これは、学生時代の思い出である。
光晴……光晴は池袋駅近くの大学生で、俺は田町駅近くにある大学の学生だった。
光晴と初めて知り合ったのは、新宿二丁目にあるゲイバーだった。
俺が店に入ったときには客は彼一人で、仲良さそうに店の50代のマスターと話し込んでいた。
他の客がいないのと、その話している彼の隣の席に座った。
その彼はイモっぽい顔立ちで頬が赤く、イケメンではなく田舎者と言えそうな姿で丸顔のガチムチ体型。
どう見ても女にはモテないタイプだろうが、ゲイにはモテ筋のたまらないような初心そうな男だった。

話すとお互いに学生ということもあつて、すぐに打ち解け合い話も盛り上がった。
こちらが聞き出しもしないのに、光晴は山形の出身だとか、自分の大学のことや住んでいる所とか高校の時には柔道部で県大会でいい成績を残したとかなどなどいろいろ話だした。
向こうが言ってきたし警戒の必要もなかったので、俺も大学のことを打ち明けた。
特に口説くとか誘うとかの感じもなく、自然といい感じで急接近して仲が良くなった。
しかもよくよく聞くと光晴はノンケで、ゲイではないと告白してきた。


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悪夢の三角関係

 これは、学生時代の思い出である。

 光晴……光晴は池袋駅近くの大学生で、俺は田町駅近くにある大学の学生だった。

 光晴と初めて知り合ったのは、新宿二丁目にあるゲイバーだった。

 俺が店に入ったときには客は彼一人で、仲良さそうに店の50代のマスターと話し込んでいた。

 他の客がいないのと、その話している彼の隣の席に座った。

 その彼はイモっぽい顔立ちで頬が赤く、イケメンではなく田舎者と言えそうな姿で丸顔のガチムチ体型。

 どう見ても女にはモテないタイプだろうが、ゲイにはモテ筋のたまらないような初心そうな男だった。

 

 話すとお互いに学生ということもあつて、すぐに打ち解け合い話も盛り上がった。

 こちらが聞き出しもしないのに、光晴は山形の出身だとか、自分の大学のことや住んでいる所とか高校の時には柔道部で県大会でいい成績を残したとかなどなどいろいろ話だした。

 向こうが言ってきたし警戒の必要もなかったので、俺も大学のことを打ち明けた。

 特に口説くとか誘うとかの感じもなく、自然といい感じで急接近して仲が良くなった。

 しかもよくよく聞くと光晴はノンケで、ゲイではないと告白してきた。

 なんでも昼間の普通の映画館で、ここのマスターに誘惑されたらしい。映画を見ている最中にペニスを触られて逝かされたそうだ。

 イッタ後映画館を出ると、追いかけて来たマスターに酒をおごると言われて、店について来たそうだ。

 それからは光晴はゲイバーのマスターに、開店前の店でしゃぶられたらしい。

 光晴の初心な身体を散々弄んだ後は酒を飲まして、餌付けをしていたみたいだ。

 

 それだからか「ゲイバーの親父にはしゃぶられただけだ」とか、「男には興味は無かったが、酒を飲ませてくれるから」とか「気持ちよかったからついて行っただけ」とか言い訳がましく言ってきた。

 俺が他の店で飲み直そうと言うと、マスターも水商売で客との立場だからか、出ていくのを止める意思表示もなく、二人連れ立って店を出ることになにも言わなかった。

 店を出る時にマスターに少し謝るとニヤリと笑って、

「充分味わったから気にするな」

 そう言われた。

 

 外にでて光晴と一緒に歩いていると、町を歩くゲイやオネエたちがガチムチ体型のイモ顔の光晴と歩く俺を羨ましそうに見つめていた。

 それだから腕を組んで歩きたい衝動にかられた。

 俺はノンケで男に全く染まっていないと光晴にますます興味湧いてきて、酒を買いこんで俺の部屋に連れ込んだ。

 酒を飲まし完全に酔わせると、光晴を裸にした。

 裸にするといかにも肉付きがよく、骨格がしっかりとした逞しい男だった。

 柔道部だったというのが納得できた。

 剥けていて亀頭がピンク色でおいしくみえる。黒ずんでもなく遊んでいない良いペニスをしていた。

 興奮して思わずそれを咥えこみ、勃起状態にしてからは彼の頭を抱き込み舌を絡ませるキスを交わした。

 彼はノンケという割には俺の舌を絡ませてきた。俺はキスをしながらペニスを弄り、こすり始めた。

 俺は、光晴のペニスを握っている手をはなしキスを止めて、光晴のペニスをしゃぶりながら頭を上下に動かした。

 光晴のペニスを全て食べつくしたいと思うほど欲望が高まってゆく。

 射精しようとする光晴を寸止めしながら30分以上もてあそび、興奮を高め射精に導いた。

 光晴は微かなうめき声を上げながら、俺の口の中に大量の精液を放出した。俺は飲精は病気にかかりそうとかでした事がなかったが、当然これほどタイプだと精液を飲み込むことに抵抗感などない。

 それは甘酸っぱく、とても美味に感じそれを飲み込んだ。

 

 俺は中学の頃から男に興味があり、上京してからはゲイバーや発展場とかで男性経験しては男を漁っていた。

 そんな時に光晴が現れた。

 いやノンケの光晴と会ってからは、その純朴な姿が俺の心の中をしめて依存しだした。

 完全に光晴にハマった俺は光晴の連絡先を聞き、何かに付けて俺の部屋に呼びこんだ。

 そして他のゲイに奪われないように、あのゲイバーには絶対に行かないようにと、ありとあらゆる悪口を吹き込んだ。

 それは病気感染のリスクとか、ホモに監禁されて犯されるとかと言ったような小説であるような事柄を言い信じ込ませた。

 初めは月に一回会う時もあったが、何かと誘い週に2回も会うようにした。

 それでも光晴は従ってくれ、俺の欲望に応じてくれた。

 ……とはいってもただ単にこちらから光晴のペニスをしゃぶり、キスをして全身を舐めまわすだけだ。

 若い光晴は精力があったので、しゃぶられる事には抵抗なく、キスも嫌がらない。

 だが俺のペニスを触って扱くぐらいしかしてくれない。それは不満に思っていたが、これ以上の要求して拒否されることを思うとそれでもよかった。

 雄の臭いを味わうために部屋に連れ込むと、風呂に入っていない光晴の身体を味わうように舐めまわした。

 光晴にすればゲイとつきあっているとかではなく、友人として付き合い抜いてくれる便利な友人に過ぎなかったかも知れない。

 

 

 あるちっぽけなクラブに働く女が、俺の友達の中にいた。

 その女は千春と言った。

 実は知り合ったのは大学の同級生。ノンケ友達の紹介だった。

 千春は中学の頃に不良に誘われて股の片方に蝶の入れ墨をいれて、別れてからはそれが嫌になり、それを消すために股にタバコで焼いて無理矢理消していた。

 ただそれが千春の人生に大きな影響を与えていたのは事実だった。そのせいで高校にも行かず身体を売り、未成年者で飲み屋で働いて男と寝ていた。

 千春は学生の真面目そうな若者が好きだった。そんな若者と会うと簡単に身体を許した。

 ……要はさせ子として有名だった。

 裕福な男相手は店の中で付き合うだけで十分と思っていて、仕事が終わると金のない若者と付き合って、いろいろと奢っていたりしてそんな関係を甘んじていたらしい。

 その同級生の紹介で知り合った千春。

 なぜ同級生は俺に紹介したのかは、千春とその同級生と俺とでする3Pを狙っていたみたいだった。

 だが俺としたらノンケの同級生と千春とのセックスが見れた上、同級生の身体を触っていかせて堪能することが出来た。

 そしてなぜか千春とは俺と気があった。多分俺が千春の身体には全く興味が無いから、千春が気を許していたのかもしれない。

 俺も千春と友人関係として付き合う事は嫌ではなかった。

 

 

「女の子と会いたいか?」

「誰の知り合い?」

「もちろん、俺のだよ」

 光晴は、へぇーとおどけた仕草をしてみせた。

 千春を紹介するとそれじゃ三人で飲もうということになった。

 カラオケボックスのなかで、ほろ酔いかげん千春は『今すぐ欲しい』を歌った。

 その時に光晴の顔を見ると、心が千春に囚われているように見えた。

 それも千春が福島で光晴が山形という東北同志なのが心を近づけていたのか、単にノンケとして女の気を引きこうしていたのかわからなかった。

 

 カラオケ後は居酒屋で飲むと、その後は三人で俺のアパートにしけこんだ。

 千春はご機嫌でかなり酔っていた。

 そして千春は「しよ」と俺達に囁いた。

 光晴は何もよりも嬉しそうしていた。

 それが俺には全く抱いたことが無い表情だった。千春にたいしてだけの欲情をしているのかと思うと、心は穏やかでなかった。

 

 酔った千春を寝かすと、光晴はズボンを脱いでいた。

 俺が見るとペ二スがすでにパンツを盛り上げて戦闘の準備だった。

 そのままパンツまで脱ぎ全裸になると、俺もたまらず服を脱ぐと、千春を光晴と俺が挟むように横たわった。

 手を伸ばして光晴のペニスをそっと握ると、俺とする時よりも熱く血走って固く燃えだぎっているように思えた。

 光晴が千春の服を脱がして愛撫して激しい接吻を交わしているのをみると、ノンケ的に女に興奮してペニスがいつもよりも勃起していた事や、ノンケの情熱的な動きを感じて嫉妬した。

 光晴が千春を貪る。前儀の愛撫もそこそこにマンコにペニスをいれていた。

 光晴の尻の肉付きのいい格好に思わず俺は、尻に口付けをしてアナルを舐めて愛撫した。

 尻を上下に動かす姿は紛れもなくオスの姿だった。

 俺は光晴が興奮して抵抗しない事を良いことに、そのままアナルにローションを付けて指を入れてほぐしてから、俺のいきり立つペニスをその中に押し入れた。

 光晴は俺が入れてくる事にビックリして抵抗したが、俺は止まらなかった。

 

 そもそもこれが目的でもあった。

 千春に頼み込み、俺の性癖を説明して理解してくれていた。

 だから千春は俺の味方であり、そのままの態勢を維持してくれるように努めた。

 そのまま続け、光晴は千春の中に、俺は光晴の中に欲望を噴き出した。

 

 そのあと、光晴は少し怒っていたが案外気持ちよかったよかったらしく、許してくれた。

 それからはしばらくは学校の方が忙しく二人と会わなかった。

 

 そうしていたら千春を紹介してくれた同級生が「ヤリマンのくせに断るようになった」と言ってきた。そして男と街を歩いていたのを目撃したと言っていた。その相手の容姿を聞くと光晴とそっくりだった。

 つまりは光晴は千春と密会していると言う噂を聞いて、おれの心は穏やかでなかった。

 千春にも光晴にも裏切られたと思ってしまった。

 

 光晴の関係が疑われてから、3人の関係がぎくしゃくしだした。

 プライドが高い俺は、表だって愚痴を言うのを嫌う。千春の存在があるので光晴に対する俺の欲望が変わり始めた。

 

 別の方法で光晴を責めるやり方に考えた。

 まず会う度数が増やした。

 そして彼との行為も従来とは違って、しゃぶるだけの奉仕を止めた。しゃぶってアナルをほぐすと犯すようにしていった。

 初めは抵抗している光晴は押しに弱くて、頼み込めば最後にはやらしてくれる。

 それを繰り返していった。

 ゲイ同士のセックスと言う物は、浮気性な男同士と言うのもあって、同じ相手と性行為を2,3度繰り返せば飽きるものだ。

 だがしかし、光晴に対してはノンケとブランドと言う事もあるのか、抱いても抱いても欲望が深まるばかりで、とても飽きなど感じられなかった。

 光晴は顔もいいけど、肉体がそれに劣らず胸や盛り上がった肉付きの良い尻が、俺の全欲望を誘い込んだ。

 二人でともに床につくと、光晴のペニスを舐めたりいじりまわして、勃起したペニスが射精をしようとしても、手を止めて射精の欲望をおさえ、またいじりまわしアナルに指を入れて前立腺を刺激して勃起度を高める。

 それを何度もくりかえして快感で気が狂いそうと言い出したぐらいにアナルに俺のペニスをぶち込む。

 あえて乳首だけを責めたりして、ペニスを触れないようにしながら、萎えだしたらペニスをいじりというのを繰り返して、溢れんばかりになったときに腰を打ち付けるようにふり、扱いて射精をさせる。

 その出した後のペニスを口にほう張り、出した液体ごと吸いこむように飲む。

 そのときは、光晴が千春と交尾していた映像が頭をよぎり、それがまた嫉妬を呼び欲望をかきたる。

 アナルに入れるのは最初の一回だけで、後はフェラとか愛撫をしていかしまくった。

 アナルには何度も入れたいが、賢者タイムに入る二度目は、入れる事をひどく嫌がったから、俺は仕方なく入れるのを止めた。

 それでも俺の欲望のひどい時は日に3回も行為をしたときもあった。

 光晴の欲望をすべて吸い込んで、浮気を止めたいという意図もあり、事実それだけの欲求もあった。

 光晴はそれでも俺と一緒に居てくれた。

 

 週末は俺の部屋で一夜をともに過ごして、月曜日の朝に帰ることもある。

 もちろん食事代とか服とかや生活して遊ぶ金は全てこちらが出す。

 光晴は貧乏で苦学生だった。こちらが奢ると言ったら遠慮なくいくらでも集ってきた。

 幸い俺の親が甘い所があったので、仕送り額を増やしてもらって光晴のためにいろいろと奢ってやった。

 ……だがしかし、俺は光晴が好きで、光晴には俺の全てをみせてずっとこの関係を続けて行きたかった。

 だが光晴にとっては、その時の気の迷いかも知れない。いや奢って気持ちよくしてくれるだけの打算的な付き合いだったかも知れない。

 俺の金を目的にしていたのかもしれないとは、薄々思っていた。

 

 しかし、そんな過度の関係は、光晴との関係に限界を迎えた。

 俺が飽きがこなくとも、光晴の限界がきて俺と会うことを段々避けてきだした。

 

 それを俺は、勝手に千春のせいだとおもった。

 悲しいかなゲイは絶対に女には負ける。

 その時の正直な感情だ。そして光晴が連絡をくれなくなり次第に会わなくなった。

 俺の方も途中から諦めて光晴を追わなくなった。

 

 ある時、千春から電話があり会うことになった。

 光晴のことを尋ねると、一度光晴の妹への誕生日プレゼントを買うのに付き合ってからは、全く会っていないと言う。

 なんだ、裏切られて無かった。安心をしたのであったが、俺が千春や光晴を信じていなかった。その虚しさもあった。

 

 そう思ったのだが時すでに遅かった。光晴は完全に去ったという意味である。

 

 

 

 

 それから10数年が過ぎた。

 俺は大学を卒業後は父親の支援を受け、会社を立ち上げて経営者となった。

 海外に出張する予定があり、新宿にあるデパートで必要な買い物をしてから外にでると、おもわずこちらに向かってくる光晴の姿を発見した。

 すこし太り老けていたが、あの時光晴を思い出した。隣には冴えない顔をした女と女の子をつれて歩いていた。

 向こうも俺に気が付いたが、ペコリと俺にお辞儀をしてそのまま過ぎ去っていた。

 

 俺はあれからのこととか、現在の情況も聞きたかった。そしてもう一度とも思ったりもしたが、今家族連れの幸せそうな奴にそれを要求するのは無理だとも気づいた。

 

 冷静に考えれば、ノンケの光晴にはあの関係自体が悪夢だったのかもしれない。

 

 


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