館華くららとその相棒のかなり痛くてちょっと甘い夜。
(一応、舞台は本編最終回後です)

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久々にハマったので、勢いで書きました。

キャラの話し方とか設定とか違ってたらすみません。

後半にちょっとしたおまけ話があります。


館華くららの痛い夜

 ──────────────────

 

 

「……くらら」

「んー?な〜に〜?」

「いや、その……これは一体」

 

 ある日の夜、チョウは、仕事仲間の館華くららと共に自宅のベッドで寄り添うように寝ていた。いや、正しくは押さえつけられていると言った方が良いか。

 

「とりあえずスカートを履いてくれ」

「やだ〜」

 

 くららは惚気けた顔を取りながら、さらにチョウの体に自分の体を密着させる。

 

 何故このような事態に発展したのか、それは今から数時間前に遡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──────────────────

 

「「乾杯」」

 

 その日、麻薬捜査官である館華くららとその相棒のチョウは、本部の隅にある部屋にて互いに持ったビール缶を軽くぶつけ、コンっと鳴らす。

 

「ごめんね、いきなりこんなのに誘っちゃって」

「いいんだ。俺も予定が空いてたから、寧ろ丁度良かったよ」

 

 彼女、館華くららは警視庁麻薬捜査部門の捜査官の中でも最も優秀な人材であり、今まで様々な麻薬組織を潰して手柄を立ててきた。

 今回もとある麻薬組織を、捜査官の仲間たちとともに一網打尽にした。

 今日はその記念ということで、本部の隅っこにある部屋で静かに打ち上げを上げているのだ。

 

「普通こういうのは外でやりたかったけど……流石に無理よねぇ」

「無理だな、絶対」

「他のみんなは今頃居酒屋でグイッていってるよねぇ……羨ましい」

 

 本当なら外に出て居酒屋やらで1発あげたかった所だが、それでは麻薬組織の残党にわざわざ命を差し出すようなものだ。なので、仕方なくここで飲み会を行っているのだ。

 

「はぁ、逆恨みで命を狙われるのって、よくよく考えると腑に落ちないなぁ」

「だからいつも言ってるだろ、程々にしろって……て言っても、君は辞めないか」

「当たり」

 

 微笑みながら答えるくららに、チョウは苦笑いに近い笑みを浮かべる。

 

「でもありがとね。おかげでデカい鼠を片付けることが出来たわ」

「……ふ」

「どうしたの?」

「いや、前よりも笑うようになったと思ってね」

「そうかしら?」

「少なくとも、こうやって気楽に話すことはあまり無かった気がするよ」

 

 チームDの仲間達と出会い、ダンクーガノヴァに乗って戦ってきたあの日々。仲間達と共に奮闘し、月面での戦いを生き延びたくららは、他者と共に力を合わせることの大切さを学んだ。

 その経験は仕事にも影響を出しており、少なくとも、相棒のチョウとの間には前以上の信頼関係を構築している。

 

「あー、言われてみればそうかもー」

「無頓智だな、君は」

「自覚してるわ……さて、どんどん飲みましょうか」

「ああ」

 

 くららとチョウは缶に口をつけ、中のシュワシュワとしたビールを胃の中へ流し込む。

 

「ぷはぁ!……たまに一気飲みするのもいいわねー」

「普段は飲まないのかい?」

「まあねぇ、1人でいる時に飲んだらその隙に殺されるかもしれないから」

「それもそうか」

「ンクッ……ンクッ……ふぅ、さて、もう一杯」

 

 くららは空になった缶をくしゅっと握りつぶすと、袋から次の缶ビールを取り出す。

 

「もう飲んだのか」

「このぐらい軽いわよ」

「程々にしろよ、酔いつぶれたりしたら面倒だ」

「私はそんなヤワじゃないわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────────────────数時間後

 

「んー、頭がぼーっとするー……」

「だから程々にしろって言ったのに……」

 

 数時間後、チョウは完全に酔いが回ったくららを担ぎながら本部内の廊下を歩いていた。

 

「だって、少しだけならいけると思ったから」

「10缶は普通じゃないよ」

「んー、そうかも……ハメ外しすぎた〜」

 

 この数時間の間に、くららは打ち上げ用に用意しておいた缶ビールを殆ど飲み尽くしてしまった。

 流石のくららもこれだけ飲んでは酔っ払わずにはいられなかったようで、今はチョウに支えられながら立つのがやっとだ。

 

「(さて、どうしたことか)」

 

 くららを担ぐ中、チョウはこの先のことについて考えていた。

 このまま彼女を自宅まで送ることが普通なのだが、なんせくららは多くの犯罪者からその命を狙われている上に、今回の件でさらに敵を増やしてしまった。そんな輩からすれば、今のくららは仇を打つ絶好のチャンス。1人にしておけば、いつどこから襲ってきてもおかしくは無い。

 

「(ここはホテルに……いや、奴らの手が回っていると面倒だ)」

 

 ここいらのホテルは麻薬組織にとっては取り引きにはもってこいの場所だ、下手に行けば鉢合わせする可能性もある、そうなれば彼女どころか自分の命まで危うくなるだろう。

 ラブホテルという手もあるが、意外とあそこもそういったやり取りが行われているため、避けた方が良い。

 

「となると、本部内の仮眠室か……どちらにしろ1人にするのは危ないな」

「ねー、何独り言呟いてんのー?」

 

 くららはチョウの肩に頭を乗せながら、へなった声を洩らす。

 

「ねーねー、今から貴方の家に行ってもいい〜?」

「冗談はよしてくれ。流石に俺の身が持たない」

「冗談じゃないって〜、仮眠室だと心細いのよ〜、ベッドもフカフカじゃないし」

「つまり俺の家で寝たいと?」

「お願い〜、1人だと寂しいのよ〜、命だって狙われて怖い〜」

「俺は君の変貌ぶりが怖いよ」

「奥さんとかいるの〜?」

「独身だ」

 

 チョウは仮眠室に向かおうとするが、くららは子どものように駄々を捏ね、それを拒否する。

 

「こら、大人しくするんだ」

「やだ〜!チョーの家行く〜!」

「ああもう、あまり騒ぐと周りに聞こえる……て、誰もいないか」

 

 この時間帯になれば、警視庁内にいるのは飲み明かしていたチョウとくららぐらいである。

 

「(まあ、1人にするよりはまだいいか)……はぁ、仕方ない。今回だけだよ?」

「やった〜!」

 

 チョウがため息を吐く中、くららは火照った笑顔で彼に抱きつく。

 

 こうしてチョウはくららを連れて本部を後にし、自宅へと向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──────────────────

 

「くらら、落ち着け。君は酔いすぎている」

「ぜーんぜん酔ってないけどー?」

 

 ……で、その結果がご覧の有様である。

 

 部屋に上がってそうそうベッドに寝かせたと思えば、チョウは身体を拘束されてしまい、くららに纏わりつかれている。

 

「と、とりあえず離してくれないか?」

「いやだー、今日はこのままいたい〜」

 

 まるで子どものように駄々を捏ねながら甘えた声をだすくらら。こんな姿、いつものクールな彼女からは想像も出来ない。ましてやチームDの面々ですら見たことも無いだろう。

 

「いつもごめんねー、チョウが手ー回してくれてるおかげで沢山悪者やっつけてるよー」

「そうか、それは何より……」

 

 

 ピトッ

 

 

 

「あ……」

 

 くららはチョウの上に乗っかるように身体を密着させ、彼の頬に両手を添える。

 

「チョウってさー、よく見たらかっこいいよねー……ちょっとナルシストっぽいけど」

「(これは……褒められてるのか?)」

 

 チョウが心の中で疑問符を浮かべる中、くららは潤んだ黄色い瞳で彼の目を見つめる。

 

「……いつも背中を守ってくれてありがと」

「それは……相棒として当然のことをしたまで」

「……プライベートでも、私の背中……守って欲しいなぁ」

 

 くららの言葉に、チョウの鼓動は早くなる。

 酔っているとはいえ、相棒の女性から放たれた告白に近い言葉に動揺しないわけにはいかなかった。

 

「チョウ……ん」

 

 チュッ……

 

「!?」

 

 くららは目を瞑り火照った顔をチョウの顔に近づけ、自分の唇を彼の唇に重ねる。彼の唇を挟み込み、そのまま吸い込むように深いキスを交わす。

 

 チュッ…………ちゅるっ♥

 

 くららは柔らかい舌先でチョウの唇をこじ開け、口内で無造作に暴れさせる。

 

 ちゅっ、ちゅる……むちゅ♥

 

「ん……んん……♥」

「く、くら……やめ……」

 

 チョウは引き剥がそうとするが、くららはビクともしない。それどころか、彼の頭に手を回し、さらに深くキスを交わす。

 逃げるように動く彼の舌と自分の舌先を無理やり絡め、互いの酒臭い唾液を混ぜ合う。

 

「ぷはぁ……チョウってキス上手いんだ……ちょっと意外」

「……もうよそう、流石に同僚とこのような行為は仕事上にも支障が……」

 

 シュルッ……

 

「て、言ってる側から何をしているんだ!?」

「鬱陶しいから脱いでるのよ?」

 

 くららは纏っている服のボタンを外し、1枚、また1枚と脱いでいく。

 

「よせ、これ以上は……」

「ダーメ、逃がさない」

「いてててて、その関節技はやめろ」

 

 逃げようと藻掻くチョウの身体を、くららは関節技で押さえつける。

 

「もう、あとブラジャーだけだから我慢してよ……んしょ」

 

 くららはブラジャーのホックに手をかけ、外す。

 

「……くらら……」

「……どうかな、私の裸……」

 

 チョウは上に跨るくららの身体に見蕩れる。小柄ながらも、程よい膨らみを持った2つの胸、比較的白い肌、バランスのいい女性らしい肉つき……今まで見ることのなかった彼女の裸が、今目の前に映っている。

 

「…………」

「男の人に裸見せたのって、初めてなんだ……どう?」

「……綺麗だ」

「……うん、ありがと」

 

 チョウの直球の言葉に、くららは頬を赤く染める。

 

「……じゃあ脱がすね」

「いや、待て待てやめ……」

 

 ゴスッ!

 

「ぐほ……」

「もう、少し黙ってて」

 

 くららは頬を膨らませながら、バタつくチョウの鳩尾を殴り、一瞬のうちに黙らせる。

 そしてそのまま彼の下半身まで移動し、ズボンのボタンに手をかける。

 

「前から思ってたけど……あなたって結構いい体してるわね」

 

 そう言いつつ、くららはチョウのズボンをずり下ろす。

 

「んー、何これー。タイツかぁ、鬱陶しいなぁ」

 

 くららは黒いスポーツタイツの股間部分を勢いよく引っ張り、引きちぎろうとする。

 が、ゴムで伸びるため、なかなかちぎれない。

 

「ごほ……く、くらら……」

「んー取れない……あ、そうだ……えい!」

 

 ぐにゅうっ!

 

「ぐおあ!?」

「あら、今まで見たことしかなかったけど……意外と柔らかいのねぇ」

 

 くららはタイツの上からチョウの股間部分にある一物を強く握りしめる、酔っているせいか、力の加減が出来ていない。これには男であるチョウも叫ばずにはいられなかった。

 

 ぐにゅ、ぐにっ

 

「く、やめ……うあ……」

「えへへ、ぐにぐにして面白〜い」

 

 くららはまるで子どものように、チョウの一物をぐにぐにと握り弄る。

 

 ぐに、ぐにゅう……ググッ

 

「あ、おっきくなった」

 

 握りしめられ、痛みながらも、彼の身体はその刺激に快感を感じており、あっという間に勃起してしまった。

 

「じゃあいくよー」

「な、何を……」

 

 鳩尾の痛みに耐えながら頭を上げると、いつの間にかくららの左手には携帯用の小さな鋏が握られていた。

 

 ジョキ、ジョキ……びりっ!

 

 くららはテントを張った部分に鋏で少しだけ切れ目を入れると、一気に引きちぎる。

 すると、タイツ内で眠っていたチョウの一物がその姿を表した。

 

「わあ…………意外におっきい」

 

 くららは間近に現れた一物……否、ペニスに目を奪われる。

 確かに今まで、仕事中に男性の秘部を見ることは少なくなかった。しかし、こんな間近に、しかも勃起したペニスを見るのは生まれて初めてだ。

 

「スンスンッ……良い匂い……ちゃんと洗ってるんだ」

 

 くららは鼻をペニスに近づけ、匂いを嗅ぐ。念入りに洗浄しているためか、チョウのペニスは石鹸の仄かな香りがついていた。

 

「やめ……俺は君と……そんな」

「…………はむ」

 

 パクっ♥

 

「う……!?」

 

 チョウの言葉を遮るように、くららは彼のペニスを頬張るようにしゃぶりつく。

 

 ちゅうっ、ちゅっ、れろ♥

 

「ん、結構いけるわね……あむ」

 

 くららは不器用にペニスの幹部にしゃぶりつき、時折舌先で亀頭を舐める。

 ねっとりとした唾液を帯びた舌先は、亀頭先からカリ裏、竿裏、玉袋を舐め回し、全体に唾液を塗っていく。

 

「よせ……頼むから……」

「れろ……ん♥……もう、意気地無し。私だって好きな人じゃなきゃこんなことしないもん」

「そうかもしれないけど……ん?」

 

 じゅぷっ♥

 

「はう!?」

 

 くららはペニス全体を舐め終えると、そのままフェラチオをするように肉棒を口の中へ含む。生暖かい感触が竿全体を包み込み、さらに刺激を与える。

 

 じゅぽっヂュポっぢゅぷっ♥

 

「んっ……んふ♥」

「く……うぅ……」

 

 くららは頭を上下に動かし、肉棒を扱いていく。舌のザラつきで竿裏を擦りつつ、亀頭を頬に擦り付けて刺激する。

 チョウは痛みに悶える中、必死にくららのフェラチオから逃げようとするが、すぐさま彼女から太腿をがっちりとホールドされた。もはや逃げることなど出来ないのだ。

 

 ぢゅぽっぢゅぽっぢゅるる、ぢゅる♥

 

「(なによ、嫌がる割には結構ビンビンじゃない……むっつり助平)」

 

 じゅんっ……

 

「(ん……何だかあそこが……んん♥)」

 

 くららの下半身が疼き始める。どうやらフェラチオをしているうちに、自分まで興奮してきたようだ。

 

「(あ、おっきくなった……それにちょっと苦い汁も出てる……)」

 

 暫くすると、くららはペニスが先程よりも少し太くなったことに気がついた。

 

「くらら……まずい、出そう……」

「(男の子って、イク時に太くなるんだ)」

 

 今度こそまずいと考えたチョウはくららを引き剥がそうとするが、くららは断固としてペニスから口を離そうとしない。それどころか、口をすぼめて吸い込むように扱き始めた。

 

 ぐぽっ♥ぢゅぽっ♥

 

「(そういえば……ここってどんな感触なのかしら?)」

 

 ぐにゅう!

 

「お……あぁぁ!」

 

 くららはペニスを扱きつつ、力強く金玉を握る。流石のチョウもこの激痛に近い刺激には叫ばざるを得ない。

 

「(なんか気持ちよさそう……もっとかな?)」

 

 ぐにゅっ!ぐにゅうっ!

 

「や、やめろ!くらら!やめぇぇ!」

 

 酔っているせいか、叫ぶ彼の姿を見て喜んでいると勘違いしたくららは、ゴムボールのように玉を握る。

 

「う、あぁぁぁ!」

 

 びゅ…………

 

「?なんか変なものg……」

 

 ビュルルルルッ!ドピュルルルッ♥

 

「んぐぅ!?」

 

 突然、尿道口から喉奥へと謎の液体を放たれ、くららは驚愕する。

 そう、それは男が絶頂した際に放つ精液であった。くららもこんなものを飲むのは初めてである。

 

 びゅっ……ドプッ……

 

「(うわぁ、苦い……でも飲まないとむせそう)」ゴクッ……ゴクッ……

 

 くららは涙を流しつつ、苦味に耐えながら精液を飲み込んでいく。

 

「ん!?」

 

 ぬぽんっ

 

 が、途中で蒸せてしまい、ペニスから口を離して咳き込む。

 

 びゅる……びゅるる……!

 

 ベチャッ

 

「きゃ……」

 

 玉を刺激された影響か、射精も収まる様子はなく、尿道口から放たれた真っ白な精液が、くららの鮮やかな青髪を白濁に汚していく。

 

「けほ、けほ……やぁ、何かネチョネチョしてる〜……」

 

 くららは頭についた精液を取ろうと指先で探る。が、粘り気を持った精液は、弄れば弄るほど彼女の髪の毛にまとわりついていく。

 

「……やってしまった……」

 

 チョウは両手で顔を抑えながら、絶望する。まさか信頼する相棒に襲われた上に、精液をかけてしまうなど、色々とアウトだ。

 

「どうしたの?」

「どうしたじゃない、君というやつは本当に……」

「ふーん、そっかー……れろっ♥」

「う……!」

 

 くららは、射精してへなったチョウのペニスをキャンディのようにぺろぺろと舐める。

 幹部を舐め回しつつ、時折舌先を尿道口に押し込む。射精直後で敏感になっているため、性感帯をつかれる度に、チョウの下半身はピクピクと震える。

 

 れろっ♥……ぺろんっ、ぺろぺろ、れろんっ♥

 

「くらら……何を」

「れろ……もうそろそろ本番やってもいいかな〜って」

「本……番……まさか」

 

 かぷっ♥

 

「ぐあっ……」

 

 くららはカリ下付近を甘噛みする。するとペニスはみるみるうちに起き上がり、再び太く、固く勃起した。

 

「んっ……準備OKね」

 

 ペニスが再び勃起したことを確認すると、くららは淫らな笑みを浮かべながら、チョウの腰辺りに膝立ちで跨る。

 

「お、おい、くらら……」

「えへへ……私の初めて……チョウにあげるね」

 

 ピチュッ…………

 

 くららは恥ずかしそうに笑うと、下着をずらし、中で疼いていた膣口に亀頭先を当てる。

 

「待て……待ってくれ」

「……チョウは、私とするの、嫌?」

「違う、そういう問題じゃ……」

 

 じゅぷっ……ズププッ……

 

「うぅ……」

「ん……」

 

 チョウの言葉を遮るように、くららは腟内にペニスを挿入していく。まだ先っぽを入れている途中だと言うのに、アソコが裂けるような感覚が走る。

 

「どうして……」

 

 突然の行為に動揺するチョウ。そんな彼を、火照ったくららは動きを止めて、涙目で見下げるように見つめる。

 

「ごめん……私ってさ、色んなヤツらから狙われてるでしょ……下手したら、こういうのも失ってもおかしくないかなぁって……」

「…………」

「だから、今のうちに……大切なもの、あげたいなって……後悔したくないから……」

「……くらら」

 

 今まで数多くの組織を壊滅させてきたくらら。そんな彼女に対して、報復を考えている輩は何十人、何百人と存在する。その中には彼女を直接殺そうとするものもいれば、女性として大切なものを奪い、屈辱を与えようとする者も少なからずいるだろう。

 

 前の彼女なら、その時はその時と割り切っていたかもしれない。

 しかし、あの経験で何度も死に直面してきた今の彼女は違う。もう後悔したくない、そう考えているのだ。

 

「……俺でいいのかい」

「だって、唯一信頼出来る男って貴方ぐらいだもん」

「……はは、なんか複雑だな」

 

 2人は互いに微笑む。

 

 ズププッ…………

 

 くららは再び腰を下ろしていく。

 焦らされたことで十分に濡れきった腟内は、彼の肉棒を吸い込むように受け入れていく。

 

 じゅぷぷっ…………ブチンッ!

 

「くぁ……」

「ぐぅ……」

 

 そしてペニスが腟内に完全に収まると、くららは膜が裂けるような感覚に襲われた。処女膜が破れた……すなわち破瓜したのだ。

 鍛えていたせいもあってか、破れたことによる流血は起こしていない。しかしその痛みはかなりのものである。

 

「痛い……でも……ん」

 

 初めて感じる痛みと異物感と未知の刺激に、くららは声を洩らす。

 

「大丈夫か?痛いなら1度体制を変えてこちらから動くが……」

「い、いやよ……そう簡単に主導権なんて渡したくないわ……」

 

 くららは痛みに顔を顰めながらも、自分から動こうとする。酔ったせいで、子どものように意地になっているのだ。

 

 じゅぷっ……じゅぷっじゅぷっじゅぷっ……

 

「う、あ……あぁ……くぅ……」

 

 くららは膝を使って、ゆっくりと腰を動かしていく。

 小柄な身体と同じように比較的控えめな膣内は、ペニスを離すまいと必死に肉ヒダをまとわりつかせる。

 

「や、ばい……骨折した時より痛いかも……うう、身体が裂けそう……」

 

 痛みを声にして漏らしながら、くららは腰を振り続ける。

 

 じゅぷんっ……じゅぷんっ……じゅぷんっ……

 

「(葵の嘘つき……全然痛いじゃない)」

 

 くららは昔、チームDのメンバーであった飛鷹葵と恋話を交わしていた際、『初めてのセックスは案外痛くない』という話を聞かされていた。

 くらら自身、性関連の経験は全くなかったため、その話を真に受けてしまった。しかし実際はそうではなかった、彼女の膣が狭いのもあるが、チョウのペニスが意外と大きいのだ。

 

「ご、ごめん。ちょっと休ませて」

「ああ」

 

 くららは上半身を倒し、チョウの首下辺りに頭を寝かせる。

 

「はぁ、予想以上にキツいかも……」

「そうかい?」

「もう、男には分からないのよ。本当に痛いんだから」

 

 くららは潤んだジト目でチョウを睨む。まるで年端もいかない少女のようだ。

 

「…………」

「チョウ?」

「……すまない、くらら」

「へ?」

 

 ガシッ

 

 ズンッ!

 

「んぎぃ!?」

 

 チョウは突然くららの尻肉を掴むと、勢いよく腰を突き、ペニスを一気に膣奥まで突き刺す。これにはくららも声を漏らさずにはいられなかった。

 

「ちょ、ちょっと……いきなりそんな」

 

 ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!

 

「いぎ!?や、ダメ……痛い……痛いぃ……」

 

 チョウは両手でくららの腰辺りを掴んで上下に動かし、きつきつの膣を抉っていく。くららは止めようとするが、腟を抉られる痛みにより、身体に力が入らない。

 

「大丈夫、加減するから」

「そういう、問題じゃ……いぃっ」

 

 チョウは痛がるくららの臀部に、自らの腰を打ち付ける。彼の太いペニスが、くららの濡れた膣内に敷き詰める襞と擦れ合い、卑猥な水音を響かせる。

 

 ぐちゅっ!ぐちゅっ!ぐちゅっ!

 

「だ、ダメ……止めてぇ、あふ……うぅ……!」

 

 互いの肉と肉が激しくぶつかり合う中、パンパンという音に合わせてくららの尻肉は波を打つ。

 

「でもアソコは凄く締まってるじゃないか」

「そんなの……ん、私の意思じゃ……ないぃぃっ……あ」

 

 やめろと言いながらも、彼女の肉襞はペニスを追い出すどころか、カリ首に吸い付き、離そうとしない。

 これは彼女の意思に反して、身体がペニスから精液を搾り取ろうと、本能的に膣内を締め付けているのだ。

 

 ずぢゅっ!……ずぢゅっ!ずぢゅっ!ぐちゅっ!

 

「いぐっ……やあ……ひぅぅ……」

「(これは……本当にくららなのか……)」

 

 腰を動かす中、チョウは目の前にいる女性が本当に館華くららなのか疑問に感じた。

 

 自分の知っている館華くららは、クールな性格で、何においても隙がない女性である。そんな彼女は今、呻き声に近い嬌声を上げながら、まるで少女のように涙を流して初めての痛みに必死に耐えている。

 

 そんな彼女のギャップに、チョウは心の中で密かに興奮を覚えた。

 

「あ、あ……はぁ、んんっ♥あ♥」

 

 暫く突いていると、あれほど痛がっていたくららの顔は、何処か和らいだかのようなアクメ顔に変化する。どうやら痛みから快感に変わってきたようだ。また、いつの間にか自分で腰を動かし、締まった肉襞でペニスを扱いている。

 

「くらら……」

「ん、チョウ……ん♥」

 

 ちゅっ……ねちゅ……れろっ♥

 

 互いに腰を動かしながら、くららとチョウは互いの舌をクロスするように絡め合い、深いキスを交わす。

 

 ずちゅっ♥ぐちゅっ♥ぢゅぷっ♥

 ねちょ……ぬちょ……ちゅっ♥

 

 互いの性器が擦れ合う水音と、互いの唾液がネチョネチョと絡み合う音が、同時に部屋の中に響きわたる。

 今、2人の間には同じ職場の相棒という認識はない。あるのは、愛しい男(女)とまぐわっているという感覚のみだ。

 

「ん……くらら、もう……!」

「だ、ダメ……このまま……んん♥」

 

 チョウは一旦膣からペニスを抜こうとするが、くららは更に体を密着させ、それを拒む。このまま中へ射精して欲しいということだ。

 

「くらら」

 

 そんな姿のくららを見たチョウは、彼女の背中と首後ろに手を回し、抱きしめるように身体に密着させる。どうやら彼も覚悟を決めたらしい。

 

 ずちゅっ!ぐちゅっ!ぢゅぷっ!ぱちゅっ!ぱちゅっ!

 

 肉棒が膣内で一回り太くなると、2人は腰を振る速度をあげる。

 太くなったペニスはくららの膣内をぐじゅぐじゅに掻き回し、愛液とカウパー液を混ぜ合う。

 

 ぐちゅっ……ぢゅぷっ!ぢゅぷっ!ぢゅぷっ!ぢゅぷっ!

 

 ぐちゅん!

 

「うぅ……!」

 

 びゅぐっ!……ビュルルルッ!ブビュッ♥

 

「くぁぁ……あ゛ぁぁぁ♥」

 

 ペニスの先が最奥にある子宮口をノックし、小さな肉穴に密度の濃い白い精液を流し込む。

 

 プシャァァッ!

 

 突かれた刺激と流し込まれる熱さに、くららは絶頂を迎え、喘ぎ声を上げながら勢いよく潮を吹いた。

 

 びゅぶっ、ビュルルルッ……♥

 

 しかし射精が収まる様子はなく、次から次へとくららの中へ熱い精液が流し込まれ、子宮内を白く満たす。

 

「うぅ、はぁ……くらら?」

「……はぁ……はぁ……」

 

 チョウは自分の体に力無く倒れかかるくららに話しかけるが、彼女は虚ろな目で息を吐くだけで返事をしない。

 どうやら絶頂を迎えたことで頭の中が真っ白になったようだ。

 

「……お疲れ」

 

 そう声をかけると、チョウはくららの後頭部を優しく撫でる。

 先程のフェラチオの際にぶっかけた精液が乾いたせいか、彼女の髪の毛はところどころカピカピに固まっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──────────────────

 

「……ん……あれ?……」

 

 翌朝、窓の外から入り込んだ朝の日差しの眩しさに、くららは目を覚ます。

 酒を飲みすぎたせいか、頭にズキズキとした痛みが走っている。

 

「(確か昨日は彼と飲み会をして……それから…………ていうか、ここどこ?)」

 

 意識がハッキリすると同時に寝起きでぼやけていた目の前が少しずつ鮮明になる。

 少なくとも、今いる場所は警視庁本部でも、くららの住んでいる部屋でもない。

 

「(……て……もしかして……今、裸……!?)」

 

 ギュウッ……

 

「ひゃっ!?」

 

 突然、くららは何者かに背中から抱きつかれる。恐らく、男性のものと思われる腕が、胸を触りながら自分の身体を密着させている。

 

「…………くらら……」

 

 その声の主は、相棒であるチョウであった。

 訳の分からない状況に、くららの頭の中はパニックを起こす。

 

「……ん、くらら、起きたのk「いやぁぁぁぁぁ!!!」ぐはぁぁ!?」

 

 くららは叫びながら、チョウの腹部に強力な肘打ちを食らわせる。

 そして彼が悶え苦しむ間に、くららはベッドから素早く抜け出す。

 

「ちょ、チョウ…………」

「げほっ、げほっ……に、2度目は流石に……」

 

 くららはシーツで身体を隠しながら、咳き込むチョウを睨む。ふと、部屋全体を見渡すと、自分のものとおもわれる衣服が床に脱ぎ捨てられていた。

 

 また、自分の身体の異変にも気づき始めた。下半身の秘部はズキズキとした鈍い痛みが走り、髪の毛にも何やらカピカピとした生臭い物がまとわりついている。

 

 これが何を意味するのか……くららはすぐに察した。

 

 ガチャンッ

 

「く、くらら?」

「……チョウ、あんた」

「お、落ち着くんだ!これは決して不同意に行ったものでは……」

「お黙りなさい!」

 

 くららは怒りのオーラを放ちながら、拳銃を彼の脳天に向ける。

 

「ほ、本当に何も覚えていないのかい?」

「何って……何よ」

「昨日、酔っ払った君を担いで仮眠室で寝かせようとしたんだ。そしたら君が俺の家に来たいって言い始めて……それで、君に襲われてこの有様に……」

「仮眠室……昨日……んー……」

 

 

『……プライベートでも、私の背中……守って欲しいなぁ』

 

 

「……あ」

 

 

『やぁ……後はダメぇ……』

 

 

「……あぁ」

 

 漸くくららは昨日の夜のことを思い出す。酒に酔い、その勢いでチョウを襲い、そのまま初夜を迎えたことを。

 

「…………ああ、あわわ……」

「くらら?」

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 くららは顔を真っ赤にして叫び声をあげると、逃げるように部屋から駆け出し、そのまま浴室の方へ走っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──────────────────

 

「……くらら、大丈夫か?」

「……無理、死にたい」

 

 チョウは締め切られた浴室の扉の向こうで背を向けて座るくららに声をかける。

 

「こちらもすまなかった……酔っていたとはいえ、流石にこんなことを……」

「……もう遅いわよ、やっちゃったんだから」

「……すまない」

 

 チョウは腰をおろし、くららと背中合わせになる形で扉にもたれ掛かる。

 

「……ねえ、私、なんか変なこと言ってた?」

「いや、特に目立ったようなことは……ただ」

「ただ?」

「……意外と、その……柔らかいと……」

「…………」

 

 その言葉を聞いたくららは顔全体を真っ赤に染める。酔っていたとはいえ、昨日の自分は明らかに異常だった。いや、寧ろあれは本音をぶちまけただけなのかもしれない。

 

「……痛むかい?」

「……痛みは引いたけど……ちょっと違和感が残ってるわ……腰も痛いし……」

「……流石に後ろから攻めすぎたか」

「え、後ろって……うわぁ……」

 

 どうやら、昨夜のくららは背中を取られてしまったらしい。

 

「……くらら」

「……何」

「……これからも俺は相棒として君の背中を守り続けるつもりだ……ただ」

「ただ?」

「……今日からは……プライベートでも君の背中を守らせて欲しい……」

 

 チョウが放った言葉。それは、くららが昨夜彼に放った言葉への答えであった。

 つまり、これからは相棒以上の関係を築きたいということだ。

 

「……こういう時って、どう反応すればいいのかな」

「それを俺に聞かれても……」

 

 2人は扉越しに互いの背中を合わせながら、頬を紅く染める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──────────────────

 

「ああ、ジョン?私よ……うん、予約取ってくれたんだ、ありがとう」

 

 とある一室。寝起きの裸姿の飛鷹葵は、ボーイフレンドの男から、明後日泊まる温泉旅館の予約が取れたことの報告を受けていた。

 

「それじゃあ……あ、もう一度聞いておくけど、ちゃんと『つづれ屋』に予約した?『つぶれ屋』じゃなくて……え、間違えそうになった?もう、しっかりして……うん、それじゃあ明後日」

 

 ピロンッ

 

「はぁ、意外とドジな一面があるのね……ふふ」

 

 彼のちょっとした一面を知れた葵は、少し上機嫌でシャワールームへと向かう。

 

 ──♪

 

「ん……この歌……久々に聴いたわ」

 

 突然端末に懐かしい着信が鳴り響く。

 ドラゴンズ・ハイヴからの呼び出しをくらった時に毎回聞かされていた謎の歌……今思えば、それもいい思い出だ。

 

 ピッ

 

「はい、誰?田中さん?ルリルリ?」

『あ、葵?久しぶり。私よ私』

「え、くらら?」

 

 連絡の主は、元チームDの仲間だったくららであった。

 

「久しぶりじゃない!いつぶりかしら?」

『あー、もう1年かな』

「1年か……もうそんなに経つんだ」

『仕事が忙しくてあっという間だったわ』

「……で、いきなりどうしたの?」

『うん、その……あのね』

 

 電話越しにくららはモゴモゴと口を動かす。

 

「どうしたの、何か悩み事?」

『うん、まぁそんなところ……あのさ』

「?」

『葵って、その……男との付き合いとか、そういう経験って、結構あったよね?』

「まあ、そりゃあ自分でも自覚するぐらいには……あ、ふーん、そういう事ね」

 

 葵はくららが何を言いたいのか察した。

 

「男とデートする時どうすればいいのか、そんなところでしょ?」

『あ、当たり……鋭いわね』

「いや、凄く分かりやすいから」

『え』

 

 くららが目を点にする中、葵は呆れて何も言えない。

 

「(にしてもくららがねー、もしかして前話してた例の仕事仲間かしら?)」

『どうしたの?』

「ん?いや、何でもないわ……さて、とりあえず今から説明するから、ちゃんとメモとってよ?」

『よ、よろしく』

「いい?まず初めに────」

 

 

 

 その後、くららは葵からデートのエトセトラについて幾つか聞かされた。その教えが本番で発揮出来たかどうかは、また別のお話である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おまけ

 

 

 ─────────────────

 

 今思えば、ホームレスになったのも、親父や周りからの期待に耐えられなかったのが理由かなぁ。世界最大の企業の息子とかプレッシャーが強すぎて。

 

 へー、朔哉って結構いいとこのお坊ちゃんだったんだ。

 

 まあな。生まれた時から期待されまくりだったぜ。

 

 羨ましいなぁ、私なんか生まれた時になんで生まれてきたんだ、みたいなこと言われたのよ?

 

 それは酷いですね。

 

 ええ、おまけに物心ついた時から貧乏貧乏、やれることは全部やらなきゃ生きていけなかったわ。

 

 くららさんが警察官になったのもその影響ですか?

 

 あー、多分そうかも。小さい頃から母親から力が全てって言われてきたから、とりあえず力が欲しくてねー。

 

 ………………皆さん、羨ましいです。

 

 エイーダ?

 

 私は生まれた時の記憶すらありませんから。特殊な血液型とかなんとか、それでウラジミールさん達に守られて生きてきました……て、宇宙に上がる前に教えられたばかりなんですけどね。

 

 ひっでえ話だな。

 

 はあ、結局私達、周りに振り回されっぱなしな人生ばっか送ってるってことかしら。

 

 …………すみません。

 

 別にジョニーが謝る必要なんてないぜ?

 

 そうそう、ジョニーはジョニーよ。

 

 そうですよジョニーさん。私、ジョニーさんに出会えて幸せでした……いえ、これからもずっと一緒に……。

 

 エイーダ……。

 

 ジョニーさん……。

 

 おいおい、こんな時にイチャイチャすんなよ。

 

 そうよ、いい加減迎えに行かないと葵がキレるわよ?

 

 あ、すみません……。

 

 つい……。

 

 

 

『みーなさーん!』

 

 

 

 ……さて、さっきからルゥ・リルリが外で叫んでるようだし、私達も行きましょうか。

 

 ああ、早く葵を見つけてみんなの所に帰りたいぜ……イザベルさんも待ってくれてるしよ。

 

 帰りましょう、みんなで。

 

 葵さんも一緒に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここは……どこ?

 

 真っ暗で何にも見えない……確か月のWILLをプラズマで吹っ飛ばして、それで爆発に巻き込まれて……。

 

 あ、小さい地球……そっか、放り出されたんだ。

 

 ……ちゃんと手足も残ってる。右手は火傷になってるけど。治るかしら、これ。

 

 でもまぁ、五体満足で生きてるだけでも万々歳……なのかな。いや、状況からしてどっちにしろダメね。

 

 ……死ぬのかな、私。

 

 ……みんなとの約束、守れそうにないなぁ。折角生きてるのに。

 

 ……生まれた時も1人、死ぬ時も1人……か。

 

 

 

 

 

 

 ……嫌よ、そんなの。

 

 意地でも生きてやる。

 

 生きて……みんなの所へ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ようやく見つけた。

 

 早く帰りましょ。

 

 ほら、手を伸ばして。

 

 私達、ちゃんとここにいますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……うん……今行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『葵さんの反応、キャッチしました!生きてます!』

『チームD、全員無事です!』

 

『良かった……ホントに良かったぁ……』

 

『皆さん……ご無事で何よりです』

 

『……朔哉さん』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 月の決戦を最後に、ダンクーガがその姿を表に現すことはなかった。

 

 月に赴いた5人が今、何処にいるのか、どのような日々を過ごしているのか。

 

 それを知っているのは、極わずかな人間達だけである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




久々に見たけど、終盤がなかなか……でも前観た時よりは言うほど酷くはない……と感じましたね。

それとO-Gってウィキだけでなく本編にも役名が載ってないのは何故?

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