黒の騎士団編・カレンEND後です。
学園卒業後の設定です。
ある日の夜、シンジュクゲットーの廃ビルの屋上に、ライとカレンはいた。
黒の騎士団での一日の仕事を終え、ようやく得た逢瀬の時である。
「今夜は満月だったのね、本当に綺麗」
「ああ。雲一つなくて、よく見える。しかし月が、こんなに明るいとは」
月の光に照らされ、ぼんやりと明るくなった周囲を、ライが見渡す。
「何ていうか、昼間の明るさとは違った、幻想的な雰囲気よね」
「周りが静かだし、余計にそう感じるな。いいものが見られた、誘ってくれてありがとう」
「私はただライと一緒に夜空が見たいなと、思っただけ。満月の事も、知らなかったし。
でも予想以上に喜んでくれて、良かったわ。気分転換にもなったかしら」
並んで座るライを見上げ、カレンは微笑む。
その顔を見て愛おしさが増した彼が、彼女の肩を抱き寄せた。
「君には叶わないな。実は会議とかで頭を使う場面が多くて、少し余裕がない一日だったんだ。
そんな日の終わりに君に会うだけでも、活力になるんだが、こんな素敵なものまで見せてくれて。
君がそばにいてくれるから、僕は本当に心強い」
「そう言ってもらえて、嬉しいわ。でも本当に、無理はしないでね。元気な貴方のままでいてね」
「わかってる、十分に気をつけるさ」
カレンの髪を優しく撫でた後、ライは彼女にキスをした。
月に照らされながら、二人はしばらくの間、唇を重ね合わせていた。
キスを終えた後も、二人は寄り添って月を見ていた。
「寒くないか?」
ライが尋ねると、カレンは笑って答える。
「今夜は元々寒くないし、こうしていればライのぬくもりを感じられるから、平気よ。貴方は?」
「僕も同じだ。君の事を感じられるから、寒くはない…」
カレンの顔を見つめていたライは、月明かりに照らされる彼女の姿に魅せられ、息を飲んだ。
丈の短いタンクトップの隙間から覗く、豊かな膨らみと深い谷間、細い腰や形の良いへそに、目を奪われていた。
そして、彼の異変に気づいたらしく、彼女は恥ずかしそうにうつむく。
「すごく視線が、その…熱いんだけど」
「あぁっ、す…すまない。月明かりに照らされた君が、いつにも増して魅力的に見えてしまって、つい」
「月…ねぇ。何だか狼男みたい」
「狼男?」
「知らない?満月の夜になると、その光を見て男が狼みたいな顔の怪物になって、若い女性を襲うんですって。
古い言い伝えとか、ホラー映画にも時々出るわよ」
「へえ、そんなのがあるのか。まあ月の光は幻想的だし、魔力を帯びてそうだからな」
そう言いながらライは、まだカレンの姿をチラチラと見る。
その視線に戸惑いながら、彼女は言った。
「その…部屋に戻る?そこならまだ…きゃっ」
脇の下に腕を回され、タンクトップ越しに乳房を愛撫されて、カレンが驚きの声を上げた。
「すまない、ちょっと我慢が…」
「あっ、あの…待ってってば…今日は、はぁっ」
あっという間にカレンは押し倒され、タンクトップの裾をまくり上げられていた。
ライの手がブラジャーの上から乳房をつかみ、優しく、時に激しく揉みほぐしていく。
その手際の良さに彼女も次第に乗せられ、息は熱を帯び、乳首が硬くなるのを感じた。
「見てもいいか?」
「あっ…乱暴にしなくても、これ…前から外れるわよ。ほら」
ライが強引にブラジャーをずらそうとするのを制して、カレンがフロントホックを自ら外してみせた。
そしてブラジャーの前をはだけて、汗ばんだ豊かな乳房を月下にさらす。
次の瞬間、彼は乳首にしゃぶりつき、激しく乳房を揉みながら乳首を吸い始めた。
「ちゅるっ…君もその気になってきたか?」
「んんっ、だってライが止まってくれないからぁ」
ライに文句を言いながらも、カレンも確実に淫らな気持ちになっていた。
自分の下半身に当たる彼の硬いペニスを認識し、熱くなった下半身がそれを欲し始めた一方で、彼女はまだ迷っていた。
(どうしよう、今日は…でもこのままじゃ…)
その後、カレンは下も脱がされ、愛液が溢れる下半身をさらけ出していた。
一方のライも、ズボンとパンツを下ろし、ガチガチに勃起したペニスが月に照らされている。
「カレン、そろそろ…」
「あっ、まっ、待って」
膣内にペニスを入れようとしたライを、カレンが慌てて制する。
「どうした?」
ライの問いかけに、カレンはモジモジしながら、秘めていた事実を口にする。
「あのね、その…今日はさ…危ないの」
「危ない、というとその、妊娠しやすい…って事か」
「う、うん。ごめんね、黙ってて」
「いや、こちらこそ勢いでしてしまってすまなかった。
そうか、部屋にはコンドームがあるから、それで戻りたいと言ったのか」
ライの言葉に、カレンが頷く。
「学園は卒業したし、結婚前提での交際になってるとはいえ、まだちゃんと籍も入れてないでしょう?
そりゃあ子供は欲しいけど、一応順番がね…」
体裁を気にするカレンであったが、幻想的な満月の魔力と、その光に照らされるライのペニスの猛々しさに、次第に惑わされていた。
(何だか、頭の中がボンヤリして…思考が…)
自然とカレンの下半身が落ち着きなく動き、光と影の間を行き来する陰毛を見て、ライも理性を失いかけた。
(すごく、そそられる…。この中に出したら妊娠して…うぅ、我慢ができない。だが責任は取れるのか、いや入籍は予定してるし…)
やがて、月を見上げるカレンが理性を鈍らせ、本能のままに少しだけ股を広げた瞬間、ライは覚悟を決めた。
「カレン、やっぱり僕は…!」
「へっ!?ラ、ライっ…ちょっと、はああっ!」
ライのペニスがカレンの膣奥まで、あっという間に侵入し、彼女は悲鳴を上げた。
そして彼女が何かを言う間もなく、彼は腰を前後に振り始めていた。
「やぁっ、ライ…本当にダメだってば…あぁっ」
「すまない、ちゃんと責任は取る!責任は取るから…くっ、いつもより締めつけがっ」
「締めつけの事は、あっ、わからないわよぉ!とにかく順番が…んんっ!」
(なっ、何これぇ…おちんちん…いつもより硬くて熱い気がぁっ!こんなのっ、おかしくなりそう…!)
ライが腰を何度も打ちつけ、ペニスが子宮口をノックするたび、カレンの思考回路が蕩けていく。
揺れ続ける視界に映る満月が、彼女の理性を溶かし、欲望を膨らませていった。
「カレン…!」
「んむぅ!ちゅるっ…」
ライが腰を振りながら、カレンの唇を自分の唇で塞ぐ。
舌を絡ませ、唾液も絡ませ、同時にペニスが膣内の奥深くをかき回す。
(ダメ…このままじゃ、デキちゃう!でもライの赤ちゃんはいつか欲しいし、いっその事…あぁっ、でも!)
二人の唇が離れ、再びカレンの視界に満月が映る。野生動物のように荒々しく腰を振るライの顔を、月明かりが照らす。
(私…私はっ)
一方で、そんな悩ましげなカレンの表情を見ながら、ライの欲望は限界を迎えていた。
「ふぅっ、うぁっ、そろそろか…!もうこのまま、出すぞ!」
「はぅっ、やっ、でっ、出ちゃうの!?」
ライの射精が近いのを知り、カレンはますます混乱した。
(出されちゃう…私がお母さんになっちゃう!このまま受け入れたらいいの?でもっ)
迷うカレンはライの顔を見て、二人がつながる自分の下半身に思考を巡らせ、二人を照らす満月を見た。
その光が一瞬輝きを増し、彼女の脳裏に何かが浮かぶ。
(あぁ…これって…)
次の瞬間、カレンは両脚をライの腰の後ろで交差させて言った。
「いい…よっ、出してぇ!」
「…カレン!くっ、うおおっ…!」
「あっ、あっ、ふあああ!」
ライのペニスから大量の精液が噴き出し、カレンの膣奥を満たしていく。
「出てるぅ…いっぱい中に精子…出されてるよぉ…!きっとデキちゃったよ、ちゃんと責任…取ってよね」
精液をしっかりと受け止めながら、カレンは少し文句を言いつつ、幸せそうに微笑むのだった。
それから半年後、二人は特区日本にある自宅の庭で、一緒に満月を見上げていた。
「ほら、すごく綺麗なお月様よ」
椅子に座り、大きくなってきた腹部を優しく撫でながら、カレンが呟く。
「本当に綺麗だな。その…まるであの時と、いたっ」
「こ、こらっ、それは言わないの!この子にそんな話は早いから」
「うっ、そこまで言うつもりは…」
カレンに叩かれ、ライが困惑する。
「しかし、順調に育ってきてるな」
「ええ、無事に生まれて欲しいわね」
ライに腹部を撫でられつつ、カレンは満月を見上げて目を細める。
(あの時、脳裏に浮かんだのは…ライと子供と三人で、満月を見てる光景だったっけ。
それがすごく幸せそうで、そんな未来に近づきたくて、思わず妊娠させられる事を受け入れたのよね。
でも結果的に入籍して、こうして幸せに暮らしてるからいい気がする。
だから後は、頑張ってこの子を産まなきゃね)