恐る恐る宝箱を開けると中にはスライムが入っていた。
「お好きな方の写真はお持ちですか?」
そう話しかけてくるスライムに対し、カムラはアネモネという美人の盗撮写真を差し出した。
スライムはその写真を飲み込み、信じられないことにアネモネの姿に擬態した。
「ようやくゴールか……」
とあるダンジョンの最深部へとたどり着いた俺はポツリと呟いた。
俺の名前はカムロ。今年で20になる。ちなみに独身だ。
冒険者として日々クエストやダンジョンに潜り、お宝探しやモンスターの討伐を行なっている。
俺は誰ともパーティと組むことなく、もっぱら一人で行動している。
それゆえか、『孤高の狼』なんてあだ名をギルドハウスの連中につけられた。
パーティに所属してない理由は色々とあるが、一番は人間関係に疲れだ。
最も多かったのが恋愛トラブル。
やれ、あいつが俺の彼女に手を出したとか、やれ、あいつは浮気をしているという噂が広まると、自分に関係なくても周囲のギスギスとした雰囲気を感じてしまうものである。そうなると非常にメンドくさい。口内炎が中々治らないくらいめんどくさい。
昔、所属していたパーティでは、俺以外の男の冒険者と同時に付き合ったクソビッチがいた。なぜか、俺は避けられており、そいつと付き合うことはなかった。
おかげでパーティは壊滅した。モンスターではなく、たった一人のパーティクラッシャーによってである。
そういった経験から一人で活動した方が楽、ということに気が付いたのである。
ちなみに今日、俺が潜り込んだダンジョンは、秘宝館と呼ばれるピラミッドのダンジョン。
攻略難易度はSSと中々高めであるが、俺は十三歳の頃からダンジョンに潜り続け、もうベテランの冒険者と言っても過言ではないレベル。
途中、何度かピンチに陥ったが、こうして最深部まで来ることができたのである。
最深部には白い壇上のようなものがあり、その上には大きな木製の宝箱が置かれていた。
俺はさっそくその宝箱を開けてみることにした。宝箱の中を確かめるのは毎回ドキドキワクワクする。
「何が入ってるんだ……?」
恐る恐る開けてみると、なんと青色の半透明なモンスターが入っていた。
その名もスライム。どこにでもいる低レベルのモンスターである。
「何だよ、ハズレかよ……」
俺はガクリとうな垂れた。せっかくここまでたどり着いたのに、宝箱に入っていたのはまさかのスライムというオチ。
あんまりではないだろうか。
「お好きな方の写真はお持ちですか?」
なんとそのスライムは突如、俺に話しかけてきた。話せるスライムなど今まで出会ったことがない。
「お好きな方の写真はお持ちですか?」
再び同じことを訊いてくるスライム。写真は何枚かこの場に持っていた。
「ああ、あるけど」
俺はギルドハウスの受付嬢、アネモネさんの写真を取り出した。
アネモネさんは長い赤髪が特徴で、メガネをかけている。
スタイル抜群、ボンキュッボンである彼女は男の冒険者からとても人気がある。
この写真は最近発売された極秘マジックアイテム、『メカラ』で盗撮したものである。
「解析します」
そういうと、スライムは俺が持っていた写真をパクッと飲み込んだ。
「おい、何勝手に飲み込んでるんだ。返せ!」
しかし、スライムはあっという間にそれを消化してしまった。
毎日それをオカズとして使っていたのに……ピッチリとした服を着たアネモネさんの胸の形がくっきりと分かるこの写真は我ながらベストショットだと自負している。
「あああ……」
俺が絶望に打ちひしがれていると、スライムは、
「解析完了しました」
と告げ、ぐにゃぐにゃと形を変え、信じられないことにアネモネさんの姿へと変貌した。
「なにぃ!?」
驚きのあまり思わず声をあげた。サラサラとした赤い髪、目の下の黒子、大きな胸。
いつも見かけるアネモネさんそのものであった。
「何なりとさせたいことを命じてください」
スライムにそう言われ、俺の心は震えた。させたいことだって……?
「そ、それじゃ、まずは脱いでもらおうか」
「承知しました」
スライムはアネモネさんの姿のまま、服を脱ぐ。
紺色のドレスを脱ぐと、赤い上下の下着姿となった。
「おぉ……」
近くでみると、本当に大きい。二つの肌色の物体には深い谷間を形成している。
「し、下着も脱いでくれ」
「承知しました」
下着も脱ぐと、全裸姿へと変貌する。なんと、乳首はデンジャラスワームのような淡いピンク色であった。
おっぱいは弾力と張りがあり、ツンと上を向いている。
俺はその大きな果実に手を伸ばす。触れると柔らかい。とても柔らかいが、果たしてその柔らかさの正体がスライムの身体なのか、おっぱいとしての柔らかさを正確に再現してのものなのか、俺に知る由はない。
俺はふと、スライムの身体の下を見る。
ふっさりと茂った黒い毛が眼に映る。
「アネモネさんって……こ、こんなふっさふさだったのか」
美人な人が毛が濃いっていうのは、中々どうして興奮する。
すると、俺におっぱいを揉まれていたスライムがこう訊いた。
「挿入しますか?」
「いいのか?」
「はい」
俺は一度、おっぱいを揉むのをやめ、自分が着ていた鎧、そして服を脱ぎ捨てる。
ダンジョン内で服を脱ぐという、何とも言えぬ背徳行為。
思わず癖になりそうだ。
すると、スライムはじっと俺の愚息を見つめた。
「長さ14.2センチメートル。ランクC」
「それ、どうなんだ?」
「まぁまぁです」
「そっか」
俺はふっさりと茂ったスライムの割れ目に自分の肉棒を挿れた。
中は締まりが良くて気持ちが良い。
しかし、スライムは全く表情を変えない。おっぱいを揉まれていた時も真顔であった。
「なぁ、気持ち良さそうな感じで喘いだりできないのか?」
「お望みであれば」
「それじゃ、頼む」
「承知しました」
腰を上下に動かすと、さっそくスライムは「ハァハァ……」と息を乱し始めた。
「あぁん! おちんぽ、中で暴れてすっごい気持ち良いよぉ!」
おお、いいじゃないか。
俺は乳首をぐいっと指で掴む。
「乳首はラメェ! 気持ち良くなっちゃう! お、おかしくなっちゃうよぉ!」
興奮してきた俺はスライムの乳房にしゃぶりついた。ペロペロとなめていると、なんとスライムの乳首からほんのりとした甘い味がした。
「あぁん! お、おっぱいからミルクが出ちゃうよぉ!」
確かにミルクのような風味であった。いったいこのスライムは何を分泌しているのか。
少し気になったが、そんなことよりも雄としての興奮の方がはるかに優った。
さらに、腰をガンガンと付き、スライムの膣をかき乱す。
「あん! あん! 私……もう、イっちゃいそう!」
「お、俺もだ! イく! イくぞ!」
『ドピュドピュ』と白濁液を注ぎ込み、肉壺をねっとりとした白で染め上げた。
スライムの膣から肉棒を抜くと、恍惚に満ちた表情をしていた。
「はぁ……お、おちんぽ、すごく気持ちよかった……」
すると、スライムはアネモネさんの姿から元の姿へと戻った。
「いかがでしたでしょうか?」
「ああ、スッゲェ良かった」
「先ほどのセックスですが、挿入から射精まで五分を切っていました。早漏の可能性が高いです」
「う……そうなのか」
容赦ないスライムの言葉に俺は思わず、涙が出そうになった。ついでに童貞をスライムに奪われたことを考えると何とも言えない気分になった。
「セックスの数をこなしていくことで早漏は克服できます。セックスを続けますか?」
「ああ、今度はこの子に変身してくれるか?」
俺が取り出したのは、クルクマという女性冒険者の写真。俺より五つ下で、亜麻色の髪をした人形のような整った顔が特徴である。おっとりとした性格で男の冒険者から人気が高い。
何と俺が持っているのはクルクマの水着写真である。しかもビキニ。この子もメカラで盗撮した。
「承知しました」
スライムは俺が持っている写真を飲み込むと、たちまち、クルクマの姿へと変貌した。
「では、心ゆくまでセックスを楽しみましょう」
俺とこのスライムしかいないダンジョンの最深部で、俺たちはセックスを心ゆくまで堪能するのであった。