今までで1番長いです。
豪奢な部屋だった。
学院のあの露出度の高いカスタマイズされた制服で対面する私に対し、目の前の女も同じ格好で更に私と同じ顔だった。
姉か妹か、なんて思ったが違うと確信できる。
この女は私自身である、と。
女は私へ怒りの声を上げる。
「何故! どうしてカイル様を裏切ったの!」
裏切った、か。
「最初に裏切ったのはあっちでしょ! 私は頑張った! 最低な人間扱いされても、悪者扱いされても我慢した! カイルと一緒にいるために他の男に抱かれたのよ! 私は悪くない! 裏切り者扱いはやめて!」
「カイル様は婚約者でしたわ! 将来を誓い合った相手ですわ! それを一時の快楽に溺れた挙げ句、あの男の女に成り下がるなどしやがりましたわね! 恥を知りなさい!」
「そもそも、リリアに近づくアイツが悪いんじゃない! 私と婚約者だからってセックスしておきながら、アイツはリリアとも関係を持っていた! 私に一言も言わなかった! どんな想いで毎日私が見ていたかアイツはわからないだろうね! それに体を使って繋ぎ止めることすらしなかったお前に責める資格はない!」
女は何も言い返せず、押し黙った。
私と女の共通点は、ミランダと一緒に帝国のアレックス様の女になったことだ。過程は処女であったか否の違い。
違いはあっちはアレックス様に処女を捧げ、私はカイルに処女をあげた。それともう一つある。
カイルを今でも好きなのがあの私であり、カイルに未練も何もないアレックス様に全てを捧げたのが私だということだ。魅了されて堕ちたハズなのにカイルを好きという想いだけは絶対に変えなかった女だ。まあ、肝心のカイルは永遠に失われたようだが。
しばらく黙っていた女は、やがてポツリと言い放つ。
「カイル様を引き止めず、一緒に逃げ出すこともしなかったクセに」
どうしようもなくムカついて、つい私は胸ぐらを掴み上げて睨みつける。
「ただ状況に流された人間が何を言うか! 抗うこともしなかったじゃないか! そもそもカイルが私を本気で愛していたなら、全部捨てて逃げようと言うのはあっちだろうが! 男が覚悟決めたんなら、尊重するのが女の役目だろう! 結局、アイツは私のことを好きじゃなかった! 一緒に逃げる気概も無く、私に殺されたいとか頭湧いてんだろ! それで言うに事欠いて私が他の男に抱かれてるところを見て責めるとかふざけてるだろ! 自分が罪人として牢に入れば必然的に婚約は解消され、公爵令嬢たる私が他の男の婚約者となって抱かれることは決まりきっていた事なのにそれを責めるとか何様のつもりなんだよ! 私はアレックス様に抱かれてでもいいから、本気でカイルと一緒にいたかった! 体が先に堕ちたけど、カイルに抱かれて上書きしてほしかった! それなのにアイツはリリアに逃げた! 立ち向かいもせずにね! 私がアレックス様に靡いてもいいじゃない!」
「カイル様は魅了されてたのよ? それを解っていながら、どうして……!」
「そもそも、リリアの魅了はアレックス様の足元にすら及ばないんだ! 私を本気で好きだったなら、気を引きたいからって下らない理由でリリアに近づくとかそんなまだるっこしい事しないで正々堂々正面からぶつかってくればよかったのよ! 結局、アイツは魅了されてリリアといることを選んだ最低な男よ!」
「カイル様のことを悪く言わないで!」
「そうやってカイルのことばかり良い人扱いするのやめてくれる? カイルはリリアといたいから、王宮に帰ることを選んだ。それに今まで私がリリアに対して行ったとされる嫌がらせとか全て私のせいにしていたのはカイルなのよ。それは貴方も知っていたよね、同じ私だから。私の気持ちがとっくに離れても問題ないじゃない。あの時間は楽しかった。幸せだった。もうそれだけよ。私にはもうアレックス様がいて、ミランダがいてエリィがいる。カイルはもういらない」
「一生後悔するわよ」
「その後悔も何もかもアレックス様なら吹き飛ばしてくれるくらい愛してくれるわ」
話は終わったとばかりに私は立ち上がり、部屋を出ようとする。
「なんで私はカイルと一緒にいられないのよ……」
悲しく呟く私がいたが、私は声を掛けるでもなく出て行くのだった。
1つ言わせてもらうなら。
「私は弱い人間だった」
それだけの話だ。
◇◆◇◆◇◆◇◆
時は流れて7日目の夜のことだ。
私とミランダは、私の家の部屋に二人揃って集合していた。ミランダはアレックスに呼ばれたらしい。私は単純に可愛がられ過ぎて疲労困憊で休んでいたのだが、どうにもエロい予感しかしない。だって私、寝ている時とか服は着ない人間だから、今は裸なんだもん。裸にシーツ被った状態の女とネグリジェ姿の女。うーん、エッチだね!
それに同じアレックスのメス同士、集められたらすることは1つしかない。
「まさか3Pだなんて……!」
「この前はエルシア様とエリィと私での3Pでしたから、今回はエリィの代わりにアレックス様が加わるということでしょうね。またエルシア様とすることができて嬉しいですわ」
上機嫌で嘯くミランダには、本当にアルフレッド殿下に対して未練が無いのだろう。まあ、魅了されたんだから好きな人も体を捧げる相手も全てアレックス様によって塗り変えられてしまったのだから、未練とかそういうものは無いのだろう。
ただ、私は疑問に思うのだ。
「エルシア様とするにしても、竿役は必要ですわね。大丈夫ですわ。エルシア様の子供なら私との愛の営みがなした結晶ですもの。我が子のように愛せますわ」
コイツ、魅了されてるの?
「最初は嫌だったのを覚えてますわ。でも、アレックス様のおかげで考えが変わりましたの。エルシア様と一緒にいたいと、愛し合うためには同じ殿方の下に堕ちるしかないということに」
「アレックス様のことが好きなんじゃないの?」
「勿論、愛してますわ。でも、私が本当に愛しているのはエルシア様だけですわ。アレックス様に堕ちてくださって、ありがとうございます」
一瞬だけ殺意が湧き上がったのはどうしてだろう。なんでミランダに対してそんな気持ちが湧き上がったのか、大方私がカイルの婚約者だったからだろう。
かつては愛し合っていたが、今となってはもう過去のことだ。今はもうアレックスのことが好きなんだと思う。でも、口にするのは恥ずかしいし、乗り換えしたという事情もあるので言葉にするのも態度に出すのも恥ずかしい。でも、セックスしてると理性の箍も外れて全身で好き好き表現してしまうから、なんだか今の私はツンデレのように思える。
一応7日勝負をしていたけれど、私は見事に負けちゃったのは決定的で……カイルは市井に降る条件で帝国の片田舎でリリアと幸せに暮らすことが決められたらしい。後顧の憂いを絶つために処刑しなければならないようにも思えたが、昔は愛し合ったのだ。前世日本人の価値観から、そこまでするのは気が乗らなかったのでアレックス様に嘆願したのだ。要求を聞き入れてもらうため、お尻をぐちゃぐちゃに犯されたが、そこは気にしないでおこう。ただ気持ちよかった、それだけ覚えておこう。
自分はキモチいいことをたくさんされた。ならば、ミランダはどうだろうか。
自分が手塩にかけてエッチにした女の子がどんな風にされたのか、疑似寝取られプレイをされた気分でゲスなことを聞く。
「そういえば、ミランダってアレックス様とどんなセックスをしたのかしら?」
「ふふっ、エルシア様の体に直接教えて差し上げましょうか?」
ミランダが妖艶な笑みを浮かべ、私を押し倒すや剥き出しになった私の胸を揉み始める。
ここ数日でアレックス様によって胸だけでイケるようになった敏感な胸は、ミランダによって弄ばれるだけで私は蕩けるようになってしまった。
「ちょっ、んあぁっ……待って待って、スゴく敏感だから待って! ヤバいの! ミランダ、話だけ聞かせて。お願いしますからぁ……」
「アレックス様に今日は私と一緒に可愛がっていただけますからね。つまみ食いはいけませんね」
そう言いながら、ミランダが私のアソコに指を二本いきなり突っ込む。
「うあんっ!?」
「これくらいはいいですわよね?」
「よくな──―あぁっ! そんな指、動かしちゃ……!」
グチュグチュ、と激しくミランダの細長い指で掻き回されて透明な液が噴射される。
「ああっ! ダメッ! イクイクッ! ミランダ、わたし……もういくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅう!!!」
ブシュゥゥ! 割れ目から潮を噴きながら、私はミランダの指によって絶頂を迎えた。
「おまっ……おまえぇ、ふざけんにゃぁ……♡」
くた、と力なくミランダの膝の上に倒れ込んだ私は彼女に頭を撫でられた。優しく慈愛に溢れた母のような撫で方に不思議と怒りとかそういうのじゃなく、心地良さと安心感が芽生える。
眠くなりそうだったけど、私は落ち着くや話を戻す。
「それで、アレックス様にどうやって可愛がってもらったのか教えて!」
「どうしても聞きたいんですの?」
「もちろん! だって、ミランダがどんな行為していたのか気になる!」
えるたそ並みに瞳を輝かせながら、私はミランダを見上げる。
そして、観念したのかミランダは答えてくれる。初セックスでアナルまで犯され、その後は様々な体位をしてきたのだという。特に好きな体位は騎乗位で自分で腰を振ってキスしながら種付けされるのが好きなんだって。
私は正常位からのキスされながら種付け戯れるのが好きなんだけど、真逆だった。
「さしずめ、孕む女だね!」
「なら、エルシア様は孕まされる女といったところですわね。これから、毎日しますからたくさん孕んで一緒に産みましょうね!」
「そうだよね。子供かぁー。私、大丈夫かな」
今更になって不安が募る。
女になって17年……子供を作っても問題ない年齢だ。今まで散々ナカ出しされて孕まなかったのは、避妊魔法って男に出されてもナカで精子をぶっ殺す魔法だ。私達はこの魔法を使って妊娠だけは防いでいる。カイルとしていた時も互いにまだ学生という時分があったから、子供を作らないようにこの魔法を使っていた。
しかし、この魔法も完璧とはいかず、避妊薬よりかは回避率は高いものの孕む確率はある。確実なのは、コンドーム着用の上、この避妊魔法もしくは避妊薬の使用だろう。
アレックス様の子供を作らないといけないのは解ってる。その内、この避妊魔法を使わないでセックスしないといけないというのも理解している。
前世では最後まで望めなかったものだ。まさか自分が産む側になるとは夢にも思うまい。
「怖いですか?」
「うん。不安もある。私、ちゃんと産めるのかなって」
「大丈夫ですわ! エルシア様なら、きっと大丈夫!」
「……ありがとう」
そうだ。心配することはない。何も心配ないんだ。
でも、どうして心が痛むんだろう。アレックス様との間に子供を作れるっていうのに、どうしてこんなにも心は拒絶するのだろう。私はアレックス様の女だ。今はもうカイルの女じゃない。これから産む予定の子供はアレックス様の子供であることは確実だし、絶対にカイルの子供じゃない。
でも、カイルと愛し合ってセックスまでしていたのだ。私が避妊魔法使っていたとはいえ、それも確率がゼロという訳でない。もし、産まれてくる子供がカイルに似ていたら? 私はアレックス様を愛しているのに、産まれてきた子供がかつて愛したカイルの子供だったら私は素直にその子を愛せるだろうか。
あれ、そもそも何でカイルを愛していたって過去形なんだっけ。
駄目だ、こんなこと考えちゃいけない。そうだ、カイルはリリアを愛している。そして、私はアレックス様を愛している。それだけでいい。
などと考えていたら、ミランダに優しく抱きしめられていた。
「ミランダ、どうしたの?」
「エルシア様は幸せですか?」
「うん、幸せだよ。アレックス様に愛されてミランダがいてエリィがいる。アレックス様には愛する女の大勢の内の一人かもしれないけど、それでもいいって思ってる。カイルとは違うから」
カイルとは違うんだ、と自分に言い聞かせる。
「私たちがいますから。きっと幸せになります。幸せにしてみせます。だから、一緒にアレックス様に堕ちましょう?」
ああ、この娘にとって私の幸せはアレックス様とエリィと自分に愛されることだって思ってるのか。
それでいいのかもしれない。
そうしてミランダに慰められていると、アレックス様がやってきた。
裸のエリィを抱えて。
「はひっ?」
下半身が結合してますね、はい。ダクダクと白濁とした液が垂れてますけど、もう既に一戦してたのかな。
混乱する私を余所に、ミランダは頬を上気させて色艶を出した声を上げる。
「まあ! エリィったら、早速アレックス様に可愛がっていただいてるのね!」
「もうし、ワケ……ありません……お部屋にお連れしようとしたら、後ろからきゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅんっ♡♡♡」
パンパンパン!! と、力強いストロークで何度も突き上げられながら、エリィは可愛らしい声をあげて絶頂。同時にアレックス様も彼女のナカへ子種を授けた。
ズルッ、と引き抜かれるとナカから溢れ出た精液がボタボタと床へ落ちていく。
もったいないなーとか思ったけど、それよりもアレックス様はアヘ顔のエリィをベッドへ降ろすや、今度は私といつの間にか裸になっていたミランダを抱き寄せたのだ。
アレックス様だけ服を着ているのは、何故だろうか。
「おいこら、なんで服を着てるんだ。私とミランダは裸なんだぞ。場違いにも程がある」
「流石に裸で歩いてくる訳にもいかないだろう。エルシアは既に脱いでたし、ミランダは自分から脱ぎ始めていた。そっちはもうヤル気満々なんだろう?」
「当然ですわ、アレックス様。いつまでもお預けされていると、私は他の男のところにいってしまいそうですわ」
「えっ、ミランダ!?」
とんでもないビッチ発言に驚く。ガチっぽくてドン引きなんだけど。
アレックス様は笑ってるし……挑発と受け取ったんだろうか。
「もし、他の男の上で腰を振ってたら俺はそいつから奪い返してやるよ」
「あら、その時はきっと気を失っても可愛がっていただけそうですわ」
「えぇっ、いいの? 冗談だよね、ミランダ」
「勿論ですわ。私は他の男に体を赦すなんて死んでもゴメンですわ」
「そうだよね」
女って恐ろしいや。平然と男の前で寝取られる発言してんだから。それを冗談にして流そうとするとか怖い。
一瞬だけ嫌な過去の人物が脳裏を過り、ちょっと憂鬱になる。でも、アレックス様は躊躇なく寝取り返す発言をするもんだから、私もさすがに驚く。
私が言えた義理じゃないけど、男なら惚れた女を取り返す気概くらい持って欲しい。まあ、そもそも不倫とか浮気するのがいけないのは解ってる。
でも、それでもと思うんだ。他の女に逃げないで立ち向かってきてほしいって思う。どんな結果になってもいい。破滅させられたって殺されたって構わない。それだけの苦痛を与えたんだから。
そう考えていたら、アレックス様が私を見下ろしていることに気づいた。
「な、なによ?」
「お前はどうなんだ? 他の男の上で腰を振るか?」
私はそっぽを向いた。
「やめてよ。私はもう貴方以外の男の人とセックスしたくない。貴方以外の男のチンポで感じたくない」
「カイルはいいのか?」
私がまだカイルのことを引き摺っていると思っているのだろうか。いや、そもそもカイルという男の味を知っているのが気に食わないのだろう。どこまでも付き纏ってくるんだな、あれだけ酷いこと言ってリリアに逃げた男は。
「やめてよ。私はもうアレックス様がいい。カイルのことを思い出させないで。お願いだから」
「じゃあ、もう思い出せないくらい今日は犯してやるよ」
アレックス様にキスをされる。
ぽわぽわしてきたが、私はある1つのことを言わないといけない。
「今日からは避妊魔法使いませんから」
「妊娠してもいいのか?」
「構わない。アレックス様が妊娠させて。その代わり約束して」
「なんだ?」
「子供なら望むだけ産みます。たくさんセックスします。性処理でもどんなことでもします。だから、私とミランダとエリィ以外の女を囲わないでください」
これは私のワガママだ。女好きなアレックス様には酷かもしれない。
「随分と束縛したがるんだな」
「私は嫉妬深くて弱い女なの。だから、お願いします。私達だけで妥協していただけますか?」
「言うまでもないだろう」
私はベッドに押し倒され、アレックス様が股を開いた私の割れ目にチンポを当てる。
「お前たち以上の女はいないから、他の女なんか目じゃない」
「……うん、よかった」
でも、挿入はまだ待ってほしい。
子宮がキュンキュン疼いて早く挿れてほしい気持ちはあるけれど、今日は私たちから奉仕したい。
「アレックス様、ただチンポ突っ込んでズコバコするだけがセックスじゃありませんよ」
「なら、どうするんだ?」
「ベッドに横になっていただけますか?」
「わかった」
横になってもらったアレックス様の立派なチンポに顔を近づける。
「エルシア様、私もやりますわ」
ミランダも参戦し、二人で奉仕することになった。
「改めて見ると大きいよね。ミランダ、私たちってこれくらい大きいもので練習しておけばよかったね」
「二人でよく練習しましたわね。確か、最初は筋をねっとりと舐め始めるところからスタートするのでしたわね」
「今は二人でするから、交互にやるのもいいかも。刺激を与え続けてあげましょう。休ませる隙は与えては駄目だよ」
「わかりましたわ」
ペロペロとオスの臭い溢れるチンポを休むことなく、キャンディか何かを舐めてるような気分で私たちは奉仕する。
勝手に蜜が垂れてこようとして、足をキツく閉じたものの、この興奮だけは止まらない。
時折、ビクッと反応するチンポが可愛く思え、これが女の体を散々泣かせてきた極悪人なのか疑わしく思える。
やがて我慢できなくなったのか、ミランダがチンポを咥え込んだ。
「あっ! ズルい!」
「早い者勝ちですわ!」
「うぅ……じゃあ、私は胸でするから!」
オッパイでチンポを挟むと、やはり収まらなくてハミ出てしまう。
「ぐっ……うぅっ……」
「ミランダ、ミランダ。おチンポがビクっていったよ。興奮してくれてるんだよ」
「私もオッパイでしますわ!」
ミランダのふわふわなオッパイに押し切られ、私のオッパイに挟まれてたチンポが奪われる。
くっ、負けるものか。すぐに奪い返して奉仕したが、ミランダが自らの方へチンポを移動させる。
「アレックス様は私のふわふわで柔らかなオッパイが好みですわ。エルシア様は弾力性がありすぎます」
「それがいいんじゃない! 言っておくけど、オッパイに貴賤はない! 胸が小さかろうが大きかろうが、皆違って皆イイの!」
「さすがエルシア様! でも、アレックス様はどうなんでしょう?」
「むむっ、確かに」
私とミランダはオッパイでチンポを挟みながら、アレックス様へ尋ねる。
ジッと見られながらも、余裕の表情を崩さないアレックス様は笑って答える。
「俺はどっちも好きだ」
うわ、スゴいクズ発言だ。でも、何故かアレックス様だからという理由だけで許せてしまう。
でも、譲れないものがある。
「私かミランダ、どっちのオッパイがいいか教えて」
「それはどっちもイイから、答えられないな」
「なんてコト! ミランダ、勝負よ! 私とミランダ、どっちのオッパイがイイか優劣を決めましょう!」
「乗りましたわ! 私、負けませんわ!」
「弟子が超えられないから師匠なのよ!」
私とミランダが胸でアレックス様のモノを挟むまではいいが、二人の胸が互いに押し潰し合ってムニュゥッといやらしく潰れ、逸物へ刺激を与える。
そそり立つ立派な奴は、私たちの大きな胸でも埋もれることなく存在感を強く発揮させ、メスに奉仕させることを促してくる。
上下に擦りながらも、私たちは口喧嘩をやめない。
「んあっ……どうかしら。ムチムチなオッパイの方が強い……ふぁっ……のよ♡」
「んふ♡エルシア様、柔らかくて沈み込むようなオッパイがイイに決まってますわ……あぁっ……♡」
お互いが上下に動かすから、乳首が擦れ合い、勝手にエロい声が漏れ出てしまう。
今更だけど、こういう恥ずかしい戦いをアレックス様はニヤニヤしながら見てるんだよね。うわ、今更ながら恥ずかしくなってきた。
「ミ、ミランダ! 少し待っ……ああん! いやぁっ!」
アソコが誰かに舐められてる! アレックス様じゃない。メイドの仕業か!
「エリィ……待って待って! ミランダと勝負中なの! おマンコ感じさせられたら、オッパイで奉仕できなくなっちゃう!」
「お嬢様、もっと感じていいのですよ?」
「よくな……あぁっ! ダメぇ! 感じすぎちゃうからダメだってぇっ♡」
胸はミランダが自身の胸を激しく上下させるから擦れて敏感になり、アソコはエリィにイジメられている同時に責められている状況だ。
アレックス様もカイルもそんな事してこなかった。同時責めなんて逃げ場のない行為は、私はどっちの快楽に耐えればいいのか混乱してどっちの快楽にも翻弄される。
「待って、お願いだから待って! アレックス様に奉仕してるのに……このままじゃ、またイク! イクのォ!」
既に私は奉仕するのも止めてしまい、ただ与えられた快楽に喘ぐメスと化す。
既に1回イッて、更にその前まで徹底的に犯された私の体は心を許した相手から与えられる快感に弱くて、またすぐに絶頂の波が襲いくる。
「どうした、手が止まってるぞ?」
その波が来る直前、アレックス様に声を掛けられて何とか耐え忍んで私はこの肉棒への奉仕を再開させる。
「まだイカされないんだから!」
「ふふっ、それはどうで──―ああん! アレックス様、そこはまだ早いですわぁ♡」
ちょうどノッてきてお尻をアレックス様に向けていたミランダは、彼にお尻の中に指を突っ込まれる。
「ひぃっ、ひぃぃぃっ!! おひり……おひりよわいんれすのォォォッ♡すぐにイカされちゃうのォォォ!!!」
さっきまで笑みを浮かべて余裕そうな顔は消え去り、淫らに喘ぐメスの顔となったミランダは激しくイキまくっていた。
私も私でさっき耐えてた分、更に深い絶頂の波が襲いかかってこようとしてた。
「まってスゴいのキちゃう! アレックス様をイカせてからイクから♡ まだ耐えさせて♡♡」
ミランダはお尻をほじられ、潮を吹きながら絶頂しており手伝うのは無理だろう。
私が我慢して何とかしなくちゃ。まだイクのは駄目だ。
でも、そろそろ我慢できない。イキたくてイキたくてしょうがないのに、どうしてもアレックス様を射精するまではと何とか自分を奮い立たせる。
やがて、アレックス様のチンポが限界が近いのか震える。
「早く出してっ♡ビュルビュルッて出してっ♡♡私もイクからぁっ♡♡♡」
「出すぞ」
「キャァァァッ♡イグぅーッ♡♡」
「わらひ、も♡尻穴ほじほじされてイグぅーッ♡♡♡」
マグマのような灼熱を顔にかけられながら、私とミランダは同時に絶頂して天に上るくらい勢いよく潮吹きした。
絶頂の余韻が収まり、顔にかかった精液を拭かれた後、いつの間にかメイド服を着ていたエリィは退室し、残った私とミランダはベッドの上で仲良くアレックス様にお尻を向けさせられていた。尻並べというヤツだったかな。
熱い視線が向けられている。トロトロのアソコを見られている。
ついつい逃れたくて腰を揺らしてしまい、それはアレックス様を誘うかのようにいやらしく振っているようにも窺えてしまう。
「なんだ、もう我慢できないのか?」
「うぅー、挿れるなら早く挿れて」
「アレックス様ぁ……私も早くぅ……♡」
ミランダも我慢できないのか。
今の私たちは極上のエサを前にして待てをされてる犬のような状態だ。あんまり待たされると狼に変身してしまうかもしれない。
挿れる前にアレックス様が確認をとる。
「二人共、避妊魔法はもう使わないんだな?」
「もちろんよ。アレックス様、私を孕ませてください」
「私もですわ。エルシア様と一緒に孕ませてください」
「じゃあ、二人の好きな体位でしてやるよ」
アレックス様は先に私の腰を掴んでグルンッと回し、仰向けにさせて腰を持ち上げ──―マングリ返しにさせるや自らの大きなチンポを入り口へ当てる。
「先ずはエルから孕ませてやる」
「はい♡来てください、アレックス様♡」
ズニュウッ!!
「ひあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
一気に最奥まで貫いた熱棒は、落ち着く間もなく激しく何度も子宮口をノックし始める。
「ぐっ、うぅ……凄まじいな。妊娠するって言っていたた途端にこれかよ……!」
「ああっ! んああぁっ! アレックス様のチンポスキぃ! 何度もイッてる! チンポでマンコ突かれてイッてるのォォォ!!!」
開始から数秒で陥落した私は腰を上げて、アレックス様の腰に足を回して腕を首に回して抱きつく。
肉と肉がぶつかり合い、ナカへ侵入した極太の怪物が女を屈服させメスへと成り下がらせる。
避妊魔法を使ってないから、いつもとは違った感覚だ。絶対に妊娠するって解ってるから、体がいつもとは違うのだ。
そうだ、これは孕みたがってるんだ。このオスに魅了されきってしまって堕ちた体が、ついに目の前のオスの子供を孕んでもいいって許可が出たから、歓喜していつもより更に締めつけて早く精液を出して孕ませてほしくて吸い付いているのだ。
「エルシア様、スゴくエロいですわ……」
ミランダが呆然と呟き、私の痴態をオカズに自らのアソコに手を這わせる。
それも興奮材料になって私は何度目かになる絶頂をして、アソコから白濁とした粘っこい液を溢れさせる。
キモチよくて、キモチ良過ぎて頭がおかしくなりそう。
「オ゛ッオ゛ッオ゛ッ♡オマンコイイ!! 早くハラませてぇぇぇーッ♡♡♡」
「お前は誰のチンポで孕みたいんだ?」
「アレックス様っ♡アレックス様ですぅっ♡アレックス様のおチンポに負けちゃったメスマンコはアレックス様の精液で孕みますぅ♡孕ませて、アレックス様ぁ♡♡♡」
「ああ、孕めよ!」
ラストスパートとばかりに私とアレックス様は示し合わせたかのように唇を重ね、彼は無我夢中で目の前のメスを孕ませようと腰の動きを速める。
本当に孕むんだ。本気で孕ませるピストンだ。今まで加減されてたんじゃないかってくらい激しい。これは避妊したって絶対に孕んじゃうものだ!
「出すぞ、エル!」
「あああっ!! イクッ! アレックス様ので孕みながらイクのォォォー♡♡♡」
熱い熱い肉棒の先から、灼熱の液がドクドクと子宮へ直接注がれていく。
子宮のナカが尋常じゃない量の精液で満たされ、タプタプとお腹の中をプールする。
スゴい量が出たような感じがする。尋常じゃない量の射精がされ、ポッコリと下腹が膨らんでいる。
「あぁん♡」
チンポがズルッと引き抜かれ、同時に受け止めきれなかった精液がアソコから流れ出る。
「ミランダ、ちょっと休ませてぇ♡」
「エルシア様、お疲れ様でした♡次は私ですね♡」
ミランダと唇を重ね合わせた後、私は意識を落とした。
◇◆◇◆◇◆
後日談だが、この一件で私とミランダ、エリィは無事にアレックス様の精液で孕んだ。
帝国の皇室に迎えられ、私たちは無事に出産。ミランダの子供は後継者となり、私の子供は実家を継ぐことになるのだが、故郷の王国を与えられることになりそうだ。エリィの子供は女の子で、それなりの家に嫁ぐことになりそうである。
帝国の支配は盤石だ。それは私たちが出産する頃に王国のカイルを中心とした同盟3国が起こした反乱がたった1日で蹴散らされたのが如実に示すように、そもそも私たちが抗うことは不可能だったのだ。
でも、今になって思うことは。
「母上?」
「なぁに?」
可愛いショタな息子が見上げてくる。
「どうして泣いてるの?」
「ええと……」
涙、流れていた。どうしてだっけ。胸が苦しい。何かを後悔している。
でも、
「解らないかな。間違ってないハズなのにどうしてだろうね」
「うーん、難しすぎてわかんないや」
「うん。そうだよね」
私は今、皇室にはいない。
祖国へ息子と一緒に来て、この国を治めるため後継となる息子へ教育している。
アレックス様がたまに来ては抱かれ、ミランダやエリィも来るしその子供たちも来て寂しくない。
寂しくないハズだ。愛する人がいて友人もいる。なのに、どうしてだろう。
頭を振って思考を振り払い、私は息子へ提案する。
「そうだ。お母さんと約束しましょう」
「なんの?」
「好きな娘ができたら、何があってもその娘を信じてあげて奪われそうになっても奪い返して一緒にいてあげるって約束をお母さんとしましょう」
「好きな娘? じゃあ、僕はお母さんが好きだから、お母さんがもし奪われそうになっても取り返して一緒にいるって約束する!」
ぐはっ、なんて天使なんだ。尊くて死ねる。
でも、好きな人が母親とな。まあ、私の美貌は衰え知らずだから、恐らく40に近くなっても若々しいだろう。でも、近親相姦はマズいよね。
いや、一過性のものだろう。
「うん、約束よ」
私は笑顔で約束するのだった。
これにて番外編は完結いたします。
随時、本編も書き上げて完結させていきますのでよろしくお願いします。
最後にこの番外編を読んでくださってありがとうございました。