しかし、目的であった仲間は手に入り、充実した生活を送っていた。
性の違いもあり、気付けば身体の関係にまで至ったが、それでもオタク活動は楽しかった。
あなたはつい先日まで所属していたサークルから脱退した。お世辞にも居心地の良いサークルとは言えず、脱退の理由となったこともあって抜けれた事にホッとため息をつく。
「これで姫たち自由だ。今日はあんたの家でオールしましょ」
「うん」
あなたの隣で不敵に笑った彼女こそが脱退の理由。
彼女はあなたが所属していたサークル、いわゆるアニメ漫画同好会だったのだが、そこで姫みたいな扱いをされていた。
仮面を被るのが得意だった彼女は求められるがまま、あまり波を立てたくないこともあって愛想を振りまいて――その姿はオタサーの姫そのものだった。
サークルの勧誘期間の後にその存在を知ったあなたは後からやって来た人間だ。彼女曰く、その時にびびっときたらしい。周りから姫扱いされているにもかかわらず彼女はあなたへと接近し、今日まで仲を深めてきた。
サークルに入るだけあって彼女も中々のアニメ漫画好きであなたと好みがかなり被っていた。
話に盛り上がり、気付けば互いが一人暮らしをしていることもあって行き来するようにもなった。最初こそ異性の家に緊張していたが、回数が増えていくと慣れた。
子供ではない――世間では大人と見られる大学生な事もあり、少しエッチなアニメの空気に充てられるようにあなたたちも身体を触れ合わせるようにもなった。
心だけではなく、身体も繋がるようになると傍目からの印象は更に変わる。
あなたが来るまでサークルの姫だった彼女が一人の男にべったりなど周りから見れば面白くない。あなたも彼女もサークルの空気の悪さに耐えかね、遂に辞めたのだった。
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「ん……ちゅ……れぇ……ちゅぷ……♡」
電源の入っているテレビからアニメの音声や光が見えたり聞こえたりするが、あなたと彼女――美川姫乃にはあまり意味がなかった。
完全に二人の世界におり、あなたも姫乃も意識は勃起した股間にある。
自身が可愛いのを知っている彼女は同性からの余計なやっかみを受けたくないからと大学ではマスクを付けて過ごしている。アニメや漫画ではなく、ネットから仕入れてきた知識で彼女は今あなたへ奉仕をしている。
「ちゅ、ん……これ、結構難しいわね。まぁ、あんたは気持ち良さそうだけど」
「うん、ヤバい。てか、姫乃のフェラ上手くなりすぎ」
「ここのところ毎日のようにしゃぶってやってるからでしょ。あ……む……ん、ちゅる……♡」
大学で見られる姿と同じようにマスクを付け、あなたから中で何が起こっているのか視覚で確かめられないフェラチオを受けていた。
興奮で熱い吐息が先走りや唾液で濡れたペニスに当たるだけで腰は震えるし、唾液をたっぷりと付けた舌や熱々の口内に頬張られるとそれだけで達してしまいそうになる。
「ん、ビクビクしてきた♡ 出しそうなの? んふっ♡ 良いわよ♡ あんたのくっさいザーメン、あたしが飲んであげる。あんた女の子にザーメン飲まれるの好きだもんね?」
「姫乃にしかされた事ないから、姫乃に飲まれるのが好きなんだよ」
「ふふっ、照れちゃって可愛い♡ ちゅ、ぢゅぅぅぅ、れろれろれろ……♡」
敏感な裏筋を煽るように舌先で舐め続けられると先走りが滝のように鈴口から噴き出していく。コクコクとそれを美味しそうに飲まれ、出なくなると今度は他に敏感な場所を攻め立てられる。
カリ首の溝に舌を這わせ、皮との隙間を丁寧に穿られたり、ぷりっぷりの唇でカリ首の肉を刺激されたりと、あなたのペニスでフェラチオに慣れた彼女の性技は中々のものだ。
―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡
「んんん!? んく……んく……♡」
予告なしの射精に驚くも、舌を亀頭の下に置いて精液を受け止める。熱い精液が舌や口の中の肉に当たるだけで彼女の身体も反応し、履いている下着が湿っていく。
溜め込んで見せつけてやりたいが、このままだと窒息してしまうと彼女は舌にびちゃびちゃとかかる精液を喉を鳴らして飲み込んでいく。
鼻から抜けていく青臭さは嫌いではなく、喉を通っていくドロっとした感覚も嫌いではない。飲み物とは違う、胃にぼとりと落ちていくような感覚な何度してもなれはしない。
射精の勢いが弱くなると多少は自由の効くようになった舌で射精中のペニスを刺激し、最後の一滴まで精液を出させる。
「っぷぁ♡ 相変わらずスッゴイ量♡ 喉に詰まって死ぬかと思ったわ」
ちゅぅぅぅと口の開いた鈴口を吸って中の精液を全て飲み込んだ彼女はいつものように感想を口にする。
いつもであれば激しいフェラチオのせいで口の周りに陰毛が付いているのが見えるのだが、今日は生憎とマスクで見えない。全てを曝け出したエロスも良いが、隠すエロスもまた良い。
射精の余韻に浸りながらあなたは漠然とそう感じた。
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「うーん、これイマイチね。女の子は可愛いけど、主人公の魅力が分かんない」
ポイッと投げ捨てられたのは今日発売したばかりの漫画の単行本だ。あなたも彼女も連載誌を買うのではなく、単行本派なので単行本を開くまでは中身は知らない。
当たりよりも外れが多く、あなたの家に集まる前に買ってきた今回のは外れだったようだ。
「俺のも外れだな。内容がありきたり過ぎて想像しやすい」
録画して溜め込んでいたアニメを見ていたが、つまらなくなって電源をあなたは落とした。
「「はぁ……」」
二人してため息をつく。
「じゃ、今度はこっちをしましょ? 生が良い? ゴムが良い?」
「んー……じゃあ生で」
「オッケー。まだ濡れてないからイジって」
「はいはい」
占拠していたあなたのベットで仰向けになると、あなたがしやすいように股を開く。
ピンクのスカートは猫を被っている時の彼女に似合うが、毒舌気味な本来の彼女には似合わない。
スカートを捲りあげ、履いているショーツを慣れた動作で脱がす。
彼女の言う通りに濡れていない其処へ手を伸ばす。
「んっ……♡」
いきなり粘膜に触れると傷を付けてしまうので、むにむにと大陰唇を親指と人差し指で挟んで揉む。
柔らかい肉を揉みながらもう片方の手で、皮に隠れている陰核を優しく擦り潰す。姫乃曰く、オナニーという名前を知る前からイジってきた其処は他よりも敏感過ぎるので丁寧に扱う必要がある。
「ゃ……く……んん♡ ぁ、あ……あっ、あっ……♡」
イジっているとだんだんと彼女の声に艶が乗り、揉み込んでいた肉がじんわりと湿り気を帯びてきた。口も自然と開き、テラテラと濡れた中の肉がイヤらしい。
呼吸の度に伸縮する穴や肉は誘っているようで、誘われるがままにあなたは穴へ指をそっと差し込む。
くちゅりと水音を立てて入った指を入口の浅い所でピストンをするように出し入れを行う。焦らすような快感に姫乃が身動ぎをするも、止めはしない。
侵入してきた指を媚肉たちは絡みつくように歓迎するも、直ぐに抜かれて表面に快楽を植え付けられて震えるだけ。
「あっ……♡ あっ……♡ ぃ……く……っ♡」
「いいよ、姫乃がイくところ見ててあげる」
「う、うん……♡」
焦らす愛撫から彼女を本気で絶頂させる愛撫へと変わる。
浅い所ばかりを弄るのではなく、指を二本に増やし、蜜まみれな膣内をで滅茶苦茶に暴れさせる。
彼女がよく感じるポイントであるGスポットを重点的に攻め、合間合間に他の箇所を弄る。
汗をかいた手がシーツを掴み、腰がだんだんと浮き上がる。ヘコヘコと自分から指へ股間を擦り付けてくるようにもなった。
「ぃ……く♡ イく……っ♡ イくイくイくイく~~~っっっ♡♡♡」
身体を大きく仰け反らせ、彼女はそのまま果てた。
膣内を搔き回していたあなたの指を強く締め付け、痙攣して果てる。
ほぼ毎日のように身体を重ねているからか、彼女は手での愛撫でも果てるとそのまま条件反射のようにチョロチョロチョロ〜と放尿をする。
膣に突っ込んでいない手で、無様なイき顔を晒している彼女の頭を撫で安心させる。
「ぁ……っ♡」
尿も終わり、部屋中に独特のアンモニア臭が広まる。精根尽き果てた事後ならまだしも、その匂いは興奮へのスパイスにしかならない。
手マンをしていたからか、手にも彼女が気持ち良く出した尿が掛かっており、それをペロリと舐めとる。しょっぱさが口いっぱいに広がった。
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ゴムなしでとあなたは言ったので、果てて荒れた息を整えた姫乃の上にあなたは何もせずに跨った。
特別に長い訳でも、太い訳でもないが、姫乃の膣にぴったりなサイズなあなたのペニスがぺたりと腹に落ちている。
「ん、手マンで解れたからいいよ」
姫乃が愛液で濡れた膣を開いて誘う。
糸の引く愛液で濡れた膣内は真っ赤に充血した肉でいっぱいだ。つぶつぶや凹凸が当たるとそれだけで射精しそうな名器とも言える膣。
「ぁ……♡ ん、く……入って……きたぁ……♡」
くびれた腰を掴み、そのままゆっくりと慎重に中へと挿れていく。
歓迎するように絡みついてくる膣肉を掻き分け、絶頂で降りてきた子宮口と亀頭が触れ合う。吸い付くような感覚に思わずあなたの口から呻き声が漏れてしまう。
上下左右は膣肉、先は子宮口と逃げ場のない膣内。何もせずともこのまま果てれそうな感覚に身を任せるのではなく、あなたは腰を引いて抽挿を始めた。
ギシギシと実家から一人暮らしをするにあたって持ち込んだそれなりな年代物になっているベットが軋む。
一年ほど前まではあなたの汗ぐらいしか吸ってこなかったシーツも、今や姫乃の汗や淫液をたらふくと吸っている。
「そこ、そこぉ♡ そこ擦られるの最高っ♡ ぁ、ダメ♡ 頭バカになっちゃうっ♡」
いつの間にか手は繋がれ、快楽で蕩け合う互いの顔を見ながら腰を振っていた。
ペニスが脈を打つと彼女の身体も跳ね、まるであなたたちが一体の生き物になってしまったかのよう。
男らしいところを見せると激しい腰振りにしても長くは続かず、馬鹿にするようで優しげな声をかけられる。その間のペニスは止まり、膣からの刺激を十分に味わってしまう。
なので――
―――ぶびゅるるるるるるっ♡ びゅるるるるるるっ♡
「え? あ――――――っ♡」
自分の始めた腰振りでダウンしていたところへの追い打ちに近い膣の刺激で情けなくも射精してしまう。してしまった。
膣肉にやわやわと揉まれながらのお漏らしに近い射精。
遺伝子を刻み付けるような激しさを伴ってはいないが、射精は射精。あなたは腰が砕けそうになるほどの快感に浸ってしまう。
「ちょっと♡ まだ姫イってないわよ♡ ま、まぁ? あんたのザーメンを子宮で飲んでちょっとは気持ち良かったけど? でも、こんなのが比較にならないぐらいの気持ち良さが欲しいなって……」
姫としての仮面を被っていない彼女は少し気が強い。
そんな彼女にいじらしいおねだりをされてしまっては無視する訳にもいかず、おねだりで射精直後にもかかわらず固くしたペニスを動かしてしまう。
結局、日付が変わる頃まで様々な形で交わってしまった。
シャニマスの冬優子を書きたいので練習として書いたんですけど、やっぱなんか違いますね。あの二面性な部分や素の部分を書いてみたいけど全然無理。
うーん。もう少し練習すべきですね。
あと、今回から地の文でもフェラチオや手マンを解禁しました。口淫と書くのも良いですが、そうするとバリエーション不足なんですよね。横文字よりも漢字の方がカッコいいと思ってましたが、苦渋の決断です。