(真選組屯所、門番の隊士にクリーニングを済ませた土方のジャケットを手渡し)
ありがとう、と伝えて欲しい。
……あと、煙草は控えめにした方がいいとも付け加えておいて。お願い。
(呆気に取られた隊士を尻目に踵を返し、屯所を後にした)
(隊士からクリーニングされた上着を受け取ると)
(伝言を聞いて上着に視線を落とし)
…そんなタバコ臭かったか、コレ
そりゃ、とんだもんオメェに掛けちまったな
(俯いて苦笑し)
埋め合わせはさせてもらわァ
またな
(花屋に行ってピンクのチューリップと)
(それに添える細かな黄色い花を選んで花束にさせ)
(肩に担いで見廻り組屯所へ赴き、そいつを信女宛てだと門番に突きつけ)
違う。煙草臭いとかそんな事を言いたかった訳じゃない。
アナタ、この国のサムライなんでしょ?
……病などと言うくだらない理由で死んで欲しくなかった。それだけよ。
(隊士から受け取った花束に物憂げな眼差しを落とし、言葉を紡いだ)
(真選組副長からの贈り物に見廻組隊士がざわつく中、自室へと向かう)
キレイ。花は美しさだけじゃなく、力強さも持ち合わせているのね。
初めて知った。
(無機質な部屋を飾る花々に恐る恐る指で触れる)
(頬杖をつき、可憐な花びらを時間を忘れいつまでも眺めて)
綺麗なだけじゃねぇ、力強さを備えてる花ってのは…オメェのことじゃねぇか
(目を逸らしながら信女の前に歩み)
喜んでくれてありがとよ
今夜はこんなもんしかねぇな
ためしに食ってみろや
ちったァあったかくなるだろ
激辛せんべい
……何を……いきなり。
(土方の言葉に、無表情ではあるが動揺の片鱗を見せ)
嬉しかった。初めてなの。花を貰ったの……
ずっとお礼を言いたかった。ジャケットもありがとう。暖かかった。
(胸の内を珍しく素直に口にして)
……これは、お煎餅なの?とても赤い。
(訝しげに手を伸ばし。控えめに口に運んで)
美味しい……ありがとう。……ゲホッ。
(目は涙目、鼻と唇を赤くしながら土方を見つめ)
そいつァ…よかった
(背けた顔を赤らめて)
寒いときに食うと熱くなるからよ
オメェ、寒そうだし
体調が悪ィときはコレだって知りあいが言ってたぜ
(涙と鼻の惨状を見れば慌てて信女の背をさすり)
だっ、大丈夫かオメェ!
あそこで茶ァ買ってくっから待ってろや
(財布取り出して自販機を指し示し)
アナタ、風邪でもひいてるの?顔が赤い。
(無表情のまま土方の額にひんやりと冷たい掌を当て)
寒さは慣れっこ……な、はずだったの。どうしてかしら。指先から冷えていく。
ゲホッ……ゲホッ……、へ、平気……喉がヒリヒリするだけ……ゲホッ!
確かに。アナタが言った通り体が暖かくなった。ほんの一瞬だけだけど。
(ゼーゼー肩で息をしながら土方を見上げ)
アナタ、やっぱり優しいのね。
………
(手を当てられれば、ひさびさに体感する女の髪の)
(かぐわしい香りに反応できず静止して)
オッ…オイィィィッ!
(激しく咳き込む相手の手が冷えていくのに狼狽し)
(買ってきた冷たい緑茶のフタを開けると)
(その冷たさに気づいて自分の両手でボトルを温め)
優しいのも強いのもオメェだろ
俺は薄情なだけだよ
(緑茶のボトルを手渡して)
お、お茶……ゲホッ……お"ぢゃ……!ゲホッ!ゴホッ!お"ぢゃ寄越せェェェ!
(平静を装うとするも結局最後にはボロが出る)
(血走った目で土方のお茶を奪うとぐびぐび緑茶を飲み干し)
……ぜぇぜぇ。何なの、これ。猛獣用の罠かなんかなの?人が食べていい物なの?
(涙目で土方を見上げれば、じとっと見つめ)
確かに。前言撤回よ。アナタは優しくない。
こんな目に合わせて……本当にひどい人。唇も舌もヒリヒリする。
(ほの暗い瞳で土方を見つめたまま、隊服のスカーフを引き寄せ)
……責任取って。
ぎゃ…ギャアァァァ!
(猛獣に挑まれる錯覚に半分逃げながら茶を差し出し)
も、猛獣用とは書いてないけど
もしかしたら猛獣のエサ的なものかもしれねぇな
オメェなかなか鋭いじゃねぇか
(半笑いで同意して相手の機嫌を窺い)
責任?
(スカーフを引かれるまま相手に顔を近づけ)
(やわらかそうな白い肌に見入ると)
(赤く腫れながら茶で濡れた唇に、そっと唇あわせ)
その辛ぇの…舐めてやらァ
(ためらいなく舌を入れて相手のそれを誘い)
エサ?……こんな物を食べさせたら象でも一発で昏睡する。
害獣駆除用なんでしょ?そうなんでしょ?
(無表情&額に青筋を立てながら土方のスカーフをゆさゆさ揺すり)
………
(スローモーションのように互いの顔が近付く)
(引き寄せられるように唇が重なると、大きな瞳をゆっくり伏せた)
んっ………そんな事をしたら……アナタの舌も痺れてしまう………いいの?
(吐息で囁きながら舌を迎え入れれば、土方のスカーフを握る手はゆるゆると解かれ)
(緑茶で冷えた赤い舌を、そっと相手のものに触れ合わせて)
……煙草の匂いがする……
(トロンとした眼差しで土方を見上げ。ふ、と柔らかく微笑んで)
い、いくらなんでも象はねぇだろ
せいぜいライオンくらいじゃねぇか?
(揺すられながら取り繕い)
どうせならオメェの色香に痺れてぇな
(長い髪に手を差し入れ、うなじを掴んで上向かせ)
(ひんやりした、なのに熱い口の中の感触に酔いしれながら)
(視線が合えばその儚い微笑みを眩しそうに目を細め)
オメェの上司は煙草吸わねぇんだったな
煙くねぇか…?
(信女の頬に指で触れ)
(互いに濡れた唇を少し離して吐息を交わし)
そう。なら、アナタはライオンを昏睡させるほどの劇物を私に食べさせた、と。
(ゆさゆさ揺さぶる腕に力がこもり)
……痺れて。いいえ、痺れさせたい。ン………っ
(上向かされると自ずと唇が開く。土方の舌に思わず吸い付いた)
(黒髪に手を伸ばせば、たどたどしく撫でながら柔らかな唇で甘く挟み込んで)
異三郎は……吸わない。不思議。前までは不快とさえ思っていた匂いなのに。
今は……不快じゃない。もっと、って思ってしまう。浅ましいほどに。
(吐息混じりで囁き合い。切なげに睫毛を伏せれば、頬に添えられた土方の指に頬擦りして)
このままでは歯止めが利かなくなりそう。……私は本当に猛獣なのかもしれない。
(真選組の隊服、その胸元に掌を合わせ。土方の肩に額を寄せて)
いや、ライオンよりオメェの方が強ぇだろ
よく言うじゃねぇか、宇宙最強の生物はオンナだって
(ひたすら目を逸らしたまま揺すられ)
見廻り組の大切な姫君の肌を暴いちまうわけにいかねぇだろが
(吸いあう感触がダイレクトに下半身を刺激し)
(髪に触られれば反射的な情愛がもたげて相手を強く抱き締め)
オメェ…言葉で煽ってんのか
浅ましいのも、「もっと」も…たまんねぇ誘い文句だ
(密着した身体は見た目より華奢で)
(腕の中に包みこめてしまう相手の)
(しなやかな柔らかさに征服欲が高まり)
猛獣を花みてぇに
俺の腕の中で咲かせてやらァ
(相手の脚の間に膝割りこませ)
(腰を支えながらバランス崩させ、後ろへ倒れこませると)
(手をついて相手を見下ろし、その上に乗りかかっていき)
花は…開いたことあんのか
(最後の良心なのか、加虐なのか)
(わからないまま相手に尋ね
宇宙最強の生物がオンナだなんて……真選組の副長ともあろう人が随分と情けない事を言うのね。
そのオンナと言う生き物を力尽くで制して見せて。じゃなきゃ種は残せない。
(スカーフを解放すれば、至近距離で土方を見つめたまま挑発するように囁いて)
「煽ってる」……と言ったら、アナタはどうする?
(土方の腕の中、濡れた唇を耳元へ寄せ囁けば、耳たぶに甘く歯を立てる)
浅ましいのは事実。……だって、現に今この時、私はアナタに欲情しているのだから。
この私を花に変える事などアナタに出来るのかしら。
全力で捩じ伏せて。花になる前にデリバリー吉原嬢にクラスチェンジしてしまうかも。
(腰に回された腕に逞しさを感じ、思わず熱っぽい溜め息を溢す)
(リードされるまま身を横たえると、伸ばした両手で土方の頬を優しく包み込んだ)
……男に身体を許した事はただの一度も無いわ。
そう言ったらアナタは怖じ気づくのかしら。
(滑やかな掌が頬を撫でる。そのまま土方の首に両腕を回すとこちらに引き寄せ)
私の初めてをアナタにあげる。その代わり……アナタの全て……私にちょうだい。
(土方の吐息を欲し、濡れた唇が薄く開かれ。口づけで紅く色づいた舌先を覗かせて)
オンナが弱ぇ生き物だなんて言う野郎がいたら見てみてぇ
その手強いオンナを力づくでテメェのもんにするのが男にとっちゃたまんねぇんだけどよ
素直に煽られてやらァ
ノリの悪いのは損だろ、俺はいつだってノリノリだよ
(女の髪の香りに理性をもっていかれながら)
(まだ自分には理性が残っていると言い聞かせつつ)
安心しろや、もうとっくにオメェは花街のオンナ顔負けだ
ま、花街には警備で行っただけで俺みてぇな芋を相手にする物好きはオメェくれぇのもんだけどな
(絡めた腕に首を引き寄せられると我慢できなくなり)
(濡れた唇に舌を突っこんで息つぎもさせず)
(深く強く吸いつき)
処女かよ
オメェ男の好物知らねぇのか
自分で申告してどうすんだ
(黒髪つかんで手首に絡め)
(畳に押しつけて上向かせ)
オメェこそ怖気づいたんなら今すぐ逃げちゃどうだ
泣いて嫌がったって途中で離してやらねぇ
初花を手折るときだって手加減なんかしねぇ芋だ
(言葉と裏腹に膝で相手の足押さえ)
(逃がす気なんかない重みで細い腰の動きを封じ)
(自分の下半身を信女の下腹部に押しつけて)
上等だ
オメェの欲しいもん持っていきやがれ
その代わり…オメェの大事なモンは俺がもらう
(透明に澄んだ瞳に見入ったまま)
(制服の下の身体のラインを確かめるように辿ると)
(信女の白いスカーフを躊躇いなく片手で外して抜き取り)
……気に入った。ノリのいい男は好き。
(甘噛みしていた耳たぶに唇を寄せて。掌は土方の肩を艶かしく撫で擦り)
花街で遊んだ事がないなんて、嘘ね。
だってアナタ、手慣れているもの。女の喜ぶ事ちゃんと心得てる。
……んっ、ぅ……!……っ、はぁっ……こんな風に荒々しく求められて喜ぶ女もいる。
それを……アナタはちゃんと分かっててやってる。違う?
(呼吸も出来ぬほどの激しい口づけに、息を荒くしながら土方の頬を両手で包み込み)
酷い人。……でも今夜は騙されたフリをしてあげる。こう見えて私はとっても優しいの。
(顔を僅かに傾け、「ちゅ…」と濡れた音を立て唇に吸い付けば)
(赤い舌先で土方の唇の輪郭をくすぐるようになぞり。ふ、と微笑んで)
そう、生娘。誰も私の肌に触れようという気すら起きないんじゃないかしら。
(うなじに残る印を覆い隠す長い黒髪。その艶やかな毛束が男の掌を滑る)
(上向かされれば一瞬苦しそうに顔をしかめるが、臆する事なく土方を見つめ返し)
さっきの言葉、そっくりそのままお返ししてあげる。
私に触れようとする命知らずな物好きはアナタぐらいよ。……ッ、どうかしてる。
(押し付けられた下腹部、衣服越しであっても伝わる雄の熱に思わず息を飲んだ)
……年端も行かぬ小娘相手に本気で欲情しているの?
もうお仕舞いよ。真選組の副長さんをちょっとからかってみただけ。
異三郎が待ってる。もう行かなきゃ。だから……どいて。
(男の身体の下、逃れようとするも身動きが取れず。無表情のまま抗議した)
(手慣れた様子でスカーフを引き抜かれれば、悔しそうに瞳を伏せ、顔を背ける)
(きっちりと上まで留められた清楚なブラウスの首、胸元から、微かに鈴蘭の香りが漂い)
(土方の鼻腔を擽った。小さく「……やめて」と漏らすも、裏腹に胸は甘く痛み高鳴って)
花街のオンナに手荒な真似できるか
ありゃ商品だ
袋叩きに遭っちまう
触れられるもんなら誰だってヤリてぇだろ
オメェは高嶺の花だ
命がけで落とす覚悟がなけりゃ手が出ねぇよ
(なすがままに組み敷かれた相手の)
(美しい顔が苦しげに歪むのを見て楽しみ)
オメェ…なに言ってんだ
この体勢から離すわけねぇだろ
きっちり女にしてやっから待ってろや
(密着した身体が自分の下で動くたび)
(その感触に)
(薄い笑み混じりに獲物を見下ろし)
佐々木に呼ばれてんのか
ずいぶん懐いてるみたいじゃねぇか
アイツもオメェを娘みてぇに可愛がってる
別に佐々木に恨みはねぇが
オメェを横から取り上げられんのは御免だぜ
(ケースから取り出した丸薬を)
(信女に見せてから自分の口に咥え)
見廻り組にも支給されてんだろ
尋問用の便利な代物だ
テメェの意志じゃ、ろくに動けなくなる代わりに感覚は過敏になる
ゆっくりお楽しみといこうじゃねぇか
(顎を掴んで口開かせ)
(丸薬ごと口づけて含ませると)
(飲みこむまで執拗にキスで塞ぎ)
人を高嶺の花と持ち上げる割には酷い事をするのね。
そう、命懸けだったの。ならば私はその覚悟に全力で応えるだけよ。
アナタのピーをピーしてから……お望み通り、殺してあげる。
(嘲笑を浮かべこちらを見下ろす土方を、感情のない瞳でぼんやりと見上げた)
「ヤリたい」だなんて品のない言葉。真選組副長の名が聞いて呆れるわ。
あなたに言われずとも、私はいつかオンナになる。……今夜じゃない事だけは確か。
(のしかかる土方の肩を押し退けようと両手を添えた。ググッと力を籠めるも)
(剣技以外の部分では所詮女で。体格差と力では敵わず、悔しさから表情が曇る)
ふは父のような存在。私を傷物にしたらオトーサンが黙ってないと思うけど。
(茶化しながらジャケットのポケットをまさぐる。携帯を取り出し、メールを打ち始め)
「サブちゃん、のぶたすピンチだお。トッシーにレイープされそうだおー」っと……
(無表情のままポチポチと打ち続け。送信ボタンに指をかけると、画面を土方に見せ)
……エリートはそんな物に頼らずとも職務を遂行出来るの。
アナタ達が如何に無能か良く分かった。異三郎の言った通りね。……んッ!
(顎を無理矢理上向かされれば、短く呻き声を上げる。鋭い視線で土方を睨み付けた)
(荒々しく唇を塞がれると眉根を強く寄せ、男の肩を握り拳で幾度も叩き抗った)
(口内深くに押し込められた丸薬は、舌の付け根辺りで既にホロリと解れ始めて)
(流し込まれた唾液により半ば強制的に嚥下させられ、思わず瞳を大きく見開いた)
ンッ………!ん、ンン………ッ!
(薬の効果は顕著に現れ。心臓がトクンと早打つ度、ブーツの足が幾度も畳の上を滑る)
(上質な白磁を思わせる頬が朱色に染まり始め。潤み始めた瞳で男を睨み続け)
ひどいことしねぇとヤれねぇだろ
その代わり終わったあとオメェに殺されちまうみてぇだけどな
(画面みせられれば信女の手を掴み)
(送信ボタンにかかる信女の指ごと送信ボタンを押し)
おもしれぇ
佐々木が来たら見せてやろうじゃねぇか
オメェが俺のもんになるところを
無能野郎に『そんな物』で絡め取られちまうエリートってのはどうなんだよ
オメェは身動きもできねぇまま好きに弄られちまうんだぜ
(信女の他愛ない抵抗は営みの前の戯れでしかなく)
(無理やり押しこんだものを女に飲みこませた愉しさに)
(背すじがゾクッと欲を覚え)
綺麗なオンナだ
さぞかし佐々木はオメェを大切にしてきたんだろうな
(自分も上着やシャツをはだけてラフな格好になり)
(信女の萎えた手足から上着や履物を取り払い)
(時間をかけて相手を下着姿にさせると、なめらかな太腿の素肌に触れ)
(その扇情的な眺めを息を呑んで見つめ)
口は利けるだろ
オメェに限って泣き言を吐くとは思わねぇが
罵倒くれぇは受けてやらァ
派手な悲鳴も歓迎だ
(下腹部の膨らみに手を置き)
(信女の顔を見ながらショーツの前を優しく撫で)
なんせアイツの秘蔵の花の、花弁の奥まで拝ませてもらおうってんだ
ただで済むとは思ってねぇよ
………ぁッ
(強引に押された送信ボタンに珍しく短く声を上げる。画面と土方の顔を交互に見つめ)
アナタに女にされる前に異三郎は来る。必ず。
どうなっても知らない。アナタ死ぬわよ、私に殺される前に。
分かったら早くここをどいて。私まで蜂の巣にされたくないの。
(掴まれた手を振り払おうとするも、丸薬は確実に四肢に影響を及ぼし始めていて)
(握り締めていたはずの携帯電話が音を立て畳に零れ落ち)
真選組の副長が年端の行かぬ小娘相手に薬物を使用し強姦……新聞の一面モノね。
……ッ、やめて。そんな目で私を見ないで。
(ジャケットやブラウスから袖を抜かれる度、男の体温を間近に感じ。肌蹴た土方の胸元から)
(漂う男の色香に、クスリの効果も手伝ってかクラクラと目眩を覚え瞳を伏せる)
(綺麗だ、と言う言葉に戸惑いの表情を見せ。自身は女なのだと痛いほど思い知らされ)
その「大切に」という言葉の意味はよく分からないけど……
異三郎は私に対してアナタの思っているような愛情を持ち合わせていない。おあいにくさま。
(身につけている下着は純白の上下で。細やかなレースがあしらわれた上品なデザインのものだ)
(黒髪がサラリと肩にかかり、白磁のような肌とのコントラストをより引き立たせている)
アナタ……本気……なの?……ん、ぁっ……
(柔らかな腿は男の掌にひんやりとした感触を伝え。肌は粟立ち、敏感な反応を示した)
(弛緩した内腿を気恥ずかしそうに擦り合わせる事しか出来ず、強く歯を食い縛る)
……誰が。町娘でもあるまいし。悲鳴なんか生まれてから一度も上げた事はない。
アナタこそ油断しない事ね。私の前職、本当は知ってるんでしょ……ひっ、ぁ……!
(男の指の熱は、ショーツの薄布一枚隔てたその下の秘芽にダイレクトに伝わって)
(全身を大きく弓なりにしならせる。震える手は土方のシャツを弱々しく握る事しか出来ず)
……っ、はぁっ……アナタのこの所業、どうせ異三郎への当てつけなんでしょ?
悪趣味ね……どうか……んんっ!……してる……
(真っ直ぐに見据える瞳は涙で潤み。肩で息をしながら土方から逃れようと抗い続けた)
(傍らでは携帯電話が振動で着信を知らせていて。懸命に震える手を伸ばすも届かずに)
うるせぇ電話だな
よほどオメェが気がかりとみえる
オメェが思うほど佐々木はオメェに無関心じゃなさそうだぜ
(信女が伸ばす先で振動している携帯をヒョイと取り上げ)
(指先の操作で無造作に通話を終了させるとトドメのように電源を落とし)
新聞の一面ね…
そんな大々的に報じられちゃ困るのはオメェの方じゃねぇのか
エリート見廻り組の副長サマが田舎侍に手籠めにされるなんざ、大衆が大喜びのスキャンダルだろ
俺の方は構わねぇよ
お人形みてぇに綺麗なオメェが俺のモンになったってこと、知られたって恥にはならねぇよ
(柔らかく張りのある太腿に誘われた手が)
(擦り合わせる内腿に挟まれれば、そのひんやりした肌に溶かされるようで)
(手指の先から肉体の根幹に興奮の熱が走り)
死神の落胤で、佐々木の養い子で、年端もいかねぇ娘…
これ以上の御馳走はねぇよ
蜂の巣にされたって離さねぇ
そうなったら地獄の道行きだ
遠慮すんな、オメェも一緒に果てようじゃねぇか
(冷酷な暗殺者の肌は熱く柔らかで)
(そのギャップが理性を狂わせる)
(白いレースの感触を手のひらに味わいながら)
(逃げようとする身体を開かせて布きれと肌の間に手を滑らせ)
(じかに体毛に指で分け入ってクリトリスの在り処をさぐり)
(もう片腕で背中引き寄せ)
(己の上半身で動きを封じながら)
(息を弾ませて抗う少女の唇を追いかけ)
(蓋でもするように吸いついて呼吸ごと奪い)
……違う。私がどうなろうと異三郎は気にも留めない。あの人はアナタに関心があるだけよ。
(あと僅か、震える指を伸ばせば捕らえられた携帯をあっさりと取り上げられれば)
(短く「あ…ッ」と漏らし。土方の掌の中で消灯した画面を悔しさが入り雑じった眼差しで見つめた)
……近藤とかいう人が今のアナタの台詞を聞いたら泣いて悲しむんじゃないかしら。
アナタの士道とやらは女の色香ごときに流されてしまう程のモノだったって訳ね。
(掌を阻むため擦り寄せた腿はうっすらと汗ばんでおり。却って男を煽っている事とは知らず)
(「ンっ…」と悩ましげな声を漏らしながら懸命に身を捩り。自由にならない四肢でもがき続け)
……酔狂なオトコ。
(「離さない」。その言葉に虚を突かれたか、大きな瞳で土方を捉えたまま呆れ半分で呟いた)
(男の手が可憐なデザインのショーツに差し込まれると我に返る。「…ぃ、や…!」と声を上げ抵抗するが)
(クスリの作用で愛液に満ち溢れた秘裂は、男の武骨な指をぬるりと容易に秘芽へと導いてしまい)
ひっ……ぃ……っ!
(桜の蕾のようなそれは土方の指の下でツンと尖り。触れられる度に甘い痺れが全身を駆け巡る)
(背中を抱き寄せられると「ぁ…っ」と漏らし。薄く開いたままの唇を荒々しく奪われて)
ンッ……!んぅっ………、んんっ………!
(土方の肩を弱々しく叩いていた拳が解ける頃には、意識までもが朦朧とし始め)
(貪られるような口づけに、感情を持たないはずの漆黒の瞳は潤んだ涙でトロトロに蕩けきり)
……ッは……ぁ♥………はぁっ、はぁっ………お願い………も、ヤメテ………
(僅かに唇が離れれば息継ぎするように呼吸をして。濡れた唇からは意に反し甘い吐息が漏れる)
(ぶるぶると震えながら哀願するような眼差しで土方を見つめ。ショーツ越しに響く水音に羞恥を覚え)
(下唇を噛んだまま顔を背ける。裸足の爪先がきゅうっと縮こまっていて)
オメェに関心なかったら蜂の巣にされるわけねぇだろ
だいたいアイツに関心持たれてても嬉しくもなんともねぇ
士道ねぇ…そいつを俺から剥ぎ取ったのはオメェだぜ
いまさら何言ってやがんだ
(クリトリスを優しく押し潰しながら信女を見おろし)
(声もない笑いを浮かべ)
それからよォ…ひとつ言っとく
ひでぇ怪我したくなかったら二度と近藤さんの名前は出すな
(愛液を漏らしながらも硬く閉ざされた処女孔に)
(中指の付け根まで一刺しで侵入し)
処女いただくだけじゃ済まねぇぜ
(嬲るように指で掻き回しながら膣内の具合を見)
(羞恥と発情に潤む瞳に煽られるまま)
(ブラの布越しに胸の突起に噛みついて)
(乳首を噛みちぎらんばかりに歯を立てる)
(己の雄は最高潮に興奮し、硬く脈打ち続け)
とてもヤメテくれって声じゃねぇけどな
本当はどうしてほしいんだ
本音を言ってみろよ
(くちくちと音を立てて処女を慣らし)
(快楽を引き出そうとするが)
(女の中に指を入れた状態で己の我慢が効かず)
(おもむろに指を抜くと、純白の下着を毟り取り)
(露わにさせた秘部を左右に開かせて覗きこみ)
まァ…どっちにしろヤるこたァ変わんねぇけどよ
…アナタに引き金を引く理由が出来ればそれでいい。異三郎はそういう人よ。
嘘ね。本当は嬉しいくせに。アナタ達、相思相愛だと思うんだけど。
人のせいにしないで。私に花を贈ったアナタと、今の怖い目をしたアナタ。
どっちのアナタが本当の「土方十四郎」なの。
(嘲笑を浮かべこちらを見下ろす土方に、息を弾ませながらも精一杯強がって見せた)
近藤の名を出しただけで心拍数が上がった……その隠しきれない動揺、余程後ろめたいのね。
私が死を恐れるとでも思った?………ーーーッ!!
(愛液でぬかるんだ膣口に武骨な指が差し込まれれば、弾かれたように顎を仰け反らせる)
(全身は小刻みに戦慄き。唇はパクパクと開かれ、声にならない悲鳴を上げた)
私を……これ以上……どう……しようって……言うの……
(男を知らぬ蜜壺は土方の指にこれ以上ないまでに強く吸い付き、絡み付いた)
(生まれて初めて覚えた膣内の異物感。押し出そうとするように襞はうねり蠢いて)
あ………ぐぅッ………!
(刹那、胸の蕾に男の歯が立つと、ジンジンと痺れるような痛みに声を上げる)
(ブラ越しに伝わる土方の唇と吐息の熱。膣口は悦んでいるかのように「きゅん、きゅんっ」と強く収縮し)
……痛ッ……ん、ぁ……やめ…て……んんっ♥……
(膣内を解きほぐされる度、愛液で濡れた2枚の襞が絡み、土方の指を濡らしてゆく)
はぁっ……はぁっ……本、音は……早くここから立ち去って欲しい……それだけよ……。んんっ!
(引き抜かれた指はぬらぬらと濡れ光っていて。湿ったショーツが剥ぎ取られれば愛液が糸を引いた)
(未成熟な蜜壺はとろとろに蕩け、少女の甘酸っぱい匂いを漂わせながら男を誘う)
(桜色の膣口はひくひく収縮し、そこから溢れ出た透明な愛液の雫がトロリと伝い滴って)
イ、ヤ………見ないで、お願い………悪趣味だわ………
(土方を制止しようと懸命に伸ばした腕はぶるぶる震え、男の髪にそっと触れる事しか出来ない)
(与えられ続ける羞恥。瞳いっぱいに溜まった涙が長い睫毛を濡らし始めて)
理由なんざなくとも、あとからいくらでもアイツは作っちまうだろ
日頃考えがあってアイツは芋侍を撃たないんだよ
なのにオメェが危ない目に遭ってたらなにも考えずに発砲する
オメェが大事ってのは、理屈じゃねぇ
じゃあ服を着てるオメェと、裸に剥かれちまったオメェ
どっちが本当の今井信女なんだよ
つうかオンナに乗っかろうとしてるとき上司の名前出されたら萎えるんだけどよ
もっと言やァ、こんな状況で他の野郎のツラ思い出させねぇでくれねぇか
佐々木なんざ、どうでもいいんだよ俺は
(かぐわしい芳香に顔を寄せ)
(薄い花唇の濡れて明かりに照らされる様子を凝視しながら)
(そっと指を添えて左右に押し開き)
いい匂いだな…
ちっちゃくて、可愛いぜ
オメェのイメージにぴったりくる
食っちまいてぇ
(ちゅっと音を立てて花唇に吸いつき)
(舌でなぞりながら蜜孔をさぐり)
(逃げようとする腰に手をまわして己の顔に引き寄せ)
(愛液を芳香ごと咀嚼するように口と鼻であじわっていたが)
(女の手が頭に触れかかってくれば愛おしさ募り)
(いいところをさぐって腰の反応を見ながらクリトリスに辿り着き)
(儚い突起を唇に挟むと)
(敏感なそこを何度も唇で甘く吸い噛み)
立ち去れ、か
意外と本音は普通だったな
エリートに嫌われんのは慣れてるよ
(舌と唇でクリトリスの愛撫を続け)
(蜜孔にも再び指を差し入れてキツい処女孔の締めつけを愉しみ)
(その締めつけを突き破るように二本指を突き入れ)
(己の雄を受け容れさせるために)
(中で指を開いては着実に蜜孔を広げさせていき)
はやく、こん中に挿れてぇな…
念のため聞くけどよ、これからなにされっか分かってるよな?
その問はおかしい。「服を着た私」を「裸」にしたのは他ならぬアナタ自身だもの。
先に質問したのは私よ。花を贈ったり、寒がる私にジャケットを掛けてくれたりした紳士的なアナタと
今ここにいるアナタはまるで別人のよう。どちらが本当の土方十四郎なの。答えて……
(半身を起こそうと試みる。震える両腕で後退ろうとするも、華奢な腰をあっさり捕らえられてしまう)
(男の顔が秘部へ近付けば、そこに掛かる吐息だけで脱力し。力なく倒れ込むと口元を手の甲で覆った)
……お願い、そんなに広げないで……恥ずかしいの、とても……だから……止めて……
(ぽつりと口にした言葉は年相応な少女のもので。頬をほんのり染め、恥じらって見せた)
(土方の唇が陰唇に触れると、手の甲を唇に強く押し付け眉根を寄せて。懸命に吐息と声を押し殺し)
……はぁっ♥……汚い、から……やめた方が……いい……、んんっ……ぁ♥、だめ……
(意に反し、性的興奮によって膨れた2枚の襞が土方の舌に絡みつきディープキスを交わした)
(伸ばした指先は震え、男の髪を優しく梳くだけに止まり。その後掌は滑り落ち、口淫に執心する頬を撫でて)
ッ、あ♥!……そこはダメ……何か変なの……じんじんする……怖い……私、どうなっちゃうの……?
(ピンと屹立した秘芽への愛撫に切羽詰まった様子で訴えた。下腹部が「きゅんっ、きゅんっ」と何度も疼く)
(焦燥感にも似た感覚に本能が畏れて。ゾクゾクと身震いしながら絶頂から逃れようとするも)
はぁッ、はぁッ……指、抜いて……そんなに……んぁあっ!入らない、から……も、許して……ぃ、やぁ……ッ!
(大粒の涙が零れ落ちれば、黒髪を揺らしイヤイヤしながら生まれて初めての絶頂を迎えてしまった)
(愛液の飛沫は土方の掌や手首を濡らしてしまう程で。腰をガクガクと震わせ、暫し放心して)
はぁっ、はぁっ……私達……本当に……っはぁ♥……せっくす……しちゃうの……?
(舌たらずにそう問い掛ければ、くすんと鼻をすすり。震える白い腿は土方の顔を柔らかく挟み込んで)
紳士的な俺の理性を脱がせて本能丸出しの裸にしちまったのはお前だろ
どっちも俺だよ
それともどっちかだけが本当の俺であってほしいのか
オメェをもっと…恥ずかしがらせて困らせてぇ
(恥じらうしぐさ、熱くなる吐息にこちらも息荒げ)
(ほとんど顔を秘部に埋める勢いで処女孔に舌を使い)
(絡んできた襞を夢中で舐めあげる)
どうなるって…きまってんだろ
オメェはセックスの味を覚えるんだよ
(逃れようのない快感が秘部から全身に広がっていくのが)
(少女の細い腰のもがきで知れる)
(許しを乞う相手の願いどおり指を引いて浅いところを刺激すれば)
(急激に中の動きが激しくなって何度も強く締めつけ)
(指が膣内に引きこまれていく)
イッたのか
さすが感度は抜群だな
もう準備できてんじゃねぇか
(中へ誘いこもうとする処女孔から指を引き抜くと)
(愛液の熱く滴る自分の手首をぺろりと舐め)
知ってんなら問題ねぇ
興味本位で俺を誘った代償だ
(ズボンを下げ、己の屹立を取り出すと)
(先走りごと片手で自身を扱き)
(相手の片膝を抱え腰をあげさせて)
(イッたばかりの熱い花唇に先端をあてがい)
(まだ男を知らないそこに挿し入れるべく腰を押しこむ)
初めてのセックスだろ
好きな野郎の顔でも思い浮かべて我慢しろや
- また人のせいにするのね。違う、そういう事を言いたいんじゃないの……
(照れ臭そうに花束を担ぎ現れた姿を思い出す。今の土方とのギャップに心は乱され)
(甘い鼓動を打つ胸元に掌を宛がう。その表情と仕草は恋を知った乙女のようで)
……ッ、はぁ♥……もう……十分過ぎる程の辱しめは受けたわ。
頭がぼんやりするの。ぁ、んっ……アナタ、私に何をしたの?……こんな感覚、初めてよ。
(手に散った飛沫に舌を這わせる土方を、イキ果てトロトロに蕩けた瞳で見つめた)
(斬り合いの最中に気分が高揚する事はあっても、全身が弛緩し脳が痺れる程の快楽は味わった事がない)
(生まれて初めての感覚をもたらした男。畏怖と淡い想いが入り雑じった眼差しを向けて)
違う……これは薬のせい。じゃなきゃ……あり得ない……アナタに……ッ、こんな事……
(悔しそうに下唇を噛んだ。プイ、と顔を背けたその瞳は屈辱の涙で濡れている)
(手の甲で涙を拭っていて。指の合間からオスの象徴を目にすれば思わず息を飲んだ)
(初めて目の当たりにする男性器から視線が外せず。子宮はそれを欲して、きゅんきゅんと疼いた)
ま、待って……!ひ、ぁッ……!お願いだから……も、やめて……!
(グイッと片脚を持ち上げられ、果てて間もない、未だヒクつく花びらを剥き出しにされる)
(愛液まみれの膣口に土方の雁首が触れればその熱に小さく叫び。ぬるり、と飲み込むも)
(処女膜がその先の侵入を阻んで。ピリッとした鈍い痛みに顔をしかめながら、男から逃れようともがき)
………ッ!好きな男など……居ないわ……初恋も知らない女を犯して可哀想だと思わないの?
ぅ、あッ!……そう言うアナタこそ、私の初めてを奪うつもりなら……ん、ぅっ!……想い人の事、今夜は忘れて。
(涙目のままキッと睨み。破瓜の痛みに耐えながら懸命に強がって)
- なら、なにが言いてぇんだよ…教えてくれ
オメェの考えてることが知りてぇ
辱しめるようなこと、した覚えはねぇ
俺は花にキスしてその花びら開いてもらっただけだ
オメェは、ぞんぶんに咲き誇りゃいい
薬のせい…か
分かってんじゃねぇか
薬使われて股開かされちまえばオメェは相手が誰だろうと関係ないんだよ
恋もしたことねぇ処女だってのに、ちゃんと濡れてクチ開いてるぜ
あとはオンナになるだけじゃねぇか
(涙で潤んだ瞳が己の怒張を凝視したまま見開かれていき)
(恐れまじりの欲情に彩られていくのを最高の気分で眺めながら)
(このオンナが欲しい、以外の考えはなにもかも頭から消え去っていき)
想い人なんざ、オメェしかいねぇよ
考えてもみろ
こんなとこでこんな真似して見つかったら命もねぇのに
薬まで使ってオメェをものにしようとしてるんだぜ
(先端を挿し入れたまま手をついて信女を見おろし)
(くやしそうに噛んだ唇に指を滑らせ)
ほらクチ開けや
力入れてたってキスは美味しくねぇだろ
ここまできたからにはオメェの処女はいただく
観念して緩めとけ
(吐息を絡ませて信女の唇をついばみ)
(入り口だけでも名器と分かる狭い膣を押し切ろうと)
(嫌がる女の両手を封じて処女膜を突破するタイミングを窺い)
オメェを手に入れたら離さねぇ
身体の使い方も、ココの使い方も…俺が教えてやらァ
(深く舌を差し入れながら)
(少女のオンナの部分を薄情な勢いで犯して突き通し)
どちらのアナタも、異三郎から聞いていた「土方十四郎」という男のデータと一致しない。
アナタを知る度に、アナタという人がどんどん分からなくなる。混乱しているの……今、とても。
(自身の心を探るよう辿々しく言葉を紡ぐ。父代わりの男ですら踏み込んだ事のないエリアを)
(目の前の男は臆する事なく容易に侵し。幼い頃から閉ざしていたはずの心は揺さぶられ、乱された)
自覚がないのだから質が悪い。生娘が素肌を暴かれただけで十分な辱しめだと思うのだけど。
アナタのせいでお嫁に行けないじゃない。どうしてくれるの?
(茶化すように心にもない事を口にして。土方の腕の中から逃れる隙を虎視眈々と狙った)
そう、薬のせい。この胸のざわめきも、きっと……薬の影響。
効果が切れたら元に戻る。熱を帯びた体も、アナタへの気持ちも。
(土方に対する想いも一過性のものと、自分自身に言い聞かせるように呟いた)
(お願いだからこれ以上心の中に踏み込まないで。そう言いたげに両耳を塞いで見せる)
………ッ!!アナタ、何を……言って……いるの?よくも、そんな……白々しい嘘を……!ふ…ァッ!
(追撃のような男の言葉に明らかに動揺して。濡れた唇を指が這えば、ゾクゾクと戦慄いた)
(噛みちぎってやろうと爪に歯を立てるも力が入らず。甘噛みとなったまま小さな舌がぬるりと指に触れる)
………ァっ、ん♥……ウソ、ばっかり……アナタこそ、相手が女であれば誰だって構わないんでしょ?
(奪われてしまいそうな心を繋ぎ止めるべく、むしろそうであって欲しいと願うも)
(男の吐息が唇に掛かると心とは裏腹に口づけを求めてしまい。こちらからも啄めば)
(雁首を飲み込んだ膣口が「きゅっ、きゅ…」と締まった。拘束された両手は始め強く握られていたものの)
(全身の弛緩と共に次第に解けていき。口づけたまま、土方の指にしなやかな指を絡ませ)
んっ……ンンッ……!ッ、はふ♥……アナタ、悪い大人なのね……私を……手籠めにするつもりなの?
ん、く……ッ!そんな事、させない……アナタは私が……殺す……絶対に、……ん"ッ!ン"ン"ー……ッ!
(口内と膣内、同時に侵入を許してしまい。体を仰け反らせくぐもった声で悲鳴を上げた)
(少女である証を牡の象徴が貫けば、焼けつくような痛みが膣内に走り眉間を強く寄せる)
(絡ませた両手の指に力が籠った。唇同士を合わせたまま「ふー♥ふー♥」と荒く呼吸をする)
(熱を持った無数の襞が怒張を押し出さんばかりに締め付けて。口づけが激しさを増せば)
(敏感な反応を土方へと返した。痛みとは違う涙で潤む瞳を静かに伏せて)
だったらオメェが自分でデータ取ればいいだろ
佐々木のデータなんかより、今のオメェのが俺とピッタリくっついてる
違うか…?
(少女の下腹部に己の腹部を擦り合わせ、肉薄する距離を示し)
(己の方こそ冷たい少女の瞳の奥を鮮やかな感情が生まれては移り変わるのを)
(不思議な思いで見つめ)
そうか、辱しめか
オメェみたいな剣の達人がおとなしく脱がされてんのは
芋侍への『施し』かと思ったぜ
嫁に行く先がねぇなら俺がもらいてぇな
どうする?
俺の腕ん中へ落ちてくるか?
責任くれぇ取ってやらァ
そんときゃ、もう薬は切れてるだろうが
きっと楽しい夜が待ってるぜ
(軽口に、虚実織り交ぜて軽口で返し)
佐々木のデータになかったか
男は3秒で恋に落ちるんだよ
オメェみたいに芯のある、それでいて柔らかなオンナにゃ弱ぇんだ
…嘘?
そんなわけねぇだろ
けどまァ、セックスのとき女の耳に囁くウソは嘘じゃ終わらねぇ
いつのまにか本当になっちまう
だからこそタチの悪い女にゃ手を出さねぇ
カラダ繋げるんだ、愛おしく思わなきゃ危ない橋は渡らねぇよ
(信女の唇の感触も)
(咥えて舌を使う動きも)
(欲を煽られてたまらない)
(いっそこのクチに押しこみたいと思いながら)
(舌を捕らえて吸い、口内を攫うように舌で犯して舐めまわし)
クッ…、
(処女膜を突破したペニスは勢いのまま膣を貫き)
(強烈に締めつける熱く柔らかい襞の中に根元まで埋まりこむ)
(痛がる悲鳴も憎まれ口も、ひとつも漏らさぬようキスで塞いだ口で食み)
(いつのまにか絡んだ指を、キスから漏れる吐息を逃がさぬよう追いかければ)
(初めての男を迎えた膣がリズムよく締まり)
(股間から背中へすさまじい征服欲が加虐と愛おしさを伴って駆け巡る)
殺してぇかよ…そいつァ逆効果だ
そのくれぇ鼻っ柱が強い方が躾け甲斐があらァ
(まだ痛みの収まらぬであろう狭い膣の中を)
(揺さぶるようにペニスを動かし)
(愛液と己の体液とで滑りの良くなった膣肉を徐々に慣らしながら)
(次第にピストンを大きく突きこんでいき)
俺を憎んだまま溶けていけよ
そうすりゃ俺はオメェを離さねぇ
(信女の反応を見ながら膣の上壁を擦り)
(まだ慣れてるはずもない子宮の入り口が男を受け止める感触を味わい)
なァ…ここってオメェの一番奥だろ
知ってるか、ここで精液出されると妊娠しちまうんだぜ
ま、外す気なんかねぇし
(いたぶる口で笑いながらブラをずらし)
(現れた綺麗な乳首を舐めながら口に咥えてキツく吸い)
一滴残らずオメェん中に出してやっから
しっかり味わえや
人、嫌いなの……人間観察は苦手。んっ♥……アナタが教えて。本当の「土方十四郎」という男を。
(汗ばんだ下腹部同士が触れ合えば、繋がりはより深いものとなり。男の体の下で小さく呻く)
一服盛っておきながらよく言う。おとなしく脱がされざるを得なかっただけ。
……私をお嫁さんにしてくれるって言うの?悪い事は言わない、やめておいた方が身のため。
(こちらを見下ろす土方と視線を合わせると、肩で息をしながら口元に余裕の無い笑みを浮かべ)
殺しを生業としている女と祝言を上げたって、真選組副長の名が汚れるだけよ。
異三郎でさえ、因果という名の鎖が必要だった……アナタに私が飼い慣らせるかしら?
そう……アナタの戯れ言、今夜だけは信じてあげる。クスリが切れたら夢と消える。甘い嘘も……っはぁ♥
(口に含んだ土方の指に赤い舌を絡めれば「ちゅ…」と濡れたリップ音を立て解放して)
(入れ替わりに差し込まれた男の舌に、扇情的な表情を浮かべこちらも吸い付いた。口内をまさぐられるまま)
(「ぁ…は♥」と切なげなため息をつき。土方の腕にしがみつき、爪を立てた)
ッ!………く、ァあッ………!
(完全に繋がり合えば、少女の柔らかい肌が男の体の重みを受け止める)
(絡めた指を「きゅっ…」と強く握り返し。貪り合う唇から土方の呻き声が漏れると)
……ん、ハァッ……どう……したの?苦しいの?……セックスで痛い思いをするのは……女だけだと思ってた。
ねぇ、今どんな気持ちなの?……教えて……聞きたいの、アナタの言葉で……
(涙と汗で濡れた頬に黒髪を貼り付かせたまま、紅潮した顔で男の様子を伺った)
逆効果だろうが何だろうが、私を躾ける前にアナタは死ぬ。……可哀想な男(ひと)
(言葉とは真逆に、震える掌で土方の頬を優しく撫でて。慈しみに満ちた表情を見せた)
(抽送が始まれば一変、下唇を噛んだ。愛液と破瓜の証で満ちた膣内は怒張をキツく包み込みながらも)
(根元からその先端までを吸い付いた粘膜が扱き。体は男の腰の動きに揺さぶられるままで)
くっ、ぁ!……お望み通り……憎んであげる……私の心を乱し、初めてを奪った男。
……土方……十四郎……アナタを許さない、絶対に………ッ、ぁあ………!ふ、くぅ……っ!
(雁首が未開発な窪みを抉るように擦ると一際激しい反応を示す。焼けつくような痛みが)
(ジンジンと焦れる感覚へと取って代わり。子宮が鈴口に触れれば弾かれたように顎を仰け反らせた)
んっ、く♥……はぁっ、ぁ……初めてなのよ……そんな風に……奥、いじめないで……お願い……
ぁ、あ…アァッ♥、嘘……避妊……してないの?中で射精されたら……ぅあッ……私……妊娠、しちゃう……
(切羽詰まった様子で訴える。不敵な笑みを浮かべ余裕を見せる土方とは対照的だ)
(普段窮屈な制服に隠されている胸はふっくらと女性らしい柔らかなラインを描いている)
(開花直前の桜の蕾のようなその先端を舐めしゃぶられると、イヤイヤと頭を振り黒髪を乱した)
い、意地悪言わないで……またさっきの感覚が来そう……今度こそどうにかなってしまいそうで……怖いの
(蜜で濡れた秘芽が男の下腹部と擦れ。胸に執心する土方の頭部をぎゅうっと抱きしめた)
自分が見たものより誰かの言葉を信じるのか
思ったより世間知らずなんだな
簡単に騙せるじゃねぇか
(抱き締めながら信女の耳に笑いかけ)
俺は人の隙に付け入る悪党だよ
優しげにオンナ口説いちゃ俺好みに仕立てて楽しむ外道だ
オメェ、とんだ野郎に引っかかっちまったな
飼い慣らせるかどうか、結婚したくなっちまったよ
俺の拷問技のすべてをもって躾けして仕置きして調教してぇ
オメェみてぇなハネッ返り、見たことねぇし
(キスの最中、腕に心地よい痛みが食いこむと)
(唇から頬、首、耳たぶへと甘噛みしながら笑いを漏らし)
オメェに吐いたウソはひとつだけだけどな
そいつがバレたらオメェに首撥ねられること請け合いだ
は…ァ、痛ぇに決まってんだろ
ただでさえ狭ぇとこに突っこんだチンポをオメェがこれでもかって勢いで
締め上げてんだぜ
痛いってより、出してぇ…
このナカにぶちまけてぇよ
(信女の腰を持ち上げ、己の太腿に抱え寄せて)
(より深いところを楽しめる体勢を取らせる)
(上から眺める信女のウエストのくびれ、揺れる下乳)
(人形のような顔の周りに散った黒く長い髪が)
(己の揺らす動きに合わせて畳に流れるのを見て薄く笑う)
(おそらく処女には苛酷な責め方だが)
(人形じみた顔が唇を噛んで痛みに耐えるさまが興奮をそそり)
(拒絶しながら、なまめかしい手が己の頬や髪に触れてくるのを)
(聖なるものを汚して禁を犯して欲情している己への慈悲に思えて)
(無性にたまらなく滾る)
オメェを俺だけのものにするにはどうしたらいいか知りてぇ
俺が考えてんのはそんだけだ
それよりオメェはどうなんだよ
殺してぇほど憎らしい男にオメェの大事なとこ、好きに突っこまれてんだぜ
しかもそれが相性抜群で最高の締めつけとは皮肉なもんじゃねぇか
痛がってるわりに奥を可愛がると歓んで締めてくる
イキやすい体質みてぇだしセックスで男を悦ばせる素質満々じゃねぇか
それに…
(開かせた秘部を手さぐり)
(クリトリスを指で捕らえて愛撫しながら)
(そのまま前屈みに腰を押しこんで奥壁をゾリリと擦りあげれば)
(発射直前のペニスをそのままそこに留め)
オメェ、ここ弄られると我慢できねぇよな…?
(限界の息を漏らしながら)
(身体を折り重ねて信女の胸に顔を埋めてしゃぶりつき)
仕事においては、そう。
自分の目で確かめたもの程危ういものはないもの。私情は太刀筋を乱すから。
……花を贈ったのも、ジャケットを貸してくれたのも、全ては今夜のお膳立てだったって訳ね。悪い人。
(白い首筋を甘噛みされると「……ッ!」と息を飲み。低い嘲笑が耳元を擽れば)
(瞳に涙をいっぱい溜めたまま顔を背けた。手の甲を唇に宛がい、小刻みに震えている)
……セックスの最中に結婚をチラつかせる男にその気はないって、吉原の知り合いが言ってた。
拷問も、躾も、お仕置きも、調教も、愛する奥さんにする事じゃないと思う。私、間違ってる?
………。アナタがついた嘘って……想い人の事……?
(男の言葉が心の水面に一滴の墨を落としていた。つい、詮索したくなる)
(初めて覚えた嫉妬という感情。それと気付かぬまま、ざわめく胸を鎮めようと強く目を瞑り)
そう……痛い思いをさせてごめんなさい。でも私は大切なものを失ったわ。………ッ、あッ!
(腰を抱え上げられると苦しげに呻いた。雁首が、ぐりっと粘膜の上壁を抉り、悲鳴をあげそうになる)
(結合部を隙間なくピッタリと合わせ、腰は宙を浮いた状態で。恐れを含んだ眼差しで土方を見上げた)
ひ……ぁあッ!……そ、んな……激しく……しないで……深いッ……、んぅッ!
(身勝手とも言える体勢での抽送が開始される。男の好きに揺らされているはずなのに)
(愛玩人形のように扱われる事を悦んでいる自分がいて。漏れそうになる喘ぎ声を両手で抑えた)
(ブラカップから溢れた乳房がリズミカルに揺れる。土方の眼下では愛液にまみれた怒張が)
(今日男を知ったばかりの未成熟な少女の襞の中に根元まで飲み込まれていた)
はぁッ……はぁッ……、ん、ぁ♥……無理よ、そんな事……アナタの心を独り占め出来ないのと同じ。
逆に聞くけど……どうしたらアナタを私だけのものに出来るの?教えて……
(男の心を揺さぶろうと、よがりながら「十四郎…」と名を囁く。粘着性の高い水音が結合部から響いて)
や、めて……聞きたくない……私は……そんな、はしたない女じゃ、ない……
(危うく達してしまいそうになるのを、人差し指の第二関節を噛みながら
懸命に堪えていた)
(言葉で責められる度に蜜壺は敏感な反応を示す。涙目で睨み付けても男の被虐心を煽るだけとも知らず)
………ッ!!そこ……もうこれ以上……いじめないで……!!やめて、お願い……ひぃッ、ぁああ♥!
(屹立した秘芽を愛撫された上、敏感な乳首を貪られれば、怒張を包み込んでいた肉壁は激しくうねる)
(鈴口が子宮口にピッタリ合わさった状態での攻め立てに、背筋が浮く程に仰け反り震えた)
い、く♥……………私、また……アナタに……っはぁ、んんっ♥……イかされちゃう……ッ!
(柔肌に吸い付く土方の呼吸も荒い。興奮の度合いを知れば、なだめるように男の黒髪を抱き締めた)
(刹那、腰をガクガクと大きく震わせる。イキ顔を見られぬように腕で目元を覆い隠しながら絶頂を迎えた)
(とろとろに蕩けた膣壁は激しく収縮しながら奥へ奥へと男を誘い。欲しがる子宮口がその時を待って)
へぇ…
(自分で確かめると私情が入るのか)
(典型的な女の思考にコメントを控え)
お膳立てかもな
オメェに寄り添いてぇと思ったのは確かだ
(零れそうな雫を目の端から掬い)
(唇から手を引き剥がして己の唇を押し当てる)
結婚も、愛する嫁も…よく分からねぇ
ガキの頃から、そんなもんに馴染みがなかったし
(どうでもよさそうに呟き)
(女の肌に溺れる)
想い人?まだ引きずってんのか
だとしても殺しちまう野郎の胸の内なんざどうでもいいだろ
俺を独り占めなら、もうしてるよ
オメェのことしか考えてねぇ
(信女の心境には思い至れず)
(軽く笑って)
俺が言ってんのは…これからもオメェをこうして抱いて
オメェからも欲しがらせてぇって…
(閉じこめて拘束具を使って)
(淫らな淑女の股を開かせて種付けしてぇって)
(確かにそれは妻にする事じゃないだろうと)
(納得すれば言葉を濁し)
…ア?
(あられもなく開いた脚)
(その紅く濡れた秘部が望まぬ結合を強いられ)
(互いの体毛と体液まみれに己の勃起ペニスを出し入れされているのを)
(欲を含んだ瞳で丹念に眺めていたが)
(名を呼ばれれば少女の顔を見て)
どうしたよ…
もっと欲しいのか
こんなんじゃ足りねぇよな
オメェは嫌がってんのに、こっちのオメェは…突っこむたびに
舌なめずりしてきゅうきゅう締まって…絡みついて大歓迎だ
のぶめは…いじめられんの大好きだよな
唇も、乳首も…脚の間の大事なトコも正直だぜ
オメェのまんこは男にいじめられるためにあんだよ
(初めての挿入で絶頂を体験する処女に)
(顔を隠すのを許さず)
(懸命に隠そうとする信女の腕を掴んで左右に開き)
(快感に陶酔する眉、瞑られた瞼、そこから零れる涙に)
(思わずゴクリと息を呑んで)
うっ…クッ…、
(とぷ、と膣が潤んだかと思うと)
(腰が激しく震え)
(一斉に愛おしそうに締めつけてくる)
(激しく腰を突き入れ己のすべてを信女のそこへ注ぐかのように)
(奥へ、奥へ、ひたすら最奥を求めてピストンしたあと)
(信女の腰を抱き締めながら)
(確実に子宮口へ受け取らせる体勢で)
(波打つペニスから、ありったけの熱い精液を迸らせる)
はっ…、ァアッ…
(射精の快感に浸り)
(最後の一滴まで出しきり)
(前屈みに項垂れて息を継ぎ)
(挿入したまま信女を抱き締め肌身をかさねて重みをかけ)
ならば「寄り添う」だとか「結婚」だとか、お伽噺みたいな言葉を軽々しく口にしてはダメ。
修羅に生きる私達には一生縁のない世界よ。
……アナタ、その心にもないメルヘンチックな言葉で何人の女を不幸にして来たの?
(指に口づけをする男から目を逸らした。柔らかな唇の感触と熱い吐息に触れると胸が甘く痛む)
引きずってない。アナタに決まった女性(ひと)が居たのなら、その人がさぞかし可哀想だと思っただけ。
気の迷いとは言え、寝る価値もない小娘風情に手を出すなんて。彼女が知ったらどう思うかしら。
(嫉妬の感情をどう処理して良いか分からず機嫌を損ねた。拗ねた子供のように顔を背け遠くを見つめて)
ち、がう……ッ、そんな事……ない……!アナタが勝手に……そう思ってるだけ……御目出度い人……、ッく!
(鍛え抜かれたしなやかな裸体が汗に濡れ、頼りない蝋燭の灯りの下、艶かしく蠢く)
(花びらのような陰唇がしどけなく濡れ、抽送を繰り返すぺニスに絡みついては擽るように撫で回した)
(雁首が膣口から顔を覗かせる度に愛液が掻き出され、それは互いの体毛に淫らな雫を作る程で)
違う……!んっ、ぁああっ♥……こ、これは……クスリのせいだと……ん、くぅっ♥……何度言えば……ぁ…は♥
(顔を覆っていた腕を強引に捕まれると「ぃ、やァ…ッ!」と少女の叫び声を上げた)
(荒い呼吸を繰り返す唇、そこから溢れた唾液を拭う事も出来ぬまま男にイキ顔を晒す)
(情けないまでに下がった眉尻。涙でぐしゃぐしゃに濡れた瞳はぼんやりと霞んでいて)
や、めて……お願い……中に……出さないで、妊娠しちゃう……私今日……危険日なの……!ッひぃ!
(体を揺らされながら息も絶え絶えに告げるも、腰をしっかりと抱きかかえられれば身動ぎすら叶わず)
(子宮口に鈴口を宛がった状態での膣内射精に仰け反り、果てたばかりの体は再び絶頂を迎えてしまう)
(脈動する度メスの胎内を侵食するように精液が満ちて。膣内にもその熱がじわりと滲み伝われば)
(薄く開いた唇を戦慄かせながら涙を一筋流した。収縮する蜜壺は土方の射精を最後まで手伝って)
……はぁっ……はぁっ……んっ♥、もう……気は済んだでしょ?
(汗に濡れた男の肌が重なる。その重みを心地良いとさえ感じ。酷い事をされたはずなのに)
(女に生まれた性か、甘えるようにこの身を抱き、息を弾ませ射精の余韻に浸る男が愛しく思え)
(両手を伸ばす。顔の汗を拭ってやってから背中に腕を回した。柔らかく抱き返せば)
(男のこめかみに口づけを落とし、肩で呼吸をしながら、ぼんやりと肩越しに天井を見上げて)
……あぁ、そうだな
(気が済んだかと聞かれれば急激に現実が迫る)
(嫌がる女を手籠めにして中出し)
(その狂った熱に暴走した己が今は馬鹿な他人に思える)
(己が重みをかけている女は見廻り組副長、今井信女)
(腕をからませ、抱きあう格好は恋人同士の事後のようだが)
(信女は凶暴な男をなだめているにすぎず、そこに愛などないだろう)
(処女にこんな不本意な真似をさせているのは己だ)
んッ…
(いいニオイの女の肌、やわらかな胸と腹の感触)
(そこから己を引き剥がして身を起こし)
(出し尽くして萎んだペニスをズルリと引き抜く)
(いくらか引っかかったものの、血液まじりの愛液と精液ともども)
(己の雄は信女の膣から撤退した)
危険日だったのか
孕ませちまったかな
(信女の秘部と脚をティッシュで拭い)
(白い長上着を裸身に着せ掛け)
(己のものも簡単に拭き取ってズボンを上げる)
ひとこと言っとく
俺は謝らねぇ
そのかわり殺されても文句は言わねぇ
(信女の傍らに座ったまま煙草を取りだし)
(少女からオンナになった貌を一瞥すると)
(口に咥えてライターで火を点ける)
オメェに寝る価値がないとは思わねぇよ
最高にシビレる時間だった
俺には決まった相手もいねぇ
ガキができたら責任もって貰い受ける
ま、…こうなったのも俺がオメェに「寄り添」った結果だからな
(くしゃみしてるオンナを、律儀に制服を返してくる信女を)
(放っておけず、結果的に事に及んだことに弁解の余地はなく)
(それが可笑しくて素で信女に笑いかけ)
………ッ、いっ………!
(男の生殖器のかたちに馴染んでいた膣内から雁首が引き抜かれれば、眉根を強く寄せた)
(ヒクつきながらぽっかりと空いた膣口が情事の激しさを物語っている)
(そこから流れ出たとろみのある体液を両手の指先で押さえ。胎児のように体を丸め、震えていた)
簡単に言うのね。妊娠したら産休を貰わなきゃいけないのよ。
育休を終えた頃には席がないかもしれない。女の職場復帰って大変なの。
(はぁ…と最後に深いため息をつけばジャケットにくるまり。何事も無かったかのように)
(身支度を整える土方を横目で一瞥してから、携帯に手を伸ばし電源を入れた)
新着メール……195通。
(やれやれと言った様子で前髪をかきあげ。身を横たえたままポチポチと返信メールを打ち始める)
「サブちゃん。のぶたす、トッシーのおかげで大人の階段昇れたお♥」っと。
……殺すつもりはないから安心して。アナタ達には異三郎のために働いてもらわなきゃいけないから。
(組んだ脚をブラブラさせながら送信ボタンを押す。放り投げれば直ぐ様返信を知らせる振動があり)
そ……。なら良かった。
(鳴り止まない携帯をげんなりしながら横目で見つめ。むくり、と半身を起こした)
(言葉が少ないのは照れか、はたまた安堵か。紫煙をくゆらせる土方の肩にもたれかかると睫毛を伏せる)
……女ってやっぱりバカな生き物なのね。アナタの言葉に、ほんの一瞬だけ甘い夢を見たわ。
(聞こえぬよう苦笑まじりに独りごちて。肌蹴たジャケットの前を両手で合わせると)
(「…少しだけ眠る」と言い残し。破瓜とは違う、初恋の痛みを胸に抱いたまま浅い眠りに落ちて)
そういうもんか、大変なんだな
復帰が難しそうだったら俺が佐々木に掛け合ってやらァ
(貰い受ける、という言葉で伝えたプロポーズは最後まで相手にされず)
(ひそかな胸の痛みを煙草で紛らわせていると)
(信女が携帯で佐々木とジャレ合っているのが目に入り)
昇れたよ、じゃねぇよ
オメェに殺すつもりなくても佐々木に殺されちまうわ
やっぱオメェは野郎の副官なんだな
肚が読めねぇ連中とは相容れねぇ
(信女と佐々木の新密度にイラつき)
(必要以上に無愛想に吐き捨て)
男もバカなもんだぜ
夢を見たのはお互いさまだ
(肩に柔らかな温もりを感じると、煙を深く吸いこみ)
(携帯灰皿を取り出しながら女の仄かな重みを肩に受けとめる)
さっきの話だけどよ
オメェについた唯一のウソ
ありゃオメェに飲ませた薬がただの軽い身体拘束剤だってことだ
あの薬に催淫作用なんかねぇ
俺とオメェがあんだけ盛り上がったのは…
(言いかけて信女を見たが)
(信女はすでに眠りに落ちており)
(己が言葉を続ける必要がないことに気づく)
寝ちまったのか
無理ねぇな
(煙草を咥え直し)
(そのうち乗り込んでくるであろう野郎に備えて手元に刀を引き寄せ)
おやすみ…
(喉の奥で相手の名を呼ぶも音にはならず)
(信女の眠りを護るように、いつまでもその肩を抱いていた)