「んっ、むぅ……ちゅっ、ふふぁ……だ、ダメですよ、こんな。教師と生徒なんぅっ!」
「そんなこと言ってなぁんにも抵抗しないでいてくれるんですね。山田先生、口開けて」
いつ誰が通るとも知れない廊下で唇を重ね合っていた山田真耶は、黒坂涼の言われるがままに顎を緩めて舌を受け入れた。
にゅるりと潜り込んできた舌は真耶の舌を裏から優しく舐め、ふわふわと浮き上がるような快感を与える。
形だけの抵抗で彼の胸に添えていた手を背中に回して逞しい男子の肉体を感じると、どうしようもなく頼りたくなっていつも受け入れてしまうのだ。
つい先日彼とのセックスで女の悦びを思い出したばかりの真耶には抗うだけの理性はなく、されることに合わせているだけだが、それでも楽しんでいるらしい。
「山田先生、顎上げて……そう」
舌を舐る感触が口惜しくて歯列をなぞっていた彼女はチクリとした微かな痛みに小さく声を漏らした。
鎖骨の近くや耳の下など、唇が食むと吸われて赤い花を残していく。
「だめ、だめですよ……見られちゃいますから……くろさ、ぁっ、んんゅ…」
顎を引いて防いだ真耶の唇を割って、再び舌が侵入してきた。
キスは受け入れる彼女の乳房を暖かい手が包み込むように掴んで揉むと、羞恥と心地よさからか、眉を八の字にして甘い呻きを響かせる。
興奮が高まって舌の触れ合いを激しくしていく二人は最早周囲を気にするつもりはなかった。
密やかな性癖として、男の腕と尻にフェティシズムがある真耶は無意識の涼の身体を撫で回していた。
「ちゅぷ、ぁむ……んぅん、む、ぇう……
(最後までするんだよね? どどどうしよう、もうキちゃうよぉっ)」
「(腰ふりふりしちゃって可愛い)」
「んぁ、ぁぁ、ふッふぅ……んぉはかくぅんっ……!
(ああっ、そんな乳首くりくりされたらっ)」
ビクッと身を震わせた真耶はヌルヌルになっている下着に暖かいものが広がるように感じた。
間違いなく人生で一番早い絶頂だった。
見た目や性格に反さず軽いマゾヒストの素質があるからか、青姦と年下に支配される背徳感が堪らないスパイスとなって真耶を燃え上がらせる。
絶頂の余韻でピリピリする乳房を押し付けて息を整えている間、熱いものが股間に当たっていた。
紅潮していた真耶の顔が更に赤くなる。
「あ、あのね? この前は有耶無耶というか、流れでその……中でいいよって言っちゃったけど、赤ちゃんできちゃったら大変だから」
「えー、でも、今ゴムないし、廊下汚したらバレちゃいますよー?」
「それは、えっと……じゃあ、しゃ、しゃ……射精しそうになったらお口に、ね?」
「あはは、先生はイクと動けないから無理じゃないですか。お尻にかけるから後ろから入れますね?」
絶頂する時の癖を指摘されて愛液を漏らした真耶は壁に手をついて恐る恐る尻を突き出した。
今、愛液でぐちょぐちょになった股間を生徒に見られると考えて内腿まで垂らした真耶のワンピースが腰まで捲られ、尻が外気に触れる。
「流石は先生。準備万端ですね」
「あぅ、意地悪言わないで下さいぃ。あっあっ? 入ってくるっ」
ライムグリーンの下着をずらして突き立てられた肉棒が腹側の膣壁をゴリゴリと擦って真耶の花園に踏み入った。
Gスポットも踏まれたお陰で膣内がキツくなり、ねっとりと絡み付いてくる中に恍惚の息を吐きながら最奥を目指す。
「あッ、奥ッ……くちゅくちゅってぇ! 今はそこダメ、なのにぃ……妊娠しちゃうっ……」
「責任取るから安心して受け止めて下さいね。」
「んひぃ!? 嘘ついっ、つっ……ぁあぁぁ〜……」
バックで挿入されたまま腕を掴まれた真耶は自由を失ったことで涼に騙されたと悟った。
身体がつい先日引き出された快楽を期待し始め、抗うことを諦めてしまった彼女はあっさりと表情を崩した。
ほぼ全く男に免疫がない上、結婚願望が強くなってきたところに責任を取るなどと言われてしまえば無理もないかも知れないが……。
あからさまに力が抜けて彼女の反応が良くなったからと、涼が律動の幅を大きくした瞬間、一際大きい真耶の嬌声が廊下に響き渡った。
ギクリと固まった二人は息を潜めて辺りの様子を伺う。
ほとんど使われていない区画とはいえ、万が一はある。
「(ば、バレたら絶対クビに……)」
「(あ、先生ビビってるくせに超キュンキュンしてる。露出好きなのかな?)」
流石に危ないと冷や汗を垂らした真耶は涙を浮かべて振り返った。
首を振ってダメ元で中止を懇願してみると、涼は唇を尖らせて浅い場所を擦り上げた。
たったそれだけで甘く熱い吐息を漏らした彼女は再び折れる。
「ぁはあ……わ、わかりました。もう中出しでも何でもいいから、ただ声だけ出ないように口を塞いで下さい……」
「やったっ」
素早く体位を変え、立ち鼎で挿入しなおした涼は真耶の唇を深く塞いだ。
ISの操縦とは逆に酷く拙いキスで応えてくれる彼女の舌を吸い出して嬲っていると、眼鏡の奥で潤む瞳が喜悦で光った。
ゆったりとしたストロークで膣内に肉棒の形を覚えさせていた彼の体にまた掌が這い回る。
「んふっ、んぅ…ぁあ…むふ…んぅんっ…っ、っぁ…ィっ…」
肉体よりは心の快感が重なって軽いオーガズムを覚えた真耶は同時に囁かれた夜の誘いに頷いた。
もう完全に身も心も任せてしまえ、と思考放棄した彼女は腰を突き出すようにして動きを合わせ、コツコツと子宮口まで突かれる激しいセックスに酔いしれる。
腹部に響くくらい強めに突き上げられる方が、心臓が高鳴るからだ。
「んぐっ…うッ、あぁ…んむっ、んっんっんっ、ぅっぁふ…んぅんぅうぅぅッ!」
ガツンと絶頂に突き上げられた瞬間、真耶は子宮口の辺りが膨らむような感覚とそこに流れる精液の熱を感じた。
今もたっぷり膣内射精をしている生徒ときつく抱き締めあったまま息を荒らげていた彼女は下腹部に力を込めて彼を締め付ける。
最後の一瞬まで気持ち良くしてあげたい一心だった。
「はぁはぁ…沢山、んっ…出しましたね…」
「先生のこれバルーン現象?とかいうのですか? 初めて経験しました」
「あはは、もう先生の体は赤ちゃん作る気満々みたいです…責任、取って下さいね」
言葉の代わりにキスをした涼が肉棒を抜いて結合を解くと、愛液と精液で汚れたそれを真耶が咥えてじゅるじゅる吸い上げた。
舌で擦りながら吸って尿道に残った精液まで綺麗にした彼女は最後に唇で扱き上げると、ハンカチで唾液を拭って肉棒を仕舞う。
自身の太腿の愛液も拭って後始末を終え、火照った顔で微笑む。
「じゃあ、続きは夜に。勝負下着で行きますから、楽しみにしてて下さいね」
「はい、先生」