思わずはっと息を呑んでしまいそうな程、軽やかで流麗な足取りでステップを踏みつつ、鋭くてキレのある腕の振り、そして見たものすべてを魅了する美貌。これがアイドルの完成形と言っていい程なのに、なおも研鑽をし続ける彼女に戦慄すら覚える。
気が付くと、美琴さんはいつの間にか水を飲んでいた。”水を飲む”というなんてことの無い仕草の筈なのに、美琴さんがすると何故こんなにも惹かれてしまうのだろうか。水を飲み込む度に大きく動く喉。それに連動して収縮する胸。顎から鎖骨にかけて流れる汗。普段何気ない動作の筈なのに、妙に色っぽく見えた。
「キミもさ、水分補給しなきゃダメじゃない?脱水って怖いし。ほら、お茶あげる」
「ウェッ!?あ、ありがとうございますっ!?」
ボーッとしていたらいきなり美琴さんに話しかけられて変な声を出してしまった。変に思われてないだろうか...?美琴さんの顔を見る限りでは大丈夫そうだが...まぁ、それはそれとして。確かに水分補給は大事だし、言う事は正論なんだけど...美琴さんがそれを言うのかと思う。差し出されたペットボトルに目を向け、ちゃぽんと揺れる液体に思わずゴクリと喉が鳴る。いつの間にか乾いていたのだろうか。最近は暖かくなってきたし、有難く頂いておこうかな。
「......言いたい事は沢山ありますけど、とりあえず、ありがとうございます」
「ふふ、あえて言いたい事っていうのには触れないでおくね。......うん、良い飲みっぷり」
思ったより脳が水分を欲していたらしく、ペットボトルの半分程までごくごくと飲んでいた。お茶にしては少し味が甘いかと思ったが...恐らく喉がカラカラだったからだろう。
「ねぇ、もうちょっとレッスン続けてもいい?気になる所が1つだけあって...そこだけ直したらすぐに帰るから...ね?」
「ほんとですか?言質取りましたからね?美琴さんはいつも熱が入りすぎて周りが見えなくなるんですから...」
「はは、ごめんごめん。ホントだから、多分あともうちょっとなんだ。もうちょっとで直せるからそこで座りながら待ってて」
「もう...」
まずい、これはまずい。トイレに行きたい。いつもなら事務所のトイレに駆け込んでいくのに、今はトイレが故障中で使えない。なら近くのコンビニを使えば良いと思い立ったがいいが、あいにくそのコンビニは改装中...!どうしろっていうんだよ!?ああもう!こっちは膀胱がパンパンになりつつあるのに!
「...どうかした?さっきからもじもじしてるけど、トイレ行きたいの?」
「そうなんですけど、事務所のトイレは故障中だし、近くのコンビニは改装中だしでもう詰んでるんです...美琴さん...どこかの使えるトイレ知りませんか...?限界が近づいてきてるんです!!助けて...下さい...!」
こ、このままだと...いい歳して漏らしてしまう!!色々と!!!人間としての尊厳とか威厳とか!!
「あー...だったら休憩室のトイレは使えたと思うよ。そこ、行く?」
「行きます!!!!!!」
「や、やっと着いた...はやく、早くトイレに...!?えっ、ちょっ!何してるんですか美琴さん!?なんでトイレの前に立ち塞がってんですか!!」
「ごめんね、悪い様にはしないから」
「何がです!?お願いですからトイレに入らせて下さいよ!!もう限界なんですって!!膀胱がぁ!!破れる!!!」
「イイ、ね。その顔。写真に撮ってずっと眺めてたいくらい」
な、何を言っているんだこの人?こっちは一刻も早くトイレに入らないといけないのに...!無理矢理トイレの中に入ろうにも、私と美琴さんとの間には力の差がありすぎる...それに加えて必死に耐えている身体ではとても勝ち目がない!もう本当に漏れちゃいそうなのに、どうして美琴さんはどいてくれないのか。私を貶めて何が楽しいのか。そんな考えが巡るうち、泣きなくなってきて、いよいよ小さい子供みたいだ。
「意味が分からな...ひうっ!あ、あぁぁ...やだ、収まってよ...出てこないで...もうホントに限界なのにぃ...なんで...どいてよぉ!ふ、うぅっ...うぅ...」
「...泣き顔、可愛い......お腹、触るね」
「えっ...や、やだ...今触られると...あ、あぁっ...」
美琴さんの大きい手が、私のちょうど子宮あたりに当たって、ぐいぐいと押される。そしてそれが最後のトドメとなり、ついに私の膀胱は限界を迎えて漏らしてしまった。じょばじょばと勢いよく流れ出る黄色い水に、私はただ呆然と美琴さんに寄り掛かりながら、自分が”漏らしてしまった”という事実に打ちひしがれていた。美琴さんにまじまじと見られている羞恥心と、漏らした絶望を掻き混ぜた感情を持ちながら、もうどうでもいいやと、諦めの境地に至っている。漏らしてるうち、じわじわと快感のようなものが芽生えはじめた。それが、ようやく溜まり溜まった老廃物を排泄できた事からの開放感からなのか、はたまた、もう後戻りできないこの状況に、興奮を覚えてしまっているのか。あるいは、どちらともに悦を覚えているのかもしれない。この後の後処理が大変だなぁ。とか、美琴さんの服とかにも漏らしてはないだろうか。とか、そんな事をぼんやりと考えていると、徐々に尿の勢いが弱まってくると同時に正気が蘇ってきた。私はその場にへたりこみ、美琴さんに縋って、うわ言のように”見ないで”とひたすら懇願した。
「あ、あ...あぁ...っ!みこ、とさん。なんでぇ...こんなぁっ...見ないで...嫌だ...!こんなの私じゃなっ...!見ないで...見ないで...」
「...うん、予想通り凄く可愛いよ。ねぇ、もっとその顔をよく見せて。恥ずかしいよね?情けないよね?......もうとっくに小さい子じゃないのにおもらしして。トイレはすぐそこなのに、漏らしちゃって。漏らしてる時のキミの顔、泣きそうなのにどこか気持ち良さそうで、はたから見たら完璧にそういう趣味の変態だったよ。まぁ、私も人の事は言えないけど...苦労して即効性のある利尿剤手に入れられて本当に良かった」
頬を朱色に染めながら、恍惚の笑みを浮かべてこちらを見下ろしている。その様子はまるで、獲物を食らう前の圧倒的捕食者が、最後の仕上げをしようとしているふうに見えて、ぶるりと身体が震える。嘘だ。なんで、あの優しい美琴さんが。私に対してこんな事を。と思考がぐちゃぐちゃになり、すぐ目の前に迫っていた危機に、気付けなかった。
「私もさ、キミに飲ませた利尿剤を飲んでるんだよね...ふふ、キミの服が汚れちゃうけど、お生憎様だよね?キミも私のズボンに漏らしちゃったんだからさ。......流石に、目の前でパンツを見せるのは恥ずかしいな...」
恥ずかしい。とは言っているものの、ズボンやパンツを下ろす仕草は手早いものであり、あっという間に美琴さんの秘部があらわになった。てらてらとねっとりした液が太もも近くまで流れており、"そこ"を私によく見えるように大きな手で広げている。ぴっちりと閉じられているが、膀胱が限界に達しているせいなのか、収縮を繰り返して、溜まったモノを吐き出せる時を懸命に待っているかのようだ。
「ん...っ...はぁ...っ!ふ、ふふ。ようやく...キミにかけれる...!私の事を軽蔑してくれてもいいよ?あぁ...キミも似たようなものだよね...!おもらししちゃったんだからさぁ!その原因は私にあるけど、漏らしたのはキミだもん。...んく...っ!そろそろ、限界、かな。出す、からね...!」
生暖かい液体が私に降り注ぐ。尿がぶっかけられているというのに、不思議と嫌悪感は抱かなかった。むしろその逆で、何かしらの多幸感が私の身を包んだ。
”こんなに美人な人の尿なら、浴びても良いかもしれない。それに、なんだか気持ちイイし、このまま美琴さんに弄ばれていたい”
それが、私の心の底から思ったことであった。それなら、自然と美琴さんの蜜に惹かれて、口で秘部を愛撫しながら尿を飲むのは当たり前だと思う。美琴さんも喘ぎながら恥骨を私の口に当てさせようとしているし、私も利き手で自分を慰めている。きっと、私達は元の関係には戻れないだろう。でも、それで良いのだ。だって、以前の関係以上にとても良い関係になったのだから。今はただ、この甘く蕩けて酔うような時間を溺れていたい。