竿役の台詞は一言もありません。
最近短編ばっかり書いててごめんなさい。
(へ~、なでしこちゃんもソロキャンしたんかー。リンちゃんは元々ソロ専門やし……ソロキャンって、そんな楽しいんかな?)
深い理由は無かった。犬山あおいが冬のキャンプ場でソロキャンをしてみようと思い立ったのは、同じ野クルの各務原なでしこに、ソロキャンの魅力を聞かされたからだ。
あおいには、それまでソロでキャンプをした経験は無かった。そもそもあおいは、高校に入ってから興味本位で野外活動サークルを立ち上げたキャンプ初心者だ。キャンプに関する自分の知識や技量が不足していることは自覚していた。実際、いつか大垣千明と斉藤恵那と一緒に冬キャンをした時、防寒対策を怠って凍死しかけたこともある。
しかし、同じ初心者のなでしこが、冬のソロキャンの魅力をドヤ顔で語るのを聞いて、「なでしこちゃんが大丈夫なら、私でもいけるんちゃうか?」と安易に考えてしまったのは、キャンプ初心者――それ以前に未熟な女子高生の浅はかさだったと言える。
(みんなに秘密でソロキャンして……あとからびっくりさせたろーっと)
キャンプ場の風景を写真に収め、山の上からSNSでみんなに送れば、きっと驚いてうらやましがるに違いない。そんないたずら心も働いた。
あおいは一人で準備をして、キャンプ場に行くことにした。両親には、いつものメンバーと一緒にキャンプすると偽ったので、あおいがその日、その山の中に居ることは、あおい本人以外の誰も知らないという状況が生まれてしまった。
やはり、あおいは冬の山というものを甘く考えていたのだ。「キャンプ場」と名前がつこうが、山は山である。気候は平地よりもずっと厳しく、変わりやすい。そのことを、知識としては知っていたかもしれないが、シビアな実感としては心に持っていなかったのだ。
だから、彼女はその報いを受ける羽目になった。
「――おっ♡ おっ♡ おっ♡ うおっ♡ おっ♡」
――バチュン!バチュン!バチュン!バチュン!バチュン!
「――あおっ♡ う゛っ♡ お゛うっ♡ お゛っ♡」
――ドチュッ!ドチュッ!ドチュッ!ドチュッ!
「ひっ♡ んぎっ♡ ま、またイクっ♡ イッてまう♡」
――グリグリッ!! パンパンパンパンパンパンパンパン!!
「あっ♡ うっ♡ おっ♡おっ♡おっ♡おっ♡おっ♡ イク♡ ほんまにイク♡ ダメっ♡ なかだしアカン♡ はらむ♡ これ、ほんまに孕んでまうから♡」
――ドチュン!!!! グリュリュリュ!!!!
「――お゛っ!?♡ うっ♡おっ♡おっ♡おっ♡おっ♡ ――――イ゛っ!?♡♡ ~~っ!?♡ ~~~っ~~!!??♡♡」
――ドピュッ!! ドビュルルルルルルルッ!!
「で、でてるぅ……♡♡ あ、アカンよぉ……♡♡ イクの、止まらへん……♡♡ あ……♡♡ おお……♡♡」
一体何が起こっているのか。
答えは簡単である。
犬山あおいは、種付けされているのだ。
山奥のテントの中で、背後から強いオスに犯されて。
あおいは同年代の女子高生と比べると、出るところは出て引っ込むところは引っ込んだ、非常に肉感的な身体の持ち主だ。本来ならば、分厚い防寒着で隠されていなければならないその身体を隠すものは、今は何もない。男が射精の快感に全身を小刻みに震わせながら、あおいの安産型の尻に腰を密着させている様子も、胸にそびえるたわわな双丘を、太くゴツゴツした指で揉みしだかれる様子も、完全に丸見えであった。
男はこのあたりを活動拠点とする山男である。町のどこかに本当の住所が有るのだろうが、基本的には山上のテント内で暮らし、日々山に登っている。そういう人種だった。年のころは三十と四十の間くらいだろうか。顔を覆う熊ひげが、年齢の判別を難しくしている。あおいと同じく全裸になった肉体は見るからに筋骨隆々で、皮は日光と風雨になめされたようになっている。体毛が濃く、何日も風呂に入っていないことで発散される体臭は、まさに「獣」と形容するにふさわしい。
そんな男が、黒くいきり立った肉棒で、犬山あおいの若い肉体をバックから蹂躙し、思うさま種付けしているのだ。
――ズチュ……。
長い射精が一段落すると、男は無言で腰を引いた。すると、あおいの口から「お゛うっ♡」というオットセイのような声が漏れる。長大な肉棒がぐずぐずになったマンコからずるずると引き抜かれていき、膣肉が名残惜しそうにそれを追いかける。愛液に混じり、竿にわずかに付着した赤い液体が、あおいが少し前まで生娘だったということを知らせていた。
「ん゛!?♡ ぎぃ~~~~~っ!?♡♡」
本気絶頂したばかりで敏感になっている膣内から、脳を焦がすほどのアクメの電流が走る。あおいは歯を食いしばり、ほとんど白目を向きながらも、その拷問のような快楽に耐えていた。
(ようやく♡ 終わった♡ 終わり♡ これで、セックス終わり♡ 死ぬかと思った♡)
男がようやく満足してくれたと悟って、あおいは嬉しかった。これで彼女は「宿泊料」を支払い終えたのだ。
あおいと男が、セックスとも呼べないような激しい種付け交尾を繰り広げていたこのテントは、男の持ち物である。テントにしては広く、簡易的なストーブで十分に内部が温められていた。
対するテントの外は、一面の雪だ。山の神の気まぐれがもたらした突然の豪雪は、今もこのテントを埋める勢いで降り続いている。この男が張ったテントだから助かっているが、あおいがあのまま自分のテントに執着していたら、既に雪に押しつぶされて、命は無かったかもしれない。
端的に言えば、犬山あおいは、冬の山を侮った報いを、こうして身体で支払う羽目になったのだ。
夕食を食べた時点では、空に星が瞬いていたはずなのに、就寝を考える時刻になって様子が一変した。ちらちらと降り始めた雪はあっという間に暴風雪となり、あおいの安物のテントを吹き飛ばし、雪に埋め尽くそうと襲い掛かってきた。体感温度も急激に低下し、このままだと危険だということは、良く考えずともあおいにも分かった。
最低限の持ち物を回収して、あおいはその場から退避しようとした。だが、すぐそこにあったはずのキャンプ場の管理棟に、どれだけ歩いても到達できなかった。視界はホワイトアウトして、伸ばした手の先も見えない。彼女は道に迷ったのだ。
あおいが死の恐怖をリアルに感じたのは、沢に足を取られた時だ。そんな場所に水が流れているとは思わず、転んで下半身と荷物がぐしょ濡れになった。
雪は降り続き、風はやまない。冷たい水に体温を奪われ、手足の感覚が薄れていく。叫んでも無意味だと知っていたが、白い闇に向かって、「誰か助けて」とあおいは叫んだ。
それから先の記憶はぼんやりとしていた。だが、一つはっきりとしていることは、あおいはこの男に命を救われたのだ。沢から脱出して、残った力で動き回り、意識が途切れかかる瞬間に、熊のようなものに襲われたと思った。きっとそれがこの男だったのだろう。気付くとあおいは、このテントの中に居た。
この男が、はじめからあおいの肉体を要求するつもりで彼女を助けたのかは、正直なところ定かではない。だがこの件に関して、男に落ち度は全くないと断言できる。何か月も女と話す機会すらなく、獣欲を溜め込んでいた男の前に、普通でも視姦せずにはおれないような肉感的な身体を持った女子高生が現れ、あまつさえ、体温低下を理由に濡れた服を脱ごうという流れになったのだ。彼が理性を飛ばし、山男からレイプ魔に変貌するのは当然であった。
ともあれ、男はあおいを犯した。はち切れそうに膨らんだマラで、あおいの処女マンコを夢中で耕し、容赦ないナマ出し種付けを決め込んだ。さっきの射精は、男にとっては今夜三度目の射精だった。もちろん、三発共に、あおいの新鮮な子宮にザーメンをたっぷりと詰め込んだ。
(ようやくセックス終わった♡ これで泊めてもらえる♡ 死なずに済む♡)
あおいがチンポを引き抜かれながらそんなことを考えているのは、彼女がこの行為を、男が自分に要求した「宿泊料」だと解釈しているからだ。男はここに至るまで一言も発さず、一心不乱にあおいを犯した。だからこんな風に考えるしか無かったのだ。
レイプされた嘆きや悲痛といった感情も、あおいの中には有っただろう。だがそれは、吹雪の中を死ぬ思いをしてさまよっていた時の恐怖と比べれば小さかった。それにも増して、マンコをチンポで耕される快楽に比べれば、はるかに小さかった。
こんな事態になるまで、あおいは自分が、オスに負けるために生まれてきたようなザコマンの持ち主だということを自覚していなかった。チンポをハメられれば、処女にも関わらずアヘ顔でアクメしまくるような交尾の才能の持ち主だということを、自覚していなかったのだ。
――ずるるる……――ズチュン!!!!
「はぉおっ!?!?♡♡」
だが、この期に及んでもまだ、あおいの考えは甘かった。
――ズチュッ!! ズチュッ!! ズチュッ!! ズチュッ!!
「あお゛っ!?♡ お゛お゛っ♡♡ んひっ♡♡ あおおっ!!♡♡」
(なんで♡ セックス終わったんとちゃうの♡ おチンポ♡ 硬いまんまやし♡ ピストンすごっ♡ チンポすごい♡)
こんな孕ませ適齢期の極上のメスを前にして、男が二、三発射精した程度で満足するわけが無いではないか。この機会にあおいをハメ殺し、自分のチンポの前に屈服させ、お嫁さんにして子供をたくさん産ませようと男が考えたのも、至極当然の理と言える。
男はあおいのマンコからチンポを抜くことなく、無言でただひたすらに腰を振った。
イヌ子というのが、友人があおいに名付けたあだ名であったが、まさにあおいはメス犬のごとく、男にバックから犯され続けた。彼女が発する喘ぎも、発情期のメス犬の吠え声と大差ない。
あおいが分泌する愛液に加え、子宮から逆流した濃厚過ぎるザーメンが潤滑剤となって、ぐちょぐちょぐちょぐちょという淫靡な水音がひっきりなしに響く。雪に周囲を完全に閉ざされたテントの中で、あおいはひたすら男のチンポでマンコをかき回され、自分がこのオスに逆らえないことを思い知らされていく。
(あかん♡ 敵わん♡ このおじさんの身体、筋肉でガチガチ♡ 私の力じゃ敵わんし♡ おチンポも凄すぎ♡ 突かれるたびにビリビリくる♡ あかん♡ 支配されてまう♡ このおじさんに、逆らえんくなってまう♡)
文明から離れた山の上、しかもこのような極限状態にあっては、人間も野生に帰らざるを得ない。男がそうであるように、あおいの内側に眠っていた繁殖欲求が呼び覚まされ、あおいの理性を侵食していく。
(このおじさん♡ たくましすぎる♡ やば、ダメ、あかん♡ このおじさんの赤ちゃん♡ 産みたなってまう♡)
カリ高の太チンポにゴリゴリと膣壁を削られるたび、あおいは思い知らされる。しょせん自分はメスに過ぎず、メスは強いオスの子を孕み、産み育てるのが至上の喜びなのだと。理性ではなく、あおいの本能が、男に犯されることを悦んでいた。
「あっ♡ ――おっ♡おっ♡おっ♡おっ♡おっ♡」
男があおいの両手首を掴み、力強く後ろに引っ張った。今までよりも肉棒が深く刺さり、全身を貫かれるような感覚が彼女を襲う。男に体重を預けたことで、むしろあおいのバランスは安定した。それも今のあおいにとっては、男のたくましさを再認識するためのスパイスとなってしまう。
結果、あおいは目にハートマークを浮かべ、きゅんきゅんと膣内をうねらせて、男の射精を待ち望み始めた。
(このおじさん♡ 私をお嫁さんにしてまう気や♡ 絶対に妊娠させたろーって思ってる♡ あかん♡ 堕ちる♡ 逃げんと♡ でも逃げられんし♡ 逃げられんから仕方ないし♡)
――パンパンパンパンパンパン!!!! ドチュドチュドチュドチュドチュドチュ!!!!
(ピストンもっと早なった♡ おチンポ膨らんどる♡ しゃせい♡ しゃせいくる♡ はらむ♡ はらみたい♡ はらませて♡)
あおいはあっさりと堕ちてしまった。既に彼女は、自身の伴侶である男の気持ち良い射精をサポートするために、いやらしく腰をくねらせ始めている。子宮は男の亀頭にちゅうちゅうと吸い付き、必死に種を請うていた。
「はら、孕ませて♡ 孕ませてください♡」
そして思うだけでなく、あおいは実際に口に出した。
快楽に流され、熱に浮かされたような状態で口にした言葉でも、口にした瞬間、それは力を持つ。
「お願いします♡ 孕みたいんです♡ 私を、おじさんのモノにしてください♡」
既にそれは、あおいの本心からの願いとなっていた。汗のにじんだ柔らかい胸をぷるぷると揺らしながら、あおいは懇願した。そんなことをされれば、男のピストンがさらに情熱的になるのは致し方ない。
(――あ♡ おチンポ♡ 私のナカでガッチガチになっとる♡ くる♡ しゃせいくる♡ きて♡ 私もイクから♡ チンポきて♡ しゃせいして♡ きて♡ きて♡ きて♡ イク♡ きて♡ しゃせい♡ イク♡ イクイクイク♡)
――ドクン!!!!
「あ……♡」
――ドピュ!! ドピュドピュドピュ!! ビュルルルルルルルル!!!!
「出て、るぅ…………♡♡♡♡ ――お゛♡ おおおお゛……♡♡」
互いにガクガクと全身を痙攣させて、あおいと男は絶頂した。
性の快楽に加えて、強いオスに孕ませてもらった充実感と幸福感が、あおいの心を満たしていく。自分がこの場で孕んだことを、イキ散らかしながらも、彼女は確信していた。
だが、交尾はそれだけで終わらず、その後も体位を変えながら、二人は貪るように交わり合った。睾丸が空になるまで、男はザーメンをあおいの子宮に吐き出し続けた。
深夜になり、外の風はいつの間にか止んでいた。雪だけが深々と降り続いている。
その静寂の中で、つがいとなったオスとメスは、性器と性器を深く結合させたまま、大きな寝袋に二人で入って、幸福に眠った。
「ずるいぞイヌ子! 抜け駆けかよ~」
「いいないいな、私も行きたかったな~」
「ふふふ、せやろ~?」
「でも大丈夫だったのか? こんな雪の中でソロキャンなんかして」
「あ、それは親切な人に助けてもらったからだいじょーぶや」
あおいの言葉に対し、それだとソロキャンとは言えないじゃんかと、大垣千明は突っ込んだ。各務原なでしこは、そんな事は気にならない様子で、あおいのスマホに映る一面の銀世界に見入っている。
細長い野クルの部室で、あおいは先日の「ソロキャン」で撮影した写真の数々を、千明となでしこに見せびらかしていた。
「くそ~、こーいう写真を見せられたら、あたしの中のキャンプ熱が燃え上がってきちまうな~。なでしこもそうだろ?」
「うん! 私もキャンプしたいよ!」
はしゃぐ二人を見て、あおいはにっこりと微笑んだ。その微笑みは、以前と同じようで同じではない。それはどこか、淫靡な気配の漂う笑みだった。
「じゃあ、来週の連休にキャンプせーへんか?」
「お、行くか?」
「行く行く!」
あおいの提案に、千明となでしこは諸手を上げて賛成する。
今度はこのキャンプ場に、三人で行こう。そうやって話がまとまるまで、それほど時間はかからなかった。
きっと楽しいキャンプになるぞと、千明となでしこは明るい笑顔ではしゃいでいる。あおいもそれは疑っていない。
ただ――
「こんときに知り合った人も、一緒にキャンプしたいって言うとるんやけど、別に構わんよね?」
あおいはそう付け加えた。
キャンプ仲間が増えるのは歓迎だ。そんな風に、千明となでしこは、やはり明るく笑っている。
「楽しみだね、あきちゃん!」
「おお! そーだな、なでしこ! な、イヌ子!」
「うん」
私も本当に楽しみや。
制服越しに下腹部を愛おしそうに撫でながら、あおいは頷いた。