オリ主タグはついていますが、顔も名前もないモブキャラです
本番どころかキャラ同士が直接性的に触れ合うことすらありませんのでご注意を
「お邪魔しまーす」
すっかり聞き馴染んだ声が店内に響く。ぱたぱたと軽い足音が棚の間を抜けて僕へと近づいてくる。
「こんにちは、お兄ちゃん!」
「いらっしゃい、こいしちゃん」
帳簿をつける手を止めて小さなお客さんを出迎える。こいしちゃんは妖怪の女の子だ。とは言っても見た目は人間と変わらないからあんまり妖怪だっていう実感が湧かない。
「今日は迷わずに来れた?」
「うん!もうバッチリだよー」
里で迷子になっていた彼女を道案内したのは二ヶ月前。人間の里が初めてで迷子になっていたところを僕が声をかけたのだ。以来、彼女は里に来るたびに僕のところに遊びに来る。
「おじさんとおばさんは?」
「親父は修理、お袋は仕入れに行ってるよ」
僕の家は小さな雑貨屋を営んでいる。霧雨のところのような大きいものではないけど、自宅兼店舗一軒でなんとかやっていけている。僕はほぼ無給で手伝いをしているわけだけど。
「そうだ、こいしちゃんが前に言ってたリボン、仕入れたよ?」
「わ、本当?見せて見せて!」
後ろの棚の取り置き品の箱から銀色の刺繍のリボンを取り出し、こいしちゃんに手渡す。こいしちゃんはリボンと僕とを交互に見遣ってぱぁっと笑顔になる。僕よりも頭一つ分小さなこいしちゃんの翠の目に見上げられ、どくんと心臓が音を立てる。
「嬉しい!態々仕入れてくれたんだ!ありがとうお兄ちゃん!」
「い、いや、ついでだったから……」
こいしちゃんが僕に抱きついてくる。柔らかな少女特有の感触と、ふんわりと髪から漂う良い匂いに心臓がどくどくと早鐘を打つ。ついでと言うのは真っ赤な嘘。お袋に頼んで仕入れのリストに入れてもらったものだ。それを知らずに無邪気に喜ぶこいしちゃんを見るとちくりと胸が痛んだ。
「ただいまー。あら、こいしちゃん。来てたの?」
「あ、おばさま、おじゃましてまーす」
「あ、ああ。おかえり」
こいしちゃんに抱きつかれているところにお袋が帰ってきて、慌ててこいしちゃんを引き離す。目を細めるお袋に、顔がかあっと熱くなる。
「これ、下さいな~」
「あらあら、こいしちゃんならプレゼントしてもいいわよ、ねー?」
「お、おう……」
「駄目ですよ!こういうのはきっちりしなさいってお姉ちゃんからも言われてますから!」
可愛らしいふわふわしたがま口からお金を取り出すこいしちゃん。僕の鼓動には気づかれていないようだ。
「はい、丁度いただきます。今、お茶出すからゆっくりしていってね?」
「ごめんなさい、今日はやることが他にあるから買い物だけなんです」
「あら、残念ね~。それじゃ、この子にそこまで送らせるわ。また、いつでも遊びにいらっしゃい」
「はぁ~い。ありがとうございましたぁ!」
「ちょうどいいわ、店は見ておくからついでに休憩してらっしゃい」
「ん、わかった」
元気に飛び出して行くこいしちゃんを追いかけるように外に出た。よっぽど嬉しかったのか、こいしちゃんはリボン片手にくるくると回ったり変わったポーズを取ったりしている。ふと、こいしちゃんが足を止めた。
「ねえねえお兄ちゃん?」
「ん、どうしたんだい?」
こいしちゃんはくるりと向き直って僕を見上げた。その手にはさっき買ったリボンが握られている。
「ね、今このリボンつけて?」
「え?俺が?」
「うん!」
無邪気な微笑を投げかけられ、また胸がどきりとした。
「でも、俺、やったことないから上手くできないかも知れないよ?」
「いいの!お兄ちゃんにつけて貰いたいの!」
駄目?と小首を傾げる姿が愛らしい。僕を見つめる瞳は何処までも真っ直ぐで。
「わかったよ。じゃあ、じっとしてて」
「はぁ~い」
銀のリボンを受け取って、結ぶべき場所を探してあちこち動かす。小指がかすめてこいしちゃんはくすぐったそうに目を細めた。柔らかい肌の感触につい反射的に指を引いてしまう。
「えっと……ここ、でいいかな?」
「うん、いいよ?」
耳を隠している髪を一房手に取りリボンを当てる。ふんわりと少しウェーブのかかったさらさらの髪。薄緑色のそれはとても軽く、よく手入れをされているんだなという益体も無い感想が心の片隅に浮かんだ。
「……?どうしたの?」
「あ、いや、なんでもないよ?」
そういえばこいしちゃんの服や帽子などもかなり高級なものを使っているようだ。ひょっとしたらこの娘はいいところのお嬢さんなのかも知れない。妖怪の家に名門とかがあるかは知らないけれど。考えたら僕はこいしちゃんの詳しいことを何も知らないんだった。
リボンに皺が寄らないように慎重にリボンを当て、恐る恐る輪を作って通す。ずり落ちないように、それでいて締めすぎないように結わえて、もう一度結ぶ……だが、出来上がったのは不恰好な辛うじてリボンの体を為している程度のものだった。
「ごめん、これじゃ駄目だよね……?」
「お兄ちゃん、初めてだもんね。見てて、こうするの」
こいしちゃんの指が滑らかに動いて綺麗にリボンを結ぶ。まるで魔法のようだ。こいしちゃんは折角綺麗に結んだリボンをしゅるりと解いて呆けていた僕の手に置いた。
「こいしちゃん?僕はこいしちゃんみたくはできないって……?」
「お兄ちゃんに結んで欲しいの。……駄目?」
「いいけど、今こいしちゃんがどうやったかも、正直見えてなくって……」
「わかった、手伝ってあげるね」
こいしちゃんが瞬時に体勢を変えて僕に背中からもたれかかってきた。こいしちゃんの体重が、少し高い体温が、髪から香る匂いが間近で感じられ、頭がぼうっとしてくる。
「はい、まずリボンを持って」
「あ、うん……」
僕の手にこいしちゃんの手が重ねられ、髪へと誘われる。僕よりも一回り以上小さいけれど、すべすべした綺麗な手に思わず見入ってしまう。
「ここをこうしてわっかを作って」
「…………」
「こうやって、おさえて、ここを通して」
「…………」
「最後にこうして……はい、上手に結べました~!ありがとう、お兄ちゃん」
「……あ、ああ」
こいしちゃんに導かれるままに結ばれたリボンは、彼女が一人で結んだものよりも形が悪かった。リボンの結び方なんて全く頭に入らず、心臓の鼓動をこいしちゃんに感づかれるのではないかという不安だけでいっぱいだった。
「じゃあ、そろそろ行くね。あ、そうだ。お兄ちゃん、ちょっとお耳貸して?」
「あ、うん」
何の気なしに耳をこいしちゃんに近づけた刹那、ちゅっと柔らかい感触が頬を襲った。
「!?」
「えへへ、リボンのお礼だよっ。じゃあまたね、お兄ちゃん!」
無邪気に手を振りながら大通りへと駆けていくこいしちゃんの後姿を見送ったところで、ようやく頬にキスされたのだと気づいた。少し濡れた頬がじんじんと熱を帯びるような感覚。僕の胸の鼓動は収まりそうにない。
「…………」
こいしちゃんの体重が、体温が、感触が、忘れられない。胸の鼓動と同調するように、僕の汚い部分が頭をもたげてくる。僕は踵を返していつもの場所へと足を向けた。
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「お兄ちゃん」と別れて大通りに入ったところで私は無意識を操って気配を消して、そのまま来た道を飛翔する。すぐに見慣れた後姿が見えてきた。そのまま降りて彼に並んで歩く。勿論気づかれることはない。私が無意識に入ると天狗や河童ですら私を捉えられないのだから。
私と会った後にこの子が向かう場所は決まっている。勿論何をするのかも。今日もやっぱり同じだ。店の裏にある土蔵。裏口からこっそり入るのは、家族には言えない疚しい事情があるから。きょろきょろと落ちつきなく辺りを見回してから土蔵に入る。私も勝手にお邪魔させて貰おう。
薄暗い上に棚が並んでいる中を器用に抜けていく。いつも同じところでするんだから慣れたものよね。一番奥の少し広がった空間に古新聞を敷いて壁に向かって座り込む。ここならいきなり誰かが入って来ても体裁を繕うだけの時間が稼げるもんね。既に私が入ってるけど、それは気にしない。どうせ気付かれないし。
あっ、出てきた。もうすっかりギンギンになってるおちんちん。さぁ、今日も特等席で鑑賞させてもらいましょう。
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僕の汚い部分、それはこいしちゃんを「女」として意識しているということだ。無邪気で、それでいて無防備なこいしちゃんには理解出来ないだろうけれど、彼女の立ち振舞いがどうしようもなく僕の劣情を刺激する。
こいしちゃんの鈴の音のような声を聞く度に、その可愛い口に僕のモノを突っ込んで白濁を咽にぶちまけてしまいたくなってしまう。こいしちゃんの小さな手が触れる度に、その可愛い手に僕のモノを握らせたくなってしまう。こいしちゃんの軽い体重を感じる度に、その小さな身体を組み伏せてスカートの奥の可愛い割れ目を蹂躙してしまいたくなる。
勿論そんな真似が出来よう筈は無い。だから、僕はこうやって自分を慰める。一度出してしまえば多少は冷静になって欲望も理性の底に沈めてしまえるから。
小さく息を吐いて目を閉じ、モノに手を添える。さっきのこいしちゃんの笑顔を、声を、感触を、体重を、口づけを精一杯反芻しながら自分のモノを握って、上下の往復を開始する。
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始まった始まった。いつも行為の最中はこの子は目を閉じる。第三の目を閉ざした私には彼の心は覗けない。でも、私をおかずにしているのは予想できる。だって、私と会った日以外はあまりしてないって、観察済みだもの。目を閉じて、必死そうな顔でひたすら手を動かす姿の滑稽さが愚かしくも愛おしい。
私を無邪気で無防備な少女だって思ってるのかな?妖怪は高確率で目上だって、寺子屋で教えて貰ってないのかな?そもそも私が地底に封じられた忌むべき妖怪だって知らないんだものね。教えてないし。
無邪気に、無防備に見せかけて抱きつく度に心臓がドキドキしてて面白いんだよ。慣れちゃわないように毎回やり方を微妙に変えるのがコツ。
こういう時、お姉ちゃんなら心を覗いてどういう妄想をしているのか看破するんだろうけど、私はそんなことしなくて良いと思う。見てしまうよりも想像した方が色んなバリエーションを楽しめるものね。
あの子は私と愛し合ってその果てに結ばれたいのかな?それとも私を組み敷いて欲望のままに穢したいのかな?ひょっとして私に犯されたいとか?
ほら、答えなんて見なくてもこんなに楽しい。まぁ、結局はプレイスタイルの違いなんだろうけれど。
「こいしちゃん!こいしちゃん!!」
おっと、名前を呼びながらするのは初めてね。やっぱりほっぺたへのキスが効いたのかな?折角だから今日は一歩前進させてあげましょう。
服を少し肌蹴てスカートをたくし上げる。私のあそこは既に蜜が溢れている。この子は私がオナニーする姿を想像したことがあるのかな?もっとも自分の醜態がおかずにされているだなんて想像できはしないだろうけど。
中指を第一関節まで沈ませる。全く抵抗なく飲み込まれるのがとても可笑しい。目の前でハッスルしている「お兄ちゃん」の想像上の私とはどれほど乖離してるんだろう。
薬指と小指も追加してわざとぐちゅりぐちゅりと音を立ててみる。空いた残りの指でクリトリスも摘まんじゃえ。思わず声が漏れてしまうけれど、すぐ傍の彼は気づかない。当然だ。無意識にいる限り私は誰にも知覚されない。だから、声も音も届かない。絶対的な安全地帯で必死そうな姿を見ながらするのって、最高に楽しい。
「こいしちゃんっ!!こいしちゃんっっ!!」
声が必死になってきた。手の動きも激しくなってきている。早いなぁ、私はまだまだなのに。仕方ないので私は最後の仕上げに移る。
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「こいしちゃんっ!!こいしちゃんっっ!!!」
手の動きを加速させ、想像の中でこいしちゃんに精液をぶちまける用意をする。こいしちゃん、こいしちゃん、こいしちゃん、こいしちゃん……!!
刹那、右肩が叩かれた。
「ひぃっ……え?」
こいしちゃんが、想像の中にしかいないはずのこいしちゃんがそこにいた。顔は上気し服はだらしなく肌蹴ていて、何度も夢想していた可愛い割れ目を誘うように指で拡げている。右手の中でどくどくと迸る不愉快な感触がとても遠くに感じられた。
「こ、こいしちゃん!?」
声をかけるも返事はない。当たり前だ。この土蔵に大通りの手前で別れたこいしちゃんがいるはずなどないのだから。まばたきをした瞬間に消えてしまったこいしちゃんは、僕の妄想が見せた白昼夢以外の何でもない。だけれども、その白昼夢がとても生々しすぎて、思い出すだけで僕のモノは再び欲望に頭をもたげ……
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うふふ、仕込みは大成功の様ね。いつもなら一度出したら終わりだったのが、二回目に入っちゃった。初めて見た女の子のあそこに興奮したのかな、猿みたいに手を動かして。
ふと思いついてさっき買ったリボンをしゅるりと解く。右手であそこを弄りながら左手にリボンを持ち、新聞紙の上に零れた精液をリボンで掬い取る。折角結んでもらったリボンがべたべたになっちゃった。舌で舐め取ると絡みつくような酷い味。目の前では「お兄ちゃん」が自分を惑わしてリボンを台無しにした私に気づかずにひたすら手淫に耽っている。この最低な光景が最高で、どんどん私も昂ぶってくる。
次に会った時、「お兄ちゃん」はどんな顔をするのかしら。やっぱり別れてからはここで私の幻を穢し続けるのかな、その時はまたご褒美をあげよう。地底の金に含まれた砒素のように、少しずつ少しずつ侵してあげる。いつか毒が回って心が壊れたら美味しく食べてあげましょう。だって、さとりにとって人間の心は最高のご馳走なんだもの……。
薄暗い土蔵で自慰に耽る二人。手を伸ばせば届きそうな二人の座標はねじれの位置で、決して交わることはない……。
まだ東方のソシャゲなんてなかった頃に書いた代物です。あの頃は皆割と性格が悪かったのでこいしちゃんも悪趣味になりました。地底の妖怪なんてこんなもんでしょ
一緒にTRPGをプレイしてた友人のキャラがこのこいしちゃんのモデルになっています。幼女を装うドワーフの50歳女性でした(そのシステムではドワーフはずっとロリ)