だったが、思いもよらぬ帰宅者にその姿を見られてしまうが……。
アダルトゲーム淫妖蟲の二次創作です。
2005年から2021年現在まで続く息の長いシリーズです。
本編をご存じ無くても大丈夫だとは思いますが
プレイ済だとより深く楽しめるかと思います。
pixivにも同時投稿しています。
「うっ……くっ……ハっ……」
10月に入ったというのにまだまだ暑い日が続き
更に悪いことに西日が入り込むおんぼろアパートの一室で
ゴシック・ロリーターを身に着けた少女がショーツの上から
性器を上下に擦っていた。
「あん、もう……始めちゃったら指が、止まら、ないのデス……こんな所で
なんていけないのデス」
少しづつ声が荒くなってくるのは普段の生活の間。同居している仲間たち
との生活の中心となる場所で背徳的に自慰行為に走っているというのも決して
無関係ではないのだろう。
(あ、あの、お、おへそとか、セクシーな腰回りとかとかもっと見てみたいです)
「し、仕方ないのですね。鈴子ちゃんの魅力ボディをたっぷり堪能するといいのデス」
(あ、あの、おっぱい見せてもらっていいですか?お、お願いします。お願いします)
「そ、そこまで言うなら見せてやってもいいのデス。ほら、ありがたく見るのです」
身体が火照ってきて夕方とはいえエアコンもなく西日が差し込むこの部屋では
我慢ができなくなってきたのだろう、都合のいい脳内の声に従って服をはだけ
ブラを取り払うと既に勃起していた乳首を少し強めに引っ張り、ショーツの上からクリトリスの部分を狙い撃ちして人差し指と中指の間に挟み、こすり上げた。
「うっ、くふぅん、もうすぐ、もうすぐデス」
妄想と性器への刺激が合わさり、うっすらとかいた汗の匂いが嗅覚からも鈴子の興奮を更に上げていき、指での刺激ではなくもっと固い物、更にはしたない行為へと進んでいくのだった。
畳の上の膝立ちになり足をガニマタに開き、薄い布一枚の防護しかない股間を
ちゃぶ台の端にあてがうとゆっくりと上下運動を繰り返しはじめる。
(もうグチュグチュじゃないか……本当に処女なのか?本当は今迄に何本ココに咥えこんだんだ?)
「ほ、本当に、しょ、処女なのですぅ! 意地悪なこと言わないれぇ」
(ぼ、僕もう、いきそうです、このまま鈴子ちゃんの膣内(なか)に出していいですか?)
「な、膣内はダメなのです! お、お口の中に出してぇ……はぁ、はぁっ、ふぅうん」
妄想と共に、より強く股間をちゃぶ台の角にこすりつけ、膣穴に来るときは少し深め
クリトリスは少し刺激を浅めにと自分の気持ちがいいように快楽を得る。
頭の中に『終わったら、ショーツは直ぐに洗濯して、シャワーを……』
という現実じみた考えが浮かぶが、襲い来る快感にそれは直ぐにかき消された
「いぐっ、イグッ、イっちゃう!」
ひときわ大きな声を上げ、ビクン!と体が一瞬硬したその瞬間。
「いやー、参った参った! 約束の日は明日だったよ」
すっとぼけた声と共に玄関が開き、一人の男性が黒猫支店であるこの部屋へと入ってきた。
玄関をあけてすぐに猫の額のようなキッチン、そのすぐ先にはちゃぶ台のある居間。
襖が閉められていれば声を聞かれたぐらいで済んだ可能性も無きにあらずだが
生憎の残暑のせいで開けっ放しとなっており、そこには半裸姿でちゃぶ台の角に股間を一心不乱にこすりつける見知った女性、"九重鈴子"の姿がそこに飛び込んできたのだった。
「イッちゃうのです!!! って、ぎゃーーーー!!!!!!!!」
「うわっ、鈴子お前、っていうかゴメン、本当にごめん」
鈴子の悲鳴どころか殺されるような叫び声に押し出されるように慌てて表へと飛び出して扉にもたれかかると今さっき見たばかりの光景が脳裏に浮かび上がる。
「あれって、やっぱりあれの最中だったんだよな。……でも、俺は悪くないよな、そうだ、悪くない、どう考えても鈴子が悪い。うん」
何度か深く呼吸をし、自問自答を繰り返し声に出すことで自分に非は無いという結論を出す。
1分、いやもう2分は経っただろうか……こういうのは後になればなるほど解決しづらくなるというのは分かっている事だった。
「おーい、鈴子。入るぞー」
ほんの少し扉を開けて中に向かって声をかける
「……」
返事がない事を了承ととった"橘木ヤマト"が再び部屋へと入るとそこには
ちゃぶ台の前にちょこんと正座して小さくなっている鈴子の姿だった。
「……見たのデスね?」
「……」
「……見たのデスね?」
「……」
「……見たのデスね?」
「…………見た」
「てっめー、何やってくれてんのですかぁあぁあ?」
「いや、ちょっとまて、今のはお前が……」
「るっせーのデス! 今すぐ記憶消すか、原子レベルまで消し飛ばされるか、焼かれて真っ白な灰になるか好きなの選べなのデス!」
自分の言い訳を全く聞かない理不尽な怒りと共に立ち上がって詰め寄ってくる鈴子の勢いにヤマトはたじろいた。万が一、いや億が一ではあるが何かの拍子か、気まれぐか、勢いがあまるかそのいずれか一つでも起きれば、こんなアパートぐらいなら丸ごと消し飛ばすことができる能力の持ち主なのである。
「まてまてまて、よく考えろ、確かに出かけるといって帰ってきた俺も悪い、でも、お前も場所と時間を考えろよ」
「やかましいつってんのデス!この真性包茎万年童貞野郎!」
「おおおお、俺は真性じゃなくて仮性だし。じゃなくてちゃんとムケてるんだよ。
いや、そんな事は今はどうでもよくて、本当によく考えろ、本当にお前に非はないか?」
「で、でも、見たのデス! 乙女のあんな姿……見たのデス」
元を正せば自分に非があるということは明らかではあるので
徐々に元気を失い、さっきまでヤマトに食って掛かっていた勢いはあっという間に
無くなっていくのだった。
「見られた……のデス」
泣きそうになりながらポツリと呟くとちゃぶ台の上に顔を突っ伏してしまった。
「……」
「……」
暫くの間二人の間に沈黙が流れる。
ヤマトとしてもこの状態は本当によくない状態だというのは理解している。
退魔の仕事というものはどうしてもチームプレイというのが必要になってくる。
場合によっては鈴子と二人での行動というのもありうるので
こんなギクシャクした状態では困るのだ。
仕事の時だけでは無い。普段の生活でも鈴子と二人になることはあるし
周りのメンバーにも雰囲気が変わったのを察知される可能性は非常に高いのだ。
……そんな小難しい理屈をこねなくても今までの軽口を叩きあうような
関係を壊したくないというのがヤマトの偽らざる心の内だった。
「……見せるのデス」
「え、なんだって?」
「だからテメーも見せるのです」
「え、だから何を見せればいいんだ?」
「だから、テメーもオナニーしてるところを見せるのです!!」
「な、なにバカなこと言ってるんだ」
沈黙を破った鈴子の突然の発言の内容があまりなものだったのでヤマトは思わず聞き返した。
「テメーは私のを見た、恥じらいのある乙女のあんな姿を……。テメーのなんざ見たかねーのデスが動画として撮っておけば、うっかり口を滑らすこともねーのデス。さっきの条件に『オナニーする』を追加して、その足りない頭でよく考えるのデス!」
「な、なにそんな馬鹿な条件を勝手に……」
落ち着いたと思っていた鈴子は、実は全く落ち着いては入なかった。
その証拠に息を荒くしながら眼帯に手を掛け、いつの間にか尻尾と耳まで飛び出させ、術の発動はいつでも準備万端の状態でジリジリとヤマトに詰め寄ってきていた。
「ふぅっ……分かったよ、分かりましたよ」
手のひらを上に向け降参のポーズをとる。
少し言うことを聞いたふりをしてやれば驚いた鈴子は頭に上った血も下がるだろう。
そう考えたヤマトは主導権をとるべく先手を取ることとした。
カチャカチャとわざと大げさな音を立ててベルトを緩め
ズボンを下ろして下はトランクス、上はシャツ一枚という姿になると改めて鈴子の方に向き直る。
黒猫支店……とはいっても普通のアパートの一室に過ぎない中でも下着姿を見られる機会というのはそうそうあるものではない。
女性陣は異性の目があるとやはりそんな姿で出歩くわけもなく
いくらデリカシー意識の低いヤマトといえど、やたらと歩き回るわけもなく
たまに風呂上りや替えの服が乾いていなくてやむを得ない場合にトランクス一枚で……
ということはあるが、深琴にでも見つかればそのまま口喧嘩してさっさと退散するというのがお決まりのコースだ。
「ほら、脱いだぞ。これからどうするんだ?」
「なっ!?、くっ」
一瞬、目を大きく見開き鈴子が少し驚いた表情を見せる。
普段なら得意の悪口を遠慮なく叩きつけることころなのだが勢いとはいえ
自分から言い出したことなのでそうもいかない。
「ほら、どうするんだ? もういいのか? いいなら履くぞ」
「ううぅ」
『勝った。勝負に勝った』
心の中でヤマトはほくそ笑んでいた。
鈴子は口はああだが、思い切って行動に移せば急におとなしくなるというのは
長い付き合いから分かっていた事だが、今回は事が事なのでどうなるかは
五分と五分と読んでいたが、あまりにあっけない幕切れにほっと笑みを浮かべた。
「オラ、なにパンツ履いてるのデスか。それも脱ぎやがれなのデス」
「な、なに!?」
「撮影開始なのデス。タイトルは『男退魔師-真昼の一人エッチ』なのデス」
鈴子はいつの間にか取り出したスマホを録画モードにしてタイトルコールを吹き込んでいた。
「ちょ、ちょっとまて」
「カメラはもう回ってるのデス! さっさとするデス!!!」
『ダメ。やっぱりこんなことしちゃダメなのです』
鈴子はさっきは本気であきらめようとしていた。原因は自分にあるというのは分かってた。ここで素直に『ゴメンなさい』って言えば、なんとか収まるだろう。そう考えていたのだが
泳いでいた眼で見たヤマトのあの顔――。両ほほを上げ笑みを浮かべて勝ち誇った
顔を見て一瞬冷静になった頭にもう一度血が上り完全に沸騰する。
いわゆる本気でブチキレたという奴である。
最後のヤマトのあの笑みがなければ――、あるいは鈴子がそれに気が付かないでいれば
この状況にはならなかったのである。
「分かったよ、分かりましたよ、やればいいんだろ、やれば!」
鈴子が眼帯の紐に指をひっかけ、さらに後ろには狐火を3個ほど浮かべているのを見て
これを本気と受け取ったヤマトはやけくそ気味にトランクスを脱ぎ去ると
見慣れた自分のペニスがゆらゆらと揺れていた。
「もう一枚被ってるじゃねーか、テメーがホーケーだって事、忘れてんじゃねーのデス
」
「くっ」
「自分の手でしっかり剥いてチン先出してやるのデス。こんな美少女に見られながらなんてこの先一生ないのデス」
「お、おう、やってやるよ、こうだろ、こうでいいのか?」
ヤマトは皮を一気に根元まで下げて亀頭を露わにし、鈴子によく見えるようにみせる。
驚かせればもう一度チャンスはあると考えたからだった。
「……む、剥いたらさっさと勃起させろなのデス」
小さな望みはあっさりと却下された。
さっきとまるで変わらない無慈悲な鈴子の命令にヤマトは従うしかなかった。
「そ、そんなこと言ってもだな、こんな状況で立たせろとか……」
「毎晩やってたんだろ? 昨日の晩のおかずを思い出せばいいだけなのデス。昨日は誰をオカズにしたのデスか?深琴?水依?それとも武デスか?あぁそういえば菊花か桜花の可能性もあるデスね」
ヤマトは『まぁ、お前だけはオカズにしたことないけどな』とでも言ってやろうかと
思ったが、そんなことを言えばさらに状況が悪化する可能性があったのでグッと喉の奥にしまい込み、ひたすらに右手をこね回し、さすり続け、この状況を終わらせるためペニスを勃起させる作業へと戻っていったが、その結果むなしくまだ無反応のままだった。
「ふ、ふん。ホーケー加えて、立たねーとは使えねーチンコなのです」
「しょ、しょうがないだろやっぱ刺激ってもんが無いと」
「ふーん、刺激デスか。仕方ねーデス。その不良品のチンコのために鈴子ちゃんが一肌脱いでやるのです」
『やっべーのデス。こんなこと早く終わらせないと』
鈴子は内心焦っていた。一旦頭に上った血はヤマトが剥き作業を始めた時点でかなり下がっていたのだが、今さら『もうやめよう、お互いになかったことにして全部忘れて』などと言い出せるわけもなく、ヤマトを射精に導く作業に協力し始めるのだった。
「ちょっとだけ見せてやるのデス」
さっき慌て着こんだゴシック・ロリータの服を再び脱ぎ、上と下に下着一枚。それに靴下という服装になるとちゃぶ台の上に少し股を開いて座り込んだ。
スマホにはスタンドに収められてちゃぶ台の上に置かれ、カメラレンズはヤマトの方に向けられてはいたが既に録画モードはストップされていた。
「ほ、ほらさっさとするのデス」
「くっ、くっ」
鈴子のセミヌードを目の当たりにしてヤマトのペニスは固さを増してきていた
思いっきり邪念をすて、素で鈴子を見れば可愛らしくボディの破壊的な魅力はないが
ほどよくふっくらとした肉付きに白い肌。性格だって本当は優しいのだ。
それをぶち壊すほどに口は悪いのだが、決して本当に人を傷つける娘ではない。
「ふ、ふん。やっと勃起したのデスか。鈴子ちゃん悩殺ボディにかかればこんなモンなのデス」
鈴子はそう言うとブラジャーを少し乳輪が見えるギリギリの位置まで上にずらし
ショーツを両手で中央に向けて秘部が見えるギリギリまで面積を減らし、更に大きく足を広げてヤマトに見せつけた。
「ほら、興奮するデスか?、今だけオカズにしていいのデス」
「う、うぉっ、くっ」
「ふ、ふんチン先から透明な液出してやがるデス。裸ならだれでもいいのデスよね?節操のないチンコなのデス」
鈴子も男性のそれをこんな間近に、しかも知り合いのを見たことなどなかった。
しかし年相応に知識はあったし、退魔師という仕事をしている以上、かかわらなくてはいけない事でもあるのだ。
「い、いいか、そ、そのチン汁、絶対に畳に垂らすんじゃねーデスよ」
「う、わ、分かってる……って」
ヤマトは既に声を出すのもつらいほどペニスをこすり上げていた。
視覚や聴覚からある程度の刺激があり、勃起さえしてしまえばあとは上下運動の
単調な繰り返しで射精することは容易いのだ。この行為を早く終わらせたいという気持ちと鈴子の悩ましい姿をもう少し見ていたいという気持ちとが頭の中でぶつかり合っていた。
鈴子はその間も股を閉じたり広げたり、ブラを更にずらし、手ブラにし、乳首が見えないように
またブラを戻したりと官能的なポーズをとり続け、ヤマトはじっくりとそれを見ながらカウパー液をペニス全体に広げ、部屋の中に散らさないように気を付ける。
そんな事を数分、続けていただろうか、ヤマトにいや、ペニスに限界が訪れた。
「で、出る、出るぞ!」
『終わったらちゃんと謝ろう』
そう思った鈴子がふっと安堵の表情が浮かべた。
「り、鈴子!ティッシュ!!」
「えっ?」
「だ、だからティッシュ!!も、もう出る」
二人とも慌てて部屋の中を見渡すが同時に目に入ったのは空っぽのティッシュ箱だった。
「「な、なんでぇ!!!」」
「バ、バカ、今すぐ手を止めるのデス!!!」
「そ、そんな事言ったって気持ち過ぎて……、あ、もう……」
「バ、バカ!!そうだ、トイレ。トイレに出すのデス!」
その言葉が終わる前に鈴子とヤマトは駆け出していた。
鈴子が素早く扉をあけ、その横をペニスを握りしめたヤマトが駆け抜ける。
慌てて便座をげると同時といっていいほどに塊となって勢いよく噴出する液体が
水面ににぶつかる音がした。
「うぉ、くぅっ」
それはヤマト自身が驚くような量で便器の中の水が白く濁るほどだった
「このバカ真性包茎早漏野郎!便器を妊娠させるつもりなのデスか!」
「そう言うなよ、こっちだって必死だったんだ」
「……」
「……」
「……ぷっ」
「……ぷっ」
「「あははははははは」」
トイレの前でひとしきり笑いあうと、さっきまでの重苦しい雰囲気はどこかへ消え
日常の空間が戻り始めていた
「さっきはゴメンな鈴子」
「わ、わたしも悪か」
「大変だニャー!!仕事だニャー!!13日ぶりにまともな仕事が入ってきたニャー!!」
人魂と共に忽然と現れたのはここ黒猫支店の所長である化猫、”夜”だった。
「お前らよく聞くニャー。今度の仕事は……ってなんて二人ともなんて恰好してるんだニャ……」
「ふんっ!」
夜が言葉を最後まで言う前にシャツ一枚、フルチンのヤマトが夜の身柄を押さえこむ。
「り、鈴子。ど、どうする?うまく理由を説明……」
「その手離すんじゃねーデスよ」
「り、鈴子さん?」
「撮影続行なのデス。『イケナイ退魔師-オスとオトコ 真昼の情事』」
残暑厳しいアパートの一室に一人と一匹の悲鳴が響き渡った。
本編ではあまり主人公(シリーズによってはほとんど登場しないものもありますが)との深いからみがない九重鈴子をメインに持ってきてみました。
本編エロシーンでも大体酷い目にあう(ゲーム自体がそういう内容のものなので)のですが
日常風景っぽいのを書けたらいいなと思いやってみました。
鈴子ちゃんは本編4作目「凶」からの登場になるのですが
そこから後の「極」「醜」「穢」の鈴子ちゃんの方に性格は近いと思います。