悪魔の少年、ミリキャス・グレモリーは暗闇の中に佇んでいた。
目覚めた直後だというのに、なぜ自分は立っていたのか。不思議に思って首を傾け、ミリキャスは周囲を見回す。辺り一面、闇で覆い尽くされている。悪魔にとって夜が主な活動時間であり、夜目が利く種族なのだが、闇の奥にはより深い闇しか確認できない。
下手に動くと、闇に取り込まれてしまうかも。そんな悪い予感がした。
ミリキャスは感じた恐怖で、喉を鳴らした。
「か、母様……?」
まだ十一歳のミリキャスは助けを求めるように母親を呼んだ。不安に駆られたのだ。同世代の少年少女よりも聡明で大人しい性格ではあるが、この不可思議な状況の前ではただの無力な子供。声変わり前の高く、震えた細い声を闇に響かせた。
応答はない。やはり、この場にはミリキャスしかいない。
どうすれば。ミリキャスは動揺を滲ませ始め、意味もなく周囲に視線をさ迷わせた。
「やあ」
耳が何者かの声を拾った。瞬間、ミリキャスは驚いて肩を跳ねさせた。
後方から声。誰もいなかったはずなのに。思いながらミリキャスは背後を振り向いた。
「初めまして。ミリキャス・グレモリー」
ミリキャスと同い年くらいだろうか。少女が立っていた。長く白い髪と、対照的な黒のワンピースを着た華奢な体躯。同世代の中でも際立って美少年なミリキャスが一瞬見惚れるほどに、その顔は可憐に整った造形をしていた。
形よく開いた目の中で、髪色と同じ瞳がミリキャスを映している。
「は、初めまして」
ミリキャスは我に返って挨拶を返し、丁寧に一礼した。顔を上げて少女を見つめると、少女の表情が綻んだ。穏やかな微笑みに少しばかり気分が高揚するのを感じつつ、言葉を続ける。
「僕のこと、知っているんですか?」
先ほど、名前を呼ばれたことについてミリキャスが尋ねると、少女は首肯した。
「うん、知っているよ。君は私がここに呼び出したからね」
ミリキャスがこの場にいるのは、少女に呼ばれたからのようだ。自室のベッドで眠っていたミリキャスをどうやって連れてきたのかはわからないが。
「ここは、どこなんですか?」
「ここは、全ての始まりにして全ての終わり。そして、数多の世界を管轄する窓口の一つ」
「えっと……」
「わかりにくい言い方だったね。でも、気にしなくていいよ」
「え……」
少女はたった一歩、足を前に踏み出した。しかし、その一歩でミリキャスへと間にあった距離が一気に詰まる。唐突に間近に迫った少女に対してミリキャスは声を上げることしかできなかった。
「今は知っても意味ないから」
少女の人差し指が、ミリキャスの額に軽く触れる。
その直後、ミリキャスはあらゆる自由を失った。声は出せず、指一本動かすこともできない。ただ呼吸を繰り返し、なにやら楽しげな少女を見つめることだけ許された。
無抵抗のミリキャスに、少女の手が伸びる。
「さてと、早速ここを改造しちゃおうか」
少女の手が触れた場所は、ミリキャスの股間だった。何の躊躇もなくパジャマのズボンに手を滑り込ませ、下着の内側にある男性器を掴む。他人に、異性に恥部を鷲掴みにされる感覚にミリキャスはむずむずとした感覚を抱く。
この子は何をしているの?
ミリキャスの年齢相応に可愛らしい陰茎を触診する少女。ミリキャスは心の中で戸惑いを示す。揉みくちゃにされて、ずっと変な気分だ。刺激が強いけど、股間が熱くてなんだか少し気持ちいい。
その快感が児戯であったと、ミリキャスは思い知った。
「それじゃあ、始めるよ」
少女が一言告げた直後だった。
ミリキャスの陰茎がむくむくと大きくなっていく。まだ精通していないミリキャスだが、この現象については知っている。勃起だ。ミリキャス専属の家庭教師から教わった、男としての生理現象が起こっている。
そう思っていたのだが、何かがおかしいことにミリキャスは気がついた。
勃起って、こんなに大きくなるの?
既に、元を遥かに上回る大きさまで膨れ上がっているのがわかる。だが、膨らむ速度は衰えない。分厚く、長く、小柄な体に不釣り合いな形へと変貌していく。陰茎だけではない。小さかった陰嚢も大きく、重くなっていく。
疑念が確信に変わった。勃起する際、陰嚢は大きくならない。その知識があったミリキャスは異常な現象であることに気がつき、動揺した。しかし、気がついたところで何かできるわけでもなかった。
「もうちょっとで終わるからね」
少女は楽しそうに言って、ミリキャスの股間をにぎにぎと揉み続ける。最初は少女の小さな手でも掌握できる大きさだったが、今では少女の手は極太の竿に掴むので精一杯の様子だった。
股間全体が重くなったとはっきり感じた頃合いで、成長が止まった。
パジャマのズボンに張った大きなテント。
「脱がすよ?」
窮屈なズボンと下着は、少女の手によって呆気なく引きずりおろされた。
ブルンッ、と下着に引っ掛かって跳ねた陰茎が揺れる。ミリキャスの股間に確かに根付いた陰茎は赤黒く怒張していた。長さだけでいえば、二十センチは超えているだろう。分厚く、反り返るように上を向いたそれは、ミリキャスの思考を真っ白に染めた。
なに、これ。
変わり果てた陰茎。陰嚢もずっしりとしていて、かつての面影など一切ないくらいミリキャスの男性器は変わってしまった。陰茎よりも、肉棒と称するほうが適切だろう。雄として成長しきった肉棒を見て、ミリキャスは恐怖した。
「ふふっ、さすがはお姉ちゃんお手製の『Lv.100チンポ』だね。すごく素敵」
少女はミリキャスの足元に膝を突き、眼前に突きつけられる形となった肉棒を眺めている。その視線は情熱的だ。舌なめずりをした小さな口が亀頭に近づき、「ふーっ」と息を吹きかけられた。
ミリキャスの身に強烈な快感が襲った。声が出せる状況であれば、ミリキャスは大声を上げていただろう。それくらいの暴力的な感覚であり、精通前の子供が味わうには酷なものだった。
「あ、ちょっと君には刺激が強かったね。ちょっと待ってて」
ミリキャスの心を呼んだように言った少女が、肉棒を掴む。両手で竿や亀頭、金玉を弄り回していく。
「よし、できた。『Lv.100チンポ改』って感じかな。調子はどう?」
肉棒を扱きながら聞く。ミリキャスは絶え間なく与えられる快感に呑まれながら、確かめる。確かに刺激が和らいだ気がした。でも、依然として快感は強い部類にある。こんな快感をずっと味わっていては、いつかは壊れてしまいそうだ。
「それは君次第かな」
やはり、少女はミリキャスの心を読んでいる。
ならば、ミリキャスの心の悲鳴も聞こえているはずだ。やめて、扱かないで。必死にミリキャスが訴えるが、少女は目を細めて笑い、両手で竿をゴシゴシと扱く。
「壊れないでね? 君は私のお気に入りだから」
手の速度が上がる。
「もっとエッチに、素敵に成長してね?」
尿道口から漏れる我慢汁。それが少女の手を濡らし、少女の手が触れた竿を濡らす。全体に広げられ、扱く動きに合わせて水音が響く。初めて聞くその音は卑猥で、ミリキャスの鼓膜を犯す。
止まらない。もう駄目、許して。
全身を蝕む快感を伴い、下腹からせり上がる熱い何か。身動きできず、少女の手淫から逃れられないミリキャス。少女への懇願も届かず、ゴシゴシと扱かれ続けた肉棒が欲望を解放した直後、ようやく体の自由を取り戻した。
「あぁぁあああっ!?」
どびゅっ、ぶびゅびゅびゅっ、どびゅるるっ、びゅるるっ、びゅーっ、びゅびゅっ!
初めての射精。神経が焼き切れたと錯覚するほどに、快感が全ての感覚を支配する。立つ力を失って膝は地に着き、その場にぺたんとへたり込む。その間も射精は止まらず、ミリキャスの理性を削いでいく。
快感に塗り潰され、意識が薄れ始めた。
「気持ちいい?」
少女の両手がミリキャスの頬を優しく挟む。
ミリキャスの精液を受けて、白濁に濡れた少女の顔。可憐なその顔は見ているだけで興奮を増幅させ、射精の勢いが増す。その一方で、造られたように端正な顔は、今では途轍もなく恐ろしいものに見えた。
「いつか迎えに行くから。それまでは元気にね?」
少女の唇がミリキャスの唇を塞ぐ。柔らかい。舌と舌が触れて温かい。中でくちゅくちゅと唾液が触れ合う音を聞いていると、思考が解け、睡魔が襲ってきた。
もう、無理。耐えきれなくなったミリキャスの目蓋が緩やかに閉ざされる。
『女神様との約束だよ? 可愛い悪魔君』
眠りに就いたはずのミリキャスは、その声をはっきりと聞いた。
冥界にあるグレモリー家の邸宅。人間界の歴史ある城が可愛く見えるほどに巨大で、威厳のある自宅の一室で、ミリキャスは混乱の只中に置かれていた。
「じゅぷっ、ぐぽぉっ、ぢゅぷんっ、ぐぷっ、ぬぷっ、ぐぽっ!」
ミリキャスがベッドで目覚めたときには、銀髪の美女がベッドに上がり、四つん這いになってミリキャスの巨根を咥えていた。
女の名前はグレイフィア・ルキフグス。身に着けているメイド服の通り、グレモリー家に仕えるメイドだ。色気を湛える美貌に艶然とした表情を浮かべ、窄めた頬の内側で肉棒をしゃぶり尽くす。美しい銀色の髪が乱れることも気にせず、一心不乱といった様子だ。
「ぐぽぉっ!」
どうして? 肉棒を咥えて卑猥に微笑むグレイフィアを見て、ミリキャスは思った。
グレイフィアは、ミリキャスの実母だ。普段はグレモリー家のメイドとして振る舞い、グレモリーの嫡男である息子のミリキャスにもメイドとして接している。だが、親子であることに違いはなく、こうして交わることなどあり得ない。
その認識を嘲笑うように、グレイフィアの口淫が続く。
「ぢゅぞぞぞっ!」
「ひぃっ……!?」
吸い上げるようなフェラチオに、ミリキャスの腰が浮いた。逞しい肉棒が突き上げられ、結果的にグレイフィアの口内に自らの一物を収納してしまう。気がついて慌ててベッドに腰を下ろしても、グレイフィアからは逃れられない。
「か、母様っ!? やめてっ! お願いっ!」
メイドとして勤務中のグレイフィアを『母様』と呼ぶと窘められる。理解しながらも母としての理性に訴えかけようとしたミリキャスだったが、全くの無意味だった。
「ぢゅぷんっ!」
とわざとらしく音をグレイフィアが口から肉棒を取り出し、笑う。
「駄目ですよ、ミリキャス様。私はあなたのメイドです。母様ではなく、グレイフィアとお呼びください。もしくは、『肉便器』や『雌豚』でも構いませんよ」
肉棒に顔を寄せ、ミリキャスの見ている前で舐め上げる。母親の赤い舌が肉棒の表面をなぞり、唾液を塗っていく様は目に毒だ。目を逸らそうと思いはするものの、なぜかグレイフィアから目を離せない。
いけないはずなのに、グレイフィアとの行為には心が強く惹かれた。グレモリー家に仕えるメイドの中で誰よりも綺麗で、魅力的なグレイフィア。実の母と知りながらも、匂い立つような美しさは決して無視できない。
「や、やめて……」
「だーめ」
グレイフィアはくすくすと笑い声を漏らし、大きく口を開け、肉棒を咥える。
「ぶぢゅるっ、ぢゅるぢゅるっ、ぐぷっ、ぶぢゅっ、ぐぽっ、ぐちゅっ!」
「あぁああっ!?」
そして、亀頭と竿を口マンコでしゃぶりながら余った竿を両手で扱く。大人であるグレイフィアであってもミリキャスの肉棒は大きい。口内で収納しきれるものではなく、ミリキャスは改めてその大きさを思い知らされる。
ミリキャスが所有する凶悪な肉棒。いつからこれほど大きくなったのか。考えてみるが、思い出せない。何か重要なことを忘れているような気がするのだが、今のミリキャスはまともに思考することができない。
「ぶぢゅんっ、ぢゅるっ、れろぉっ、れろっ、ぶぢゅるるるるっ、ぢゅぢゅーっ!」
「あっ、あっ、んんっ!?」
呼吸を整える暇も与えられない。グレイフィアの猛攻に、ミリキャスは喘ぐ。短く整えた紅色の髪を振り乱し、顔を涙でぐちゃぐちゃにする。こぼれた涎が口元を汚し、嗜虐心を駆り立てる表情をしている。
苛めがいのある息子を見るグレイフィアの目は危険で、膝をベッドに突いたまま高く掲げられた尻が上機嫌に左右に揺れる。雌としての魅力に満ちたデカ尻で喜びを表現するグレイフィアは、紛れもない雌犬だった。
そんなグレイフィアに食らいつかれ、熱々とろとろの口マンコで奉仕される。同時に竿を扱かれ、否応もなく興奮が高まる。そこから絶頂に至るまで十秒と持たず、ミリキャスは言葉にならない悲鳴を上げながら吐精した。
びゅるるるっ、びゅるるっ、どびゅるるっ、ごぷっ、どぷっ、どくんっ、どくんっ!
「んぐっ!? ごくっ! ごくっ! んんっ!」
グレイフィアの視線はミリキャスを射抜き続ける。あなたが出したものを飲んでいます、と訴えるようにして喉を鳴らす。
母親の口内で射精し、それを飲んでもらう背徳的快感はミリキャスを骨抜きにした。茫然とするミリキャスの前で母親による精飲が繰り広げられる。予想よりも量の多い精液に苦戦しつつ、胃に収めるグレイフィア。しっかりと飲み干し、新しい精液を開いた口で出迎える。最後の一滴まで搾り取ろうと竿を扱き、金玉を揉み解してくれる。
何も考えられない。わずかなひと時が永遠のように長く感じた。
しかし、終わりは必ず訪れる。尿道口に残った精液を啜ったグレイフィアが、亀頭から口を離し、ミリキャスの前で口を開く。
「どうれふかぁ? みりきゃふさまぁ」
口を開いたままグレイフィアが聞いてくるが、答えている余裕はない。グレイフィアの口内にはミリキャスが吐き出した精液が溜まっている。舌で掻き回されてどろどろと動くそれは見るからに濃密で、ぷりぷりとしていた。
「ごくんっ、ぢゅるっ……!」
グレイフィアは最後の精液を喉に滑らせ、唇をぺろりと一舐めした。
どこをどう見ても卑猥でしかない。ミリキャスの肉棒は既に臨戦態勢を取っている。射精前よりも硬く、ガチガチに直立しているように思えたそれを、グレイフィアの手が撫でる。子に接するように優しく。
「もっと、気持ちいいことをしましょうね?」
もはや抵抗の意思も残っていない。ベッドの上で息を荒らげたミリキャスへとグレイフィアの手が伸びてくる。いつの間にか汗でぐっしょりと濡れていたパジャマが上下ともに脱がされ、下着も取り払われる。
身一つでベッドに背を預けたミリキャスに、グレイフィアが跨るように立った。
「うふふっ」
グレイフィアの両手が長いスカートを掴み、裾を持ち上げていく。しなやかな脚からむちむちとした白い太股がゆっくりと現れる。そして、男を誘うような黒いショーツが目に映ると、ミリキャスは生唾を飲んだ。
一緒に入浴をしていた幼い頃はともかく、ある程度大きくなってからは見ることはなくなったグレイフィアの体。露出度の少ないメイド服に包まれた肉付きのいい体が柔肌を晒し、視界にこれでもかと飛び込んでくる。
夢中になっているミリキャスの前で、グレイフィアはショーツに指を引っ掛けた。
「こちらをご覧ください。ミリキャス様」
横にずらされたショーツから現れた、グレイフィアの陰部。そこからさらに綺麗な陰唇を開くことで、ピンク色の粘膜が露出した。その中で膣の穴が小さく口を開き、何かを待ち焦がれるように収縮している。とろり、と透明な蜜も垂れてきた。
「ここに、今からミリキャス様のおチンポを挿入させていただきます」
あれが女性の膣、またはおマンコ。それに、垂れてきたのは膣分泌液、愛液だ。
家庭教師に教わった言葉が脳内を駆け巡る。こんな知識が役に立つのかと思っていたミリキャスだったが、覚えていて良かったと思った。家庭教師の先生は間違っていなかった。先生が大きな胸を押しつけてきたり、お尻を撫でてきたりしたのも、何か意味があったのかもしれない。
ミリキャスが無駄な思考に没頭していると、グレイフィアが腰を沈めてきた。
「痛かったらおっしゃってくださいね」
スカートの裾を捲り上げたまま、片手でミリキャスの肉棒に手を伸ばす。位置を調節しながらもゆっくりと腰の位置は下がる。肉棒と膣の距離が縮まるに連れて、心臓の鼓動がどんどん激しくなっていくように思えた。
本当に繋がるの?
親子なのに?
やっぱり駄目。早く、止めないと。
「か、母様、やめ」
ミリキャスが制止の言葉を口に出すよりも、待ちきれなくなったグレイフィアが肉棒を一息で膣に収納するほうが早かった。ミリキャスの股間にグレイフィアのデカ尻が振り下ろされ、肉棒の全てが膣肉に抱擁され、ミリキャスの思考が止まる。
声も出ない。ビクッ、ビクッと体を痙攣させ、快感に悶える。
息もできなかった。目から涙がこぼれ落ちる。
「あぁっ、これが、ミリキャス様のおチンポぉ……!」
グレイフィアはミリキャスに馬乗りになったまま、陶然としていた。とても、息子と繋がっている女とは思えない。昨日までの気高く美しい母はどこへ行ったのか。ミリキャスは思ったが、最初からこうだったようにも思える。
おかしい。自分の中の認識に違和感があるが、断言もできない。
「動きますね?」
考えるミリキャスを他所に、グレイフィアは腰を振り始めた。
「っ、ぁっ、ゃっ、んっ!?」
肉棒に膣肉が纏わりつく。狭い。自身が生まれたとは思えない穴に生殖器を引き締められ、ミリキャスが鳴く。油断すると蕩けてしまう顔に力を入れ、左右に伸ばした両手でベッドのシーツを掴む。
ぐぽんっ、ずぷっ、ずぢゅっ、ぬちゅっ、ぐちゅっ、パンッ、パンッ!
グレイフィアが尻を上下に振り、ミリキャスの股間に振り下ろす。既に濡れていた膣が肉棒を食い漁る音が鳴る。感触も音も、全てが今のミリキャスには強い刺激となって襲い掛かる。
シーツを掴んでいたミリキャスの手が、いつの間にか離れた。それに気づいたグレイフィアがミリキャスの手に指を絡め、握った。その手を解く力も出せず、両手を握られたまま完全に主導権を握られる。
ぱんっ、ぱちゅっ、ぐちゅっ、ずぽっ、ずぷっ、ぐぷっ!
「はぁっ、はぁっ、ふふっ、あぁっ、ミリキャス様ぁ」
グレイフィアが前屈みになってミリキャスの顔を覗き込む。覆い被さる形で尻を振り、犯しながら笑う。息子とは思っていないのだろうか。それとも、思った上で犯すことを喜んでいるのか。
「愛していますよ」
いずれにせよ、グレイフィアはミリキャスに深い愛情を抱いている。
「たくさん愛し合って、二人の元気な子を作りましょう?」
この愛に溺れてしまう。
「ですから、好きなだけ、私の子宮に中出ししてくださいね?」
溺れる。
「母さ」
紡ぎ始めたその言葉は、グレイフィアの口づけで遮られた。
「くちゅっ、ちゅぷっ、ぴちゃっ、くちゅぅっ、ちゅるっ!」
欲望を宿した銀色の瞳に見つめられ、舌を舐め回され、激しいピストンが下半身を襲う。呼吸を求めて口を開くと余計に舌が入り込む。逃げられない。逃げようとすると、グレイフィアはさらに迫ってくる。
ズプンッと肉棒が膣内に呑み込まれ、膨らみ始める。止められない。ゾワゾワと快感が背を走り、体が震える。それを認識したグレイフィアが膣内に肉棒を押し込んだ直後、射精が始まった。
びゅるるるーっ、どびゅーっ、どびゅーっ、ごぷっ、どぷんっ、どくっ、どくっ!
母の子宮に子の精液が溜まっていく。みるみるうちに子宮は白濁一色に統一され、その中をミリキャスの精子が元気よく泳ぎ回っていた。通常よりも精子の数も多く、質も高いそれが母の卵子を犯しに行こうと徒党を組んでいた。
精液の受け渡しが落ち着き、子宮がミリキャス専用精液袋に変わり果てた頃。
「まずは一回目」
グレイフィアがミリキャスの唇を舐めると、また口の中に舌を入れた。その状態で腰振りを再開し、子宮に溜まった精液をたぷたぷと揺らしながら肉棒を搾る。
まだ逃げられない。いったいいつ解放されるのか。
いや、自分は本当に解放されることを望んでいるのか。
母との交わりを経験した肉体は歓喜に震え、もっと繋がりたいと強請っている。
あと少しだけ。ミリキャスは自分に言い聞かせ、母にその身を委ねた。