こちらは番外編になります。
本編は昨日投稿済みです。
当話にはいつも以上にご都合主義や主人公贔屓が含まれます。
読まなくても本編に影響はほぼありません。
差出人は
『今夜聖夜祭、即ち演奏会の日である!
事前の申し出は無かったが、そもそも白痴である彼が関心のない約束事など覚えているはずもなく、「阿片で解決する前に相手の話を聞いてください」と娘に言い聞かされていたのもあり、元々皆の望みを叶えたかった黄錦龍は自身の根城、崑崙宮殿にアクセスし、甘粕を招待した。
入ってくるなり甘粕は語る。
「さして掛からず気づいたようで何より!お前の邯鄲術は
黄錦龍は邯鄲内に居た柊四四八とクリームヒルト・ヘルヘイム・レーベンシュタインの座標にリンクを繋ぎ、二人を招く。
「バカ!今回は何をやらかすつもりだ!」
「余計なのはいるが、ライバルの邪魔なく口説けると思えば悪くないな」
「よし、集まったな!聖夜、古強者は己の進退を掛けた音楽会をすると聞いた!つまり、我等もまた合奏すべし!」
「わかった、正座して口を閉じろ。どこのどいつだ、バカにそんなことを吹き込んだのは」
「私は構わんが、そこの白痴はどうするつもりだ」
「んぅ?最近は竪琴を弾いているぞ」
「ゲームの中でだろ!ちくしょう、バカしか居ないっ......」
四四八が頭を抱える中、甘粕は立ち上がり、閉じた口を開く。
「抜かりはない!仙王にはこれを用意してきた!」
そういって、出現させたのはシンセサイザーだった。
「そもそも合奏にそれを入れるのか、音の合成とかに使う電子楽器だろう?こいつに扱えると思えんが」
「何、ここを作れるほどの才能だ!問題ないっ」
「善哉善哉、お前がそういうのならそうなのだろう」
「はぁ......楽器なんざ学生以来だぞ。半日で合奏までいけないだろう」
「阿頼耶があるだろう」
四四八が折れたことで、阿頼耶識を使った特訓が始まった。
阿頼耶による採点を元に、95点以上が合格ラインとされた。
「なんで、黄錦龍とクリームヒルトは一発合格してるんだ」
「流石は英傑!俺も直ぐに至ってみせようっ」
「楽器もおかしくないか。ヴァイオリンはいいとして、シンセサイザー、リコーダー、大太鼓とか」
「お前が少しは考えろというからな、それぞれの適性に配慮したぞっ」
「違う」
四四八が頭痛を痛めつつも、聖夜までに全員が仕上がり、全員のかつての協力者(服役中を除く)が集められた。
「よくぞ、集まったな忠の者たちよ!今日は心行くまで聴いていってくれぇぇ!!」
そうして、始まった演奏はフルオーケストラだった。
甘粕の大太鼓、
「俺、呼ばれる必要あったか?バカを放置できないからって送り出してはくれたが、クリスマスは家族で過ごしたかったんだが」
「そういうだろうと思って、こうして招待したぞ!」
「違う、そうじゃない」
四四八の胃痛はこれからだ!
阿片やってるからね、音楽性もあるさ(゚∀。)y─┛
伝統として書きたかった、来年はたぶんない