ある日、飛鳥のファンの男がある動画を見つける。
その動画の内容は見知らぬ男と飛鳥がセックスしている動画だった。
喧嘩が起これば颯爽と現れて、華麗に仲裁、見事仲直りさせて去っていく街のヒーロー風間飛鳥。
彼女は最近姿を見せていなかった。
「飛鳥ちゃん、どこ行ったんだろ」
「おびきだすためにケンカしようぜ」
「は? お前、やめろよ――ぐええっ!? てめぇ、やりやがったな!」
血みどろの殴り合いになるが、やはり飛鳥は現れなかった。
ある日、ある動画が見つかった。
ハメ撮りだ。
動画を保存していた機器がウィルスに感染したのか、リベンジポルノというやつなのか、流出した理由はわからない。
ひそかに飛鳥のファンだった男もその動画を見つけた。
動画を再生すると白と肌色が広がった。
やがてピンク色や黒いものも見えた。
ベッドの上に裸の女性が横たわっているのだ。
女が撮影に気づいたらしい。
「え? なに?」
ファンである男はその声だけでピンときた。
(え……? 嘘だろ……? 本当に飛鳥ちゃんか? 裸で、ベッドのうえ……)
男は後頭部を金槌で殴られたようなショックを受けた。
動画の再生を思わず停止したくなったが止めることはできなかった。
「撮ってるん?」
「そうだよ」
「ちょっ!? やめてや、はずかしい……」
女が恥ずかしがって身をよじる。
カメラに手をかざし、裸体の撮影を遮った。
「そんなこと言わずにさ記念に撮っとこうぜ」
撮影している男が女の手をどける。
豊かな乳房やしなやかな腹筋が映し出される。
「こんなん撮ったらあかんって……」
(飛鳥ちゃんならもっと抵抗できそうなのに……なんで抵抗しないんだよ)
ときには実力行使にも出る喧嘩仲裁屋の飛鳥だが、撮影者の前ではか弱い女の子になっているようだった。
男は絶望的な気持ちになりながら動画を見続ける。
「そんなことより、最近喧嘩仲裁やってないらしいじゃないか。行かなくてもいいのか?」
「そんなことよりって……撮るのやめろや……もうっ♥ 誰のせいやと思っとんねん……何回も呼び出して」
「じゃあ会う回数を減らすか?」
「ええ!? いや、いままでどおりでええよ♥ 喧嘩の仲裁より、あんたとチュウする方がええもん♥」
そう言って飛鳥は男に裸身を寄せて、ちゅっとキスをした。
大きな乳房が男の肉体に押し付けられ、ぐにゅりと歪む。
(喧嘩の仲裁よりって……そんな……)
ファンの男はショックを受けた。
「チュウだけでいいのか?」
「いいわけないやろ~♥ っていうか、もうやったところやん。あんたのチンポとウチの子宮が何回もキスして――」
「ああ、そうだったな」
カメラが飛鳥の下腹部へと向けられる。
(うわ……嘘だろ……)
濃い陰毛の下、ほころんだ肉の割れ目から白濁液がどろりとあふれだしていた。
「こんないっぱい出して♥ 赤ちゃんデキちゃったかも♥ そうなったら喧嘩仲裁屋は廃業やね」
「もう半分辞めてるようなもんだけどな」
「ええ~? そんなことないよ。休憩中してるだけ」
飛鳥と男は裸身をイチャイチャとくっつけあう。
「妊娠してなかったとしてもこの体じゃ喧嘩仲裁屋は無理だろ」
「ふえ? ひゃあっ♥」
乳房を鷲掴みにされ、乳首を刺激された飛鳥の口から可愛らしい悲鳴が漏れる。
「もともとデカかったが、俺の女になってさらにデカくなった。喧嘩仲裁屋は無理だ」
「ん♥ もおっ。あんたが揉みまくるからおっきくなったんやろ」
胸を揉まれながら飛鳥は答える。
男の手を振り払おうとはしない。
「揉むだけか?」
「吸ったり、チンポ擦り付けたり……ぱいずり、させたり……こんなん言わせんといて、恥ずかしいわぁ………♥」
(飛鳥ちゃんのおっぱいに、そんなことを……)
想像した飛鳥のファンはごくりと生唾をのんだ。
青いインナーをはちきれんばかりに押し上げていた乳房。
見ることしか叶わなかったそのふくらみを、この動画の撮影者は思うがままにしているのだ。
「おっぱいが大きくなったからって関係ないやろ。喧嘩仲裁屋はできる」
飛鳥がぷくっと頬をふくらませた。
「いいや無理だね。いままでは聞き分けの悪い連中がいたら実力行使にでてただろ? いまはデカパイが邪魔になって動きにくい。それでもし仲裁失敗してみろ。いきりたった男たちに力づくで何をされるか」
「心配性やなぁ」
「仕事と俺とどっちが大事なんだよ」
撮影者が芝居がかった口調で言う。
飛鳥が笑った。
「めんどくさい女みたいなことを……仕事に決まっとるやろー?」
「ええ!? マジかよ……」
「ウソ。いまの状況でわかるやろ。あんたと仕事とどっちを優先してるか」
男にしがみつき、腕に乳房を押し付ける。
「喧嘩の仲裁なんかより、あんたの方が大事や♥」
「そんなこと言われると興奮してきた」
「うわっ、すごっ。めっちゃおっきなってる♥ 次は何回戦目やったっけ? ええと……まあええわ、やろっ♥ ひゃあっ♥」
仰向けに押し倒された飛鳥が嬉しそうに股を開く。
割れ目に一物がねじこまれ抜き差しが始まり、ぬちゅぬちゅと卑猥な音が立った。
(くそっ、まさか飛鳥ちゃんが喧嘩の仲裁に現れない理由がこんな……街の平和より男を優先する娘だとは思わなかった……ビッチめ、くそっ、くそっ……)
胸が苦しくなるほどの悔しさに襲われながら、しかし股間を固くしていた。
「あっ♥ あぁっ♥ そこっ♥ あかんっ♥ あああっ♥」
動画の飛鳥はだらしなく股を開き、女体の中心を穿たれていた。
ファンの男は一物をしごく。
「飛鳥はここが弱いんだな。ここをチンポで擦ってやるとマンコがキュンキュン締まる」
撮影者の男が飛鳥の肉壺をかきまわす。
泡立った愛液とあんあんと甘いあえぎ声が飛鳥からあふれだす。
「あんたのせいやろっ♥ ほんまにあかんって♥ おかしなるぅ♥ ふあああっ♥ いくっ♥ いくぅっ♥」
「飛鳥のマンコに締められすぎて俺もイキそうだ。このまま中に出してもいいよな」
ピストンが激しくなる。
ファンの男が一物をしごく手もそれに合わせて激しくなった。
撮影者は飛鳥の生膣の感触を味わいながら。ファンの男は映像を見ながら一人寂しく。吐精へと向かっていく。
「ああっ♥ うんっ♥ ええよっ♥ あんたの精液っ♥ ウチのマンコのなかにもっと♥ もっとちょうだい♥」
(飛鳥ちゃんがそんなことを言うなんて……ううっ、出るっ)
飛鳥が中出しされる様子を見ながら男は射精してしまった。
男が一物を引き抜いた。
こぷりと精液があふれだす。
「んっ♥ ふふ、すごいなぁ♥ どんだけ出すの♥」
「飛鳥のマンコがよすぎるんだよ」
汗だくの飛鳥に男が添い寝するように覆い被さる。
二人がキスをしたところで動画が途切れた。
負け犬そのもののファンは呆然としていた。
撮影者の男は飛鳥の膣内に出したというのに自分は精液をそこらに撒き散らしたのだから当然だ。
(撮影してたヤツはどこのどいつだ……クソッ、羨ましい……俺だって……ああっ……)
絶望感に苛まれながら後片付けをするハメになった。