※この作品はR-18です。

お隣りゆかりさんとのセイカツ!!   作:真喜屋五木路

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昨日ワクチンの影響で投稿できていなかったので、本日その分含めて二話上げております。
次話の読み飛ばしにご注意ください。


二十六、準備はお任せ?

「おじゃまします――と」

 

一応ノックだけして、鍵のかかっていない玄関のドアを開ける。

自分が来るからとはいえ不用心な気もするが、昨日の動きや今日の体力を見れば、泥棒の一人や二人簡単に返り討ちに出来そうだし、防犯意識と言うか安全感覚は少しずれているのかもしれない。

 

相変わらず返事が無いのでいつも通りうす暗い奥の寝室へと入ると、ベッドに腰掛けていたゆかりさんは珍しく、タブレットの画面を見ているようだった。

 

「おーい、ゆかりさん?」

「はーい、今行きまーす……ってああ、すいません。ちょっと集中してしまってて」

 

いつもより少し高い通る返事と共に、挙げた手をひらひらと振って立ち上がりかけたところで、ゆかりさんはハッとしてタブレットの画面を消すと、ベッドサイドのテーブルに置いた。

 

「もしかして仕事関係? だったら出直して来た方がいいかな」

「いえ、そういう訳ではないですからご安心を」

「にしては結構集中してたみたいだけど」

「まあ……仕事自体では無いですが、それに関する調べものみたいな感じだったので、つい」

「ほんと休暇中なのに良くやるな……」

 

大学生の自分ですら長期休暇中は勉強のことなど考えたくもないというのに。

そもそも呼び出される可能性があるのに休暇中というのも変な話の気もするけれど。というか今のご時世人間相手にそんなことをしてれば一発アウトだ。

 

「そうは言われても……とりわけ他にやることもありませんしね」

 

最低限以下の物品しかない部屋の主が言うと重みの違う言葉だった。

 

「普段何してるんだよほんと……まあ休みの過ごし方なんてそれぞれだし、口出すことではないけどさ」

「そうですよ、それより今から練習なんですからこっちを出して貰わないと」

「こっちって、うぉ……っ」

 

言うが早いか、既にゆかりさんはズボンのチャックに手を掛けていた。

下ろし終えて、首を傾げる。

 

「あれ、今日は随分と元気が無いですね」

「そりゃそうだろ、体力が減ってるのにココだけ元気な訳無いだろ……」

「ですが、疲労がたまると疲れマラという現象が起きると聞いたのですけど」

「ああー……まあ無くはないけど、それも限度があるから」

「そうなんですか……」

 

確かに昔、試験勉強の徹夜後とか妙に滾ってる時があったし、起きない訳じゃない。だけどそれは蝋燭が燃え尽きるときの最後の一瞬みたいなもので、長続きはしないのだ。

今日の運動量で言えば往路前半が終わったあたりまでで止めてれば……って感じだ。明らかにやりすぎてもうそのピークはとっくに過ぎている。

 

ゆかりさんはその事をまだ信じられないのか、暫くチャックから手を差し込んで下着越しに撫でてみたりしていたが、ようやくピクリとも半身が身動が無いのを確認して、小さく「成程」と呻いた。

 

「だからさっき言ったけど、流石に今日は無理だと思うんだが」

「想定外ですし仕方ないですね……」

 

いやもうそこまで言われなくても、自分自身が一番思ってたより体力無いって現実を突きつけられてるから。既に今も立っているだけで精一杯だし。

早すぎる体力の衰えを内心嘆いていると、ゆかりさんが自分の座っている隣を叩く。

 

「ほら、ここ座ってください」

 

さっきよりマシになったと思ってたんだけど、まだ傍目にもプルプルしてるんだろうか。とはいえ座っていいのは渡りに船だと彼女の隣に腰掛けると、入れ違うようにゆかりさんがベッドから床へと膝をつける。

そして足の間にするりと入り込んで、ベルトへと手を掛けた。

 

「少し腰を浮かせてもらっていいですか?」

 

手早くズボンを脱がせるようにして、下着ごと引きずり下ろす。

 

「……改めて見ると本当にちっちゃいですね」

 

余計なお世話だ。今の一言に傷ついたのか、余計に元気がなくなった気すらする。

 

「……勃って無いとこんなもんだろ」

 

いやそんな他人のなんかまじまじと見ないし知らないけど。

多分きっとそうに違いない筈で合っていると思われる。

 

「まあこれ位の方が都合がいいですかね……」

「都合がいいって何の――うぉっ!?」

 

今度はどんな罵倒が飛んでくるのかと、目を瞑って溜息をついた瞬間。

にゅぢゅっ――陰茎全体を生暖かい粘液が包み込んだ。

見下ろせば、ゆかりさんの顔が自分の股間に埋められている。

 

「っちょ、何やって――っ」

「りゅろっ、れりゅっ……ぷぁ。何って、フェラチオですよ。んっ……」

 

当然だろうと言わんばかりにゆかりさんはそれだけ答えて、再び陰茎を口に含んだ。

膨張前だからだろうか、あっさりと一口で食べられてしまった陰茎をゆかりさんは舌先で玩ぶ。

 

「ちゅぶっ、ちゅぅっ……ちっさいだけじゃなくて、はむっ、柔らかいんですね……ぞじゅっ」

「そんなの当たり前だろ、っく……むしろ勃ってないのに固い方が怖いわ」

 

揶揄われているのだろうかと考えると少し腹立たしくもあるが、それでも物理的な刺激により、興奮が少しずつ高まっているのも事実だった。

ものの一分もしないうちに、ゆかりさんの口から解放されたペニスは半勃起し、自力で立てる程度に回復していた。

 

「んくっ……ほら、やっぱり立つじゃないですか」

「いや、そりゃあれだけ刺激されたら疲れマラじゃなくても勃つからね?」

 

後は美人が自分の股間に顔を埋めているっていう視覚的な興奮もあるけど。意図してはいなそうだけど、今だって話すときに口端から溢れた涎を拭う仕草も煽情的だ。

 

「どちらにしろ立ってるなら問題ありません。とはいえこの状態ではまだつけれなさそうですし、もう少し大きくしないとだめですかね……悪いんですけど、どうすればいいのか分からないので指示してもらえませんか?」

「……珍しいな、ゆかりさんの方から教えて欲しいなんて」

「いえ、教えて欲しいというか弟くんを手早く勃起させるためにはどうしたらいいかと言うか……」

「ああなるほど、そう言う事ね」

 

フェラの経験は無いのだろうかと一瞬思ってしまったが、確かに人によって好きな動きは違うのだろう。練習の前段階という事で、準備に時間をかけたくなさそうなのはゆかりさんらしいかもしれない。

それなら遠慮することも無いかと、再び肉棒を咥えて上目遣いに見上げるゆかりさんに注文を出す。

 

「先端にもっと舌を押し付けるみたいに絡ませて――そうそう」

 

口腔内で亀頭へと生暖かい粘肉がぴとっ、と張り付き、海綿体の芯までほぐすように舐め上げられる。

 

「傘の表側だけじゃなくて裏側も、っ……そう、いいっ、けど……くっ、でも、そこはもう少し優しく……っ」

 

カリ首裏の鋭敏な神経が、味蕾のざらざらを拾って小さく何度も弾けるような刺激へと変換した。思った以上に丁寧な口淫奉仕に、慌てて指示を訂正しながらも、湧き上がる射精感を押さえようと思わずゆかりさんの後頭部を掴んでしまう。

 

乱暴だと怒られるだろうか、と気付いて手を離そうとしたものの、彼女は一瞬眉をひそめただけ。それ以上に抵抗したり睨んでくることは無かった。

 

(もしかして、これ自体もフェラの一部だと思ってる……?)

 

恐々と熱心に舌を絡めてくるゆかりさんの頭を自分の腰へ、数センチほど押し付けてみる。

 

「んぢゅぷっ、ちゅろっ、ちゅく――んっ?! んぅむっ……ぢゅるるっ」

 

僅かな動揺はあったが、頭を押し付けられたまま彼女は舌を動かし続けていた。

イラマチオ。

フェラが女の子にして貰うものだとすれば、女の子に”させる”口淫。

相手の意思に関わらず、口をオナホに見立て、腰の代わりに頭を振らせる奉仕。

 

その存在は知っていたし、動画の中で抜いたことはある。でも今までさせようなんて考えたことも無かったから、リアルでの性癖では無いんだろうなと思っていたのだが。

押し込んだ頭を、今度はゆっくりと引っぱる。

 

「ぢゅるるるっ――」

 

さっきよりも長く、亀頭以外が露出するまで引いた。下品な水音を立てて、桜色の唇から血管の浮いたグロテスクな肉棒が、ぬろりと妖しい輝きを纏って吐き出される。

竿の中ほどから粘性のしずくが垂れて、キャミソール越しに胸元のほのかな膨らみを汚すが、透けた肌色には無頓着に、ゆかりさんは言われた通り亀頭とカリ裏を熱心に丹念になめ続けていた。密着感は少し薄れたが、代わりにチロチロとくすぐるような舌先の感触が神経を随喜で震わせる。

 

相変わらず見上げてくる瞳に拒否感が浮かんでいないのを確かめて、今度はさっきより少し早く腰へと押し付ける。

 

「んぷぉっ……ふっ、ぢゅぅっ……ずぢゅっ……」

 

室温で冷やされた海綿体が唇で抱きしめられるように絞られ、再び熱々の肉腔に呑み込まれる。舌背でぞりぞりぞりっ、と尿道が擦られ、海綿体にじんじんとした疼きが響いた。

今度は突き込まれるのを想定していたのか、ゆかりさんは目を僅かに細めただけで、口の端から泡交じりの唾液を零しながらも、丹念な舌の動きをすぐに再開する。

 

「今の、大丈夫そうか?」

「んぶっ……むぅ……」

 

口を獣槍に貫かれながらも、頷いたような気がした。

 

一抹の躊躇を抱えながらも、彼女の頭を前後に揺すり始める。

 

「ぢゅるるっ、ずぢゅぷちゅっ……んぅ、りゅろろろっ、ぐぢゅっ!」

 

激しい動きでなくとも、抜いて刺しての間に小休止を挟まないだけで気持ちよさが跳ね上がった。

唇の締め付ける刺激と、舌の擦り付ける刺激に、唾液の纏わり付く刺激――それらが肺から登って来たばかりの熱い吐息で絡められ、一体に溶け合って海綿体の芯まで染みわたる。

 

それに、肉体的な刺激だけではない。眼下にひざまづくゆかりさんは、男なら二度見してしまいそうな程の美人である。そんな彼女が頬を染め、時折目を細めながらも、気丈な表情でペニスにむしゃぶりついているのだ。

口腔の蹂躙者がペースを上げた為か、口の端からは止め処なく唾液が零れ、肉竿を引き抜くときなど桜色の唇がグロス代わりのカウパーに塗れている。思わず唇へと視線が吸い寄せられるほどの妖艶さ。

 

何より、普段からかってくるような言動の多いゆかりさんが、今は頭を揺すられながらも、従順に丹念に舌を亀頭へ絡めてきているというギャップが興奮を昂める。

忠実に、愚直に。ゆかりさんは言われた通り亀頭だけを擦り上げる様に舌を動かしていた。

勿論現実的な問題として、肉棒を突き込まれた状態で亀頭だけを舐れるなんていう離れ業が出来るわけではない。けれど、それでも言いつけを守ろうと舌を押し縮めて太く短くし、出来る限り亀頭に近い竿裏をちろちろとくすぐってくる。

 

正直、無理に舌を縮めているせいか圧迫する力は弱く、刺激としては弱い。けれど、普段は行為をリードし、どことなく余裕すら感じさせる彼女の至らなさ――舌っ足らずさが、怪しげな脳内麻薬を分泌させ、脊髄を浸していく。

 

(――普段色々弄られてるし、偶にならいいよな?)

 

脳はとっくに支配欲という名の麻薬に侵されていた。

 

「んぼっ! ぶちゅっ……ふっ、ふっ――」

 

臨界の近い快楽に、思わず跳ねた腰へ合わせて、ゆかりさんの頭を下腹へ押し付ける。

鼻が臍下へぶつかり、荒い鼻息が陰毛を揺らしてくすぐる。

 

「――ゆかりさん、もうちょっとだからさ。舌は無理に動かさなくていいから、思いっきり吸い付いて貰っていいかな」

「ぇうっ、ぉっ……ん、ぢゅぞぞぞ……っ!」

 

押し付けているせいで顔は見えなかったが、熱い粘塊となった唾液がどぷっ、と付け根から陰嚢へと滴り落ちて。直後、強い吸着感が肉棒を包み込んだ。

 

「くっ……そう、いいっ……」

 

律儀にぢゅうぢゅうと水音を立てるゆかりさんの口から陰茎をゆっくりと引き抜く。本当はもっと早く引き抜きたいのに、吸い付きが強いせいでゆっくりとじゃないと引き抜けない。

だが緩慢なストロークに反して、得られる快感は今日一番だった。

 

(凄っ……内臓まで、抜かれそうだ……っ!)

 

カウパーは既に生産した端から尿道をストローに吸いつくされ、精液を押し留める名も知らぬ筋肉ごとペニスを引っ張り出されそうな恐怖すら覚える。でも、そんな恐怖すら気持ちいい。

ぢゅるるぅっ……――長い吸引は唇がカリ首に引っかかるまで続いた。

久しぶりに目の合ったゆかりさんの顔は、酸欠の為か先ほどまでより赤く、目もうっすらと苦し気な涙に潤んでいた。

思わず心臓が跳ねる。それが罪悪感からだったのか、普段見ないような表情を見た事による興奮だったのか、あるいは自分のドSな本性故か――理解する前に、意識が白く染まった。

 

「お、ぉっ――!」

 

腰へ最後の戦慄きを感じた瞬間、反射的に思い切り手の内側に抱えた物を股間に押し付けてしまう。

 

「んぶぅっ!? おぼっ……!」

 

ぶぱっ! ぶびゅるるっ! びゅぐっ、ぶびゅっ! びゅるるるぅっ!

熱く火照った粘膜腔の中で、白濁した溶岩が噴火した。

 

「ぐぅ、っ……?!」

 

カウパーを吸い取られて空っぽだった尿道を、一瞬で高圧の粘液が駆け上る。

今まで経験したことが無い勢いに痛いという感覚が先行し、一瞬で快感へと転化した。

すべてを解き放ったような圧倒的な解放感。

尿道から海綿体を圧迫するほどの膨張感。

 

心臓より強く脈打つ欲望の奔流に、男から雄へと一段進化したかのような達成感が全身に広がって――

――どんっ!

 

放心状態だった腹部へ、突如重い衝撃が加わった。

ベッドへ倒れ込むのと同時に、肉槍が今までぬっとりと包んでいた槍鞘から抜き放たれる。

びゅぅっ、びゅくっ、びゅるっ!

未だ続いていた射精が中空へと勢いよく白い線を踊らせ、腹や胸へと降り注ぎ、そこで漸く吐出を終了した。

 

「ぐぁ……すげ……っ」

 

圧倒的な快感に陶然とし、目を瞑ったまま長いため息をついて。

 

「いや、コレ大丈夫か……?」

 

再び目を開けた時に感じたのは、恐ろしい程の冷静さだった。

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