クリムヴェールの番外レビュー サキュバスタワー ~嬢限定スペシャルコース~ 作:tanu3
原作:異種族レビュアーズ
タグ:R-18 残酷な描写 異種族レビュアーズ クリムヴェール
原作とアニメ版と小説版の設定が混在しています。
ほんの少しですが独自解釈が含まれますのでご注意を。
あと、嬢がオリジナルなのでそこもご注意をば。
タグ付けるとネタバレになるのでプレイ内容は必須タグのみの内容にしています。
ガチガチの残酷描写というわけではないのですが人は選ぶので一応残酷な描写タグを入れました。
※Pixivとマルチ投稿しています
「クリムくーん、ちょっといいスかー?」
「はーい、何でしょう?」
お昼のお客様ラッシュがひと段落して注文が途切れた隙間に食酒亭のキッチンでお皿洗いをしていたら、ややまばらになったホールから聞き覚えのある声がボクを呼びました。
「実はッスね、お仕事をお願いしたくてでスね」
「ボクにですか?」
声の主は常連の狐獣人さんでした。普段はオーガさんとドワーフさんとリザードマンさんでつるんで僕たちのレビューの感想を述べたりしていらっしゃるんですが、今日はお一人みたいです。……実は、この人の名前を知らないんですけれど。
「大丈夫ッスよ。レビューのお仕事ッスから。サキュバスタワーのレビューは前にしてたッスよね?今回はこの名刺の嬢を指名してスペシャルコースを受けてきてレビューして欲しいんスよ」
「は、はぁ……」
荒事ではないようで一安心は一安心です。いくら属性無効だからと言って鉱山のお仕事は怖かったですし、廃都の朽ち木では何度も死ぬような目に遭いましたから。
「でも、なんでボクなんですか?スタンクさんとかゼルさんじゃダメなんです?」
「え、えっとスね。そのー」
狐獣人さんはちょっと口ごもって目を逸らします。ちょっと怪しい。と、思ったらさっと耳元に口を寄せられました。
「その、このコースは受け身な人の方が向いてるんスよ。自分もそんで体験したことがあるんで」
「あっはい……」
公衆の面前で大声でする話じゃないから口ごもっただけでした。確かに、メイドリーさんに聞かれたら怒られそうですし。
「代金は自分が出すんで、受けて気に入ったらレビュー書いて欲しいっス。その時は写しの利益の2割は自分に回して欲しいッス」
「そ、そんなに少なくて良いんですか?」
「良いス。今回はお試しでスし、あまりぼったくったらカンチャルさんに知れたら怖いスから」
それは確かに。カンチャルさんはがめつ……もとい、金銭面にはシビアな側面がありますし。ボクからしてもサキュバス店に無料で行けるのならばそれでいいかなって堕落した思考がよぎりました。サキュバスタワーというのが少し怖いですが、それでもスペシャルコースだと聞くとどんなものだろうかと期待しちゃったりしてる自分がいて……
「わかりました。どうスペシャルなんですか?」
「それは体験してみてからのお楽しみッス。あ、あとレビューでもネタばらしは勘弁してくださいッス。飛び込みだと留守だったり接客中だったりするかもなんで受付で予約した方が良いッス」
名刺に加えて紹介状みたいなものまで渡されました。紹介状ってことはボクは行けてない悪魔の穴みたいなちょっと高級な対応になったり……?期待と不安で胸がどきどきしてスパッツの下ももぞもぞと……いけないいけない。
サキュ街の中央部にまるで城砦のように聳え立つサキュバスタワー。二度目とは言え緊張します。しかも、今日は行くだけ行って予約して後日に改めて三度目という流れですが、予約するだけでも囲まれたらどうしようとか期待や不安がないまぜになってきます。
道中でサキュバスに搾り尽くされたとおぼしき足取りの人たちと何度かすれ違い、ああ、ボクも今からそうなるのか、って思うとまたスパッツの下が猛って不自然な姿勢で飛ぶことになってしまいました。
「ご指名でご予約ですか。紹介状と……あ、ヒプノスちゃんですね。成程成程。少々お待ちくださいませ」
舌なめずりをして魔法陣に受付さんは消えました。もう、声とモーションだけでもドキっとしてしまいます。純粋サキュバスは全てが男を誘うようにできている、とスタンクさんは言っていましたがやっとその意味が理解できたような気がします。
「お待たせいたしました。直近でしたら明後日の午前が空いておりますが」
「じ、じゃあそれでお願いします」
あっさり予約が取れてしまいました。取り囲まれなくて少し残念……じゃなくて、意外!意外だったので拍子抜けって感じはします。囲まれたかったわけじゃないですよ。ほんとですって!
「その……前は……お、おっぱいで囲まれたんですけど……予約だと流石にしないんですね……?」
「個人指名はサキュバスにとってかなり嬉しいものですからね。それを横取りするのは仁義に反するので絶対にやりません」
なるほど。また一つ賢くなりました。と、脳内でリザードマンさんが勝手に納得しています。魔族さんの性質もそうですが、こういったところで知見を得られるのが意外で新鮮だったりします。
「では、明後日よろしくお願いいたします。どうぞ、めいっぱい楽しんでくださいませ」
「はい、こちらこそ……」
サキュバス店は何度も行っているボクですが、予約して後日……という流れなのは初めてなのでサキュバスタワーを後にしてもドキドキが止まりません。とりあえず、当日まではあまり考えないようにしないと、仕事中に前かがみになったらメイドリーさんに怒られるだけならまだしも、スタンクさんたちに見られた日にはどれだけ玩具にされることか……。
予約までの2日間は矢のように過ぎました。幸い仕事に支障が出ることはありませんでした。一、二回ちょっとヒヤリとすることはありましたが。スタンクさんたちも遠く離れた店に行っていたおかげでからかわれることなく平和でしたし……。
そんなわけで、お休みをいただいてボクは一人サキュバスタワーへの道のりを三度歩んで……いえ、飛んでいます。メイドリーさんには不機嫌な対応をされましたが、女将さんは仕事だから仕方ないと笑顔で送り出してくれました。そう、これは仕事、仕事なんです!
「いらっしゃいませクリムヴェール様。お待ちしておりました」
「はぁーい、よろしくねぇー」
ボクが入店した途端に受付さんの横に魔法陣が浮かんでその中からサキュ嬢さんが現れました。髪型が以前にお相手してもらったマヨスペルさんに似ているのは変化の術で合わせてくれているのでしょうか。おっぱいも同じぐらい大きくて、後は……スペシャルコースがどのようなものか、です。
「クリムヴェール君だっけ?どう呼んだらいいかしらぁ?」
「あ……クリムでお願いします」
「ではごゆっくりお楽しみくださいませ」
ヒプノスさんに腕を組まれてボクは胸をドキドキさせたまま魔方陣をくぐりました。
「クリム君、ドキドキしてるかしらぁ?」
「は、はいっ!」
ヒプノスさんの部屋はベッドとお風呂の他に壁際の大きなソファーが目を引きます。サキュバスタワーは自室も兼ねてるから自分用なんでしょうか。
「お風呂、もう少しでお湯貯まるからそれから脱ぎましょうねぇー」
「ち、近いです……」
すすっとにじり寄ってヒプノスさんがしなだれかかってきます。腕と胸に柔らかい感触が広がって、それだけで大きくなってしまってスパッツの中が痛いです。
「その、スペシャルコースって言うのは……?」
「それはもっと後でやるからそれまでお預けよぉ。ホントはねぇ、一度してから『あ、この人ならいけるかな?』って人におススメしてるんだけど、紹介状もあったしレビューを読んでいけるかな、って思ったから特別よぉ」
ボクたちのレビューの知名度に少し驚きです。スタンクさんが女性受けするからとボクを誘うのが納得できたかも知れません。
「さ、お風呂入ったわよぉ。脱ぎ脱ぎしましょうねぇ」
ヒプノスさんがボクの服を一瞬で剥ぎ取ります。上は一枚だけなのですぐに脱げるんですが、問題は……
「あらおっきい」
「あうぅ……」
ヒプノスさんのおっぱいの柔らかい感触と鼻腔をくすぐる匂いにすっかり大きくなったモノが引っかかったスパッツで……
「さぁ、お風呂どうぞぉ。お先に失礼するわねぇ」
ヒプノスさんは先にお風呂に入って腕を広げてボクを迎えます。ボクは羽根が邪魔になるので、サキュ嬢さんとお風呂に入る時は後から入って抱きつくことになります。
「はぁい、捕まえたぁ。ん……ちゅ……」
「ん……」
お風呂に入った瞬間にぎゅっと抱きしめられ、ヒプノスさんの柔らかな感触と体温を感じた次の刹那には唇を奪われました。サキュバスのボクより少し長い舌が縦横無尽に口内を蹂躙して、それだけで腰が浮きそうになってしまいますが、しっかり捕まっていてそれもかないません。
「あらぁ?もうイっちゃいそうなの?じゃあちょっと移動しましょうねぇ」
「あ、あうぅ……」
限界が近いのが見透かされて唇が離れます。ボクとヒプノスさんの間に唾液の橋が架かるのをぼうっと見ていたら湯船の端っこに移動させられました。ここは段差になっていて、上の段に座ると羽根が後ろの空間に収まるので、ボクでも羽根を気にしなくて良くなります。それに……
「じゃあ、いただきまぁす」
「ひゃんっ!?」
ヒプノスさんはボクの股間に顔を寄せ、しゃぶりつきます。そう、この体勢だと股間が水面より上に来るのでお風呂に入ったまま口でしちゃえるんです。
「ちゅ……じゅる……ずーり、ずーり」
「ひゃふぅ、だ、だめぇ……」
口だけじゃなくてもっちりしたおっぱいで根元までロックされた上に先端を執拗に舌で舐られます。上半分は粘膜の柔らかい感触が敏感な部分を責め、下半分はもちもちの重量感のある巨乳でしごかれ……
「でちゃう!出ますぅ!!」
「あはぁ、良いわよぉ」
我慢できずに一発目をお口に出してしまいました。出しながら、前にここでお相手してもらったマヨスペルさんはお風呂は一緒に入るだけだったな、とどこか冷静な回想が浮かびます。一回出したからでしょうか。
「ん……ぷはぁ」
サイズだけではなくて量も多い……色んなサキュ嬢さんにも、それどころか思い出したくない事情でスタンクさんたちにも言われているボクの精液を零さずにヒプノスさんは全部口に収めて見せつけるように口を大きく開けました。そして、
「ん、んぅ、んっ……」
口から溢れそうなそれを少しずつ飲み下します。それだけじゃなくて、そのままヒプノスさんはボクの顔を優しく抱き寄せました。
こくん、こく、ごく……
ボクの耳がヒプノスさんの喉に当たって、白濁を嚥下する音が妙に大きく聞こえて、出したばかりなのにまたむくむくと股間が上を向いてきます。
「ぷはぁ、ごちそうさまぁ」
ぺろりと舌で唇を拭う姿もまたなまめかしくて目がそらせなくなってしまいます。
「さぁ、身体を拭いてベッドに行きましょうかぁ」
「は、はい」
出だしからこれなら、スペシャルコースってどれだけ凄いんでしょうか……。期待と不安を胸に抱いてボクはタオルを受け取り浴槽を後にしました。
「クリム君は、やっぱり動くよりも動かれる方が好きなのかしらぁ?」
「え、まぁ、その……」
「じゃあ、長丁場になるし、最初はクリム君が動いてみない?嫌ならいいけどぉ」
そう言われると少し悩みます。いつも受け身なのは動くのが苦手というのもありますが、皆さんにからかわれるこの大きいおちんちんで好き放題動いて本当に大丈夫なのか、という意識が前面に出てしまって純粋に楽しめないのが一つ、そして、慣れていない自分の動きで本当に気持ちよくなって貰えているのかという不安がもう一つ、です。エルザさんに諭されて大丈夫だと頭ではわかっているんですがこれだけはどうにも難しいところです。いけたかな、と思ったらドワーフさんに駄目だしされたりしてまた一歩後退したり……。
「それじゃあ……お言葉に甘えて良いですか?」
「良いわよぉ。サキュバスだから、クリム君のでも奥まで入っちゃうからぁ、遠慮しないでねぇ」
それでも、ボクだって前に進む意志を捨てたくないんです。だから、今日は動いてみることにしました。まぁ、どうせ後からは好き放題搾られることになるだろうし、って諦めもありましたけどね。
「じゃあ……行きますよ……んん……っ」
「あはぁっ!」
先端がちょっと触れるだけで声が漏れてしまいます。サキュバスさんだからか、入り口だけでもしゃぶりついてくるような感触がして……。思い切って腰に力を籠めて一気に奥まで突っ込みます。
「んっっ、おっきぃ!イイわぁっ!」
「んっ、んんっ……!絡みついて……っ!」
ヒプノスさんの膣内はうねるように絡みついてきてボクのおちんちんから精液を引きずり出そうとしてきます。ゼルさんが以前に言っていた「マジホで若いころにやりすぎるとサキュバス以外でイけなくなる」という言葉が今ではよくわかります。一度出していなければ最初に奥まで辿り着けたかどうか……。必死で腰を前後させてるので精一杯でヒプノスさんが気持ちいいかどうか斟酌する余裕が消し飛んでしまいます。
「駄目っ!もう、もう出ちゃうぅっ!」
「あはぁ、私も、イくから……いいわよぉ、一緒に……」
限界が来た、と思った瞬間にヒプノスさんの膣肉が一際きつく収縮します。その刺激にたまらず腰を引こうとしたらヒプノスさんの両脚ががっちりと腰をホールドして、逆に最奥まで無理矢理迎え入れられてしまいました。
「だーめ、逃がさないわぁ。んっ……一番奥にちょうだいぃ……」
「あっ、ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
縦横無尽に竿を膣内でこねくり回され、先端の部分はぱっくりとくわえられた感触に目の前が白くフラッシュします。サキュバスは内部も自在に動かせるそうで、以前もここで味わったことがありますが、他の店にも何度も行ったせいかそれを忘れていて不意打ち気味に受けた刺激に、もう何もわからずどくどくとヒプノスさんの中に無遠慮に注ぎ込んでしまいます。しかも出ているのにまだ膣内はボクの竿をしごき上げ、あるだけ全部搾り取ろうとしてきて、声がまた出てしまいます。
「あは、美味しいわぁ。クリム君、美味しいぃ」
どく、どく、どく、と精液が搾り出されて行きます。ひょっとしたら今までのサキュバス店のプレイの中で一番出たかも知れません。それぐらい容赦のない搾精でした。
ずるり、と少し柔らかくなったモノが魔性の蜜壺から脱出します。ヒプノスさんは肩で息をしながらボクに嫣然と微笑みかけました。
「クリム君が、こんなに出すからぁ……ねえ、見てぇ……」
ひくひくと蠢く割れ目からボクの出した白濁が溢れて零れたのが見えます。自分がこれだけ出してサキュ嬢さんを汚してしまった証は、すごくエッチに感じるので好き……と言ったら間違いなくスタンクさんたちにからかわれるんでしょうね。間違いなく同意は貰えるでしょうけど。
ですが、次の瞬間にボクの目を疑う事態が起こりました。
「溢れて来ちゃ……わないのよぉ、うふふ」
「ええええええええっ!?」
零れてシーツに垂れようとしていた白濁が一瞬でちゅるん、と。本当にちゅるん、とヒプノスさんの膣内に吸い込まれてしまいました。何というか、麺料理ってあるじゃないですか。それが口の端からはみ出たのをすするぐらいに気軽に、ちゅるん、と。サキュバスの膣内が自由自在に動くにしても初めて見た光景に目が離せません。いや、この時点で心も囚われてしまっていたのでしょうか。
「ほぉら、クリム君、こっちいらっしゃい」
「は、はい……」
ふらふらと魅了されたように倒れ込むボクをヒプノスさんは優しく抱きしめ、下腹部にボクの耳を当てました。きゅ……ぷち……と、かすかに音が聞こえます。
「聞こえるかしらぁ?クリム君の出した精液が、私に食べられちゃってる音よぉ」
「…………」
「まだ見ぬ卵子を求めて、クリム君の子供になろうと頑張って飛び出して行った精子が、ぜぇんぶサキュバスのお腹の中でどろどろにとろけて栄養分になっちゃってるの。でもねぇ、かわいそうに思うことなんてないのよぉ」
「…………」
「だって、サキュバスのお腹の中でどろどろにとろけるのってすっごい気持ちいいんだから。クリム君の精子も今は子供になることなんて忘れてきもちよーく、とろり、とろーり、蕩けて行ってるんだからぁ、うふふ」
「そ、そんな……」
そんなことが、どうしてわかるんですか、と聞こうとしても最後まで言葉が継げませんでした。ヒプノスさんの妖しい微笑みと、子宮から聞こえる音が何よりもその証明に思えてしまっていました。
「ほーら、大きくなってきたぁ。今日はクリム君の女の子の部分はお休み。私にたーっぷり、美味しいご飯を、ご馳走してちょうだいねぇ」
「あ、あう……」
むくむくと大きくなってきたのを見逃さずにヒプノスさんはボクに覆いかぶさり、竿をがっちりと握ります。そして、またボクの白濁を呑み込んだ魔壺がわななきながら降りてきて……
「ああああああああああっ!」
「んふぅ、一口で食べちゃったぁっ」
ずぶり、と根本まで呑み込まれてボクはただただ快楽に悶えるしかできませんでした。そうして、呵責ない搾精が始まりました。
何回出したかは覚えてません。言えるのは前回と変わらないペースで搾られ続けたということでしょうか。あと、ヒプノスさんは合間合間に密着してボクに「美味しい」とか「ご馳走様」とか囁いてくるので、純粋サキュ嬢さんの行為が本当に栄養補給なんだと実感させられます。でも、それが嫌じゃなくて、美味しいと言われたら少し嬉しくなってまた大きくなったりして……。
「はぁ……はぁ……もう、出ないぃぃ……」
「んー、じゃあ、ちょっと食休みしましょうかぁ」
もう限界というぐらい搾られて息も絶え絶えのボクを抱き寄せてヒプノスさんは膝枕の体勢を取ります。でも膝枕ということは、耳がまたお腹に近づいて、ボクの精液が食べられる音を聞かされることになっちゃいます。それだけで空っぽにされたはずなのに下腹部が熱を少し取り戻したような気がします。
「あはぁ、今ぴくってしたぁ」
「はぅぅ……」
「じゃあ、お待ちかねのスペシャルコース、イっちゃおうかしらぁ?」
ぺろりと舌なめずりをして、ヒプノスさんは淫靡に微笑みます。搾り尽くされて後は魔力で出涸らしを……というところからのスペシャルコースって一体どんな目に遭わされるのか、期待よりも不安が先立ちます。でも、お仕事ですしボクだって退けません。
「よっこい……しょっと。さぁ、これで座れるかしらぁ?」
「あ、これなら羽根を上に向けたらなんとか……」
壁際のソファーをヒプノスさんは少し移動させてボクを手招きします。プライベート用のソファーだと思っていたので少し意外でした。でも、よく見たらつやつやした耐水性のありそうな素材でできていて、これなら濡れても大丈夫そうです。羽根の位置を調整してソファーに腰を下ろします。
「じゃ、乗っかるわねぇ」
「は、はい……」
ヒプノスさんがボクの上に座り込みます。挿入はしていませんが、ヒプノスさんのお腹の感触がやけに生々しく感じられます。
「ん、ちゅ……」
「むぐっ……!」
おもむろに唇を奪われます。口の中を探りまわる舌の音が妙に耳に響き渡り、少しずつ頭がぼーっとしてきます。そこに、何かが流し込まれ……
「あは、おっきくなったねぇ。クリム君、おかわり貰うわよぉ。いただきまぁす」
「はうぅぅぅ……」
また、一気に腰が落とされます。ベッドの上と違って、座りながらだと密着感が半端なくって柔らかい感触がボクの胸の上を駆け回ります。
「うふふ、じゅっぽ、じゅっぽ、クリム君の精子、私に食べられるためにいっぱい出してねぇ」
「ふわぁぁぁぁっ!?」
密着してのおっぱいの感触に加えて耳元での嗜虐的な囁きが追撃をかけます。一番奥がボクの先端をくわえてもぐもぐと咀嚼するような感触とともに、復活後の精液がヒプノスさんの子宮に食べられていきます。
「あは、やっぱり美味しいわねぇ。クリム君、美味しいわよぉ。美味しいからもっとちょうだいねぇ」
「やだ、今は、もう、無理ぃぃぃぃぃぃ!」
「ダーメ」
出ている最中なのにヒプノスさんの腰は止まりません。上下の動きに加えて膣そのもののわななきが竿を刺激して、まるで蛇口のようにびゅーびゅー出てしまいます。
「あは、いっぱい出して良いわよぉ。一滴残さずちゅるんと吸い上げて、子宮でとろっとろにとろかして……おいしーくいただいてあげるから」
「やぁぁぁ、食べないでぇ……」
「ホントに嫌なのぉ?」
耳元での甘い囁きが脳を犯します。その間もずっとヒプノスさんは腰を打ち付けて無理矢理ボクのモノを復活させます。射精直後の敏感な状態には刺激が強すぎて逃げたくなるのですが、がっちりと両腕とおっぱいでホールドされていて抵抗がまったくできません。
「ねえ、クリム君、嫌って言って……本当は、食べられるの、嬉しいんじゃないかしらぁ?」
「え……?」
耳元で、囁くように。
「サキュバスに食べられて、お腹の中でとろっとろに溶かされて……私に出した精子たちと同じようになりたい……違うかしらぁ?」
「…………」
否定の言葉がすぐには出ませんでした。
「クリム君に魔法をかけてあげる。クリム君は、今から射精したらぁ、全身が少しずつ精液になっちゃってぇ、私に食べられちゃうのぉ。一回で、お腹の中がとろっとろに溶けちゃってぇ、二回目で、骨も筋肉も溶けちゃってぇ、三回目で……ぜぇんぶ、蕩けたクリム君は私のお腹の中に入っちゃってぇ……それから今まで出した精子ちゃんと同じように私の胎内できもちよーくとろけて、食べられちゃうのぉ」
「そ、そんなこと……」
そんなこと、あるはずがない。だって、天使は闇と物理以外はあらゆるデバフが効かないから。でも
「そんなこと、あるはずない?でも、さっきの精力を回復させる魔力はきっちり効いてるわよぉ?天使でも、自分にとって利益になる魔法は受け入れちゃうんじゃないかしらぁ」
利益、なんて。それが利益だと言うのなら
「だから、クリム君が、本当は食べられたくないんなら、魔法は不発。残念でした。でも、効くのであれば……クリム君は私に食べられたい、食べられてとろっとろにとろかされてじゅるじゅると吸収されることが利益になっちゃうって認めちゃってるってことよねぇ」
ヒプノスさんの声が耳を通して頭に響き渡ります。その間も腰は止まらず……
びゅるびゅるびゅるっ!!
「あはぁ、一回目ぇ。お腹の中がとろっとろに蕩けちゃったのかもぉ。でも、今から私のナカでどろっどろになるんなら内臓とかは要らないから良いわよねぇ……。はぁ、美味しいぃ。クリム君の中身が蕩けたお汁、美味しいわよぉ。もっと、もっとちょうだいねぇ」
もう何も考えられず、ただ弱弱しく否定の声を上げるもののそれが意味のある単語としては紡がれなく
「はぁい、二回目ぇ。もうクリム君、可愛い身体だけ残って中身はもうなくなっちゃったわねぇ。美味しいわよぉ。でも、ご馳走様はまだよねぇ。クリム君、どうされたい?お姉さんに教えてちょうだい?」
空っぽになった頭の中をヒプノスさんの声だけが駆け回ります。
「……べて……」
「聞こえないわぁ?」
ボクを一滴残さず食べてください!全部とろっとろにとろかしてお腹の中でじゅるじゅるすすって、気持ちよくイかせてくださいぃぃぃぃぃ!!!!!!
「はぁい、いいわよぉ。これで、三回目ぇ」
喪失感が押し寄せてきます。取り返しのつかない選択をしてしまったような、それでも気持ちよくて幸せならそれでいいのかなって。下半身から溶けたボクがヒプノスさんの中へと吸い上げられて行きます。溶けたボクは我先にと一番気持ちいい最奥へ、魔性の胎内へと押し寄せます。その行く末が破滅だとわかっていながらも。最後に残っていた皆にからかわれつつも羨まれていた巨根も少しずつ溶けて、すすり上げられて……
ちゅぽん
全部残さず子宮内への最期の旅を終えました。
上も下も右も左もない空間にボクは、ボクだったものは漂っています。意外にもヒプノスさんの胎内は、精を溶かして吸収する消化器官にしては居心地がよく、安らぎます。まるで、母の胎内を揺蕩っている胎児のような……
「どうかしらぁ、気持ちいいかしらぁ?」
ヒプノスさんの優しい声がどこからともなく聞こえてきます。
「クリム君が完全にとろけて私の栄養になるまでは、他のお客さんは取らないからぁ。貸し切りだからゆっくりしていってねぇ」
貸し切り、良いなぁ。他のお客さんが来た時は全部見えてすっごく恥ずかしかったから……
あれ、ほかのおきゃくさん?どこにくるんだっけ、ぜんぶみえるって、いまのぼくはただの
そもそも
ぼく
っ
て
「うふふ、ご馳走様ぁ」
はっと意識が鮮明になり、飛び起きます。見回せばさっきまでプレイしていた部屋で、何が起きたのかわからず羽根をソファーに強打してしまいました。痛いですが、その痛みが意識をはっきりと現実に引き戻して……
「はい、おはようクリム君。どう、気持ちよかったぁ?」
「ゆ、夢ですか……?」
「うふふ、そうよ」
ヒプノスさんがにっこりと微笑みます。
「えっと、夢魔さんの睡眠魔法が効かなかったのにどうして……?」
「私のは魔法じゃなくて技術だからねぇ。耳元で頭に響くように囁きかけることで、クリム君の脳が自分を騙しちゃうから耐性とか関係ないのよぉ。効く人と効かない人がいるから、それを見極めるために本当は二回目からってしてるわけねぇ。で、も」
ヒプノスさんは隣に腰を下ろしてボクを膝枕して耳をまた下腹部に当てます。
「クリム君の精は空っぽになるまでぜぇんぶご馳走してもらったけどぉ……どう?」
きゅ……ぷち……
精液が食べられる音を聞くと、一滴残らず搾られたはずのボクのモノがほんの少しだけ反応します。勿論、搾られきったのでガチガチになったりはしませんが……
「え、えっと。今すっごく満たされたと言うか……搾られきった後にしては幸せと言うか……」
「これがスペシャルコースよぉ。一回やったら二回目は効きが悪くなるから最初で最後かもだけど。でも、本当にとろけるスペシャルコースの更に先なら、もーっと幸せになれるわよぉ?」
「ほ、ホントにそんなことできるんですか?」
「うふふ、どうかしらぁ?」
ぺろり、と舌なめずりされて背中がぞわりと粟立ちます。でも、一瞬食べられたくなる破滅的な欲望が頭をもたげ、慌てて頭を振って打ち消します。本当にそんなことできるのかなぁ、同意があってもそれって犯罪なんじゃ……
サキュバスタワー ~嬢限定スペシャルコース~
今日はサキュバスタワーに再訪しました。本来は一回目で適性を見てから行けると思えば提案されるスペシャルコースを受けさせて貰ったのですが、兎に角凄かったです。詳細は伏せないといけないので語れませんが、今までの純正サキュバスの常識が破壊されました。終わった後の賢者タイムが全然なく、夢見心地で帰路につけました。こういった特殊な技術があるサキュバスさんは何人かいるそうですので、一度プレイ前に聞いてみてはいかがでしょうか 9点
食酒亭の裏のゴミ捨て場に一人の獣人が周囲を気にしつつこっそりと足を踏み入れた。
「お疲れさま。しっかりお仕事してくれたみたいで助かったわー」
「えっと、じゃあ……」
「約束通り、3日間私を好きにして良いわよ。うふふ、天使には催眠術が効く……これは収穫ねぇ」
3日間を仲間たちの目の届かないところでどう過ごすか考える狐獣人をよそに、デコイ・デミアは邪悪な笑みを浮かべたのであった。
久方ぶりに小説を書いたんで登録してみました。少しでも楽しんでいただけたら幸いでございます。