ゴブリンガービッジ~恋人が苗床廃人になったので格安娼婦に仕立て上げます~ 作:幻闇
裏ギルドの拠点近くに店を構える、やや草臥れた外観の酒場。
安物の葉巻から漂う刺激的な臭いと、酌婦達が使う甘ったるい香水の匂いが充満した店内で、二人の男がカウンター席に陣取って酒杯を酌み交わしていた。
「あと三日……か。先生には本当に感謝してるぜ。お陰で厄介な案件は殆ど片付けられた」
「そういう約束だ。礼は要らないし俺だって感謝してる」
年季の入った侠客の雰囲気を漂わせる強面の男と、鋭利な刃物を連想させる鋭い目つきをした冒険者の男。マリオとアッシュは互いに感謝を述べ合って、酒杯をカチンとぶつけ合わせ琥珀色の液体を呷る。
「あの娘……ユナちゃんと言ったか。最初は拾ったイカレ女で遊んでる外道かと思ったが……」
「そう見せた方が何かと楽だしな」
「詮索はしないと言ったが、先生が良けりゃ聞かせちゃくんねぇか」
「構わない。別に隠す事でもない」
ことりと空になった酒杯をカウンターに置き、隣に座るマリオに顔を向けたアッシュが語り始める。
それはこの時代であれば良くある悲劇。苗床となり救出されたものの、心を壊してしまった一人の女。そんな女を諦めきれない一人の男の足掻き。ただそれだけの事だ。
「事情は解ったが……でもなんで犯させるんだ? 普通は静かな所で暮らしたりするもんじゃないのか?」
「ユナが元気だった頃はな、よく行きずりの冒険者たちにユナを輪姦させて愉しんだんだ。俺はユナが他人に犯されると興奮するし、ユナは俺の前で玩具みたいにされるのが好きでな」
「……珍しい趣味だな。だが話は解った。要は好きだった事をやってれば精神が刺激されて治るかもしれないって事か」
「事実良くなってきてる。アンタ達に預けた頃と今じゃユナの反応もダンチだ」
「俺は忙しくてあんまり行ってないんだが、確かに最初のマグロ状態とは大違いだな」
空になったアッシュの酒杯に酒を注ぎながら、納得したという表情で頷くマリオ。
当初の貸しなど話にもならない程の借りを作ったと感じているマリオは、出来る範囲でアッシュの力になってやりたかったのだ。
「今以上の事はしてやれそうにないか……。もし今後、帝都で裏の人間の手が必要になったら言ってくれ。貸し借り無しだなんて言うなよ? これは俺の仁義の問題だ」
「……すまんな、何かあれば頼りにさせて貰う。力だけじゃどうにもならない事なんて死ぬほどあるからな」
「おう! 任せてくれや、先生」
空になったマリオの酒杯にアッシュもまた、酒を注いで互いに何度目かの乾杯を行う。
十日間の間に様々な厄介事をこなしてきた二人の間には既に、分かち難い絆が出来ていたのである。
年も出身地も違うアッシュとマリオではあったが、共に矜持を第一とする職業であるが故に意気投合するのは早かったのであろう。
その日は夜が更けるまで大いに語り、酒杯を傾け、店主が店を閉めるまで仲良く談笑する二人であった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
アッシュとマリオが酒場で男二人、飲み明かしていた頃。
裏ギルドの拠点ではこの十日間一度も、男の姿が消える事の無かった地下室でいつも通りの狂宴が行われていた。
「いくぞガバマンビッチ! オラァ!」
――ズボォッ!
仰向けになっているユナの、連日の酷使によってすっかり緩みきった膣穴に、あろう事か男が思い切り頭部を突っ込む。
「ん゛あっ♡♡♡」
いくら緩んでいるとはいえ直径25センチほどもある成人男性の頭部が、ズブズブと胎内に納まっていく光景は凄まじさを越えて一種のおかしみすら感じさせる。
まるで胎内に回帰するかのように膣を抜けて子宮口をこじあけ、子宮の中に頭部を完全に埋め込むと、男は内側から胎内を食い破るかの勢いで子宮内膜にしゃぶりついた。
「内側から責めまくってやるぜぇ! スカルファック最高!!」
「あ゛お゛ッ♡♡♡あ゛あ゛あ゛ッん゛あ゛あ゛ッ♡♡♡♡お゛まん゛こ゛し゛ぬぅ゛ぅ゛♡♡♡こ゛わし゛て゛ぇ♡♡♡お゛ま゛んごこ゛わし゛て゛え゛え゛え゛え゛ッ♡♡♡♡♡」
ダブルフィストですら容易く呑み込めるようになったユナに対して、男達が愉しむ為に行った行為が、頭部をユナの胎内にぶち込んで蹂躙するという在り得ぬ行為であった。
すでに部屋中の男達が何度もユナを頭で犯しており、頭部を愛液で濡れ光らせた男達が周囲で順番待ちをしている状態である。精を吐き出したくなった場合はユナの上半身に回り込み、長時間の責めによってパンパンに腫れ上がった双丘や可愛らしい唇を犯して白濁液をぶちまける。
狂気のスカルファック大会とでもいうべき様相を呈している地下室。
艶めかしく白い肌を揺らめかせて狂った様に喘ぎ叫ぶユナの姿は、それだけで何度も精を放っている筈の男根が瞬く間に屹立してしまう程の妖しい色気に満ちていた。
苗床となる事で起こる生殖器の変性により、出産に適する様に骨盤関節や恥骨結合も常に緩んでいる状態になっているユナ。
満足した男が頭を引き抜くと、大きく拡がった膣穴がぽっかりと内臓を晒している。柔軟性を如何なく発揮して少しずつ収縮して閉じようとしている肉の穴だったが、順番待ちをしていた男がそれを待つ間もなく続けて頭部をめり込ませていく。
――ズボォッ!!
「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ♡♡♡♡お゛まっ゛♡♡お゛ま゛ん゛こ゛ォ♡♡♡♡こ゛わ゛れる゛う゛う゛ッ♡♡♡♡♡こ゛わ゛れた゛あ゛あ゛っ♡♡♡♡♡♡」
意味を解って叫んでいる訳では無い。
ただ、無意識に僅かにこびりついた快楽の記憶と共に、かつて同じ様な状況で叫んでいた言葉を繰り返しているだけである。まるで、壊れかけた蓄音機の様に。
だが、そんな言葉すらも叫ぶ事の出来なかった十日前と比べれば格段の進歩といっても良いだろう。
「もう何回目だ? 百回くらいはぶち込んだか? 流石にここまで無茶しちまうと明日になってもガバガバだろうなぁ」
「そんときゃオナホ突っ込んでヤりゃいいだろ、気分くれぇは味わえるぜ」
「ぎゃはは! おめぇそれオナニーと何がちげぇんだよ。それならまだガバガバマンコに突っ込んでケツフィストして扱いた方がいいだろ」
数時間にわたりスカルファックを繰り返されたユナの膣と子宮は完全に伸び切り、もはや挿入によって快楽を得る事は到底不可能だろう。
だが、男が欲望を満たす為の場所はマトモな性交で使われる膣だけでは無いのだ。
尻穴は勿論、乳肉の谷間や口、果ては尿道に至るまでを犯されているユナ。三人の男が同時に膣や肛門に挿入して犯す事など当然の様に行われていた。
「しっかし子宮を被れる女なんて普通いねぇぞ。ゴブリンガービッジは普通の女よりもマンコが柔らけぇとは聞くが、それにしたって凄すぎだろ」
「元々イカレる前もダブルフィスト普通にヤッてたらしいぞ」
「ぶっ壊れちまう前のコイツと遊んでみたかったな」
「それなー」
男達が白痴となる以前のユナを想像して複雑な顔を作る。
壊れてなお、これほどに欲望をそそる女なのだ。もし全盛期であればどれほどに自分達を愉しませてくれたものやら……勿体ないにも程がある。そんな感情が透けて見える表情であった。
「よっしゃ次はおれだな! コレやる度に生まれ変わる気分だぜ。うりゃあ!」
――グップ……ズボォッ!!
「ん゛があ゛っ♡♡♡ごわし゛でぇぇ♡♡♡♡♡も゛っろ゛ぉ……お゛ま゛んこ゛ごわじて゛ぇ゛ぇ゛♡♡♡♡ひき゛ぃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛♡♡♡♡♡」
「おぅ! 壊したらぁ!! 中から小袋レロレロしながらケツ穴ダブルでグチャグチャにしてやるぜぇ! おらおらァ!!」
「ん゛お゛お゛っ♡♡♡♡し゛ぬ゛っ♡♡♡し゛ぬ゛う゛う゛う゛っ゛♡♡♡♡くそざこ゛あ゛なこ゛わ゛れ゛るう゛う゛う゛♡♡♡♡♡♡お゛あ゛あ゛あ゛ッ♡♡♡♡」
繰り返すが、彼女に未だ明確な自我は無い。
だが、その未だ定まらぬ瞳には確かに、かつての淫らな情欲の光が取り戻されつつあった。
ーーーーーーーーーーー
「世話になったな、マリオ」
陽もとっぷりと落ちた夜。裏ギルドの拠点である屋敷前にて、期日である半月の雇われを終えたアッシュが、マリオと別れの挨拶をしていた。
「それは俺の台詞だぞ、先生。俺たちの助けが必要になったらいつでも来てくれ。必要無くても気軽に遊びに来てくれていい」
「そのついでに何か厄介事を頼むつもりだろ?」
「バレたか!」
軽口と共に互いの肩を叩き合って挨拶を交わす二人。15日の付き合いで仲を深めた二人は、どちらが上という事の無い同格の兄弟分として認めあっていたのだ。
「んで、ユナはまだか? 最後の日だからギリギリまで愉しませてほしいって事だったが……大丈夫なんだろうな」
「くくく、安心しろ。先生とユナちゃんの関係も目的も、皆わかってる。そろそろラッピングも終わる頃だ。その前に餞別を渡させてもらうぜ」
含み笑いをしつつゴソゴソと懐を探りはじめたマリオ。
その様子に眉をひそめながらアッシュが言葉を返す。
「何を企んでるのやら……というか餞別だと? 貸し借りはしたくないと言った筈だ。何かあれば頼るのはマリオの仁義を尊重して受け入れたが……」
「俺じゃない。ボスと部下達の仁義の分だよ、ほらっ、受け取れ」
パシンと、マリオが懐から取り出して放った手のひら大のメダルを掴み取ったアッシュが、怪訝そうに受け取った物に眼を落とす。戯画化された女が片目を閉じてウィンクをしている意匠のメダルだ。
「それはボスから、貧民街の娼館経営者に渡す許可証だな。アッシュは娼館経営はせんだろうが、それを持ってれば貧民街でユナがいくら客を取ろうと誰も文句は言わん」
「それは……助かる。ボスに礼を言っておいてくれ」
「ああ、あとは部下達からだが……丁度良いタイミングだったな。お姫様の登場だ」
屋敷の扉が開き、何人かの男達に支えられてユナが姿を現した。
薄桃色のゆったりとしたワンピース、角度によって独特の光沢を放つその特性から七色蚕の絹で織られているのだろう。所々に匠の技が光る凝った意匠の刺繍が施されている事からも、相当に値の張る品である。
「ユナ……良く似合ってるが……なんでマタニティドレスなんだ。というかその腹は……」
「見違えただろ? ちゃんと綺麗に洗ってやって髪にも香油を馴染ませて……元々美人だったが昼までは酷い有様だったからな。腹はまぁ帰ってからのお愉しみってやつだ」
「ああ……うん……凄く綺麗だ」
相変わらず白痴染みた表情で茫洋とした様子のユナであったが、着飾った服装にも負けぬ程にその美貌は輝きを見せていた。
何故か大きく膨らんだ腹部の事は、気にしない事にしたアッシュ。男達にエスコートされて目の前まで来たユナの手を取り、その肩を優しく抱き寄せて額に口づけを落とす。
「おかえり、ユナ。ここ何日かは溜め込む為に我慢して会いに行かなかったからな。寂しかったか?」
耳元で優しく囁かれたアッシュの言葉に、それまで焦点の定まっていなかったユナの瞳がピタリと止まる。
ゆっくりと上を向き、頭一つ高いアッシュの顔を見たユナがたどたどしく言葉を紡ぎ始めた。
「…………あぅ…………あ……あ……しゅ…………あぃ……」
「ユナ! お前今、なんて」
「あしゅ…………あぃぃ…………」
間違いなく自分を認識して、拙い言葉で想いを伝えようと必死に口をわななかせているユナの姿。その瞳の奥にかすかに視えたかつての面影に、人目も憚らずにユナに縋りついて大声を上げ、男泣きを晒してしまうアッシュ。
「ユナぁ! 俺が解るのか! ユナぁ゛! ぐううっ……うぐぅ……ゆ゛な゛……そこに居るんだな……まだ居てくれてるんだな……絶対に取り戻してみせるぞ……うっぐううう……」
「…………………………」
理性の光は一瞬だった。
すぐにいつも通り、虚空を茫洋と見つめる虚ろな瞳に戻ってしまったユナであったが、のろのろと上がった右手がまるで泣く子を慰めるかのようにアッシュの頭に添えられる。
その動作に更に感極まったのか激しく嗚咽を漏らしながら咽び泣くアッシュの姿を、見送りにきたマリオと配下の二人はうんうんと何度も頷きながら見守り続けるのだった。
その後、暫くして。
目許を真っ赤にしたアッシュが改めてマリオ達に礼を伝え、屋敷を後にする。
今日までの荒淫の為か、覚束ない足取りのユナを優しく抱き抱えたまま久しぶりの自宅へと帰ったアッシュ。依頼していたハウスキーパーのお陰か、埃が溜まっているという様な事はなかった。
「半月ぶりの我が家だな、ユナ。帰って来てそうそうですまないが……そろそろ我慢出来そうもない。ベッドでたっぷりと愛し合おう」
「…………あ…………あう…………」
荷物を居間に放り込み、寝室へと連れて行ったユナをベッドに座らせて早速服を脱ぎ始めたアッシュ。実戦で鍛え上げられた無駄の無い筋肉に覆われた、細身ではあるが鋼の様な肉体が露わになる。
「綺麗な服が汚れたら大変だ。脱がすぞ……」
ゆったりとしたドレスの背中側にあるジッパーが丁寧に引き落とされていく。
扇情的な曲線を描く肩甲骨から始まり、男を狂わせる美しい背骨のラインが見えたかと思えば、信じられない程に細い腰と肉感的な臀部に繋がる妖艶な尾てい骨が現れる。
続けて正面に回り込み、肩口から引き剥がす様に手触りの良い布地を引いたアッシュの目に素晴らしい光景が飛び込んできた。
「おお……なんてエロいんだ……」
生地の下から浮き上がる形でわかってはいたアッシュだったが、やはり直接目にする瞬間の興奮に勝るものはない。
「乳首ピアス最高じゃないか……真っ赤に腫れた乳首と、乳輪の歯形はついさっき噛まれた感じだな……他は綺麗なおっぱいなのに、乳首周りだけ滅茶苦茶にされててたまらんな……」
プルプルと震える可愛らしい先端部を飾る無骨な金属環。未だ血の滲む貫通孔から、それが直前に取り付けられた物である事がわかる。
大きすぎず小さすぎず、色素の沈着もない薄桃色の乳輪に刻みつけられたいびつな歯形。肌の境目あたりをよほど強く噛み締めたのだろう、乳輪部分だけがぷっくりと膨らんで腫れたその様子は痛々しくもあるが、それ以上に嗜虐心を煽り立てていた。
「いよいよ腹か……ごくり」
楽しみにしていたプレゼントの包装紙を剥く様に、じわじわとドレスを捲っていくアッシュ。白磁の双丘と真っ赤に染まった先端部の対比も鮮やかな胸部に比べると、腹部から下腹部にかけてのソレは余りにも解り易かった。とにかく下品に生々しく、先生……こういうの大好きだろ? そんなマリオの呟きが聞こえてきそうだなと、アッシュが益体も無い事を考えてしまう程に……下世話でいやらしく、ユナに相応しかった。
「ッ!! ――素晴らしい……パーフェクトだ……」
臨月の妊婦と同じくらいにまで膨れ上がり、圧迫されたせいか普段は慎ましやかな臍までもが醜く飛び出してしまっている腹部。そして、そこに大きくインクで描かれたザーメンタンクという単語と、ご自由にデコレーションして下さいという文字。
一体どれ程の量が入っているのか。これほどまでに膨らんだ腹部だ、今日一日だけの量とはアッシュには到底思えなかった。恐らく何日か前から貯めて置いて注ぎ込んだのでは無いだろうか。早く溢れさせたい……大量の他人汁で美しい恋人を思うままに汚したい……。逸る気持ちを抑えながらドレスを引き寄せていくアッシュ。
下腹部に書かれていた言葉は更に直截的であった。
秘所に向かう複数の矢印とその先に書かれたユナを貶める単語の数々。
バツ印で上書きされたチンポと腕という文字。マル印で囲まれた頭という文字。大銅貨一枚が消され隣にはゼロを示す帝国数字の記号がただ一つ。
もはや女として使う価値など無いとでも言いたげに描かれた粗雑な文字たちの乱舞が、アッシュの脳髄を無限に刺激して快楽物質を分泌させていく。
「ははっ……凄いなこれ……何かが詰め込まれて蓋になってる。ギチギチに拡がって今にも張り裂けそうだ……最後の方はずっとスカルファックでしか使われてなかったってのは本当みたいだな」
そのまま布地を引き続け、欲望をそそるムチムチした太ももを露わにしつつ、遂に恋人を産まれたままの一糸まとわぬ姿にさせたアッシュ。
丁寧に畳んだドレスを洗濯籠に入れ、自らの衣服は乱暴に脱ぎ捨て洗濯籠に雑に投げ込むと、ベッドの縁にゆらゆらと腰掛けていたユナを抱き上げて真ん中まで運び頭を枕にしっかりと乗せて優しく寝かせる。
「……あー…………うー…………」
「お腹苦しいか? 今楽にしてやるぞ……まずは詰め込まれてる何かを取り出さないとな」
仰向けになると圧迫された腹部によって苦しいのだろう。眉をしかめながらうーうーと唸るユナの両膝を左右に開くアッシュ。灯りに照らされて良く見えるようになった成人男性の頭部ほどに拡張された秘穴からは、何らかの布が無造作に畳まれて幾つも詰め込まれている様だ。
「なんだこれは……とりあえず一部を引っ張ってみて――ってこれ
取り出した布地を良く見てみればそれは、色とりどりの男物の下履きばかりであった。
可憐な衣装によって隠された下品な装飾の施されたユナの肢体。上半身は一部装飾が有れど美しいままだったのに対し、下半身に対する粗雑な扱いはアッシュの性癖をしっかり見抜いた上での気遣いが感じられる。
体液に塗れた悪臭を放つ男物の下着を、恋人の秘所から掘り出して周囲に積み上げていくアッシュ。
出るわ出るわ、ぎっちりと丸め込まれた褌に雑に突っ込まれたであろうトランクス、様々な種類の下履きを取り出す度にぽっかりと開いた肉の空洞の奥から、白濁した粘り気のある液体が溢れ出していく。
「どれだけ入ってるんだ……20枚は出したぞ……奥行き的にそろそろだと思うが……おっ! このプニプニは子宮口か、極太アナルプラグで栓がされてるな」
直径15cmはあるだろう栗の様な形をしたアナルプラグが嵌め込まれた子宮口。
寝室の照明に照らされた膣内は連日の酷使によって擦り切れ、真っ赤に染まっている。出血こそないものの腫れ上がった内壁は痛々しい事この上ないが……本来子を産むとき以外はそれほど広がる筈の無い子宮口が15センチも拡張され、限界まで張り詰めている有様は異常の一言に尽きた。
「…………あっ♡♡…………おまんこぉ…………おまんこ……こわしてぇ……」
「空っぽになって寂しいみたいだな……ちょっとずつ喋れる単語が増えて言ってるが……記憶が戻らなきゃ喋るダッチワイフと変わらんからな……」
「……こわしてぇ♡♡おまんこぉ♡♡♡もっとぉ♡♡おかしてぇ♡♡♡♡♡ちんぽぉ♡♡♡♡」
「わかったわかった。すぐにザーメンタンク空けてドロドロのグチャグチャにして犯してやるからな、ユナ」
「ちんぽほしいよぉ…………ちんぽぉ♡♡うでちんぽぉ♡♡あたまちんぽぉ♡♡ひざちんぽぉ♡♡♡♡」
「膝って……あいつらまさか両膝ぶちこんで開いて拡張でもしてたのか? クソッ! 見たかったなぁ……後で俺もやるか」
ぽっかりと口を開けた肉の大空洞の奥、封印を守るプラグをアッシュがしっかりと握り締めて引っ張り始める。快感を刺激されたのかユナが四肢を突っ張らせてピクピクと震わせ始めるが、それを意に介さず更にアッシュが更に力を籠めた瞬間――
――ぐぽんッ!!……ドバッ!
大きな音を立てて極太アナルプラグが引き抜かれると、ユナの胎をぼっこりと膨らませていたモノの正体。子宮内にたっぷりと注ぎ込まれていた男達のザーメンが堰を切った様に溢れ出してくる。
壊れた秘所から濁流の様に流れ出し、シーツを汚していく夥しい量の他人の精液。それを即座に、併せた両の掌で受け止めてユナの上半身にぶちまけていくアッシュ。
ユナの秘所に手を当て、流れだすザーメンを掬ってはその頭に、掬ってはその顔に、豊かな双丘に、腹部に、手足に、全身に余す事無く子宮から溢れ出した精液を塗りたくり、愛する女を他人のザーメンでデコレーションしていく。
「綺麗だ……本当に綺麗だ……他人ザーメン塗れでだらしない穴を晒すユナは世界で一番美しい」
瞳に昏い狂気の光を宿して最愛の女を眺めるアッシュ。その股間に屹立する肉柱はビキビキと幾筋もの血管を浮かべていきり勃ち、触れてすらいないにも関わらずビクビクと震えて今にも精を放ちそうな程に滾っていた。
虚ろな瞳を虚空に彷徨わせ、ベッドに寝そべっているユナ。
その全身は白濁を纏わせ、下世話な落書きを残すへこんだ腹部は伸びきった皮膚によってだらしなく弛んでいる。股間にぽっかりと口を開けた大穴は閉じる気配も無くグロテスクな肉洞を晒し、双丘の先端部では無骨な金属環が鈍い輝きを放つ。
「ぐううっ……射精ちまいそうだ! 抱くぞッユナ! ぶっ壊れおまんこにブチ込む!」
常人であれば、最愛の女の惨状に悲鳴を上げ、逸物を萎えさせてしまうだろうのだろうが、もはや暴発寸前にまで興奮を高めていたアッシュはむしゃぶりつく様にユナの肢体に抱き付いた。
ヌルヌルとぬめり、悪臭を放つ白濁液の感触を通して抱き締めたカラダから伝わる、愛しい恋人の温もり。目の前にある薄桃色の唇――当然の如く他人のザーメンに塗れている其処に、躊躇わずに己が唇を重ね合わせ、口内を舌で蹂躙していく。
背中に回した腕でしっかりと抱きしめてユナと密着したアッシュは、腰を思い切り引いて溜めを作り、壊れた恋人の秘穴に己自身を叩きつけた。
――ばちゅん! ブビュバッ!! ブビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルッ!!!! ドビュ……ビュバババババババババババババババババッ!! ビュルルルッ……ビュルルッ……ドビュッ……ドビュッ!!
人間の平均値サイズであるアッシュの肉槍。当然の如く直径20センチ程に拡がっているユナの膣に挿入した所で快感を得られる筈も無い。
肉洞の壁面に擦り付けるならまだ理解の範疇だ。だが、中心部を正確に貫いたアッシュの逸物は当然の如く、大きく拡張されたユナの膣内で虚しく虚空を貫いていたのみだ。
触れてすらいない。睾丸ですらもどこにも当たる事なく空を切って膣内で寂しそうにぶらぶらと揺れている。だが、そんな状態で有るにも関わらず、アッシュの肉槍の先端部である鈴口からは壊れたホースの様に灼熱の精が迸っていた。
「うっぐおおおおおおおおおおッ!! 何も当たらない! マン肉もッ! プルプル子宮口も! スカスカなんてもんじゃない! ただの空気ッ!! なのになんでこんなっ!! 射精がとまらんっ!! ユナあああっ!!」
「…………あっ♡♡♡ざーめん♡♡ざーめんいっぱい♡♡♡あっ♡♡あっ♡♡あっ♡♡ちんぽじるたくさん♡♡はらむぅ♡♡はらませてぇ♡♡はらむよぉ♡♡もっとぉ……そそいでぇ♡♡♡」
粘りのある白濁液と共に全身の肌に感じるユナの温もり。男達のザーメンの悪臭と交じり合ったメスの匂い。他人によって拡張され、壊された愛する女の秘所に虚しく突き入れる敗北感。
それら全てを興奮と性感に変換したアッシュの脳髄はただ只管に、生殖本能に根差した種付けの信号を送り続けていた。
10数秒の間、ユナの胎内に精をぶちまけ続けたアッシュ。
だが、絶倫を自負する彼がその程度でおさまるわけも無く、即座にビキビキと復活を果たした肉槍を続けてユナの胎内に叩きつけ始める。
ばちゅん、ばちゅんとアッシュの腰回りがユナのグチャグチャに壊れた膣口に当たる度に響く生々しい打撃音。しかし肝心の性器同士は一切触れあっていないのだ。
だというのに、一心不乱に腰を振りたくるアッシュの顔に悲壮感は無い。
これこそが求めていた感触なのだと言わんばかりに顔を悦びに歪ませてユナを抱き締め、その胎内で虚しく空を切る逸物からは止め処なく先走りの汁が溢れ出し、数分の後に再度灼熱の精を迸らせる。
「ユナッ! ユナッ! 最高のゴミ屑マンコだ! 使い物に成らないどころじゃない! 俺以外じゃ絶対に射精なんて出来ないぞ! うおおおっまた射精るっ!! ゴブリン専用の生ゴミ子宮で受け止めろッ!!」
「……あっ♡あっ♡あっ♡♡♡おまんこあつい♡♡♡おまんこいいよぉ♡♡♡♡ざーめんたくさん♡♡♡おまんこほしいよぉ♡♡♡♡おちんぽおちんぽぉ♡♡♡♡」
何度目かの迸りをユナの胎内に吐き出したアッシュが抱き締めていたユナのカラダから身を離すと、とろりと蕩けた瞳の淫乱モードに切り替わったユナが、艶めかしい吐息と共に淫語を連発しながら肢体を扇情的にくねらせる。
「んあっ…………ほしいよぉ……もっとぉ……きもちよくしてぇ…………ちんぽぉ……」
「欲しがりさんめ。スカスカでも俺は気持ちいいがユナが物足りないだろ、今からぶっといデカチンポブチ込んでやるぞ……あいつらがやってるの見て俺もやりたかったんだ」
後ろへ身体を下がらせ、早くもパリパリと乾き始めたザーメンに塗れたユナの太ももを割り拡げるアッシュ。
開かせた太ももの中心でぽっかりと口を開けている、己自身の精液に塗れてヒクヒクと物欲しげに肉壁を蠕動させている秘穴に頭を近づけていき、そのまま躊躇なく突入していく。
――メリメリッ……ズリュウウウ……
ここ数日の間、何百回と繰り返された拡張行為のお陰か、ずぶずぶと抵抗なく埋まっていくアッシュの頭部。
愛する女の胎内に
「あったかいな……でも、キツキツにチンポ締め付けてくるユナの極上マンコがこんなガバガバになってしまった……ダンジョンから助けた時よりもガバガバだぞ……っと、子宮に入ったな。ユナが俺を孕んでくれたか」
「あう♡♡♡おまんこいっぱい♡♡♡はらんだよぅ♡♡♡あかちゃんうれしい♡♡♡♡おまんこうれしいよぉ♡♡♡いくぅ♡♡♡あかちゃんはらんでいくのぉ♡♡♡♡いくっ♡いくっ♡♡」
スカルファックにすっかり慣れてしまった様子のユナ。当初の様に獣の様な叫び声を上げる事も無く、潤んだ瞳でアッシュを納めた下腹部を撫で擦りながらビクビクと脚を震わせて絶頂している様だ。
ひとしきり、恋人の胎内で頭を回したり、動かして納まりの良い位置を探していたアッシュ。どうやらぴったり納まるポジションを見つけたのか、今は両の手を動かして肥大化したクリトリスや尻穴を抉ってユナを絶頂させる為の奉仕に精を出していた。
「ここか? こことか好きだものな……おっ! キュッて顔が締め付けられたな。ガバガバでも締め付けようと頑張ってるんだな……可愛いやつだ」
「ふあああ♡♡♡おしりこわれちゃう♡♡♡まんこもしてぇ……こわしてぇ♡♡♡♡」
「おまんこに欲しいのか? 確かに首の所がスカスカで入り口が物足りないのか……両腕ぶち込んでマンコ肉も掻き混ぜてやろうか」
突っ込んだ頭部と一緒に、身体も半回転させてユナと同じ様に仰向けの体勢になったアッシュ。顔の輪郭がユナの下腹部にぼんやりと浮かび上がる様子は、悪夢に出てくる名状し難い化け物にも似ていた。
そのまま両腕を膣口に捻じ込んでいく。いくら首部分は頭部より小さいとはいえ、そこに更に逞しい二本の腕はさすがに厳しいのだろう。
ミチミチ……メリメリと悲鳴を上げながら、両拳の侵入を阻む膣口。今にもブチブチと音を立てて裂けてしまいそうであるが、苗床として変異した生殖器はこの程度で壊れる事は無い。
「Gスポット掻き毟られるの大好きだよな? たっぷりイかせてやる」
「いくっ♡♡いくっ♡♡おまんこいくっ♡♡♡ふといのすきぃ♡♡ふといのいれて♡♡♡いれて♡いれてぇ♡ねじこんで♡♡もっとたくさんひろげて♡♡ひろげて♡♡もっとぉ♡♡いくっ♡♡」
「前は拡張するのはそこまで好きじゃなかったのにな。苗床生活でゴブリン共の巨根チンポにほじられまくってすっかり調教されたか」
「いくっ♡いぐっ♡お゛っ♡おっほ゛ぉ♡♡ん゛お゛っ♡♡♡ぶっといのすき♡♡♡ぶっといのでおかしてぇ♡♡♡おまんこゆるゆるなのぉ♡♡ふとくないとだめぇ♡♡♡いぐっ♡いぐっ♡♡」
ずっぽりと子宮内に頭を埋め込んで内膜を甘噛みし、両腕を首元に添える様にユナの膣内に捻じ込んで内側からGスポットに爪を立てるアッシュ。カズノコの様な細かなツブツブがびっちりと生えた肉壁を削り取る様に掻き毟り、時折り拳を左右に拡げて膣穴自体を拡げる様にしてユナの快感を刺激していく。
――ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ……メリメリ……ミチミチ……ぐじゅり
大きすぎる快感から逃げる様に、両手でシーツを引っ掴みながら握り締めて嫌々と頭を振りたくりながら甘い叫びを間断なく上げるユナ。
外部の刺激に対するアウトプットとしての反応でしかないのだとしても、過去の記憶をリピートするかの様に悶えるユナの姿は往時の艶姿そのものだった。
「い゛ぎぃぃぃ♡♡おまんこさける♡♡さけちゃう♡♡♡いぐぅ♡♡いぐっ♡♡い゛く゛っ゛♡♡がしがしだめえええ♡♡おまんこけずれてだめになるぅ♡♡あ゛っあ゛っあ゛っ♡♡♡」
「ユナ……今はまだ、セックス中にしかマトモな反応をしてくれないが、お前の魂がそこにいるってのはちゃんと解ってる。だから今は――イキ狂え」
ゆっくりと両手を引き抜くアッシュ。
体液に塗れた手で自分が被っているユナの腰をがっちりと掴んで固定すると、そのまま猛然と頭部を引き抜きかけ――ボゴォッ!
「あお゛っ♡♡♡♡♡」
比喩では無く、己自身そのものを逸物と化し、ユナの胎内最奥部に頭頂部を叩きつけたアッシュ。
ズルズルとユナの腰を掴んだまま頭を引き抜いては叩き込む。ユナの好んだ言い回しを真似るなら、人チンポとでも名付けるべきだろうか。
「おらッ! どうだ? 俺そのものがチンポになっているぞ。はらわたに響くだろう、ユナ」
「あ゛っ♡♡ごわれう゛っ♡♡♡お゛まんこ゛ぉ♡♡おほっ゛♡♡♡おなか゛しんじゃう゛♡♡♡ひき゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛♡♡♡♡♡ち゛んぽふとすぎりゅう゛う゛う゛♡♡♡♡」
廃人と化した恋人に、とにかく激しい刺激を与えたいと努力するアッシュ。
もはや人の営みに逆行した胎内回帰ともいうべき歪んだ性行為であったが、そんな行為を受けて狂い悶えるユナの嬌声は悦びと快楽に満ちていた。
結局、明け方近くまでユナの胎内に潜り込んだまま責め続けたアッシュ。
その間、手で自慰すらしていなかったというのに、彼の逸物は何も無い虚空にむけて何度も、何度も、白濁した精を無駄撃ちし続けていたのだった。