本当にこのすばゆんゆんは自分に優しく声をかけてくれたヤリ〇ン冒険者に簡単に堕ちちゃうほどクソザコなのか? 作:黒胡椒サラミ
原作:この素晴らしい世界に祝福を!
タグ:R-18 オリ主 ゆんゆん めぐみん 寝取り 処女
最後はめぐみんも出ます。そこだけ若干寝取り注意。
この短編は、作者のTwitterで募集したお題に基づいて作成しました。
その男がアクセルの街にやって来たのは、まさに今日の朝だった。
アクセルの街には冒険者が多い。外からも始終ひっきりなしに、新しい冒険者がやってくる。ご多分に漏れず、その男も冒険者だった。
男の年齢は三十を過ぎたくらいで、よく見れば鍛えられた筋肉を持っているのが分かるが、中肉中背の、あまり特徴の無い人間だった。顔も決して美男子とは言えず、さりとて、とんでもない醜男でもなかった。右のこめかみあたりに、斜めに走った切り傷が有ったが、冒険者に古傷はつきものだ。
より肝心の、その男の冒険者としての実力は「そこそこ」だった。ジョブはローグを自称していた。ローグと言えば、戦闘から応急処置、鍵開け、罠の発見と解除、商人との交渉など、冒険に必要なことは、一通り何でもこなす便利屋だ。彼はいずれのスキルもスペシャリストとは言い難かったが、平均以上にはこなすことができた。
だから、パーティーに空きがあれば、この男を入れれば何となく回る。文字通りの便利屋。そういう感じのポジションで、その男は冒険者稼業を生き抜いてきた。
これだけ聞くと、重宝する男なのだという印象を覚えるだろう。だが、アクセルの街に集まる他の人間と同じく、その男には一癖あった。その一癖とは至極単純、男は、気に入った女は落とさずにはいられない、どうしようもない女ったらしだったのだ。
(ここがアクセルの街か……。宿も決めたし、さぁて、次はどうするかな……)
通りには多くの町民や冒険者風の男女が行きかい、商人たちが彼らを呼び止める声が響いている。そんな活気ある喧噪の中、男は当てもなく、アクセルの街をぶらついていた。
(まぁ、まずはここのギルドに顔を出すか……一応な)
男の表情には覇気が感じられない。無精ひげも伸びているので、そこはかとなくだらしなくも見える。外見の印象にたがわず、彼は基本的に不真面目だった。もう少し真剣にやれば、冒険者としてもっと大きな金や栄誉を掴めたのかもしれないが、そういうことに、男はあまり興味を持たなかった。
彼が興味を持っていたのは、もっぱら女のことだけだ。
(――おっ! あのねーちゃん、エロいケツしてんなぁ)
歩きながらすれ違った女の尻を、首をひねって視線で追いかける。万事が万事この調子だ。彼がこの町に流れてきたのも、ヤクザの情婦に手を出して、前の町にいられなくなったからだ。
女とセックスして、その女に小遣いをもらって自堕落に生きる。それが男の理想だったが、この新しい街ではそうもいかない。新しい女も探す必要があったが、それより今は、ギルドで仕事を探すのが先決だった。
男がギルドの扉を押すと、一瞬、彼に鋭い視線が集まった。新人がやって来たのを見て、古参の連中が、さっそく品定めをしているのだ。男が平然と受け流すと、他の冒険者たちは彼から興味を失い、それぞれの会話や酒盛りに戻った。
「ふむ……」
男は壁の傍に寄り、そこに貼られた依頼を記した紙に見入った。
(結構いろいろ有るな……。高レベルから低レベルまで……。さて、楽ができて、割のいい仕事は無いかなぁっと)
無精ひげをこねながら、依頼を物色する。多くは何かのモンスターを討伐してこいというものだ。高レベルのモンスターを狩るほど見返りも大きいが、当然、危険も大きくなる。
(と言うかそれ以前に、俺はソロ向きじゃ無いんだよなぁ)
男の特性は、誰かと組んでこそ光る。つまり、依頼をこなすなら他の冒険者とパーティーを組むのが早い。だが、彼はよそ者だ。この街のギルドは他と比べると殺伐としていないが、それでも大抵、よそ者がどこかのパーティーに入り込むのは難しい。それは当然で、命を預け合う相手が、性格もよく分からない見知らぬ人間では困るからだ。
「う~ん」
男は短髪にそろえた後頭部をガシガシと掻いた。振り返って、ギルドが経営する酒場の中を見渡してみるが、おおむね既にグループが出来上がっている。
(そりゃぁそうだな。こんなとこに居て組む仲間の一人もいないのは、俺みたいなよそ者か、そうでなきゃ、よっぽどの嫌われ者くらいしか居ないさ。あとは、よっぽど友達を作るのが下手な奴とかな)
心の中で面白くもない冗談を言って、男は肩をすくめた。
と、そんな時――
「おっ」
彼は一人の少女を発見した。
「あ、あの、すみません、ちょっとお時間よろしいでしょうか……あっごめんなさいなんでもないです、すみません」
その少女が話しかけているのは、男にではない。椅子に座って談笑している他のパーティーにだ。おずおずと後ろから声をかけ、相手に気付かれなくて一人で謝っている。その光景は多少滑稽だったが、少女は上玉だった。
背中にかかるくらいの長さの黒髪を、赤いリボンで二か所束ねて、黒いローブとマントを羽織っている。優等生っぽい顔立ちの少女だが、ピンクと白のスカートは短く、膝上まであるストッキングとの間に、まぶしい絶対領域を作っていた。胸元も、かなり大胆に開いている。発育も良い。胸も尻も揉み甲斐が有りそうだ。
(あれは……紅魔族)
ローブと手に握ったワンドから、彼女が魔法職であることは明白だった。それに加え、彼女の瞳の色に、男は注目した。大きな赤い宝石のように、透き通って輝く瞳。あれは彼女が、紅魔族の者である証だ。
なるほど、と男は思った。
(紅魔族を街で見るのは珍しいが……あの調子だと、ここで仕事仲間でも探してるのか? だが、紅魔族に付き合おうって奴は、見つけるのが難しいだろうな)
紅魔族は魔術に優れた才能を持つが、頭のおかしい者ぞろいの一族だ。それが冒険者界隈での定説だった。いずれも、常人には理解しがたい美意識の持ち主というか――率直に言えば中二病というか。
どうやら見たところ、あの娘は人に話しかけるのが苦手のようだが、それを差し引いても、彼女がここでパーティーメンバーを見つけるのは困難極まるだろう。彼女に話しかけられたほうも、話しかけられたと分かっていて無視している節がある。
美人で、スタイルも良く、優秀な魔法使いだと分かりきっていて、しかもパーティーメンバーが見つけられずに怯えて戸惑っている少女。――好都合にもほどがある。
(あの娘で決まりだな)
男は口元をゆがめると、背後から少女に近づいた。
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(ど、どうしよう……誰も話を聞いてくれないよ……)
紅魔族の長の娘、ゆんゆんは困っていた。ギルドにたむろする冒険者全員に声をかけているのだが、誰も振り向いてすらくれない。
魔法に使用するためにどうしても必要なアイテムが有って、それをアクセルの街から少し離れたダンジョンに取りに行かなければならないのだが、ゆんゆん一人では、それは無理だった。
ゆんゆんは、中級魔法から上級魔法までまんべんなく使いこなすアークウィザードで、そこらに生息するモンスターには負けようのない戦闘力を持っている。しかし、魔法だけで全て解決できるほど、ダンジョン探索は甘くない。特に、ゆんゆんが目的地としているダンジョンは、まさに迷宮としての性質が濃く、罠や道に迷う危険のほうを問題視しなければならなかった。
(こ、こうなったら、ギルドにお金を出して、誰かに取ってきてもらうしか……って、ううん! ダメでしょうそんなの! そんな他力本願な! カズマさんじゃあるまいし!)
「なぁ、君」
(でも、じゃあどうしたらいいの? 上級魔法でダンジョンの外装を木っ端みじんに破壊する? って、それこそめぐみんみたいじゃない……。やっぱりお金? ここでお金をばら撒いて、みんなに振り向いてもらうしか……)
「なぁ」
その時、両目をぐるぐると回転させるゆんゆんの肩に、誰かの手がぽんと乗せられた。ゆんゆんは一瞬びくりと硬直し、それから勢いよく振り返った。
「――え? わ、私? は、はいっ! 何でしょうか!」
「おっと。ははは、そんなでかい声出さないでくれよ」
「あ、す、すみません。あ、あなたは?」
そこには、一人の冒険者の男が立っていた。ゆんゆんが今まで見たことが無い男だ。そんな男にいきなり肩を叩かれたのだから、当然の反応として、ゆんゆんは警戒心を強めた。彼女は少し身を縮ませ、ワンドを両手で抱くようにして、男の正体を恐る恐る尋ねた。
「いや、俺は今日はじめてこの街に来た冒険者なんだけどね、パーティーを組んでくれそうな人が居なくて困ってたんだ」
しかしゆんゆんの警戒は、男が人当たりの良い照れ笑いを浮かべながら、こめかみのあたりをポリポリ掻きつつ、そんなことを言ったせいで呆気なく霧散した。
この人は、自分と同じくパーティーメンバーを見つけられなくて困っている人だ。自分と同じ。その点に、彼女の意識は引き寄せられた。
「え? あ、わ、私もそうです。皆さん……えと、都合が悪いらしくって」
「あ、やっぱり? そうだと思って話しかけたんだよ。――で、どうかな?」
「な、何がですか?」
「俺と組まないかって事さ」
「…………え?」
ゆんゆんはきょとんと男を見つめた。彼女は男の言った意味が分からなかったのだ。それくらい、ゆんゆんは誰かから何かに誘われるという経験に乏しかった。そんな彼女に対し、男は呆れるでもなく、今度は朗らかに笑った。
「君は紅魔族だろ? 俺は魔法が使えないから、優秀な魔法使いに助けてもらえるとありがたいんだが」
「わ、私が紅魔族だって知った上で、声をかけたんですか? 紅魔族ですよ? 長の娘である私が言うのもなんですが、ちょっと頭のおかしい者が多いと有名な紅魔族ですよ?」
「ああ、もちろん。て言うか、君は紅魔の長の娘なのか……」
「わ、私でいいんですか? 本当に私で」
何から何まで初めての経験に、ゆんゆんは始め、どうして良いか分からなかった。しかし、段々と胸の内に暖かいものが溢れてくる。
(わ、私が人に誘われた? 私が人に必要とされてる? 私が――)
以前、めぐみんがゆんゆんに対し、「将来チャラい男に引っかかってその男に貢いでそう」とか、「悪徳商法に引っかかりそう」などと言ったことがあるが、今まさに、その予言と同じような状況が生まれていた。
男がゆんゆんをパーティーメンバーにしたいと申し出たのは本当だ。だがそれ以上に、男の目的は、ゆんゆんの〇4歳とは思えないほど立派に発育した身体だった。コミュ障でぼっちの娘があたふたとしているのを見て、それをうまいこと言いくるめ、自分のセフレに堕とそうという魂胆だ。
それを知らず、ゆんゆんは明るい笑顔になると、勢いよく頭を下げた。
「お、お願いします! え、えっと。わ、我が名はゆんゆん……」
「え?」
「だ、ダメ。せっかく誘ってくれたのに、嫌われちゃったらどうするの、私。――あの、私の名前はゆんゆんです。職業はアークウィザードです」
紅魔族伝統の名乗り向上をカットして、ゆんゆんは極めて常識的に自己紹介をした。彼女の独特の名前を聞いても眉を潜めず、男は笑顔のまま名乗り返した。
「よろしく、ゆんゆん。じゃあ、早速初仕事の話をしようか。俺は生活費が稼げれば何の依頼でもいいんだが……君はどこか、行きたいところがあるのか?」
「はい! 実は――」
ゆんゆんの声は大きく、彼女は明らかにはしゃいでいた。いつもの優等生的な態度は鳴りを潜め、笑顔がどこか子供っぽい。男はゆんゆんよりもだいぶ年上だったが、里を出てから初めてめぐみん以外の友達ができた気がして、ゆんゆんは嬉しかった。
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ゆんゆんが目的としていたダンジョン探索は、男の助けも有って成功に終わった。ゆんゆんの中にほんの僅かに残っていた男に対する警戒も、それで溶けてなくなった。冒険の途中、男は極めて穏やかに、紳士的にゆんゆんに接したからだ。年長者としてダンジョンで気を付けるべきことについて適切にアドバイスしながら、気さくに自分に話しかけてくれる男に、ゆんゆんはすぐに懐いてしまった。
それからしばらく、男とゆんゆんは二人でコンビを組んで、いくつかのクエストをこなした。一緒に冒険するたびに、ゆんゆんが男に向ける笑顔は大きくなり、会話の距離感も近づいて行った。
「おっと、もうこんな時間か」
そんなある日の朝、朝と言っても昼に近い時間、男は目を覚ますと、むくりと上体を起こした。今日はゆんゆんと待ち合わせの約束がある。せっかく稼いできた好感度を無にしないためにも、遅刻厳禁だ。
ということで、男は、自分の横でベッドにうつぶせになった全裸の女に、出かけてくると言った。
「は、はひぃ♡」
息絶え絶えに返事をした女の腰は、昨夜のセックスの余韻にガクガク、ビクビクと痙攣している。股間はあらゆる体液でドロドロのぐちゃぐちゃで、大量の精液がマンコから溢れ出ていた。
この若く美しい女は、ギルドの酒場で働く給仕娘の一人だ。ゆんゆんとお近づきになる傍ら、男はこの娘をハメ堕とし、自分のためにいつでも股を開くマンコ穴に変えてしまった。
「昨日は楽しかったよ。今日は遅くまで戻らないから、部屋の掃除をしたら鍵をかけておいてくれ」
「わ、わかりましたぁ……♡♡」
娘の蕩け切った顔とは対照的に、男はスッキリさばさばとした調子だ。セックスを通して男との上下関係を教え込まれた彼女は、彼の言うことなら何でも従う。ムラ付いた時の性欲処理にも使えるし、便利なハウスメイドとしても使える。
「それとついでに、何かツマミになるものでも作って置いといてくれ」
男はベッドサイドに腰掛け、娘の尻を優しく撫でた。
「はいぃ……♡ あ、あの……」
「ん?」
「次はいつ、セックスしてもらえますか……?♡♡」
「おいおい、この街に恋人が居るんじゃなかったのか? あんまり俺とばっかりセックスしてると、その恋人に悪いだろ」
「いいんです……♡ あんなの……♡ あなたのおチンポのほうがずっとステキだもん……♡♡」
「ははは、俺に抱かれるまで処女だったくせによく言うよ。――まあ、お前がその気なら、また来週くらいに抱いてやる。それまで、ちゃんと良い子にしてるんだぞ?」
「や、やったぁ♡♡ うれしいですぅ……♡♡」
娘はふやけた表情で微笑むと、マンコからぶびゅっと精液を吐き出した。
まだ腰が抜けている娘をベッドに放置して、男は足取り軽く下宿を出た。ヤリまくったお陰で身体が軽い。内側に溜まった毒が抜けたような気分だ。
彼はこんな風に、このアクセルの街で、もう既に三人のセックスペットを抱えていた。いずれも可愛く気立てが良く、献身的におマンコ奉仕してくれる娘ばかりである。
この街の娘たちは、男が思っていたよりも上玉が多く、そして堕としやすい。そこには色々な理由が有るのだろうが、この街でサキュバスが隠れ風俗を営んでいるというのが、大きく関係していると男は考えていた。
サキュバスに抜かれた男は、サキュバスに骨抜きになる。夢の中で色々なプレイができるのは確かに魅力的だが、その反面、現実の人間の女たちが欲求不満を溜め込んでいることに気付けない。だからこの街の女は、男が優しい言葉をかけて近寄れば、コロッと堕ちてしまうのだ。
(俺はなんだかんだ、サキュバスより生身の女とヤるのがいいなぁ。サキュバス相手なら妊娠の心配も無いが、それは逆に詰まらんしな)
つまり、ここにはwin=winの関係が成立していた。この街の男どもはサキュバスに精気を抜いてもらえて幸せ、この男は寂しく股を疼かせている女たちを食えて幸せ、女たちはこの男とのセックスで満たされて幸せ、という具合に。だから何の問題も無かった。
「よぉゆんゆん、待たせたか?」
「い、いいえ!」
そして、男は今日、新しいセックス相手を手に入れるつもりだった。その相手とは言わずもがな、ゆんゆんである。
「悪いな、今日は俺の用事に付き合ってもらって。何しろこの街じゃ、俺がそんなこと頼める友達は、ゆんゆんだけだからなぁ」
「と、友達……! は、はい、任せてください! あなたの頼みなら、私はいつでも引き受けますよ」
「ありがとう、ゆんゆん」
「どういたしまして!」
男もゆんゆんもいつもの格好をしているが、今日の二人はクエストではなく、ただの買い物目的で待ち合わせをしていた。
しばらく接してみて、ゆんゆんの喜ぶ言葉や行動を大方把握した男は、うまいこと彼女をデートに誘いだした。ゆんゆん自身はデートとは考えていないかもしれないが、今日で彼女を食ってしまおうと考えている男にとって、それは大した問題ではなかった。
「案内は任せてくれませんか? 私、このあたりのお店の下調べをしてきたんです!」
「すごいな、流石ゆんゆんだ」
「えへへ……こ、こっちですよ!」
ゆんゆんのテンションはマックスで、はしゃぐあまりにスカートが翻り、そこからチラチラと美味そうな太ももが見えている。精一杯のおめかしのつもりだろうか、唇には薄くリップが塗ってあった。その太ももも、唇も、それからあのたわわな胸も、全て今日で自分のモノにしてやると考えているとはおくびにも出さず、男はむしろ爽やかな笑顔で、先を行くゆんゆんの背中についていった。
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(お友達と一緒にお買い物……! お友達と一緒にお食事……! わぁ……! 私いま、すっごく友達っぽいことしてる……!)
ゆんゆんは表面上もはしゃいでいるように見えたが、心の中は表面以上にウキウキ状態だった。冒険者として一緒にクエストをこなしてもらえるだけでなく、こうやってプライベートでも買い物に付き合ってもらいたいと言われるとは。当然、ぼっちのゆんゆんにはこんなことは初体験で、今日が待ち遠し過ぎて、最近はよく眠れなかったくらいだ。
「ゆんゆん、これとこれはどっちが良いと思う?」
「そうですね……こちらのポーションのほうが劣化しにくい素材を使ってるみたいなので、こっちがお勧めです」
「ありがとう。やっぱりゆんゆんに付いてきてもらって正解だったな」
「……!!」
「ここの後にもう一軒良いか? 次は防具を新調したいんだ。それからどこかでメシにしよう。もちろんゆんゆんが嫌じゃなけりゃだけど」
「嫌なわけないです……!! もちろん行きます!!」
「よし、それじゃあ行こうか」
「――あ」
その時、ゆんゆんの口からいつもより少し高い声が漏れた。男の手が、ゆんゆんの肩に回されたからだ。一瞬ゆんゆんは身を固くしたが、男はさもこれが当然というような顔をしている。友達同士の距離感に詳しくないゆんゆんは、その手を振り払えなかった。
(こ、これっていいのかな? 男の人に身体を触られるのって、あんまり良くないことじゃないのかな? で、でも、この人は友達だし。私にすごく親切にしてくれる人だし。やめてくださいなんて言えないよ)
それからも二人の買い物は進行した。男の手はゆんゆんの肩に触れたままで、ゆんゆんは自分よりも頭一つ身長が高い男に肩を抱かれたまま、大通りの店を見て回った。はたから見れば、二人は完全に恋人同士である。
ゆんゆんも男女のことについて無知ではない。いや、むしろ少し耳年増なくらいだ。それでも彼女は、肩に置かれた手の意味が分からず、大層混乱した。そして混乱してはいたが、男との買い物は楽しく、そんな自分にも困惑した。
ゆんゆんは男との買い物をしこたま楽しんだあと、レストランで彼と一緒に夕食を食べた。男は良くしゃべるタイプではなかったが聞き上手で、ゆんゆんは、自分の生い立ちやライバルのめぐみんのことなどについても、ついつい男に喋ってしまった。
「じゃあ、そのめぐみんは、今はこの街に居ないのか」
「はい。しばらくカズマさんたち――パーティーメンバーの人たちと、別の町に……」
「なるほどね」
そんな感じで会話は弾み、料理を食べ終わるころには夜更けになっていた。
「わ、私も払います!」
「いいからいいから。こういうのは男の役目だよ。それに、今日デートしてもらったお礼もかねてさ」
「で、デート!?」
ゆんゆんが、男の発した「デート」という単語に頬を染めて硬直した隙に、食事代は男が全額支払った。そして、男の手は再びゆんゆんの肩に――ではなく、腰に回された。
「――ひゃっ♡ ――え、あ、私、今の声。違うんです!」
男の指が腰に触れた瞬間、ゆんゆんは飛び上がって甘い声を漏らした。彼女は慌てて打ち消したが、その顔は、既に耳まで真っ赤になっている。そんなゆんゆんの腰を、男の手が、ぐいっと力強く引き寄せた。
「行こうか、ゆんゆん」
「は…………はい……」
耳元で囁かれて、なぜかゆんゆんの身体から力が抜けた。夜の通りを歩く二人は、腰を抱かれたゆんゆんが、男の身体に寄り添うような感じになってしまった。
「もう遅いから、部屋まで送るよ」
「え……」
「どっち?」
「あ……こっちです……」
ゆんゆんは、男に自分の住所を教えた。その方角に向かって、男が歩き出す。ゆんゆんも彼に従った。
夜道では、二人は言葉少なだった。ゆんゆんの頭の中では様々な感情が渦を巻いていたが、それらは何一つ具体的な思考としてまとまらなかった。胸の鼓動だけが段々と早くなり、耳にうるさいくらいだった。
ゆんゆんが借りている部屋の前まで来ても、男は帰らなかった。彼は当然のように、ゆんゆんの腰を抱いたまま乙女の部屋に上がり込んだ。
そして、扉が閉まるなり、男はゆんゆんの身体を自分の前に抱き寄せて、彼女のあごを指で持ち上げた。
「ちゅ……んちゅ……はぁ……っ」
ゆんゆんは、男に唇を奪われた。
〇4年間誰にも捧げずに来た、ぷるぷると潤う桃色の唇を、あっさり男に奪われてしまった。
「ファーストキスだった? ゆんゆん」
「は、はい…………え? そうじゃなくて、どうして、こんな……私……んぅ♡ ちゅ……♡ ちゅぅ……♡」
ランプの明かりすら点灯してない暗い玄関先で、ゆんゆんは男に唇を貪られた。抵抗しなくてはならないのは分かっていたが、ゆんゆんの両手は胸の前あたりでぷるぷると震えるばかりで、身体に力が入らない。男に唇を吸われるたびに、意志と思考が溶けていってしまうかのようだ。
(キスしてる……? 私、この人とキスしてるの……? え? なんで……? あれ……? これって夢だっけ?)
視界が、脳がぼんやりふわふわとしてきて、どことなく現実味が無い。
(嫌……ううん……嫌じゃない……。この人にキスされるの、嫌じゃない……。あれ? どうして……? 私とこの人は、ただのお友達のはずなのに……。キス、もっと欲しい……)
――ちゅぱ……。
男が一旦唇を離した。ゆんゆんの唇が、名残を惜しむように、わずかに突き出されて男の唇を追いかける。至近距離で、ゆんゆんは男と目を合わせた。
「ゆんゆん、目が潤んじゃってるよ?」
「うぁ……♡」
「もっとキスして欲しい?」
「…………は、はぃ……♡ ――んっ♡」
ゆんゆんは流されていた。男ともっと触れ合っていたいという衝動に抗えなかった。二回目のキスは、一回目よりもっと大人のキスになった。ゆんゆんの閉じた唇の中に、男の舌が割って入り、歯茎や舌を優しく愛撫しだす。ゆんゆん自身も、男がキスしやすいように、つま先立ちになって頭を動かし始めていた。
舌が絡み、唾液が混じり合う音が、暗い玄関先に響く。ゆんゆんの思考が存分にふやけたタイミングで、そこに衣擦れの音が加わった。
「んぅっ――♡」
ゆんゆんの頭を固定していた男の手が、彼女のマントの留め具を外した。黒いマントはそのまま重力に従い、床に落ちる。男の手は、それからゆんゆんの背中と腰に伸びた。ただ抱き締められただけでなく、マッサージするかのように、指の力に若干の強弱が加わっている。それで皮膚を服越しに圧されるだけで、ゆんゆんの身体はびくびくと跳ねた。
「んっ♡ むぅ~~~~~っ♡♡」
キスで唇を塞がれたままなので声は出せない。男の手は、もはや彼女の頭を固定していないので、離れようと思えば離れられるのだが、どうしてかそれができない。――結果、ゆんゆんは男の指に身体をまさぐられ、彼にされるがままになっていた。
(なにっ♡ これっ♡ 触られるの、ぞくぞくするよぉっ♡ ――あっ。ダメ、そこはっ)
ゆんゆんは涙目になった目をぎゅっとつぶった。背中と腰に始まって、男の手がゆんゆんのお尻にまで伸びてきたのだ。しばらくスカート越しにさわさわと撫てていたかと思うと、男はぐっと手のひらに力を込めた。
(あうぅっ♡ お、お尻、掴まれちゃってる……。ひぃんっ♡ も、揉まれてるよぉ……♡ ダメぇ……♡ こんなのダメなのに……♡)
駄目なのに、ゆんゆんの思春期の身体はどうしようもなく昂ってくる。心臓は破れそうなくらいに早鐘を打ち、全身が風呂上がりのようにぽかぽかと火照っている。暑くもない季節なのに、肌がしっとりと汗ばんでさえいた。
男の手は、お尻から太ももに移動した。日頃から、ゆんゆんは自分の太もものことを、ちょっと太すぎるくらいに考えていたが、世の中の大半の男にとって、そのむっちりとした肉感は、理性の働きを妨げる魔性だった。ミニスカートとストッキングに覆われていない、滑らかな肌が露出した部分。そこに男の手が直に触れる。
「――んっ♡ んむぅっ♡」
肌に触れた冷やりとした感触に驚いたからか、ゆんゆんは一際大きく身体を跳ねさせ、それから自分も男の背中に手を回した。
抱き合っているとしか呼べない格好。既にこの時点で、同意が無いと言い訳するのは不可能な体勢だ。ゆんゆんに気付かれない程度にニヤリと笑うと、男はさらに大胆に、ゆんゆんの瑞々しい肉体の触り心地を堪能した。
(あー……柔らかくて最高だぜ。適度に肉が付いてて……これで〇4歳とか思えないな。う~ん、これはちょっと手放せないな。完璧に俺の女にしちまうか)
男は改めて決意した。ただのセフレとして一時だけの関係に留める選択肢は有り得たが、それは無しにして、完全に自分のテクに依存させ、自分の支配下に置いてしまおうと。
もともと、ゆんゆんは極上に分類される美少女だ。それがこんな抱き心地の良い身体を持っていて、しかも少し押せば何でも簡単に受け入れてくれるぐらいチョロいのだから、逃がす道理は無い。
ゆんゆんは良い家の娘らしく、かなり広い部屋に住んでいた。男はゆんゆんを抱擁し、さらに濃厚なキスをしながら、徐々に徐々に部屋の奥へと移動する。ランプを灯すくらいの魔法は男にも使えた。それで部屋を明るくしたのは、せっかくなら、これから味わう少女の身体を、良く見える状態でじっくりと観察したかったからだ。
ゆんゆんの部屋は、優等生の彼女らしく、きちんと整頓され片付いていた。魔法書なども揃えて並べられていて、勉強机の上の書きかけの紙は、何かの魔法について研究したレポートのようだ。しかし、そんな中にも縫いぐるみなどのファンシーな装飾もあって、この部屋の持ち主が未だ少女であることをうかがわせる。――当然、男っ気などは一切無い。
(これから俺が、この部屋に、消えないくらいの“男”の匂いを染み込ませてやるよ。この娘が、いつでも俺のことを思い出せるようにな)
室内に充満するゆんゆんの体臭を、肺に目一杯吸い込みながら、男は考えていた。
ベッドの傍らに来ても、彼らは長い長いキスを続けた。男のモノはズボンの下ではち切れそうなくらい大きくなっており、ゆんゆんも太ももをモジモジと擦り合わせて、何かを期待するように腰をくねらせている。
(頃合いだな……)
ゆんゆんの脳内に、もう自分以外は映っていないと判断したタイミングで、男は彼女から唇を離した。二人の唾液が混じり合った透明な橋が、二人の間にかかる。
「ゆんゆん、いいか?」
何がいいのかとは、男は明言しなかった。それはゆんゆんが判断すれば良いことだ。
「で、でも、私……あむぅっ♡」
ゆんゆんがまだ迷う言葉を口にしたので、さらに思考を溶かすべく、再び唇を塞ぐ。そして、友達の居ない少女の心を麻痺させるのにうってつけの言葉を、キスの合間合間に男は紡ぐ。
「好きだ、ゆんゆん」
「……!! ……♡♡♡♡」
その一言だけで、ゆんゆんの身体は弛緩し、抵抗は無に等しくなった。わずかに残っていた反発する心も、きれいさっぱり洗い流されていく。ついこの前に知り合った男とこんなことをするのは変だとか、実家のお父さんとお母さんに申し訳ないとかいう気持ちにも、ゆんゆんが自分で蓋をした。
「ゆんゆんはどうだ? 俺のこと好きか?」
「は、はいぃ……♡」
「なら、口で言ってくれないか」
「好きです……♡ 好き……♡ 大好きです……♡♡」
「嬉しいよ、ゆんゆん。もっと言ってくれ」
「好き……♡ 好き……♡ 大好き……♡ 好きなのぉ……♡」
男はゆんゆんに、何度も何度もその言葉を復唱させた。例えゆんゆんの心の中にあった感情が曖昧なものだったとしても、言葉にして輪郭を与えれば、それはあっという間に真実へと置き換わる。やがて、男が何も言わずとも、ゆんゆんは男に対して好き好きと繰り返し始めた。
そうなったのを確認してから、男は再度ゆんゆんに問う
「なぁゆんゆん。いいか?」
「……♡♡」
ゆんゆんは、恥じらいで頬を真っ赤に染めながらも、今度は迷わず頷いた。男の腕に力が加わり、ゆんゆんはバランスを崩してベッドに倒れ込む。
「――あっ♡」
ゆんゆんの言質は取った。なら、遠慮する必要はどこにもない。男はベッドに仰向けに転がしたゆんゆんの胸を、両手で揉み始めた。
「あっ♡ んぅっ♡ そ、そこは――」
「どうした? ゆんゆん。そこってどこだ? はっきり言ってくれ」
「む、胸――おっぱいは、ダメです――♡♡ あううぅっ♡♡」
「ゆんゆんは俺のことが好きなんだろ? ならいいじゃないか」
「あぁっ♡ はぁんっ♡」
「凄く感じやすいんだな、ゆんゆんは。可愛いよ」
ゆんゆんの豊満な胸を愛撫しながら、男は少女の衣服に手をかけた。ベルトを外し、ネクタイを解いて、スカートを下ろし……と、あっという間に彼女を産まれたままの姿にしていく。
「はぁっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡」
「ゆんゆん、息がすごい荒くなってるぞ?」
「だ、だって、こんなの♡ こんなの恥ずかしいです……♡」
「ああ、そういうとこも可愛いな、ゆんゆんは」
「ひぅっ♡」
鎖骨のあたりを指でなぞられ、ゆんゆんは身を震わせる。
ベッドの上のゆんゆんが身に着けているものは、既に下着の上下と、薄い朱色のニーハイストッキングだけになった。彼女のこんな姿を見たことがあるのは、それこそ男性では、この男だけだった。
(み、見られてるよぅ……全部……。私、男の人の前で、下着姿になっちゃった……。ああぁ……♡♡ 見られてるの分かる……♡ 視線が肌に、じんじん来る……♡♡)
ベッドシーツの純白に、ほんのり赤くなったゆんゆんの肌の色と、下着の黒が映えている。ゆんゆんの下着は、黒いレースの、表面積の小さな、それこそ大人の女性が身に着けるようなものだった。ショーツのサイドは、蝶結びになったヒモで留められていた。
「意外と大人っぽい下着付けてるんだな」
「こ、これは……」
「今日は俺とのデートだって分かってて、その下着だったんだよな? ひょっとして、ゆんゆんも期待してたとか?」
「ち、違います♡」
本当に違っていた。ゆんゆんがこういう大人下着を身に着けていたのは、紅魔族の中二病的な背伸び心が、彼女の中にも有ったからだ。しかし、この状況でそれは言い訳にしか聞こえない。こんな下着を身に着けている娘が男を誘っていると言われても、否定するほうが難しい。
男はクスリと笑うと、ゆんゆんの白い首筋に顔を埋めた。
「あぅ……♡ そんなとこ、キスしないでぇ……♡ はぁ……♡ キスしながら、太もも、撫でないでくださいぃ……♡♡ くぅん……♡」
しばらくの間、男は無言でゆんゆんを愛撫した。そうしながら自分もシャツを脱ぎ、ズボンを下ろす。お互いに下着姿になって、彼らは肌と肌を密着させた。冒険者稼業で鞣されたようになった男の皮膚の感触と、確かな体温がゆんゆんにも伝わる。
(ああ……♡ あったかい……♡♡ 男の人と裸で抱き合うのって、こんなあったかいんだ……♡♡ ぽかぽかする……♡ もっとこうしてたい……♡ もっと触られたくなっちゃう……♡)
いつの間にか、ゆんゆんの手は自分の胸や股間を隠すのを止めて、男の身体をまさぐり返していた。ゆんゆんのような少女とは根本的に違う、筋肉で引き締まった力強い男の肉体。硬く盛り上がった肩や、六つに割れた腹筋に手を這わせていると、心が男に対する思慕の情で満たされていく。ところどころに残った古傷を撫でていると、愛おしさでたまらなくなってしまう。
(あ……この傷……)
ゆんゆんの細い指が、男の右肩のあたりにある切り傷に触れた。そこだけは、他の傷痕と違ってまだ生々しい。これは先日、ゆんゆんが男とクエストに出かけた時、少し手強いモンスターに襲われて付いたものだ。あの時、詠唱に気を取られていたゆんゆんを、男はモンスターの爪からかばって傷ついた。もう治ったと男は言っていたが、まだこんなに痛々しく残っていたのだ。
(あぅう♡♡♡♡)
そう思うと突然、ゆんゆんの胸がきゅんきゅんと切なく疼き始めた。
(わ、私をかばって傷ついてくれたんだ……♡♡ 私がパーティーの仲間の魔法使いで、この人は前衛だから……? ううん、違うよ……♡♡ この人は私のことを、女の子として大切に思ってくれてるんだ……♡♡ ううう……♡ うれしい……♡ 嬉しいよぉ……♡♡)
ゆんゆんは、自分の股からじゅんと何かが漏れた気がした。男に胸を揉まれるのが、もっともっと気持ち良くなった気がした。もう一回男とキスしたいと思った。
ゆんゆんは、自分の全部を男に捧げたいと思った。
「お、お願いします……♡ もう……もう……♡♡」
「どうした、ゆんゆん。もう我慢できなくなったのか?」
「はいぃ……♡」
「でも、ゆんゆんは初めてだろ? もっと慣らしてからじゃないと」
「だいじょぶ♡ だいじょぶですからぁ……♡♡」
今や、積極的に誘っているのはゆんゆんのほうになっていた。男はゆんゆんの言葉を確かめるように、彼女の股間に指を持っていくと、少しだけそこに埋める。その瞬間、脳天からつま先までを貫くようなかつてない電流に、ゆんゆんは全身を弓なりにさせた。
「ひぐっ――♡♡」
「ああ、本当だな、全然大丈夫そうだ。見てみろよゆんゆん。お前のここ、もうこんなになってるぞ」
「いやぁ……♡♡」
ゆんゆんの股間にさし入れられていた男の右手の人差し指と中指が、少しとろみのある液体でぐちょぐちょに濡れている。自分の身体の余りの浅ましさに、ゆんゆんは顔から火が出そうだった。
男はゆんゆんの瞳を真っ直ぐに見つめると、宣言した。
「じゃあゆんゆん、今から、お前を俺の女にするからな?」
「女……?」
「ああ、そうだ」
恋人とかではなく、女。そこには色々な意味が含まれていた。女というのは、男には何人居てもいい都合のよい存在だ。女は男の求めに応じていつでも身体を差し出さなければならないし、自分の感情で男に迷惑をかけたり、男を一人で独占することも許されない。
この男は、自分の女を全て平等に愛するつもりだったが、けじめはつけておく必要がある。ゆんゆんは、この男にとっての恋人ではなく、この男の女になるのだ。――ただし、ゆんゆんの側で、男を最愛でただ一人の恋人だと思うのは勝手であるが。
男が“女”という単語に込めた意味を、ゆんゆんは理解したはずだ。では、それでゆんゆんが怒ったり悲しんだりしたかというと、そんなことは決して無い。恋人ではなく、そんな都合の良い存在に堕ちるということを知って、騙されたと思うかというと、そんなことは全く無かった。むしろ――
「し、してください♡♡ あなたの女にしてください♡♡ なります♡♡ 女になりますぅ♡♡」
彼女は心の底から喜んで、男のモノになることを必死に願った。
「いい子だ、ゆんゆん」
「ああ……♡ ありがとうございます……♡ ――ん♡ ちゅぅ……♡ キス、うれしい……♡」
「下着も脱がすぞ?」
「はい……♡♡」
ハメられる前から、既にゆんゆんの心は男のメスに成り下がっていた。彼女は男が自分の下着を脱がせやすいように、腰をくいっと持ち上げる。大人っぽい黒下着が脱がされて、ゆんゆんは正真正銘、生まれたままの姿になった。
さらにゆんゆんは、自分だけでなく男にも裸になってもらうべく、彼が一枚だけ身に着けた下着に手をかけた。ブリーフに引っかかっていた肉竿が、それが脱がされた瞬間、びぃんと音を立てそうな勢いで反り返り、男の腹筋にべしりと当たった。
ゆんゆんは、はじめて目にする臨戦態勢になった大人の男の逸物に、完全に目を奪われた。
「す、すごいよぉ……♡♡」
「ゆんゆんの中に入りたくて、こうなってるんだ」
「んぐっ……♡♡ はぁっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡」
「緊張しなくていい。優しくしてやるからな。全部俺に任せるんだ」
「は、はい……お願いします……♡ 私の初めて、もらってください……♡♡」
ゆんゆんにとっては唯一無二の処女膜だが、この男にとっては、処女は何度もいただいてきた。ゆんゆんを抱いて我が物にした後も、追加で何人も堕とすだろう。彼らは決して対等ではなかったが、ゆんゆんの心は、愛する男に所有される幸福で満たされていた。
股を広げたゆんゆんの中央に、男の反り返った肉棒が置かれる。それは長く、太く、見るからに硬く、今まで男が堕としてきたメスの淫液で、黒く鞣されていた。
(わ、私のおへそ……ううん、みぞおちくらいまであるよ……♡ こ、ここまで入ってきちゃうんだ……♡ し、死んじゃう……♡)
ゆんゆんの身体は、期待と不安で小刻みに震えていた。彼女の割れ目からは、今もしとどに愛液が溢れているが、それでも乙女がこんな凶器を受け入れることに、恐怖が伴わないはずが無い。すると、ゆんゆんの緊張を察したのか、男の手がゆんゆんの両手を握りしめた。そして、指と指を絡ませ合い、いわゆる恋人つなぎにする。
「これで怖くないだろ? ゆんゆん」
「は、はい……♡♡ あ、あの……」
「うん?」
「大好きです……♡♡」
いよいよ貫かれる前に、ゆんゆんは自分の心からの想いを男に伝えた。男は微笑むと、一旦腰を引き、ゆんゆんの割れ目に狙いを定める。そして、その瞬間がやって来た。
「あ……っ。くぅ……っ」
「キツイか? ゆんゆん」
「はぁっはぁっはぁっはぁっ――んぐっ。……だ、だいじょうぶ、です。だいじょうぶですから、もっと、おくまで♡♡」
「ああ、分かった。ゆっくり行くからな。痛かったらちゃんと言うんだぞ」
「――んぅっ♡ ぐっ♡ あっ♡ ――はぁっ♡ ひ、ひろがっちゃう……♡ ん……!♡ す、すごい……♡ ――あっ」
押し広げられるような凄まじい圧迫感は有ったが、不思議なほどに痛覚は感じなかった。男の亀頭がゆんゆんの割れ目に飲み込まれ、ずぶずぶと埋没していく。正真正銘の生本番。避妊を考える余裕はゆんゆんに無かった。早く男のモノで身体の内側を埋めてもらわないと、どうにかなってしまいそうだった。
男の先端が、何かに行き当たる。それはゆんゆんの乙女の証だ。ゆんゆんも男もそれを理解して、二人はもう一度愛情たっぷりの口づけを交わした。そして、肉棒がさらに奥へと侵入し、ゆんゆんの乙女はミチミチと喪われていく。
(あ♡ あ♡ あ♡ あ♡ わ、私、女の子じゃなくなってく♡ 私いま、この人の女になってる♡ ほ、ほんとに痛くない♡ 苦しいけど、気持ちイイ♡ 気持ちイイし、すごく嬉しい♡ この人の女になれて、私、喜んじゃってる♡ わ、私って、こんなにエッチな女の子だったんだ♡)
これだけ見事に育った肢体を持っているだけあって、ゆんゆんはサキュバスもびっくりの淫乱な素質を持っていた。それが今、男の肉棒によって大輪の花へと開花していく。外からは純潔そのものに見えたゆんゆんのマンコの内部は、無数のヒダと突起で構成されており、それが肉棒に情熱的に絡みつき、間断の無い甘い刺激を男に与えていた。
(くそっ、吸いついてきやがる……! なんて名器だ。これで処女とか信じられん……! 気を抜くとすぐに出るぞ……。紅魔族の娘ってのは、皆こんななのか……?)
挿入だけで、二人は腰が砕けそうなほどの快楽を味わっていた。肉棒が一番奥に到達するまでに、ゆんゆんは既に数回の甘イキを味わい、男は射精を必死にこらえ、大量の先走りを彼女の中に漏らしていた。
そして、奥にこつんと亀頭が当たったところで、男はゆんゆんに話しかけた。
「ゆんゆん、分かるな……?」
「は、はい♡ 私の処女、あなたに奪ってもらいました♡ 私は、あなたの女です♡」
「そうだ。俺の女なら、お前はどうすればいい?」
「お、おチンチンに気持ち良くなってもらいます♡ 私のアソコで、たくさん、たくさん気持ち良くなってもらいます♡ アソコだけじゃなくって、おっぱいとか、お口とか……色々なところで気持ち良くなってもらえるように頑張ります♡」
「そうだ。その気持ちを忘れるなよ? ――動くぞ?」
ゆんゆんは、首を激しく縦に振った。男が腰を引き、ゆんゆんの膣からずるずるとチンポが引き出される。ゆんゆんはガクガクとあごをのけぞらせた。
「んっ♡ あううううっ♡」
「ほんとに大丈夫そうだからな、初めからガンガン突いてやるよ。舌噛むなよ?」
男はそう宣言して激しくピストンし始めたが、それは彼にも余裕のない証拠だった。それくらいゆんゆんの内部は熱く蕩けるようで、男が腰を振らざるを得ないような名器だったのだ。
「あぁっ♡ いっ♡ んっ♡ んっ♡ んっ♡ すごっ♡」
「ゆんゆん、今の今まで処女だったくせに、もうそんなに喘ぐのか……!」
「だっ♡ だって♡ 声、出ちゃう♡ がまんっ、無理なのっ♡ んっ♡」
「いいぞ、我慢するな。精一杯みっともなく喘げ。そのほうが俺もチンポにクルからな……!」
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ んっ♡ うっ、うれしっ♡ あなたに喜んでもらえて♡ うれしいっ♡」
「可愛い奴だ、ゆんゆん……!」
ずっちゅずっちゅと卑猥な水音が響き、ベッドがギシギシと激しく軋む。
余談ではあるが、その頃この部屋の下に住む住人――ゆんゆんの顔も知っている若い青年は、急に天井がぎぃぎぃと鳴り始めたので怪訝な表情をしていた。その青年は、たまにすれ違う可愛い顔の紅魔族の女の子が、部屋に自分の年齢の倍くらいの男を連れ込んで、激しいセックスをしているなどとは思いもよらない。
「んっ♡ いっ♡ いっ♡ いっ♡ いっ♡ ――ど、どうしよう♡ おっぱい揺れちゃう♡ こんなの♡ みっともないですよね♡」
ゆんゆんのたわわな胸は、男の突きに合わせてぶるんぶるんと上下に揺れていた。ゆんゆんはそれを恥ずかしく思ったが、手は男と繋いでいるので止めようもない。
「そんなことないさ、ゆんゆん。凄くエロくて、俺も興奮するよ」
「ほ、ほんとですかっ?」
「ああ、もちろん。ゆんゆんのおっぱいが揺れるところ、もっと見たいな」
「え、えへへ♡♡ はい♡ あなたが♡ そう言ってくれるなら♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」
「ゆんゆん、自分でも腰を動かすんだ。できるだけ、俺の動きに合わせてな」
「こ、こうですかっ」
「――うぉっ!? そ、そうだ。上手いぞ……!」
喘ぎ声は我慢するな。デカチチをはしたなく揺らして腰を振れ。男は、何も知らない白紙のような状態のゆんゆんに、セックス時における自分好みの振舞いを教え込んでいく。そうやって、ゆんゆんを自分専用のチンポケースへとカスタマイズしていくのだ。
初体験にも関わらず、ゆんゆんは欲求不満の人妻のように感じまくった。同時に、彼女のマンコの締まりと肌の瑞々しさは、ゆんゆんが年若い少女であることを如実に語っていた。ゆんゆんの肌に滲んだ汗は粒となり、身体の動きに合わせてそれが弾ける。胸の先端の桃色乳首はぷっくりと尖っていて、思わずむしゃぶりつきたくなる。腰はくびれ、むっちりした太ももと尻は、マンコの締まりの良さに貢献している。どこもかしこも、まさにセックスのために生まれてきたとしか思えない最高の肉体だった。
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ な、何か来る♡ な、何これっ♡ な、何か、お腹の奥から、すごいのが♡」
「ゆんゆん、イきそうなのか?」
「い、イク? こ、これって、イクっていうんですか? あっ♡」
「そうだ。イキそうな時は、ちゃんとイクって言うんだ」
「んっ♡ うっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ ――は、はいっ。わ、わたし、イキそうですっ♡ もうすぐイキますっ♡」
「俺もだ。一緒にイクぞ!」
「はっ、はいっ♡ お願いしますっ♡ あっ♡ おチンチン♡ ビクビクしてきた♡ すごっ♡ なにこれっ♡ ドキドキするっ♡ イクっ♡ ダメっ♡ ガマン無理っ♡ イクイクイクっ♡ ――んっ!♡ イクぅ~~~~~~~~~っっっ!!♡♡♡♡」
「うおおおおおおっ!!!!」
ゆんゆんと男は、同時に絶頂を迎えた。ゆんゆんの膣が今までより一層強く引き締まり、男の肉竿全体を隙間なく包み込んだ。男は男で、ゆんゆんの一番奥まで肉棒が侵入した瞬間、堪えていた衝動を全て解き放つ。
「イっ~~~~~~~~っ!!♡♡♡♡ アっ~~~~~~~~!!♡♡♡♡ んぅ~~~~~~っ♡♡ ~~~~~~っ~~~っっっ♡♡♡♡」
ゆんゆんの視界は真っ白で。頭の中では快楽と幸福感をつかさどる脳内麻薬がドバドバと分泌されていた。お腹の奥が熱く、中に埋め込まれた肉棒から、何かがドクドクと吐き出されているのが分かる。それが女性に子を宿すための男の種なのだという自覚は何となく有り、こうやって種付けされれば妊娠の危険があるということも分かっていたが、だから抜いて欲しいなどという考えは、ゆんゆんの頭には浮かびそうも無かった。
それくらい、彼女は男の女になれて、男を自分の中で絶頂へと導けて幸福だったのだ。そして、二人は手を硬く硬く握り合ったまま、互いに腰をいつまでもブルブルと震わせていた。
「もっと♡ もっと♡ もっとください♡ おチンポください♡」
「いいぞゆんゆん! くれてやる! お前が満足するまでな!」
「嬉しい♡ 私も一生懸命おマンコ締めます♡ あなたに気持ち良く射精してもらえるように頑張りますからぁっ♡♡」
一時間後、彼らはまだ生ハメセックスにふけっていた。優等生のゆんゆんは、この一時間で男に色々なことを教わった。男性器のことを「チンポ」と呼ぶことや、自分のアソコのことを「おマンコ」と呼ぶことは序の口で、そのほかにも様々なことを。
体位は正常位から松葉崩しに変わっていた。男は右手でゆんゆんの片脚を抱え込み、左手で彼女の胸を揉みしだいている。正面から貫かれた場合とは違った部分をカリに擦られ、ゆんゆんはシーツを指が白くなるくらいの力で握りしめて快楽に耐えていた。
「出すぞゆんゆん!」
「はいっ♡ はいっ♡ お願いします♡ 生出し射精お願いしますぅっ♡♡ わたしもっ、私も一緒にイキますぅっ♡♡」
「オラァッ!!!!」
「――――いっ、イグぅっっ!!♡♡♡♡」
再び射精が始まって、ゆんゆんの胎内にどぶどぶと白濁が吐き出されていく。二時間前まで正真正銘の処女だった彼女の子宮内は、今や完全に男のザーメンプールと化していた。
ゆんゆんの膣にチンポを摺り込むように腰を動かし、尿道に残った最後の一滴まで射精すると、男は傍らの荷物から小瓶を取り出し、その口を開けた。――それは、今日のデートでゆんゆんと購入したポーションだ。このポーションには攻撃力増強の効果があるが、喉を潤すのにも、性欲を高めるのにも使える。瓶の中身を一息で口に含むと、男はゆんゆんに覆いかぶさり、彼女の口を自身の口で塞いだ。
「んくっ……♡ んくっ……♡ んくっ……♡」
口移しでポーションを飲まされても、ゆんゆんは嫌な顔一つせずに受け入れる。ポーションで喉の渇きを癒やすと、二人はそのままディープキスを続行した。
「ちゅぅ……♡ じゅるぅ♡ ちゅるるる……♡」
男と唾液を交換するのにも、抵抗感は一かけらも感じない。ゆんゆんの心は、相変わらず充実感と幸福感で満たされていた。
「もう一発ヤルぞ、ゆんゆん」
「はい……♡ 私の身体……全部あなたのお好きに使ってください……♡」
「ああ、そうするよ。四つん這いになって尻を向けろ。誘うように腰を振れ。バックからハメてやる」
「ありがとうございます……♡」
ゆんゆんは男の言いなりだった。両手をついて、ピンク色のお尻の穴まで男に丸見えになるような格好になると、小さく円を描くように腰を揺らす。そして精一杯、男を誘う文句を口にした。
「ゆんゆんのおマンコに、あなたのおチンポ入れてください……♡ まだ硬くて青臭いおマンコですけど、大好きなあなたのために、一生懸命おマンコ奉仕します……♡ あ♡ あああ……♡♡ おチンポきたぁ……♡♡ 幸せぇ……♡ んっ♡ んっ♡ んっ♡ んっ♡」
「全く、紅魔族の長の娘が、すっかりチンポ大好きになっちまったな」
「だ、だってぇ♡ あなたが私をこんな風にしたからぁ……♡ おチンポでパンパンされるのが大好きな子にしちゃったからぁ……♡♡」
「ああ、その通りだな。だったらちゃんと責任取らないとな? 一生俺の女として飼ってやる。お前のマンコがゆるゆるのグロマンになっても、最後まで使い倒してやるよ」
「う、嬉しい……♡ ありがとうございます……♡」
男が酷いことを言っているというのは、ゆんゆんも頭では理解できていただろう。だが、頭で考える以前に、ゆんゆんの肉体は男に手ひどく扱われることに納得していた。
彼女が自分を幸福だと言ったのは嘘ではない。独りぼっちだったゆんゆんに、優しく手を差し伸べてくれたのは彼だけだったのだ。しかも、彼は自分をこんなに気持ち良くしてくれる。知らない世界を教えてくれる。その見返りとしてゆんゆんが彼に全てを捧げるのは当然であり、むしろ自分の身体以外に捧げるものが無くて、ゆんゆんは申し訳ないくらいだった。
「もう一発だ! 出すぞ、ゆんゆん!」
「はいっ♡ お願いします♡♡ お願いします♡♡」
犬や猿の交尾のように後ろから突かれて、ゆんゆんはデカパイをはしたなく揺らしていた。髪を留めていたリボンは片方だけ外れ、どこかに行った。彼女の全身は汗に濡れており、ランプの淡い光を反射して、夜の部屋の中でテカっている。今日はじめて男性を迎え入れたばかりの室内には、汗と精液の生臭い匂いが充満して、すっかりここを立派なヤリ部屋へと変貌させていた。
「あ~~~~~っ♡♡♡ ~~~~っ♡♡♡♡」
ゆんゆんは、再び男に膣内で出された。精液が子宮内に吐き出される感覚だけで、既に彼女はイケるようになっていた。
(熱い……♡ おなか、重たいよぉ……♡ ――あっ♡ お腹、手のひらで撫でられてる……♡ 優しい動き……♡ んっ♡ こ、これダメ……♡ 撫でられるだけでイケちゃう……♡)
「い、イクぅ……っっ♡♡♡♡」
精液を中で出された後、お腹をさわさわと撫でられただけで、彼女は追いアクメした。感覚器官がバグって、絶頂と絶頂の間隔が段々と短くなっている。と言うかもはや、アクメしている時間のほうが、していない時間よりも長くなっている感じだ。
「ふ~……。だいぶ出したな……。おい、ゆんゆん、大丈夫か?」
「ふぁ、ふぁい……♡♡」
「まだ気絶するなよ? 今夜はお前の記念すべき初体験なんだ。朝まで抱くから、そのつもりでいろ」
「…………♡♡」
「ははは、マンコがきゅうきゅう締まって返事してるぞ? 本当に可愛い女だ、ゆんゆんは。それじゃゆんゆん、次はお前に選ばせてやるよ。どうやって犯して欲しい?」
ここまで、この交尾の主導権はあくまでも男に有ったが、彼は慈悲深く、ゆんゆんの意志を聞いてやった。ゆんゆんは、ほとんど迷う事なく答えた。
「だ、抱っこしてください……♡」
「ん? 対面座位が良いのか?」
「そ、それでお願いします……♡ 抱っこして、いっぱいちゅーしてください……♡」
「了解。――ほらよっ」
男は一度ゆんゆんのマンコからチンポを抜くと、鍛えられた腕で、彼女の身体を軽々と持ち上げた。そんな動きにもオスの逞しさを感じ、ゆんゆんの胸と子宮は切なく疼く。そして彼は、あぐらをかいた自分の正面にゆんゆんを膝立ちにさせて、折角だから自分で挿入してみろと彼女に言った。
「は、はい……んっ♡」
ゆんゆんは頬を染めた。指でくぱぁと広げた膣内から、精液がドロドロと溢れてくる。これこそが、自分がこの男の女になった証なのだと、彼女は改めて思い知った。そして、もっともっとその証を貰うべく、ゆんゆんは自ら腰を下ろす。
「は、入りました……♡」
「よしよし、それじゃあお望み通り、キスしながらハメまくってやる。――ん? どうしたゆんゆん。まだ何かして欲しいのか?」
「は、はい……。あ、あの……」
ゆんゆんは言いよどんだ。自分は男の都合の良いチンポケースに過ぎないのに、こんなことをお願いしても良いのかとためらっていた。あまり分不相応で重たいお願いをして、男に嫌われたくはない。だが、男はそんな彼女の不安を溶かすように優しく微笑むと、その黒髪を労わるように撫でた。
「言ってみろ、ゆんゆん」
「は、はい……♡ あの……。に、妊娠したい、です」
「…………」
「ごめんなさい……。引かないでください……。怒らないでください……。でも、私、あなたの精液で、赤ちゃん妊娠したいんです……。ごめんなさい……」
「ゆんゆん」
「はい……――んぎぃっ!?♡♡」
名前を呼ばれたかと思うと、ゆんゆんの腰は男にガッチリと掴まれ、チンポがさらに奥深くまで入り込めるように、強引に下ろされた。
ゆんゆんの奥の奥、子宮口に、ミリミリと亀頭がめり込んでいる。
「あ……♡ え……?♡ お、おチンポ……♡ そんなところに入ったら……♡ 壊れちゃうんですけど……?♡」
「壊してやるよ」
「あ……♡」
ゆんゆんは、自分の発言が男のスイッチを入れてしまったことを悟った。その険しい表情を一目見ただけで、男がゆんゆんを、自分の子を孕み育てるママにしてしまおうと考えているのは明白だった。
ゆんゆんの身体は、恐怖と、それ以上に大きな期待で震えていた。
「こ、こわして♡ こわしてください♡ あなたの赤ちゃん妊娠するだけの、孕み袋にしてください♡ ――んぎゅっ♡」
呼吸ができなくなるほど強い力で抱きしめられ、食い尽くされるのではないかと思う勢いでキスをされる。男の腰はゆんゆんの軽い身体が飛ばされていきそうなほどに力強く動き、ゆんゆんの全存在を支配下に置くべく、射精の用意を着々と整えていく。
ゆんゆんは、ほとんど等身大オナホール扱いをされていた。彼女が想像したイチャイチャ甘い対面座位とは程遠い、女の胎に種を付けることだけを考えた、荒々しい獣交尾。だが、これこそ自分が本当に求めていたものだと彼女は知った。
(好き♡ 大好き♡ 大好き♡ 大好き♡ 幸せ♡ 愛してます♡ 一生愛します♡ あなた以外は全部要りません♡ 好き♡ 幸せ♡)
ゆんゆんの脳内では、男が全ての上位に来て、ゆんゆん自身とそれ以外の何もかもは、全て男の下だった。
亀頭が膨らみ、精液が噴射された。だが、男の動きは止まらない。彼は射精しつつ、次の射精のために腰を振った。
ゆんゆんの短い人生で得た価値観の全部が、ひっくり返るようなアクメが続いた。ゆんゆんの全てが、男に染められていく。少女の穢れない魂そのものが、精液の海に沈み、男の所有物へと生まれ変わっていく。
(あなたのモノにしてくれて……♡♡ ありがとう……ございます……♡♡♡♡)
子宮が完全に精液で満たされたころ、ゆんゆんの頭の中に残ったわずかな思考は、男への感謝だけで埋められていた。
その一晩で、ゆんゆんは男のメスの一人に堕ちた。ただ、他の女とは違い、男はゆんゆんを確実に孕ませるべく、徹底した種付けを行った。しばらくクエストには出かけずに、ゆんゆんの部屋で彼女のマンコにチンポをハメたまま過ごし、風呂や食事の時も抱き合ったままでいた。
その甲斐あって、ゆんゆんは見事に男の子を腹に宿した。めぐみんたちが遠征から帰ってきたのは、ゆんゆんのお腹がほんのりと膨らみ始めた頃であった。
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ すごっ♡ ご主人様チンポっ♡ すごいっ♡ イクっ♡ またイクっ♡ あ~~~~~~っ!!♡♡♡♡ で、出てるぅ!♡ ご主人様のおチンポも射精してるぅっ♡♡」
男が居るのはゆんゆんの部屋のベッドの上だが、彼に裸で跨って腰を振っているのは、ゆんゆんではなくめぐみんだった。カクカクと腰を前後させ、ビクビクと激しくイキ散らした後、めぐみんは男に甘い声で囁いて、その唇を求める。
「ふぅ……♡ ふぅ……♡ ふぅ……♡ご主人様……♡ ちゃんとおチンポ射精させられたご褒美に、キスしてください……♡」
「ああ、いいぞめぐみん。舌突き出せ」
「ふぁい……♡ んちゅぅ……♡ ちゅるる……♡」
男に上から覆いかぶさるようにして、めぐみんはナマ出しアクメの余韻を楽しみながらのラブラブキスに浸っている。そんな彼女の隣で、涙目になったゆんゆんが抗議の声を上げた。
「ちょ、ちょっとめぐみん! 私のご主人様取らないでよ!」
「――ぷはっ♡ ああ、ゆんゆん、居たんですか? 気付きませんでしたよ」
「むぅうううっ!」
ゆんゆんは、まるでハムスターのように、怒りに頬を膨らませた。そんなゆんゆんに対して、めぐみんは得意げな顔で言った。
「今は私とご主人様が愛を確かめ合ってる最中なんですから、あなたは邪魔しないでくださいね。お腹を大きくしてご主人様のおチンポを受け入れられないあなたは、一人寂しく自分を慰めててください」
「くうううううっ! 何よめぐみん! 先週まで処女だったくせに! 私のほうが、先にご主人様の女になったんだからぁ!」
「そんなの関係無いですよ。私のほうがイイ女ですから、必然的にご主人様の寵愛も、私のほうが多くなるというのが自明の理です」
「なんですって……! ロリ体形のくせに!」
「何を! 言ってはいけないことを言いましたね!」
「まあまあ、二人とも喧嘩するな」
いつものごとくやり合い始めた二人に、男が声をかける。そうすると、二人はピタリと鎮まって、同時に「はい、ご主人様♡」と答えた。
「ゆんゆん、めぐみんの種付けが終わったら、お前も手でイカせてやる。我慢してろ」
「はい……」
「そんな顔するな。お腹の子のためだろ? 安定期になったら、嫌って程チンポでハメ潰してやる。産まれたらすぐに次の子を仕込むからな。休めるのは今だけだぞ?」
「は、はいっ♡」
ゆんゆんが納得すると、男はめぐみんを下からチンポで突きあげ始めた。
「んっ♡ んっ♡ んっ♡ んっ♡ ご、ご主人様♡ 急にはげし♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ だ、ダメ♡ また来る♡ すぐイク♡ イク♡ イッくぅ!!♡♡」」
「あ~あ……めぐみんったら、またすぐイッちゃってる……。白目まで向いちゃって……。ご主人様……♡ めぐみんのおマンコの使い心地、どうですか……?♡」
「ああ、ちょっとキツ過ぎるが、これはこれで。でも、お前のトロマンがちょっと懐かしいな」
「うふふ……♡」
ちょっと持ち上げてやると、ゆんゆんはすぐに機嫌を直した。男はめぐみんに精液を吐き出しながら、妊娠して以来ますます大きくなっているゆんゆんの胸を揉んだ。
「そ、そんなにされたら、おっぱい出ちゃいます……♡」
「いいぞ、出しとけ。ていうか飲ませろ」
「もう……ご主人様ったら赤ちゃんみたい……♡」
男の頭を膝枕すると、ゆんゆんは自分の胸を差し出して、男に授乳し始めた。ちゅうちゅうと乳首を吸われると、母性本能が刺激され、ゆんゆんの心が男への止めどない愛情で溢れてしまう。
めぐみんがこれほど短期間で男のモノになってしまったのは、当然、ゆんゆんがそれに積極的に協力したからだ。
先週、街に帰って来たばかりのめぐみんを、ゆんゆんは上手く騙してこの部屋に連れ込み、上級魔法で拘束して、男に無理やり犯させた。その時のめぐみんは、泣き叫びながら必死にカズマやアクアに助けを求めていたが、数日間男にぶっ通しで生ハメ調教され続けたおかげで、今はこんなに素直になっていた。めぐみんもゆんゆんも、今では仲良く、男の快楽を最優先に考えるメスオナホへと堕ちたのだ。
「う~~ん……二人とも、何やってるんですか……? 人が失神してる間に、ずいぶん変態じみたプレイをしてますね……」
「おうめぐみん、起きたか。じゃあもう一発行くぞ」
「え? あっ♡ やっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」
めぐみんの下腹部――ちょうど子宮の上あたりには、ゆんゆんが彼女を堕とすために施した魔法がピンク色に光っている。膣内の快感を何百倍にも増幅させる、いわゆる淫紋というやつである。これには、十回中出しされたら、身も心も相手の奴隷になってしまうという――半ば呪いのような効果まで有る。わざわざこんなものまで習得して、ゆんゆんは大切なライバル兼親友を、自分が安定期に入るまでの代用オナホールとして差し出してしまった。
「んぉっ♡ いっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ これ、すご♡ チンポすご♡ チンポ♡ おチンポぉ♡ うあっ♡ イっ~~~~~っ~~~~っっ!?!?♡♡♡♡」
「めぐみん、また中出ししてもらってる……いいなぁ……」
これで今日六回目の膣内射精。めぐみんの瞳にはハートマークが浮かび、マンコは激しく収縮して、男のザーメンをごくごくと飲み干している。それを見て、ゆんゆんはうらやましそうに指を咥えた。
そんなゆんゆんにも愛を分けてやるべく、男は彼女に命じた。
「おいゆんゆん、舌出せ」
「あ……♡ はい、ご主人様……♡」
男はめぐみんをチンポでイキまくらせ、ゆんゆんと濃厚なベロキスをする。恍惚としたゆんゆんの表情は、まさに幸福そのものだ。
彼はこんな風に、堕とした女に平等に快楽を与えながら、適当でいい加減な冒険者生活を楽しんでいた。ゆんゆん以外に孕んだ女も居るし、めぐみんも遠からず孕ませるつもりだったが、それも大した負担ではない。女たちは男に迷惑がかからないよう、一生懸命愛情を込めて子供たちの世話をすることだろう。ゆんゆんをはじめ、優秀な冒険者である女も多いから、金にだって困らない。だから彼は、ただ本能のままに種付けを繰り返せばいいのだ。
男はゆんゆんとめぐみんの奉仕に身を任せながら、ぼんやりと思った。
この二人のマンコに飽きる気配も微塵たりとも無いが、さらにこの世には、まだまだ男に堕とされるのを待っている女たちが居る。人間だけでなく、魔王軍の女や、いつかは女神のマンコも味わってみたい。
「んっ♡♡♡ また射精きたぁっ♡♡♡」
男が無造作に射精すると、めぐみんの膣がぎゅうぎゅうに引き締まる。
ああ、本当に、この世界はなんと素晴らしいのだろう。
(この快楽に満ちた世界に祝福あれ……ってところだな)
男はいつ終わるとも知れない肉の快楽に浸りながら、心の中で呟いた。
―完―