燐とイスカとアリスとネネが大好きです。
媚薬を飲んでエッチな気分になった燐とイスカが色々楽しみます。
「アリス様ときたら全く…」
疲れ果てて机で寝てしまったアリス様を横目に私は
執務で散らかった机を整理していく。
「これは」
髪を結うリボンが机の上に乱雑に置かれている。
アリス様がいつもお使いになる物だ。
アリス様はこう見えて結構、几帳面な一面あったりする為、
私はリボンを取り、曖昧な記憶を遡りながら、ベッド脇の小さな小物入れの引き出しを開けた。
ここじゃなさそうだ
続けて私は開けた引き出しの一つ上の段も開ける。
「…………」
これはなんだろう。
個装された白い顆粒状のもの。
まさか。
あの帝国剣士の罠か何かか?
アリス様の部屋にこんな怪しげな物があるはずがない。
きっとあの帝国剣士が何かの拍子にアリス様へと言葉巧みに託したに違いない。
おのれ帝国剣士…
私は、その個装された毒物を懐に入れた。
「う……」
アリス様の漏れた寝言が聞こえた。
今日もこのお方はこれほどにまで王庁に尽力している。
アリス様には、あの帝国剣士に勝手に手を出す事は禁じられているけれど……
「これは丁度良い」
帝国の毒物ならばあやつも警戒しないだろう。
世界統一の為だ。アリス様の為だ。
私は、散らかった部屋をそそくさと片付けてアリス様の部屋を出た。
「珍しいわね燐」
「はい、少し用事ができまして」
あの帝国剣士の事だ。中立都市に行けば必ず会えるはずだ。
私はアリス様に中立都市へ行く事を告げた。
「私も行こうかしら! イスカに会えるかも知れないし!」
「駄目です。アリス様。昨日中に処理するはずの書類があんなにも溜まっているではありませんか」
「燐〜」
「いけません。最近女王様にも目をつけられているともお聞きしておりますので、しっかりと執務をなさってください」
「分かったわよ…はぁーイスカ…」
「では、私はこれで」
「分かったわ」
私は一礼して部屋を出ようとしたところ、
「燐」
「はい」
「あなた、何かたくらんでない?」
「いえ、なにも」
「そう、それなら良かったわ」
私は、大きくなる心音を必死で沈ませながら、もう一度お辞儀を行いこの場を後にした。
「やはりここに居たか、帝国剣士」
「お前は、アリスの」
あいも変わらず、貧相な格好をした男だ。
いつだったか、アリス様と演劇を見た後のパスタ屋のそばで張り込んでいた所、あっさりと見つかった。
「今日はひとり?」
「貴様に話す必要はない、と言いたい所だが丁度良い」
帝国剣士は怪訝な顔を私に向けた。
「アリス様が日頃頑張っている貴様にと褒美を与えたのだ、ご馳走してやろう」
「ええ、悪いよ。お金ならあるから」
「断る権利など貴様にはない。アリス様が直々に褒美を与えたのだ、喜んで頂戴しろ」
私が殺気だった視線を投げたからか、帝国剣士はやや呆れた感じで私と共に店のドアをくぐり、席へと着いた。
想像していたよりも店の中は混んでいた。
「燐は何にするの?」
「私はこのウニとカラスミのパスタで」
「あーそれも美味しそうだよね」
帝国剣士はどこか楽しそうにメニューを見ながら、考えあぐねて、店員を呼んだ。
「ウニとカラスミのパスタを2つ、一つは茹で加減ベンコッティでもう一つは…」
「なっ」
帝国剣士っ…
「アルデンテが至高なんだっけ?燐?」
私は黙って頷くしかなかった。
店員が背を向けてく中で私は、
「普通同じメニューを頼むものか、帝国ではそんなマナーすらも教わらぬのか」
「いや食べたい物頼んで何が悪いんだよー」
「私から少し貰って、もう一品食べた方が色んな味を楽しめるだろ、帝国剣士!」
「アリスと注文が被った時には別に何も言ってなかっただろ!」
「黙れ帝国剣士!」
私の声が大きかったか、周りの視線をちらちらと感じる。
私は感情を抑えた。ここは中立都市だ。王庁に仕える者として品格を示さねばならない。
「なんなんだよ、全く」
「……」
居心地の悪い空気が流れる。気を使ってか、帝国剣士が話し出した。
「今日アリスは?」
「アリス様は色々とお忙しいのだ、貴様と違って」
「王庁の仕事?」
私は頷く。
「燐は休みとかあるの?」
「私に休日など必要ない、アリス様がいち早く女王となり世界統一してくれるのならば、自分の事など考える必要ない」
「世界統一か……」
帝国剣士は何やら考え込む素振りを見せたかと思ったら、途端に立ち上がって、お手洗いの看板を見つけると、そちらの方へ歩いて行ってしまった。
そこへタイミングよく、お待たせしましたとの声と共にパスタが運ばれてきた。
「…………」
店員が去っていく。パスタからは湯気が上がっている。
私は、そっと懐に手を伸ばし、アレを取り出した。
周りは談笑に夢中だ。
個装をちぎり私はそっと、その白いアレをパスタへと振り落とした。
「あれ、もう来てた」
少しして、間抜けな顔をした帝国剣士が帰ってきた。
「先食べてて良かったのに、悪いね燐」
帝国剣士はフォークとスプーンを手にして、パスタを混ぜる。
美味そうーとか言いながら。
そして、いただきますの言葉の後、パスタを口に含んだ。
「美味しいねー、燐」
「良かったな、アリス様に感謝しろ」
これで良い。
これで良いのだ。アリス様がなんと思いになろうが。
「あれ?」
帝国剣士が、不思議そうな顔をしている。
毒が回ったか?
「これ、ベンゴッティじゃない……」
帝国剣士は続けて。
「燐、ちょっと」
帝国剣士は私の皿のパスタをすくい、口に入れた。
「燐の皿がベンゴッティだよ!」
「なっ、貴様!」
しまった。再度周りが私を見る。
「本当だって燐! ほら食べてみなよ」
「いや……私は」
「えっ? アルデンテこそが至高って言ってたじゃん」
「私は……いらない」
「なんでだよ、お互い嫌だろこれじゃ」
帝国剣士が強引に、皿を取っ替えた。
「貴様っ!」
しまった、周りが私を見る。
「あのー、お客様。他のお客様もいらっしゃいますので……」
くそ!
下手に今ここで注目を集めるのも不味い。
「やっぱり、少し固いこの食感が良いよね」
何を能天気な事を……!
「食べないの?」
「いや……」
どうすればいい?
「まだ一口も食べてないよね、パスタ冷めちゃうよ」
「……」
怪訝な表情で帝国剣士が私を見つめている。
「まさか、何か仕組んでる?」
不味い。
くそっ、こうなったら。
私は薬が混ざってなさそうな皿の端の方のパスタをすくい、口へと運んだ。そして一気に水で流し込み、テーブルにある水をグラスに再度注ぎ、再び胃に水を流し込んだ。
「どうしたの、いきなり……」
「私は猫舌なのだ」
今のところ身体に異常はない。
が、一刻も早く王庁に戻り手当てを受けねば。
しかし、この帝国剣士も様子の変化が見当たらない。
毒物ではないのか?
兎にも角にも、もうこのパスタを食べるのは危険だ。
私は帝国剣士がパスタを食べるさまをじっと見ていた。
「なに?」
「別に何もない」
「見てばかりじゃなくて、自分も食べたら?」
「今はダイエット中だ。あとあまり好きな味ではなかった」
「なんだよ、それ。もったいない事するなー、アリスに怒られるんじゃない、そんなんじゃ」
「食べても良いぞ」
帝国剣士は首を横に振って、
「仕事しないと、お腹へらないんだよね。体重も自分なりに管理してるからやめておく」
くそ!もしかすると私の企みに気付いているのか?
私は帝国剣士の顔を再度確認した。
「……」
麺を食べる唇が油でテカり赤く輝いている。
私は何故か胸が苦しくなった。
アリス様より年下の男、
肌艶も少年特有のきめ細かさで満ちており、それはガラスのように白く光っている。
息が荒くなってきている。慌てて平静に努めた。
なんだ、この毒は?
帝国の新兵器か?
私が水を飲もうとした所、帝国剣士が言った。
「燐って、可愛いよね」
「なっ!?」
「ごめんっ、我慢できなくてつい言っちゃった」
「いきなりなんだ!?」
「なんか、分かんないだけど、変な気持ちになってきて」
帝国剣士もいつのまにか頬が赤くなっていた。
周りの雑談の声があまり聞こえない。
私は水を飲んで落ち着かせた。
「ごちそうさま」
帝国剣士がパスタを食べ終わったようだ。
「燐はこの後どうするの?」
「私は、特に……」
「じゃあ、少し話そうよ」
私は何も言わなかった。
私は会計したのか定かではないが、お店の外へ出た。
我慢出来なかった。
おそらく、あの毒のせいだ。
「ついてこい、あの路地裏だ」
爽やかな夏の風が私の背中を撫でる。
いつもなら熱をさらうこの風が、今は熱風のように感じた。
帝国剣士は何も言わなかった。
お互いもう分かっているのだろう。
裏路地に入ると安宿が軒を連ねる通りだった。
聞いた事がある。
中立都市には恋人同士で夜を過ごす宿屋があると。
通り一面人の気配がなかった。
「帝国剣士」
「何」
私の方を見て、少し視線を下げた瞬間に私は帝国剣士の頭を掴み、引き寄せその唇にむさぼりついた。
ことのほか、柔らかかったその唇に私の鼓膜は刹那張り詰めた。
脳裏をじんわりと快楽が覆ってくのが手に取るように理解出来た。
「いいの?」
帝国剣士が野暮な事を抜かしている。相変わらずの能天気さだ。きっとこんな所がアリス様はお好きなのだろう。
帝国剣士は私のお尻を服の上から両手で撫で回している。
いくらでも隙ならあった。
瞬時にナイフで首筋をかっさいてやる事など容易いと感じた。使徒聖イスカ。こやつを失えば帝国は大きな損失となる。
しかし、
「んっ、ちゅ…ちゅ…」
今ここで、この一人の男を失うのは嫌だと思った。
理由は簡単だ、私の性欲を満たしてくれるからだ。
帝国剣士の荒い息遣いが聞こえる。その息遣いにあわせるように、私の身体を撫でる力も強くなっていく。
気持ちが満たされていくのがわかる。
「舌を出せ、帝国剣士」
「うん」
私と帝国剣士の舌が絡まり、お互いを探り合う。
こんな所、とてもアリス様には見せられない。
ましてや傷つけてしまう事などとうに理解している。
しかし、止められない。
この帝国剣士と快楽を共にしたいと身体が命令してくるのだ。
「はぁはぁ」
帝国剣士が私の脇腹を撫で胸へと触れた。
「待て」
「うん」
「あそこの宿に」
帝国剣士は素直に応じた。
王庁が管轄しているホテルに比べるとかなりリーズナブルな値段だった。
受付の者の顔が隠れて見えなかったのが印象的であったが、私も今の状況を誰かに見られたくはない為、好都合であった。
「良いの、お金?」
「野暮な事は聞くな、帝国剣士」
私達は、鍵に記載されたホテルの部屋へと入る。
正面のベッド脇にある暗めな照明が室内を包んでいる。
部屋の鍵が閉まるのが聞こえた刹那、
「ん……!」
帝国剣士が私の胸を背後から揉みしだいた。
「あっ……!」
力強い手付きで乱暴に触るのが嫌ではあったが、直接的な刺激が身体を抜けた。
「燐、可愛い」
私は背後から強引に唇を奪われる。
「はぁ、良い匂い、燐の髪良い匂いがする」
帝国剣士の身体からも、優しい薄荷のような匂いがしている。
「待て、帝国剣士」
「ごめん、我慢できなくて」
見渡すとベッドとシャワーしかない簡素な部屋。
窓はない。
私達はベッドに腰を掛けた。
頭がふわふわする。
この帝国剣士に触れられたい。
一つになりたい。
もうその事しか、考えられなかった。
「脱がしてくれ」
私は背中を向けて、ボタンを外すように仕向けた。
帝国剣士がひとつひとつボタンを外していく。
「外せたよ」
私はいつも着ているメイド服を脱ぎ、下着姿になった。
足腰に付いていた、暗殺用の武具も勿論、外した。
「綺麗だね、燐」
帝国剣士が私の身体をじっと見ている。
恥ずかしく思えた。
「私だけなんてずるいぞ、貴様も脱げ、帝国剣士」
「分かってるよ」
するすると瞬く間に帝国剣士は下着一枚となった。
男と言うのはあっという間に裸になれるものなのか。
「燐……」
「興奮しているのだな、帝国剣士」
私は彼の下着の盛り上がった部分を優しく握った。
それは想像してたよりもずっと、固く、熱いものであった。
「燐、まじでやばいかも……」
「そんな強張るな、楽にしていろ」
私は、帝国剣士をベッドに押し倒し、その薄い乳首に舌を這わせ、彼の下着に手を入れ、直にそれの先端を撫で回した。
「あっ……!」
帝国剣士の声が漏れる。薄暗い部屋の壁に私の影が映ろう。
帝国剣士の顔を見ると、今更に思えるのだが、恥ずかしそうな顔をして私から顔を背けていた。
「……?」
私は指先に違和感を感じて、彼の下着から一度手を引いた。
「帝国剣士、なんだこれは」
指先に透明な粘液が付着していた、指で伸ばすとそれは薄っすらと糸を引いた。
「やめてよ、仕方ないだろ。勝手に出てくるんだから」
初耳だった。
「……ちゅぱ」
私はその粘液が付いた指先を口に含んだ。
「無味だな」
「別に味を確かめなくても良いから……!」
帝国剣士は顔を赤らめている。
「この場でかっこつけるな、帝国剣士」
私は帝国剣士の下着を全て下ろして、彼のものを露わにさせてやった。
顔の割に、赤黒く大きな物だった。
これが私の中に?
なんだか不思議な気持ちになった。
「じっとしているだけで良い」
私は、そっと帝国剣士の上に乗り、唇を重ねて、空いた手で彼の性器に触れた。
重ねる唇から、押し殺せず漏れた帝国剣士の荒い声が聞こえる。
「気持ち良いか、帝国剣士」
「うん、続けて」
可愛く思えた。もう善悪の判断なんか分からなかった。
ただ、目の前の快楽に溺れたいのみだ。
「ん、はぁ、ちゅ……」
部屋には二人の接吻の音が響き渡っている。
「燐、ここ見せて」
帝国剣士が私のブラに手を掛けて、ホックを外した。
あまり好きではない私の乳房が帝国剣士の前に露わになる。
「喜びすぎだ、帝国剣士。間抜けな顔をこちらに向けるな」
「お生憎様、こっちも男だからね。さすがに可愛い子の胸には目がないんだよ」
先程と異なり、帝国剣士の手が優しく乳房に触れる。
「……ん」
頭がおかしくなりそう。
理性のタガが外れそうになる。
私が感じて俯いていたからか帝国剣士が言う。
「大丈夫?」
「続けろ……」
帝国剣士の手が私の胸を揉んでいる。充足感と快楽の波が全身を巡る。
「あっ! ああっ!」
帝国剣士が私の乳首を摘んだ。
身体が勝手に跳ねるのが分かった。
なんて気持ち良いのだろう。アリス様に申し訳ない。
帝国剣士も、私の好みを汲んでか優しく、胸を揉んでくれている。その優しさが尚の事私の身体をその気にさせてしまう。
「……んっんっ、はぁ気持ちい」
勝手に言葉にしてしまっていた。
私は帝国剣士の唇を求めた。
「ちゅ……ちゅ……ちゅぱ」
絡み合う舌が嬉しくおもえた。
「燐」
「なんだ」
「これ……」
私が跨いでいる、帝国剣士の腹の辺り一面が濡れている。
「いつ言おうか、迷ってたんだけど」
「これ、全部燐の……」
そう言って帝国剣士は私の下着のクロッチの部分を指した。
私は自分の下着に触れた。
べっとりと私の愛液で濡れていた。
「……!」
「いや、悪い事じゃないと思うから良いんだけど」
私は羞恥心を悟られないように、またがっていた足を外して立ち上がり、びしょびしょになってしまったパンツを脱いだ。
「うわぁ……さすがにこれはエロい」
帝国剣士がそんな事を呟いた為、
私も自らの恥部を覗いて見たところ、私のパンツと恥部の間に一本の系が伸びていた。
「燐は濡れやすいんだね」
「普通だ」
私はパンツを脱ぎ、帝国剣士の性器に再び手を触れた時、
「今度は僕の番」
帝国剣士は私を仰向けにさせる。
そして、私の両足を掴み大きく開かせる。
「いやっ……」
咄嗟の事でつい、声が漏れてしまった。
「力を抜いて燐」
帝国剣士は私の開いた股をじっと見つめて、そっと私の恥部に顔を埋めた。
「……っっ!」
帝国剣士の舌先が私の核の部分を愛でる。
「っあ! 気持ちっ……!」
白い無機質な天井が霞んで見える。
私は帝国剣士の藍色の頭を両手で掴み、彼の顔に私の核を力任せに擦り付ける。
快感に浮かせた腰が勝手に跳ねる。
贅沢な気分だ。
「良いっ……! ぁぁぁっ……」
ベッドが軋む。
私が身体をくねらしているからだろう。
帝国剣士の舌使いも絶妙であった。
私が腰を彼に押し付けると、そっと舌先の力を抜いて、私の腰が引けたのを見ると、舌先の力を少しだけ込めてくる。
一貫して、優しく扱ってくれているのが感じられた。
丁寧で優しく私のを舐めてくれる。
少しくらい、ぞんざいに舐め回してくれても良いのだが。
「痛くない?」
そんな帝国剣士の問い掛けにわたしは頷いた。
ぴちゃぴちゃと卑猥な水音が響く。
アリス様には絶対に見せられない光景だ。
「ぁっ、あっ……ん、っ」
理解は出来ているのに、やめられない。いや、やめたくなかった。気持ち良いからだ。
「燐……、僕のも良いかな……? もう痛いくらいになっちゃってて……」
やや赤面した様子で帝国剣士は言った。
今度は私が上になり帝国剣士をベッドに仰向けにさせた。
はち切れそうなほどに勃起した帝国剣士のそれの先にはまた、透明な液が湧き出ている。
私はそのいきり立った物を口に咥えようとした所、
「待って……。その前に……燐の胸を……」
「舐めたいのか?」
「うん……」
私は仰向けの帝国剣士に覆い被さり、顔の目の前に胸を差し出した。
帝国剣士はわたしの乳房を掴み、赤子のように、乳首に吸い付いた。
「ちゅ……ちゅ……ちゅぱ……ちゅ」
「んん…ん…は…」
甘い快楽が身体を抜ける。
帝国剣士の顔を見ると、わたしの胸に夢中のようであった。
男と言うのは、本当に胸が好きなのだろう。
「やっぱり、アリス様の胸の方が良いか……?」
なぜかわからないが、こんな事を口に出していた。
「なんで、そう思うの?」
帝国剣士は、不思議そうな顔を向ける。
私は下らない事を口にした自分が急に馬鹿馬鹿しくなり、返事を返さなかった。
その代わりにキスをした。
「ん、ふ……はあ……ちゅ……」
「はぁ……燐の身体、良い匂い……」
「香水は付けてないぞ」
「石鹸の匂いかな、髪もサラサラで良い匂いだし」
「嬉しいのか?」
「うん……」
私は帝国剣士の股の方に再度移動して、
「痛かったら素直に言うのだぞ……」
と告げて、血管の浮き出た彼の棒を口に含んだ。
「じゅぼ……じゅぼ……」
「……っ」
帝国剣士は腰をよがらせている。
彼のモノを咥えつつ、私は自分の仕事が侍女な事を思い出して、こんな事を言った。
「別に私は王庁でこのような世話まではしていないからな……帝国剣士……」
「そんな事、分かってるよっ……」
何度も私の口内を往復する内に、はなっから固かったそれはより一層固さが増していく。
「じゅぼ……じゅぼっ……、気持ち良いか……帝国剣士」
「うん……先っぽ、舌先で舐めて欲しい」
「こうか……?」
私は、舌先で真っ赤に腫れ上がったその先を刺激した。
想像していたよりも量の少なかった帝国剣士の陰毛が、私の滴った唾液で濡れている。
「あぁ……燐はなんでもやってくれるね……」
「……っな!」
帝国剣士はいやらしい、満足感に溢れた顔をこちらに向けている。
「これは、多分……あの薬の効果だ…」
「薬?」
「いや……何もない……」
「メイドさんだからお願いされると聞いてしまうのかな……?」
ぐぬぬ、調子に乗っているな帝国剣士……!
私は、帝国剣士の上に跨った。
「えっ……」
帝国剣士の驚いた声が聞こえる。
私は帝国剣士の腫れ上がったモノを掴み、私のもうヌルヌルになってしまった割れ目へと押し当て、そのままそっと体重を掛けた。
「うわ……エロい……」
エロいと言う表現が好きだな、この男は。
「……ん……ふ」
苦戦するかと思ったが、存外楽に奥まで入った。
私の中の感覚を堪能しているのだろう、帝国剣士は焦点が定まらず間抜けな表情を浮かべている。そんな顔を拝めただけで、こうした甲斐があった。
「こんな感じなんだ……」
帝国剣士が顔を赤らめている。
私は帝国剣士に覆い被さり、キスをした。
「ぬ…ん……ちゅ……」
続けて、彼のその真っ白な首筋に噛みついた。
帝国剣士は何の警戒も抱かず受け入れている。このまま、私がここを強く噛みちぎればどうなるかも考えずに。
私は耳元で告げた。
「アリス様には内緒だそ……帝国剣士」
「うん……」
私は、ゆっくりと腰を上下に動かす。
帝国剣士の熱く固い物が私の中の壁をグリグリと擦るのが分かる。
「あぁっ……つっ……」
つい声が上がってしまう。
帝国剣士が下から私のお尻を掴んだ。
「動いて良い? 燐」
私の返事を聞かずに帝国剣士は腰を振り出した。
「あっ……あっ…ま」
まだ、馴染んでない私の中を縦横無尽に帝国剣士の物が掻き乱す。
「クチュクチュ……」
いやらしい音が背中に当たる。
途中まで頑張って我慢していたが、声に出ていた。
「痛……い……」
「あっ……ごめ……」
帝国剣士は私の耳元で謝った。
「最初は……もう少しゆっくりにしてくれ……最初だけで良いから」
私も耳元で言った。
続けて、こんな事も口に出ていた。
「あと……キスしながらで良いか……帝国剣士」
「うん、燐のしたい事を……してあげたいから」
帝国剣士の柔らかい唇が私の唇と重なる。
覆い被さってするキスは格別のものだ。
「ん……う……」
帝国剣士の熱いモノが私の中をゆっくりと上下する。
ピチュピチュと恥ずかしくなる音が辺りに響く。
「っ……はぁ……」
私は帝国剣士の口内に熱い呼気をぶつけてしまう。
私の中に帝国剣士のモノが入っている。
ベッドが規則的に軋んでいる。
その度に私の中に甘い快楽が広がる。
私は念の為、彼に忠告した。
「中では出すなよ……帝国剣士」
「うん……」
「それ以外なら私の身体を好きにしてよい……」
「そう言う事、言われるとこっちは返っていっちゃいそうになっちゃうからっ……!」
帝国剣士の顔を間近で覗いても、ただの同年代の少年にしか見えなかった。こんな少年が戦場では化け物へと変わる。それこそアリス様とも張り合えるほどの力を持って。
「んっ……ちゅっ…ピチュ…」
互いの唇が交わる。
私の中が充分に馴染んできて、帝国剣士のモノが気持ち良い。
帝国剣士も最初よりも速度を上げている。
「燐の中……気持ちいい……あったかくて……」
帝国剣士の生温かい呼気が私の顔に当たる。
ベッドの軋みが先程よりも大きく鳴り響いている。
帝国剣士の手が私の尻を、背中を、撫で回す。
「燐、お願いがあるんだけど……」
「んんっ……なん……だ?」
話す時は腰の動きを止めてくれ。
「僕の顔一面……燐の唾液まみれにして欲しい……」
「…………」
「変なお願いしてる事は分かってるんだけど……」
男って生き物は……。よく分からないところがあるな……。
私は帝国剣士の両頬を掴んで、顔を舌先で舐め回した。
日焼け止めを塗っているのか、変な味がする。
「はぁ……凄い……。最高……」
帝国剣士は興奮を隠せないようだった。
その証拠に、腰の動きが早まって行く。
私も我慢できず、
「あっ……ああっ……」
派手に声を上げてしまう。
中が掻き乱される。
帝国剣士がその細い腕で私の腰を強く掴む。
ギシギシとベッドが揺れている。
「あんっ……は、はんあんっ……!」
「あーっ……燐、イキそう……」
帝国剣士は、私の中からソレを抜いた。
「はぁはぁ……手でしごいて、燐……」
私は帝国剣士の上から降りて、横に移り、腫れ上がったその棒を扱いた。
私の愛液に塗れたソレは擦る毎にクチュクチュと摩擦音を響かしている。
「燐、おっぱい……」
快楽の果てが迫って来ているのか、帝国剣士は目が虚ろになっている。私は帝国剣士に添い寝するような形で寄り添い、胸を吸わせながら、シコシコと扱きを続ける。
「燐……やばい……」
「イクのか……?」
「うん……」
「いつでもいいぞ……」
「あっ……いく…いく…ああっ!」
噴水のように精液が飛び出した。
それは止む事なく、断続的に周囲に撒き散る。
こんな感じなのか……。男の身体と言うものは本当に不思議なものだ……。
握ってるソレも激しく脈打っている。
帝国剣士は硬く目を閉じている。
次第に勢いは弱まって、握っていた物もさっきまでの膨らみはどうしたか、小さくなった。
「はぁはぁ……凄い、ありがとう燐」
「気持ち良かったか、帝国剣士」
「うん……」
シーツには帝国剣士の精液がべっとりと付着していた。
よく見ると私の髪の毛にもすこし付着している。
帝国剣士は身体を起こし、ベッド脇にあるティッシュでひとしきり汚した所を拭きあげた。
「燐、髪の毛かかっちゃってごめんね」
「別に構わない」
「気持ち良かったよ」
帝国剣士は下着を探している。
「待て、帝国剣士」
「え?」
「まだ、私がイッてないだろう」
「さすがにすぐには勃たないからっ」
「じゃあ……」
帝国剣士の顔を掴んで、
「舐めろ……私がイクまでな……」
私の秘部に押し付けた。
「ちょっと休憩とかは……」
「ずるいぞ、貴様だけ先に果ておって……」
諦めたのか、帝国剣士は私の核を舐め始める。
「あっ……」
気持ちいい、この優しい舌先でずっと私の物を舐めていて欲しい。
再び、視界が白くなっていく。
あぁ……アリス様は今なにをやっているのだろう……。