは長いこと洗っていないようだ。しかし、その臭いにすら興奮しはじめていた。最初は片手で扱いていたのが、今や身を乗り出すように両手で弄りはじめていた。右手は硬く聳えたったペニスを扱き続ける。左手は精嚢を柔らかく摘んでは放し、放しては摘んでを繰り返す。先程から男は「おお”っお”っ」と汚い喘ぎ声しか上げていない。ふと気になり、顔を上げた。男の醜悪な顔が間近にあった。気が付くと、響子は男とキスをしていた。口臭がするのに、それにすら興奮して舌を絡め合う。酸素が欲しくなるほどに絡め合っていると、不意に腰が叩かれた。いつの間にか男の手が響子の腰に回っていた。気が付くと手が止まっていた。どうやら続きをしろということらしい。しかしキスは止まらない。上では涎が垂れるほどのキスを交わし、下では男の鈴口から先走りがどぼどぼと垂れていた。男の汚れたズボンはおろか椅子の座面にも染みが出来そうな勢いだ。しかしそれでもやめられない。

 不意に、男が唸ったのち熱いものが顔に、手にかかった。口を離す。それが男のペニスから飛び出した精液だと気付いたのは数秒後だ。服にかからなかったのは奇跡だろう。それでも何となく精液を拭っていると、男がにっかりと笑った。

「嬢ちゃん、上手だなぁ。おじさん久し振りに天国見せてもらったよ」

 酒焼けした声が存外に流暢に礼を述べてくる。どぎまぎとする響子の前に、彼は立った。そして――響子のスカートをたくし上げた。黒ストッキング越しのパンツが丸出しになる。慌てる自身に構わず、男は実に手際よく響子のストッキングを脱がす。靴を放り出され、生足が晒された。エアコンの涼気が火照った肌を撫でる。――そう、火照っていた。男とのキスと、男のペニスを手コキしたことで躰がすっかり熱を持ってしまっていた。

 そして男は、スカートがやや破けた音に構わず、最奥のパンツに手を伸ばした。あっという間に脱がしてしまう。この間抵抗できなかった。しようと思えばできただろう。しかし、見渡せば既に乳が、腹が、背中が、脚が、性器が晒され、服が脱ぎ散らかされているこの電車内においてそれは無意味に思えたのだ。男は響子の股座に顔を埋める前に、にかりと笑った。歯は汚らしく黄ばんでいた。

「お礼と言っちゃなんだが、おじさんにもお嬢ちゃんに天国の切れ端ぐらいは見せてやるよ」

「――あっ♡」

 肉厚の、熱い舌が陰唇をなぞり上げた。陰毛越しに濡れた熱が伝わってくる。それだけで既にぴりぴりするものがあったのに、男の舌は無遠慮に陰毛と陰唇を掻き分ける。そして悪魔の乳首とも呼ばれる「それ」に――舌が触れた。

「あんっ♡」

 クリトリスは包皮で包まれていて、男の舌は巧みにそれを捲り上げていく。ぞりぞりと音が聞こえてくるようだ。喘ぎ声が車内を満たしつつあるが、その中でも男が舐める水音は高い気がした。恥ずかしい気もしたが、それを察知したように男は一旦顔を上げて言う。

「嬢ちゃん、手持ち無沙汰なら乳首でも弄ってたらどうだい」

「乳首……う、んっ♡」

 顔を戻した男はざらついた舌で秘部を舐める。言われるまま、響子は胸に触れようとして――ブラジャーをしていることを思い出し、シャツのボタンを外した。そしてブラジャーからあふれ出した乳房を両手で揉み出すと、既に硬く尖っている乳首を摘んだ。

「んっ……あ、あんっ♡」

 上からの弱い刺激と下からの強すぎる刺激。もどかしい。クリトリスが何度も何度も舌で責め立てられている。それが堪らなくて、もっと、もっとと乳首を強くこね出した。そしてはたと思いつく――それはただの思いつきだった。

 自らの乳首を、指で弾いたのだ。

「あっ!♡♡ひっ、あっ……」

 びりびりした悦楽が身を貫いた。こんなこと、彼氏にはされたことはない。精々がパイズリだ。思わぬ刺激の強さに放心しそうになるが、下からの刺激はやまない。寧ろ今の響子の嬌声で火が点いたように激しく責め立ててくる。れろれろれろれろれろ、表現するならそんなところか。響子も負けじと、自らの乳首を弄り回す。先程指で弾かれたときにわかったが、硬く攻められた方が気持ちが良い。強く摘んで弄くり回していると、ふと、クリトリスから舌が離れたのを感じた。終わったのか、と思ったが、それは間違いだった。

「ひっ――あっ、う!」

 男の舌は膣に突き入れられていたのだ。

「あっ、あっ♡だめぇ♡」

 乳首を弄ることも忘れて悶える。身を捩る彼女に構わず男は膣の中で舌を細めたり太くさせたりする。そして時にかき回し――彼が顔を上げたとき、響子の膣はすっかりふやけていた。がくがくと腰を揺らす彼女に、男は覆い被さってくる。

「ふぁ……?」

 間の抜けた声を出す響子に、男はにんまりと笑った。そして彼女の視界の隅には、あの凶悪な大きさと硬さのペニスが屹立していた。

「嬢ちゃん、お互いこすってなめて、今日は楽しかったなぁ。これでフィニッシュと行こうや」

「え? ――あっ、あんっ!」

 座面にほぼずり落ちる形で、彼女は男のペニスを受け入れた。ふやけたそこは容易く滑り込んできた。しかしその大きさ、硬さ、太さに一瞬息が詰まる。

「あっ……あっ……!」

「でっかいだろ? だからなかなか入れてくれる女の子がいなくてさぁ……入れてもらうために舌技手に入れたんだ。痛くなかっただろ?」

「いた……くはないけど、あっ、あっ」

 揺れる度に重みが伝わる。がくがくと腰が揺れる。椅子を掴もうとするが空を握るばかりだ。そういえば、反対側に座っていた男はどうしたのだろうと思ったが、彼は彼で近くにいた人妻風の女性と交合していた。

 そちらに気を逸らしていたせいだろう。男はがつんと奥に突き入れてきた。

「あっ……! あっ、あ、だめっ、だめっ!」

 響子の悲鳴に近い嬌声に構わず、男はがんがんと突き入れる。かと思えば時折緩急をつけてくるから、その間に響子の子宮口が降りてくるのを感じた。気持ちいいのだ。どうしようもなく、3年ぶりに男を受け入れたそこは気持ちがよかったのだ。3年ぶりに男を受け入れたそこがよく締めつけるらしく、男の方も余裕がなさそうだ。

「イくぞ、嬢ちゃんっ……!」

「あっ、あっ、あっ――!♡♡♡♡♡♡♡」

 がくがくと躰が揺れる。荒い息。男がペニスを引き抜くと、躰が震えて、体液が太股を濡らしたのを感じた。

 

 そこからどうしたかはよく憶えていない。気が付くと電車を降りており、そしてそこが元の駅で、そして朝に乗ったはずが気が付くと昼間になっていた。電車内で着替え終えたことだけは憶えていて、ふらふらと駅の改札口から出る。そのとき、通りすがりの駅員が囁いた。

「またのご利用を、お待ちしております」

 その言葉が、とても意味深長に思えた。

 

 それから月に1回ペースでこの招待状が送られてくることになるとは、このときの響子は思いもしなかった。ただ、ホームレスの男との手コキやディープキス、クンニからの挿入、という一連の流れにまとわりつく臭いは、しばらく響子を興奮させては、招待状の日付になるまでひとり遊びに興じさせるのだった。

(今度はどんな無体を働かれるのだろうか)

 その妄想が、彼女の性欲をむくむくと鎌首を擡げさせるのだった。

 

 

 

 

End.


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