涼子: :流石じゃないか。すべて
郁紀:いくつか、自宅に
持ち帰ってます。
涼子:大丈夫なのか?
コゼット:ぶっちゃけココごと
吹き飛ばしたいんですけど……何か一つ
残ってもアレなんで、郁紀の自宅で解析した後に
処分するようしてます。
涼子:解析とは何してるんだ。
コゼット:対『旧支配者』ならび
『邪神』もどき専用兵器開発ですかね。
郁紀が服用してる錠剤や
コンタクトなども副産物で造りました。
郁紀:あっ、そうなんだ。
涼子:君はホントに何も教えられて
ないんだな。
郁紀:はい。“今さらSAN値ゼロ状態で
余計に意味わかんない話されても理解できない
だろうから、状況次第でうっすら説明していく”
と初めてあったときに言われました。
コゼット:まえ言いそびれたんだけどー
そこのミイラ教授は青絵の具みたいな雨を降らす
元凶だよ。説明しなくても涼子先生は
解ってらっしゃるでしょうが……
涼子:私は最後には自分の死体もろとも
墓穴に持って入り、地獄で愉悦にひたるような
マッドサイエンティストを追ってただけさ。
コゼット:ボクは雨を『余興』だと
思ってます。暗躍する“やつ”が仕掛ける
ジョークの。
涼子:どういう意味だ。
コゼット:やつはミイラ教授の
正気の沙汰とは思えない知的好奇心を刺激した。
やつは雨を使い、ある計画を遂行させようと
してる。
涼子:ロクな計画じゃなそうだ。
そのヤツって呼ばれるのも含めてだが。
コゼット:“平和という天国から
見放された外側の世界。すなわち時は止まり、
死が死に絶えるという地獄でしか
生きることができない者たちのための楽園”
です。 やつは旧支配者と邪神の同一的
存在かつ世界ではじめて誕生した悪とも
言える人間の『負』凝縮させたみたいな
ですかね。
涼子:ヤツに名前はあるのかい?
コゼット:大量にありますよ。
「フランチェスカ・プレラーティ」「妲己」
など歴史とかでは有名だと思います。
ボクと母は違う通名で呼んでますけど。
郁紀:前きいたような……
コゼット:なんか“歴史上の人物が
召喚されてバトルロワイヤルするスマホ・ゲーム”に
出てくるキャラみたいって言ったかも。
涼子:もしや──
コゼット:そうです。
ボクと母たちはそう呼んでます。
後、本棚の裏が別荘のボイラー室と繋がって
そこから外に出れますよ。
ここにあった赤ちゃんの頭みたいな水晶球を
解析してアプリ化ー実は雨の『発症者』を
特定できるようになりました。
PPPPP
涼子:さっそく鳴ってるな。
コゼット:ちょっと行ってきます。
郁紀もついていく?
郁紀:もちろん。ついて行くよ。
涼子:私は資料を探ってみる。
奥涯の研究が何だったのか、答えが
隠されてるはずだ。
コゼット身の危険を感じたら、
お逃げください。
涼子:もちろんだ
これで打ちきりです。