人間バレ済設定、入間が自分が人間だからモテてるだけなのではないかと悩む話
セックスシーンは最初にやってすぐ終わりますのでご了承ください
※pixiv小説とハーメルンの両方に投稿しています
「ふああぁあぁぁ……っっ!!」
悪魔学校(バビルス)生徒会長アザゼル・アメリは、嬌声と共に身体を仰け反らせて達した。
彼女の肉体は、その下にいる少年、鈴木入間の下半身が精を迸らせるリズムに合わせて、膣を収縮させ、自身の中へその愛を一滴残らず迎え入れるように動いた。
ひくつく肩や腰の動きに合わせて、彼女の非常に豊かな白い乳房と、その淡い桃色の先端が、ぷるん、ぷるんと上下に跳ねる。
平均的なバビルスの男子ならば、普段の彼女が、その厳格な印象の(とはいえ露出もそこまで少なくはない)衣服――改造制服だろうか――に包まれた胸をふとした拍子に軽く揺らすだけでも、大喜びすることであろう。
そんな男子の羨望の的である悪魔の生徒会長が、一糸纏わぬ姿で、鈴木入間という、ただの人間の少年に跨って、その身体の全てを彼に捧げていた。
アメリは騎乗位のままで、なるべく長くたっぷりと自身のオーガズムを堪能しようとしていたが、やがて、そのあまりの心地よさに姿勢を保っていられなくなり、入間の胸板へと倒れこもうとした――といっても、悪魔の中でも大柄な方であるアメリと、人間の中でも小柄で、それどころかまだ成長の余地すらある年頃の入間とでは、その身長と体格には大きな差が存在する。
アメリが入間に覆いかぶさった結果、入間の上半身はほぼ彼女の綺麗にくびれた腹部と密着し、彼の頭部は巨大な双丘に押しつぶされた。アメリはそのまま、愛しい愛しい入間の頭を自分の乳房ごとぎゅっと抱きしめた。その抱擁によって彼女の乳房は柔らかく変形し、入間の顔中をむにむにと挟み込んで圧迫する。アメリが入間を抱きしめることに注意を向けたので、ふたりの下半身の結合は自然に解かれた。膣口が弛緩して、中に納まりきらなかった愛液交じりの白濁が、後から後から流れ出てゆく。
大きなベッドの上で、事後の余韻に浸っている二人の傍らでは、もう一名の参加者(キャスト)が、入間やアメリと同じく生まれたままの姿で、肩を小さく上下させながら、仰向けに寝そべっていた。
その少女、入間のクラスメイトであるウァラク・クララは、時系列的には今しがたの入間とアメリとの交わりの前に、既に入間と一戦を終えており、現在はその時の激しい絶頂による幸せいっぱいの脱力感から、少しずつ回復しつつある状態であった。
クララは、“まっかちゃん”アザゼル・アメリ生徒会長の膣内(なか)から、“入間ち”鈴木入間の肉棒が抜けた様子を見ると、良いものを見つけたというような表情になって、空気中に投げ出されて少し萎みつつあるそれへと近づいていった。
「はぁ、はぁ、……イルマちぃ……」
クララは心地よい疲労感が抜けきらないながらも、その上気した顔を入間のモノへとゆっくり近づけていき、そして一度その先端に愛おしげにキスをしてから、口の中にそれを含んでいった。
「ん……ちゅっ……あむ……もぐ……ちゅる……れろ……」
カリとその周辺を舌でゆる~く撫で回す動きを中心とした、あまり強く深く吸いつくことのない、癒しのマッサージのようなフェラチオ。
「むふぁっ、ク、クララ……っ」
入間はたまらず、アメリの豊満な胸に挟まれたその口から、女の子のような艶声を漏らした。
「んん……イルマ……」
アメリはそれに嫉妬したのか、入間をいっそう強く抱きしめ、左右の乳房を入間の両の頬により強く押し付けながら擦り付けたり、その谷間からはみ出た入間の頭部を撫でたり、キスをしたりといった行為を繰り返し始めた。
「むぐうッ、ア、アメリさんっ……」
「イルマ……イルマぁっ……」
更にアメリは、その太めだがしなやかな腿で入間の身体を横から挟んで、乳房に続いて自らの秘部をも彼に擦り付け始めた。前述の通り入間とアメリにはとても大きな身長差があるため、アメリが脚を絡めているのは入間の脇腹の周辺ということになる。
入間は自分の身体のその辺りが、アメリの鍛えられつつもしっかりと女性の柔らかさを残す、汗ばんだ太股に抱きしめられると同時に、その太股の付け根の部分で、彼の精と彼女のラブジュースとの混合物によるとろけるようなぬめりを、上下に塗りたくられているのを感じた。
更にその液体を隔てた、その向こうから伝わってくる、蠢く彼女の花弁、そしてクリトリスの感触。
「ア、アメリさんっ……!!」
入間は感極まったようにアメリの名を叫ぶと、横から股間を押し付けているアメリの腰に片腕を回して、彼女の身体をがっしりと抱きしめた。
「アメリさん、愛してます……っ!!」
「い、イルマ……!」
突然の、言語による愛の再確認にアメリは一瞬虚を突かれ、続いて、全身を暖かい幸福感が駆け巡って――軽いオーガズムに達した。
アメリによる抱擁という名の拘束が、少しだけ緩んだ。
「……クララっ……!」
次に入間は、彼の陰茎を口内で弄び続けている少女の名を呼んだ。
彼女が、自分よりも気持ちよくしてもらっている気がするアメリを羨んで、強めの責めに転じて注目を惹こうかとしていた内心を知ってか知らずか――
「クララ、大好きだよ……!!」
入間は、絶えず自らに訪れる激しい快楽の波を強い意志で制し、第二の告白を叫んだ。
そして彼はアメリを抱きしめていない方の腕を伸ばし、口淫を続けるクララの頭を撫でながら、
「愛してるっ……!」
と、更に愛の言葉を続けた。
「ふぃるはひ(イルマち)……」
クララは甘い快感に痺れながら、入間のモノを口に入れたまま彼の名を呼んだ。その響きが肉棒に伝わり、入間の身体は刺激に反応してびくんと震えた。
「いっ……イルマぁ……っ」
すると今度はアメリが、ほんの少しだけむっとした表情を見せた。
「イルマ、イルマっ……!」
アメリは身体の位置を少し下げて、乳房の中から露わになった入間の額、頬、そして唇とその中にキスを繰り返した。
入間はアメリのキスに応えながら、彼女を抱き寄せている腕で彼女の背中や、胸に負けない大きさの彼女の尻を愛撫しながら、彼女に愛情と快楽を与え続ける。
「イルマち、イルマちぃ……私もちゅー……」
クララもフェラチオを止め、アメリの反対側から入間の方へと迫り、顔を近づける。
「んっ……ちゅっ……んん……れろっ……」
入間はしばしクララの方と深いキスを重ねた後、瞳を潤ませて無言で愛情を要求してくるアメリの顔を抱き寄せると、
「んむうっ……れろ、ちゅるっ、んっ、ちゅぱっ……ちゅっ」
クララとアメリとの三人で同時に、唇と舌とを絡ませて、相互に濃厚なキスの味わいを堪能し続けた。
その間クララとアメリは、入間の腕からの愛撫を受けつつ、それぞれの両の脚で右から左から入間の身体を挟み、もの欲しそうに身体をくねらせていた。
入間よりもやや背の低い、しかし出るところはきっちり出ている身体つきのクララは、その秘所を、入間の腰からやや上の辺りへ。一方で、入間よりも頭二つ分は背が高いかもしれないアメリは、その秘所を入間の足先の辺りに押し当てながら、擦り付けていた。
「ぷはっ……二人とも……ちゅっ、んんっ」
二人の少女から濃密な愛を受け続ける少年は、三人同時のディープキスの最中から、息継ぎのために口を離すと、何かを言いかけた。
「二人とも……んむっ……大好きです、……愛してる……!!」
入間が快楽にあえぐ中で声を振り絞ってそんなことを言うものだから、絶えないキスの音に混じるクララとアメリの嬌声は、いっそう甲高くなっていくのだった。
一つしかない少年の唇を奪い合う二人の美少女から漏れる、湿った吐息。
受け取った愛情を返すかのような入間からの愛撫に反応して、くねくねと動く二つの白いくびれ。
二人から入間への淫らな求愛行動は、より激しいものとなっていく。
「クララ、アメリさん、愛してる……っ……愛してます……!」
刺激の波に溺れながらも、なお入間は二人への愛を、かすれたような声で叫び続ける。
何かを、追い求めるかのように。
――違和感。
入間の態度が何だか不自然なものだと気づいたのは、クララが先だった。
「イルマち……?」
クララは入間とアメリから口を離して、少し心配そうに入間のことを見つめる。
「イルマ……クララ……?」
続いてアメリも入間から少し顔を離し、そんなクララと、肩で息を切らしている入間の顔を見比べた。
(アメリがクララのことをウァラクと呼ばなくなったのはまた別の物語である)
「イルマち……」
クララは入間の顔にそっと手を当てて、その疑問を口にした。
「イルマち――何で、泣きそうなの……?」
「……クララ、アメリさんっ、僕は、僕は……!」
入間は、自分自身が青ざめた顔をしていることを、そこでようやく自覚したのだった。
――しばらく時間をおいて、自分の精神をそれなりに落ち着かせた入間は、その悩みごとについて、少しずつ話し始めた。
「僕……僕は、こんな僕の恋人になってくれたアメリさんと、クララのこと、本当に、大好きなんです」
「い、イルマ……」
アメリは頬を赤らめて苦笑した。彼女にとっては、好きな人からの愛の言葉は、何度言われても空虚にはならず、ついキュンキュンしてしまう。
「もーイルマちってば、今日はそればっか」
そう言ってくすくす笑いながら入間の頬をつんつんとつつくクララも、満更でも無さそうな表情をしていた。
「僕は、二人と出会って、仲良くなって、一緒に沢山のことを経験して、乗り越えていって……そのうち、友達としての『好き』だけでは無くなっていって……僕は、確かに、二人のことを、女性として愛するようになったんです」
(“確かに”……?)
アメリとクララは妙な言い回しに引っ掛かって目を合わせたが、ひとまず入間の話を聞き続けることにした。
「でもっ、僕が……僕が魔界(ここ)で、二人から愛してもらえているのは、」
入間は、一度歯を食いしばってから、次の言葉を吐き出した。
「僕は……僕が人間だから、二人が僕に良くしてくれているんじゃないかって……!」
「イルマ……」
アメリは入間が今まで自分に見せたことのない悲痛な表情に心を痛めて、シーツを握り締める入間の手にそっと自分の手を重ねた。
「……そんな、余計なことを考えちゃったんです」
入間は力なく苦笑して、そう言った。
――人間である入間が、魔界の生物に対して特別な影響を与えるのは事実である。入間の血は、一滴だけでも強大な魔獣の個体の怪我を瞬く間に治し、植物の細い蔦を大樹へと急成長させた。また、本来ならば悪魔が自らの血で魔獣を使い魔にする魔法を人間の入間が使ったところ、彼は魔獣よりも上位の存在であるはずの悪魔そのものの、それも実力者を、使い魔とすることに成功したのだった。
少量の血液だけでもそれほどの効果があるなら、同じ体液の範疇である人間の精液が、悪魔の中に直接流れ込んだら、どうなってしまうのか。
入間は、アメリとクララの二人と肌を重ねていくごとに、行為中の彼女らの性格が、不自然なほどに、より淫らな方向へとエスカレートしていっているような気がしてならず、そこに一抹の不安を感じていた。
今現在、入間が二人の恋人から受けている愛情は、自分の体液が二人を魅了し、隷属させていることによって、もたらされているのではないだろうか?
そもそも、精液以前に、挿入時のカウパー液の段階で女性(悪魔)側の粘膜と接触しているわけだし、そんなことを言ったら、まず「肌を重ねている」時点で、盛り上がっていく中で自身の身体から分泌される汗が、相手の身体に触れることもあるわけで――
(そうだとしたら……)
入間は現状に対する不信感と、その一方で、大切な恋人を疑うなんてもってのほかではないのか、というような思い、その他もろもろの複雑な感情に頭の中をぐるぐるとかき乱されて――二人の美しい女性に心配の眼差しを向けられながら、言葉もなく、俯いていた。
カウパー液までも悪魔に影響する範囲の内なのか、といった赤裸々な話ができるほどの胆力は入間は持ち合わせていなかったが、
「……ふーん。じゃあイルマちは、私たちがイルマちのことを、人間だから、好きになってると思ってるんだ」
クララは、入間が抱いている言外の様々な思いについても大体は察したうえで、入間に語りかけた。
「イルマ……お前は、我々がお前のことを、人間の魅了(チャーム)のような力――何らかの強制力によって、愛していると、そう疑っているわけか」
アメリの方も、入間の悩みを正しく理解できたようである。
「それってー、私たちのイルマちへの愛が、偽物だって思ってるってこと?」
クララはちょっと面白くなさそうな顔で、入間に問いかける。
「そ、そんな事は!!」
無い――とは、入間は断言できなかった。それは入間の悩みの、核心を突いた質問だった。
「成る程な……だがイルマよ、それは我々に対して失礼というものではないのか?」
アメリは、しかし優しく入間に微笑みかけながら、そう追及した。
「ご、ごめんなさい……! 僕は二人に対して、何てことを……」
委縮する入間に対し、アメリはくすくす笑って、入間の耳元へ少しずつ顔を近づけていく。
「イルマよ、失礼というのはな、我々二人『だけ』に対してではないぞ?」
アメリは入間に囁きかけながら、その肢体を入間の身体へと密着させた。入間の腕がアメリの乳房の間に埋もれていく。柔らかい女性の肉の感触が伝わる。
「そうそう」
続いてクララも、アメリの反対側から同じように入間に身体を密着させて、その耳元へと顔を近づけた。アメリほど大きくないながらも確かに主張する乳房の大きさの感触、入間の脚にクララの脚が絡みつく感触、そしてクララの、女性器の感触。
「なあイルマ、」
アメリはクララと互いに目配せをした。――にやり。それぞれの眼が怪しく光った、かのように思われた。
次の瞬間――二人は入間の耳たぶを、奥歯で強く噛んだ。
「いぎっ!!??」
入間は飛び上がって、耳を塞ぎ込んだ。
しかしアメリは、反射的に上体を起こした入間の肩を掴み、強引に再びベッドに組み伏せた。
そして挑発的な表情と強めの語調で、再び入間の耳元で話し始めた。
「人間ごときが、我ら悪魔を見くびるものではないぞ……!」
その言葉は、ズキズキと痛む入間の耳に響いた。
アメリとクララは、入間の耳に傷跡が残らない範囲内で、最も痛くなるように……強大な悪魔の力を人間相手にコントロールしながら、噛みついたのだった。
それはまるで、自分たちこそが入間に対して生殺与奪の権を持つのだという、意思表示のようでもあった。
「忘れたのか、イルマよ。人間は悪魔にとって、所詮は食料でしかない。そんな人間のお前が、我々を惑わし、従えるなど――思い上がりも甚だしいのではないか?」
アメリは悪戯っぽく笑って、そう言った。
「そうそう♪」
そしてクララは入間の耳元で、楽しげな様子で、
「人間丸々我らの食い物♪」
――バビルスの校歌を、囁き声で歌い始めた。
するとアメリも、
「魂・血と肉残さず啜れ♪」
クララと共に小さく歌い始め、それが終わると、二人は唖然とする入間を挟んで、少しの間、くすくすと笑っていた。
しばらくそうした後、アメリは、
「――まあイルマよ、そう恐れるな。我々はそう軽々しく、お前を食い殺したりはしないさ」
と言いながら、入間の胸板を上から下に撫で、
「何しろ私たちはお前のことを、『確かに』愛しているのだからな」
そして、その手をそのまま入間の下半身へと持っていき、彼の男性器を弄り始めた。
「そうだよイルマち、イルマちのこと食べちゃったら、二度とエッチできなくなっちゃうもんねー」
クララもまた、その指を入間の男性器へと伸ばした。
「う……あ……」
さんざ脅迫じみたことを言われ、まだ心の整理がつかずにうめき声のような言葉しか発することのできない入間の精神状態とは裏腹に、彼の肉棒は二人からの軽い愛撫だけでどんどん隆起を進め、すぐに準備万端の状態となった。
男は命の危険を感じると、子孫を残そうとして生殖の衝動が高まるというアレである。
(食べはしないけれど――)
アメリとクララはすっかり立派になった彼のモノを見て、喜びを隠しきれない表情で舌なめずりをした。
(代わりに、食い殺された方がマシだって思うくらいの、どスケベなことをしまくってやるからな……♪)