Skebでリクエストいただきました。ありがとうございました。
(くいさんへ リクエストありがとうございました!)
人里の南地区の外れは、建物が密集し、ひどくごみごみしている。通りによって碁盤状に区画整理された他区とは、明らかに毛色が違う。食い詰め者や犯罪者が集まって自然発生した、貧民窟だ。
自警団の目も届ききらず、治安は悪い。毎年何人か行方不明者が出ている。まちがっても、女子供が夜に、一人で足を踏み入れる場所ではない。美女ならなおさらだ。
掃きだめのごとき地域の中心は、広場になっている。あばら屋とも呼べない、がれきを組み合わせて作ったボロ屋がひしめいている。
人口は多いが、活気はない。明日も知れぬ生活に喘ぐなかで、明るさや元気を保てる者はいない。誰も彼も疲れた顔を浮かべ、猜疑心に目をぎらつかせている。
そういう場だから、咲夜は実に悪目立ちしていた。道を歩けば誰もが振り返る美貌を、艶めくメイクで飾っている。メイド服は使用人の衣装だが、貧民窟においては滅多に見られないほど上等なおべべだった。
飢えた獣の群れへ、生肉を放り込むのに近い。ろくでもない事態になっても不思議ではない。当の咲夜は、平気の平左だ。時を止められる人間に、誰が手を出せるものか。
もちろん、時止めとて万能ではない。自分の場合、発動には懐中時計が必要だ。意識を失ったり忘我すると維持できなくなる。とはいえ、圧倒的に便利なのは間違いなかった。
――あれにしよう。
物陰から、ちらちらと見られている。隙を見て食い物にしてやるぞといわんばかりの視線を送られていた。
うち一人を、今日の第一被害者に定める。それとなく懐に手を入れ、懐中時計の竜頭を押した。
とたん、世界から音が消える。何人たりとも足を踏み入れられぬ、咲夜だけの世界だ。
鼻歌でもこぼれそうな気軽さで、ターゲットへと近づいていく。うずたかく積まれたガラクタの陰で、小男がこちらの様子をうかがっていた。
貧民窟の住人だけあって、小汚い装いをしている。ずる賢さ、卑屈さ、狷介さのうかがえる顔立ちだ。汚れの固まった髪や髭が、ごわついて縮れている。顔は黒ずんでいるし、ニヤニヤと笑う唇から覗いた歯は二・三本欠けている。
纏ったボロは、紅魔館なら雑巾にもしないほど薄汚れていた。何日着っぱなしなのだろう。汗や垢、得体の知れない汚れが染みついて、酸っぱく生臭い臭気を放っていた。
見るからに最低の輩だ。だからこそ、趣味の犠牲に選ぶにはちょうどよかった。
男の頬を、滑らかな両手のひらがそっと包む。そのまま、ひょいと口づける。
「んちゅッ、むちゅッ、んふ、ぐぷっ、れろッ、んちゅぅう」
うっかり触れた、なんてものではない。しっかりと唇を触れあわせ、貪っている。しかも、舌まで入れていた。名も知らぬ男の口腔を、桃色の舌がヌルヌルと舐り回している。
貧民窟にいる以上、彼もロクな生活は送っていない。歯を磨く習慣すらなく、口内の衛生状態は最悪だった。いつのものかも分からぬカスが歯茎に溜まって、夏場の魚加工場を思わせる臭気を漂わせている。唾液はネトついて、排水口のヘドロのごとき汚臭をふりまいていた。
「ッぐッ、んふッ、んぅ」
悪夢じみた洞窟に舌を差し込んだのだ。当然、悪心に襲われる。腹圧により胃が圧迫され、すっぱいものがこみ上げてくる。一方で、瞳はうっとりと蕩けていた。たまらない、とばかりの顔を浮かべていたのだ。
今の主人と出会うずっと前、やっと十をこえた頃、性奴隷にされていた時期がある。行き倒れていたところを、浮浪者に拾われ、オモチャにされていた。人生数回分は辱められ、種々の調教を施された。
男が不能で、セックスだけは許されてきたことは、不幸中の幸いか。おかげで、純潔は保たれている。
が、一度折られてしまった心だ。変態として躾けられた後遺症は、いまだに残っている。異常なまでに強い性欲が、毎晩身体を疼かせる。そしてなにより、小汚くみすぼらしい最低の男でないと――在りし日の"ご主人様"の同類相手でないと、達せないのだ。
悲惨な身の上ながら、本人はあまり気にしていなかった。自己を悲観するどころか、むしろ積極的に、復讐代わりの悪戯をしかけている。貧民窟に赴いては、かつて自分がされたのと似た行為を、浮浪者どもにしていた。
あの男の同類が、時を止めている間に訳も分からず射精する様は、見ていて無様で笑える。時を止めているので完全犯罪だし、悪評が立ったりもしない。良いストレスと性欲の発散になった。
もちろん、純潔を散らしたりはしない。性嗜好は狂わされたものの、男の好みまで歪められたわけではない。誰もが顔をしかめ眉をひそめる連中に処女を捧げるなど、冗談ではなかった。
「んっはぁ、あはッ、ホント最低……くくッ」
一方的な情熱的ベーゼを終え、口を離す。ねっとりした唾液が、唇の間を伝った。
誰もが振り返る美女とのキス。本来なら彼ごときが人生百回繰り返しても得られない幸運を得ながらにしてなお、男はまるで気付いていない。止まった時の中で、間の抜けた姿を晒し続けている。
無様を嘲笑いながら、腰を屈める。股引などと上等なものを穿けるわけもなく、粗末な布切れを巻き付けている。雑巾にすれば、拭ったところが逆に汚れそうだ。躊躇いもせず指をかけ、剥ぎ取る。
露わになった下半身は、えげつない状態だった。茂りほうだいの陰毛の根元は、汗や垢で固まって塊になっている。だらりとぶら下がる竿は、恥垢にまみれて猛烈な汚臭を放っていた。とくにカリ首のあたりは、余りぎみの皮の隙間に、ペースト状の垢がびっちりと纏わり付いている。
最悪という言葉でも足りない汚物だった。まき散らされる激臭に、目がヒリつく。毒ガスでも発しているのかと思うほどだ。
にもかかわらず、咲夜は深呼吸する。こみ上げる悪心に、うっとりと頬を紅潮させる。かつて嗅がされてきたのと同じ臭気だ。身体が条件反射的に昂ぶり、発情しはじめる。パブロフの牝犬だ。
「あぁん……んちゅ、れろぉおお」
ルビーレッドのリキッドルージュがプランプ感を増させた唇から、ザクロを思わせる舌がぬるりと這い出す。たっぷりと涎をまとった粘膜で、浮浪者のペニスに触れる。味蕾を通じて脳味噌を刺激するのは、味覚を痺れさせる苦味と臭みだ。生理機能が、お前コレはヤバいぞと警鐘を鳴らす。しったことかとばかりに、裏筋を何度も舌でなぞる。
「あはッ」
理屈は知らないが、止まった時間においても、瞳孔の拡縮などの身体的変化は生じる。単に時間を止めるだけの能力ではなく、何かいい具合の処理もしてくれているのだろう。本当に全部止まってたら、あなた今真っ暗闇のなかで凍死してるわよ――とは、館で食っちゃ寝している居候の言だ。
次第に、陰茎がサイズ感を増していく。海綿体に血液が流れ込み、ビキビキと反り返って天を衝く、立派な形に変貌する。といっても、しょせんは浮浪者のイチモツだ。汚れまみれのどうしようもない姿なことに変わりはない。だからこそ、咲夜にとっては都合がよかった。
「ぇあッ、あむぅううんッ」
大口をあける。館では決してやらない、とんでもない無作法だった。チンポしゃぶりの前には、口蓋垂が見えるくらい口を開くべし――かつて教え込まれた仕草は、なかなか抜けないものだ。
ぱくりと、一口で咥え込む。口内で、臭気が爆発する。脳味噌がグラつき、涙が浮かぶ。腹圧がかかり、胃がせり上がる。反対に、腹の奥はツーンと強く疼いていた。
「んっふッ、んぢゅるっ、んぢゅぷッ。ぢゅくッ、んっふッ、んぐぽッ」
頭を前後させて、口淫を始める。音を立てず食べるのは一般的なテーブルマナーであり、咲夜も当然知っている。それに真っ正面から歯向かう、下品な水音をたてていた。フェラチオにおける正式なお作法なのだから仕方ない。
頭を前後させて、肉幹をしゃぶりたてる。口端から、ぶぽッ、ぢゅぽっと、唾液混じりの淫音が響く。あの十六夜咲夜が鳴らしていると知られれば、幻想郷中に伝わる大スキャンダルとなるだろう。本当に、時間停止はありがたい力だった。
艶めくリップが男根扱きの道具にされている。むちゅむちゅと、濃厚なリップノイズが響く。根元に残るルージュの痕が、どこまで咥えたか、分かりやすく示している。さながら喫水線だ。
窄められた頬から、どれほど強く吸い付いているかうかがえる。もごもごと蠢いているのは、口内で舌が躍っているからだ。
並大抵の動きではなかった。鈴口を舌先がほじくったかと思いきや、カリ首を舐め回して恥垢をそぎ落とす。裏筋を中心に、たっぷりと涎をまぶして皮膚をふやかしていく。
娼婦でもやらない、熱烈なサービスだった。まして、この世の終わりのごときペニスをもつ浮浪者が相手なのだ。金銭の授受を伴う肉体関係では、絶対にあり得ない。かつて仕込まれた変態教育の賜物だった。
調教の後遺症としては、もうひとつ顕著な動作があった。咲夜の両手だ。右手は、男の玉を弄んでいる。皺一つ一つに垢が詰まり、乾いているはずなのにネットリした感触の柔袋を、優しくこねて精子製造を促す。もう片手は、自らの下半身に伸びていた。
両脚は思い切りおっ広げられている。いわゆる蹲踞の姿勢で、スカートはめくれて、秘められるべき領域が剥き出しになっていた。ショーツごしに、指が恥丘をなぞっている。すりすりすり……と、擦過音が小さく鳴っていた。
ペニスしゃぶりのときは、淫乱マンズリで牝穴を耕すべし――かつて植え付けられた作法の一つだ。とはいえ、それがなくても、同じだったろう。肺を満たす激臭と、舌を腐らせる味に、身体はすっかり昂ぶっている。変態女として育て上げられた咲夜がそれを慰めようとするのは、当然といえた。
「んふッ、ンッ、んぅうッ――」
やがて、口内の男根が膨れ上がり始める。絶頂が近いらしい。そこそこな早漏だが、無理もない。散々仕込まれたフェラチオテクニックを前に、女に飢えた浮浪者が長く堪えられるわけもないのだ。
「んっふ! んぅッ、んくッ、んくぅん……」
頬をすぼめて、キュウッと吸い付く。とどめとしては十分だった。雄杭は限界を迎え、濃厚きわまる汚濁を勢いよくぶちまけていく。
持ち主の品性を反映したかのごとき、下衆で下品な味わいだった。びちびちと踊る精虫が、舌の上でやかましく騒ぎたてる。味蕾をじくじくと刺してくる。
――これこれぇ。
まさしく、求めていた味わいだ。館にいては決して手に入らない、下賎きわまる味だ。鼻から突き抜ける蛋白臭は、海鮮、とくにイカに例えられる。咲夜にいわせれば、噴飯物だ。この下卑た香りは、搾りたての精液でなくてはありえない。
「ぢゅるッ、ぢゅるぅう~ッ……んくッ、んぐぅ」
一滴残らず尿道から啜る。ずるんと、ダマになった濁液がまろびでる。奥歯で容赦なく噛み潰した。
喉を鳴らして、嚥下していく。容易ではなかった。無駄に性欲をため込んでいる輩の精子はあまりに濃厚で、喉にしつこく絡みついてくるからだ。
イガイガと刺してくる最悪の喉ごしは、奴隷として過ごした日々を思い出させる。あのころはこれが主食だったのだ。そう思うと、懐かしさすら感じられる。股を指の動きが止まらない。体内からあふれた蜜で下着は濡れ、ぐちッ、ぬちっと湿った重たい音を鳴らしていた。
「んぽぁ」
ぶちまけられたものをすっかり飲み下して、ようやく竿から口を離す。澄ました美貌は、浮浪者のモノをしゃぶりまくっていたとは思えない。口元に張り付いた縮れ毛や、ほうと漏らした吐息の陰茎臭さだけが証拠だった。
「はぁ……」
ため息を漏らす。聞く者がいたなら、勃起は免れなかったろう色気を含んでいた。
貧民窟の連中を弄ぶのは楽しい。スカッとするし、肉欲も解消できる。にもかかわらず、どれだけやっても満たされない感じがあった。今回もそうだ。人を貶める愉悦とは別に、隠しがたい不満も感じていた。
ともあれ、この男ではもう楽しめなそうだ。満たされなさを抱えたまま、新たなターゲットを探す。ふらふらと、しばらく広場を歩いていると、ちょうどよさそうな背格好の奴がいた。見るからに小汚く、入浴はおろか行水すらできていないのが一目でわかる。
アレにしようと決め、近づいていく。道端に積み上げられたゴミ袋をよける。とたん、地面が抜けた。
「ッは!?」
ずぼん、と派手な音をたて、落下する。深さ五〇センチほどの落とし穴だ。止まった時間のなかで、予想外に襲われることなどめったにない。おかげで、見事に引っかかった。
「あ、やば――」
驚きゆえ、時間停止の維持に必要な集中を切らしてしまう。能力が解け、時が動き出した。
「おいいたぞ! そいつが射精魔だ!」
「嘘だろ!? ラリッた連中の戯言じゃなかったんかよ!」
にわかに、周囲が騒がしくなる。穴にすっぽり嵌まり、身動きがとれない彼女を、浮浪者たちが取り囲む。たびたび畑を荒らす猪をようやく見つけたときのような、殺気立った雰囲気を感じた。
「オイ網持ってこい! 投げるぞ、そぉ~れッ!」
上から投網を投げかけられる。手足に絡まり、行動の自由を奪う。
落とし穴だけならともかく、こうまで周到となると、ただの悪戯ではない。明確に、自分を捕まえようという意図がある。
「よくもまぁ他人様の庭で好き放題してくれたなクソ女がよ!」
「どういう手品だったか知らんが、落とし前つけてもらうからな!」
どうも、今まで咲夜が施してきた種々の悪戯について、認識はしていたらしい。連中からすれば、突如として射精の快感に襲われる謎の現象。それを仮に妖怪・射精魔と呼んで、捕まえる算段を整えていたというところか。
まあ、いずれバレるのも計算のうちだった。暴漢に取り囲まれるのには慣れている。外の世界にいたころは、血なまぐさい日々を送っていたのだ。絡みつく網のなかで藻掻きながら、懐に手を入れる。時計の竜頭さえ押してしまえば、こっちの勝ちだ。
「アッ、コイツ知ってるぞ、十六夜咲夜だ! 逃げられっぞ、時計だ! 時計を奪え!」
貧民窟の住人なだけあって、識字率は低い。里人のサバイバルマニュアルといって過言でない幻想郷縁起ですら、普及率は一桁だ。
どうやらその一桁側の人間がいたらしい。事情を知らなければ突飛にも聞こえる叫びを、周囲の連中は理解していなかった。が、放っておくとマズいと察したのだろう。慌てて、こちらに群がってくる。
白い腕が強引に掴まれる。懐に手が突っ込まれ、乱暴に探ってくる。能力の媒体たる懐中時計を、むりやり剥ぎ取られた。
「なんのつもり!? 返しなさい、下衆どもが!」
「あぁ!? 自分の立場ってモンが分かってねぇのかテメェは! 何がしたかったンか、どうやったンかも知らねえが、よくもまあさんざん遊んでくれやがったな。おいお前ら、剥いちまえ!」
「アッ、このやめなさい、ッ、やめろッ」
咲夜の強さとは、要するに時間停止の強さだ。フィジカル面は人間の域を出ない。いくら貧弱な浮浪者どもとはいえ、数で押されれば抗いようもなかった。
十を超える下卑た視線が浴びせられている。薄汚い腕が、彼女を落とし穴から引きずり出す。四肢を押さえつけ、引き裂くくらいの勢いでメイド服を奪っていった。
そもそも咲夜は、高嶺の花と称するのも馬鹿馬鹿しく思えるくらいの美女だ。きりりとした印象の切れ長の目を、長い睫毛が飾っている。ブルージルコンを嵌め込んだかのごとき瞳は、見ていて吸い込まれそうだ。すっと通りつんと尖った鼻筋。血色のよい頬、ルージュの艶めく唇などは、百時間眺めていても飽きない。
道を行けば誰もが振り返り、五秒から十秒は惚ける。カップルの喧嘩の原因になったこともしばしばだ。本来でいえば、貧民窟などにいるのが間違っているのだ。
身体つきも、負けていなかった。もともと、衣服の上からでも分かるほど均整の取れたプロポーションなのだ。剥ぎ取られ、素肌が露わになった今は、なおさらだった。一切の瑕疵もないボディラインは、まさしく完全で瀟洒を名乗るのに相応しい。
肌は透き通り、静脈の青色を透けさせるほどだ。でありながら不健康さはまったく感じさせず、むしろ人体本来の美しさを演出していた。
しなやかな首は、思わずドキリとさせられるほど白い。胸鎖乳突筋の輪郭が、ネックレスのごとく首元を飾り立てる。優雅に左右へ伸びた鎖骨と僧帽筋の稜線が、なだらかで艶めかしい肩を作り上げていた。
マットブラックの総レースのブラが、Dカップのバストを支え、誇らしげな谷間を形作る。男を誘惑し色香を振りまきながらも、決して下品にならないギリギリのバランスだ。男達が一瞬、息を飲んだ。次の瞬間には、ホックを破壊する勢いで引きちぎる。
途端、戒めから解放された乳房は、ぷるんッ! と跳ねるかのごとく姿を現わす。またしても、彼らは目を見開くこととなる。
本来、ブラは胸を保持して引き上げ、ボリューム感を増し、形を整える役割をもつ。そのいずれも、彼女の場合は果たせていなかった。なにせ咲夜の胸ときたら、柔らかで女性らしい、完璧な曲線を描いているのだから。涙滴を連想させるラインは、もはや何か施すまでもないほどの美をなしていた。
先端はほんのりと色づいた桜色で、肌の白さと絶妙なコントラストを描いている。乳頭は饅頭を上から押し潰したような形で、控えめに己の存在を主張していた。
幻想郷だけに限っても、もっと豊かでダイナミックな乳の持ち主はいる。ただし、咲夜と比較すれば全てが蛇足・駄肉であり、崩れているように思えてしまうだろう。乳のイデアとでも称するべき、超絶的な逸品だった。
腹回りは健康的なくびれを描いている。メイド業務は体力仕事ゆえ、自然とフィットネス効果がもたらされているのだ。スリムなウェストを、縦にすっと窪む臍が引き締めていた。
骨盤は緩やかに広がって、女性らしさを湛えている。育ち花開きながらも爛熟には至らない、まさしく大人の色香を振りまいていた。
「お!? お!? なんだコイツ、濡らしてやがんのか!?」
不意に目の前に転がってきた絶世の美女体を、一瞬たりとも見逃すまいとしていた。ゆえに、ショーツに浮かんだ不自然な染みを見つけるのも、当然だった。
「おいおいそういうコトかよ、俺らのチンポ弄ってマンコ濡らしてたんだなお前!」
「わざわざ時間なんて止めなくても、直接言えばいくらでも可愛がってやるってのによぉ!」
「おらッ、ご開帳だッ、パンティー脱がせてやるよッ」
男達は目を血走らせ、脱がせろ! 脱がせろ! と合唱する。両脚を閉じられぬよう抱えたうえで、レッグホールのサイドに指をかける。腰をよじっての抵抗などもろともせず、秘部から剥ぎ取った。
露わになった三角州では、シルバーグレイの陰毛が、丁寧に整えられて三角形を保っている。裂け目はすでに潤っていた。先ほどの口淫の余韻が、月光を浴びてぬらぬらと輝いている。おおおおぉッ! と男達から歓声があがった。
「このッ、ふざけるんじゃないわ、離しなさいゲスども!」
「おいおい何キレてんだよ、元はといえばてめぇが他人様のチンポで遊ぶのが悪いんだろうが。何がしたかったのか知らねぇが、バレたからには罰を受けるのが当然ってもんじゃねぇのか? ……おい、そっち持ってろ」
「くぅ――こんなっ、姿勢は」
むりやり、四つん這いにさせられる。女の大事な部分が、差し出されている。振りほどこうと暴れれば、頭を抑えつけられた。得体の知れない汁が染み、生臭くなった地べたの味を思い知らされる。
「おら、お仕置きの時間だ、ぞッ!」
「ッあぁあッ!」
風切り音が鳴った。一瞬遅れて、鋭い破裂音が響いた。無防備に曝け出されていたヒップを、平手で思い切り打たれたのだ。スパンキングだ。
ベッドシーンにおいては、音が鳴るよう工夫しつつ、威力は落とすことが多い。が、貧民窟の住人に、そんな思いやりなど存在しない。まったくもって容赦のない一撃だった。
真っ向から食らえば、いかな咲夜といえど悲鳴を上げる。強烈な衝撃ののち、尻肉がじんじんと熱を持ち始める。火をつけられたかのようだった。
「そぉら、二発めいくぞォ~、そら二ィ!」
「アぐッ、ああ!」
パァンと、またも打擲音が響いた。パーティークラッカーのようで小気味良い。後に続く声と、下卑た笑い声がなければの話だが。
「ひッ、ぐッ! ぅぐ、ッ、あ、あぐぅッ」
ぱぁんッ、ぱぁんと、掌打が繰り返される。ぷりぷりとした美ヒップが波打つたび、苦悶の呻きを漏らす。臀部が紅く染まり始める。
「ほぉれ、濡れ濡れマンコちゃんも弄ってやろうかぁ!?」
「ひッ、やめッ、あッ、ああッ」
同じく剥き出しで曝け出されていた秘唇を、無遠慮に擦り上げてくる。触られてなるものかと身をよじるも、よってたかって押さえつけられた。得体の知れない汚れでネトついた、薄汚い指がクレバスをなぞる。くちッ、ぬちっと、小さな蜜音が鳴る。
「ぅッ、ぐッ、ぅうッ、いぎッ!」
嫌悪感交じりの官能に襲われ、奥歯を噛みしめて嬌声を殺す。その間にも、平手打ちが繰り出される。痛みと性感で、どうにかなってしまいそうだった。
「よおし、まあこんなもんだろう」
「くはっ、はッ、あぁッ、あぁ……」
ようやく終わるころには、かなり体力を消耗させられていた。艶やかな肩が上下し、全身にうっすらと汗をかいている。地べたに転がされたせいで、肌にいくらか土が付着していた。
「お~お~、お猿さんみてぇなケツになっちまって。かっわいそうでちゅね~」
嬲られまくった尻を、むにむにと揉みしだいてくる。的外れな比喩ではなかった。ぶたれまくったヒップは、秋の山のごとく紅潮している。恥知らずな姿を、男達の前で晒していた。
「お前達、覚えていなさいよ」
気丈な言葉をぶつける。が、勢いは先ほどと比べると失われていた。くたびれさせられているのが大きい。
「へっ。そりゃ怖ぇ。怖ぇから、しっかりてめぇをマンコ豚に堕としてやんねぇとな」
「ッ、ぶッ、んぐッ、んぅううぅ……ッ!?」
目の前に転がってきた、全裸の美女。千載一遇のチャンスを、地獄の亡者ほども貪欲な彼らが放っておくワケもない。
男達が群がってくる。顎を掴まれ、強引に唇を奪われた。もちろん、ただのプレッシャーキスで終わるわけもない。固く閉ざした唇をこじ開けて、舌をねじ入れてくる。
デンタルケア不足な口内特有の、腐敗した水槽を思わせる臭気が口内を満たす。生理的に受け付けない臭気に顔が歪む。目尻に涙が滲んだ。
「ぢゅるぅッ、レロレロッ、レロロロッ」
色街でも見られない美女とキスする、貴重を通り越した経験に、男は大興奮だ。目を血走らせ、口内粘膜の隅々までを味わおうとしている。吐き気を催す唾液を送りこんでくる。
どれも、かつて散々躾けられたときを否応なしに思い出させる。本能が条件反射的に昂ぶる。とろりと、腹の奥から蜜が溢れはじめるのを感じていた。
「おいコラてめぇばっかずりぃぞ、俺らにも触らせろよなぁ!」
「ッ、ぅッ、ンッ、んぅうッ」
一人だけが利益を貪るのをよしとしない。我も我をもと集まってくる。そんなところも、地獄の亡者とそっくりだった。
後ろから手が伸びて、無防備なDカップを揉みしだいてくる。相手を感じさせようなどとは欠片も感じていない、ただ自分が興奮したいだけの手つき。テクニックなどあるわけもないし、乱暴きわまりない。クーパー靱帯が傷んでしまいそうだった。
「お? おいおい乳首が勃起してるぜ? そんなに虐めてほしいんかよ! ギャハッ!」
「ッぅううッ!」
汚臭振りまく集団に群がられる。仕込まれた身体は否応なしに反応する。先端が充血し、ぷっくりと膨らみ始める。
悪辣極まる連中が、見逃すわけもない。ちょうど良い弱点を見つけたとばかりに、責め立てはじめる。
もちろん、優しく摘まんだりはしない。ギュウッとつねり、引きちぎるくらいの勢いだった。引っ張られた乳房が形を変える。
「ンッ、くぅんっ、ふぅッ、ぅううっ」
痛いし、ふざけるなと思う。が、確かに性感を覚えさせられてもいた。身がくねり、喉からは甘い声が漏れる。
自らの手で女がよがるなど、初めての経験だったのだろう。男達から歓声があがる。
「へへッ、がら空きマンコちゃんが寂しそうにしてるじゃねぇか!」
となれば、俺も俺もとなるのは当然だった。下半身に手が伸びてくる。守るものなき陰唇を、我が物顔で触れてくる。
「くぅッ、ン! ぉッ、んぅッ、ンンンン!」
人差し指と中指が、裂け目を激しく擦り上げてくる。勃起したクリトリスを、キュッと摘まんでくる。痺れる性感に、腰が震える。
黒ずんだ指は、あろうことか体内にまで侵入する。すでに濡れている陰裂は、簡単に異物を咥え込む。中指と薬指が、襞の一枚一枚まで捲っていく。ゾリゾリと、膣壁を蹂躙していく。
「ぉ、お!? おいコイツ処女だぜ!」
となれば、膣道半ばにある純潔の膜を見逃すわけもなかった。男の叫びに、周囲が色めき立つ。絶対に逃がさない、ここでレイプしまくって人生を終わらせてやる――そんな圧力すら感じた。
「ッ……! くぅんっ、んぅッ、ふゥ、ぢゅくッ、んぅうッ!」
相手に対する気遣いなどない、実にメチャクチャな手つき。否応なく、かつてを思い出す。抵抗のすべなく、昼夜を問わずよがらされ、奴隷としてふさわしいカラダへと育てられていった日々を。
気付けば、甘い声でよがらされていた。身体をくねらせ、浮浪者の唇を自ら求めていた。なんてことだと、愕然とさせられる。
「お~お~とんでもねぇ濡れ濡れエロオマンコだ。へへっ、俺らみたいなのに弄られてアンアンよがってよぉ、マジで終わってるヘンタイだなぁ!」
グチョグチョと、こね回される股穴から卑猥音が響く。奴隷時代を思い出す手つきに、ヴァギナはすっかり出来上がっていた。ほかほかと湯気すら立ちそうな勢いでよがり汁を滴らせる穴は、男の表現したとおりの「とんでもねぇ濡れ濡れエロオマンコ」だ。
溢れる淫汁はネトついており、本気で感じていたことを物語っている。ほんのりと黒ずんでいるのは、男の手垢が混ざったからだ。
「っぷはッ……はッ、はぁッ」
「へへ。発情しきってますって感じか? こりゃそろそろ、俺らの相手もしてもらわねぇとな」
唇が離され、胸も股穴も解放される。嬲られた身体は紅潮して、セックスの用意を整えている。ぎろりと男達を睨む目にも、こころなしか勢いがなくなっていた。昔を思い出さされまくったせいで、奴隷としての卑屈な心もちまでもが蘇りつつあるのだ。
「ホレッ淫乱女、これがほしいんだろうがよ」
男共が、服と呼ぶのも烏滸がましい襤褸切れを、一斉に解く。現れたのは、両の手で数え切れないペニスだ。勃起した肉槍に、ぐるりと取り囲まれる。
どれもこれも、汚らしかった。えげつない量の恥垢を、カリ首周りにびっしり溜め込んでいる。蛋白質と老廃物の鼻を刺すような臭気を、無遠慮に振りまいている。病気でも持っているのか、じゅくじゅくと薄黄色い汁を染みさせているモノまであった。
まさに地獄絵図だ。その中央に放り込まれた咲夜の様子は、とてもそうは見えなかった。目尻はとろんと垂れ下がり、ブルージルコンを思わせる瞳は蕩けている。無意識のうちに口が開き、舌が突き出される。尖った舌先から、とろぉ……と涎が滴り落ちた。
「おほッ! こんなきったねぇチンポに夢中とか。こりゃ真性の肉便器だな。脳味噌終わってやがるぜ!」
「あ。は。これは、違くて……」
「あぁ~ん? ンな牝豚顔晒しといて違ぇってのか? なら、俺らが夢中にさせてやんねぇとなぁ!」
「ンッ、ッはっ、もごぉッ!?」
形のよい小鼻が、キュッと摘まみ上げられる。呼吸ができなくなり、口を開く。隙を突いて、男根が口腔へ侵入してきた。
「ぉッ、ごッ……!」
目の前の女を虐げたくてたまらない連中が、ただのフェラチオで済ませるわけもない。下腹が顔面に叩きつけられる。鼻先が陰毛に埋もれ、歪められる。鼻孔に汗と老廃物の臭いが流れ込んでくる。
ギンギンと苛立つ肉棒は、喉のあたりにまで侵入していた。柔らかな粘膜が、ゴリゴリと抉られる。引きつるような鋭い痛みに、涙が浮かぶ。
本来、喉から向こうは、固形物が入るつくりになっていない。あくまで液体や、よく噛み砕かれた流動物だけが入ってくるのを想定されている。
そこへ、ガチガチに勃起したペニスが入ってくるのだ。隘路は容赦なく拡張される。肉がギチギチと音を立てているのが分かった。
「ッ……! ッ、ぐッ、ぅ、ぐ」
「ぉっほ、すっげ、あったけェ~」
苦しみに藻掻くも、頭を両サイドからがっしり抱え込まれていてはどうにもならない。男の太腿をタップするが、気に掛けた様子はなかった。
なぜなら、初めて味わう女口のヌメりと暖かさを、堪能していたからだ。極上の女の口腔は、やはり極上だ。腰をブルルッと震わせながら、法悦に酔いしれている。
「あーやっべ、腰止まんねぇ。おっほッ、ぉお~ッ」
「ごッ!? ぉぐッ、んぐぅッ、ぐぶッ、んっぐ、んぅううぅぅッ!」
当然、ねじ込んで終わるわけもない。セックスするかのごとく腰を振りたくり、顔面に下腹を打ち付けていく。ヌルついた口内の感触や、異物を追い出そうと蠕動する食道の感触を、男は恍惚とともに楽しんでいる。
ゴリゴリと、体内から音が聞こえてくる。喉粘膜が抉られ、食道が拡張されていくのが分かる。
「ぶッ、ぐッ、んぐふッ、ぐッ、ぅうッ」
鼻から抜けていくわずかな呼気が、猛烈な臭気を纏っていた。竿全体にべったり纏わり付いていた恥垢が、柔らかな粘膜でこそぎ落とされていく。
「ぉッ、ぐッ、んぐぅううッ」
酸素が足りず、視界が薄暗くなる。半ば白目をむいている。意識が遠のく中で、どうしようもない性的興奮に襲われていた。
「口だけじゃぁ効率が悪いよなぁ? おッ、指柔らかッ」
両手を取られ、何かを握らされる。表面にいやなネトつきのある、恐ろしく熱く硬い棒状のモノ。考えるまでもなく、ペニスだ。
左右の掌で、むりやり扱かされる。誰もが目を背ける汚棒をだ。雄茎に、白い指先が絡められている。スメグマのベタついた感触は、間違いなく不快だというのに、心を惹きつける。
「へへへ、たまんねぇなァ」
美女が口虐され、男根扱きの道具にされる姿は、それだけで特上のオカズになる。周囲で見ていた連中は、当然、自分自身を扱き上げていた。腕の動きが、ちょうど鰻を焼くときの団扇に近い働きをする。ムワムワと立ち上る激臭が、無遠慮にまき散らされていく。
「ンッ、んぶッ、ぐぷッ、ぉゴッ、ぐッ、んぐぅうッ」
見下してきた連中に、好き放題嬲られる。屈辱極まるシチュエーションだ。絶対に許すものかと思いながらも、しかし咲夜は、妙な疼きを覚えていた。今まで欠けていたところが満たされていく感覚だ。言語化しがたい満足感に、困惑する。
「お、イラマされて甘~い声漏らしてやがるぜコイツ」
「とんだド変態っぷりだな? さっすが、こんなトコに一人で来るだけはあるよなぁ」
「紅魔館の誇るメイド長サマが、こっぱずかしいマゾ豚だとはねぇ。幻滅だぜ」
口々に嘲笑ってくる。そのなかのいち表現、マゾ豚という言葉が、すとんと胸に落ちた。
なるほど、ようやく分かった。今まで誰に、どれだけ悪戯しても満たされなかった。己が責める側だったからだ。奴隷として飼われていたのだから、こっぴどく踏み躙られないと満たされないのは、当然じゃないか。
「ぉッ、お!? なんだコイツ、急にヤる気だしやがったッ、ぉぅッ、吸われる、吸われる!」
己の何たるかを自覚した途端、己が置かれた状況を前向きに捉えられるようになった。取り囲まれ、よってたかって嬲り者にされるのは、わが変態性欲を満たすのに最適の手段だ。見逃す道はなかった。
長年の悩みが解決した、素晴らしいアハ体験。あんまり嬉しくて、ついサービスしたくなる。頬を窄めて、ぢゅるぢゅると肉魔羅に吸い付く。かつて教え込まれた、淫乱ペニスしゃぶりの技術を、余すところなく発揮する。
「ぉっおッ、出る出る、ちょ、まッ、おッ、この女、調子に乗んな、ぉおおッ!」
極上の美女による、極上の口淫だ。どんな偉丈夫だって、こらえられるわけがない。まして、女に飢えまくった浮浪者では無理もなかった。
「んぶッ、んぶぅううう……ッ!」
腰が勢いよく突き出される。ゴリッ、と体内から音が聞こえた瞬間、男根が弾けた。ドッ、ドッと力強く脈動し、胃袋へ直接白濁をぶちまけていく。孕まされたかのごとく、腹が重たくなったように感じた。
「へッ。チンポ狂いのマゾ便女がよぉ、おらッ、ションベンも飲んどけや……!」
「ッ、ごッ、ぐッ、んぶッ……!」
頬が膨れる。口内に、熱い汁が放たれ始めた。すごい勢いだった。ためらいなく嚥下していなければ、鼻からでも逆流していただろう。
精子よりシャバシャバしていて、独特のアンモニア臭をはなつそれは小水だ。正真正銘、他人の排泄物を、うっとりとしながら飲み下していく。口端からつぅ、と伝った液体は、濃い黄色だった。
「ぉっ、おッ、おッ、出た、出たぁ……」
「んぷッ、んはぁ……ッ」
やがて、ようやく頭を解放される。腰が引き抜かれ、半萎えになった男根が唇から引き抜ける。
ひどい顔になっていた。涙で化粧が溶け、目元が黒く滲んでいる。リキッドルージュも、半ば剥がれていた。半開きの口元には縮れ毛がへばりついているし、漏れた吐息は精臭と小水臭をまとっている。
にもかかわらず、咲夜の美貌が損なわれることはなかった。もちろん、普段の怜悧な美しさは見られないが、代わりにむせ返る淫靡さを獲得していた。
「へへ、まだ終わりじゃねぇぞォ、おらッ、食らえッ!」
素晴らしいのは、なおも淫らに染まるという点だ。周囲で見ていた連中も、自らイチモツを扱き上げて、絶頂にいたる。溜めに溜め込んできた濃厚白濁を、目の前のマゾ女へとぶちまけていく。
「あっは、すご、熱ぅい、ねぇ、もっとかけてぇッ」
「へッ、それがてめぇの本性かよ、ならお望み通りにしてやらぁ」
精子を受け止めやすいよう、顔を上向ける。さながら人間小便器だ。狙い澄まして、濁液がつぎつぎと浴びせられていく。髪に、額に、瞼に、目元に、こめかみに、ほほに、鼻筋に、小鼻に、人中に、唇に、おっ広げられた口内に、おとがいに。まるで精液でパックしているかのごとき絵面だった。白濁化粧で、メイクが上塗りされていく。
「あっはッ、あぁッ、あぁあん……」
シルバーグレーのきらめく髪を漉き、何人分かも分からぬ汚濁を塗り込んでいく。即席のトリートメントだ。百回洗髪しても、臭いは取れないだろう。肌にもしっかり塗り込める。乾いてガビガビになって、えげつない臭気を纏う。
「ぉッおッ、催しちまった。便女に出すとすっか」
「あっはッ、あは、がぼッ、んぐぅ」
何人かは、小用まで足していく。おっ広げられた口に、泡立つ尿が溜まっていく。文字通りの便器にされる悦びへ浸りながら、がぼがぼと喉を鳴らして嚥下していった。
「あっは……皆様、今まで私がしてきた全てを、謝罪いたします。今後はマゾ豚奴隷として、誠心誠意尽くしますので、どうか私を皆様の、お下品便女にしてくださいませぇ……」
男達がひとしきり満足したころを見計らい、頭を下げる。地に膝を突き額を擦りつける、本邦伝統の礼式、土下座だ。かつて躾けられた、お作法の一つだった。奴隷たるもの、使ってくださる方々には媚びねばならない。
「へッ。なんだコイツ。あんなに小生意気なこと抜かしてたクセに、あっちゅう間に堕ちやがった」
「プライドってもんはねぇのか、便女ちゃんよぉ?」
「あぁんッ」
下げた頭を踏みつけられる。後頭部に、ぐりぐりと圧がかけられる。地面とキスさせられている――嬉しくてたまらない。
「まぁいいや、どのみち、お仕置きしてやんねえとだからな。おら、立て!」
立てと言われれば、跳ね上がるように起きる。顔には、弄ばれ踏み躙られることへの期待がありありと浮かんでいる。色狂いの、下品な表情だった。瀟洒さなど欠片もない。
引き立てられて、広場の中央に連れていかれる。晒し台、あるいはピロリーと呼ばれる道具が用意されていた。刑罰などを目的とし、対象の首と腕を拘束して、前傾姿勢に留めおく装置だ。
「あぁんっ」
乱暴に、枷をはめられる。下半身を無防備に差し出した姿勢で、その場から一歩も動けない。今から、誰に何をされようとも、抵抗すらできないのだ。まさしく、便女にふさわしい扱いだった。
「さぁ~て。てめぇは何か、水に流してもらえたつもりでいるのかもしれねぇけどな。人をさんざんおちょくってくれた罰は、まだ終わっちゃねぇんだよ!」
「あぁああッ!」
どうぞ虐めてくださいませ、とばかりにプリンッと差し出された尻が、嗜虐心を煽ったのだろうか。高圧的な口調とともに、男はまたも平手を繰り出してくる。破裂音とともに上がったのは、苦悶の呻きではない。情熱的な嬌声だった。
「そらッ、そらッ、どうだぁ、思い知ったかこの!」
「あっ、あぁッ、あぁんっ!」
先のスパンキングの余韻が残るヒップを、さらに何度もぶってくる。打擲音が響くたび、咲夜は腰をくねらせてよがる。紅くなった尻をぷりっ、ぷりっと振る様は、さながら交尾を求める蛍だ。あらゆる雄を勃起させる、淫らな仕草だった。
「へっ、ケツ叩かれて感じてやがる。さっきまでの態度とは違うな」
「あはッ、あぁん……っ」
じんじんと疼く尻を撫で回される。敏感になった神経から、ゾワゾワッとエクスタシーがこみ上げてくる。甘く蕩けた吐息を漏らす。
「あーあーこっぱずかしいケツになっちまって。こりゃ痛ぇだろ。そら、薬でも塗っといてやるよ、ペッ!」
ヒリつく尻に、生臭い唾を吐きかけられる。男達はすっかり、咲夜のことを自分たちより下の存在として捉えていた。それでいい。己は奴隷なのだから。ギャハハ、と嘲笑されるのも、嬉しくてたまらなかった。
「ど~ら、味もみといてやるか」
「アッ、あんッ、あぁッ、はっあっ」
陰裂から快感が上ってくる。手指で弄られるのとは違う、ゾゾゾッ、と這うような妖しいエクスタシーだった。
舐められているのだ。比喩でなく、物理的に。浮浪者の黒ずんだ舌が、極上美女の濡れた恥部を舐め回していた。
「ぉお~、マン汁うっめ、こりゃとんだエロオマンコだぜ」
「あっはッ、あぁあ……ッ」
くっちゃくっちゃと音をたて、淫汁を味わっている。自らの恥を啜られる感覚に、焦がれた吐息が漏れる。
「あぁ、お願いします、どうか、どうか早くおチンポ、おチンポぶち込んでくださいませッ。淫乱牝豚ほしがり雑魚マンコにみなさまのおチンポぶち込んで、しょうもない悪戯ばっかり繰り返してたパープリン便女に己の分際を思い知らせてくださいませッ。中身がハミ出るくらいハメ倒しまくって、脳味噌まで精液漬けになるくらいレイプしまくってぇッ!」
はしたないでは済まない、人生百回分の恥を煮詰めたかのごとき言葉を並べ立てる。子宮の疼きは今や頂点に至っている。今すぐあの反り返った棒でホジッてもらわないと、気が狂ってしまいそうだった。
「まぁそう慌てんなって。慌てる乞食はもらいが少ないって言うぜェ?」
美女がとんでもない猥語を並べて、自分とのセックスをねだる。どんな男でも、目の色を変えて興奮するシチュエーションのはずだ。が、男達はヘラヘラと笑うばかりだった。
もはや咲夜が逃げ出すことはなく、最終的にファックに至るのは確定している。なら、辱められるだけ辱めてやろうと考えているのだ。
「ほぉれ、ご開帳~」
「あぁんっ……」
指がかけられ、陰裂が割り開かれる。ニチャァ……と蜜音と共に、濡れた牝穴がその姿を表す。
ネトついた襞がぬらぬらと輝きながらヒクついている。今すぐ気持ちよくしてくださいとばかりに、蠕動を繰り返していた。
誰が見ても、このヴァギナの持ち主はとんでもない淫乱だと言うだろう。男が大好きで、毎日何本も雄を咥え込んでいる、どうしようもない尻軽の穴ポコだと。
半分間違いだ。咲夜がどうしようもない淫乱なのは正しい。だが、何本も咥え込んでいるかといえば、否だった。奥に存在する純潔の膜が、それを証明している。貫いていただく瞬間を待っているかのごとく鎮座していた。
「ったく、こんなエロマンコで処女だってんだからな。頭おかしいぜ、ペッ!」
唾を吐きかけられ、膣道にマーキングされる。生暖かい感触がたまらなかった。
「まっ、しょうがねぇ。可哀想だからセックスしてやるか。特別だからな?」
「はひッ、ありがとうございます、あはぁん、いいッ……」
ぴとりと、尻たぶに熱く硬いモノが押しつけられる。振り返って見ることはできずとも、正体は分かる。ペニスだ。それ以外に、ここまで逞しくて素敵なモノは存在しない。
裂け目に亀頭が擦りつけられる。浮浪者の陰茎臭が、美女の恥部に染みついていく。自らも腰をくねらせれば、ヌッチュヌッチャとどうしようもない音が鳴った。
「んじゃぶち込むぞ、一二の三の、"さん"のタイミングでホジるからな? いくぞ~、い~ち、ニィ!」
「あッ、あぁあああああああッ!?」
みずから宣言したカウントを裏切り、男が腰を突き出す。ぶぢゅんッ! と、沼に杭を打つ音が響く。
初めて受け入れるペニスだ。まして不意打ちであったがゆえに、咲夜の受けた衝撃は大きかった。人里じゅうに響き渡りそうな、裏返った声をあげて、人生初のセックスに酔いしれる。
メリメリメリと、ヴァギナが拡張されていく。いまだ男を知らなかった襞がめくり返され、蹂躙される。雄々しき刺突はなおも止まらず、純潔の膜にまで至る。粘膜の薄膜など障子紙ほどの役にもたたず、あっさりと破られた。
ぶぢりと、嫌な音が体内から聞こえた。ずっと保っていた清らかさを、永遠に喪った音だ。わずかな喪失感と、体内を引き裂かれる痛みを覚えた。次の瞬間訪れたのは、圧倒的な快楽と幸福感だ。
「あっはッ、あぁッ、ああああッ」
指では届かない奥まで、オトコで埋め尽くされる感覚。筆舌に尽くしがたいとは、まさにこのことだった。眼球の裏側で火花が弾けている。拘束されているのに、空を飛んでいる気分だ。脳味噌の中はドピンクに染まり、セックスさえあれば他になにもいらない、とすら思えた。
今までの己の、愚かさを思い知る。メイド業にかまけていたうえ、彼らをゲスな存在として見下しきっていた。だが、これからは違う。素敵なおチンポに仕え、便女として使っていただく日々が待っているのだ。嬉しくてたまらなかった。
「おっほ! こりゃすっげ、ヌルヌルアツアツホカホカで、ハメられるために生まれたきたようなマンコちゃんじゃねぇか。へへ、おい牝豚、どうだぁ? 初めてのチンポの味はよぉ」
「あっは、すごい、すごぃのぉッ、奥ッ、奥ごりごりって、あっはッ、ヤバっ、太ぉっ、はひ、あっへぇ」
「あーあーもうすっかりトリップしてやがる。おらッ、そんなにイイならもっとよくしてやるよ!」
「あぉおおッ!」
男が腰を振りたくり始める。体重全てをぶつけるような、乱暴きわまる重量級ピストンだ。下腹と尻がぶつかりあい、軽妙な破裂音を鳴らす。ぢゅくッ、ぢゅぐっと、えげつない蜜音が響く。
男根が陰裂をほじくるたび、中ではメリメリと亀頭が隘路を押し広げていく。今まで誰の侵入も許してこなかった裂け目を、浮浪者のペニス型に造り替えていく。自らの体内が拡張される感覚は、マゾヒスティックなエクスタシーをもたらす。
「おっへ、はっへぇ、はひッ、ぉおんッ、あぉ、ほっひ、あはぁああ」
飛び出す嬌声は、今までなら絶対に出さなかった、間抜けで下品きわまるものだった。プライドなどまるっきり捨てて、快楽狂いの豚に堕ちている。今まで味わえなかったぶんを取り返すかのごとく、悦びを浅ましく貪っていた。
「お~ら、汚ぇ声でブヒブヒ鳴いてねぇで、腰振れっちゅうんだよ豚マンコがよ!」
「ぉおんッ! アォッ!」
ピストンサウンドとはまた異なる破裂音が響く。すっかり猿のそれと同じになったヒップを、平手で叩いたのだ。叩いてくださりありがとうございます、と言わんばかりの声があがった。
「あっはッ、あぉんッ、あはぁ、チンポ、チンポもっと奥まで、奥まで突いてぇ、ゴリゴリッ、て、ああぁんッ」
求められるまま、柳腰を振りたくる。グチュッ、ブチュっと、激しく擦り上げられる結合部から愛蜜がしぶく。得体の知れない汚れが混じって、黒ずんだ汁がだ。
浮浪者のペニスに狂い果て、ぷりぷりとした尻を躍らせる様は、「完全で瀟洒」の二つ名を裏切りまくっていた。誰が見ても幻滅する、どうしようもない淫乱の姿だ。
「さ~って、マンコだけ使ってちゃもったいねぇよな。俺は口を使わせてもらうぜ」
「あっは、どうぞ、おしゃぶりいたします。玉から竿までレロレロ舐め回して、汚れまくりのおチンポをツヤッツヤにクリーニングさせていただきますぅッ」
「なんか言うたびに長口舌かよ、めんどくせぇ女だな」
プッと、頬へ唾を吐きかけられる。夏場のドブ川を思わせる臭いが、嬉しくてたまらなかった。
「そぉ~ら、テメェが好きそうなモンだぞ」
好きなモノといえばペニスだ。が、男が用意したのは、もっと別なモノだった。踵を返し、尻を見せつける。黒ずみ垂れ下がった、できものだらけの臀部の狭間、排泄孔をだ。
ぐいぐいと近づけてくる。穴の付近にみっともなく、ちょろちょろと縮れ毛が生えている。薄茶色いカスがこびりついていた。
入浴はおろか行水もできない暮らしのなかで、肛門は蒸れに蒸れきっている。ひくっ、ひくっと蠢く様は、グロテスクだった。同じ穴であるのに、咲夜の膣口とは大違いだ。
「あっは」
見ているだけで胸がムカムカしてくる、最低最悪の光景だ。実際、激しい刺激臭に、涙が溢れて止まらない。世界中の嫌なモノを大鍋に放り込んで煮詰めたかのごとき汚臭が、粘膜に確実なダメージを与えている。
にもかかわらず、咲夜は瞳を輝かせる。舌を突き出して、早く舐めさせてほしいとばかりの態度を見せていた。
「んちゅッ、んちゅぅう」
果たして、望み通りになった。艶めく唇で、肛門に触れる。
途端、脳味噌が揺さぶられる。強烈な嘔吐感に襲われた。腹筋が収縮し、腹圧で胃がせり上がる。独特の痛みに顔が引きつるものの、頭の中身は幸せで満ちていた。
「むちゅッ、むっちゅ、むちゅッ」
「おっほ、おうッ、ぉッおッ」
一度では足りないと、何度も口づけを繰り返す。千年来の恋人にもしない、情熱的ベーゼだった。
「れろぉおッ――ぬっちゅ、れろれろ、んちゅぅん」
「ぉっほ、ぉっおッ、ぉおお~ッ」
当然、舌も入れる。反射的に収縮する括約筋を無理矢理こじあけ、直腸へ侵入する。上と下で行われる、最悪のディープキスだ。
ヌルヌルと、腸壁を隅々までねぶり回す。粘膜に纏わり付く汚れ一つ一つを丁寧に舐め取る。菊門をふやけさせる勢いだった。
ろくに整備されていない公衆便所を思わせる、饐えに饐えきった汚臭が嗅覚と味覚を刺激する。最低最悪の混沌がそこにあった。死後、地獄で受ける刑罰がコレだとしたら、罪人達は皆きそって善行に取り組むだろう。
咲夜にとっては、ご褒美に近い。腹の奥から、どうしようもない量の雌蜜が溢れた。今もなお穿たれる結合部から、びちゃびちゃと飛び散って地面に牝臭い染みをつくる。
「かーッ! 気色悪いことばっかやってんじゃねぇ、セックスに集中しろセックスに!」
「んぉおおッ!」
気分の悪いものを見せつけられた腹いせか、後ろから繰り出されるストロークが激しさを増す。膣穴のもっとも深いところ、子宮口を、亀頭がえげつなく穿つ。二度と取れることのない、浮浪者マーキングが施されていく。
「おらッ、出すぞ出すぞォ、ゲスの精子で妊娠させてやる、おぅッ、おッ、おッ、おっ……!」
粘膜が擦り切れるくらいの勢いで、ピストンしてくる。ぼぢゅんッ、どぢゅんッと音がするたび、目の裏がバチバチと弾ける。男根は激しく膨れ上がり、今すぐにでも白濁を吐きださんとしている。
相手の意思などおかまいなし、ただただ自分が気持ちよくなりたいがための、無責任な種付けが行われようとしている。本来なら、女にとって悪夢にも等しいシチュエーションだろう。が、咲夜はむしろ、そうしてほしいとばかりに肉穴を締め付ける。自分勝手に精を放って、この牝穴をちり紙感覚で使い潰してほしいと、言葉にせず主張する。
「おぉおお~ッ、出すぞ、イけ牝豚ッ、おッ、おぅッ、おぉおおお~ッ……!」
腰がいっとう、深く突き出される。ドヂュッ! と、体内から音が聞こえた。子宮口が穿たれ、子を成すための聖域がサンドバッグにされたのだ。
饐えた臭気を放つペニスから、激しく濁液がぶちまけられていく。下手をすれば二ケタ年溜め込んできた欲望が、十六夜咲夜の膣内に吐き出されていく。滾りに滾った下衆の精子が、子宮を容赦なく汚していく。最低最悪の遺伝子が植え付けられていく。
「んグッ、んぅうんっ、ぉッ、んぐぅッ、んぉおおおおおおおお……ッ!」
そうして生じる熱と法悦は、咲夜をオーガズムへと至らしめるに十分すぎた。爪先から頭頂まで、エクスタシーに満たされる。神経という神経が灼けてしまうほどの、強烈極まる絶頂だった。
間違いなく、今までの人生において最高の瞬間だった。紅魔館に勤めて一周年、主から直々にプレゼントを賜ったとき以上の悦びに満たされる。これこそ、今まで己がずっと追い求めてきたものだったのだと、ようやく理解する。もう、物足りなさに悩まされることはなさそうだった。
「ぉおッ、へへ、なんもかんも搾り取ろうとしてきやがってよ、変態マンコ女が。ほれ、そんならコイツもくれてやる……!」
いまだヴァギナの中にある、しかし若干萎え始めたイチモツが、また脈動する。精子ではない、もっと熱くシャバシャバとした汁を、体内へとぶちまけ始めた。尿だ。どれほど思い上がっているのか、彼は咲夜の膣内に放尿しているのだ。
自らレイプされて、お望み通りに種付けされて、子袋に排尿までされる。まさしく、便女と呼ぶに相応しい扱いだ。被虐心が、蕩けるほどに悦んでいる。
彼らへに悪戯していた己は本当に馬鹿だったと思う。こんなによくしてくれる人達を嘲っていたなんて。
「ぉ~……出した、出した。ふはぁ」
膀胱に残った最後の一滴まで吐き出して、男はようやく一息ついた。どれほど溜まっていたのか、咲夜の腹は、便秘にでもなったかのごとくぽっこり膨れている。腰がゆっくり引かれていく。亀頭が引き抜けるギリギリまで、肉襞は離れたくないとばかりに吸い付いていた。引っこ抜ける瞬間には、ちゅポッ、と音を立てたくらいだ。
処女喪失を迎えた陰裂は、緩んで閉じなくなっていた。ぐぱっ、ぐぱっとグロテスクに収縮し、染みついた浮浪者臭をまき散らしている。不意に、じょろろろ……と、黄色ベースの汁があふれた。小水にスペルマ、愛液に破瓜血が混じった、最低最悪のミックスジュースだった。
「あへっ、はへ、はひ、あはぁあ……」
見るも無惨な姿だった。顔面は涎や尻汁、汗にまみれべとべとだ。前髪が額に張り付いている。地べたに転がされたせいで肌に土が付着しているし、下半身の様子などは言うまでもない。
体力をすっかり消費しきって、ぐったりしている。顔だけは、麻薬中毒者がトリップしたかのようにうっとりと蕩けきっていた。
「あーあー、馬鹿になっちまってやがる? どうする? コレ」
「どうするもこうするもねぇよ。まだまだチンポはいくらでもあるんだ。コイツがどうなろうと、穴は使えるんだから、使わせてもらうに決まってんだろ」
「ア……は、あはぁあ……ッ」
何十という、蔑んだ視線が注がれている。言葉のとおり、股間のモノはギンギンといきり勃って、あらたな共有財産――公衆便女――を使う瞬間を心待ちにしている。自分が今から終わらされるのだと悟り、咲夜は嬉しさのあまり、自らも小便を漏らした。