「――本当に大丈夫か? 別に無理はしなくてもいいんだからな?」
「大丈夫ですよ。元々、余裕があったらこういう社会参加もするって話しでしたし、私もちょっと楽しみですから」
普段の服に帽子を被って、外に行く準備は万全といった感じのあかりが玄関でぐっと拳を握った。
一方自分は部屋着のまま、昨日とは逆にあかりを見送る形である。
「そうか? それなら……でもなぁ……」
あかりが外へ働きに行く。
その話を聞いたのは昨日、帰ってから遅めの昼食を食べている時の事。確かにあかりが家にいるのは自我を持つアンドロイドの社会参加実験の一環であり、その延長としてもしかしたらそういうこともあるかも、という話はゆかりさんから聞いていた。
とはいえ、まさかこんな急に決まるなんて思っていなかったのも事実だ。
「……もう少し日常生活に慣れてからでもいいんだからな?」
「もー、おにいさんは心配しすぎですよ」
あかりは困ったような表情を浮かべて頬を掻く。
一応無理をしているような感じは無いが、そうは言っても昨日の今日な話という事もあり、何かに追われて性急に決断してしまったのではないかと思わずにはいられない。
とはいえ、あかりの意志を尊重したい気持ちもある訳で――
「――分かった、それじゃあ一緒に行くからちょっと待っ……ぐふぅっ!」
外着に着替えてこようとした瞬間、わき腹に強烈な衝撃が走り、思わず壁にビタンっ! と叩きつけられた。
「おにいさんっ!?」
あかりの驚いた声が玄関に木霊すが、バランスを崩しただけで別に重症な訳ではないからと、彼女を手で制す。
それよりも――ずきずきと痛む患部を押さえて壁から身体を剥がし、現行犯の方をねめつける。
「痛ってえ……。何するんだよ、ゆかりさん!」
「何をするんだ、はこっちの台詞です……はぁ」
人に肘鉄を喰らわせておいて、全く反省する素振りも無い我が家の親愛ではない隣人は、心底呆れたという風にため息をついた。
「あなたが一緒に行ったら意味が無いでしょうに……一体何を考えてるんですか。というか仮に一緒に行ったとしてどうするつもりなんですか」
「どうするって……邪魔にならないようにあかりを見守っとく、とか?」
ビシィッ!
今度はデコピンが頭に直撃した。
「完全に不審者じゃないですか! 邪魔にならないようにって、見守ってる時点で邪魔になるに決まってるでしょう……ねえ、あかりちゃん」
「えっ!? ……えーっとそうですね、確かにそこまでされちゃうと、ちょっと恥かしいかもしれないです」
「うっ……そうか……」
「あっ! でも、そこまでしてくれようとする気持ちは嬉しいですから!」
ずーん、と煤けた背中にあかりの励ましが温かく降り注いで――すぐさま冷や水のような言葉が浴びせられた。
「ダメですよあかりちゃん、あんまり甘やかしたら我儘になっちゃいますから」
「……人を子供みたいに言わんでくれ」
顔だけ上げてゆかりさんに抗議の視線を送るも、逆に鼻で笑われてしまう。
「違いますか? 客観的に見れば、母親が家を留守にする時に寂しくてぐずっている子供と変わらないと思いますけど?」
「いや違――わないこともないこともないのかもしれないけどさぁ!」
「……どっちなんですか」
あかりの事が心配でついていきたいという気持ちが第一なのは確かだ。だが、指摘されて意識すれば確かに、今までずっと家にあかりがいてくれた状況が変わってしまう事に対する不安、みたいな物が無いわけでもなく。
「そもそもですね……あなたは心配しすぎです。知らないところに送り出すわけでもないでしょうに……何度も言いますけど、あかりさんが働きに行くのはマキさんの所ですからね。貴方も良く知ってるあのコンビニの」
「いやそれは分かってるけどさぁ……」
そう、驚いたことにあかりが働きに行くのはマキさんのコンビニだった。
確かに知らないところに行かれるよりは、知り合いの所に行ってくれるならその方が安心だ。何よりマキさん自身もボイスロイドだからこそ、人間社会で上手くやっていく方法に関しては詳しいだろう。
ただ、そういう事を差し置いて。正直最初聞いた時に思ったのは「え? あの店、人雇う余裕あるんだ」だった。
アルバイト扱いだし、最低賃金ギリギリしか出せないという事らしいが……それにしても経営、大丈夫なんだろうか。どう考えても、繁盛している様子など微塵も見たことがないし、想像すらできないのだが……。
と、少しばかり考えが逸れそうになったところで、あかりが声を上げた。
「その、そろそろ出ないと遅れちゃいそうなので……」
「あ、そうでしたね。それじゃあ気を付けて行って来てください、あかりちゃん」
「はい! おにいさんも、行ってきます!」
「あ、ちょっと――!」
よほど時間ギリギリだったのだろうか、慌ただしくあかりが飛び出した後で後を追い、なんとか外階段を下りるあかりを見送る。
彼女の背中が見えなくなった所でドアを閉じると、自然に溜息が口を衝いた。
「……はぁ、大丈夫かなぁ」
「はぁ……って溜息つきたいのはこっちですよ。弟君って時折、あかりちゃんの事になるとものすごい馬鹿になりますよね」
「失礼な、そこまで言われる筋合いは無いだろ。あ、マキさんにあかりのこと宜しくって連絡した方がいいかな……」
「……自覚がないなら大分重症ですよ、弟くん」
ゆかりさんがジトっと冷たい目を向けて何か言ってくるが、それより思いついたのだから早く連絡しなければと携帯端末をポケットから取り出した所で、ぱしっと横から掻っ攫われた。
「あ! ちょっと、何するんだよゆかりさん!」
「本気で連絡する人が居ますか! マキさんが迷惑するって考えてないんですか、全く……」
奪い返そうと手を伸ばすが、ゆかりさんはジャグリングでもするみたいにひょいひょい携帯を右手へ左手へと移して、全然捕まえられない。
「くそっ、ちょこまかと……! っていうか、なんでゆかりさんが朝から家にいるんだよ!」
「決まってるじゃないですか、あかりちゃんを見送る為……そして、今みたいに暴走する弟くんを止める為です」
話しながらもフェイントをかけたり、腕の長さのリーチを活かして奪還を試みているのだが……それをあざ笑うかのようにゆかりさんは肩を落としながら巧みに猛攻を回避するという芸当をこなしている。
暫く奮闘してみたものの掠りすらせず、諦めて両手を上げて降参だと示す。
「……分かったよ。マキさんに連絡したりしないで大人しく待ってくるから、携帯返してくれ」
「ふむ……ま、ちょっとは落ち着いたみたいですしね」
こちらを少し観察して、ゆかりさんは存外あっさりと携帯を手渡してくれた。
そして、そのまますたすたと再び和室の方に歩き始める。
「ってちょっと! もう用事は終わったんだろ? 帰らないのか?」
「……弟くんは冷たいですね。用事が無いのにいては駄目なんですか……?」
「いや、そういう訳じゃないけどさ……」
半ば演技だろうと分かってはいても、そんな悲し気に目を伏せられると強気に出られない。
ゆかりさんが外面だけは美人だからか、それとも悲しき男の性か。
言い淀んだ瞬間、案の定ころりと表情を悪戯っぽい微笑に変えたゆかりさんは、さっさと和室の中に入ってしまう。
……こういうとこ、やっぱ苦手だ。
しかしそうはいっても我が家でまともに過ごそうと思ったら、たいていの日用品は和室にある訳で。ため息一つ、彼女の後を追って襖を開けて――思わず閉口する。
「……あの、なんでゆかりさんは布団敷いてるんですかね?」
一足先に和室へ入ったゆかりさんは、我が物顔でちゃぶ台を端に寄せて布団を敷き始めていた。
「なぜって、布団を敷く理由なんて、寝るから以外にありますか」
手を止めずに淡々と敷布団を整えるゆかりさん。しかもそれは自分の布団で……いや、あかりの布団じゃないだけまだいいか……。
「……いや良くないわ! 何で自分の部屋が隣にあるのにここで寝ようとしてるんだよ?」
「それなら、私の部屋でしますか?」
「そうしてくれ……って『する』?」
首をかしげると、察しが悪いとでも言うようにゆかりさんが大きくため息をついた。
「決まってるでしょう。この間の続き、セックスの練習……『本番編』です」
「――っ」
ゴクリ、と喉が鳴る。興奮と言うより緊張の為に。罪悪感が思い出される。背中にじわりと脂汗が浮く。
その癖、セックスという言葉に否応なく反応する男の本能が、腰裏にむず痒い衝動を生み出していた。
「どうしました? さ、やりますよ」
そんな突如現れた非日常に固まってしまう自分とは対照的に、ゆかりさんはまるで日常会話を続けるような気楽さで、敷いた布団に座ったままぽんぽんと枕を叩く。自然な動作がこなれた感を生み出し、仄めかすような色香を漂わせた。
何とか時間をかけて、二つの意味で掠れそうになる声を絞り出す。
「……ゆかりさん。気持ちはありがたいけど、もう……そういう事は……」
「ふむ……そうですか、分かりました」
「えっ」
この間みたいに説得して押し切られるかもしれないという警戒をあっさりと裏切られ、自分でもマヌケに聞こえる程気が抜けた声が口から出る。しかも、ゆかりさんはそれに対してからかうでもなく黙々と手を動かし続け、あっという間に布団を畳みなおしてしまっていた。
いや、そもそもこれ自体からかわれていたんだろうか――予想外の展開にぽかんとしているうちに、あっという間に和室は元の状態に戻され、ゆかりさんは軽く会釈して部屋から出る。
「では、貴方のあかりさんを思う気持ちはその程度だったという事で」
すれ違い様にそう呟く彼女の表情には、からかう様な気配は微塵も無かった。
「――っ、ちょっと待てよ!」
一瞬の困惑の後、遅れたように怒りが湧きあがり、彼女の肩を捕まえ振り返る。だが、視線の合った紫色の瞳は薄く冷たく細められ、怒っている筈だった自分の方が一瞬気圧されてしまう。
「何か?」
「っ、どうしてそうなるんだよ! あかりの事を考えてるからこそ……もう、あかり以外とこういう事はしないって決めたんだ」
「そうですか」
怒りも後悔も、こちらの感情を一言で残らず切り捨てて。感情の籠っていない、まるで初期のアンドロイドみたいな機械じみた返答と共に、ゆかりさんはすっ、と手を上げた。
「――っ!? 危なっ……!」
全然力を入れているようには見えなかったのに、しっかりと肩を握ってた筈の手をあっさり解かれ、バランスを崩してつんのめる。
壁に手をついてこけるのを何とか回避して――その間にもゆかりさんはつかつかと玄関まで歩いてドアを開けていた。
「では、失礼します」
「ちょっ、待った――!」
普段帰る時には言わない他人行儀な挨拶が最後通牒のように聞こえて、慌てて彼女を追って外へと飛び出す。
「……まだ何か言い残した事があるなら、中で聞きますよ」
聞きますよなんて言いながら、ゆかりさんは自室のドアノブを握ったまま首でこちらを一瞥しただけで、返事を待たずに中へと消えてしまう。
「くっ――」
自分勝手言いやがって、という憤りに任せてドアを開けると、この間と同じようにうっすらとスパイスの混じったエキゾチックな匂いが奥からふわりと漂ってきた。壁一枚挟んだだけなのに、まるで遠い場所へ来てしまったかのように錯覚してしまいそうな香り。
今更ながら、彼女に誘い込まれたのでは――という考えが遅まきに浮かんでくるが、部屋に入ってしまった以上すごすご帰る訳にもいかない。それに、勝手な事を言われっぱなしというのも癪だし、万が一にもあかりと離れるような事は避けたかった。
大丈夫だ。これ以上、ゆかりさんのペースに乗せられなければいいだけ……。
深呼吸一つ、頭に上っていた血を冷まして部屋の奥へと進む。だが寝室へと近づくにつれて、今度は別の理由で頭に血が上っているのが分かった。
(くそ……やっぱここに来ると、思い出してしまうな……)
雄としての本能が、先日の行為を思い出させて否応なく神経を昂らせる。駄目だと思っているほど、より生々しく刻まれた記憶が蘇ってしまう。
苦虫を擦り潰すように奥歯を噛みしめ寝室へのドアを開けると、カーテンを閉めっぱなしなせいか部屋は薄暗く、先ほどの香りがより強く感じられた。ゆかりさんはその奥に鎮座するベッドに軽く腰掛け、パーカーを肩からずり落としている。静かな部屋に、しゅるり、と衣擦れの音がやたら大きく響く。
「っ……何で服脱いでるんだよ」
「自分の部屋なんですから、どんな格好してたっていいでしょう」
そう言いながらゆかりさんはゆったりと脚を組んだ。丈の短いキャミソールの裾が捲れ上がって、太腿の奥が見えそうになり慌てて目を逸らす。
「それで? 言いたいことはそれだけですか?」
そうだ、危うくゆかりさんのペースに乗せられるところだった。
「――いや違う。あかりの為にあかり以外とそういうことはしない、それをその程度の気持ちだったで済まされるのは納得いかない。それに、ゆかりさんが勝手にそう思うだけなら構わないけど、その勝手な思い込みを報告されたらかなわないからな」
「あら、ちゃんと契約書は読み直したんですね」
「あんなことされたらな」
あかりが正式に家に来た日のひと悶着の後、契約書はしっかり読み直しておいた。確かそこに、ゆかりさんが定期的に経過を報告し、それ如何によっては実験の打ち切りもあり得るとあった筈だ。
「……そうですね、努力はしていると評価してさっきの発言は撤回し、言いなおしましょう。あかりさんの為、という言い訳を使うのは感心しませんね」
「言い訳?! どこが言い訳だって――」
まるで人を値踏みするような言い方も相まり、思わずカッとなり一歩踏み込み喰ってかかろうとして――瞬間、紫の双眸がふっと近づいてくる。瞬間移動したのかと錯覚するほどに無音かつ一瞬の動作に、思わずのけぞってしまう。
「言い訳ですよ? 本当はあかりさんの為ではなく『自分が罪悪感を感じるのが嫌だから』なんですから」
背中にどっと脂汗が浮く。至近に迫る紫の瞳は、一切のごまかしを許さないほどの鋭さで。
「そん、な……こと……」
無い――とは言い切れなかった。
「確かに、貴方が私と性交渉をしていると知れば、例え練習であってもあかりさんは悲しむでしょうね。ですがその事を態々伝える程、貴方も愚かではない筈です。貴方がしたくないのは、単に自分が気まずいから、そうでしょう?」
胸に突きさすというより、突き刺して心臓をえぐり取る様な容赦のない言葉に、今度は息すら吐けない。
暫く紫の彼女は言葉を待っていたが、やがて疲れたようにほぅ、と一息ついて、幾分険の抜けた口調に戻した。
「……そもそもですね、私だって好き好んで弟くんと性交渉がしたいわけでは無いんですよ? 思ってたより疲れますし、シーツは汚れますし、準備だってあるんですから」
「そこまで言うなら、何で態々……」
少しばかり緩んだ空気につられてそう言うと、ゆかりさんはさらにぐいっと顔を近付けてきた。
「では聞きますが、一昨日あかりちゃんと性交渉した時、ちゃんと最後までしなかったんじゃないですか?」
「っ……」
「はぁ、やっぱりそうですか」
心底呆れたようにゆかりさんは頭を振って、ベッドに再びぽすん、と座った。
「あかりちゃんから相談されたんですよ、今の自分じゃ弟くんをやっぱり満足させられてないんじゃないかって」
昨日はあかりも普通にしてたと思ってたのに、悩んでたのか……。やっぱりあかりから誘われたあの時、抱いておくべきだったんだろうかと後悔が口の中に苦く広がる。
「まさか……もしかして、あかりがいきなり働きに出てみたいとか言ったのも……?」
「そう……とは言ってませんでしたけどね。性交渉で弟くんを満足させられないなら、せめて他の事で役に立ちたいと思っても不思議ではないでしょう」
「くそっ……」
俯いて拳を握りしめる。
(あかりの為って言っておきながら……結局自分の勝手な考えの押し付けしかしてないじゃないか)
一昨日の光景が頭を過った。痛い思いをさせたくないからしない――本当に? あの時あかりはどんな顔をしていた? あかりはそれでも望んでいて、最後の一歩を踏み出せなかったのは、自分が痛がっている表情を見たくなかったからだけで……。
「……弟くんの悪い所は、すぐ自分の中で悩んで周りに助けを求めようとしない、そういうとこですよ」
「助けを求めるってどうしろと……はっ、だからゆかりさんとセックスの練習をしろって?」
「そうですよ」
吐き捨てた自嘲とは対照的に優しげな声へと続いて、背中をトントンとあやすように叩かれた。紫の髪束が、緊張をほぐすように頬をくすぐる。
「あかりちゃんの事を傷つけたくない、つらい思いをして欲しくない……そんな弟くんの思いは間違ってません。問題なのは、今のままだと弟くんが最後までしても、しなくても、あかりちゃんを傷つけかねないってだけです」
間違っていないという言葉に、少しだけ心が楽になる。けれど
「『だけ』って……それが大問題なんだろ」
最後まですれば痛い思いをまたさせてしまうかもしれず、かと言ってしなくても今の様にあかりを悩ませるだけ。どちらにしろあかりには苦しい思いをさせてしまう事になる。手詰まりなのに変わりはない。
「だから今のままでは、って言ってるじゃないですか」
「……ああ、だから練習をって」
確かに、上手くセックスが出来るならどちらを選べばいいかなんて一目瞭然だし、そもそもこんな問題すら発生しない訳で。
酷く、乱暴な理屈だと思う。だけど、間違っている訳でも無い。
「そう、そしてその場合、弟くんが良心の呵責に苦しむだけです。もちろんあかりちゃんに自ら練習してるなんて言わなければ、ですけど」
伝えなければ、知らなければ、あかりを悲しませる事は無い。
詭弁のような第三の選択肢。だがいくら考えても、それ以外にあかりを傷つけない選択肢を見出すことは出来なかった。
ゆっくりと顔を上げると、背中に手を回していたゆかりさんが一歩距離を取って、視線を合わせる。
「……この間みたいに、試されてる訳じゃないんだよな?」
「ええ、弟くんがあかりさんに対して馬鹿誠実なのはもう嫌と言うほど分かってますから。その上で、前も言ったように私の存在理由は仕事をこなすこと――今はお二人が上手くやっていけるようサポートすることです。故意にあかりさんとの仲を違えるような事はしないと約束しましょう」
書いている内に親バカみたいな状態になっていく弟くんェ……。
でもちょっとギャグ調な方が、掛け合い楽しいんですよね……少なくとも考える分には(´・ω・`)ヨンデオモシロイカドウカハ…シラン!