例のホームページ管理者によれば、僕が見ている夢は、正確には夢ではないらしい。全ての人間の意識がそこで繋がっているのだという、集合的無意識の海。それが、僕が潜り込んでいる場所の正体なのだそうだ。
その場所で僕に何が可能なのかを見極め、さらなる行動の幅を広げるため、僕はアイドルの子たちとセックスするばかりじゃなく、数日に一度はそれ以外の「実験」を試みていた。その結果、改めて分かったことがいくつかある。
まず、僕は、覚醒している人間の意識を夢の中に呼び出すことはできない。例えば、真昼間に寝て卯月ちゃんを呼び出そうと思ったけれど、上手く行かなかった。ただ、これは現時点ではということで、もうちょっと僕の力が強ければ、相手を無理やり眠りに誘うこともできそうな手ごたえはあった。
もう一つ分かったのは、夢に呼び出せる相手は無制限というわけではないということだ。例えば、動画でしか見たことのない外国の有名女優を呼び出そうとしたが、これも上手く行かなかった。言葉の通じない相手だから駄目なのかと考えたが、日本の総理大臣も呼び出すことはできなかったから、たぶん、対面で会ったことのある相手じゃないと呼び出せないのだと思う。――卯月ちゃんや、卯月ちゃんのプロダクションに所属するアイドルたちのほとんどとは、この力を手に入れる前から、ライブや握手会なんかで肉眼で目にしたことがあった。
ちなみに、僕が面識の無い相手でも、例えば卯月ちゃんを呼び出して、卯月ちゃんの知り合い――彼女のママなんかを呼び出すことが可能なのかは実験中だ。
そして、僕がこの「夢」について、目下一番関心を持っているのは、夢と現実がどの程度相互に影響し合うのかという話だ。
夢の中の人物は、現実世界のことを覚えている。しかしその逆に、夢の中で有ったことに関する記憶は、目覚めると曖昧になる。卯月ちゃんもそうだった。すべてを覚えている僕は例外だ。でも、夢の中の卯月ちゃんに強く語り掛けることで、彼女の無意識に暗示のようなものを摺り込むことが可能だというのは確認した。
ただ――
「う~ん……」
思考を整理するために、PCのキーボードを叩いて、夢に関する情報をまとめていた僕は、そこで椅子の背もたれに寄りかかった。
夢の影響を受けるのは、あくまで精神的な部分だけ――と書くには、僕の身体には既に見過ごせない変化が表れていた。
僕は今、服を着ていない。裸で寝るようにして以来、それ以外の時間でも、僕は裸族になっていた。だが、これが夢の影響と言いたいのではなく、肝心なものは、僕の股間にそそり立っていた。
持ち主である僕が呆れるくらいバッキバキだ。青筋を立てて、ミシミシと音がしそうなくらい勃起している。夢を見るようになって以来、明らかに二回りも三回りもサイズアップした。まさに馬並みと呼ぶにふさわしい。
ここから出てくるザーメンの量も半端じゃない。夢を見てから起きた朝は、洗面器一杯くらいの精液を夢精している。その精液はドロドロのタールのように重く、湯気を立てそうなくらい熱い。そして、それだけ欲望を吐き出してもなお、硬く朝立ちしているのだから驚きだ。この肉体の変化も、夢の影響と考えなければ説明がつかない。
(ヤバいな……。見てるとオナニーしたくなってきたぞ。……どんだけだよ)
僕の性欲はますます肥大化している。そして僕は、その欲求を夢の中で叶えるだけでなく、現実世界で解消したいと考えている。心を強く保たなければ、この衝動が命じるままに、取り返しのつかないことまでしてしまいそうだ。
(――取返し? それならもう、とっくに付かなくなってるか)
僕は一人でニヤリと唇をゆがめた。鏡があれば、そこに映っているのは、大層邪悪な笑顔だろう。
僕は既に、現実の卯月ちゃんに対して痴漢行為を働いた。社会人として、言い訳不能の犯罪行為だ。通報のリスクなども考えれば、馬鹿なことをしたと思う。しかしそれによって、僕は何かから――自分を縛っていた煩わしい何かから解放されたような気もしていた。
この反り返るチンポを、夢の世界でだけじゃなく、現実世界の卯月ちゃんや美穂ちゃんや響子ちゃん、それ以外の女の子たちにぶち込みたい。夢の中のハーレムの主であるだけでは、僕は気が済まなくなっていた。
(さて……じゃあ、そろそろ寝ようかな)
だが、それはそれとして、今夜も夢で楽しませてもらおう。僕は椅子から離れると、寝支度を始めた。壁に貼ったアイドルたちの写真を前にして、まるでレストランのメニューを眺めるように、誰を夢に登場させようかと思案した。
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目を開けると、僕は夜の公園にいた。街灯が並木を照らす遊歩道のベンチに、さもずっと前からそこにいたかのように、普通に腰掛けていた。以前よりも夢に入り込む速度が上がっている。現実と夢の「継ぎ目」もほとんど見えない。
僕はベンチから立ち上がると、深呼吸をした。青々とした木々の匂いがする。気温が現実世界よりも高いのは、夏場をイメージしたからだ。電灯の明かりに寄ってくる羽虫までも再現できている。遠くの空に浮かぶビルの陰とか、聞こえてくる車のエンジン音とかも真に迫っている。最新のVR空間を何万倍もリアルにしたようなこの場所は、既に現実の公園と何も変わらなかった。
僕は遊歩道をゆっくりと歩いた。この深夜の公園で、僕を待っている「あの子」に会いに行くために。現実の意識を強く残すようにイメージしたから、その子は今、急に瞬間移動したような感覚に、さぞかし戸惑っていることだろう。そして、緩やかにカーブする道を抜けて、少し開けたスペースに出たところで、僕はその子を見つけた。
「――きゃあっ!」
その子は僕の姿を見て叫んだ。夜道の公園で、急に見知らぬ男に会ったから――ではない。それなら普通に挨拶をして通り過ぎればいい。僕が変質者のような格好をしていから? それも違う。僕は至極普通の私服を着ている。美男子ではないからといって、いきなり叫ばれるような不審者顔もしていない。
その子が叫んだ答えは、その子自身の格好にあった。僕は白々しく驚いた表情で、その子に尋ねた。
「えっ……君は――……どうして裸なの?」
「あ……あ…………ああ……」
亜麻色のゆるふわヘアーをサイドテールに結んだ、少したれ目がちな少女は、絶望しきった声を出した。
高森藍子ちゃん。彼女も卯月ちゃんが所属するプロダクションのアイドルの一人だ。藍子ちゃんの意識は、僕の手によって、この公園に、下着一つ身に着けていない格好で呼び出されたのだ。
「み、見ないでください……!」
全裸の藍子ちゃんは、その場にしゃがみこんで、その腕や脚で自分の身体を隠そうと懸命に頑張っている。藍子ちゃんは、まだ完全に自分の状況が把握できていないようだった。彼女からすれば、夜に自宅のベッドで眠っていたはずが、気付くとこんな場所で裸で立っていたのだから、混乱するのは当然だろう。
そして、僕はその混乱に拍車をかけるように、あえてしつこく藍子ちゃんに質問を繰り返した。
「驚いたな……。ここは公園だよ? なんでそんな恰好を……」
「ち、違うんです」
「何が違うの?」
「わ、私、ただ眠っていたら、ここに――。本当に違うんです! お家にいたはずなのに、気付いたらこんなところに――」
普段はマイペースな感じの藍子ちゃんが、慌てた様子で必死に釈明する。スレンダーな身体を僕の目から隠そうとするのに精いっぱいで、走って逃げようとかいう考えは思い浮かばないようだ。相当の羞恥を感じているのだろう。顔はもちろん、首まで赤くなっている。街灯の光の下で、肌がしっとりと汗ばんでいるのが見えた。
「……? 分からないなぁ。君が何を言ってるのか分からないよ。ベッドで寝てたと思ったら、裸で公園にいたって? 普通そんなこと有り得ないよね?」
「あうう……」
「裸で公園にいるなんて、変態のやることだよね? 分かってる? 犯罪だよ、これ」
僕は喋りながら藍子ちゃんに近づいた。変態、犯罪というワードを耳にするたび、藍子ちゃんの丸まった背中がビクリと震える。
「君は学生だよね? 高校生? 学校や――お父さんやお母さんに知られたら、どうなるんだろうなぁ……」
「――――!!」
「とにかく、警察に通報するからね? お巡りさんには、ちゃんと事情を説明するんだよ?」
「ま、待ってください!」
僕がスマホを取り出すと、藍子ちゃんは大きな声を出した。
「お願いですから……待って……!」
「あんまり大きな声を出すと、僕の他にも人が来ちゃうよ?」
僕は彼女の声の大きさを指摘すると同時に、二人の周囲に「人の気配」を作り出してやった。藍子ちゃんの顔色は、赤くなったり青白くなったりと目まぐるしく変わる。くじけかけている彼女の心を崖から突き落とすために、僕はもう一押しした。
「……あれ? そう言えば、君の顔はどっかで見たことがあるなぁ……」
「あ――」
「声も聴いたことがあるぞ? ああ、そうだ……」
「ち、違います……」
「君ってもしかして……アイドルの高森藍子じゃないか……?」
その一言で、藍子ちゃんの瞳が、絶望に染まったのが見えた。アイドルがこんな場所で露出趣味に走っていたことがバレれば、スキャンダルどころの騒ぎじゃない。この瞬間、僕は藍子ちゃんを自分の言いなりにする権利を得たようなものだった。
僕は言葉を失った彼女に向かって、静かに言った。
「君がどうしてもっていうなら、警察を呼ぶのはやめておいてもいいけど……。その前に、人気の無いところで、色々と“相談”しようか」
==
「ほら藍子ちゃん、よく見てごらん」
「あ……ああ……っ」
「君だけ裸じゃなんだから、僕も裸になってあげたよ?」
公園の遊歩道から外れた草むらの奥で、僕は草地にへたり込んだ藍子ちゃんを前に、全裸で仁王立ちしていた。ここには街灯の光はほとんど届かない。だが、僕の股間でガチガチにそそり立った男性器の輪郭は、藍子ちゃんの目にも見えたはずだ。僕の目にも、両手で顔を覆いながら、それでも指の隙間からこっちを見ている藍子ちゃんの瞳が、ばっちりと映っていた。
僕が通報を止める代わりに藍子ちゃんに持ち掛けた交換条件。それは、彼女が僕のチンポに心を込めてご奉仕することに他ならない。
「これが……男の人の……っ」
蚊の鳴くような声で、藍子ちゃんが言ったのが聞こえた。
「男の人の? 何だい? 言ってごらん」
「…………」
「ちゃんと言えないなら、やっぱり通報しようか。アイドルの高森藍子ちゃんそっくりの子が、公園で裸になってますって」
彼女は高森藍子ちゃん本人ではなく、あくまでもそっくりさんだ。それが、僕が藍子ちゃんに用意してあげた、たった一つの逃げ道だった。ここで僕を満足させられれば、自分が誰かを知られることもなく、彼女は無事に家に帰れるのだと。そして、その逃げ道があるせいで、彼女は自分自身に、僕への奉仕を無理やり納得させようとしていた。
「ほら藍子ちゃん、僕のここで、こんなに大きくなってるのは何かな?」
「……お……」
「ん?」
「おちん……ちん……です」
言わせてやった。ぽかぽかとしたお日様の下でお散歩しているのが似合う彼女に、僕は卑猥な言葉を口にさせてやった。でも、まだ満足できない。
「違うよ。大人のこれは、チンポっていうんだ。ほら、言ってごらん」
「…………」
「通報するよ?」
「…………おチンポ……です……。うう……」
藍子ちゃんの声に嗚咽が混じる。可哀そうだけれど、僕のチンポはその泣き声に反応してさらに硬くなる。
「どうして僕のチンポがこんなにバキバキになってるのか、君には分かるよね?」
「はい……」
「君が裸でうろついて、男を挑発してたからだよ」
「はい……そうです……」
「だったら、ちゃんと責任は取らないとね」
「分かりました……」
僕は勃起チンポを藍子ちゃんの顔の前に突き出した。何をすればいいかは、既に彼女に伝えてある。その可愛らしい舌でチンポを舐めて、射精に導けと。
「待って。舐める前に、よ~く匂いを嗅ぐんだ。……そう、それでいい。どんな感じかな? 正直に答えるんだ」
「なんだか……湯気が立ってるみたいで、すごく……生臭いです」
「これが発情した時の男の匂いだから、よく覚えておくんだ」
「はい……」
心が折れてしまったのか、藍子ちゃんは意外と従順だ。その小ぶりで形の良い鼻を僕の竿に近づけて、彼女はスンスンと匂いを嗅いでいる。TVの街歩き番組で綺麗な花の匂いを嗅いでいた藍子ちゃんを思い出し、僕はそれだけで射精できそうだった。
「じゃあ、そろそろ舐めてもらおうかな」
「……っ」
藍子ちゃんはきゅっと目をつぶると、口を開けて小ぶりな舌を突き出した。そしてそれを、恐る恐る僕のチンポに近づけていく。舌とチンポが触れる数センチ先でピタリと止まり、しばらくプルプルと震えてから、決意したように身体を動かした。
「……んっ」
藍子ちゃんの舌先が、ちょこんと僕の竿に触れた。その瞬間、チンポが大きくビクリと震えた。
「――きゃっ」
「ああ、ごめんごめん。びっくりした?」
「は、はい……」
藍子ちゃんは至近距離で目を開いて、まるでもう一つの心臓を持つ別の生き物のように脈打つ僕のモノに見入っている。僕は優越感を感じながら、もう一度「舐めて」と藍子ちゃんに要求した。
一度舌で触れたことで抵抗感が薄れたのか、藍子ちゃんはさっきよりも比較的スムーズに、僕のチンポに舌を近づけた。そして舌先を竿の中央あたりにピトリとくっつけると、反りに沿って恐る恐る舌を這わせた。
「ん……んん……っ」
フェラチオとも呼べない、舌先でチロチロと舐めるだけの愛撫。肉体が受ける刺激は決して強くないけれど、それを夜の公園で、藍子ちゃんのように純真無垢な美少女に行わせているという状況が、僕を興奮させる。仁王立ちの僕の前に、藍子ちゃんが自然と跪くような格好をしているというのも、彼女に対して圧倒的優位に立ったようで心地よい。サディスティックな欲望が、僕の中でムクムクと鎌首をもたげていく。
「藍子ちゃん。……ああ、君は藍子ちゃんのそっくりさんだけど、あだ名としてそう呼ばせてもらうよ? 藍子ちゃん、次はチンポの先っぽを口で咥えてごらん。見ての通り敏感な場所だから、絶対に歯を立てないように気を付けてね」
「わ、分かりました……」
「チンポを咥えるときは、ちゃんと失礼しますって言うんだ。それが大人の女性の礼儀だからね」
「はい……失礼します……」
風俗嬢にやらせるみたいに、僕は藍子ちゃんを自分の言いなりに動かした。巨根化した僕のチンポの先端を咥えるため、藍子ちゃんは膝立ちになる。それでも咥えにくかったのか、彼女はずっとおっぱいを隠していた手を離し、それを僕の肉竿に添えた。藍子ちゃんの指と手のひらは、小さくて暖かかった。
藍子ちゃんはゴクリと喉を動かしてから、あーんと開いた口を、僕の亀頭に近づけた。ミカンくらいの大きさに膨らんだ亀頭は、藍子ちゃんの口には大きすぎる。それに気付いて、藍子ちゃんは涙を浮かべるくらい、口を目一杯に開いた。
「ああ……藍子ちゃんの唇……プルプルだぁ……。口の中、あったかい……」
僕はようやく、自分のペニスを藍子ちゃんに咥えさせた。チンポが熱い温泉に浸かったような感覚がして、肩から力が抜ける。
「そのまま舌を動かすんだ。舌で亀頭を転がすようにね……――そう、そうだよ。ああ……すっごくイイよ……」
聡明な藍子ちゃんは、僕の指示をすぐに理解し実行してくれる。彼女は単に早く終わらせたいと思っているだけなのかもしれないけれど、僕が受ける快感に変わりはない。
藍子ちゃんはおっぱいを手で隠すのをやめたけれど、暗くて僕からは見えないと思っているのだろうか。そんなことはない。薄暗闇の中でも、僕には藍子ちゃんのごく控えめな膨らみと、そこにちょこんと乗っかった桜のつぼみが、しっかりと見えていた。
(アイドルと野外露出プレイ……癖になりそうだ……っ)
自分が作り出した空間だというのに、あまりにリアルにし過ぎたせいで、僕自身も本当に屋外で裸になっているような錯覚を覚え始めていた。卯月ちゃんを楽屋や電車の中で犯した時もそうだけど、本当なら許されない場所でエッチするというのは、それだけで性感を煽るものだ。
僕でそうなのだから、藍子ちゃんが感じているスリルと背徳感は相当なものだろう。知ってか知らずか、彼女の鼻息は少しずつ荒くなり、肌も上気している。乳首もわずかにぷっくりと膨らんでいた。
(ああ……もう出そうだ……!)
思ったより早く射精感が込み上げてきた。我慢してできないことはない。だけど、我慢することに意味はない。ここでなら、僕は何度だって射精できる。打ち止めという概念は存在しないのだ。
僕の尿道に精液が昇ってきていることに、藍子ちゃんは気付いていない。一瞬だけ迷ったが、不意に口内射精された時の藍子ちゃんの反応を見たいと思い、僕は何の前触れも予告もなく、彼女の口の中に欲望を解き放った。
「――んむぅっ⁉ ――むぐっ!? ――げほっ! げほっ! な、なにこれ――」
突然チンポの先から熱い何かが噴き出てきたことで、藍子ちゃんは目を白黒させてチンポから離れた。そんな彼女の穢れない顔に、僕の遺伝子がドバドバと降りかかる。
「――きゃっ! な、なに――?」
「藍子ちゃん! チンポから手を離さないで!」
「――え? え?」
藍子ちゃんに向かって、僕は大声で言った。突然怒鳴りつけられて、混乱した藍子ちゃんは、咄嗟に僕の言葉に従う。彼女の手が、ぎゅうっと僕の竿を握りしめた。ドクドクと吐き出される濃厚な精液が、藍子ちゃんの呆然とした顔や、鎖骨のあたり、小さなおっぱいを次々と白く汚していく。
「ああ……まだ出る。まだ出るよ、藍子ちゃん……!」
「な、何なんですか、これ……」
「これが僕の精液だよ……! 藍子ちゃんがチンポを気持ち良くしてくれたから、出ちゃったんだ」
「せいえき……? 精液って、あの精液ですか……?」
屋外で見知らぬ男に顔射されながら、藍子ちゃんは疑問を口にする。彼女の頭には、保健体育か何かで習った知識が思い出されていたのだろうか。そうだよと僕は頷いた。射精の勢いは、そうしている間もまだ弱まらない。藍子ちゃんの胸から垂れた精液は、お腹のあたりにまで到達している。
「これが……男の人の、精液……」
この異常事態に晒されて、藍子ちゃんは何を思ったのだろうか。彼女はそう言うと、コクリと喉を動かした。
「あの……これでもう、許してもらえますか」
僕の射精が終わると、藍子ちゃんはそう言った。射精にまで持って行けたのだから、僕のチンポに奉仕するという約束を、彼女は果たしたかのように見える。確かにそうだ。だけど、僕がこれで彼女を見逃すはずがなかった。そして、僕がそう考えていることを、藍子ちゃんも察知したらしい。
「そんな……!」
「そう、まだ駄目だよ。当然でしょ? 公園で全裸露出するような変態娘を、これくらいで許せるわけないよね? まだまだ、オシオキはこれからだよ」
藍子ちゃんは息をのんだ。「まだまだ」と言われても、さっき以上の行為など限られている。彼女の悪い予感を裏付けるように、僕は藍子ちゃんに命令した。
「藍子ちゃん、そこに手をついて四つん這いになるんだ。お散歩してるワンちゃんみたいにね」
「え……」
「今度はこのチンポを、藍子ちゃんのおマンコに入れてあげるよ」
「そ、そんな……そんなの……」
「セックスするよ。僕のチンポで藍子ちゃんの処女マンコを犯してあげる」
「いや……いやぁ……! 嫌です……!」
「何が嫌なの? 藍子ちゃんもそれを期待してたんでしょ? だからこんな場所で裸になってたんでしょ? 通りがかりのおじさんとか、公園に済んでるホームレスとかにおっぱいやおマンコを見てもらって、それから乱暴にレイプしてもらおうって考えてたんでしょ?」
「違いますっ! 私そんな子じゃありませんっ!」
「ほらほら、そんなに大きな声を出したら人が来るよ?」
「――っ!!」
「ああほら、聞こえる聞こえる」
僕はわざとらしく手を耳にあてた。それと同時に、深夜のコンビニ前でたむろしているヤンキーをイメージする。すると遊歩道のほうから、チャラい若者たちが馬鹿笑いしながらじゃれつく声が、本当に聞こえてきた。その声は、藍子ちゃんにも聞こえているはずだ。
「騒ぐとあの人たちに気付かれちゃうよ? それとも、逆に呼んじゃおっか。ここにエッチな女の子がいるから、皆さんも犯すのを手伝ってくださいって。きっと喜んで手伝ってくれるよ」
「うう……」
藍子ちゃんは頭を押さえて呻いたが、首を縦には振らなかった。そんな藍子ちゃんを見下ろしながら、僕は考えていた。
(やっぱり、意識に何も手を加えないままで呼び出すと、いきなりセックスまで持ち込むのは難易度が高いな……。藍子ちゃんも、思ったより芯の強い子みたいだし)
じゃあどうしようかと思案していると、藍子ちゃんがぶつぶつとつぶやいているのが耳に入った。
「嘘……こんなの嘘……。こんなの、絶対に夢なんだから……」
どうやら彼女は、自分の心が壊れないように防衛機制を働かせ、この状況を悪夢だと己に言い聞かせることにしたようだ。僕はそれを見て、これ以上追い詰めるのはマズいかなと思うと同時に、「夢」という単語からある着想を得た。
「……そうだよ藍子ちゃん」
「え……?」
「これは君の夢なんだ」
彼女が夢と思い込みたいなら、そう思い込ませてあげよう。実際、これは夢のようなものだから間違っていない。
「ベッドで寝てたのに、いつの間にか公園にいるなんておかしいよね? そう、これは現実じゃない。夢だからそうなったんだ」
「…………」
藍子ちゃんは顔を上げた。涙に濡れているその瞳が、僕の言葉に縋り付くように輝いているのを、僕は見逃さなかった。
「だから安心していいんだよ? 藍子ちゃんは、本当はいまもベッドですやすやと眠ってる。目が覚めたら、ちゃんと自分の部屋にいるんだ」
「本当に……?」
「そうさ。――ほら」
僕は意図して、この空間に「ひずみ」を作った。空中に亀裂が入り、そこから別の風景――いつか作った夕焼けのグラウンドが見えた。せっかくリアルに作り上げた空間だけれど、この際だから仕方ない。さっきまではこの世界を現実だと思い込ませようとしていたのに、逆に今度は夢と思い込ませる。なんだか矛盾した作業だけれど、その効果はあった。藍子ちゃんの身体の震えが止まったのがその証拠だ。
「そっか……これは夢なんですね……良かった……」
「安心した?」
「はい……」
藍子ちゃんは少しだけ微笑んだ。その笑顔は、彼女本来の柔らかさを取り戻しつつあるように見えた。
「あれ……? でも、あなたは誰ですか……?」
「僕?」
「はい……。私はあなたのこと、知りません。私の夢なのに、私の知らない人が出てくるんですか……?」
正気を取り戻した藍子ちゃんは、やはり聡明な子だった。僕は心の中で苦笑いしながら、彼女に優しく言い聞かせる。
「さあ、それは僕も知らないよ。これは藍子ちゃんの夢なんだから、どうしてこんな夢を見るのか知ってるのは、藍子ちゃんだけさ。藍子ちゃんが心の奥で望んでいることが、夢には出てくるんだ」
「私の、のぞみ……?」
「うん」
僕はそれ以上多くを語らず、藍子ちゃんの思考を誘導する。夜の公園で裸になっていたのも、そこに僕が現れてエッチなことをされたのも、全てが藍子ちゃん自身の望んだことなのだと、彼女に思い込ませるように。
そして、藍子ちゃんはまんまと僕の思惑に乗ってきた。
「私がこんな格好をしているのも……私の望みなんですか……?」
「…………」
「私は……お外でこんな風に裸になって……男の人に、エッチなことをされたいって思ってるんでしょうか……」
「…………」
「そんなはずないです……! そんなはずありません……! ――でも、どうして……? じゃあどうして、私はこんな夢を見るの……?」
藍子ちゃんは僕の顔をまじまじと見た。それから視線を落としていき、そそり立った肉棒を見る。
「私は……男の人に……男の人のおチンチンに……――こうされたいって思ってたの?」
「藍子ちゃん、僕とセックスしよっか」
頃合いを見て、僕は藍子ちゃんの自問自答に割り込んだ。
「このチンポで、いっぱい君を犯してあげるよ。――大丈夫。これは夢だから、目が覚めたら全部元通りだし、藍子ちゃんが本当はエッチな女の子なんだって、誰にも知られることはないよ」
「元通り……?」
「そう、元通り。セックスするのは気持ちイイよ? 夢の中でくらい、自分の欲望に素直になろうか」
「すな……お……に……」
藍子ちゃんは僕の誘惑に負けた。というより、自分自身の本能に負けた。どんなに清楚で純真な女の子でも、人間という動物である以上、性に対する欲求や興味は必ず持っている。誰にも知られない夢の中で、それを剥き出しにできるチャンスがあると知った時、その誘惑に抗うのは極めて難しい。ほかならぬ僕が、それを一番よく知っている。
「四つん這いになるんだ、藍子ちゃん。君の望み通り、君をメス犬みたいに犯してあげる」
「はぁ――っ、はぁ――っ、はぁ――っ、はぁ――っ」
藍子ちゃんは異常な興奮状態に陥って、呼吸をとても荒くしている。それでも彼女はなんとか四つん這いになった。
彼女は今、自分の表面を取り繕ってきた全てを脱ぎ捨てて、僕の前に自分の本能をさらけ出そうとしているのだ。そして僕は、彼女自身も知らない彼女の一面を、これから自分のチンポで犯そうとしているのだ。
「藍子ちゃん、覚悟はできた?」
「は、はい――」
「これから僕のチンポで、君の処女をもらってあげる。僕が君の初めての男になってあげるよ」
「お、お願いします――っ」
「サカりのついたメス犬みたいに乱暴に犯されたいっていう君の望みを、僕が叶えてあげる。ちゃんとお礼を言うんだよ?」
「ん――っ♡ は、はい――ありがとうございますっ。――あっ♡ お、お尻、掴まれてるっ。おチンチン、入れられちゃうっ」
「ああ、入れてあげるよ、藍子。――でも、その前に」
僕はバックから藍子ちゃんのお尻を掴み、その割れ目にチンポの裏筋を擦り付ける。いよいよ本番という段階になって、僕はここでもある実験をすることにした。
「僕が言う合言葉を覚えておくんだ。いつか現実でも、僕が君を犯してあげる。僕が―――――って言ったら、君は僕に全部を捧げるんだ」
ここで摺り込んだ暗示が、現実世界でどの程度効果を発揮するのか。その実験を兼ねて、僕は藍子ちゃんに繰り返しキーワードを囁きかける。この契約がいつか実現されるとは、藍子ちゃんは思っていないだろう。でも、確かに彼女は誓いの言葉を口にした。
「分かりましたっ。ぜんぶ――全部あげますっ。あなたに藍子の全部をあげますっ! ――だから、だから早くシてくださいっ!」
「いい子だ。……行くよ」
「――あっ……!! くぅ――っ……! は――いって、くるぅ……っ!」
「おお……! 藍子のマンコ、流石にギチギチだよ……! 狭くて、チンポ千切れそうだ……!」
「んっ……! はぁっ――! はぁっ――! はぁっ――!」
「苦しいかい? 呼吸を整えるので精いっぱいみたいだね。でも、すぐに僕のチンポの形を覚えさせてあげるから――!」
「あ――! ぐぅ――っ! 中で、うごいて……る……!」
藍子ちゃんの大切な初体験は、恋するステキな男性との優しさに満ちたエッチではなく、初対面の男を相手にした、夜の公園でのケダモノセックスとなった。
亀頭で藍子ちゃんの膜を貫く感覚を、僕はしっかり覚えておこうと思った。いつか現実世界で彼女を犯すとき、感触を比較するためだ。
藍子ちゃんのマンコも濡れていたが、処女マンコが受け入れるには、僕の巨根は大きすぎる。僕はせめて藍子ちゃんのために、カウパーを過剰なくらい分泌し、スムーズな抽挿ができるようにした。
「どうだ藍子! 初めてのチンポの味は! 初めての男の味は!」
「あっ! あっ! あっ! あっ! ――わかり、ませんっ! おなかがいっぱいで、あたまがぐるぐるしてっ! いきが、苦しいですっ!」
「すぐに良くなるさ! 何しろ藍子は、誰でも構わないから外でレイプして欲しいって思ってる変態だからな!」
「ちが――っ、わたし、へんたいじゃ――!」
「認めるんだ! 藍子の本心はそう思ってるんだよ! その証拠に、こうやって後ろから乱暴に処女奪われて、しっかり濡れてるじゃないか!」
僕はわざと、ぬちぬち、ぐちゅぐちゅと大きな音を立ててピストンした。同時に、君はマゾの変態だと、大声で藍子ちゃんに言い聞かせる。
「裸で公園にいるのが気持ち良かったんだろうっ!? 誰に見つかるか分からなくて、ドキドキしてたんだろうっ!? どうなんだ、答えろ藍子っ!」
「――んっ♡ あっあっあっあっあんっ♡ ――そ、そうですっ! ドキドキしましたっ! イケないことしてるってわかってたのに、ドキドキしちゃってました!」
思ってもいないことを復唱させ、それを真実だと思い込ませる。マインドコントロールの初歩的な技術だそうだ。現実では効果が薄いかもしれないが、この「夢」の中で口にしたことは、意識の奥にダイレクトに作用する。
「藍子、君はマゾの変態だ! 無理やり犯されて喜ぶ、どうしようもないエッチな娘だ! そうだろ! 答えろ!」
「は、はいっ! 私はエッチな女の子です! 公園で初めて会った男の人にエッチされて、すごく気持ち良くなってます! ――あっ♡ な、なにこれ♡ 気持ちイイって言ったら、ホントに気持ち良く――!」
「藍子のマンコうねってきたぞ! チンポから精液を搾り取るつもりだな! この淫乱ド変態娘!」
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ ――ご、ごめんなさい! いんらんでごめんなさいぃっ!♡♡ マゾのへんたいでごめんなさいぃっ!♡♡」
「チンポいいのか! チンポで奥突かれて感じてるんだろ!」
「はいっ♡ そうですっ♡ あなたのおチンポすごくて、体中が、ビクビク、ゾクゾクってしますぅっ♡」
僕があらかじめ丁寧に夢だと信じ込ませていたせいで、タガを失った藍子は奔放に乱れた。そうして僕とセックスしながら、藍子の意識は取り返しのつかないところまで堕ちていく。彼女の無意識の領域に、僕のチンポの形と匂い、味が摺り込まれて、どうやっても取れなくなっていく。
ほんの少し前まで処女だった藍子ちゃんのマンコは、長大な僕のチンポをどうにかこうにか飲み込んでいる。綺麗な割れ目が可哀そうなくらいミチミチに押し広げられている。僕が奥を突くたびに、藍子ちゃんの下腹のあたりが少し膨れるのが見える。それは痛々しいくらいの光景だったが、それでも彼女は初体験とは思えないくらいに声を出してヨガっていた。
「藍子! 精液出すぞ! ザーメン出してやるぞ! どこに欲しい! 言ってみろ!」
その問いかけにも、藍子は間髪入れずに答えた。
「ナカっ! ナカにくださいっ! 奥にください――!!♡♡」
射精を懇願したのは、藍子の上の口だけじゃなかった。亀頭にむちゅうっとかぶりついた感覚がしたのは、彼女の子宮口だ。
「そんなにナマ出しされたいのか! この変態娘!」
「はいっ! ナマっ♡ ナマでくださいっ♡ おチンポのせーえき♡ ナマで藍子の奥にくださいっ♡」
「いいぞっ! 仕方ないからザーメン捨ててやる! 次に会う時まで、僕の精液の味を忘れるなよっ!」
「はいっ! 覚えますっ♡ しっかり覚えますぅっ♡ だからナマっ♡ おくにっ♡ 早くぅっ!!♡♡」
藍子ちゃんは今まで僕がセックスしたアイドルの誰よりも、エッチに素直だった大槻唯ちゃんよりも乱れている。これは暗示の効果だろうか。それとも、彼女本来の素質だろうか。普段とのギャップも相まって、とんでもなくチンポにクル。限界だ。彼女の望み通り、奥の奥に射精してやろう。僕の遺伝子を種まきして、いつか現実世界でも会う僕が、運命の人なのだと子宮に刻み付けてやろう。
「藍子っ! 出すぞ! 出す! おおおおおおおっ!!」
「あっ♡ あっ♡あっ♡あっ♡ くる、イクっ! イクっ! イクっ! イッちゃう~~~~~~っっっ!!♡♡♡♡」
「おおおおおおおおっ!!!!」
「んん~~~~~~~~っっ!!♡♡♡♡ あぅ~~~~~~~っっ!!♡♡♡♡」
発情期の犬のように、僕らは吠えた。お互いの性器を隙間なく密着させて、開放的な絶頂感に酔いしれた。
「もっと♡ もっと♡ もっとください♡ もっとあなたのおチンポと精液を覚えさせてください♡」
それからも、藍子ちゃんは何かに目覚めたかのように腰を振った。彼女の身体は完全に発情していて、小ぶりなおっぱいは、ビンビンになった乳首に引っ張られて少しだけ膨らんで見えた。マンコからも愛液が漏れっぱなしになり、まるでおもらしをしているみたいだった。
「いいか藍子! ――――だ! 忘れるなよ! ――――って言われたら、僕に全部捧げるんだ!」
僕は藍子ちゃんをバックから貫き続けた。快感と共に例のキーワードを摺り込んで、彼女が絶対に忘れないようにしてやった。
「はいっ♡ 忘れませんっ♡ 覚えましたっ♡」
「よしっ! じゃあもう一発出してやる!」
「ありがとうございますっ♡ ありがとうございますぅっ♡ ――アおおおっ!!??♡♡♡♡」
「うぐぅううううっ!」
調子に乗った僕は、そのまま夜が白むまで――即ち、現実世界のアパートで目覚めるまで、藍子ちゃんに何度となく中出しした。