この短編は黒胡椒サラミのTwitterで募集したお題に沿って作成しました。
「改めて、本日はようこそお越しくださいました。お夕飯は何時頃に――……はい、承知いたしました。大浴場は24時間開いておりますので、どうぞご自由にご利用ください」
そう言うと、年配の仲居は畳に手を衝き、丁寧にお辞儀をした。
この二人連れの客は、奇妙な組み合わせだ。メタボリックシンドローム気味の、やや頭の薄いスーツを着た中年男性と、西洋人形のような金髪の少女。特に女の子のほうは、どこかで見た覚えがある。そう思ったが、彼女はプロだった。口にも表情にも出さず、そのまま部屋を引き下がった。
仲居が居なくなると、もっぱら仲居とやり取りをしていた中年男のほうが、連れである少女を振り返った。
「エミリーちゃん、これでようやく、僕たち二人だけになれたね……」
背筋を伸ばして、座布団にちょこんと正座する少女を見下ろした男の顔には、とんでもなく下卑た笑みが浮かんでいる。男が何を考えているのかなど、その笑みを見れば一発で分かった。
彼はこの、小柄で華奢な、どう見ても高校生ですらない年端も行かぬ少女を組み敷いて、獣欲の赴くままに、乱暴に犯す気なのだ。
彼女の名前はエミリー・スチュアート。彼女は765プロダクションに所属する、歴としたアイドルだ。外交官の父を持つ、日本在住のイギリス人少女。白色人種でしかありえない真っ白な肌に、大きくパッチリと開いた瞳は、サファイアのような青色に輝いている。そして彼女の艶やかな金色の髪は、ボリュームのあるツインテールにまとめられていた。
紺色のジャンパースカートを着たエミリーのあごに男の手が触れた。そして彼は、エミリーのあごをくいっと持ち上げる。
「緊張してるのかい……?」
この男は、765プロにとっての大口スポンサーで、エミリーが絶対に逆らいようのない立場にいる存在だ。この男の要求を無下にすれば、エミリーのアイドル活動が立ち行かなくなるだけでなく、他のアイドルたち全てに迷惑がかかる。それに何より、エミリーが「仕掛け人様」と呼んで慕う、彼女の大切なプロデューサーも、職を失うことになるかもしれない。
このひなびた温泉旅館における、二泊三日の二人きりのお泊りは、「そうなるのが嫌なら」と、男がエミリーに持ち掛けた接待旅行だ。
エミリーにも、性に関する知識はある。ここで自分がどんな行為を男に要求されるのか、彼女も薄々は分かっているはずだ。この下種親父は、エミリーの恐怖を自分の興奮材料にするべく、彼女の青い瞳を至近距離から覗き込んだ。
「怖がることは無いんだよ……? おじさんがたくさん気持ち良くしてあげるからね……?」
男は舌なめずりをした。エミリーは、そんな男に何かを言うべく口を開いた。
「はい、よろしくお願いいたします。仕掛け人様♡」
「…………」
「このような立派なお宿でいたすのは初めてですけれど……精一杯ご奉仕させていただきます♡」
「……待ちなさい、エミリー」
「――? はい、仕掛け人様」
「この旅館の中で、俺のことを仕掛け人様って呼んだらダメだって言ったじゃないか」
男はいったんエミリーから手を離し、彼女の前に座った。エミリーはしゅんとした表情で「そうでした……」と言いながら肩をすくめた。
「それに、喜んじゃダメなんだって。俺はエミリーのカラダを狙う悪徳スポンサーで、エミリーは嫌だけど逆らえずに押し倒されちゃうんだ」
「難しいです……」
「これからドラマの仕事だって多くなってくるんだから、お芝居の稽古だと思ってやるんだ」
「は、はい! 頑張りましゅ!」
「……うん、まぁ良し。じゃあ最初っからな?」
これは一体どういう状況なのか。
実のところ、このメタボ中年はエミリーのプロデューサー本人だった。彼はいたって誠実で真面目なプロデューサーだったが、数か月前、いろいろ有ってエミリーと肉体関係を持ってしまった。念のため言い添えておくと、無理やりではなく、エミリーも同意の上だ。
彼らはそれから、他のアイドルやスタッフ、エミリーのファンの目を盗んで、男の部屋やラブホテル、劇場の控室で二人きりになると、イチャラブセックスを繰り返してきた。
プロデューサーとしては背信行為だし、そもそも年端も行かぬ少女と、その三倍以上の年齢の男がそんな関係になるなど、社会的に許されない。だが、男は心からエミリーのことを大切に思っていたし、エミリーも男のことを最大限に慕っていた。
そう、二人は愛し合っているのだ。ここで彼らが行っているのは、愛し合っているカップルが、自分たちの性生活に刺激を与えるための、一種のプレイである。
さっきと同じ流れで、プロデューサーはエミリーのあごを持ち上げて、怖いかと彼女に尋ねた。彼は既に、エミリーのカラダを狙う悪徳助平スポンサーに成りきっていた。
「や、やめてください、後援者様……」
スポンサーさんとでも呼ぶべきところを「後援者様」などと言ってしまうのは、日本文化をこよなく愛するエミリーなりのこだわりだ。仕事でもない限り、彼女は基本、横文字を使おうとしない。それを分かりきっているプロデューサーは、突っ込もうともせずに続けた。
「ここまで来て逆らうのかい……? 君が逆らえば、あのプロデューサー君はすぐにクビさ。再就職だってできないよ?」
「そんな……やめてください……。仕掛け人様にだけは、ひどいことをしないでください……」
「なら、分かってるね?」
「は……はい……」
エミリーは、怯えた表情で目をつぶりながら、こくんと頷いた。
細かいところはアドリブだが、大体の流れは、プロデューサーが事前に律儀にシナリオを用意して、A4用紙に綴じてエミリーに渡し、読み込むように指示してある。題して、『白人金髪アイドル、エミリー・スチュアートちゃんの、悪徳スポンサーとの2泊3日の温泉旅行 耐久ガチハメ寝取り調教編 ~おやめください後援者様、私には心に決めたお人が~』だ。おおむねそのシナリオに沿って、プロデューサーはことを進めていく。
「よし……唇を差し出しなさい」
「分かりました……」
エミリーは、目をきゅっと閉じたまま、やや上を向いて唇を突き出した。
「ピンク色の、プルプルした可愛い唇だね……」
「っ……」
「キスしたことは有るのかい?」
「仕掛け人、様とだけ……」
「へぇ、そうなんだ。君が彼とねぇ……。なら、僕が上書きしてあげようか」
「んむぅ――⁉♡」
男の厚ぼったい唇が、可憐な乙女の唇をふさぐ。エミリーは身をよじったが、男は左手で彼女の後頭部を固定し、右手でエミリーの右手首を捕まえて、逃げられないようにしてしまった。
「んちゅっ……ちゅぅ……やめ……んっ……おやめください……!」
エミリーはスポンサーに唇をついばまれながらも、左手で男の胸を押し、必死に抵抗しようとしている。それもこれも、自分が思いを寄せているプロデューサーに操を立てるためだ。しかし、ここでスポンサーの望み通りにしなければ、そのプロデューサーに迷惑が掛かってしまう。二つの背反する思いが、強引に男から逃れる力を生み出すことを妨げていた。
「はぁ……っ、んっ……、ちゅ……ちゅぅ……」
やがてエミリーは諦めた。口付けだけならば、まだ「仕掛け人様」への裏切りにはならないと、半ば無理やり己を納得させて。左手は男の胸板にそっと添えられるだけになり、身をよじって逃げようとするのもやめた。彼女は代わりに、鼻にかかった吐息を漏らしながら、男の唇を従順に受け入れた。
(申し訳ありません、仕掛け人様……。申し訳ありません……)
乙女の目尻に、涙の粒が浮かぶ。これは一時だけのことだからお許しくださいと、エミリーは心の中で、繰り返し繰り返しプロデューサーに詫びた。
「んぅっ……!♡」
やがて男の舌が、エミリーの唇を割って彼女の口腔に侵入してきた。ぬるりとした感触に、エミリーは、そのか細い身体を反射的にビクリと震わせる。
「んむっ……♡ はぁっ……♡ ちゅる……♡」
舌を絡ませ、唾液を交換する大人のキス。これから待っている身体の交わりを予感させるような、ねちっこい責め。それが、エミリーの思考の輪郭を、ぼんやりと曖昧なものにさせていく。
それから十分以上もキスは続いた。男の顔が離れていくと、エミリーと男の間に、透明な橋が垂れ下がる。
「いけません後援者様……♡ こんな、このようなこと……♡ 許されません……♡」
「ふふふ、まだそんなこと言ってるのかい? 君も積極的に舌を絡ませてきたじゃないか。本当は期待してるんだろう?」
「ちがい、ます……♡」
「それが本心かどうか、試してあげるよ。何しろ時間はたっぷりとあるんだ」
「ああ……♡」
エミリーは熱い息を吐いた。スポンサーの言う通り、自分はこれから二泊三日の間、この山奥の旅館の中で、常に彼に身体を弄ばれることになるのだ。でも、例えそうなっても、心だけは――。正気を必死で保とうとするエミリーに対して、スポンサーは言った。
「じゃあ、そろそろ着替えようか?」
「え……?」
「ここは温泉旅館だ。お互いにこの格好は場違いだろう? 浴衣に着替えなくちゃね。――おや? どうしたんだい? まさか、さっさとセックスして欲しかったのかな?」
「ち、違いましゅ――!」
「ふふふふ……。動揺が隠せてないよ?」
エミリーは、羞恥に頬を赤く染めている。その様子を愉しそうに観察しながら、スポンサーは彼女に命令する。
「さぁ、言ったろう。浴衣に着替えるんだ」
「は、はい。……あの」
「もちろん、ここで着替えるんだ。僕の見ている前で」
「……っ」
それはそうだ。この男がエミリー専用の更衣室などを用意してくれるはずはない。エミリーはますます顔を赤くしながらも、命じられたことを果たすべく、座布団から立ち上がった。男は逆にどっかりと腰を下ろし、特等席でエミリーの生着替えを堪能するつもりのようだ。
「その恰好でセックスするのもいいけど、やっぱりここは旅館だからね」
「…………」
無言で目を伏せながら、エミリーはジャンパースカートのジッパーに指をかけた。
「ゆっくり着替えなさい。精一杯エロく、僕のチンポを焦らすようにね」
このスポンサーは、エミリーが恥ずかしがる言葉をわざと選んでいる。エミリーはゴクリと唾をのみ込むと、顔から火が出そうになりながらも、映画やドラマで見た江戸時代の遊女のようなしぐさで、一枚一枚衣服を脱ぎ始めた。男は目を血走らせ、鼻息を荒くしてそれに見入った。
重ねて言うが、これはこの二人のイメージプレイである。だが、彼らは段々と役にのめり込み、演技と真実の境目を見失いつつあった。
「止まりなさい」
「え……?」
エミリーが下着だけの姿になると、男は言った。空色の、少し子供っぽさのあるデザインのブラとショーツ。それを存分に鑑賞したいという思いもあったが、それだけではない。彼は、エミリーが下着の上に浴衣を着ようとしたのを咎めたのだ。
「まだ全部脱いでないだろう?」
「え……で、でも……」
「着物や浴衣を身に着ける時は、下着も脱ぐのがお作法だよ。大和撫子を目指してるくせに、エミリーちゃんはそんなことも知らなかったのかな? 脱ぎなさい」
「は……はい……」
怒ったような男の表情に圧されて、エミリーは思わず頷いた。
「その返事も違う。『脱がせていただきます』だろ?」
「…………ぬ、脱がせて、いただきます……。どうか、エミリーの身体を、存分にご覧下さいませ……後援者様……」
エミリーがかしこまって述べると、男はようやく表情をやわらげた。
そしていざ下着を脱ごうとすると、動悸のあまり、エミリーの息は荒くなった。
「はー……、はー……、んっ……!」
「そうだ……いいぞ……」
男の視線が肌に突き刺さるのを感じ。エミリーはぶるりと体を震わせた。
(ああ……。見られてます……。脱ぐところ、全部……。――んっ♡)
ブラジャーのホックをはずしても、エミリーは右手でそれを支え、なかなか床に落とそうとはしなかった。そして残った左手で、たどたどしくショーツを下ろそうとする。それは純粋に恥じらいのためだったのだが、そこにかえって男を煽る要素が生まれてしまった。
スポンサーの男は、身を前に乗り出すようにして、エミリーの恥部がさらけ出される瞬間を、瞬きもせず見守った。
やがて下着は畳に落ちたのだが、エミリーは、まるでボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」のごとく、胸と秘部を手で隠していた。ヴィーナス。そう、エミリー・スチュアートという少女は、まだ幼くはあったものの、美の女神と称されるに相応しい裸体の持ち主だった。
「手をどけなさい。早く」
それを前にして、男の声は明らかに苛立っていた。もしもここでエミリーがためらったとしたら、男はエミリーを乱暴に押し倒し、前戯も何もなくレイプし始めていただろう。男のズボンの股間は、ファスナーが弾け飛びそうに膨らんでいた。
(恥ずかしい……けど、これも仕掛け人様のためですから……。ごめんなさい、仕掛け人様……)
エミリーは、既に完全に役に没頭していた。彼女は頭の中で、もう一度プロデューサーに詫びてからその手をどかし、スポンサーの前に己の全てをさらけ出した。
「なんてきれいなんだ……」
まるで純粋な少年のように、男はため息を漏らしていた。
アングロサクソン系特有の、色素の薄い裸体。日本人女性の色白とは次元が違う。その表面は最高品質の大理石のように滑らかで、傷一つ無い。ほんのわずかに生えている産毛は金色で、あたかも皮膚それ自体が光を放っているかのようだ。第二次性徴のはじめにある身体は、穢れの無い子供としての性質を残しており、しかし確実に「女」としての丸みと柔らかさを備えていた。
汚れた目で見れば潰れてしまいそうな純粋無垢さ。決して触れてはならないような、それと同時に滅茶苦茶に手垢を付けて穢したくなるような神聖さ。西欧の神話に出てきそうな天使の裸体と、静かな和風温泉旅館の八畳間という取り合わせは、アンバランスではあったが、それゆえにどこかいかがわく、淫靡だった。
「あまり、見ないでくださいませ……」
顔を逸らしたエミリーが、か細い声で懇願する。だが、それを男が聞き入れるはずが無い。彼の目は、エミリーの呼吸と共に上下する、胸の膨らみに吸い寄せられていた。
公称156㎝の身長に74㎝というバストサイズは、決して大きくないように聞こえる。しかし、なだらかで慎ましやかではあるものの、確かな膨らみがそこにある。
しかも――
「やっぱり、エミリーちゃんも興奮してたんだね?」
「うう……」
「乳首がピンピンに立ってるじゃないか」
「言わないでください……」
「どうしたんだい? そんなに太ももをモジモジさせて。……ひょっとして、アソコも濡れてるのかな?」
「やめてぇ……」
「隠しちゃダメだよ。そのままだ」
男はエミリーを言葉で責めながら、ねっとりと舐めしゃぶるように、彼女の裸体を視姦する。
「エミリーちゃんはパイパンなんだね」
「パイ……?」
「アソコの毛が生えてないってことさ。きれいな割れ目が丸見えだよ」
「――っ!!」
「剃ってるのかい? 恥ずかしがってないで答えなさい」
「剃って、いません……。まだ……」
「まだ生えてないんだね?」
「はい……」
男は背もたれと肘掛付きの座布団に座り、まるでお大尽様か何かのようにふんぞり返っている。
「僕に全部見られてどう思ってるのか、言ってみなさい」
「後援者様の視線が……いやらしくて…………怖いです。でもまるで、舞台に来てくださったご贔屓様方のように、熱くて……」
「それは、君のファンも君のことをこうしたいって思ってるからさ」
「ちが、違います……!」
「違わないさ。彼らも機会があれば、君を裸にして、君のおマンコでチンポを扱きたいって思ってるんだよ? 君の綺麗な身体を汚して、自分色に染めたいって考えてるんだ。でもまあ……」
これからエミリーちゃんは、僕専用のアイドルになっちゃうんだけどね。そこまで言うと、男はようやく、エミリーに浴衣を着ることを許した。
着付け自体はエミリーにはお手のものだ。だが、上も下も下着を付けずに浴衣を着るなど、今まで経験したことは無い。前をあわせて帯を締めると、エミリーはわずかに身じろぎした。
「んっ……」
「どうしたの?」
「あの……その……。こ、こすれてしまうので……」
「乳首が浴衣に擦れちゃってるんだね?」
「うう……」
「エミリーちゃんのピンピンに勃起した乳首が、浴衣の布に擦れて気持ちイイんだね?」
「ち、違います……」
「嘘をつくんじゃない……!」
男は立ち上がると、メタボ気味の腹に似合わない素早い動きで、エミリーの背後に回った。そして浴衣の上からエミリーの両乳首を探し当てると、親指と人差し指の腹で摘まみ上げた。
「はぅん――!♡」
「だったら、これは何なんだい?」
「や、やめてください後援者様。いけません、あっ――♡ ダメ♡ そこ♡ くりくりしちゃダメです♡」
「嘘ついたらいけないって、パパに教わらなかったのかい?」
「つ、摘ままないでくだしゃい♡ ちくび、イジメないで♡ あっ♡ ああっ♡」
「引っ張られて感じちゃってるじゃないか……! こら! 大人しくしなさい……!」
男はノーブラ浴衣姿のエミリーの乳首をいじり倒し、胸を揉みしだいた。エミリーの身体は、男の指の動きに過敏なくらいに反応し、ビクビクと震える。
「んっ♡ あっ♡ んぅっ♡」
このようなはしたない声は、エミリーが理想とする大和撫子らしからぬものだ。だから彼女は、前歯で軽く自分の指を噛み、少しでも声が漏れるのを堪えようとした。
男はエミリーの胸を愛撫し続けた。せっかくエミリーが綺麗に整えた浴衣のあわせを滅茶苦茶にする勢いで、執拗に揉み上げた。それだけでなく、彼はエミリーの白い首筋に舌を這わせ、口で吸いついた。
(ああ……♡ そんなことをされたら、口吸い跡がついてしまいます……♡ 私が後援者様の玩具にされた「証」が残ってしまいます……♡)
男はエミリーの耳にわざと届くように、ちゅうちゅうと音を立ててキスマークを付ける。浴衣の首回りの、ちょうど外から見えるか見えないかギリギリのところを狙って。
男の意図はエミリーにも分かる。これからこの宿に滞在している間、エミリーは、宿の従業員や他の宿泊客とすれ違うたび、このキスマークが見られはしないかと、心配しなければならないのだ。
ノーブラノーパンで浴衣を着て、首筋に複数のキスマークを付けたまま、彼女はこの温泉宿での行動を強いられるのだ。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「よし……ひとまずこのくらいで許してあげるよ」
「ありがとう、ございましゅ……」
「夜になったら、たっぷりとハメてあげる。でもまずは、一緒に散歩でもしようか。せっかく景色が綺麗な旅館を選んだんだから、そっちも楽しまないとね」
そう言うと、男は自分にも浴衣を着せるようエミリーに命じた。
それから男は、エミリーを連れて旅館の建物や庭を散策した。男の手はその間ずっと、「この白人の美少女は、僕の命令に言いなりのメスですよ」と誇示するかのように、エミリーの腰に回されていた。
人のいない場所では、男はエミリーの浴衣の下に手をさし入れ、胸や尻を直接まさぐった。
これは言わば、今夜布団の上で行われる行為の前戯のようなものだ。誰かに見られてしまうかもしれない――そしてあるいはエミリーがアイドルだとバレてしまうかもしれないスリルを楽しみつつ、エミリーの身体を発情させるための。
夕食時、男は仲居が運んだ膳を、エミリーに給仕させた。エミリーを隣に座らせ、彼女の箸で食事を自分の口に運ばせた。まるでエミリーの亭主であるかのように男は振舞い、食事の合間合間にエミリーの口を吸った。
そして、いよいよ夜が訪れた。
八畳間には二つの布団が並んで敷かれ、浴衣姿のエミリーは、その上にちょこんと正座している。エミリーは、夕食後に大浴場で己の身体を清めてきた。――それも結局、男とのセックスの準備に他ならない。室内灯の明かりは少し薄暗く、その下で見たエミリーの金の髪は、昼に見る時とは違う、一種の色気を放っていた。
「さあエミリーちゃん。大和撫子なら、どうすればいいか分かってるね?」
エミリーの前に立ち、男が言った。エミリーも、今さら逃げられるとは思っていない。彼女はせめて男の機嫌を損ねることの無いよう、従順な態度で布団に三つ指を衝き、深く頭を下げた。
「後援者様……。不束者のエミリーに、どうか後援者様のお情けをくださいませ……」
「大切なプロデューサー君を裏切ってもいいのかい?」
「……っ。私は、後援者様のお情けにすがるしかできない、弱い娘です……」
「はぐらかした感じだね……。まあいいよ。これから一晩中僕のチンポで突かれて、それでもまだあのプロデューサー君を覚えていられるか、試してあげようじゃないか。――頭を上げなさい」
エミリーは平伏するのを止めて、男を見上げた。その時にはもう、男の顔が彼女の目前にあった。エミリーは、またしても男に唇を奪われる。同時に、男の手が、エミリーの浴衣の帯をしゅるりと解いた。
「はぅ……♡」
「ふふ……キスだけでそんなにトロ顔になってて大丈夫かい? ……胸も揉むよ?」
「あっ……♡ んっ……♡ やぁ……♡」
「いい声で鳴いてくれるじゃないか。でも、大和撫子のエミリーちゃんがそんなメス声を出せるって知ったら、ファンは幻滅しちゃうよ?」
「んぅ……♡ はぁ……♡」
エミリーの肌は驚くほどのきめ細やかさで、しっとりと汗ばんでいる。揉むたびに手に吸い付くようで、いつまでも飽きそうにない。だがここまでで、男の邪欲も限界に達しつつあった。最初は焦らすようだった彼の動きは、段々と性急になっていく。やがて彼は、エミリーの唇を貪り、片手で胸をまさぐりながら、もう片方の手で自分の帯を解いた。
ブリーフの下から現れた男の肉棒は、もうパンパンに膨れ上がっていた。
(ああ……あんなにそそり立って……。なんて雄々しいのでしょう……)
一瞬エミリーは、自分が置かれた状況を全て忘れて、その逞しい男の象徴に見入った。
(今からあれで貫かれて……、エミリーは、後援者様の「女」にされてしまうのですね……)
勝てるはずが無いことを、既にエミリーは心の奥底で悟ってしまっていた。
マンコにチンポをハメられれば、その殿方に服従せざるを得ない。より強いチンポの持ち主が現れれば、否応なしにそちらに従わなければならない。男と女とはそういうものであると、幼いながら、彼女の本能は理解しているのだ。
「ハメるぞ、エミリー」
男はエミリーを呼び捨てた。その瞬間、エミリーの未熟な子宮が、きゅんと疼いた。少女は蕩けた顔で、「はい……♡」と答えた。
「あぁ……♡ はぁ……っ♡ あぁん……♡」
三十分後、スポンサーとエミリーが泊まる八畳間には、衣擦れの音と幼いメスの声、そして淫肉と淫肉を擦り合わせる水音が響いていた。エミリーの発展途上の膣内を、男のチンポが盛んに往復している。狭い狭い膣の入り口が健気に広がり、コンドームを付けた太ましい大人チンポをようやく受け入れていた。
「後援者様……♡ 後援者様ぁ……♡」
エミリーの間延びした甘ったるい声は、意に沿わぬ形で無理に犯されている少女が発するものでは決してない。浴衣をはだけさせ、正常位でスポンサーの肉棒を突き込まれながら、エミリーは男の腰に両脚を絡め、自分でも迎え腰を振っていた。
「もう堕ちちゃったのかい? エミリー。君のおマンコ、とっても嬉しそうに僕のチンポに抱き着いちゃってるよ?」
「違い、ましゅ……♡ 後援者様の男根が、太くて、たくましすぎるからぁ……っ♡」
「感じてるんだよね? 愛液も溢れまくってるじゃないか。気持ち良いなら気持ち良いと、正直に言え、エミリー……!」
「気持ち良くありません……♡ 感じてなんか……♡ ――あっ♡ だめ♡ おく♡ コンコンされたら♡ イっ……♡ あっ♡」
「――くっ! チンポが千切れそうだ……! ほらほら……! これでも感じてないって言うのか……!」
「ごめんなしゃい……!♡ 感じてましゅ♡ たくさんビリビリ来てましゅ……♡ 後援者様のおチンポ、エミリーのアソコの中いっぱいに埋まってましゅ……♡ おチンチンのカタチ、全部わかっちゃう♡」
エミリーの呂律は段々と怪しくなり、単語の選択がはしたなくなってきた。彼女はいつもことさらに難しい漢字や日本語を使おうとするが、そうする余裕と気力すら失われてきたのだろう。
「エミリー、イクときはちゃんと僕に報告しろ! そしたら射精してやるからな!」
「はいぃ……! わ、わかりましたぁ!♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」
スポンサーの男のほうも、エミリーに対する言葉遣いがますます横柄になっている。それにためらわず返事をするあたり、エミリーの心が男のチンポに堕ちるまでの残り時間は、それほど多くなさそうだ。
エミリーのBカップおっぱいは、男に突かれるたびにぷるぷると揺れる。汗は粒となって、その膨らみを流れ落ちた。結合部から響く水音も大きくなり、少女の中の快感のボルテージが順調に上昇していることは、一目でわかった。
「どこがイイんだ! 言ってみろ!」
「やっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ お、奥を、トントン♡ってされるのがすきでしゅ!♡ それから、おへその裏、ぐりぐりって!♡」
「こうか!」
「そ、そうでしゅ!♡ ――あっ♡ くる♡ 来ちゃいましゅぅ!♡ 後援者さまのおチンチンで、イッちゃいましゅ!♡♡ ごめんなしゃい仕掛け人様!♡ エミリーは、エミリーは仕掛け人様以外に抱かれて♡ 仕掛け人様以外のおチンチンでイッちゃいましゅ!♡」
「――!! このビッチアイドルめ――!!」
エミリーが自分ではない男のチンポでヨガり、絶頂を迎えそうになっている。それを目の当たりにし、プロデューサーの心に憤怒が宿った。これらは全て演技のはずなのに、彼は現実と虚構を混同してしまった。
手塩にかけた大切なアイドルで、愛しい年下の恋人であるエミリーが、卑劣なスポンサー親父に組み敷かれて、快感に耐えきれずにその男のメスになろうとしている。――自分という存在を裏切って。
「この!! この!! この!! この!! そんなにスポンサーチンポが良いのか!!」
「あぅっ!?♡ は、はげしっ♡ あおっ!!♡ ら、らんぼう過ぎましゅ!♡」
「うるさい!! しっかり感じてるクセに!! マンコうねって、射精おねだりしてるじゃないか!! このビッチめ!!」
怒りはピストンを激しくさせ、そうするとエミリーはさらにヨガり、それがまたプロデューサの憤怒を増大させる。寝取られる悔しさと寝取る快感がないまぜになり、プロデューサーとエミリーは、かつてない快楽の渦に思考をのまれていった。
二人の交わりの激しさに、畳がミシミシと悲鳴を上げる。エミリーの浴衣は、より一層淫らにはだけ、十代前半の少女とは思えない妖艶さを生み出していた。
チンポを入れたまま、男は少女の片脚を抱え込む。正常位から松葉崩しへと体位を変えて、バチュンバチュンと腰を激しく打ち付ける。エミリーのキツキツの膣内は、痛いくらいにチンポを噛み締めていたが、しとどに溢れた蜜が潤滑油となって、抽挿を妨げなかった。
「い、イキ、イキましゅ!♡ 後援者さま!♡ イキそうでしゅ!♡」
「よぉし、射精してやるぞ! イキマンコしっかり締めろよ!」
「は、はい!♡ どうか心行くまで♡ エミリーの中で気持ち良くお射精くださいませ!♡ ――い、イク!♡ イク! イクぅっ!! あっ――――……!!♡♡♡♡」
「出るぞ! 出る出る出る!! うおおおおおおっ!!!! うっ――――……!!」
「あ……♡ あああ……♡♡ 後援者さまのおチンチンが、どくどくって……♡♡ エミリーのアソコの中で……脈打ってるぅ……♡♡」
二人は同時に絶頂した。この旅行に備えて禁欲していたプロデューサーチンポから、引いてしまう量の白濁が吐き出されていく。
しかし残念ながら、そのザーメンはコンドームに遮られて、エミリーの子宮に到達することは無い。だが、その射精がとんでもない快感をもたらしていることは間違いなく、プロデューサーは開いた口の端からよだれを垂らしながら、ザーメン排泄快楽に浸っていた。
エミリーのほうも、小さな乳首とクリトリスを最大限に勃起させ、足の指をピンと張って、マンコから全身を襲う凄まじいまでの快感と、背徳的な多幸感に溺れていた。
「エミリー……こっち向け」
「はい……♡ 後援者様……♡ むちゅ♡ ちゅぅ♡ ちゅむ♡ ちゅううっ♡」
チンポとマンコを結合させたまま、二人は互いの口を吸った。エミリーのラブラブで献身的なキスの様子は、男の強いチンポの前に、彼女がほぼ完全に屈服したことを示していた。
エミリーたちが泊まった部屋には、豪勢な事に露天風呂がついている。一発目の性交が終わると、二人はそこに移動した。浴衣を脱いで生まれたままの姿になると、風呂の洗い場で、彼らは固く抱き締め合って、ここでも愛情たっぷりのキスをした。
「んちゅ……♡ ちゅぅ……♡ 後援者さま……♡ 後援者さま……♡」
「エミリー、ご主人様だ。お前はもう僕のモノなんだからね。ご主人様って呼びなさい」
「はい……♡ ご主人さま……♡ ちゅぅ……♡ もっと……♡ もっとエミリーに口づけしてくださいませ……♡」
小柄で細身なエミリーの裸体に、縦にも横にも彼女よりずっと大きな男の身体が覆いかぶさり、まるで少女が、醜い怪物に丸ごと捕食されているかのような光景だった。
あれだけ大量の精を放っても、男の肉棒は依然として雄々しくそそり立ったままで、その裏筋がエミリーのみぞおちのあたりに押し付けられている。
(ご主人様の立派な男根……♡ とても熱くて、脈打っています……♡ こんなモノが、さっきまで私の中に……。これからも、私の中に……♡ ああ……♡ エミリーは、もうすっかりご主人様の虜に……♡)
二人は、ちょっとやそっとでは引きはがせそうに無いほど硬く抱き合っていたが、それでもようやく身体を離すと、今度は互いの身体を洗い始めた。当然、スポンジやタオルなどという無粋な物は使用しない。自分の手、自分の全身を使って、相手の身体を清めるのだ。
エミリーは石鹸の泡を自分の胸と腹に塗りたくって、それをスポンジ替わりに男の背や胸に擦り付け、丁寧に四肢を洗い、指の一本一本を舐めしゃぶって綺麗にした。
「そうだエミリー。大和撫子なら、そうやってご主人様にご奉仕する技を身に着けないとね。これからも僕が色々と教えてあげるよ」
「ふぁい……ありがとうございまひゅ……♡」
男の足を舐めながら、エミリーは感謝を述べた。
それから、男は自分もエミリーの身体を洗うと言い、泡だらけにした両手で彼女の胸を揉み、首筋や鎖骨を舐め、耳を愛撫し、へそに亀頭を擦りつけた。
そしていつの間にか、二人はシックスナインの体勢になった。エミリーは男のチンポを口で咥え込み、熱心にフェラ奉仕をした。対する男はエミリーのクリトリスを吸い、マンコの割れ目に太い指を入れてかき回し、愛液をずるずると啜った。
肌と肌を密着させ、身体の汚い部分まで全てさらけ出して、彼らは互いを愛撫した。
そして、十分に昂ると、男は風呂の湯の中で、エミリーを背後から貫いた。
エミリーは裏庭のほうに身体を向けて、露天風呂のヘリに両手を突き、男のチンポを受け入れた。湯気を立てる水面が、ちゃぷりと波立つ。
「はぅん……♡」
「エミリー、言っておくが、ここは外だからね。あんまり大きな声で鳴いて、他の部屋に聞こえても知らないぞ?」
「そんな……♡ だってそれは、ご主人様が……♡」
「口答えするのかい?」
「――んきゅぅっ♡ ちくび、後ろから摘ままにゃいで……♡」
「ゆっくり動いてあげるから、声は出来るだけ我慢するんだ」
「は、はい……♡」
言葉通り、男はゆっくりと腰を前後させ始めた。マンコからペニスが抜けそうになるくらいまで腰を引くと、今度は逆にずぶずぶと埋没させる。降りた子宮口を亀頭がとらえても、そのまま内臓を持ち上げるようにぐりぐりと押し込んだ。
「――――っ♡ ――はっ♡ ~~~~~~っっ♡♡」
エミリーは必死に嬌声を堪えていたが、それはかえって、自分の内部に侵入した肉棒の間隔に集中することに繋がった。
(ダメ……♡ これダメ……♡ ゆっくり突かれると、後援者様の……ご主人様のさきっぽのカタチまで、ハッキリと伝わっちゃいます……♡ 温泉のお湯より熱くて……、アソコの内側から溶かされちゃいます……♡)
「エミリー、どうだい? チンポいいかい?」
「はい……ご主人様のおチンチンで、エミリーのアソコ、すごく気持ちよくなってます……♡ ――ぁぅっ!♡♡」
男の手が、桃のようなエミリーの尻を、軽くスパンキングした。
「ちゃんと正しい日本語を使えるようになりなさい。おチンチンじゃなくって、『チンポ』、アソコじゃなくって、『マンコ』って言うんだ」
「わ、わかりました♡ 分かりましたから、お尻、たたかないで――はぅんっ♡ ち、チンポ♡ チンポいいですぅ♡ おマンコの奥、チンポの先でえぐられてますぅ♡」
エミリーのようなお淑やかな少女に下品な言葉を使わせて、男はますます興奮の度合いを深めた。彼は、チンポの苛立ちをそのままエミリーにぶつけるかのように、声を控えろと言ったことも忘れて、じゃばじゃばと湯を波打たせながら腰をガン突きし始めた。
「あっ♡ おっ♡ おっ♡ おっ♡ おっ♡ ゆっ♡ ゆっくり動いてくれるって言ったのに♡ あっ♡ ち、チンポ♡ ご主人様の大人チンポ♡ 深い場所に刺さって♡ あっ♡」
二匹のオスとメスがサカり合う音を別にすれば、夜の温泉宿の裏庭は、ひっそりと静まり返っている。幸いに、エミリーのメス声を聞きつける者はいないようだ。それをいいことにして、男の腰の動きはますます激しくなっていく。エミリーの細い身体は、荒波の中の子船のごとく、翻弄されるばかりだった。
「くる♡ イキましゅ♡ ご主人さま♡ もうすぐイキましゅ♡」
言われなくとも分かるくらい、エミリーの腰と脚はガクガクと震え、膣内はきゅんきゅんと収縮していた。だが、絶頂前には報告しろというご主人様の言いつけを、賢いエミリーはちゃんと忘れなかったのだ。
「出すぞエミリー!」
「きて♡ きてくだしゃい♡ エミリーのイキマンコに、ご主人さまのおチンポ汁ぶちまけてくだしゃい♡」
だが、男のペニスに避妊具が装着されているということは忘れてしまったようだ。それに、自分がさっきまで、プロデューサーに操を立てようとしていたことも。少女は無我夢中で男の種をおねだりした。
そんなエミリーの堕ち様に、悪徳スポンサーに成りきって腰を振っているプロデューサーは、またしても優越感と寝取られ感の両方を同時に刺激され、興奮と理不尽な怒りで、ケダモノのように振舞った。フィニッシュが近づくと、彼はエミリーのボリュームのあるツインテールを手で掴み、まるで手綱のようにして腰を振った。
エミリーが処女を捧げた「仕掛け人様」ならば、こんな彼女の乱暴な真似はしなかった。普段のイチャラブエッチからは程遠い獣セックスに、エミリーのタガも外れてしまった。
「Ah!♡♡」
その証拠に、エミリーの口から洩れる嬌声が、洋物AVの中で白人プレイメイトが上げるような喘ぎに変わった。
「アっ♡ オっ♡ オっ♡ オっ♡ オっ♡」
「ああ……!! エミリー……!! お前はそんな声が出せたのか……!!」
「イクっ♡ イクイクっ♡ おマンコイクぅっ!!♡ アウうううっ!!♡」
「出る!! 出るぞ!! オオオオオオ!!!!」
次の瞬間、ぼちゅんと腰が打ち付けられ、エミリーのつま先が、わずかに床を離れた。
「ア♡ オ♡ オぅ……♡♡♡」
ふやけ切ったトロ顔を見せて、エミリーは絶頂した。パチパチと弾ける白い火花が、彼女の瞼の裏を焦がす。
「エミリー……!! エミリー……!!」
「アッ♡」
だが、プロデューサーは止まらなかった。まだ射精が続いているにも関わらず、彼はエミリーの金髪ツインテールを手綱にしたまま、腰振りを再開した。
結局、それから抜かずに三発射精するまで彼は止まらず、ようやくチンポがエミリーのマンコから引き抜かれた時には、コンドームの先端には、破裂するかと思うくらいの精液が溜まっていた。
湯の中での獣交尾が終わると、二人は対面で抱き合ったまま肩まで湯に浸かり、軟体動物が絡み合うようなねちっこいディープキスに溺れた。言葉のやり取りすらほとんどなく、相手と可能な限り密着し、少しでも多くの体液を交換しようとした。エミリーがのぼせる寸前までその行為を続けると、彼らは寝室に戻り、ほんの少しだけ眠った。――しかしそれは性交の終わりを意味するのではなく、次の性交に向けた体力を蓄えるための準備だった。
「よしエミリー……ばっちり映ってるからな」
「はい……♡ ご主人様……♡」
もう日付は変わっていたが、彼らはセックスを続けていた。
さっきと違うのは、部屋に三脚に取り付けられたビデオカメラが二台設置されていることと、エミリーが、純和風の温泉宿には全く似つかわしくない格好をしているということだ。
エミリーが身に着けているのは、例えるならば、アメリカのドラマに出てくるような、チアガールのコスチュームである。ふさふさのポンポンを両手に持って、短いプリーツスカートとアンダースコートを履いていた。一般的なチアの衣装より上着もスカートも短く、かわいらしいヘソが丸出しで、鼠径部も見えかかっていた。今からこれで、アイドルに夜の応援をしてもらおうという、男の欲望が露わになった趣向だ。
男がごろりと布団に寝転ぶと、エミリーはその上にまたがった。チンポが挿入できるようにスコートをずらし、騎乗位で腰を振る準備を進めていく。
「今から、エミリーのおマンコを、ご主人様のペニスでファックしていただきますね……♡ 一生懸命応援しますので、たくさん射精してください♡ ご主人様の日本人ペニスで、どうかエミリーに、本当の和の心を教えてくださいませ……♡
「ああ、お望み通りファックしてあげるよ。エミリーに、日本人ペニスの良さを教えてあげよう」
エミリーは妖艶な笑みを浮かべた。
金髪白人と――しかもこのような美少女とセックスできるという特権。それを神に与えられた高揚感に、男は酔っていた。
違う人種のメスに種を付け、自分の遺伝子のほうが勝っていると証明したい。それは、全ての男の本能に摺り込まれた欲求だ。意図しているのかいないのか、エミリーはその欲求を煽るような言葉を吐いた。男のチンポは、もはや鉄よりも硬くなり、睾丸ではマグマのようなザーメンが煮えたぎっている。
「――ア……Oh♡♡ ……はいり、ました……♡ あんなに出したのに、まだこんなにガチガチだなんて……♡ さすがはご主人様でしゅ……♡ ハぁんっ♡ オッ♡ イイっ♡ Let‘s Go♡ Let’s Go♡」
エミリーがくいくいと腰を前後させる。同時に彼女は両手のポンポンをふぁさふぁさと揺らし、ネイティブの発音でコールを入れた。結合部はプリーツスカートに隠れて見えないが、彼女の膣は、チンポに熱烈に吸い付いている。白人美少女によるこんな応援を受けて元気にならないならば、それは日本男児ではない。
「Ah♡ Oh♡♡ 日本人ペニス、最高でしゅ♡ こんなの勝てないって、すぐに分かっちゃいましゅ♡ アッ♡ Come On♡ Please Fuck Me♡」
今度はがに股になって、スクワットするように腰を上下させる。
「ご主人様のお顔、とっても気持ちよさそう……♡ 我慢しないで、出したくなったら出してくださいね♡」
初めて主導権を取れたと思ったからか、エミリーの動きは徐々にダイナミックになっていく。スカートが翻り、無毛のマンコがチンポをずっぽりと咥え込んでいる様子がチラチラと見えた。男の腰に、耐えがたい甘美な衝動が広がっていく。表情と肉棒の膨らみ具合でそれを察知し、エミリーは、ますます淫らに腰を振りたくった。
「エミリー、イクぞ……!」
「はい♡ はい、ご主人様♡ んっ!!♡」
ザーメンが飛び出るのと全く同じタイミングで、エミリーは全体重を使って腰を下ろし、チンポを根本まで咥え込んだ。
「あっ……♡ うう……♡ オ、oh……♡♡」
エミリーはガクビクと腰を震わせ、瞳を淫蕩の色にけぶらせる。プリーツスカートの前部分が濡れていくのは、エミリーがアクメの際に漏らしたイキ潮のせいである。
「お、お掃除させていただきましゅ……♡」
エミリーはちゅぽんと引き抜かれた肉棒からコンドームをはずすと、こびりついたザーメンを舐めとるために丁寧に舌を這わせた。そうやって、気持ちよくしてもらったお礼にチンポをお掃除するのは、まさに和の心――奥ゆかしい日本人女性が知るおもてなしの心だ。
こうやって実践することで初めて、エミリーの心は真の大和撫子に近づいていく。そう、いわばこれは、セックスを通した文化交流なのだ。そんな風に心の中でうそぶきつつ、男は射精直後に敏感になったペニスで、エミリーの舌による奉仕を存分に堪能した。
それからも、男は様々な趣向でエミリーを犯しぬいた。チアコスだけでなく猫耳をつけさせたり、エミリーに首輪を嵌めて四つん這いにさせ、人気のない深夜の廊下を散歩したりした。
彼らが眠ったのは、もう日が昇りつつある時刻だった。二人とも精力を使い果たし、八畳間は使用済みコンドームと互いの淫液ですさまじい有様になっていた。そして二人は、もうすぐ正午になろうかという時刻に目覚めた。
二泊三日の温泉旅行の二日目。目覚めた彼らが何をするかと言えば、それはやはりセックスだった。
「ほらエミリー、可愛いネコちゃんが映ってるぞ」
「うう……もう堪忍してくだしゃい……♡」
「どうして? 可愛いじゃないか。品種は何かなぁ? イギリス産だと思うんだけど」
昨夜の情事の跡がありありと残った室内で、二人はテレビを鑑賞していた。画面には、猫耳とぬいぐるみのような手足を付けたエミリーが、バックから犯されている様子が映っている。画面の中のエミリーは発情したメス猫に成りきって、『Meow♡ Me~ow♡』と鳴きながら、蕩けた顔でチンポに貫かれている。
一晩眠って少しは冷静になった頭で見ると、それはまさに痴態としか言いようのない有様だった。エミリーは両手で顔を覆い、そこから目を逸らそうとしている。その手を無理やり引きはがしながら、男は言った。
「ダメだよエミリー、よく見なさい」
「ああっ……♡」
映像のエミリーも恥ずかしい格好をしているが、今のエミリーもそれに負けず劣らずだ。今のエミリーは何も身に着けていない裸で、背面座位で抱っこされるような形で男と繋がっていた。
(なんて淫らではしたない……♡ あんな、大和撫子とは程遠い格好で……♡)
スピーカーから昨日の自分の喘ぎ声が聞こえてくる。声も表情も、とんでもなく気持ちよさそうだ。――そして実際に、あの時の自分はとんでもなく感じていたし、今も感じている。画面の中でも現実でも、二重に犯されるという倒錯した状況。自分の淫らな本性をありありと見せつけられて、エミリーは恥じらいつつも、昨日にも増してヨガり狂っていた。
自分たちの過去のセックスをBGMに、二人は今日も、マンコとチンポが乾く暇も無いほどハメまくった。
画面の中で、星条旗柄のビキニを着たエミリーが、身体と水着の間に使用済みゴムを何個もぶら下げて、チンポチンポ、ファックファックと下品な言葉を連呼しながら腰を振っている。その間、現実世界のエミリーは、小ぶりの胸を壁に押し付け、立ちバックで犯されていた。
結局この日は夜になるまで、二人は一歩も部屋の外に出ることなく、ハメて、セックスして、交尾し続けた。床に散らばった使用済みコンドームとティッシュは、時間を追うごとに数を増し、下手をすれば足の踏み場も無いほどだ。
快楽で頭をバカにして、二人は互いを貪った。それが一時途切れたのは、昨夜のハメ撮りが、あるシーンに到達した時だ。
『後援者様♡ 愛してましゅ♡』
エミリーを正常位で犯していた時に、その言葉がプロデューサーの耳に入った。
『しゅごい♡ このおチンポしゅごい♡ こんなのされたら、仕掛け人様のこと忘れちゃう♡』
テレビの中で、感極まったエミリーが、涙を流しながら叫んでいる。それは、録画映像の最後に撮られたシーンだ。
画面内のエミリーは、悪徳スポンサーのチンポであひあひとヨガり、プロデューサーを裏切ってスポンサーの性奴隷になる宣言をしていた。ハンディで撮っていたため、映っているのはエミリーだけだ。だからこそ、まるでエミリーが本当に別の男に犯されているように、プロデューサーの目に映った。
「どうされたのですか……?」
現実世界のエミリーが、動きを止めたプロデューサーに声をかけた。彼女の息は荒く、身体は汗だくだ。
すでに録画映像は終了したのに、それでも画面に見入っているプロデューサーの表情を見て、エミリーは何を思ったのだろうか。彼女は優しく微笑むと、「仕掛け人様」と、いつものように彼を呼んだ。
「大丈夫ですよ、仕掛け人様」
「え……?」
エミリーの小さな手の平が、画面から目を逸らして彼女を見たプロデューサーの胸に、そっと添えられた。
「私は、仕掛け人様のことを、決して忘れたりしません。嫌いになったりもしません」
「エミリー……」
「だから、そんな不安な表情をなさらないでください」
汗まみれで紅潮したエミリーの顔に浮かんでいたのは、恋人のように甘く、新妻のように優しく、母のように包み込むような微笑みだった。あなたのことは全て分かっていると、その表情がプロデューサーに語っている。
「仕掛け人様は……私の、私たちの舞台のために、いつも長時間、身を削って働いてくださっています。そのために、ご自分の色々なものを犠牲にしながら。……だから私も、私にできる形で、仕掛け人様の癒しになりたかったのです。……私の大切な、愛しい殿方の癒しに。だから、何をされても、私は仕掛け人様を嫌いになったりなどしません」
「エミリー……!」
プロデューサーが日頃から抱えていた、エミリーがいつか自分の手を離れていくのではないかという不安。かけがえのない大切な少女を、自分の抑えきれない獣欲に付き合わせている申し訳なさ。そういった全てを飲み込んで、エミリーは微笑んでいる。
どこまでも無限に許しと癒しを与えてくれる天使の笑顔。それを受けて、プロデューサーの中に泣きたくなるほどの愛おしさがこみ上げてきた。
「ごめん、エミリー……。俺、俺……」
「大丈夫ですよ、仕掛け人様。大丈夫です」
涙声で自分に抱き着いてきた大の大人の男の背中を、エミリーはあやすように撫で、耳元で囁いた。
「愛しい方の支えになれるなら……それでエミリーは幸せですから」
プロデューサーは、肩を震わせ泣き始める。
嗚咽と共に、凝り固まっていた色々なものが、プロデューサーの中から溶け出ていった。
プロデューサーが泣き止んでも、二人は抱き合ったままでいた。エミリーのマンコにも、まだプロデューサーの肉棒が入ったままだ。
「ごめんな、エミリー」
「仕掛け人様、もう謝らないでください」
「でも……」
「私は、荒々しい仕掛け人様のこともお慕いしていますから」
こうして抱き合っていると、エミリーの金色の髪から漂ってくる芳香が、鼻から入って心に染み渡っていくようだ。
できるならいつまでもこうしていたい。プロデューサーが彼女から離れられないでいると、何か考え込んでいた様子のエミリーが言った。
「今日はもう……終わりですか? ……その、情事のほうは」
「あ、ああ、そうだな。ありがとうエミリー。変な言い方だけど……おかげでスッキリしたよ」
プロデューサーは、慌てて肉棒を抜きにかかった。彼はペニスからコンドームを外すのも忘れて、エミリーの汚れを落とすためにティッシュの箱を探した。
そして、そんな男の背中に、エミリーが話しかけた。
「あの……仕掛け人様。一つ……お願いがあるのですが」
「え? な、なんだい? 何かしたいことでもあるのか? そうだよな。せっかく温泉まで来たんだし。付き合ってくれたお礼に、俺にできることなら何でもするよ、エミリー」
「では……あの……」
しかしエミリーは、なかなか本題を言い出そうとしなかった。正座した状態でもじもじと太ももを擦り合わせ、少しうつむいた顔は、耳まで真っ赤になっている。
「大和撫子のお願いとしては、はしたないのかもしれませんが……」
しばらくもじもじしてから、ようやく意を決したように、彼女は言った。
「仕掛け人様の、寵愛の証が欲しいのです……」
「……?」
彼女独特の言い回しを読み取れず、プロデューサーは首を傾げた。しびれを切らせたエミリーは、もう一度、少し早口になって言った。
「ですから……! 仕掛け人様の寵愛の証を、エミリーの中に……。……あの、しょの、避妊具無しで…………。うう……」
最後のほうは、ほとんど消え入るような声だった。
だが、プロデューサーには理解できた。彼女は、生の彼自身を、自分の内部で感じたいと言っているのだ。
「今日は……大丈夫なはずですので」
安全日も計算していたのだと、エミリーは暗に言った。では、彼女はずっと、これを切り出すタイミングを見計らっていたのだろうか。はじめから、プロデューサーの精液を子宮の奥で受け止めることを望んでいたのだろうか。
それは分からない。しかし、エミリーの恥じらいながらの懇願は、プロデューサーがようやく取り戻した理性を霧散させるには十分な威力があった。
「エミリー」
「は、はい……」
「自分が言ってる意味が分かってるのか?」
プロデューサーの顔は平静で、声色はエミリーを諫めるかのようだったが、ペニスは既にかつてないほどにいきり立っている。
「分かって、ます……。ですから、どうか。仕掛け人様の子種を、エミリーの中にくださいませ。お腹の一番奥で、仕掛け人様を感じさせてくださいませ。――あ」
その時点で、プロデューサーは獣に戻っていた。獣になって、エミリーに襲い掛かっていた。しかしさっきまでとは違い、彼を支配し突き動かしてていたのは性欲ではなく、エミリーに対する愛情だった。
「仕掛け人、様……♡」
布団に押し倒されたエミリーは、それだけ口にすると、プロデューサーに唇をふさがれた。
あとはもう、二人は荒々しく息を吐きながら、互いの身体をまさぐり、舌を絡め合った。
(大好きです♡ 大好きです♡ 大好きです♡ 大好きです♡ 大好きです♡ 大好きです♡ 仕掛け人様♡)
エミリーの頭の中は、それだけで一杯だった。プロデューサーの頭の中も同様だ。互い愛しさで頭を一杯にして、それ故に互いの身体を交わらせた。
「――あ♡ う……♡」
コンドームを付けていない、文字通り互いを遮る壁が無くなった肉棒が、エミリーの中に侵入してくる。エミリーは、少しだけ苦しそうに眉を寄せた。プロデューサーの肉棒がいつもよりも一回り太く、それで膣内を圧迫されたように感じたからだ。
エミリーの表情に敏感に気付いて、プロデューサーが動きを止めた。エミリーは、そんな彼と目を合わせると、ただ優しく微笑んだ。気にせず奥まで入ってきてくださいと伝えるために。
「ふふ……♡ あっ――♡ んぅっ――♡」
二人は初めて、お互いを生で感じ合っていた。プロデューサーの腰が前後し、肉棒がエミリーの膣内を一往復するたびに、両者の中に、快感とともに愛おしさが溢れた。プロデューサーとアイドルとしての絆が、男と女としての関係が、より深く結びなおされていくかのようだ。
そう、二人は確かな互いの繋がりを感じていた。
(仕掛け人様……♡ エミリーで感じてください……♡ エミリーの中に、仕掛け人様の命の種を蒔いてくださいませ……♡)
あまりの多幸感に視界がバラ色に輝き、心はフワフワと天上を漂っていた。この時、既にエミリーは、アイドルとしても、一人の女としても、プロデューサーに一生を捧げ、添い遂げることを心で誓っていた。
病める時も健やかなる時も、プロデューサーの三歩後ろに付き従い、彼の子を孕み、産み育てる。それだけあれば、他に何もいらないと思っていた。
(子種を注いでください♡ どうか、仕掛け人様のモノである「証」を、エミリーにお与えください♡)
プロデューサーの腰の動きは荒々しく、同時にどこか優しい。抱きついた大きな背中が頼もしく、愛おしくてたまらない。
エミリーは激しく感じていた。プロデューサーが感じてくれているのも分かる。言葉にせずとも、彼の肉棒が精液を解き放つ瞬間が近づいているのが分かる。
(くる♡ 仕掛け人様が、私の中で果てようとしてる♡ イク♡ エミリーもイキます♡ 精子♡ 子種♡ 仕掛け人様の赤ちゃん♡ はらむ♡ エミリーは、仕掛け人様のお嫁さんに♡ きて♡ 精子きて♡ イク♡ イク♡ 仕掛け人様――!!♡♡♡♡)
そして、プロデューサーの鈴口から噴き出た白濁が、エミリーの子宮に注ぎ込まれた。膣内で心臓が脈打っているような気さえした。それくらい、どくどくどくどくと絶え間なく、肉棒は脈拍を続けていた。
(せーし……♡♡ なかで……♡♡ あつい…………♡♡ ありがとうございましゅ……♡♡ 仕掛け人様……♡♡ 愛してましゅ……♡♡)
エミリーの口は、相変わらずプロデューサーの口によってふさがっているので、声は出せなかった。だから舌の動きと膣の締まりによって、エミリーは彼に対する愛情を表現した。
(んっ♡ この格好……♡)
一発目の中出し射精が終わると、プロデューサーはエミリーを対面座位に抱え上げた。これだと、より自然な形で密着できる。抜かずのまま、二人の腰は息ぴったりに動きだした。
(もっと出してくだしゃい♡ もっと♡ もっと♡ もっと♡ もっと♡ エミリーのお腹がいっぱいになるまで♡ エミリーの身体に仕掛け人様の子種が染み込むまで♡ もっと♡ ――あっ♡)
すぐに二発目が注ぎ込まれ、即座に三発目を発射するための腰の動きを再開する。
もはやお互いの境目すら曖昧な状態で、二人は幸福な生ハメ交尾を続けた。
永遠に交尾を続けていたかったが、人間の体力には限界がある。深夜には、プロデューサーの肉棒は半分柔らかくなって、精液も打ち止めになり、絶頂してもどくどくと脈打つだけになっていた。エミリーもほとんど失神した状態で、それでも二人は繋がったまま、キスも続けていた。
「エミリー」
真っ暗闇の中で、プロデューサーはエミリーの青い瞳をのぞき込むと、優しい声で彼女の名を呼んだ。
「仕掛け人、さま……♡」
エミリーも彼を呼んだ。それで二人の意識は途切れ、次に気付いた時は朝――すなわち、この旅館から出る予定の朝だった。
寝不足の目とガタガタの腰を抱えながら、二人は大慌てで部屋を片付け、そそくさとチェックアウトしていった。その時の二人は、ともに照れ照れとした様子だったが、それでも、その手は固く繋がれていた。
参考に、以下がこの短編の元となったお題です。
エミリースチュアートちゃんを調教・籠絡したおっさん仕掛け人様が、『特別なご贔屓様(スポンサー)との交尾旅行』というイメージプレイで山奥の温泉旅館に行って2泊3日イチャラブするお話。優越感と擬似寝取られ感で興奮したPが、ドロドロに蕩かしたエミリーに大和撫子から程遠い言動やエロコス(星条旗ビキニとか逆バニーとか)させてそれをビデオ撮影し、次の日はそれを一緒に鑑賞しながら恥ずかしがるエミリーに前戯したりご奉仕させたりしたい。最後はゴムが無くなるまでヤって、エミリーから生交尾をお強請りしたりする。AVの○○シリーズ(ご存知でしょうか? 最高なのでとてもお勧めです)みたいなプレイがしたい……
※AVのシリーズ名だけ伏せました。