出撃時刻の少し前にいなくなった陽炎を探す提督は、人が来ない建物の中でオナニーをしている陽炎を見つける。
提督に見つかった陽炎は1度目を終えたあと、提督に見られながら2回目を始めた。

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かわいい陽炎の姿を見ていたい

 陽炎が行方不明とおなじみの連絡があった。

 それは出撃前にはいつものことで、着任してからの2年間はずっとどこかへといなくなっている。

 はじめの頃は出撃が嫌なのかと思ったが、鎮守府の外からは出ないし、出撃予定時刻には必ず戻る。それに戦いが嫌という感じでもない。

 普段から明るくて俺とも楽しく話をし、肩車をして遊んだりもするぐらいに元気だ。

 そんな陽炎は戦果も駆逐としてはとてもいいため、今ではふといなくなっても気にしていない。

 

 だが、今日ばかりは気にする。

 工廠から連絡があり、整備していた陽炎の艤装が整備士のミスによって破損してしまったからだ。

 俺は陽炎の代わりを手配したあと、時間が空いているからということで革靴から運動用のスニーカーに履き替えてから陽炎を探しに行くことにした。

 5月の暖かくなりはじめた春の今。

 

 午前9時頃の外は雲が少ない晴れで、散歩にはちょうどいい。もしかしたら、陽炎も外のどこかにいるかもしれない。

 年齢が25歳とおっさんになりかけたている俺に、連日の事務仕事で疲れた体を動かすにはちょうどいい。

 紺色の制服だけを着たまま、俺は執務室を出ていく。

 外へと出た俺は、訓練や休日を過ごす艦娘たちや軍人たちと話をしつつ、陽炎は見てないかと聞いた。

 複数の人から出た言葉は、陽炎はあちこちをうろついているようだ。

 そのわりには誰も居場所は知らない。

 

 だから人があまり来ない建物の中にいるか、陰にでもいるだろうと予測をつけ、そういう場所をぶらぶらと気楽に歩いていく。

 そうして来た場所は、鉄筋コンクリートでできている2階建ての建物だ。塗装はなく、むきだしのままの灰色。

 その建物は古く、今では捨てるに捨てられないものを溜める場所となっている。

 最後にここへと来た記憶は、着任当初に1度中に入って以来だ。

 それぐらい重要度はなく、悪く言えばゴミ置き場と言えるだろう。

 最も置かれているものは艤装や兵装の部品だからゴミというわけでもないだろうが。

 

 その建物の入り口に近づくと、扉の向こうから小さく声が聞こえてくる。

 耳を澄ますと苦しそうな、そして時々『提督』と呼ぶ声が。

 この中で怪我をしたんだろうか、もしくは幻聴か。

 

 調べるために扉へ手をかけると鍵はかかってなく、鍵をかけたことはないなと思い出しつつ、声が心霊現象かと怖がりながら、足音をたてずに入っていく。

 聞こえる声を探し、物がたくさん置かれている廊下で足をぶつけないようにしつつ2階へあがると、声が段々と聞こえてくるようになってきた。

 ほこりっぽく荷物が積まれている廊下を歩いていくと、扉が半開きになっている部屋を見つけた。

 そこから声が聞こえてきて、近づくが途中で足を止めた。

 この苦しそうだと思っていた声を聞き続けるのは非常によくないことじゃないかと思って。

 

「んっ♡ ……あっ、んはぁぁぁ♡ あぁ♡ ……ん、んっ……はぁ♡」

 

 なぜなら、聞こえてくる声はあえぎ声だったからだ。

 声の主は探していた陽炎で、くちゅ、くちゅというゆっくりと聞こえる水音とともに色っぽい声で。

 その声に耳を澄まして聞いていると陽炎以外の声は聞こえない。

 もしかして誰か相手がいるのかと思ったが、声と音を聞いている限りではそうは思えない。

 そのことに安心する。……安心するのだが、なんで安心するんだと自分で疑問に思う。少し考え、陽炎が誰かと付き合っているわけじゃないからだと気づく。

 そして、今いる部屋の外から声をかけるのが人としてただしいことだが、男としての欲望を抑えられなくなり、陽炎がひとりえっちしているところを見たくてたまらない。

 

 興奮する精神を理性で抑えつつ、できるだけ足音を忍ばせて部屋を覗き込む。

 その部屋はカーテンが開けられて明るく、乱雑に物が置かれている廊下と比べて整理されている。

 普段から使っているからか、掃除がされているようにも見える。

 そんな少しばかり綺麗な部屋で壁に背を預けてM字に足を広げてザブトンの上に座り、目をつむっている陽炎の姿があった。

 

 陽炎の身長は150前半で細めで小さな胸がある体だ。

 その細目の体には、白色のカッターシャツの上から薄い黒のブレザーベストを着て首元には黄緑色のリボンを着けている。

 薄い赤毛の髪はヒジまで伸びていて、それを黄色いリボンで結ってツインテールにしている。

 顔立ちはまだ幼く中学生ぐらいで気が強そうな目つきだ。手は白手袋がはずされ、両手とも素手となっている。

 スカートはブレザーベストと同じ色で、いつもスカートの下に履いているスパッツはない。

 白手袋と一緒にスパッツと白いパンツが畳まれて置いてある。それと体を拭くためか、綺麗な白いタオルが置いてある。

 陽炎は左手を床につき、右手でスカートの中に入れて手を動かしてオナニーをしていた。

 生々しい女の匂いがする部屋に、毛がまったくないアソコに指を2本入れている陽炎の姿。それとみだらな水音と色っぽい陽炎の声だけが響く。

 

「んああっ♡ …ん、提督、提督、そこ、んんっ、あぁ♡」

 

 静かに部屋へ入ったとはいえ、まったく気づく様子もない陽炎を見ていると、ふと名前を呼ばれビクリとする。

 だが提督と呼んだのはしている最中につい言ってしまっただけらしく、そのまま手を動かし続けている。

 気づかれていないことに安心するが、声もかけず見続けていることに罪悪感を覚える。

 声をかけなければいけないとわかってはいても、初めて見る陽炎の色っぽい姿から目が離せない。

 

「あっ、いっ、んっ♡ いくっ♡ いっ、あぁ♡ はぁ、いくっ、いっくぅぅぅ♡ んっ、んんっ♡ あっ、んんんっ……!!」

 

 そのまま見続けているとイったらしく、押し殺した声が小さく部屋へと響く。それと同時に手の動きも止まり、陽炎の荒い呼吸の音だけとなる。

 

「……あ、あぁ…………ん、はぁ………はぁ……はぁ……」

 

 息を整えていた陽炎が目をゆっくりと開け、ぼんやりとした目で部屋を見渡し、俺と目が合う。

 はじめのうちはぼんやりとしたままだったが、目を合わせ続けているうちに目がいっぱいまで見開く。

 見開いた瞬間、陽炎は口を大きく開けて叫びそうになったが、さっきまでアソコに入れていた手で自分の口元を押さえると声が出るのを抑えた。

 挙動不審に部屋全体を忙しく見回したあと、隣に置いてあった白いタオルで自分の口元と手、最後にアソコを拭いていく。

 

「あー……悪かったな、陽炎」

 

 体を拭いている陽炎にそんなことしか言えず、体を拭き終えた陽炎は床に正座して短いスカートを整えた。パンツを履かないままで。

 顔をとても赤くした陽炎は俺に目を合わせ、でも時々目をそらしながら口を開ける。

 

「あ、その、えっとね? 出撃前にこうしないと落ち着かないのよ、私ってば。だからこうして誰にも迷惑にならない場所で、ひとり静かにやってたの。きっと提督は私を探していたんだと思うけど、いつもどおりに出撃時間前には戻るから怒らないで欲しいんだけど」

 

 そう早口で言う陽炎は俺が見ていたことに対して怒るでもなく、怒らないでと言ってきた。

 それに対して、俺は怒っていた顔をしていたのかと顔を片手で多い、深呼吸して心を落ち着かせようとする。その時に陽炎の甘い匂いを吸うことにもなり、性的な意味で落ち着けなくなる。

 

 だが、それ以外に関しては落ち着けていた。

 陽炎は俺が怒って探しに来たと思っているらしい。その申し訳ない声と顔を見ると、俺のほうが謝りたい。

 俺は片手を顔から離し、ため息をつくと陽炎がびくりと体を揺らす。

 

「別に怒っているわけじゃない。陽炎に用事があったから探していただけだ」

「本当? 怒ってない? 出撃前にいなくなって、こんなことをしていて」

「怒らない。緊張をやわらげるための方法は好きにしていいさ」

「そう、よかった。……あ、もしかして、提督って呼んでたのも聞いた?」

 

 その返事としてうなづくと、陽炎はもだえた声を出しながら両手を顔にあてつつ顔を床へと押し付ける。

 そうして俺の姿を見えないようにしながら、小さい声で「提督に見られた。提督を想いながらしたのがバレた。……隠れたい。……穴掘って埋まりたい」と言っている。

 

「陽炎、俺は部屋の外で待っているから」

「待ってよ、提督」

 

 陽炎に背を向けて歩き出そうとしたら、りんごのように顔を赤くした陽炎が真剣な目で見つめていた。

 戦闘をするときのような顔つきの陽炎に何を言われるんだ、と緊張する俺は体を陽炎のほうへと向けて言葉を待つが、俺を見つめていた目が次第に挙動不審な様子できょろきょろと俺や部屋を見回したりする。

 

「オ、オナニーしている姿を見られたんだから、もう私には恥ずかしいものなんて何もないわ!! だから! …………だからね、その、……もう1回するから見て?」

 

 10秒ほどの時間が経って混乱気味の陽炎に言われたのは、驚きの言葉だった。

 なんて返事をしようか戸惑いながらもうなずくと、嬉しそうに笑みを浮かべた陽炎はさっきと同じように足を広げてスカートをめくりあげながらオナニーをしはじめた。

 

「ありがとう、提督。……ん♡ 提督だから、特別に見せるんだからね。んぁ♡ ……提督に見られながらするの、すごい気持ちいい♡ あっ♡ はぁ……あ、このことは内緒にしてね。んっ♡ そうでないと、あとでひどいことするから♡」

 

 陽炎のオナニーしながらの言葉に約束すると返事をし、俺は陽炎が自身でクリトリスを撫で上げ、アソコに指を出し入れする姿をじっと見ている。

 さっきまでは目をつむりながらだったが、今は恥ずかしそうにしながらも俺を見続けてやっている。

 

「ふぁぁ♡ んううっ……提督、好き♡ 大好き♡ んぅっ、んぁっ! あぅ、ん……ふぁぁ……提督♡」

 

 1回目の時は控えめな声だったが、今はそのときよりもはっきりと声を出している。

 自身の手に感じながらも俺のことを好きだと言ってくれ、見ているだけで息が荒くなってしまう。

 そんな俺を見て興奮の度合いが上がったのか、陽炎は左手で服の下に手を入れて胸を揉み始めた。

 俺からは胸が見えないものの、服がまくれあがって白いお腹が見えたことを喜んでしまう。

 

「あ、もうイっちゃいそう♡ 私、提督の前で、いっちゃいそう♡ もうダメかも♡ ん、ふぅ♡ あぁ♡ どう、提督? 私、提督の前でしちゃうぐらいにえっちな子だけど、嫌いになった?」

 

 胸に手をやってから陽炎の荒い息と声、手の動きが激しくなっていく。

 

 

「嫌いになんてならないよ。こんな姿を見せてくれるほど信頼してくれるとわかったし、好きだってこともわかった。でも返事はできない」

「それはそうよね。あなたは多くの子たちから好かれているんだから。でも私が好きだってことは覚えていて欲しい」

「覚えておくよ」

「それならよかった。あぁ、安心したらもっと気持ちよくなってきた♡ あぁ、気持ちいい♡  提督はどう? 興奮してくれる?」

「ああ」

「それならよかった……。ああっ、んっ、いっちゃう、もういっちゃう♡ いっ、いっ、いく、いくっ、いくっ、いくぅ……! 見てぇ♡ 私のイくとこ見てぇ♡ あっ♡ ふわぁ♡ あっ、あっ、あっ♡ あああっっっ♡♡♡ …………イっちゃった。私、提督の前でイっちゃったぁ♡」

 

 陽炎がアソコから右手を離すと同時に、ガクガクと体を震えさせながら潮が勢いよく吹き出て、透明な液体が俺の足元近くまで濡らしてきた。

 オナニーが終わり、体がビクビクと震えながらも荒い息を整えようとしているえっちな姿を見ると、ものすごくむらむらしてくる。

 具体的に言うなら陽炎とセックスがしたい。

 だけど、俺と陽炎は恋人でもなんでもなく、部下と上司の関係だ。だから手を出さないよう理性で抑えている。

 

 だが理性では抑えきれない魅力が今の陽炎にはある。

 それは普段の元気で明るい姿とは違い、こんなにも色っぽい姿は子供っぽさがなくなって大人の魅力を感じてしまう。

 俺はつばを飲み込み、深呼吸を繰り返していると陽炎は自分の体を拭いてパンツとスパッツを身に着けていた。

 

「ごめんね、提督」

「何がだ? むしろ、謝るのは俺の方じゃないのか?」

「それ、辛いでしょ?」

 

 そう言って指で差してくるのは、前がふくれあがった俺のズボンだ。

 陽炎に言われ、大きくしてしまっているのを恥ずかしく思う。

 

「おわびに帰ってきてから私が処理してあげるわ」

 

 と言いながらアレを握るような手の形にして、上下に動かした。

 素晴らしい提案に俺は即答しようとし、でも部下とするのはどうかと悩む。

 

「……じゃあお願いするよ」

「ええ。するのは初めてだから期待しないで待っていてね」

 

 悩んだ結果、陽炎にお願いすると小さく笑みを浮かべてくれる。

 俺はその時が来るのを楽しみにしつつ、部屋を出て建物の外へと出る。

 そこで思い出した。俺が陽炎を探して会いに来たのは出撃がなくなったことを伝えに来たってことを。

 それを今、この瞬間まで忘れたことを恥じたがそれ以上に陽炎のオナニーをしている姿に夢中になってしまったということだ。

 

 つまりは陽炎の新しい魅力を再発見できてよかった、と自分自身に言い訳をして陽炎に見惚れてしまったことを正当化する。

 そうして心の整理をつけた後、部屋へ戻って陽炎に伝えると3回目を始めようとしているところだった。

 物凄く気まずくなるも、俺は出撃が中止になったことを言うと「今日の夜、私の部屋でしてあげるわ」とか細い声で言った。

 そうして約束をした俺は今度こそ建物から出て、1人足早に執務室へと戻った。

 今日の夜に陽炎にむらむらを発散してもらうことを楽しみにしながら。


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