黄錦龍主人公作品増えてください。
年代差を埋めるために年齢差は変更します。
改稿:12/21 ステータスの行間の調整
「これで家族以外と交流にも慣れろと
気だるげに娘の雪麗に贈られたゲームのパッケージを見て、
「部下が後は起動後の設定だけだと言っていたな......」
青幇は解体されたが、何人かの部下が法規制の緩い小国に移り住んだ彼に着いてきており、身の回りのことを請け負っていた。
剣や杖を持った男女が数人描かれたパッケージにはNewWorld Onlineと鮮やかな文字で書かれているのが見て取れる。
VRMMOという遊戯らしく、彼はこれを動かすハードをとある野望に利用しようと緋衣征志郎が接触してきた際に受け取っていた。
世界に四つしかない天才、柊聖十郎に作られたオーバーテクノロジーと言っても過言ではないそれを発端に、電子の海で人類の未来をかけた攻防も起こっているが既に過去の話である。
このゲームを始めるにあたって必要なことは彼の部下が情報を選別したもので学んでいた。
「
「しかし......追い回されたからと邪険にはしないとも
雪麗と静乃は既に始めているのだから始めるとしよう
家族が望む限り遊んでやろう、愛い愛い」
そう思考をそのまま口から溢しながら、彼が緩慢な動きでハードの電源を入れると、部下が彼に問いながら甲斐甲斐しく初期設定をてきぱきと進めていった。
出来ない訳では無いが、彼のカリスマが周囲に彼のあらゆる障害を取り除かせる。
そしていよいよ電脳世界へとダイブすることになる。
久しぶりの感覚と共に、ゆっくりと目を開閉すると、簡素な服を着た特徴のない黒髪黒目の男と設定パネルが並んでいた。
ここからはプロテクトが固く、本人しか操作できないため、ようやく彼自身が動きだす。
パネルに促されるがままに黄錦龍と名前を入れて決定を押した。
空中に浮かぶパネルが映し出す内容が変わり、初期装備がずらりと並ぶ。
「遊戯であっても誰かを傷つけるのは気が乗らん......回復、支援向け武器というのもあるのか......これにするか」
そうして決めた初期装備は楽器だった。
残りの設定を済ませて決定を押した彼を光に包みこむ。
そして、彼が次に目を開けた時。
活気あふれる城下町の広場に、現実と変わりない姿で立って居た。
ヴォンという音と共に目の前に半透明の青いパネルが浮かび上がる。
黄錦龍
Lv1
HP 40/40
MP 12/12
【STR 0】
【VIT 0】
【AGI 50〈+0〉】
【DEX 50〈+27〉】
【INT 0】
装備
頭 【空欄】
体 【空欄】
右手 【初心者の竪琴】
左手 【初心者の竪琴】
足 【空欄】
靴 【空欄】
装飾品 【空欄】
【空欄】
【空欄】
スキル
なし
戦いを好まない彼は消去法で残った二つに割り振っている。
パネルを閉じ、近くにあった噴水に向かって歩きはじめる。
ゆったりとした動作でスムーズ動く様は、足に見えないローラーをつけているかのようでシュールだったが、本人はまったく気にしなかった。
そして、噴水の縁に座り、竪琴を弾き始めた。
この世界の柊聖十郎は全人類もろとも電子の海に引っ越すことを企んでいましたが、四四八たちに阻止されてます。
多分サイバー警察か何かです。
黄錦龍は電子阿片の無差別配布とかで捕まって、雪麗に引き取られたりした。阿片は呼吸。
オリジナル武器ですが、楽器一択だった(゚∀。)y─┛~~