妖怪の山の麓付近に、ちょっとした洞穴がある。入口が茂みに覆われており、巫女に見つかりにくい。おかげで、十を超える人外の溜まり場となっていた。
住人の数に対して中はいささか狭い。板きれやゴザでできた床は、半ば腐ってジメジメしている。個室はおろか間仕切りも設けられておらず、プライバシーの欠片もない。布団代わりの藁束からは、饐えた臭いが漂っていた。
貧相な暮らしぶりだが、力なき三下妖怪の住処としては普通だ。雨風を凌げるだけマシとすらいえた。
そんな彼らにとって、数少ない楽しみの一つがアルコールだ。今夜も、ねぐらの住人たる男どもが集まり、宴を開いていた。場所が場所なので、格式など存在しない。適当に車座を組み、里から盗んだ安酒で馬鹿騒ぎをしているだけだ。
「おい、連れてきたぜ」
扉代わりの木板をどけて、外から新たな男がやって来る。遅ぇぞと、他の連中がやじる。
「まあそう言うなよ。ホレ、何してんだ牝豚。さっさと来いや」
彼の手には鎖が握られていた。リード代わりだ。ぐいと引っ張れば、男達のにとってのもう一つの楽しみが現れる。酒とくれば、女と相場が決まっている。
「ぐ――この私に向けて、ずいぶんな扱いをしてくれる……」
「牝豚風情が、何言ってんだか」
酒の質はしょうもないが、女のほうは極上だった。やや吊りぎみな切れ長の瞳、長い睫毛。すっと通った鼻筋に、意思の強さを感じさせる唇。ふわりと艶めく髪には、あらゆる同性が羨むだろう。美の権化とも呼べる女は、八坂神奈子という。
彼女は武神であり、つまり勇猛だ。この洞窟で暮らす連中など鎧袖一触だろう。にもかかわらず、犬のごとく、首輪を嵌められていた。屈辱だといわんばかりの表情を見せつつも、外そうとはしない。
また彼女は、衣服を纏っていなかった。一糸まとわぬ姿を、衆目に晒している。その腹は丸く膨らんでいた。太ったのではなく、子を孕んでいるのだ。すでに八ヶ月ほどにもなる。
母となった裸身には、一種の神々しさすら――神なので当たり前だが――漂う。芸術的ですらある肉体へ、男達はニタニタと、好色な視線を無遠慮にぶつけている。
美しい女性は女神と喩えられる。種族を差し引いても、神奈子はまさしく女神だった。顔立ちのみならず、体つきまで含めてだ。
ほんのりと小麦色をした肌はきめ細かで、女性を象徴するかのごとく豊かだ。特に大きく突き出した腹部は、じきに母となることからくる神聖さすらあった。一方で、引き締まるところは引き締まっている。一度見れば網膜に焼き付くほどの印象を醸し出していた。
首はすらりとして、胸鎖乳突筋のしなやかなラインを描いている。浮かび上がった鎖骨は優雅で、天馬の翼を連想させる。
乳房はあらゆる男達の目を引くほどたわわだった。もともと、衣服の上からでも分かる巨乳だったが、今は爆乳の域に達している。子を成し、乳腺が発達したことで、さらにサイズを増したのだ。軽く人間の頭部ほどもある、ずっしりとしたJカップだった。
乳とは肉の塊だ。大きいほど重くなる。一定のところを越えれば、重力に負けて垂れ始める。神奈子とて例外ではない。かつてはつんと上向いていた乳肉も、流石に若干、下向いていた。前方に突き出す形状をしているため、なおさらだった。ただし、醜いとは感じさせない。むしろ生々しい妖艶さを醸し出してすらいた。
乳輪は広く、かなり色の濃い褐色をしている。妊婦特有の、色素沈着を起こしていた。だらしない、みっともないというより、独特の艶やかさを感じさせる。
「くっ……ふ」
いやらしい目で見られている。丸かった乳首が、ぷっくりと膨れていく。小指の先、第一関節くらいまではあろうか。本来は、赤子が吸いやすいようそうなるのだろう。だが、男達の前では、嬲ってくださいと訴えているかのようだ。じゅくりと、甘ったるい香りを漂わせる乳が滲んだ。
視線は下へ向かう。誰が見てもそれとわかる、孕み腹へ。やや下垂した卵形に張り出しており、「命中」してから結構な期間が経つと物語っている。人中にそって、うっすらと縦に線が走っている。いわゆる妊娠線だ。
子を孕み、育むのは、本来であれば神聖な営みだ。が、向けられているのは色欲剥き出しの目だった。
誰の子であるかは分からない。当の本人である神奈子ですらだ。候補となる者がいすぎて、とうてい特定など不可能だった。
臍横に、タトゥーが彫り込まれている。赤子のピクトグラムに、バッテンが重なった図柄だ。堕胎したことを示す烙印だった。それが二つ。つまり今宿っているのは三人目だ。生まれなかった二人についても、父親は不明だった。
骨盤は大きく広がっていた。宿した子を数ヶ月後には産むべく、身体が用意を整えているのだ。もともと凹凸のはっきりした体つきで、安産型の下半身だったが、おかげで余計にむっちりとしていた。
にもかかわらず、三角地帯は童女のごとくつるりとしていた。うっすら青みがかっているのは、執拗に処理された毛根の跡だ。
神がそういう文化にあるわけではない。むしろ剃らないのがスタンダードだ。そうした背景を踏まえて、嘲笑の対象として剃り上げられたのだ。
いずれにせよ、大人の女性として、こっ恥ずかしい様であるのは間違いない。現に、見ている連中も、嘲りの色を視線に含ませていた。
幼子のごとき三角州に対して、裂け目はえげつない姿を晒している。黒ずんだ小陰唇がビラビラとはみ出しており、牝臭をぷんぷんと振りまいている。陰核も肥大しきって、大豆くらいのサイズになっていた。
孕む前も後も「ヤりまくり」だったのだから、そうなるのも当然だ。数えきれぬセックスを経験してきた証だった。
リードが引かれる。ぐ、と息を詰まらせながら、後ろを向いた。
ほんのりうかがえるうなじ、白い背中は、男達の目を惹きつける。が、何より彼らが注目したのは、もっとした――すなわち臀部だった。
軍神なので、鍛錬は欠かさないでいた。大臀筋・中臀筋・梨状筋が発達して、力強い双臀を形成していた。
孕んだ結果、脂が乗った。しっかりした土台に、魅惑の柔らかさが加わったのだ。そうして形作られるのは、驚異的なヒップだった。普段のフレアスカートの上からでも分かるほど、むちむちしている。素っ裸の今は尚更だ。
幾何学の世界にしか存在しない、完全な球を描いている。ぷりぷりした心地よい弾力は、さながらトランポリンだった。
脚も同様だった。よく鍛えられた大腿四頭筋、内転筋群にハムストリングスの上へ、脂肪が被さっている。際限なくムチムチとした、しゃぶりつきたくなる脚部が生み出されていた。
「相変わらず、とんでもねぇエロボディしてやがるぜ」
「ガキ孕んどいてこのエロさなんだからな、どうしようもねぇ淫乱だぜ」
「ホント、チンポ狂いの牝豚神サマは違うねぇ!」
ゲラゲラと、下卑た笑い声が反響する。見下されきっている。
武神である彼女にとって、舐められるのは何より避けるべき事態だ。普段ならば、こういう手合いは自ら処断している。
が、今の彼女は違う。唇を噛み、屈辱を顔に浮かべながらも、何もしないでいた。腹の奥が、きゅうきゅうと疼くのを感じながら。
神はたいがい好色だ。神奈子も例外ではない。昔は信者達を集めてブイブイ言わせたが、信仰が衰えてからは機会に飢えていた。
幻想郷は良い。誰でも普通に神を認識できる。つまり組んずほぐれつできる。そんなわけで、ちょっとハメを外したくなった。
こいつらを相手として選んだのに、大した理由はない。いなくなっても問題ないド三下なので、何かあったとき消しやすいぐらいなものだった。
誤算だったのは、女日照りな彼らのペニスが、武力のなさと懸絶して力強かったこと。逆に神奈子の身体が、本人の認識よりはるかに飢えていたことか。
体重の乗ったピストン、乱暴な腰使いを何度も繰り出された。ゲルかと思うほど濃い精液を何度も注がれた。雄臭い種汁を美貌へと塗り重ねられるうちに、牝として屈服してしまった。おかげで今では、野良妖怪の肉便器にされてしまっている。
神を三度孕ませておきながら、連中は飽きる素振りを見せなかった。神奈子も、肉穴ほじりでイきちらかす楽しさを、捨てられないでいる。
「お前ら、仮にも、仮にも守矢神社の神に対して、そんな口をきいて――」
「あ? なんだってェ?」
「ひんッ!」
生意気な口をきいた罰だとばかりに、ムチムチとしたヒップに平手を入れられる。ぱしぃんッ、と小気味よい音が響き、尻肉が波打つ。マゾヒスティックな快感に、言葉は中断させられた。
「ほれ牝豚。何ボケッと突っ立ってやがる。酌しろや、使えねぇなぁ」
「……やればいいんだろう、やれば」
安酒の瓶を掲げ、妖怪の一人が要求する。彼女を連れてきた男に、溢れんばかりの尻を後ろから揉みしだかれれば、従うほかなかった。
瓶を受け取り、男達に酌をして回る。さながら下女、もしくは婢だった。本来でいえば、こいつらこそ媚びて自分に酒を注ぎに来るべきなのにだ。完全に立場が逆転している。
「ヒヒ、でっけぇ乳だよなぁ、牛かっての」
「んひッ!?」
もちろん、ただ杯を満たすだけで、彼らが満足するわけもない。何人かは悪戯してくる。
無防備に曝け出されたJカップバストを、我が物顔で弄んでくる。牛の乳を搾るかのごとく、揉みしだいてくる。極上の柔らかさと弾力を備えた肉が、指の圧力によってむにゅんむにゅんと形を変える。
小指の先ほどもある長乳首を親指と人差し指で扱けば、たちまちぴぃんと尖っていく。じゅくじゅくと、甘ったるく粘ついた汁が分泌されていく。
「んぢゅるッ、ぢゅるるるッ」
「ひッ、あぉッ、くはッ、んぅうう」
当然のごとくしゃぶりついてくる。ぢゅるぢゅると音をたてて、乳を吸い上げてくる。時折、歯でコリコリと甘噛みしてくる。乳腺への刺激に、漏れるのは甘い声だ。官能に、思わず腰を震わせる。
「ぶはあ。相変わらず生臭ぇんだよテメェの乳汁は」
「貴様、ひッ、アッ、おッ」
口を離し、再び乳頭を扱き上げてくる。酒杯にびゅるびゅると、白濁汁が吐き出されていく。神の母乳という貴重品を、安酒とカクテルにしていく。
罵倒され、弄ばれながら、神奈子は反論どころか文句一つ言わない。というより、言えなかった。喉の奥から溢れる嬌声に掻き消されていた。
「ホレ、次は俺だ。酒はいいからマンコ見せろマンコ。気が利かねぇ」
「貴様、山の神に向かって――」
「あぁ? チンポ狂いの牝豚が何抜かしてんだっつうの。何か文句あんのかよ。またハメ潰されてぇのか」
睨み付けられ、言葉が紡げなくなる。今まで何をされてきたか、向けられた視線で思い出したからだ。
求められるまま、男に向けて下半身を突き出す。数えきれぬ回数貫かれてきた肉穴を、自ら見せつけた。
はみ出した小陰唇はむせ返るほど淫猥だった。陰核は勃起して、ここが弱点ですと訴えていた。
「汚ぇマンコだな、見てるだけで萎えちまう」
自分で見せろと言っておいて、見下した声で嘲ってくる。怒りを覚えながらも、腹の奥はきゅうと疼いていた。過去の経験からくる反射だ。何度も何度も、嘲笑われながら輪姦されてきた。その結果、罵声と性的興奮が脳内で結びついていたのだ。
「つうか、中まで見せるに決まってんだろ? 気が利かねぇなぁ」
「ッくぅん」
ビラビラと自己主張する肉襞をつまみ、我が物顔で弄んでくる。黒ずんだ花弁を割り開き、体内を覗き込んでくる。ヌチャァ……と耳裏にへばり付く音が響いた。ピンク色の粘膜はうごうごと蠕動して、快感をねだっている。
「牝くっせ。神でございとかナマ抜かしてっけど、このマンコ見て誰が信じるかよ」
「あぉッ!」
膨れた淫豆を、キュッと摘まみ上げてくる。神経の集中した性感帯を嬲られ、腰がかくんっと跳ねる。裏返った、間抜けな声があがった。
「レロレロレロッ、ぢゅるるっ」
「ひ、アッ、ぉおおんっ」
許可など取り付ける必要なしとばかりに、吸い付いてくる。性粘膜へ舌を這わせ、レロレロとしゃぶりついてくる。神聖なる狭穴が、アルコール臭い唾液にまみれていく。
「ひぃ、はぁッ、あぉッ、うぅうっ」
舌先がクリトリスをこね回してくる。指で弄ばれるのとはまた異なる怪しい性感に、悩ましげな声が漏れ出た。カクッ、カクッと、膝がかくついている。とろとろと溢れる蜜が、足元で染みになっていた。
「マン汁垂らしまくりやがって。どうしようもねぇなおめぇは」
「はぁッ、はぁ、くはッ、ぅう」
たっぷり一分ほどもかけ、ようやく解放される。腰が抜けてしまい、思わずその場に尻餅をついた。うっすらとかいた汗が全身を煌めかせ、肉体の艶めかしさを高めていた。
「おいおい、この程度でギブアップかよ。神様ってのは根性がねぇなァ~!」
ゲタゲタと笑い声が反響する。はあはあと荒い呼吸を繰り返すたび、豊満なる乳房がぷるんぷるんと震えている。どれほどの柔らかさと弾力を備えているか、視覚を通じて伝えていた。
「ほれ牝豚、ここでマンズリしてみろよ」
「んな、誰が……」
誰がそんなことするか、と反射的に返そうとする。が、言葉は最後まで紡がれなかった。
目の前に、勃起した陰茎が突き出されていた。男は下服をずらして、一物を露出していたのだ。
三十センチほどもある、驚くべき巨根だ。幹は曲刀のごとく反り返って、不遜に天を衝いている。赤紫の血管がぐねぐねと這い回る様は、さながら大蛇のごとしだ。亀頭は鉄兜のごとく張り出しており、女の膣をほじくるのに特化しているのが一目で分かる。
アレに、何度も何度も穿たれてきた。襞をめくり返され、抉られ、子宮口をごつごつとこじ開けられてきた。結果として、口ではどう言おうとも、本能が屈服しきっている。形を、快楽を、身体がすっかり覚えていた。
「はぁっ、はぁ、すんっすん……」
唇はだらしなく広げられ、舌が突き出されている。荒い呼吸は熱く、湯気さえ立ちそうな勢いだ。
鼻孔がヒクついて、ムワムワと立ち上るフェロモンを嗅いでいる。風呂などもっての外、行水すらろくに出来ない連中の陰茎は、濃厚な雄臭を纏っていた。決して快くなどないはずだが、胸が高鳴っていた。罵声と同じで、臭いと快感が結びついていたからだ。
一目見せられただけで、無意識のうちに両脚がぱかりと開いてしまう。カモンカモンとばかりに、雄を受け入れるための、条件反射だった。いつのまにか、手は恥部へと伸びていた。
「あんッ、はぁッ、ぉん、ふ、っ、はっ、ひ」
「チンポ見せりゃすぐおっ始めんだから、ホントチョロいな」
淫豆へ、自ら触れていく。何人もの男に嬲られてきた中で、きわめて敏感になっていた。一般的にいってさえ、女性の性感帯とされる部位だというのにだ。ちょっと指先で転がしただけでも、びくんびくんと腰が跳ねるほどだった。
「あぁッ、おッ! ひんっ、はぁッ、あくぅッ、んひぃッ、あぉっ!」
指の動きは次第に露骨になっていく。みずからこね回せば、カクッ、カクッと腰がヘコつく。
もちろん、クリトリスだけ弄って終わるわけもない。濡れそぼつ肉穴に、指を叩き込む。
粘膜はすでに濡れそぼっており、異物をねじ込むにあたってほとんど抵抗はなかった。ヌルついた襞は、侵入者を排除するどころか、いやらしく絡みついて受け入れていく。
「おっひ、っ、あぉッ、んはぁッ、あぉッ」
襞を擦り上げていく。ぬっちぬっちと、入口から音が響いている。腰がカクついていた。
「ホレ、いつもみてぇにケツ穴も弄ってみろよ、マンコ豚」
「こ、のっ、あッ、ひッ、んはぁあっ」
ふざけるなと返そうとした瞬間、また眼前に肉棒を突き出される。むわりとむせ返るほどの陰茎臭を嗅がされると、トリップしてしまう。心の中でどう思っていようと、おのずと指が動いてしまう。
空いていたもう片手が、たっぷりした尻肉をむちぃ……と割り広げる。
穴を使えればなんでもいい輩が、孕んだ程度で彼女ほどの極上女を手放すわけもない。安定期に入るまで、徹底的に尻穴を躾けていった。その結果が、露わになった縦割れの肛門だ。くぽっ、くぽっと収縮を繰り返す様は、とても排泄孔だとは思えない。第二の性交用穴として造り替えられていた。
「んぉっ、お、ひんっ、ぉおん……」
指先が入口を撫でる。そのまま、ゆっくりと侵入していく。十を超える男達の前で、肛門快楽に浸っていく。
うごうごと蠕動する直腸をこね回していく。ぬぽっ、ぐぽっと、間抜けな音が響く。上がる声も、同様に間抜けだった。
「ひぃッ! おんっ! おんっ、くっは、あぉッ、んはぁ!」
そのまま、両穴をほじくり立てていく。次第に、指の動きは激しくなっていく。ぬちょッ、ぐちょッ、ぐぽっと、猥褻音が鳴り響く。
「くひぃっ、ぉんゥ、アハッ、あぉおんっ」
卑猥声を上げながら、腰をカクつかせる。ぷるんッ、ぷるんッと、豊満なるJカップや孕み腹が揺れている。ぐっちょぐっちょと牝穴を穿つたびに、淫汁がまき散らされる。つるつるに剃り上げられた下腹が、地面が、蜜にまみれていく。
「ほぉれ、大好きなチンポだぞォ」
「ひっ、はっ、あぉお」
顔面に、男根が押しつけられる。ずりッ、ずりッと、頬や鼻筋に擦りつけられていく。濃厚きわまる陰茎臭が、皮膚細胞に染みつかされていく。
恋する乙女のごとく、胸が高鳴っていた。自然と口が開き、舌が突き出される。レロッレロッと、舐め回すジェスチャーを繰り出している。
こんな風に、だらしない牝犬条件反射をいくつも仕込まれていた。
「ほれ、しゃぶれ牝豚」
「あむぅんっ」
命じられてから実行に移すまで、ノータイムだった。口腔の疼きのまま、深々と咥え込む。途端、口内に雄臭が広がる。先ほどまで嗅がされていた臭いが、数倍に濃縮されている。
目尻がとろりと垂れ下がる。鼻から漏れた息は熱く、どれほど興奮しているか物語っていた。
「んぢゅるッ、ぢゅぷッ、んぐぽッ、ぢゅるぅっ、んぢゅっ」
もちろん、咥えて終わりではない。すぐさましゃぶり始める。唇を窄め、頭を前後させて肉幹を扱きたてていく。口端からぐぽぐぽと音が鳴っていた。
「そらッ」
「んぐッ! ごッ、ぉぐッ、んぅうッ」
男はしばらく女神の口淫奉仕を堪能していたが、不遜にもそれだけで満足しなかった。軽く、腰を前方に突き出してくる。喉の奥が亀頭に小突き上げられる。ごつんッ、と、体内から音が聞こえた。
そのまま、何度も腰を突き出してくる。典型的なイラマチオだ。
ゴリッゴリッと、喉奥が押し広げられていく。普通なら引き裂かれる痛みに悶絶するところだ。彼女の場合、幾度となく喉拡張を受けてきたために、すっかり慣れていた。最奥部までペニスで埋められる快感に、酔いしれるほどだ。
「んぶッ、ぉぶッ、んぉぅッ、んぐぅッ」
鼻筋に下腹が打ち付けられ、顔が醜く歪められる。陰毛の根元の濃厚な臭気に、意識が揺さぶられる。ゴツッ、ゴツッと体内から音が聞こえるたび、被虐的な悦びが身体を満たす。
昂ぶりは、指の動きに反映される。ぐっちょぐっちょと、両穴をほじくり倒していく。腰をくねらせ猥褻音を鳴らし、牝汁をまき散らす。ぷるんぷるんと乳房が弾み、丸い腹を揺さぶらせる様は、とても神だとは思えないほど情けない。
「ホレ出すぞ牝豚、全部飲み干せよぉ、おッ、おッ!」
「んぐぅうッ」
腰と顔面がぴったりと密着する。鼻筋が押し潰され、呼吸もままならない。酸欠の苦しみにもがく暇もなく、白濁がぶちまけられていく。
喉奥に直接注がれていく濁液が、食道や胃袋を汚していく。胃液によって焼かれて、吸収されていくのだ。名も知らぬ三下妖怪の精子が、赤子を育む養分となるのだ。
マゾヒスティックな興奮に、神奈子の指は止まらない。中身がめくれ返る勢いで、ほじくり返している。となれば、絶頂までにさほど時間はかからなかった。
「んぉっ、おおおおんッ!」
牛のいななきのごとき声をあげながら、腰をカクつかせる。Jカップがぶるん! と震え、アクメ汁をまき散らす。イラマチオされてよがり、ましてオーガズムに至るなど、とうてい神の所業ではない。あまりにも卑猥で、どうしようもなかった。
「んはッ、ぉッ、んぅッ、ぶはっ! げほッ、げほ」
男が射精を終え、頭が解放される。呼吸をすれば、喉のヒリつく痛みにむせる。吐息は雄臭を纏っていた。スペルマを出された何よりの証拠だ。
「いい見世物だったぜぇ、牝豚。ほれ、次はそうだな、犬ッコロみてぇにションベンしてみろや」
「は――誰がそんな、ッ」
さんざん繰り広げられた痴態によって、男達も昂ぶっているらしかった。ニタニタと意地の悪い笑みを浮かべながら、股座のモノを勃起させている。
にしても、小便をしろとは相当な要求だ。受け入れられるものかと述べようとした拒否の言葉は、最後まで紡がれなかった。代わりに、鋭い打擲音が洞窟内に響いた。
頬の痛みに、平手で打たれたのだと気付く。こみ上げたのは怒りであり、そしてどうしようもない性的興奮だった。肉体はすっかり、マゾ豚として躾けられていたのだ。
「ホレ、いいからここで漏らすんだよ、情けなくよぉ」
「ハッ、アッ、やめッ、あっ、ぉっ、ひんッ」
「ツルッツルの恥ずかしいマンコしやがってよぉ。生きてて恥ずかしくねぇの?」
男達の手が伸び、両脚を強引に広げさせられる。ちょうど、犬の排尿に似た姿勢をとらされる。
剥き出しの恥部を、誰のモノとも知らぬ指がぬっちぬっちとなぞってくる。達したばかりの身体には、その程度の愛撫でも十分すぎるほどだった。軍神とは思えぬ情けない声をあげ、腰をヘコつかせる。
陰部が割り開かれる。ニチャァ……と音がなった。先ほどアクメしたての肉洞は、外気に触れてうごうごと収縮を繰り返していた。
「ほれ、出しやすくしてやるよ」
「ひッ! ォッ、あッ、ひぃッ、あぁあッ」
さらには、クリトリスを指先でぐりぐりと刺激してくる。女として最大の性感帯の一つをだ。ソリッドなエクスタシーに貫かれ、目を見開く。
「いっひぃッ!」
まして、爪先でピンッ! と弾かれたりした日には、どうしようもなかった。裏返った声とともに身体を跳ねさせるばかりだ。
「アッ、はッ、はぁああっ」
膀胱のあるあたりを、執拗に撫でられている。括約筋はほとんど屈服しかけていた。ぐいっと押し込まれれば、もはやどうにもならなかった。
「ひぃ、はぁ、ダメ、おしっこ止まらないぃいっ」
「あーあ、マジで漏らしやがった」
「量多過ぎだろ。どんだけ溜めてんだっつの」
しゃぁあ――と、放物線を描いて黄金水が吐き出されていく。牝蜜と混じって、特有の臭気を纏った水たまりとなっていく。何人もの男が見ている前で、小っ恥ずかしい排尿を続ける。続けるというか、一度出たら止めようもない。
「ほれほれ、嗅げ嗅げ変態」
「んはっ――ひっ、おぅっ。んちゅッ、んちゅっ、んちゅッ」
「嗅げつったんだよ。誰がキスしろつった牝豚」
そんな中、眼前に肉棒が突き出される。臭いを嗅がされる。何度も、亀頭に口づける。
なにせ脳みそにまで染みこんでくるほど濃厚な雄臭だ。強烈さゆえ、印象にも残り、脳内にて経験と結合しやすい。ペニス臭と排尿行為が結びつき、肉棒臭を嗅げばお漏らしするどうしようもない女に成り下がっていく。
「おー、くっせぇくっせぇ。くっせぇなぁ」
「ほれ牝犬。せっかくマーキング完了したんだ。こんだけチンポ勃起させてんだから、何しなきゃなんねぇかは分かるよなぁ?」
「嗚呼……」
勃起した男根に取り囲まれる。もちろん、分かっていた。奴隷として当然の務め、すなわち、殿方にスッキリしていただくのだ――その肉穴で。つまり、セックスだ。
ただ入れて出して終わり、ではない。獣ではないのだから、性行為には相応の情緒が、睦み言が必要だ。とはいえ、愛の言葉を囁きあったりはしない。代わりに、地面に敷かれたござに膝を突き、手を突く。頭を深々と下げ、額を擦りつけた。
土下座だ。神の頭とは軽くない。間違っても、彼らごとき三下に対して下げられるべきではない。よほどのことではなければ――神奈子にとって、セックスしていただけるか否かは、よほどの問題だった。
「み……皆様、孕み奴隷の八坂神奈子の淫乱オナニーからの排尿ショーをご覧下さいまして、どうもありがとうございます。皆様直々にパコパコしまくっていただいて、孕んだあげくユルッユルのガバッガバになってしまった穴でよろしければ、どうぞご賞味くださいませ。今もハメハメしてほしくてヒクつきまくっているどうしようもない二穴をキュンキュン締め付けさせていただいきます。このような妊娠済淫乱奴隷でよろしければ、どうぞたっぷりハメ倒してくださいませ。金玉の中身に溜まったド濃ゆいのを、ぶちまけていってくださいませ」
初めこそ声は震えていた。が、すぐに淀みないものになった。プライドの疼きなど、胸の奥で高鳴る感情が覆い隠してしまった。
「おほっ、エロいねぇ。でも足りねぇな」
もっとも、彼らに誠意が伝わったかといえば否だ。彼らが三文字以上を理解できないのは、長い付き合い――突き合い――の中で把握している。もっとわかりやすく、態度で示す必要があった。
ゆえに、腰をくねらせる。ムチムチとしたヒップを躍らせる。もう半ば土下座ではなくなっていたが、別に彼らも指摘はしない。要は、どれほどセックスを望んでいるか伝わればよいのだ。
「へへ、ホントどうしようもねぇなぁ?」
「あぉんっ」
たっぷりした尻肉を、左右に広げられる。むちぃ……と奥から現れたのは、先ほど指でほじられまくった肛門だ。軽く蠢いて、今すぐハメ倒してほしいと訴えている。
「ほれ、欲しけりゃマン穴とケツ穴ヒクつかせてみろ、淫乱」
「はい、はいッ、かしこまりましたッ」
言われるまま、括約筋に力を込める。剥き出しの両穴を、ヒクッヒクッくぱっくぱっと収縮させる。間抜けでどうしようもない光景だった。だからこそ、男達にも強く訴求した。
「しょうがねぇなぁ。そこまで言うならハメてやるか、特別だぞ?」
「はいッ、ありがとうございますッ」
「ママになる身体に負担かけちゃアレだからな。俺が下になってやるよ」
感謝の言葉を述べ、再び額を擦りつける。胸中からこみ上げる屈辱に酔いしれていた。
頭を上げる。男は床ベタに寝そべっていた。仰向けになり勃起した姿は、横から見るとさながら漢字の凸だ。
跨がれ、と言われている。言葉のとおりに母体を気遣ったわけでは、断じてあるまい。そのニタニタと意地の悪い目を見ればすぐ分かる。ただ、神である神奈子を貶めたくて仕方ないに違いなかった。
彼女とて理解している。神に対し、なんたる侮辱だろうか。だからこそ下腹は強烈に疼いていた。かつて散々ほじくられてきた記憶が、彼女を蕩かしていく。
「失礼致します――」
「重てぇんじゃボケ」
男の上に乗る。二人分の生命に乗っかられ、男は愚痴る。乳房を叩けば、ぷるんッ! と弾んでみせた。
「あ、はッ、ぉ、ひ、んぅ」
腰を揺らめかし、己の入口に擦りつける。ぬっちぬっちと卑猥音が響いている。
「はひぃっ、んぉッ、ぉっ、んはぁあぉ……」
そのまま、ゆっくりと腰を下ろしていく。ずッ、ぬぬぬっ……と、肉竿が入り込んでくる。寒い日に肩まで熱い湯に浸かるかのごとき、太く間抜けな声があがった。
「間怠っこしいぞカス」
「あぉおおおんッ!」
下から突き上げられる。もちろん、そんな悠長な真似を許すわけもない。どぢゅんッ! と音を立てて、体内へ男根がねじ込まれた。めりめりと、妊娠済みの狭穴を割り開き、ペニスが侵入してくる。快楽狂いの襞をめくりあげ、嬲り立ててくる。
「んはぁッ、あぉッ! んひぃッ、ぉんッ、あっはッ、あぉッ、ひいいッ!」
たっぷりした孕み腰を、くねっくねっと振り始める。肉穴が勃起陰茎をしゃぶり立て、悦ばせていく。ぐちょぬぼずぽと猥褻音が響き渡り、粘膜結合の激しさを物語っている。
身体が上下するたびに、乳房もぷるんッ、ぷるんっと弾む。互い違いに踊りながら、先端から生臭い母乳をびゅくびゅくと分泌させている。全身にかいた汗がとびちり、きらきらと煌めいていた。
上がる声に、神としての威厳など欠片もなかった。数えきれぬほど肉棒に貫かれほじくられてきたことで、身体は完全に屈服している。脳天を貫く快感に、ただただ喘ぐばかりだ。
が、男達はそれで満足しない。特に、回りで見ている連中だ。自由に使える女が目の前に居て、ぼうっと突っ立っているだけなど、できるわけもなかった。
「ケツ穴が寂しいんじゃねぇのか? 使ってやるよ。ていうか自分から使ってくださいくらいのコトは言えよな。気の利かねぇやつ」
「んひぃッ! ケツ穴ッ、ケツ穴使ってッ、おチンポでケツマンコほじくってくださいませぇッ!」
ぴしィッ! と音が響いた。腰を躍らせるたび弾んでいたヒップを、平手で叩かれたのだ。猥褻尻は、見事なまでに波打ってみせた。
「ほッ、ぉッ、んぉッ、ぉッ、ぉっ」
尻肉を割り広げられ、肛門を露出させられる。本来であれば排泄のために存在する器官は、くぽッ、くぽッと収縮を繰り返していた。今すぐにでも貫いてほしいといわんばかりだ。
亀頭が押し当てられる。アヌスが灼けてしまいそうだった。菊門が反射的にキュッ、と窄まる。お構いなしに入り込んでくる。
「ほれッ!」
「んぉッ、ぉおおおんッ!」
腰が前方に突き出され、鉄の槍が物理法則に従って彼女の菊穴を貫く。ずっぽりと根元まで、背徳の穴を埋め尽くした。
安定期に入るまで散々調教され尽くしてきた排泄器官は、己の役割を半ば忘れている。男根をしゃぶりたててよがる猥褻穴となっていた。今も、反り返った剛直をねじ込まれて、きゅんッきゅんっと締め付けていた。
「はひッ、ぉ、っほ、ぉお」
漏れるのは裏返った、情けない声だ。間抜けを極めており、神としての威厳などどこにもありはしなかった。
「おお、締まる締まる。ホレケツ穴でよがれよ変態牝豚」
「んぉおんっ! ぉほッ! んぉんっ! あぉッ、っひッ、おっひぃッ!」
腰が打ち付けられていく。ぱぁんッ! ぱぁんッ! と小気味良い打擲音が響く。ぐぽッ、ぬぼっと粘膜がこね回されていく。開発済みの直腸をゴリゴリと抉り、快楽を強引に引き出していく。
ストロークには容赦がなかった。引き抜ける限界まで腰が引かれる。肛門が引っ張られ、イソギンチャクのごとき様相を呈する。下腹と尻肉が密着するまで突き込まれる。腰がぶつかるたび、尻肉がぷるんッと震える。
「ぉんッ、んひぃッ、おほッ、おひッ、ぉおおぅうッ!」
「ほれもっとケツ振れっての、できねェ牝だなぁ」
背骨を引っこ抜く快感に、ただただよがり狂う。波打つヒップに平手を打ち込まれ、マゾの悦びをも与えられる。夢見心地とはまさにこのことだった。
「おいおいコッチを忘れてもらっちゃ困るっつうの、ホレッ」
「ンッひぃい!?」
アナルセックスは激しく、粘膜を擦り切れさせる勢いだった。だらしなく感じまくる神奈子を、男達はニタニタと笑って眺めている。ぶるんぶるんと弾む乳房や腹をおかずに、陰茎を扱き上げている。
「おいこら、マンコに集中しろっての、使えねぇオナホだなァ」
「んっひぃいッ!?」
が、それが面白くない輩もいる。仮にも神をオナホ呼ばわりしながら、傲岸不遜に突き上げる。結合部から、ぶぢゅッぶぢゅッと聞き苦しい音が響く。快楽神経を思い切り摩擦され、ひいひいとよがるばかりだ。
「おらッもっと締めろってんだよユル穴が。まだコンニャクのほうが使えるぞ豚ァ」
「ほれほれ、ケツ穴掘られるほうが好きだよなぁ? ケツ穴狂いのド変態神がよぉ」
「おひぃいッ、アオッ、んぉおぅッ、無理、無理無理無理ぃいッ」
ズボズボと容赦なく繰り出される二穴ピストンに、髪を振り乱してよがる。ぉんぉんとだらしなく鳴く。神社の関係者が見てもとても神奈子だとは思えないほど情けない様だった。
「おゥ、口が空いてんなぁ? 埋めてやるかぁ」
「は、ちょッ待ッ、ぉムゥウウウッ」
新たな男が目の前に立つ。天を衝く陰茎が眼前に来る。
何をされるつもりか察し、制止しようとした。今、そんなことをされたら、どうにかなってしまう。もちろん、無駄だった。男は神奈子の頭を掴み、間髪入れず腰を前方へと突き出した。
ずっぽりと、根元まで口腔が埋められる。喉奥までペニスに刺し貫かれる感覚は、堪えようもない恍惚をもたらした。
「んごむぅッ、ぉごッ! んっごぉ、ぉおぐッ、んごッ!」
腰が叩きつけられていく。顔面に下腹が打ち付けられ、鼻筋が醜く押し潰される。いわゆる豚鼻だ。ぐぽッぐぽっと、口端から音が響く。これほどの口虐を受けてなお、ぢゅうぢゅうと吸い付いていたのだ。
「んぉおんッ! ゴぶッ、おぶぅッ、んごッ、ぐぼッ、んぶうううッ」
三穴からの容赦ないピストンに、半ば白目を剥いている。卑猥肉の塊に成り下がりながら、ゆっさゆっさと腰を振っている。
「んぐぉおおおッ!?」
放埒に暴れていた乳肉を鷲づかみにされ、ぎゅうぅッ、と搾られる。ぶびゅるぶびゅると、粘っこい母乳があふれる。
「ほれ、扱けや豚」
両手に何かを握らされる。何であるかなど考えるまでもなく明らかだった。根元から先端にかけて、搾り上げる手つきで扱きたてていく。仮にも神が身につけていてはならない、娼婦よりも淫猥な手淫テクニックだ。もはや無意識だった。
「ぉッ、おッ、出るぞ出るぞ豚ァ、ほれもっとケツ締めろケツッ!」
「こっちもだ、おらマンコにぶちまけるぞ、中出しでガキ溺れさせてやるよォッ」
「んぶッ、ぉぼッ、んぐぅううッ……!」
体内で、肉棒が膨張していく。三穴からのストロークがどんどん激しくなっていく。ぬぢゅぐぷずごぐぷぬぼと、えげつない音が結合部から鳴り響く。粘膜が擦り切れる勢いだった。
射精への期待に、彼女の腰使いも露骨になる。ペニスケースと貸した穴をきゅうきゅうと締め付ける。何度注がれても飽きない濃厚スペルマを待ちわびていた。
「ぉッ、おッ、おッ、おおお……ッ、そらッ、食らえや!」
「んぉッ、ぉぐッ、んぉおおおおおおんッ!」
三本の男根が、一斉に精を放ち始める。ドッ、ドッと力強く脈動しながら、欲望をぶちまけていく。八坂神奈子の体内を、ド三下の下卑たDNAで満たしていく。
無数の精虫が、彼女を造り替えていく。尊厳を蹂躙し、快楽狂いのペニス豚として生れ変わらせていく。理性も何もかも腐り果てる瞬間だ。絶頂するに決まっていた。
くぐもったけたたましい声をあげる。全身をがくがくと痙攣させて、身を貫く性感に酔いしれる。ぷるんぷるんと乳房が、孕み腹が弾む。視界が白熱していく。誰が見てもそれとわかるアクメだった。
***
そこからは酷かった。本人らにとっては、素晴らしかったかもしれないが。何人もの男達が入れ替わり立ち替わり、あらゆる穴を貫く。たっぷり愉しんだ後、自分勝手に精を吐き出していく。強引に快楽を引き出し、狂わせていく。
母体を労るつもりなど、欠片もないらしかった。何なら流れたとしても、知るかと言わんばかりだった。
「はん、ようやく一周したかァ?」
「んは……んぉッ、ぉっひ、ぉおッ――」
誰かがそう呟いた頃には、えげつない姿になっていた。精液の海に沈んでおり、その身体もスペルマにまみれている。指一本動かすのも大儀な状態だ。胸郭の上下運動で、辛うじて生きていると分かるレベルだった。
「くっせ。換気しようぜ換気」
「汁まみれできったねぇよなぁ、ホント」
誰がそうしたかも棚に上げて、ゲラゲラと嘲笑う。実際、白濁まみれの全身からむわむわとたちのぼる淫靡臭は、むせ返るほどだった。
「ホレ牝豚ァ、テメェの穴で汚れたチンポだぜ。しゃぶってキレイにしろよぉ?」
「んはぁあ……」
眼前に、ペニスが突き出される。先ほど彼女の三穴を制覇した男根は、未だ萎えることなくいきり立っている。
鼻孔がヒクつく。顔面にぶちまけられた汁が、ぷわぁ、と泡をつくった。陰茎臭を嗅いだことで、今日あらたに植え付けられた条件反射が発動する。しょろろ……と、股穴から黄金水を漏らしていく。
「ギャハハ! どうしようもねぇなァマジで!」
「まだまだほじくり返してやるからなぁ、覚悟しろよ」
「あっはぁッ……!」
濁液に塗れようとも絶世の美女に、男達が群がっていく。八坂神奈子を、下品な便器に堕としていく。あらゆる穴に肉竿をねじ込まれながら、彼女は快楽の底へ沈んでいった。