瀬戸内智恵はその日、安桜美炎たち調査隊の仲間と共に偶の休日を活用して鎌府近郊のプール場に遊びに来ていた。
(困ったわ。美炎ちゃんたち、どこに行っちゃったのかしら)
現在、智恵は周囲をキョロキョロ見渡しながら美炎たちの姿を探して右往左往している。
プール場内の人の数は混雑とは程遠いが、それでもはしゃいで先に走って行った美炎たちを見失ってしまう程度には敷地は広かった。
人が少ないのは既に晩夏でピークの時期を過ぎているのと、先日このあたりに出没した荒魂のせいで当プール場最大の売りであるウォータースライダーが一部破損してしまったことが原因だ。
好き好んでわざわざこんな時期に遊びに来たわけではない。荒魂の出現の増加によりこの夏は忙しく、碌にプールや海に遊びに行く機会がなかったため、せめて一回くらいはと予定を調整してようやく来られたのが今日であった。
そうして僅か一日で夏を取り戻そうとはしゃぎすぎた結果、今智恵は一人、プールサイドに取り残されているというわけである。
(ミルヤがいない今、私がしっかりみんなのことをしっかり見てあげなきゃいけないのに)
調査隊のまとめ役は智恵より一つ年下の木寅ミルヤであるが、残念ながら彼女は休みの日程が合わず来られなかった。なのでこんな時こそ年長の自分がしっかりしなければと智恵は意気込んでいた……のだが。
「美炎ちゃ~ん、呼吹ちゃ~ん! どこ~?」
プールサイドを彷徨っていると、時折傍を通り過ぎる男性客の視線が自分に刺さっているのに気づくことが何度かあった。
智恵は高等部三年生、心身ともに発展途上である他の中等部の調査隊メンバーと異なり、体付きも、纏う色気も少女というよりは大人の女性のソレに近い。
その最たるが豊かに実り育った胸の膨らみであり、口の悪い後輩からは「チチエ」などと呼ばれてからかわれてしまっている。
ちなみに智恵は今日のために水着を新調していた。明るい水色を基調としたビキニでトップは豊かな胸を強調するセクシーなクロス・ホルターになっているが、反面腰部から下を覆うパレオのおかげで、大胆なデザインながら全体としてはさほどいやらしさを感じさせないようになっている。
刀使の仕事が多忙な現在、水着を着た姿を見せたい異性がいるわけでも、この機会に彼氏候補を捕まえてやろうという気があるわけでもないのだが、みんなのお姉さんを自任する手前、あまり地味なものを着るのもと、つい奮発した結果、買い物に同道した六角清香の熱心な薦めに押し切られて大胆な水着を購入してしまったのだ。
端的に言って今の智慧はかなり魅力的だった。物憂げな顔でプールサイドを一人歩くその姿は人波が少ないこともあり大変目立つ。ゆえに下心をもって彼女に話しかける者が現れるのも、無理からぬことだった。
「ねえ、そこの美人のお姉さん。さっきからソワソワして彼氏でも探してんの?」
「か、彼氏?」
話しかけてきた声の主は、顔からして十代後半ぐらい──つまり智恵と同年代だ──の男性だった。身長は智恵よりひと回りほど大きく、ツーブロックに刈り上げた金髪に、こんがりと小麦色に日焼けした肌、やや軽薄そうな声色も相まっていかにもナンパ男といった風体である。
「いえ、はぐれちゃった友達を探してるだけよ」
「それって女の子? そういやさっき同じように友だちとはぐれたって女の子見かけたけど」
「え、本当?」
「ほんとほんと。ちなみに探してるのはどんな子?」
素っ気なく流すつもりが思わず反応してしまった智恵に、男は嬉々として乗っかってきた。
「えっと……その子、赤い水着を着て髪をツーサイドアップに纏めてる、活発そうな子だったりしない? あ、歳は私より下、ね」
「あー、多分お姉さんの探してる子で合ってるわ。どこ行ったか大体見当つくから案内してあげよっか」
ダメ元で伝えた美炎の特徴を聞くと、男は意外にも案内まで買って出ていた。だが智恵も流石に親切すぎる男の対応に怪訝な顔を示す。
「え、どうしてそこまでわかるの?」
「可愛いからさっきまでその子を目で追ってた」
そういうと男は人懐っこい笑みを浮かべて舌を出してみせた。
「その御礼としてはなんだけど、もし見つかったらその後、少し俺に付き合ってくんない? 何か奢るからさ」
(全く……。結局そっちが目的ね……)
男はナンパ目的なのを隠そうともしないが、美炎たちの居場所を教えてくれるという手前、無視するわけにもいかない。
(他に手がかりもないし……仕方ないわね)
言っていることが確かだったなら御礼にお茶でもなんでも少しくらい付き合ってあげるのもやむなしだろう。
──当然、智恵は美炎たちも同伴してもらうつもりだったが。
「わかったわ。じゃあ案内してくれる?」
「やったー! じゃあ早速!」
智恵が承諾するや、男は智恵の手を引いて足早に歩き出した。
「ちょっと待って!」
「早く行かないとどっか別のとこ行っちゃうかもよ!」
男の強引な誘導に引きずられながら智恵は、熱いプールサイドの床をペタペタと小走りで駆けていった。
「こっちこっち!」
「ちょっと、そこは!」
智恵の手を引く男は『スタッフ以外立ち入り禁止』の立て札を無視して、破損により休止中のスライダーが設置されているエリアに足を踏み入れた。
シーズン終了までに間に合わないからと修繕作業を後回しにされたスライダーの登り口を横切り、人気のない物陰に入ろうとしたタイミングで、流石の智恵もようやく掴まれた手を強引に振り払って憮然と男に抗議した。
「ちょっと、待ちなさいっ!」
「ああ、ごめん。速かった?」
「速かった、じゃないでしょう? さっきから人の言うことも聞かず強引に手を引いて! 女の子の扱い方がなってないと思うわ」
悪びれた様子もない男の態度に、智恵はいつものお姉さんモードを発動して説教するように食ってかかった。
「ごめんごめん。悪かったって」
「全く。それにこんなところに美炎ちゃんたちが来るわけないわ! 真面目に案内してくれないかしら!?」
どうせ居場所など知らないのだろうという意図を込めて糾弾の言葉を浴びせる。
「あははっ、そんな怒んないで、よっと!」
「ふあぁ!?」
男が智恵の方に向き直ると、突然智恵の口から素っ頓狂な声が上がった。
(え、今……触った……? 私の……ふと、もも……)
振り向き様、男の手が左後ろに結び目があるためにパレオに覆われていない智恵の左の太腿を撫でたのだ。
「おほっ、ムチムチのいい肉付きだね、何かスポーツで鍛えてるのかな」
はちきれんばかりの肉厚腿は脂肪の塊ではない。刀使としての鍛錬で鍛えられた筋肉の塊だ。
馴れ馴れしい手つきは、そんな腿のラインの形状と肉感をじっくり確かめるようにゆっくりと吸い付くように張りのある生肌を擦る。
「もう、いい加減にしてっ!」
智恵はとうとう不快感を露わに男を睨んだ。
「つれないこと言わないでよ。ここまで付き合ってくれたじゃん」
「それは、貴方が勝手にっ!」
「勝手に?」
「ひゃぁっ!?」
智恵の口から再び悲鳴が上がる。
(い、今のは何……っ!?)
その瞬間、ぞくりと太腿の触覚に伝わってきたのは、先ほどとは全く違う種類の刺激。まるで羽毛の先が触れたようなくすぐったい感触だった。
「どうしたの、お姉さん? はっきり言ってくれないとわからないなあ」
「あ、貴方が……はぁっ、勝手にぃ、ひぃ、強ひぃんにぃ、手を引いてぇ……っ!」
ぴくんぴくんと智恵の言葉を遮るように腿から身震いするような刺激が昇ってくる。
腿から少し上ってきた男の手は智恵の柔肌に触れるか触れないか程度の丁寧なフェザータッチで脇腹と腰の境を往復する。
「手を引いて?」
男は完全に自分の身体で遊んでいる。これは流石に許容できる悪ふざけの領域を越えている。
「ちょっと! お姉さん、本当に怒るわっ、よぉッ、ふぅ~ぅあぁぁっ!?」
今度は前から別の刺激が加えられる。もう一方の手がビキニのトップとボトムの間で無防備に露出したお腹の中央、臍周りをするっとひと撫でしたのだ。
知恵が身震いしている間に、男は背後に回り込み、智恵の腕を押さえるように自分の腕を差し込んで臍の周りをぐるぐる撫で回す。
「次は腋を弄ってあげよっか」
臍を撫でていた手は人差し指でつぅっと肌を優しくなぞりながら智恵のお腹の上を昇り、逆側の腋の下に伸びた。
「この、ふざけないで……!」
身の危険を感じた智恵は抵抗を試みるが、左手は背後から手首を掴まれて封じられ、右手は、ビキニのトップに覆われた乳房を抱えるように反対側の腋まで伸びた男の腕に上から押さえられ、碌に動かせない。
「いい加減にしないと、大きな声を出すから……!」
力ずくでの抵抗は難しいと判断した智恵は、仕方なく言葉で男に警告した。
「近くに人いないよ? ってか、さっきみたいなやらしい声を聞かれて恥ずかしくないの?」
「や、やらしくなんか……!」
「やらしいよ。あんな声聞いてもみんな『ああ、カップルが盛ってんな』って思うだけっしょ」
「そんなこと、ないわっ!」
顔を真っ赤にして否定する智恵。自分の声を思い出して羞恥の気持ちに駆られているのだろう。
「まあ、なんでもいいけど」
「はぁ、そこぉ……くすぐったいったらぁ……!」
男の手はシャベルのように形を作り、腋のくぼみの敏感な部分をほじくるようにくすぐる。
「はぁ、ふぁ……や、やめてぇ……!」
「やだね。やーめない! れろぉっ」
首筋にねっとりとした生暖かい感触が触れた。男の舌が舐めたのだ。
「はぁぁぁ……っ! やめなさいっ! ほんとぉ、にぃ、ひぃ……きもちぃ、わる……っ!」
ちゅっ、ちゅっと唇が擦れる音を立てて舌が智恵の肌に唾液をマーキングしていく。その気持ち悪さに思わず背中に悪寒が走った。
男の手は再び智恵の柔肌を下り、再び腿へ――さらに後ろに引いて腰部をそろりと撫で上げた。
「ふあぁぁ~~っ♥」
智恵の声が一際大きくなった。
「お、今の良い反応。へえ、お姉さん腰弱いんだ」
「違う、そんなことっ、なひ――ッ!?」
「ハハッ、また可愛い声出た」
ムキになって抗議する智恵の顔も、男にとっては劣情を掻き立てるだけだった。
脱力しきった智恵をもう押さえる必要はないとばかりに、男はさらに両手を使い、腿、尻、腰、臍、腋、首筋――性器を除く智恵の身体中の敏感な部分を順々に丁寧に撫でて回り、ひたすらに焦らし続ける。まるで、この歳まで男を知らなかった智恵の中の牝の本性を引っ張り出そうとしているように。
「はぁ、ひぃ……♥ はっ、はぁぁ……っ♥」
数分間続いた執拗な愛撫は、少女の声を「お姉さん」から「オンナ」に塗り替えつつあった。
智恵は息も絶え絶えで、愛撫に合わせて小さく体を震わせる。
「んむぅ……」
男の舌が腋窩に触れると、窪みの中に溜まった汗のしょっぱい味が沁み渡ってくる。すっかり汗ばんだ腋からは芳醇な雌の臭いと性的興奮により上昇した体温がはっきりと感じられる。
「はぁぁ……こんなの、ダメ、よぉ……!」
しかし、優しい愛撫の刺激に徐々に慣れてきたのか、目には徐々に意志の光が戻ってきた。
そこで、男は視線を智恵の上半身に向ける。彼女の身体のうち、最も存在感強く「オンナ」を主張する箇所――人一倍豊かな胸の膨らみを。
「ジロジロ、見ないでよぉ……」
今更な拒絶ではあるが、全身を巡る快感に悶える脳を自制するには、自ら羞恥心を意識するぐらいしかなかったがゆえに出た言葉だった。
そんな智恵の涙ぐましい忍耐を男は嘲笑うように胸に実った二つの果実を改める。間近で見るとより重量を感じる膨らみ、ただでさえ我儘なサイズのソレを寄せて谷間を強調するクロスホルターのトップ。
声をかける前から十分下見したはずの男でも、思わず舌なめずりをしてしまう。
「ほんとデカいなぁ……。スイカみてえ」
「言わ、ないで……」
臍の上で重なって待機していた両手が指先で柔らかなお腹のラインを撫でてなぞりながら昇っていき、厚い下乳の柔壁に当たって止まった。
「はぁ……あ、ぁ……」
今から男の手がどう動くかのかなど容易に想像がつく。想像がつくからこそ既に全身が汗ばむほどの快楽に身を浸らせている自身の身体がどう反応するのかも、想像したくないのに想像できてしまう。
(だめ……このまま胸を弄られちゃったら、私……)
智恵の口はひとりでにゴクリと唾を呑んでいた。
「表情固いね? なんか想像しちゃった? だったらもっと抵抗した方がいいんじゃないの~?」
煽るような言葉を囁く男。すでに腰砕けに近い自分に大の男の力に抵抗する余裕などないのをわかって言っているのだ。
「あ、ひょっとして期待してる?」
「き、期待なんて……」
「こういうの、してほしいんでしょ」
手の小指側の側面が、胸に聳える大きなお椀の淵をなぞった。
「ふあぁっ♥」
「安心して。俺、期待には応える男だから」
くるりと手首を回転させ、男の手は智恵の胸の上部に覆い被さった。
自身の視界にはっきりと映る位置で、身体の中でも敏感な部位である乳房を他人に占拠されているという事実を見せつけられるだけで、弱り切った智恵の理性は血の気が引く思いがした。
「だ、だめっ! だめよっ!」
「ダメ? 何がダメなのかな。言ってくれないとわかんねえな」
掌底が半球の上部を外側から内に押しこむと、薄い水着の布の中で風船のような乳房がぎゅうぎゅうと押し合う。
「えっろ……!」
男はその様子を眺めているだけで随分興奮しているようだった。
「やめなさい……! 人の身体で遊ばないで……!」
「あ、ごめんごめん。気持ちよくさせてあげるんだったね」
「そうじゃなくて、ふあぁ……っ♥」
膨らみの中央部周辺を半円を描くように五本の指で撫でる。
「ん……っ、くぅ……っ、ふぅ……っ、んあっ♥ ひ、きぃ……っ!」
時折、首下でクロスする布地の下から露出した生肌に指が掠ると、智恵の口から切なげな声が漏れる。
「んっ、っつぅ……っ♥」
胸への刺激に反応し、智恵の首が僅かに横に振れる。
揉むというよりは撫でるというのが適当な塩梅の愛撫は、智恵の知覚神経に微弱な電流のような刺激を流しこむ。
智恵は、時折腰を捻らせ、熱の籠った息を吐きながら、じれったいという気持ちを体で意思表示する。
彼女の身体も既に知っているのだ。この愛撫が自身をジワジワ焦らしながら快楽の味を徐々に覚えこませるための仕込みであることを。
男の手の動きが描く円は段々と大きくなり、腋と横乳の境目まで後退すると、いわゆるスペンス乳腺をなぞって刺激を加えていく。
「あぁ……っ♥ そこ、ふぁ……ジワジワって……っ、ふぅ……なぞられるたび、あついぃ……♥」
「へへ、気持ちよさげだねえ。素肌に直接触れないと物足りなくなっちゃったろ?」
男は智恵の眼前に片手を持ち上げ、人差し指と中指を二本揃えて伸ばし、真下に広がる胸の谷間に挿し込んだ。
「ひゃあ!?」
「ほら、乳マンコに指挿れてやったぜ」
下品な言葉に顔を顰めるが、汗で群れた乳肉の隙間を擦る指の異物感はそれすらもかき消す。
「や、やめてぇ……ふあぁっ♥ そんな、揉みながら……っ、内と外から、あっぱくぅ、しないでぇっ、へぇっ♥」
指を抜き挿しして谷間を圧迫しつつ、もう一方の手は外側から揉みしだく。
(こんなところ……体を洗う時ぐらいしか……触ったことない、のに……)
未開発の箇所を抉る未知の刺激にまた背筋がぞわりと震えた。
「今度はちょっと強めの刺激でいこっか」
谷間から抜かれた男の手がお椀の中央部を布越しに何か探るように指を押し付けて回る。
「ん、もう少しこっちかな……お、当たり~」
「ひあぁ!?」
柔らかな丘の表面に固い感触を発見した男は、嬉々として押し込む指の力を強める。
「そ、こぉ……ほぉ、ち、乳首ぃ……っ!」
グリグリと指先を回し、ドリルで掘り進むように深く乳肉の中に指をめり込ませる。
「くひぃっ、~~~~ッ♥♥」
突き刺した指をゆっくりと引き抜くと、ターコイズブルーの丘の中央に内側から隆起した突起物の輪郭が浮かび上がった。
「ほら、えっちなのが勃ってきた♥ 乳首、感じてるんだね」
「くぅぅ……っ!」
言い逃れできない証拠を突き付けられ、智恵は赤面して口を噤む。
「あらら、機嫌直してよ。次は優しくするからさ」
男の手は再び下乳に位置取り、手の平で真下からその重みを支える形でふにふにと軽く押し上げる。
「へへ、乳風船~」
「だから、胸で遊ばないで……!」
「遊んでないよ」
そのままの位置で手を水平に回して指を脂肪の下に潜り込ませ、乳房の付け根をくすぐる。
「ん、くっ、ふぅ……! はぁ……♥」
指は的確に敏感な部分を探し当て、巧みに力の強弱を使い分けて智恵の身体を刺激する。
(悔しいけど、この人本当に上手い……)
どんな弄り方でも必ず気持ちよくなってしまう事実に、智恵は今更ながら男の恐ろしさを思い知る。
「うっ、はぁんっ♥ くぅぅ……っ!」
指の腹でひっかくようにくすぐっていたかと思えば、再び手を返して掌底部をお椀の淵に沿って擦りつける。
こちらが刺激に慣れてしまわないように、手を変え品を変えてひたすら焦らす。
「はぁ……はぁ……」
智恵の身体はすっかり上気し、息は少しずつ荒くなっていく。
(熱い、熱い……私の、身体……)
胸の上部を玉の汗が伝う。ビキニのトップに覆われた内側はすっかり汗ばみ、敏感な肌は痒みを訴える。
(はぁ、はぁ……)
もどかしい感覚に焦れた智恵の身体は、無意識の内に乳袋を囲む男の手に押し付けていた。
「お姉さん、自分から擦ってるよ? これぐらいじゃ満足できないの」
「え、こ、これは違……っ!」
「違わないでしょ。水着、汗でビショビショじゃん。そんなに押し付けられたらバレバレっしょ」
「…………!」
智恵は驚愕と羞恥心で再び絶句した。
(そんな、私……私……)
いくら耐えてるつもりでも、自分の身体はすでに快楽を望んでおり、男には全てバレバレなのだろうか?
もうこれ以上耐えることに意味なんてないんじゃないか、そんな弱気な気持ちが頭をもたげてくる。
「じゃあ、そろそろ我慢しなくていっか」
男は智恵の反応が大きくなっているのを確認すると、膨らみを下から支えるように掴んだ。
「お姉さんも随分我慢したかもしれないけど、俺も我慢してたんだよ? こんな極上の乳袋を前に撫でるだけでお預け食らってたんだから」
「あ……ッ♥」
胸を掴む力が強くなっていく。下から鷲掴みにした柔肉を中央に寄せ合わせる。
「んん……っ♥」
同時に智恵の声が上擦った。
「こっからが本番だからな」
男の手が智恵の乳袋を力強く揉みしだき、その柔らかさを、大きさを、形を、手の平でめいいっぱい堪能する。
「あぁぁ……っ♥ ふあぁぁぁ……ふぅぅ~~っ♥ あ、はぁぁっ♥」
もはや智恵の反応に合わせて力加減を変えるような丁寧な真似はしない。
揉んで、揉んで、ひたすら揉みしだいていく。
胸の膨らみが押し込まれる指に合わせて形を変えるのが、水着の布地越しにもわかった。
「んん、くぅぅ……ッ、ふっ、ふっ、ふぅぅ……ッ!」
「声我慢してるの? 誰も聞いてないし好きに出せばいいじゃん、ほら!」
指の爪が丘の上の小さな突起物をつついた。
「きゃひぃッ♥」
智恵の反応を面白がるようにしつこく爪先を引っかける。
「ひ、ひゃ、さきっぽ……っ、やめてぇ……!」
「先っぽ? そういやお姉さんのおっきなおっぱいの先っぽに何があるんだっけ?」
「な、何を言ってるの……!?」
「言わなきゃやめないよ」
「はぁん♥ はぁ、ち、ちくびぃ……っ、ちくび、あるのぉ……っ、だからやめてぇっ♥」
「そっかそっか。お姉さんは乳首を刺激されるとダメになっちゃうのかぁ」
「そ、そんなこと……ぉ、言って、ないわ……!」
「まだそんな強情なこと言えるの。いいよ、ここらで一回確認させてあげよっか。自分がどんだけ調教されちゃってるか」
両胸を覆う布地をそれぞれ両脇にずらすと、中からはち切れんばかりのたわわな果実がボロンと零れ出た。
とうとう外に顔を出した肌の表面は未だ日差しに晒されていない綺麗な肌色であり、その頂上には膨らんだ薄ピンク色の蕾をつけている。
「おほぉ、押さえるものなくなるとさらにでけえ」
神経の集中した胸の敏感な生肌を乱暴な手つきで鷲掴みにし、ぎゅっと力を込めた。
柔肉が食い込む指に合わせて凹み、均整の取れたお椀の形を歪めるが、瑞々しい弾力を帯びた胸は指が離れるとすぐに元の形を取り戻す。
「乳首もビンビンにおっ勃てちゃって。クソエロいよ、お姉さん」
二本の指が乳首を軽く摘まんだ。
「はひぃぃ~~っっ♥♥」
その瞬間、刺激を受けた末端神経から強い電流が走り、脳を白く焼け焦がした。
「軽く甘イキしちまったかな?」
「ハァ、ハァ、ハァ……!」
男は胸から手を離して解放するが、乳首を通して身体に刻み付けられた快楽の余韻に体に力が入らず、その場にへたりこんでしまった。
「ちょうどいいや。お姉さんばっかり気持ちよくなってそろそろ俺もしてもらいたいし」
「ハァ……っ、して、もらいたい……って、何を……?」
「当然コイツの相手だよ」
未だ鈍く霞む視界の前に男の股間が映る。男の手がもぞもぞと水着をずり下ろすと、隠すもののなくなった股間から全長15㎝を超える長さの突起物が姿を現した。
「ぁ……は、ぁ……」
男の逸物――それも雄々しく勃起したものを初めて間近で見た智恵は思わず絶句する。
既に性的興奮で昂っているペニスの赤黒い先端部は薄っすらと粘液に覆われ、芳しい男臭を放っている。
「舐めてよ」
「い、嫌よ……」
男はだらしなく開いた智恵の口の前にペニスを差し出す。距離が縮まり、鼻を衝く異臭は一層強くなる。ソレの細部まで視えるようになり、生理的嫌悪はさらに増した。
「俺ももう辛抱たまんないんだわ。口でしてくれないんなら、本番ヤっちゃうけどそっちの方がいい?」
実質脅しのような男の言葉。
だが今の智恵に逆らう術はない。周囲に人の気配はなく、執拗な愛撫で快楽に蕩けさせられた身体は腹から思いきり大声を出す力も、男を振り切って逃げ出す力も残っていない。
「わかったわ……口ですればいいのね? でも、私、今までそんな経験、ないのよ……?」
「テクニックは期待してないって。お姉さんが一生懸命してくれるのがえっちなの」
「むぅ……」
智恵は恐る恐る唇を目の前でそそり立つ逸物に近づけていく。
「はっ……あっ……」
男が差し出した陰茎に、智恵が瑞々しい唇を寄せる。プルプルと震えるソレが亀頭の下、性感の弱い竿に触れる。
「横から竿を咥えてもあまり気持ちよくはならないよ。咥えるなら頭からいってほしいなあ」
男の言葉に、智恵の目線はすぐ傍の亀頭を見上げて硬直した。
「はは、いきなりとは言わないよ。慣れるまでまず軽く吸って、舐めて」
「うぅ……わかった、わ……」
再度、智恵は唇で竿との接合面を包み込む。
その唇の感触は、女子相応に柔らかく、また年相応に彩られていた。
プルン、とした柔らかい感覚の後に、ざらつく舌の感覚。
唾液で湿って薄っすらと光るピンクの唇が、男には絶世の名器のように思えてきた。
先ほどはもっと思いきって咥えろなどと言ってしまったが、いきなりそのように雑に味わっては勿体ないと思い直す。
――だが、そのような下品な期待すら男の早とちりに過ぎなかった。
(はぁ、男の人のココ……なんでこんなに熱いの……)
「ん、なにじっとしてるの? 唇つけただけで吸ってるとはいえないな」
男は焦れたように智恵に次の行為を促す。
「はふぅ、んっ、じゅ……っ」
仕方なく智恵は、ペニスを刺激しようと嫌悪感をこらえて唇に力を籠める。
――唇で吸い上げるという行為。
それによって、先ほどまでは柔らかかった唇が、鍛え上げられた筋肉のように引き締まり、接触する男根の側面を力強く刺激する起点となった。
吸い上げられる刺激が届く部位と、唇によって締め上げられる部位が、大きく異なる強さの刺激を伝えてくる。
男は、やや驚きながらも、想像以上の技術を示す智恵を褒めるように、思わず髪を漉いていた。
「いいよ、舌も使って」
智恵は渋い顔で舌を出す。ゆっくりと伸びる舌が、ぎこちなく茎をなぞった。
(気持ち、悪い……私、好きでもない人のおちんちんを……)
舌が伝えてくる生理的嫌悪を目覚めさせる味と、触れた舌先の表面を焼くような熱、またはそれの相互作用によって肥大化する嫌悪感が、「うぐっ」っと智恵の顔を顰めさせた。
(耐えなきゃ……私ぃ……!)
それらを智恵は刀使として、舞草の一員として、身に着けた忍耐力で何とか噛み砕いていく。
「ほら、もっと。そんなちょろちょろっとじゃいつになっても気持ちよくなれないよ」
男に急かされ、今度はより舌を密着させて舐める。
「繰り返し繰り返し」
ペロペロと丁寧に掃除するように竿の周りを何度も舐め上げていく。
「れろ、れろぉ……はぁ、ふぅ……れろぉ、れろぉ……ふぅぅ……」
嗅覚を遮断するために鼻の息を止めているので、自然舐めながら呼吸は荒くなっていく。
「ちょっとは慣れてきた? そろそろ先っぽも舐めてほしいんだけど」
慣れるわけがない。むしろ舌を肉竿に重ねる度、受容する味覚も、熱も、解像度が上がっていく。
それはもはや舞草のエージェントの端くれとして対尋問訓練を受けている智恵でなければ、嫌悪感を抑えきれないほどの代物と化していた。
だが智恵はなまじ忍耐力があるが故に、舌先から五感を蝕まれるようなその不快な感覚を、真正面から受け止め、強く感じ入ってしまっている。
思考力の限界を迎えかけた頭は「逆らっても無駄だ、逃れるためには男を満足させなければならない」と逃げるような思考に傾き、男の指示に従うことしかできなくなっていく。
「ん………ぅ」
智恵は思いきって茎に沿って舌を舐め上げ、避けていた亀頭に触れた。
「はっ、はっ、はふぅ……ん、んべぇ……」
恐る恐る舌が亀頭の表面を舐めとる。苦い粘液の膜に覆われた下でザラザラとした感触を舌が感じ取った。
(う、あ……嫌、嫌、気持ち悪いわぁ……っ!)
智恵の中で生理的嫌悪感が一気に膨れ上がっていく。
「いいよ、いいよ。もっとピンポイント狙って。鈴口をチロチロって舐めてほしいな」
「はふぅ……すず、くち……?」
「あ、わかんないかあ。亀頭の先っぽ、鈴みたいに割れてるとこあるでしょ。おしっことか出るとこ」
「お、おしっこ……!?」
生理的嫌悪に背筋をゾワゾワさせながらも、智恵は渋々自身の舌の先端で、ペニスの先端の割れ目を撫でる。
舌先に力を入れ、水を舐める猫のように鈴口を舐める。
「ん、ん、んっ!」
舌とペニスが触れる度、割れ目の表面に付着した粘液を舌が舐めとるが、その粘液の量は不思議と一向に減らない。
(うそ、割れ目の中から出てきてるの!?)
「あー、お姉さんの舌、気持ちよくて我慢汁いっぱい出るよ。ほら、手も添えて」
男が智恵の手を掴み、茎の下部に添えさせる。
「ぷはっ、ど、どうしろって、いふの……」
「竿を優しく掴んで、ね。上下に扱くんだ」
智恵は言われたとおりにシコシコと手を動かす。
「そうそう、気持ちいいのを、先っぽまで伝えるイメージで。あ、口も休んじゃだめだぜ」
「あ、はぁ、ぺろ、れろ、ふぅ……はぁ……ん、くぅ、れろ、れろ……」
早く終われ、その一心で智恵はひたすら舌と手を動かす。口だけで呼吸し続けるのも辛くなってきた。
「お、お、気持ちいい……」
男も息が荒くなってきた。心なしかペニスの体温も上がってきた気がする。
それに比例して、智恵の口に付着するベタベタのカウパー液も益々増えてきた。
「ねえ、息止めるのもキツくなってきたっしょ。ちんちん、咥えてくれたらマシになるかもよ?」
「え、えぇ!?」
智恵は当然嫌がるが、男もそのあたりの反応は予期していた。
「咥えてくれたらこっちももっと気持ちよくなるから早く済むと思うんだけど」
「ぐぅぅ……わかったわ、やればいいんでしょ……!」
智恵は覚悟を決めて亀頭を見つめる。
男の我慢汁と自身の唾液が混ざってベトベトになったソレは智恵の口と男のペニスが結合していた証を見せつけらているような気分だ。しかも、今から二者はさらに濃厚に密着し、体液を絡ませることになるのだ。想像しただけで悪寒がしてくる。
「はぁ……は、ぐ、ぅ……!」
智恵は口を大きく開け、亀頭を恐る恐る飲み込んだ。
ピンク色の唇が亀頭と竿の境を超え、茎にぴちゃりと密着した。その肉厚による圧迫を受け、男の腰が竿をぶるりと微かに震わす。
「もっと奥まで呑んで。口の中で押し込んだり、引いたりして。手で補助しながらね」
「むぐぅ、むごぉ、んん……っ!」
言われるがままに頭を動かし、口腔全体を使って扱く。舌の上を擦りながら通過する肉竿の圧迫感が口の中を異物感で満たしていく。
(苦い、気持ち悪い……それに、こんな情けない恰好……誰にも見せられない……!)
智恵の胸の内で恥辱感が徐々に強まっていく。
「んん、いいぞ。舌だ。もっと舌でカリを擦って!」
(むぐぅ、んんむぅ……カリってどこよぉ……!)
だがそんな智恵の意思をよそに男は自ら腰を動かしてピストンし始めていた。
口内ではその怒張が熱を帯びてより硬く昂っていく。
「お、お、もう少しで射精そ……っ!」
「――――ッ!?」
口内で膨らむ肉棒の感触に智恵は驚愕する。男性経験がなく、知識にも疎い彼女は、性的興奮が高まったペニスが最後に迎える生理現象のことが完全に頭から抜け落ちていた。
「んんっ、んんっ、ん――ッ!!」
喉奥近くまで進んだ発射口を少しでも押し返そうともがく智恵。
男はその様子を見て思わず笑ってしまった。
「おぉ、必死だね。……ちょっと勿体なくなったな。安心して、[[rb:まだ > ・・]]射精さないことにしたから」
猛る怒張が智恵の口から引き抜かれた。
「ぷはっ、はふぅ、はふぅ……!」
智恵はようやく開いた口で荒い息継ぎを何度も繰り返す。
(はぁ……くぅ……にっ、がっ……!)
少し落ち着きを取り戻した五感が舌の上に残った男性器と我慢汁の味と感触を改めて脳に伝える。
口内を占有する生理的嫌悪感に眩暈を覚える。
「ちょっと刺激強すぎた? でも本番はもっと激しいし、ちょっと気持ちいいのに慣らしとこっか」
智恵の顔色をニヤニヤ窺いつつも、既に男の獣欲は陰部を中心に水色を濃く染めていた智恵の股間へと向いていた。
男は智恵の上半身を、片手を背中から胸の膨らみの下まで回して抱き寄せつつ、ビキニのボトムに手を突っ込んだ。
「ふあぁ……っ、そこは、手を入れちゃ、だめよぉ……っ」
生地の内側にむわっと籠る湿度と熱を大きな手が全体で浴びる。既に中はプールの水でも汗でもない粘液によってズブズブに濡れていた。
「お姉さん、もうグショグショじゃん。準備万端って感じ~?」
「なんの、準備よぉ!」
「またまた、わかってるくせに~」
手の平が陰部を撫でる。
「ひぃ~っ♥」
ほんの軽く撫でられただけのはずだった。なのに先ほど胸を弄られた時より体は刺激にずっと敏感に応え、智恵の口から甘い声を引き出す。
「あぁ、はぁ……っ♥ はうぅ~んっ♥」
男の手は、陰部の表面を覆う湿りきった茂みを何度も撫でる。直接触れていないようで、決して股間の輪郭とは平行には動いていない指先は、恥丘を、割れ目の表面を、会陰部を、微かに掠める。
「めちゃめちゃ感じてきたな。エロいマンコだ。さては下でオナニーばっかりしてんのかな?」
「はっ、はひっ♥ そんなぁ、うそっ、うそよぉ……っ、ひゃひぃっ♥」
「嘘じゃない。お股軽く触っただけでこんなにグショマンにして何言ってんの」
手が中から引き抜かれ、愛液でベタベタになった指を智恵に見せつける。
(う、そ……? これ、全部私の体から出たものなの……?)
「いやぁ……見せ、ない、で……ひぁっ!?」
羞恥のあまり目を閉じようとする智恵の頭に別種の刺激が走った。
交代で中に侵入した反対の手が、もっこりと盛り上がった土手の上を指で小突いていた。
「ほーら、トントン♪」
骨盤に響く刺激が智恵の下半身の感覚を揺らす。
「ふぅ、はぁ♥ やめっ、やめなさっ、んんっ♥」
「やめねえって。こんなエロい反応されて」
じわじわ南下を始めた男の手は陰核上に差し掛かると手つきを変え、指で丸い突起をこねる。
「はひぃぃんっ♥ だめ、そこぉ♥ つよ、いぃ……っ」
「お、ここいいの? イっちゃう? イっちゃう? 気持ちいいのイっちゃう?」
「い、い、イカ……っ、な……っ♥」
「イカないかぁ~」
ふざけた態度で男はあっさりと標的を変え、秘裂に指を這わせていく。
「ふ、く、くぅぅ~っ♥ はぁ、ふぅ、はぁ、ふぅ♥」
焦らされているなどと考える余裕は智恵にはなかった。刺激が弱まわった隙に少しでも溜め込んだ快楽を逃がし、呼吸を整えようと唇を窒息しかけの魚のようにパクパク開く。
「指、挿れちゃうよ♪」
甘い息を乱す智恵の様子に男はすっかりノリノリだ。
人差し指と中指の先端が性器の割れ目にじゅぶりと侵入し、入り口付近に詰まった秘肉を掻き混ぜる。
「んひいぃぃ~~っ♥」
智恵の口から刺すような悲鳴──否、嬌声が飛び出した。
「へっへ、今の声ヤバいくらいエロかったぜ、お姉さん?」
無遠慮な二本指はじゅぶじゅぶと音を立てながら智恵の他人に一度も触らせたことのない肉を掻き分け、ほぐしていく。
「んぎぃ、ひぃぃ……っ♥ ふぅ、あぁぁ……っ♥ あっ、あっ、あっ♥ あぁっ♥」
男は無理に指を突き入れず、第一関節より先の半分にも満たない部分だけを突っ込む。潤滑油には事欠かないとはいえ未だ未開発の膣内の入口付近だけをほじくり回す。
「ふひゃ、あ、あぁぁ~~っ♥♥」
「いいぜぇ、ゆっくり感じてくれ。股間から脳天まで、なっ!」
男は開いた手で智恵の乳房を掴み、揉みしだく。
あくまで優しく、下半身で生まれる激しい快楽とは対照的にマッサージのような丁寧な手つきで白い柔肉をこねる。
「あぁ♥ それぇ……だめぇ……♥ イイ、のぉ……っ♥」
「何がいいって?」
「はっ、へぇっ♥ やっぱりだめぇ……っ♥ も、もまぁ、ふあぁ~っ♥」
脳髄に押し寄せる強い白波と、全身に響き渡るような優しいさざ波に智恵の体は困惑し、ただ身を委ねていく。
「イ、イぃッ♥ だめッ、なにか、くるぅ……ッ♥ なにかキちゃうぅッ♥ くぅぅっ♥ くぅぅぅんっ♥」
「お、お? イキそう? とうとう、イキそう?」
「のぼってぇッ、のぼってッ、くるぅぅッ♥」
男は再び陰核に指を這わせ、外側を包む薄い皮を剥いて直に摘まんだ。
「あッ、はぁぁ~~ッ♥♥ ん、はッ♥ キて、のぼって、キてぇッ♥」
「ほら、昇って、昇って! そのままトべ、トんじまえ!」
陰核の先端を引っ張りながら根本を小指の腹で擦りつける。
「ひあぁぁっ♥ はぁぁッ♥ くりゅッ♥ トんじゃうぅ♥トぶぅぅ~っ♥」
「よし、一番気持ちいいの教えてやる! イ、けっ!」
一際強い快楽刺激が、智恵の天頂に昇り、思考と視界を激しくスパークさせた。
「ト、ト、ぶ、ふぅぅ~~~~っっ♥♥♥ あ、ぁあぁぁ~~っっ♥♥」
絶叫を上げて智恵の体がピンと弾けた。
「ふ、ふひゃ、あぁ……♥ あ……っ、あ……♥」
視界が明滅し、脳内いっぱいに満ちた『気持ちいい』が他の思考を全て押しのける。
「うほ、派手にイったな、お姉さん! 乳首にもイった時の感覚教え込もうねえ」
男は絶頂の余韻に震える智恵の乳首を両手に握り、コリコリと摘まみ、握り込む。
「は……っ、は……ッ♥ ち、ちく、びぃ……?」
「そうオマンコもいいけど、乳首も開発すれば滅茶苦茶にイケるんだぜ? よーく今の感覚、乳首弄られる時も思い出してよ?」
白く塗りつぶされた意識の中で、乳首からの今は微弱に感じる刺激だけが心地良く脳髄を揺すった。
「あ……っ、は……っ、はぁ……っ♥」
「少しは落ち着いたかな? お姉さんがぼーっとしてる間、こっちはガチガチで我慢するのキツかったんだぜ?」
一分間か、それとも十分間ほどか? 時間間隔も定かでなくなった拙い意識のまま、智恵はその場で休むことを許されていた。
だが、男の我慢もそろそろ限界のようでその股間ははち切れんばかりに雄々しく勃起していた。
(ひぃっ、アレ、あんなのを……挿れるのぉ……?)
「はぁ、はぁ……いくぜ、お姉さん!」
男は、既に腰砕け状態の智恵の両手を背後から掴み、上半身を折り曲げさせ、自分の方に尻を突き出させた。
「いやぁ……こんな、かっこぉ……っ」
「今更何言ってんの」
パレオの結び目が解かれ、腰に巻き付いていた布がはらりと落ちて、腰から尻にかけてのセクシーな曲線美が顕わになった。
「うほっ、乳だけじゃなくて尻もボリューム満点だなあ」
布面積少なめのボトムからはみ出した豊満な桃尻を手の平いっぱいに掴んで揉みしだく。
乳肉にも負けない弾力性を持つ尻肉は男の手を吸い付くように食い込ませ形を歪ませる。
「んはぁ……っ、くぅ……♥もう、許してぇ……!」
「何言ってんの、せっかく盛り上がってきたのに。一発ぐらいヤっとかないと収まりつかないっしょ」
「そん、な……っ、口で、したのにぃ……っ」
「俺、射精してないし」
男の手が腰を掴んで尻の角度を上げさせると、お尻の下の秘部が後ろに突き出てきた。
水色を濃く染めるシミは、今やボトムの前面全体にべっちゃりと広がっている。
「流石にべちゃべちゃで気持ち悪いかな? でも脱げないよね。脱いだら履くもの何もなくなっちゃうし」
水着の布をずらすと、今や涎のように愛蜜を垂らす蜜壺の口が露出した。
そこに男の股間から、血管が浮き出し今にもはちきれんばかりの雄々しい怒張が押し付けられる。
「お互いもう我慢の限界だよね?」
「はぁ、ひぃ、はぁ、ひぃぃ……♥」
動悸が早まり、息はどんどん荒くなっていく。
身体的にも、精神的にも、もう秘部に押し当てられたソレから逃げられないのだと悟り、弱り切った智恵の理性は純潔喪失という目前に迫った危機に怯える。
ぷちゅぅと粘液が肉と擦れる音がして、入口の中に違和感が押し入ってきた。
「スケベマンコいただきぃ♪」
「は、ひぃぃぃ~~っっ♥♥」
違和感はずるずると膣壁を擦って刺激しながら中に押し入り、続いて肉竿の圧迫感が下半身全体に響く。
「ん、は、はぁぁ~~っっ♥♥」
17年間智恵が守ってきた処女膜をあっさりと突き破り、肉竿は感触を確かめるように停止したまま膣内に居座る。
「ぬ、ぬい、てぇ……!」
「お姉さん、この感じは、初めてだよね?」
「く、うぅ……っ!」
智恵は初めて受けた衝撃に歯を食いしばって耐えるばかりで応えられない。
沈黙を肯定と捉えた男は、舌なめずりをした。
「エロい水着つけし敏感だから少しは遊んでるのかと思ったんだけど。へえ、初物だったかあ。こりゃじっくり味あわないと」
ペニスが膣道の中をゆっくりと前後に動く。
結合部から愛液に混ざって、処女喪失の証である破瓜の血がポタポタと零れた。
(私の、はじ、めて……こんな、ことで……っ)
「流石に、キッツいね」
「ふ、ぐぅぅ……っ、ぐひぃぃ……ッ♥」
膣内でギュウギュウに詰まった怒張を面白半分に上下に揺らす男。
未経験の膣の中を無遠慮に不法占拠するデカチンの圧迫感は純潔を破られた喪失感すら圧し潰していく。
激しく上半身をくねらせる智恵の腕を掴んで固定し、逃げ場を塞いだうえで膣内に押し入る。
「段々慣らしていかないと」
男は慌てず、無理に押し込まず、膣口にカリが引っかかって止まるまで引いた。
「あ、ひっ、ひっ……ひぐぅっ!?」
「ほら力抜いてぇ~」
敏感な腰をそらりと撫でられると、下半身が締まり、膣内で潤滑油が溢れる。
「はっ、はっ、はひぃ……っ♥」
ガクンと腰が震え、下半身が腰砕けになると、そのタイミングに合わせて男は再度ペニスを押し込んだ。
「はぁ、あぁぁ~~っっ♥♥」
今度はより深く膣奥を目指してペニスが肉穴を貫く。
またそこからゆっくり引いていき、さきほど見つけた弱点の腰を撫でながら、また押し込む。
「ほーら、ほーら、お姉さん腰も敏感だったよねえ」
「ふっ、ふひぃぃ……っ、やめて、もぉ、感じやすいとこぉ、触らないでぇ……っ♥」
外側の弱点を責めながら同時に内側に攻め入る。それを何度も繰り返す内に、膣内を掘り進むペニスの先端は、より奥へ奥へ、未開発の膣肉を耕していく。
「遠慮しない遠慮しない。敏感なとこもっといっぱい探してやるって。ここらで感じやすいところ当てゲ~ム~♪」
「な、なにをぉ……っ!?」
「まず奥から~」
腰を密着させ、膣奥をゆっくりと小突く。
「はうぅっ♥ はあぁぁっ♥ だめぇ、おく、おくぅ♥」
膣壁がきゅんきゅんと締め付けてくるが、まだ奥までは通してくれない。男は無理にピストンを強めたりはせず、膣奥から亀頭を引く。
「うーん、まだまだキツいなー。お姉さんの赤ちゃんの部屋、ノックしたかったんだけどなー」
「あか、ひゃん……? ふあぁぁっ♥」
今度はやや挿入を緩め、膣の前壁を狙う角度で探るようにピストンする。
「はうぅ、あうぅっ♥ んあぁぁっ♥」
「お姉さんのGスポットはこの辺りかな?」
「ひぃ、ひぃぃんっ♥ やめぇ♥ しょこ、へんよぉ♥ ふぅんぅ♥」
智恵のリアクションを見ながら段々と狙いを絞り、感じやすいところを的確に突いていく。
「ほら、ほら、ここっしょ!?」
膣壁を突く鋭いピストンをジュワジュワと膣内からとめどもなく溢れる愛液が潤滑油となって受け止め、智恵は下半身を内側から乱暴に撫で上げるような感覚に全身を震わせる。
「きゃんっ♥ きゃひっ♥ きゃうぅぅっ♥」
「お姉さん、チンポで突かれて子犬みたいな声上がってるよ? 可愛いぃ~♪」
「いわ、いわなひっ♥ きゃっ♥ きゃひんっ♥ きゃ、あぁぁ~~っ♥♥」
乱れて開いた口から唾液が飛び散り、上半身と共に揺れる胸の巨桃がブルンブルンと前後に揺れ動く。
「エロいけど……でも、なーんか違うな。お姉さんやっぱり初めてだし、もっと浅いとこいこっか」
ペニスの先端はさらに下り、性器の入り口近くまで引いた。
「くっ、ひゃぁ♥」
カリ首が入口に引っかかると智恵の口から甘い吐息が漏れた。
男はそれを見てニヤリと笑った。
「お、ここか? お姉さんの弱いとこ」
ゆっくりと亀頭を突き入れ、すぐさま入り口にカリ首をぶつけるように引き戻す。
「ん、ひゃっ♥ ひゃひぃっ♥」
今度は驚いた猫のような声で智恵が下半身をビクつかせる。
「ほら、ほら、ほら!」
小刻みに揺れる腰に連動して亀頭が膣道の浅い部分で暴れまわる。
「はぅぅんっ♥はぁぁっ、はぁぁ~~っ♥ だめぇ、そこぉ、だめぇ……っ♥」
「良い声でてきたじゃん! やっぱりここだな! ほら、もっと、もっと!」
「ふぁっ♥ ふぁぁ~~っ♥ ふぅぅ~~っ♥ ふくぅぅ~~んっ♥♥ やめ、やめへぇっ♥」
手を前について四つん這いになった智恵の尻を掴んで男は股間を密着させる。
どんどん情熱的になっていく律動に合わせて淫靡な嬌声と水音が誰もいないプールサイドの陰で響く。
喧噪は遠く人の来る気配は皆無だったが、それでも男は大衆が集まるプールで交合しているという事実に興奮していた。
「も、もぉ……堪えきれ、くひゃうんっ♥ イ、イ……ッ♥」
「はぁ、はぁ……っ! またイクのか? チンポでハメられてイキそうなのか!?」
「イクぅ、イクぅ……っ♥ イっちゃうぅっ♥♥ だめ、ヒャ♥ ひょにぃ……っ、ふぅあぁ~♥」
出入りするペニスの射角が上がり、尻を下から突き上げるような動きでピストンが早まる。
「イけ、イけ、チンポでイけっ!!」
「イっ、イッ、イクっ♥ イクぅ♥ イクぅっ♥ イクのぉぉっ♥♥ イぃぃくぅぅ~~っっ♥♥♥」
勢いよく突き入れられた亀頭に押し出されるように智恵の上半身が跳ね上がった。
智恵の全身を真っ白な電流が貫き、智恵はペニスが挿さったまま、ピクピク体を跳ねさせる。
小刻みに揺れる胸と尻の白い柔肉が、官能的に波打つ。
「あ……は、ぁ……♥ ひぃ……♥」
「うほぉ、すげえアクメ顔! さっきまで処女だったとは思えねえ」
男はペニスを引き抜き、頭を掴んで智恵の面と対面する。
「もっと気持ちよくしてほしいかい?」
「う、うぅん……♥」
(ごめんな、ひゃい……みほの、ちゃん……みんな、わらひ、わらひ……♥)
「じゃ、体位変えよっか」
男は智恵の身体を寝かせ、正常位の体勢に切り替えようとして――手を止めた。
「はぁ、はぁ……♥ も、とぉ……も、ぉ、とぉ……♥」
智恵が自ら身体を寄せて切なげにべちょべちょの股間を男の逸物に擦りつけてきたのだ。
「ほ、ひ、ぃ……♥」
「お、お?」
男はもたれかかってくる智恵の体重にわざと押し負け、背後に仰向けに倒れた。
「へへっ、お姉さんに押し倒されちゃったな」
「え、あ、ぁ……っ、これは、違……っ!」
我に返った羞恥心が言葉を詰まらせるが、“オトコ”を求める身体は止まらない。仰向けになったことで天に向かって堂々と屹立した怒張を追って、智恵は男の身体の上に跨がってしまった。
「初めてなのに騎乗位でしたいって? スケベなお姉さんだなあ」
「う、あ、あぁ……言わ、ないでぇ……」
「遠慮しない、遠慮しない」
なけなしの理性が体にブレーキをかけそうになるが、男の手が智恵の腰を掴んでぐいっと引き寄せる。
「ふあぁぁっ♥」
ヌルヌルの秘部と肉竿が擦れ合って滑った。
「遠慮せず体重かけていいよ。このまま腰振ったらめちゃ気持ちいいからなあ」
「ふ、あ、あ、あぁっ、ひっ、くぅぅ~~っっ♥♥」
自らの手でボトムの布を押しのけて口を開いた智恵のアソコは、吸い寄せるように猛りの衰えない剛直を受け入れた。
「どうしたの? お姉さんの好きに動いていいんだよ?」
「あ……ッ、ひ、ぃ……ッ♥ そんな、そんなぁ……ッ、ふッ♥ はぁ、はぁ……ッ♥」
男は水着の布地を押しのけて淫らに零れ出ている双丘を下から優しく揉みしだく。
上と下両方からビリビリと走る快楽に促され、智恵の尻が小刻みに揺れ始める。
「はぁ……はぁぁ……っ♥ んふぅ、ふぅぅ……っ♥ はぁっ、はぁぁ……ッ♥」
息の乱れ具合と比例するように、腰の動きが徐々に大きくなっていく。
傍目にもはっきりわかるほど智恵の身体は上下に揺れている――いや自身の意思で揺らしている。
「ふぅん……結構激しく動くんだねえ……」
「へえぇ、ちがう、のぉ……はぁ、くぅっ♥ これはぁ……♥」
「違わないでしょ。ぼく今何もしてないよ、ほら」
男は、智恵が男の腿に手を置き必死にバランスを取りながら腰を上下するのを眺めながら、わざとらしく両手を広げて何もしていないアピールしてみせた。
智恵の胸の稜線がタプタプ波打ち、その先に実る熟れた果実がユサユサと上下に揺れる。
「へへへっ、やっぱ爆乳とヤるときはこのアングルに限るなあ」
「ん、あぁぁっ♥ 見ないでぇ、見ないでぇっ♥」
胸に刺さる視線を未だ残る羞恥心が拒否し、逃れようと無駄な努力で上半身を左右にのけぞらせる。そのたびに胸の振動に不規則な左右の動きが加わり、淫らなダンスを男に披露してしまう。
「あ……っ、はぁ……っ♥ ふぅ……ッ♥ はぁ、ふぅ♥ はぁ、ひぃ……ふぅんっ♥」
口から洩れる声はどんどん大きくなっていき、智恵はいつしか夢中で腰を振り始めていた。
「ああ、気持ちいいなあ。お姉さんの[[rb:膣内 > なか]]、最高ぉ……っ!」
「はぁ、ひあぁ……っ♥ きもひぃ、きもひぃぃのぉ……ッ♥♥」
脳天まで何度も何度も突き上がってくる白波のような快楽に理性が揺れ、羞恥心は蕩けていく。
「お姉さんも気持ちいいかぁ! じゃあもっと気持ちよくぅ……なろっ!」
「ふひゃぁっ♥♥」
いきなり下から突き上がってきた自分のものとは違う力に押されて、智恵の膣内を男根がにゅるりと奥まで押し入り、智恵の脳をビリリッと一際強烈な電流が走った。
「はぁぁ♥ はぁ、あ、ぁ、は、はぁ……♥」
智恵は本当に感電してしまったように頭を天に向かって反らせ、次いで下半身から脱力して前屈みに体勢を崩した。
「へへっ、またイっちゃったね」
身体を支えるために目の前の胸板に手を置く。荒い息で震える上半身からは汗がポタポタと男の体の上に落ちてくる。
「でも、まだ俺は満足できてないからね」
前屈みになって近づいてきた腰を両手で掴み、男はようやく自ら腰を動かし始めた。
「んっ、はっ、はぁ♥ はぁぁっ♥ そこ、そこぉ~っ♥」
M字に開脚された脚に挟まれ、窮屈そうに波打つ肉尻。貪欲に肉棒を咥え込んだ結合部からはチャプチャプと水音を立っている。
「おまんこ、ヌルヌルのビショビショだね」
「そう、おまんこ、おまんこ熱いのぉ~♥」
傍のスライダーのおかげで日陰になっているとはいえ真夏のプールサイドはジリジリと身を灼くような熱を帯びている。密着し合う二人の肌からポタポタと汗が流れ出ていく。
「もっと熱くなろうぜ?」
男はそう情熱的に囁くと「舐めろ」と言わんばかりに出した舌に、智恵は迷うことなく食いついた。
「は、ぶぅ……っ♥ んんっ、んちゅ♥ ちゅくぅ……♥」
唇に力を入れて舌に吸い付き、雄唇と雌唇が密着した状態で、濃厚な唾液交換に移る。
「んはぁ、がっついちゃって♥ お姉さん可愛いなあ」
男は智恵の腰を掴んで優しく撫でてやりながら腰を振る。
「んあっ、あぁぁ~っ♥♥ あ、んあっ♥ んぶぅぅ♥ んっ、んむぅ♥ ぷひゃあぁ~~っ♥♥」
感じて喘ぎ声を漏らすたび、唇が離れかけるが、智恵は離すまいと必死に唇を重ね続ける。
智恵の身体は完全に四つん這いになり、下で仰向けになっている男の身体に重なる。
「みゅ、みゅっ♥ んびゅっ♥ ひゃぁ~~っ♥♥ ひゃくぅぅ~♥♥ んひゃあぁぁんっ♥♥」
プルプルと前後に揺れる桃尻は、熱気を帯びた身体に促されて幾条も光る汗を垂れ流す。
先程までブルンブルン震えて自己主張していた胸丘は、お椀の高台を胸板に沈めてその輪郭だけを揺らして淫靡に波打っている。
「くはぁ……っ、ふっ、すっかりチンポに夢中だね! さっきまでお友達の心配してたお姉さんがさ!」
「はふぅ、はふぅ♥ しょうなのぉ、わらひ、みんなの、おねえしゃんだからぁ……っ♥ こんにゃことぉ……しへひゃっ♥」
「でもセックス好きになっちゃったからしゃーなしだよな! お姉さんと俺、こんなに体の相性バッチリだもん」
「しょ、しょう……♥ しょうがにゃいのぉ♥ しぇっくしゅ、気持ちよしゅぎじぇッ♥♥ おねえさん、もうイクの♥ おねえしゃん、なのに♥ イク、イク、おちんちんでイクぅぅっ♥♥」
激しく揺れる結合部からはクチャクチャと二人の体液が泡立つような音が立っている。
「おぉ、俺ももう射精る! おぉ、おぉぉ……お姉さんのスケベマンコに射精すぞぉ……っ!」
「ああぁッ♥ あぁぁっ♥♥ イクぅ、イクぅ、イクぅぅっ♥♥ ちんぽぉでぇ、イクぅぅ~~ッッ♥♥♥」
「う、んぐぅ……っ!あぁ……、あぁ……射精る」
密着した二人の身体の隙間からビュルルルと勢いよく精液が溢れ出した。
「ふくぅ~~~~っっ♥♥♥ あ、ちゅ、いぃ…………♥♥」
精液によって白く染まった膣内と同じように、智恵の脳髄も真っ白に焼き切れていた。
「ふあ、最高だよ、お姉さん……まだまだヤりたいけど、あまり長引かせるとお友達が心配しちゃうから今日はほどほどにしとこうね♥」
「ん……♥ ふぁ……♥ んむぅ……♥」
二人は熱いプールサイドの床で絡み合ったまま、濃厚なキスを重ねる。
雄の逞しい身体に抱かれながらうっとりした表情を浮かべる智恵の頭の中からは、とうに友人たちを探していたことなど吹き飛んでいた。
「俺、もっとお姉さんと気持ちいいことしたいからさ。──だから、名前と連絡先、教えて?」
二人の男女は何やら耳元で囁き合い、喧噪から逃れるように物陰の奥へとズルズル艶めかしく絡まったままの体を引きずって行った。