猛き狂う分からせおじさんの跳梁跋扈するメスガキ山。そこでは毎日の様に精液を愛液で洗う熾烈な戦いが続いていた。しかしその頂点に立つクイーンオブメスガキにとっては、その地獄さえもぬるま湯に過ぎないのか彼女は退屈していた。
日々の戦いに虚しさを感じていた彼女は、メスガキ養成所の訓練生を中心とっする過激派メスガキ集団による肉棒狩りに遭い負傷した新参の分からせおじさんと出会った。敵ではないと伝え、彼を介抱するが…
ここはメスガキ山。跳梁跋扈する分からせおじさんをなぎ倒しメスガキ道を究めたクイーンオブメスガキのみが頂点に立てる弱肉強食の山。この頂上に私が君臨してからというもの、長らくこの座が他の手に渡る事はなかった。防衛記録更新の日々。そう言えば聞こえはいいが代わり映えのない日々は心に堪える。
襲い掛かる分からせおじさんとの戦いは手汗握った。負けるかもしれない。分からせられるかもしれない。これまで築いた物が全て崩され、あんあんと喘ぐしかないオナホにされるかもしれない。そんなスリルがあった。勝利と敗北の瀬戸際で勝ち続ける事に最上の喜びを感じていた。
しかしここ最近の分からせおじさんと言えばすっかり負け癖がついて、私に負ける事を望んで戦いを挑みに来る様になってしまった。覆せない私と言う現実を前に勝つ事を諦め、在ろう事か屈辱の中に快楽を見出す敗北主義者ばかりにになってしまったのだ。
他のメスガキもメスガキだ。どうして頂上に居座る私を引きずり下ろし、自らが頂点に立とうと思わない?私の威を借りて威張った所で、現状に甘んじてしまえば彼らと何ら変わりない事にどうして気付かない。
沈む夕日に影が差した。新たな挑戦者かと思えばそれは幼馴染のロリちゃんだった。先にイったら負けと言うのがこの山のバトルファックの掟なのだが、彼女に勝った竿が何故か自ら負けを認めてしまうため彼女は全戦全敗にありながら全戦全勝と言う伝説を持ってしまっている。
メスガキ養成所にいた頃、あらゆる面でメスガキ適性値が低かったため卒業は不可能だろうと多くの職員が考えていたが…その恐るべき忍耐力と血のにじむ努力でカリキュラムをこなし卒業試験の実戦に臨んだ。
成績はほぼ及第点であったため多くの職員が心配したが実戦ではその過剰なまでの優しさで大勢の分からせおじさんの戦意と加虐心を削いで骨抜きにして戦果を挙げたたためそれまでの評価とは一転、優秀な卒業生となった。
「メスガキちゃん、お疲れ様。手応えのある分からせおじさんには会えた?」
「竿と言うにはあまりにこじんまりした竹ひごばっか」
ロリちゃんは笑った。しばらく一緒に体育座りしながら夕日を眺めた。彼女はランドセルから炭酸飲料を取り出してカップに注いで渡してきた。
「…私、そろそろ山を降りようと思うんだ」
「ど、どうして?」
「飽きちゃったんだ。ロリコンを相手にするの」
飽きちゃったか…。
「最近じゃ私の事をママ、ママって呼んで来るんだ。初めは慰めてあげようって思って赤ちゃんプレイに付き合ってたんだけど、自分より数十も年上の子供を抱え過ぎてノイローゼになりそう」
「だ、大丈夫だよロリちゃん。一時的な流行りだって。流行が過ぎたらまたいつもみたいなおじさんに戻るよ!」
私はそう言ってロリちゃんの両肩を掴んで励ます。すると彼女は急に親指を咥えて私に上目遣いで甘ったるい声を出した。
「マぁマ、マぁマ、あたちおっぱいほちいの。おっぱい、おっぱいちょうらい。あむあむ、マぁマ、膣内(なか)に帰るからあたちを産んで♡だぁだ♡だあだ♡んまぁぁまぁぁぁ、だっこ、たかいたかいしてー♡あ、おちっこもえちゃった…えへへえへ♡♡♡あ゛―――――」
「さよなら…山を降りても元気でね……」
「うん…メスガキちゃんも元気でね……」
私はロリちゃんに名札を渡した。知名度もあるし、山に隣接した町では特に顔が利く。これを見せるだけでもそれなりに転職は有利に進められる事だろう。彼女はそれをランドセルに大事にしまった。
今時、下手に純愛系に転職すると表向き純愛系の実はNTR系会社だったと言う事もある。信頼できる筋を頼ればそう言うリスクを回避できるはずだ。幸せになって欲しい。
「そうだ。メスガキちゃんにはこれあげる」
そう言ってナップサックを渡してくれた。何だろう。
ロリちゃんはそうして山を降りて行った。私は彼女の姿が小さくなるまで眺めていた。私は立てていたテントの中に入ると電気をつけてナップサックの確認をする。中身はラップタオルだった。
ここはメスガキ山。山頂までの道のりは険しく厳しい。しかし真の恐ろしさは頂点に立ってから思い知る事になる。ここにはもう血沸き肉躍る敵もいない。切磋琢磨できる戦友もいない。ただ孤独だけが存在した。
翌朝になってスク水とラップタオルを着てテントを出ると、昨日射精させた分からせおじさんが3人勃っていた。全裸なのに靴下を履いている。彼らはいつもそうなのだが、それひょとして正装なんだろうか。
「大の大人が子供相手に群がってばっかみたい♡」
3人の分からせおじさんは3方向に分かれて襲い掛かって来る。私は水に濡らしておいた石鹸を投げて真正面のおじさんAの足を刈る。左のおじさんBの掴みを回避しながらゼッケンから取り出した尿道プラグをペニスに差し込む。
一気に奥まで差し込まれ悶絶しているおじさんBの背後に回り込みながら水抜き穴からニトリル手袋を取り出して左手にはめ込んで尻の割れ目に一気に滑り込ませる。
「おじさんは女の子の性器に突っ込むより、女の子に指突っ込まれた方が好きだもんね?」
まずは穴のシワを中指で撫でる。一瞬キュッと締まった後を狙って一気に奥に押し込んだ。
「ほおら、奥まで咥え込んじゃった♡」
痛いやら気持ちいいやらで苦しむおじさんB。おじさんCが必死で走っても遅い駆け足でようやく近くまでやって来た。私は右手でおじさんBの尿道プラグを一気に引き抜き一物をおじさんCの目に向ける。金玉から勢いよく飛び出るスペルマに目つぶしされて倒れた。
エクスタシーを迎え恍惚としているおじさんCの一物を体勢を今に起き上がろうとしているおじさんAに向ける。
「ほぉらおじさん、おしっこしーしーの時間ですよ~♡」
尻穴のゆる具合で分かった。こいつなら行ける。私は指を引き抜いて拳を作り、一気に挿入した。食らえ私の前立腺パンチ!!!
「いっぐぅううううううう!!!!!」
野太い声で嬌声を上げながら、イカれたホースみたいに肉棒をぶるんぶるん震わせて射精するおじさんC。おじさんAは起き上がり際に精子を踏んで滑って転倒する。起き攻め成功。
私は辛うじて立っているおじさんCを蹴って起き上がったおじさんBの方に接近しながらラップタオルを投げる。視界を奪われてばたばたするおじさんBをタックルし、仰向けに倒れた所を彼の体の上に腹ばいになった。
日頃は私の体さえ触れられないクソ雑魚だ。体を密着されさぞや興奮している事だろう。私はそのままおじさんBの肉棒をふとももに挟み、乳首を嘗めながらしごく。
「それダメなのぉぉぉおおおおんあああああっ♡♡」
「何が駄目なの?」
「おぢ〇ぽきゅんきゅんしてぇぇぇえいっぢゃうううううう♡♡♡」
「イけ♡イけ♡イけ♡」
呪文の様に何度も唱えてしごいているうちに射精した。こいつは弱いが体力はマジだ。後から不意打ちを貰わないためにも精巣を撃ち尽くしてやらなければならない。私は何度も何度も命令を繰り返してしごく。
やがて出なくなったのを確認して起き上がろうとすると、私の背後に影が立つ。おじさんAだ。彼は私の両脇に手を挟んで持ち上げる。
「スク水に精液が映えるね。それじゃあスペルマのプールに溺れてみようか」
「あは…♡」
彼は水着の隙間に肉棒を入れるとそのまま穴に突っ込んで来た。尻穴を広げ奥までぐいぐい来る。出す所から入って来る独特の異物感に体が震える。
びゅっびゅるるるるるる…。
「………………………」
え?今イった??
おじさんAは私に一物を突っ込んだまま動かない。どうやら本当に絶頂を迎えたらしい。「童貞おじさん、おち〇ぽ挿す穴も知らないの?」とか挑発文句を考えてたのに。
「まだだ、まだ終わってない!!!」
白目に瞳が帰って来た来たおじさんAが頑張って腰を振る。しかし、また1つ突いては射精し、また1つ突いては射精する。ついに後ろ向きに倒れた。倒れた時の衝撃でまた射精する。
そして気絶してしまった。
私としては不完全燃焼だったので、腹いせにスペルマが出なくなるまでピストンして絞り尽くしてやった。
死屍累々としたメスガキ山の頂上。私はラップタオルを拾って羽織る。
「もう私を分からせる事ができるおじさんはいないのか…」
びゅるっびゅるるるるびゅうーっ!
私は射精を確認するとため息を付いて立ち上がった。それから私の中に注ぎ込まれたスペルマを甘勃ちになってる竿にかける。私の実力は自分の想像を遥かに超えていた。
攻められれば負ける。養成所ではそう教わったから自分が攻められる隙を与えず相手の性感帯を刺激し射精する事で勝つやり方で戦って来た。しかし今の私にその戦いではもはや足りない。快楽とスリルに飢えている。
だから今日は頂上で分からせおじさんを待ち受けず、こちらから赴いて戦いを仕掛けあらゆる攻めに耐えてみた。それでも私をイかせてくれる竿はなかった。わざわざ山頂から降りて麓まで目の会った分からせおじさんと全て交尾して来た。それでも誰も分からせてくれなかった。
今日も収穫なし。私はとぼとぼと山頂へ向かっていると、この辺りでは見ない分からせおじさんが倒れていた。新参だろうか。
「おじさん、大丈夫?」
「メスガキか…分からせてや…うっ」
酷使したのか肉棒が赤い。そう言えばここ最近は見るからに雑魚な分からせおじさんを選んでレイプするメスガキ集団がいると聞いた事がある。分からせおじさんを相手に無双する私に憧れている者による行いだとも聞いた。
私達は争い合う仲だが、敵同士ではない。全力でぶつかり合うがその中にはそれなりの礼儀があるのだ。さすがにこれは酷い…。
おじさんは尚も私に戦いを挑もうとする。私は肉棒に軽く触れると悶絶して転がる。
「あのねおじさん、威勢を張るべき時とそうでない時があるでしょ」
「……………………」
「大丈夫。私は敵じゃないよ。私を分からせたいなら、元気になってから相手してあげる。今日はもう遅いし、私の家に寄ってかない?」
家と言ってもテントだが。分からせおじさんはしばらく黙っていたが静かにうなずいた。私は彼を連れて家に向かった。
大して出来る事はないが、取り敢えずメスガキ養成所から送られて来た食べ物と飲み物を分ける。よほどお腹が減っていた様でがつがつと食べた。元気になるまで時間がかかるかもしれないし、今度の仕送りは量を多くしてもらおうかな…。
翌朝になると私は体操着に着替えた。あまり口数は多くなかったので聞き出せることは少なかったが、彼がこの山の新参だと言う事や集団レイプに遭った事などは話してくれた。リーダー格の子の特徴も聞いた。
今日は分からせおじさんとの戦いと兼ねてその子を探してみようと思う。憧れの対象である私の言葉なら、耳を傾けてくれるかもしれない。
それからしばらくは一緒に暮らす事になるので便宜上彼の事はおじさんαと呼ぶ事にした。
「それじゃ、私は出かけて来るから。ここにある物は何でも使っていいから。でもあまり私物を探るのは駄目だよ。いいね?」
彼は小さくうなずく。いずれ戦う相手同士だ。あまり慣れ合いたくないのかもしれない。それにしたってもう少し愛想良くしてくれてもいいのに。
メスガキ集団による肉棒狩りが養成所出身による物と言う噂が立ってから、養成所職員が目を光らせているらしく犯行集団も息をひそめている様だ。個人的には会って和解したいところだったが…。
おじさんαはすっかり元気になった。だから相手してやった。体力はあるし勢いもある。光る所は確かにあるが、技をなくして私には勝てない。力の差は圧倒的でそこらのおじさんよりも弱かった。
それから何度も何度も再戦を挑んでくる。それ自体は他の分からせおじさんと変わりないのだが、他のおじさんと違うのはあの目にギラギラと輝く勝利への飢えだった。勝ちに来ている。その野心が私の冷めた心に火をつけた。
しかしさすがにこれでは埒が明かない。普通に教えても聞いてくれなさそうなので、戦いを通して攻め方や守り方などを事細かく教えていた。初めは頑なに話を聞かなかったが、付き合いが長くなっていくと彼も少しずつ私を受け入れる様になった。
そして今日も私が勝った。
「はぁ…はぁ…」
「惜しかったね。後ちょっとで私をイかせられたのに」
私がそう耳元で呟くと私の中で肉棒がピクリと動いて固くなった。もちろん嘘なのだが、彼にはもっと頑張って欲しいので行為が終わった後はこうしてモチベーションが保てる様な言葉をかける様にしている。
彼は何も言わず私を抱きしめる。何を思ってそうするのかは分からないが、彼のどんな攻めよりもこれが一番気持ち良かった。私は多幸感に包まれながらまどろんでいた。
「んむっ…」
ぼんやりとしているとキスされた。その瞬間、頭の中で星が弾ける。ああそうだ、この感覚だ。この感覚がイクだ。私はもうどのぐらいぶりか分からない絶頂を迎えた。知らなかった。キスで絶頂を迎えるなんて事があるんだ。
「一矢報いた」
おじさんαは微笑んだ。不意なキスで絶頂を迎えた時に身体に力が入ったので、それで感づかれてしまったらしい。生意気だ。成長を感じさせる彼に嬉しいやら恥ずかしいやら分からない気持ちになった。
それから何度も何度も戦いと体を重ね、彼を最強の分からせおじさんに鍛え上げて行った。不思議な事に、彼はその力を私以外のメスガキに向ける事はなかった。
それから月日が経ち、冬になった。挑戦者の分からせおじさんとの戦いもあるので、おじさんαとの戦いは日時を決めて行っていた。その間彼は…私のテントにいて私の世話をしてくれている。彼の作る料理がまた絶品なのだ。
今日を過ぎればしばらくは分からせおじさんとの戦いも休みだ。私は水着を着てラップタオルを羽織った。
「じゃあ行って来る。明日の戦いのためにしっかり精をつけててよ」
「いってらっしゃい。怪我しない様にね」
「はーい」
私は勢いよく外に出た。今年最後に戦うのはおじさんαと心に決めている。午前中には全員返り討ちにして美味しい昼食を食べるつもりでいる。今日の足取りは軽かった。誰にも負けない気がした。
しかし、その浮ついた心は凍える悪意で刈り取られた。
目を開けた時、私は今まで気絶していた事に気付く。何があったのか分からない。縛られている。分からせおじさんの罠に引っ掛かったのだろうか?しかしどうにも記憶があやふやだ。私は辺りを見渡す。
ここは…避難小屋だ。天候が悪くなったり体調が悪くなったりしたときにメスガキや分からせおじさん達が利用する憩いの場。ここではあらゆる争いが禁じられている。破ればどちらからも冷ややかな目で見られる様になる。
そんな場所に私を縛り付けようなどと考える不届きものは一体どこの誰だろうか。考えていると奥から何者かがやって来た。意外にもその姿はメスガキ養成所の制服を着たメスガキAだった。
前におじさんαから聞いた事がある特徴そのものだ。肉棒狩りの犯行集団のリーダー。こいつがそうなのか…。
「クイーンオブメスガキか。思ったより全然呆気なかったね。よわよわ」
なるほど、私を頂点の座から降ろしに来た訳か。
「わざわざ拘束しなくても戦いには応じたのに。それで、勝負の種目は何にする?」
クイーンはメスガキに勝負を挑まれた場合、挑戦者の選んだ種目で戦わなければならない。制限時間以内にイかせた分からせおじさんの数を競ったり、罵倒言葉だけで射精させる速さを競ったり、どちらかが降参するまでお互いに罵詈雑言を浴びせ合ったり、ファックバトルをしたりする。
メスガキAは可笑しそうにニヤニヤしている。
「もちろん、ファックバトルで」
そう言いながら彼女は私からラップタオルをプチプチとやって外していく。そして私の体をまさぐりだした。
「んっ…ま、待ってよ。拘束は解かないとバトルにならないでしょ」
「クイーンならどんな攻めにも耐えられるでしょ?」
こいつ…。
それから何時間が経っただろう。まだ1時間かもしれない。目隠しをされたのでカーテンから漏れていた光も見えない。私は色んな攻めを受けていた。ついには共犯のメスガキを呼んで集団であれこれしてくるし、何でもありだ。
仮にこんな事で私をイかせた所で正式にクイーンになれる訳ない。その事は説明したし、当人達も分かってやっているようだ。
「どうしてこんな仕打ち…」
「雑魚をいたぶるのに理由なんている?」
メスガキAは私の目隠しを取って他のメスガキを下げた。あの手この手で攻めてきたが少しも気持ち良くない。真面目に勉強していればもう少しはマシな愛撫ができるだろうに、養成所で一体何を学んできたのか…。
後どのぐらいこのまま拘束されるのだろう。体は所々痛むし、疲れてきた。それに寒い。
「もう諦めて。私を絶頂させるなんて君には無理」
彼女がこれまで見せていた人を小馬鹿にする様な表情が変わった。怒りを露わにし私を睨む。ドスドスと足音を立てて歩み寄るので殴られるかと思って目を瞑ると唇が押し当てられた。
「あなたは私の憧れだった。いつでも私よりずっと先にいて、大きな背中で私の前に立ちはだかり続けた。年はそんなに離れてないはずなのに…劣等感に苛まれた」
彼女は耳元で囁く様に言う。
「どんな努力もあなたには及ばなかった。真っ当に戦わなくても分かる。あなたが日々戦う所を遠くから見てた。私はあなたには勝てない。体が、心が戦う前から負けを認めてしまう」
彼女は眼鏡ケースの様な物の中から何かを取り出した。ピンク色の液の入った注射器だった。注射器カバーを取った。
「私はどんな手段を使ってもあなたを絶頂させる。イってイってよがり狂わせる。そうする事でやっと私は劣等感から解放されて人生を始める事ができるんだ」
彼女はそう言いながら彼女は私を抱きしめキスをする。注射針が首元にあてられた。もう駄目だ…。
私はそう思って目を瞑る。
しかし、いつまで経っても針が入って来ない。思い留まったんだろうか。ゆっくりと目を開けるとメスガキAは恍惚とした目で蕩けていた。注射針はごつい手に握られ静止している。何が起きたのか分からなかった。
ぬちっ…と生々しい何かが引き抜かれる音がした。もっと周りが見える様になると、メスガキAの後ろにおじさんαがいるのが見えた。
「お…おじさん…」
「分からせに来たぞ」
助けに来たんじゃないのか…。
おじさんαは尻穴アクメをキメて放心しているしてるメスガキAをゆっくりおろして私の拘束を解いてくれた。そして私を抱きかかえてくれる。
「どうしてここが…」
尋ねると、おじさんαが答える前にメスガキが数人現れる。
「きゃーお姫様だっことかかっこいー♡」
「でもキモデブが王子様とかやだー♡」
「もちろんだっこしたまま私達をまとめて相手できるんだよね?」
「不労所得で楽な暮らしがしたーい♡」
今誰か全く関係ない事を言ってなかった?
おじさんαは鍛えられたと言っても実戦経験はまだ豊富じゃない。相手は曲がりなりにも養成所の訓練生。それに加え多勢に無勢じゃ不利だ。私は足をばたつかせ降りようとする。しかし彼は放してくれない。
「放して、私は戦える!」
「心配ない」
「威勢を張るべき時とそうでない時があるって言ったでしょ!??」
メスガキ達は一斉にかかって来る。ああもう終わりだ…。そう思って目を瞑ったが、メスガキAの時の様に何も起きない。ゆっくり目を開けるとメスガキ達は一目散に逃げだしていた。室内に大量の分からせおじさん達が入って来たのだ。
さすがの私もこれだけ一か所に集まってる所は見た事がない。
「メスガキちゃん、大丈夫?」
可愛らしい声が聞こえた。見ると近くにロリちゃんがいた。
「あれ、山を降りたんじゃ…」
「年末だし元気してるかなって会いに来たんだよ。そしたらおじさん達がクイーンが誘拐されてるのを見かけたって…」
そしていつまでも戻ってこない私を心配して探し回ってたおじさんαも一緒に救出に来た。そんな流れらしい。分からせおじさん達は肉棒狩りをしていたメスガキ集団に勝って大喜びしている。そのままここで酒まで飲みだした。
ロリちゃんの人望あってこそとは言え、まさかこれまで戦って来た相手に助けられるとは思ってもみなかった。
無事に助かった事だし、ロリちゃんを誘ってテントに戻ろうとしたがどういう訳か断られてしまった。
「私に会いに来たんじゃなかったの?」
「おじさん達と話したい事もあるし…あのテントに3人は流石に狭いしね♡」
ロリちゃんはニヤニヤしながら未だに私を抱きかけているおじさんαと私を見比べていた。漸く意味が分かった私は首をぶんぶんと横に振る。
「あ、いやこれは違っ。おじさんαも何とか言ってよ!」
「セックス!」
私はおじさんαの横面を引っ叩いた。
…年も暮れ、暗くなるのも早い。時間はまだかなり早いがそろそろ寝る事にした。私は電気を消して彼の腕を枕にした。不思議なものだ。私のせいで暴走したメスガキ達による肉棒狩りで負傷したおじさんαを私が助けて、最強の分からせおじさんにするために鍛えて…。
私に憧れたメスガキ達に襲われて、戦って来た分からせおじさん、離れ離れになった戦友、育てたおじさんαに助けられた。そして、今はおじさんαの腕に抱かれてる。こんな事になるなんて、これまでの私じゃ考えた事もなかった。
メスガキ養成所のバックアップは手厚い。多少不便する事もあったが、寝袋の中で寒い夜を過ごすなんて事はなかった。だけど、彼のいる寝袋はもっともっと温かかった。
この温もりがない夜なんて、今の私には想像もできない。
「ねぇ…おじさん。今年の決着、今付けない?」
「断る。俺はまだしも、今の君は本調子じゃない。全力じゃない君を分からせるのは本意じゃない」
私は笑った。素直じゃないなって思う。私は今の今になってやっと分かった。私は別に彼と決着をつけたいんじゃない。戦いたい訳でもない。ただ体を重ねるのに尤もらしい建前が欲しかっただけなのだ。
でもこんな愛し方しかできない。知らない。だってメスガキだから…。それがもどかしい。ただ愛して欲しいの一言が言えない。
それでも私は誇り高きクイーンオブメスガキ。少し捻くれた愛でも、私なりのやり方で表現してみせる。
「おじさんってば、負けるのが怖いんだ♡」
「メスガキめ、分からせてやる」
「分からせてよ」
それから私達は何度も何度も交わった。争うのではなく何かを確かめ合うように。開いた穴を塞ぐように。満点の空に星が打ち上っては飛び散った。そのたびに、自分の中で幸せが満たされていくのを実感した。
お互いに疲れ果てて、寄り添いあって休憩する。もう夜も更けてきたが、月明かりでテントの中でも周りが良く見えた。おじさんαは私の手をぎゅっと握った。
「なあ、山を降りて一緒に暮らさないか?俺は君とライバルでもなく、戦友でもなく、恋人になりたい」
「は、はあ!??」
あまりに急な事で言葉に詰まった。彼の目は本気だった。どうしよう、どう返事すればいいんだろう。その返事はYESで間違いないのだが、それを私が素直に言えるとでも思っているんだろうか。
私のリアクションに少し焦ったおじさんαも次の言葉を考えている。た、助けてロリちゃん…こんな時はどう言葉を続けるのが正解なの?!
「俺の幼妻に、若妻に、熟妻に…つまりその、一生を共に添い遂げて欲しいんだ!あ、いやまずは恋人に…」
私は思わず噴き出した。そんな告白ある?恋人の段階すっとばすなんて
「必死過ぎ、ばっかみたい」
クイーンオブメスガキが分からせおじさんと恋に落ちて山を降りたとあってはメスガキ養成所の名前に傷がつく。絶対に反対するだろう。私はそんないざこざは御免だった。だから半ば駆け落ちする様に一緒に山を降りた。
それからの暮らしは非常に大変だったが、ロリちゃんも私の事をサポートしてくれたし何とか乗り越えていった。養成所は私の事を探してるし、世間も騒いでいるから再就職は難しい。でも私が技を仕込んだおじさんαが何とかしてくれている。
事態が落ち着いて素性を隠しながらも再就職できた頃、あまりに遅いのでプロポーズはまだかと催促するとその言葉に悩んでいたと打ち明けてくれた。気障なセリフは気持ち悪いだけなので気持ちでかかって来いと言うと今晩プロポーズするからと言って仕事に逃げて行った。
なので私も職場に出勤して、今晩のプロポーズを心待ちにしながら仕事をしている。色々あったが、私はとても幸せだ。
メスガキ山は分からせおじさんがクイーンを分からせたと言う噂が立ち、その噂には尾ひれに尾ひれがついた。私の不在を知って名を上げるべく勃ち上がった地方の分からせおじさんが集まり争いは激化した。
クイーンの後継に相応しい実力を持ったメスガキも中々現れず、勢力を伸ばし続けた分からせおじさんによって実効支配されとうとうメスガキ山は分からせ山と言う名前に変えられてしまった。
その後彗星の様に現れた妖怪分からせおじさんと言う規格外の強さを持ったおじさんに対し、メスガキ養成所もやっとの思いで最強のメスガキを誕生させた。彼らの戦いは熾烈を極めたが…それはまた別のお話。
おしまい
なんならどうだ。クリスマスボッチはクリスマスボッチ同士俺とやらんか?
メリークリスマス!はっはっは!
さぁ家に篭るか仕事に行く以外何もできないクリスマスボッチのため乾杯だ!はっはっは!
メリークリスマス!はっはっは!さあ俺と一緒に乾杯だ!はっはっは!
メリークリスマス!はっはっは!メリークリスマス!はっはっは!
(…これ元ネタ分かる人いるかなぁ)