とある世界の聖杯戦争。最後の戦いはバーサーカー対キャスターとなった。キャスター側はうまく催眠魔術でバーサーカーのサーヴァントを操り、マスターの魔力を全て精液として絞り出す作戦を立てた。術中にはまった清姫とタマモキャットはパイズリとフェラでマスターを攻める。マスターの運命やいかに。

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狂化サーヴァントに精液という名の魔力を全て搾り取られる話

 聖杯戦争最終戦。残りはキャスターとバーサーカーのみ。

 バーサーカー側のマスターは特殊な事情により二人使役している状態だった。

「いくぞ」

 マスターは二人に指示する。年は青年といったところだろう。かなり若い。キャスターがここにいるのは突き止めた。白い壁の平屋で、灰色の瓦が敷き詰めてある。一見普通の民家だが、中からは隠しきれない魔力が観測できた。

「マスター。これは敵の罠では?」

 顔をしかめるのは青白い髪に蛇のような綺麗琥珀色の瞳をしたサーヴァント『清姫』

「気を付けるんだぞ」

 テンション高めで言い放つのは狐耳を生やし、メイド服を着た『タマモキャット』

「行くしかないさ」

「マスター、ここは私が先行して」

 清姫が先兵になろうと前に出る。

「いいや、みんなで行こう。敵の本拠地で分散するには危険すぎる」

 扉を開き部屋に入る。

 魔力の発生源とおぼしき部屋に入る。

 何か罠が仕掛けてあるかと思ったが、目の前にあるのは白いベッドが一つだけ。

「ここは?」

 寝室だろうか。

 それにしては殺風景だ。

 もう少しインテリアとかあってもおかしくないはずだ。

 マスターが首を傾げている様子を、外からはキャスターである『メディア』が水晶から見つめている。彼女は黒いフードから赤い唇を覗かせながら、魔術を実行に移した。

 まず、部屋の扉がひとりでに閉まる。三人が慌てる中、メディアは着々と罠の魔術を発動させた。

「さあ、利用させてもらいますわよ、サーヴァントの忠誠心」

 メディアは水晶に魔術を注ぎ込み、催眠魔術を放った。

「…… あっ」

 清姫は頭の中が一気にもやのかかったような感覚に襲われた。

 何か誰かに命令されている。声の主はわからない。ただ、わかるのは気持ちいい声音。全てを任せてしまいたくなるような心地よい響き。

「…… だめ」

 抗おうとする心はすぐに消え、清姫の瞳から意思が失われた。それはタマモキャットも一緒で、いつものニコニコした表情はどこへやら、無表情で何かぶつぶつ呟いている。

 清姫は気持ちのいい声の命令に承諾の意思を示した。

「…… はい。マスターと魔力供給します」

「…… はい。マスターを拘束します」

 タマモキャットがマスターの両脇をがっちりと捕らえた。

 清姫は何事かととまどうマスターの足元に膝をつく。

 目線の先はマスターのズボン。

「ちょっと、やめるんだ! 令呪をもって命ずる!」

 マスターが令呪の使用を宣言するも、その魔力はすぐに部屋全体の魔力によって打ち消されてしまった。

「安珍様……」

 清姫は虚ろな瞳でマスターのズボンのチャックを降ろす。トランクスを脱がすと彼のペニスが露わになった。

 彼女自身も和服の衣装をはだけて上半身を露わにした。そこから現れたのは黄色い、水着。

「安珍様のオチンポ……」

 顔を赤らめつつ、清姫は年に似合わないたわわな胸でペニスを挟み込んだ。

 やわらかい感覚が股下を駆け巡る。

「うう…… 清姫」

 本能には抗えない。

「わあ、安珍様のオチンポ大きくなったあ」

 勃起したペニスを上下左右、胸を動かして、清姫は刺激していった。

「だめだ、清姫、玉藻、離して」

 胸の谷間から突き出すように主張してくる亀頭から透明な我慢汁がこぼれだしてくる。

「れろ、れろ、ちゅぱ」

 清姫は舌で汁を舐め始める。ほろ苦い味が清姫をやみつきにさせた。

「おいしい……」

 もちろん、普段ならおいしいとなどとは感じないはずだ。しかし、ここはメディアによって作られた催眠空間。極限まで絞り出せるように二人には『マスターのオチンポから出るものは美味である』という暗示が施されていた。

「うくっ、うっく、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ」

 味の快楽を求めて清姫のパイズリ速度とフェラが加速する。

 清姫が動く度にペニスが震えて我慢汁が飛び出る。

 口でペニスを咥えて、舐めとるように舌で搾り取ってくる。

「じゅぼ、じゅぼ、じゅぼ、じゅぼ」

「うう、だめだ、清姫、魔力が、玉藻、止めてくれ」

 マスターは敵の狙いがなんなのかおおよそ理解した。マスターの精液は魔力の源。サーヴァントへ魔力を供給するため体内へ精液を出すことは前例としてある。しかし、このマスターの場合は事情が少し異なっていた。彼はひょんな弾みで英霊を二体召喚してしまったイレギュラーな存在。当然、二人の英霊を使役するということは膨大な魔力を必要とする。維持するだけでも大変であるのに、敵の本拠地で射精などして魔力を外に出してしまえば戦力低下につながりかねない。最悪の場合、二人とも現界できなくなり消滅する可能性も十分ある。ゆえに、マスターは聖杯戦争が始まってからというもの一度も自慰行為を行っていない。

 だが、正気を失っているとはいえ、清姫が水着を用意していつの日か待ち望んでいたであろう光景がここにあるのだ。たとえバーサーカー特有の狂化で自分を安珍と錯覚していたとしても。それをすぐに無下にできるほどマスターの神経は図太くない。

「いいや、だめだ」

 理性、いや、生存本能は否定を続ける。

 快楽に身を任せるのはいいが、当然、ここで魔力を放出すれば、後に響く。どうにかこの状況を……

 考える。考えていたが、後ろから耳に吹きかけられる誘惑のささやき声。

「いいんだぞ。タマモキャットがちゃーんと、見ていてあげるから、ほら、ほら」

 タマモキャットが背中にたわわな胸を強調するかのように押し付けてくる。

 耳元のささやき声は悪魔のようでありながらも、母親が語り掛けてくれるような安心感があった。

「イっちゃいな、ほらほらぁ」

「う、うう」

 マスターは苦悶の息を漏らすが、清姫の攻めに我慢の限界へと到達しようとしていた。

「ん、ちゅぱちゅぱちゅぱ、あんちんしゃま、はやくう」

 清姫から催促がきた。虚ろな瞳をこちらへ向けて一心不乱に懇願してくる姿がかわいくてたまらなかった。

「う、無理だ、清姫、受け止めろ」

 どびゅ、どびゅ、びゅるる。

 せめて、清姫の体内に取り込んだならどうにかなるかもしれない。召喚したときから少女にしては魅惑的な体と積極的なアピールにこちらはどれだけムラムラさせられていただろうか。

「いままで我慢してきた分だ!」

 叫んで、とめどもなくあふれさせる。

「ごきゅ、ごきゅ」

 一滴も逃すまいと少女は吸い上げていく。しかし、粘性が高い精液はすぐに少女の口内をいっぱいにし、息を詰まらせた。

「ふぐっ、ぷほっ」

 たまらず少女は口からペニスを引き抜く。

 ぴゅっ、ぴゅるる。

 一度出てきた精液はなかなか止められない。空中を舞って、少女の顔へかかる。

 清姫の顔と水着が白く染まった。その水着はいつか自分と行為をするためにと買っていたもの。

「ひゃ!」

 清姫は幸せそうに胸の谷間にあふれた精液を舐めとっている。他人に操られた状態で、同意もなしにパイズリとフェラと顔射をしてしまった。こういった形で彼女の欲望が叶ってしまったことへの罪悪感が背中をゾクゾクと震わせる。

 いけないことをしているのに、いけないことをしているという事実がマスターの股下からさらなる魔力を押し上げた。

「う、まだ、イク…… うっ…… 玉藻?」

 全てを出し尽くそうとした瞬間。タマモキャットが清姫の胸の谷間にあるペニスを握りしめ、精液が飛び出るのを止めた。ペニスはびくびくと痙攣するが、外に出ることはなく収まった。

「こんなところで魔力を使い果たしてはだめだぞ、ご主人」

 危ない。ここで出し切ってしまうところだった。息を整える。そうだ、今出してしまっては敵の思うつぼ。まだやらねばならないことがあるのだ。自分には。一通り出したことで思考が少し戻り始めていた。

まだ魔力を出し尽くしたわけではない、戦える。

「玉藻…… 正気に戻ったのか?」

しかし、そんな期待は裏切ってタマモキャットはニィっと笑うとマスターの体を持ち上げた。

「あ、タマモキャット、私の安珍!」

 清姫の谷間からペニスが跳ね上がるように抜かれる。

 追いかけようとするが、それよりも早くタマモキャットがマスターをベッドへあおむけになるように放り投げた。

「くふっ!」

 背中から息が押し出される。

 ベッドの上で弾む体へダイブするようにタマモキャットが四足のばねで飛んできた。

「何を勘違いしてるのかは知らないが、このタマモキャット、狂気と正気のランデブーだ。マスターの魔力、自分の分を残して欲しかった。メディア様のためさ」

「玉藻! 敵の名前はメディアって言うのか! くっ、メディア! 正々堂々たたかえ…… あっ」

 タマモキャットはメイド服を脱いで、先ほどまで背中にあった胸でペニスを挟む。清姫よりも一回り大きい感触。全てが包み込まれる安心感。

 召喚したときから、お転婆で、目が離せなくて、けど、オムライスが上手な母親に近い温かい存在。しかし、そんな彼女が虚ろな瞳をこちらにむけて、やさしく、自分の魔力を、精液を搾り取ろうとしてくる。

「……ッ!!」

 もう抵抗できなかった。横からは清姫が駆け寄って来て、タマモキャットへ抗議している。

「こら、タマモキャット、安珍様の魔力は全部私がもらいます!」

 独占欲をむき出しに、タマモキャットをどかそうとする。

「イイじゃないか。一緒にしよう。にゃはは」

 タマモキャットは笑いながら提案した。しかし、清姫は自分の恋人(だと思っているマスター)を他人と共有するなどということはしない。普段ならば。しかし、今は普段の状態ではない。再び清姫の頭の中に、気持ちのいい声が再び響いてきた。

「はい…… メディア様。安珍様の精液を一緒に搾り取ります」

 怒った表情だった彼女の顔は一瞬にして無表情になり、言われた通り、タマモキャットと共にマスターのペニスを胸で挟み込んだ。

 四つの果実の間に挟まれるペニスが様々な方向に刺激される。聖杯戦争で自慰行為を禁止している間、想像しなかったと言えば噓になる、二人の存在。それが今、こうしてパイズリをしてくれている。

 くちゅくちゅ、ちゅぱちゅぱ。

 若干タマモキャットの胸に埋まりかけている亀頭も、二人は舌を伸ばして刺激する。

 ぐりぐりと柔らかい胸の中を漂う感覚が、一度止まっていた精液と新しい精液を押し出そうとしていた。

「う、出る!」

 どびゅ、びゅるるるる。

「ご主人、まだまだイケる」

「安珍様、もっと、もっと!」

 くちゅ、ちゅぱ、ごく。

 二人に促されて、言われるがまま、マスターは一滴残らず精液の全てを、魔力の全てを吐き出した。

 もう、マスターは魔力を使えない。ということは二人を現世にとどめておく魔力も数分もすれば尽きるだろう。

 そんなことを想像もしない(ようにしてある)二人は噴水のように噴き出すマスターの精液を口に、顔にと受け止め、恍惚として笑っていた。

 その様子を水晶で観察していたメディアは高笑いする。

「はー! はっはっはあ! これで聖杯は私のものよ!」

 伸びきったマスターのペニスを名残惜しそうに舐めている様子が滑稽だった。

 二人のサーヴァントは淡く、発光して、消えかけている。

「メディア様?」

 そんな中清姫がこちらへ虚ろな瞳を向けてくる。

 もうじき消えるものに用はないが、気分がいいのでメディアは返事をした。

「なあに?」

「まだ、安珍様とやりたいんです。安珍様に魔力を与えてくれませんか?」

 ありえないお願いにメディアの腹筋は崩壊する。

「ふっ、くはははははははは。そんなことするはずないじゃないの」

 あまりにも滑稽だった。自分から墓穴を掘った癖にのうのうと。なんたる間抜けか。

「それが答えか?」

 タマモキャットが言う。しかし、その言葉は水晶越しではなかった。

 メディアの、耳元。

「あ?」

 その声の主はすぐ後ろ。

「もしもし、メディア様。今あなたの後ろにいるの」

 振り向くと、二人の不敵な笑み。

「ッ!!」

 二人を操る催眠魔術は、バーサーカーの狂化の前に意味をなさなかったというのか。

「転身火生三昧!」

「燦々日光午睡宮酒池肉林!」

 マスターの魔力を吸い取って放った一撃でメディアは切り裂かれ、竜の業火に身を焼かれた。

「そんなバカなあ!」

 聖杯は二人の英霊と一人のマスターを勝者と判定し、メディアが消えたその場所に顕現する。しかし、メディアが消えても催眠魔術は消えていなかったため、虚ろな瞳で意思のないまま、二人は聖杯に願いを告げてしまった。

「もっと、安珍様(ご主人)の精液をください」

 どうせなら、永遠に。

 聖杯はその願いを聞き入れ、三人を聖杯の中へ取り込んだ。

 その中は時間というもの、魔力という概念が何も制限がない世界。

「安珍様」「ご主人」

 いつまでも、マスターのペニスは胸に挟まれ続け、とめどもなく精液を出していた。それを白く染まった顔で幸せそうに、いつまでも二人は絞り出す。

 しかし、そこにはもう誰の意思も存在せず、ただ意思を持たない人形が、虚ろな瞳で口と手とおっぱいを動かし続けた。

 永遠に―――。

fin




FGOでは初めての投稿になります。一度書いてみたかった。忠犬待ったなしの礼装いいよね

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