Skebでリクエストいただきました。
里から神社に向かい飛ぶ霊夢は、みるからに疲弊しきっていた。目元にうっすら隈が浮かんでいるし、覇気がない。飛び方もあきらかにふらついているし、ときおり重い溜息を漏らしていた。
里から妖怪退治の仕事を請け負ったのが、話の始まりだ。内容は、畑を荒らす妖獣の駆除だった。
収穫時期前には典型的な依頼であり、わりのいい小遣い稼ぎだ。そういう悪さを働くのは大抵「なりたて」で、知能が低い。サッと追い込んでバッと札なり針なり投げればお終いだ。
と思っていたのだが、今回ばかりは事情が違った。ターゲットはやたらずる賢く、用心深かった。追い詰めるどころか、影を踏むまでにもけっこうな時間を要した。博麗の巫女が退治をしくじったとなれば、沽券に関わる。おかげでろくに家にも帰れず、じつに五日間、延々と鬼ごっこをするハメになった。
大捕物のすえ、くだんの獣畜生は無事にシメた。依頼者から貰うものも貰えた――手間を考えれば赤字だが。
今はとにかく、さっさと風呂に入りたい。なにせ追跡している間、入浴できなかったのだ。あまり身ぎれいにしていると、湯の香りで察知されてしまうからだ。おかげでずっと、水拭きしかできなかった。
いいかげん頭皮が痒いし、髪が脂っぽく、艶が失せているのを感じる。肌も荒れ気味だし、体臭も気になった。だから、何を置いても風呂だ。
美味しいものもいいが、煮炊きするには疲れすぎている。湯に浸かってさっぱりして、布団にくるまって明日の昼過ぎくらいまで寝るのだ。起きたら里に下りて、蕎麦を食べに行こう。エビ天もつけよう。あと舞茸。もらった報酬がだいぶ削れるが、知ったことか。自分にご褒美でもあげないと、やってられなかった。
決意を固めるとともに、神社へ到着する。ようやく身を清められる。家の裏手に間欠泉が湧いたときはどうしようと思ったが、今となっては有り難かった。
着替えと手ぬぐいを取りにゆこうと、のたりのたりと自室へ向かう。襖を開く――途端、顔を歪めた。今の状況で会いたくない相手一位が、堂々と居座っていた。
「お帰り霊夢ちゃん。ゴメン煎餅湿気りそうだったからいただいてるよ」
身なりのよい優男が、畳に寝そべっている。無駄に良い面に笑顔を浮かべて、こちらを見つめている。まるで自分の家であるかのごとく、くつろいでいた。
「ハァ~……」
深い、深い溜息が漏れた。大儀なときの来客ほど面倒なものもない。そいつが嫌いな相手ならなおさらだ。
もっというと、男が囓っているのは、いただきものの上等な煎餅だ。大事にとっておいていたのに、何ということをしてくれたのか。
「帰れ」
苛立ちとともに吐き捨てる。男は酷いなと呟きながら、もう一口煎餅を囓った。どこ吹く風だ。
彼は人里の、地主の一人息子だ。典型的なボンボンで、日がな遊んで暮らしている。とにかく顔が良く、本人もそれを最大限に利用して、女を取っ替え引っ替えしていた。
最初に出会ったのは、里で開かれた酒宴だった。図々しいし、顔も好みではなかった。整っているのは認めるが、ちょっとなよなよしすぎる。霊夢の好みは筋骨隆々たる益荒男だ。
それでも良い酒をぽんぽん注がれて、おだてられている内に、なんだかんだ流された。気付いたら、肉体関係をもっていた。女遊びしまくっているからか、相当に巧みだった。どれだけ達させられたか覚えていない。
以来、なし崩し的に身体を許している。慕情は一切ない。馴れ馴れしいし遠慮もないし、嫌いな部類ですらある。が、セックスの相性が良すぎた。
霊夢とて年頃の少女だ。色事に興味もあるし、性欲だって溜まる。男とのセックスは、マイナスを差し引いても魅力的だった。なので、色々目を瞑って、関係を続けている。
向こうも、こちらに対し懸想などしているまい。ただ見目の良いスレンダーな娘が好みで、無愛想な女を乱れさせるのが好きなだけだ。つまり霊夢がドンピシャだったのだ。博麗の巫女であるという点も、付加価値になっているのだろう。
「いい? 私は疲れてんの。しっかも手土産もなしに他人様の煎餅まで食い散らかして。さっさと帰んないとシバキ倒すわよ」
シバキ倒すぞ、と口にしながら、手はとっくに大幣を振り上げていた。考えるのが面倒なとき、暴力に訴えるのは巫女の常套手段だ。
ただ、疲れて頭が回っていなかった。屋内で、まして敷居近くで長物を振り回せば、当然先端が鴨居に当たる。手が痺れ、思わず取り落とした。
「そんなふうに言わないでよ。せっかく会いに来たんだからさぁ」
男も慣れたもので、霊夢が独り相撲をとっているうちに、するりと背後をとっていた。後ろから抱きすくめながら、部屋の中に引きずり込む。スパァンと、足先で襖を閉めた。
「疲れてるって? じゃあ溜まってるんじゃないの、霊夢ちゃんしんどいとムラムラするタイプだもんね。いっぱい楽しませてあげるよ」
「勝手に触ってんじゃないわよ……」
男の手が、身体を這う。腰・脇腹を中心に、ボディラインを服越しになぞっている。逃れようと、身をよじる。
溜まってるんじゃないの、と男は言った。実際、そのとおりだった。疲労感のほうが前に出ていたが、確かにひどくムラムラもしていた。もともと、性欲の強いたちなのだ。まして、一週間近くも獲物を追いかけ回したあとだ。反動で、非常にキていた。
目の前の男に対して、思慕の念はない。逆にいえば、ディルド代わりにしても良心は痛まない。
とはいえ、やはり今は駄目だ。何日も風呂に入れてない今は、さすがに憚られた。
「ほら、口開けてよ。キスしようよ」
「やぁよ」
背後から首を伸ばし、視線を合わせてくる。今は口臭が気になるから嫌だ。仮に清潔な状態でも、あまりコイツとはしたくない。恋人同士の行為のようだからだ。
「んんッ……ンッ!?」
小鼻を摘ままれる。息が出来ず、口を開いた途端、唇を奪われた。
「ちゅるッ、レロッ、んふ、むちゅッ、れろぉ」
「ンッ……っく、ふっ。んぅッ、く、んぅ、んんん」
当然の権利とばかりに、舌を入れてくる。ぬるぬると、口内を舐め回してくる。口壁から歯茎にいたるまで、隅々まで探ってくる。室内に、粘膜の擦れ合う音が鳴っていた。
「っく、ふ、んぅッ、んぅう……ッ」
ふわふわと、身体が熱を持ってくるのを感じた。もともと、欲求不満を募らせていたが、それ以上に男が巧かった。舌遣いひとつとっても、遊びまくっているのが分かる。そんな輩に、沢山のオンナの一人として好き放題されているのは業腹だが、気持ちいいのだから仕方ない。
「ん……んッ、く」
後ろから回された腕が、巫女の肉体を弄ぶ。柔らかな乳房に、衣服の上から触れる。円を描く動きで、やわやわと撫で回してくる。優男然とした見た目と裏腹に、手は存外、ゴツゴツしている。
「ンッ……!」
じんわり響く快感に、先端はぷっくり膨れ始める。グミに似た感触の突起を、指先が探り当て、きゅっきゅっと摘まみ上げてくる。下着と上着を隔ててすら、ピリピリ響く性感が駆け抜ける。自分がどれほど溜まっているか、あらためて自覚させられる。
「ンッ……」
右手は、腰から下へゆっくり向かっていた。太腿の間、センシティブな領域へ。閉じようとするも、強引にこじ開けてきた。
「っく、ふ、ぅうッ」
スカートの上から、三角州をくるくると撫で回してくる。鼠径部のラインをなぞり、柔らかな土手に悪戯する。
待ち望んでいた快感に、脳は間違いなく悦んでいる。一方で、厚手の布を隔てた愛撫は、物足りなくもあった。隔靴掻痒だ。掻くのは足ではなく、恥部だが。
「ンッ……っふ、ちゅくッ、れろッ、んぅう……っ」
じんじんと、腹の奥が熱を持っている。もどかしさに、気付けば自らも、男に唇を押しつけていた。ぢゅくっ、ちゅくっと、涎の絡む音が室内に響く。口内では、二人分の舌が、互いを求めて踊っている。
「んぷぁッ……っは、くぅ」
ようやく口が離れる。つぅ……と、唾液が糸を引いた。柔らかな頬は紅潮し、漏れる吐息は熱を帯びている。普段呑気で、有事は鋭い光を宿す瞳は、オンナの潤みを帯びていた。すっかり出来上がっている。
「ん~……」
「あっ、こら、やめなさいよ」
対する男は、片眉を上げた怪訝な表情を浮かべていた。抱きすくめた霊夢のうなじに顔を埋める。呼吸音がした。生え際を嗅がれている。
普通にやめてほしい。特に今はなおさらだ。身体を拭く程度はしていたとはいえ、洗髪など望むべくもなかったのだから。
身をよじるが、びくともしなかった。博麗の巫女といっても、フィジカルはちょっと鍛えた人間の域を出ない。男にがっつり抱きすくめられた状態では、流石に振りほどけなかった。
「もしかして風呂入れてない? けっこう長いこと留守にしてたっぽいけど」
「ハァ!? しょうがないでしょうが妖怪退治してたんだから!」
燃え上がり始めた情欲に、水をぶちまけられた気分だった。人の体臭を嗅いでおいてその言い草。デリカシーがないのか。憎々しく睨み付けるも、男は意にも介さない。
「あ~北区の獣害の件? あれ霊夢ちゃんが対応してくれてたの。巫女さん業も大変だね」
「分かってんなら先に湯浴みさせなさいよ! こっちも気持ち悪いんだから!」
「いや俺は気にしないけど。そういうのわりと好きなんだよね。処理が甘いのとかさ」
世迷い言を口にしながらも、男は霊夢を解放する。が、それは行為の終わりではない。
「ちょっとアンタほんと、ホンット何してんのッ」
屈み込むと、スカートを暖簾よろしくまくり上げる。少女の香りを溜め込んだ内部へ、頭を突っ込んできたのだ。とっさに裾を押さえるもお構いなしだった。
「んん~。やっぱ俺こういう匂い好きだわ」
「やめッ、嗅ぐなってのよ、ねぇッ」
文字通り、鼻先が触れるくらいの距離で、陰部を見られている。湯浴みをして身を清めた状態ですら、恥じ入らずにはいられないシチュエーションだ。特に今は、悲鳴すら上げたくなる。抗議の意味を込めて蹴るも、気にも留めなかった。
「ちょっとほんと、やめてったら、アッ、ッ、は、っく、っぅ」
疼く三角州を、布越しに擦られている。苛立ちと羞恥にまみれながらも、身体は素直だ。一週間ぶりの刺激に、腹の奥がツーン……と疼く。
「やっ、めなさいったら、ホント、バカ、バッカ、あほッ」
もともと弁が立つ部類ではない。まして混乱のさなかにあっては、稚拙な罵倒しか出てこなかった。いまどき寺子屋通いのハナタレですら、いくらかマシな語彙を扱える。
無理もなかった。スカートに隠され、次に何をされるか分からない状態だ。予測のつかない法悦は、輪を掛けて彼女を乱れさせた。
「アッ、ほんっと、ばかたれぇ……っ」
いやいやと腰をよじってこそいるが、抵抗は当初に比べてずっと薄れていた。博麗霊夢は、だいぶ現金な人間だ。こっ恥ずかしいと思っていても、目の前にぶら下げられた快感には抗えない。
そうこうしているうちに、身体は性感に対して反応を示しはじめる。奥からあふれてきた蜜が、陰唇から滴ってショーツを濡らす。クロッチが、ぐっしょりと汁気を帯び始める。
「出来上がってきてるじゃん、霊夢ちゃん。やっぱ溜まってるんじゃん?」
からかう口調とともに、ショーツがずらされる。性器が外気に晒され、ひんやりとした感覚に襲われる。強い視線を感じた。欲望のこもった、男の視線をだ。
「う――ひっ」
裏返った、間抜けな声が漏れた。知り合いの白黒が聞けば、「うひだってよ!」とゲラゲラ笑うだろう。
とはいえ、無理もなかった。また指で弄ばれるのだろうと思っていたら、なにかヌルついたものが這ったのだ。生暖かく、生理的な嫌悪感をともなう感触。見えなくとも分かる。舐められたのだ。
「バッ、かじゃないの!?」
クンニリングス。綺麗にしていても抵抗のある行為だ。まして今は、風呂に入れておらず、汚れている。あちらもそれを知っているはずなのに、あえて舐めるなど、正気を疑う。
「れろッ、ちゅくッ、れろぉおお……ッ」
「っは、待ちなさい、ったら」
気色悪いと思っていても、快感は覚える。ヌルヌルヌルッと這い回る妖しい感覚に、喉の奥から嬌声が漏れる。ゾワワワッ……とこみ上げる悦びに、腰を震わせた。
「アッ、はッ! あっ、ほんと、バッカっ、待ちなさい、ってのにぃ!」
肩を押さえるが、その程度では小揺るぎもしなかった。ぷっくりと膨れ始めたクリトリスを、舌先がつんつんとつつく。捉えどころのない性感の中に響く、刺すような恍惚に、膝が笑う。
「ぅッ、ふ、ぅうッ、うう~ッ」
敏感な肉豆を、くりくりっと舌で転がしてくる。ソリッドなエクスタシーは、肉欲を溜め込んだ肉体に効いた。奥歯を噛みしめながら、いくらか艶を失った髪を振り乱し悶える。
「れろぉおッ――」
「ひぃ!」
ゾクゾクッと走った刺激に、生娘じみた声があがる。裂け目を舐め上げられたのだ。拭いているとはいえ、小用だって足している。清潔なわけがない。羞恥から逃れようとする脚を、がっしり掴んで離してくれない。
「れろッ……んちゅっ、ぢゅるッ、ぢゅるぅ」
「アッ、あ、あぁ~ッ……!」
蜜を分泌しはじめた穴に、舌先を潜り込ませてくる。うねる襞をめくりあげ、ヌルヌルと責め立ててくる。
これまで重ねてきた行為のなかで、弱点はすでに露見している。感じるところを適切に嬲られては、もはや立っているのも困難だ。笑う膝を男が支えていなければ、とっくに崩れ落ちていたろう。
「ぢゅるッ、ぢゅッ、れろッ、ぢゅるる」
「こっ、んのぉ」
ぢゅくぢゅくと、唾液と蜜の音が室内にひびく。湧き上がる淫水を、音をたてて啜り上げられる。わざと鳴らしているのだ。濡れていると、霊夢自身へ思い知らせるために。
「ぷは。いやぁ、エロい匂いだなぁ」
「はッ、あッ、は、あぁッ、あっ……」
ようやく、解放される。もう立ってもいられず、その場に膝崩れになった。
「ほんと、あとで覚えてなさいよ……」
地獄の悪鬼を思わせる、低い唸り声だった。今年一年分くらいの恥をかかされたのだから、無理もなかった。
「う~ん。あんだけよがっておいて、そりゃないんじゃないの。まあ、後が怖いなら、せいぜい今のうちに楽しませてもらうね」
対する男は、どこ吹く風といった様子だった。絶対に臭うはずなのだから、やめればいいものを。
「んじゃ、脱いじゃおうか」
「……」
睨み付けながら、特大の溜息を吐く。さっさと湯浴みしたいのは事実だ。が、目の前の男のせいで、身体はどうしようもなく昂ぶり始めていた。鎮めなくては、とても入浴を楽しめる気分ではない。
「ふん。せいぜい、ディルド代わりに役立ちなさいな」
言って、己の衣服に手を掛ける。そうと決まればとばかりに、勢いよく脱ぎ捨てていった。
伝統的に、博麗の巫女は見目麗しい。霊夢も例外ではない。むしろ代表例とすらいえた。丸い瞳はぱっちりとつぶらで、頬もふっくらと柔らかだ。一人の女でありながら、どこか稚気を残した顔つきだった。
中身がとんだ暴力巫女であるのを差し引いても、異性からの人気は高い。里を歩けば、十人のうち九人が振り返るほどだった。普段の呑気な姿とは裏腹な、性の昂ぶりに色づいた様子は、匂い立つほどの魅力を備えていた。
体つきも負けていなかった。二次性徴を終えた頃合いで、ボディラインに凹凸が出つつある。大人らしい色香をふりまいている。一方で、まだ熟しきらない乳房・うっすらとあばらの浮かんだ胸郭・いまだ広がりつつある骨盤・ぷりっとしつつも小ぶりな臀部などに、あどけなさも残っている。
男を誘う色気と、場を華やがせる可愛らしさ。少々不潔な状態にあるといっても、なんら損なわれることはなかった。
ほっそりとした首には、喉の白さが照り映える。肩も小さくなだらかで、強大な妖怪どもとドンパチを繰り広げている姿とは裏腹だ。
かつて真っ平らだった平野は、今はほどよく脂肪を蓄えていた。つんと上向いたCカップだ。若さによって成り立つ瑞々しさを湛えていた。うっすら汗の香りを漂わせている腋窩から、脇腹へと流れるラインは、一日中でも眺めていられる逸品だ。
乳輪は控えめで、色もまだまだ淡い。先端はぷっくりと尖って、どれほど興奮しているか示している。
ウェストはほんのりくびれている。妖怪退治でよく動くため、無駄な肉がつかないのだ。肉体全体に、華奢な印象をもたらしていた。
平らかな腹部に、肌の白さが映える。里で弾幕ごっこをしていると、巫女服から姿をのぞかせる臍のチラリズムにやられる観客も多い。
ショーツも放り捨て、下腹周りが露わになる。下の毛は、かなり茂りつつあった。もともと体毛の濃いたちなのだ。少し手入れを怠るだけで――サボりたくてサボったわけでないが――こうなる。
散々舐められほぐされまくった陰唇は、くぱっ、くぱっと収縮している。蕩けたバターのごとき蜜を滴らせながら、癖のある濃厚な牝臭をムワァ……とまき散らしていた。この年頃の乙女が薫らせてはならない艶めかしさだ。
ヒップはまだまだ小ぶりながら肉付きがよい。ぷりぷりとしながら、ツンッと上向いた安産型のヒップだ。もう五年も経てば、洋梨を思わせる、むちむちとしたジューシーな尻に育つだろう。
一週間近く水拭きしかできず、垢や埃を溜めているといえど、少女の輝きが損なわれるわけではない。立っているだけで場に花が咲く、素朴で飾らぬ美がそこにあった。
「さぁって。今度はこっちの番でいいわよね?」
「うぉっと」
なかば引き倒す勢いで、男を仰向けにさせる。畳だからいいが、床だったら肘あたりに痣ができていたろう。
よくもまあ、さんざん恥をかかせてくれたものだ。体臭を――それも湯浴みできていないときの匂いを嗅がれるなど、相当な恥辱だ。とりいそぎ、コイツも同じ目に遭わせてやらないと、割りにあわない。
袴に、でかでかとテントが浮かんでいた。衣服の上からでも分かる、立派な勃起だ。
袴と褌を解き、露出させる。ぎんぎんといきり立つソレは、戒めから解き放たれた瞬間、ブルンッ! と暴れ出た。まるでバネ細工の玩具だ。
全長にして二〇センチ後半ほどもあろうか。充血し、バキバキといきり立っている。無遠慮に天を衝く様は、御柱を連想させる。
亀頭は鉄兜のごとく張り出しているし、カリ首のシャープなラインはギリシャ彫刻を思わせる。幹のカーブはさながら曲刀だ。女を何人も「斬って」きた歴史を感じさせる。表面をぐねぐねと這い回る青紫の血管は、グロテスクでありながら魅力的に思えた。
霊夢も、比較できるほど男性経験のあるほうではないが、彼のがズバ抜けた巨根であるのは見れば分かる。ヘラヘラナヨナヨした態度とは裏腹の、えげつない剛直だった。
「相っ変わらず、無駄にでっかいんだから」
「でも気持ちいいって評判だよ。霊夢ちゃんも知ってるでしょ、うぉッ!」
うるさいの意味をこめて、無言で亀頭にデコピンを叩き込む。流石に痛かったか、男は内腿をキュッと寄せた。
「はぁ……くっさいの。よくもまあこんなのブラ下げておいて、女の子に臭うなんて言えたもんね?」
陰毛の茂みから裏筋にかけて、無遠慮に垂れ流される匂いを嗅ぐ。ほんのりと生臭い、陰茎特有の蛋白臭だ。決して快くはないが、情欲を煽る。
とくに今のように、生殖本能が刺激されている状態では、なおさらキいた。腹の奥が、ツーン……ッと疼いている。
「それにこんな、節操なしにおっ勃てて。お風呂入れてないって言ってるのに。馬鹿ちんぽ……れろぉ」
艶めく唇の間から、桃色の舌が姿をのぞかせる。れろぉお……と、根元から先端にかけて舐め上げていく。裏筋付近を、チロチロと執拗に責め立てていく。
柔らかな掌が、玉袋をそっと包み込む。やわやわと、生卵を扱うよりも優しく弄ぶ。
内側から、熱が伝わってくる。ごうごうと、睾丸が煮えたぎっているのが分かる。容赦なく、心を惹きつけられた。
「んっ……っふ。ちゅっ、ちゅっ」
小さく舌なめずりする。唾液に濡れた少女のリップが、わずかに窄められる。少しだけ尖った唇を、赤紫の亀頭に軟着陸させる。ちゅっと、キッスノイズが鳴る。
そのまま、二度三度と口づけを交わす。コレは私のだぞ、とマーキングしているのだ。持ち主はいけ好かなくとも、一物に罪はない。
「んは……ほんっと、無駄に大きいんだからこのバカちんぽ……あっむ、ん」
垂れてきた前髪を軽くかき上げる。大きく口を開いて、そそり勃つモノを口腔へと迎え入れる。なにせ全長二〇センチ近い業物だ。直径も相当あり、顎が外れてしまいそうだった。
かぶりついた途端、口内にオトコの臭いが満ちる。肺いっぱいを陵辱する、雄のフェロモンだ。よくもまあこんな、妖怪じみたモノをぶら下げていたものだ。博麗の巫女として、退治せねばなるまい。
「んぢゅぷッ……んふッ、れろぉッ、んちゅッ、くぷッ、ふ」
ゆっくりと、首から頭を動かしていく。頬を窄めながら、肉幹を扱きたてていく。ひょっとこを連想させる表情は、仮にも神職にある者が見せてはならない、猥りがましいものだった。だからこそ、男の興奮を煽る。
唇は肉竿に吸い付いている。さながら蛸の吸盤だ。口端から、空気と唾液の混ざった音がぢゅぷぢゅぽと鳴っていた。
「んっふ、れろッ、んちゅッ、れろぉっ、んっ」
「ぉっ、うぉっ、おおッ、ぅッ、あッ」
ぢゅるぢゅると、室内に音が響く。口内では、涎をたっぷりまとった舌が躍って、雄棒をねぶり回していた。
赤子の握りこぶしのごとき亀頭にはじまり、ぽつんと開いた鈴口に裏筋。幹などはただ曲がった円筒型ではなく、人体特有のわずかな凹凸がある。それら一つひとつを、舌先で確かめながら楽しませていく。
娼婦のごとき、いやらしく貪欲な舌遣いだった。女遊びを重ねている男でも、平然とはしていられない。低い声で呻きながら、ときおり腰を震わせていた。
「んふ、ッ、ンッ、ンッ、んぅうッ……! ぢゅくッ、んぅうん」
次第に、興奮も高まっていく。きゅんッ、きゅんッと、子宮が切なさを訴えてくる。
堪えかねて、指先は自然と股座へと伸びていく。先ほどさんざん舐め回された裂け目は、唾液と愛液でヌルついて、指くらいなら簡単に受け入れる。
浅くを耕すように、ストロークしていく。ぬちゅッ、くちゅッと、蜜がこねられて淫音を鳴らす。
じくじくとこみ上げてくる性感に、瞳を細める。エクスタシーがびりびりと、脳味噌の裏に響いてくる。妖獣を追いかけ回している間、慰めることすらできなかったのだ。たまらなかった。
「んふッ、ぢゅくッ、れろぉッ、んぢゅぷッ、ぢゅるるっ、ンッ」
指が下半身を嬲る傍らで、口淫も激しさを増していた。目の前の男に対して、一切の恋愛感情はない。だから奉仕としてのフェラチオには、どうしても身が入らない。一方で、今は自らの興奮本位でしゃぶっている。だからこそ、神事でも見せないくらい熱心に舐め回していた。
「ぅッ、おッ、ぉお、おッ……!」
男の声が低く、詰まり始める。腰が軽く浮き、口内のモノが膨らんでいく。会陰が、きゅっきゅっと収縮を繰り返している。
何の兆候であるか、霊夢は経験から学んでいた。それくらいには、身体を重ねている。射精が近いのだ。
「んぷはっ」
このままたっぷり出させてやる――というサービス精神の持ち合わせはない。さんざん恥をかかされたのだ。少しくらい焦らしてもバチは当たるまい。口を離す。亀頭から唇にかけて、唾液の糸が伝う。ほう、と吐いた息は、ほんのりと陰茎臭を纏っていた。
「ウッ」
「ウッて何よウッて」
起き上がり、男の腰に跨がる。彼は非常に失礼な声を漏らした。
「一人だけ気持ちよく出しちゃおうなんて、ちょっと都合が良すぎるんじゃないの、ねぇ?」
蕩けた秘貝と、蜜の滴る内腿で、一物を挟み込む。にちゅ……と、汁が音を立てる。
二次性徴を終えたとはいえ、まだまだ発展途上にある肉体だ。よく動くのもあって、さほど脂が載っているわけではない。ただ、女性として成熟しつつもある状態だ。たとえば胸や尻など、以前に比べてずっと肉付きがよくなったところもある。
内腿も、その一つだった。柔らかく、ぷにぷにとした感触は、丸一日でも触っていたくなるほどだ。愛汁がローションとなっている今は、なおさらだろう。
「ほらッ、私がいいって言うまで、っ。イくんじゃないわよ……ッ」
ゆっくりと、腰を前後に動かしていく。三角州で、肉棒を擦り上げていく。分泌される汁がこねられて、にちゅっ、ねちゅっと粘っこい音を鳴らす。
巫女とは思えぬ、猥りがましい腰使いだった。彼と身体を重ねる中で覚えた技術だった。しかも今は、もともとの小器用さを、たぎる性欲が後押ししている。結果としてその性技は、少女でありながらも、娼婦を思わせるものとなっていた。
「あはッ、あぁっ、んっ、はぁ。くっ、ん~……ッ!」
カリ首の凹凸が、秘貝を嬲っている。ヌルンッ、ヌルンッと通り過ぎるたび、性感が後頭部をピリピリと刺激する。
陰唇で感じるペニスの熱は、驚くほどだった。人体の一部が、一体どうしたらこうなるのかと、呆れてしまう。
伝わってくる熱量は、確実に彼女の腹の奥を疼かせる。肉貝はとろとろと涎を滴らせ続ける。腰が前後するたび、二人の下腹は淫汁にまみれていく。淫猥なる擦過音も、大きくなっていく。
「っく、ぉッ、ぅうッ、うううッ……!」
「あ、っは。そうやって、無様に感じてればいいのよ、っ、あんたなんか」
少女の熱烈な素股奉仕には、さすがの彼もかなわないらしい。顔を軽く歪め、奥歯を噛みしめている。もっとも、煽る霊夢にも、さほどの余裕はなかった。大きなうねりが、じわじわ近づいているのを感じている。
「アッ、出るッ、ぅッ、お、おおッ!」
「んふふッ……」
結局、音を上げたのは男の方だった。腰を軽く跳ねさせると同時に、鈴口から滾る雄汁をぶちまけていく。逞しい脈動を性器で感じ、霊夢も蕩けた声を漏らす。
びゅくッ、びゅくっと放たれていく濁液を、掌を絡めて受け止めていく。あふれたぶんが、陰毛や裂け目に絡みついていった。
「あはっ、臭ぁ……ッ」
手指に絡みついた白濁を、舌を伸ばして舐め取っていく。ちゅぷちゅぷと、唇が音を立てている。とても少女がしていい仕草ではない。魔性すら感じさせた。
「ほぉら、アンタので汚れたでしょ、ばーか」
男の口元に近づけ、押しつける。無理やり、唇の内側にねじ入れてやった。少しは溜飲も下がるというものだ。
「で、まだ大きいままだし。猿みたい。節操なし」
あれほどたっぷり射精しておいて、男根はまるで萎える様子をみせていなかった。煽りはしたが、こちらにとっても都合がよかった。もう行くところまで行かねば、昂ぶりは収まりそうもない。この男には、責任を取らせなくてはならなかった。
「ほら、来なさいよ。シたかったんでしょ?」
仰向けに寝転がり、両脚を大きく広げる。誰からも秘められるべき部位を、反対に見せつけて誘う。
剥き出しの肉貝を、指先で割り開く。ピンク色の粘膜がしきりにヒクついて、とろとろと粘っこい蜜を滴らせている。入口付近には先ほどの白濁が絡みついており、嗅いだだけで勃起させる淫猥臭を漂わせていた。とても、巫女の肉体の一部とは思えぬ有様だ。
「シたかったのは霊夢ちゃんもでしょ? よっ……と。今日はこういう体位はどうだろ」
「ッ、んっ、背筋、きついんだけどコレ」
「うーん、座布団でも敷いとこうか」
男は霊夢の両脚を抱え、両肩で担ぐ。腰が軽く浮き、正常位と屈曲位の中間ほどの体位となる。四十八手の一つ、深山だった。背中で体重を支えるので、座布団を挟んでなお背筋が辛い。
「あッ、は」
一物を押し当てられる。射精したばかりだというのに、先ほどよりも硬くなっている。美少女の股穴へ忍び込めることに、興奮しているのだ。こんな不潔な女相手におっ勃てて、バカみたい――内心で罵るが、霊夢も期待しているのは間違いなかった。
「よ、ッと!」
「あッ、はッ、あぁあッ……!」
腰が突き出される。灼けた鉄のごとき肉竿が、狭穴を押し広げて体内に侵入する。ぢゅぶん、と独特な音に、下腹同士の打ち付けられる破裂音が続いた。
メリメリと、身体の内側が押し広げられていく。圧迫感に、目を見開く。肺から空気が漏れ、やや掠れた嬌声となって飛び出した。
相変わらず、むやみやたらと大きなモノだ。女とあれば自分のコレクションにしようとする、節操なしきわまる男根だった。コレを知ってしまってから、手持ちの張型がどれも気持ちよくなくなってしまった。穴の形を、すっかり変えられてしまっていた。
「はッ、アッ! あんっ、はぁ、ッ、っく、ぅっ、あぁッ、ああ!」
腰が打ち付けられる。逞しき肉棒が少女の穴を穿ち、耕していく。ぐぷんッ、ずちゅんっと粘っこい音に、焦がれたよがり声が続いた。
膣道半ばの臍側、Gスポットと呼ばれるプレジャーポイントを、執拗に擦り上げてくる。ごりごりと体内を抉る一物の存在を、いつもよりはっきりと感じていた。背中だけで接地している分、運動エネルギーが逃げないからだ。弱いところを重点的に責められて、早くも夢心地だ。
「あぁッ、ぅんッ、あぉッ、っはぁ、ッ、あぁんっ、アッ、はッ、ああ!」
肉欲は油を注がれたかのごとく燃え上がっている。ろくに入浴も出来ていない状態での、アブノーマルなセックス。変態的だからこそ、興奮させられた。
当然、霊夢の腰使いも積極的になる。自由のきかない姿勢ゆえ限界はあるが、素股の時と比べてすら、いっそう情熱的だ。ひとつの独立した軟体生物であるかのようだった。
「ふッ、ふッ、ふッ……れろぉおッ……」
「はッ、あっ、あぁんっ、アッ、あ!? ちょっ、あんた、何して」
リズムをつけながら、ピストンを繰り出してくる。そのかたわら、抱えた脚を舐め上げてきた。ふくらはぎ付近を、ヌルついた感触が這う。くすぐったさに身をよじるが、気にも留めない。
「待ちなさい、待ってったら、そこはホントに……!」
制止の言葉も聞き入れず、舌は止まらず進み続ける。アキレス腱から踵、土踏まず、拇指球、爪先へ。五日間、軽く拭くしかできなかった足趾を、しゃぶりたててくる。
「ばッ、かじゃないの……ッ! ッ、なんで、ッ、おおきく、すんのよ、ほんっとッ!」
理解しがたいのは、体内にねじ込まれた一物が、より硬くなっていることだ。つまり、少なからず臭うだろう足裏を舐め回して、興奮しているのだ。勢いを増したピストンで、奥の方をゴツゴツと小突かれる。脳天を突き抜けるソリッドな性感に、抗議の声も嬌声へと変わっていく。思考がぐずぐずに蕩かされ、訳も分からなくなっていく。
「アッ、はっ、あぁッ、トぶ、トんじゃう、っ、やッ、あっあっあっあっ……!」
甘くよがらされているうちに、男根は硬く、大きく膨れ上がっていく。とどめを刺すぞといわんばかりに、ストロークは激しくなっていく。もう、されるままだった。
「ぉッ、おおッ、おおおぉおおおおおおッ……!」
男が、限界を迎える。腰がいっとう深く突き出され、最奥部を亀頭が突き上げる。どちゅん、と肉の潰される音が体内で響くと同時に、白濁がぶちまけられていく。
無数の精虫が、子宮に注ぎ込まれていく。逞しいペニスから出る精子は、やはり逞しい。鞭毛を力強く蠢かし、卵子に向かって泳ぎ始める。
「アッ、あぁ、イっく、イく、イくぅっ、あぁああああああッ!」
そうして生じる熱量は、少女一人をオーガズムへ叩き込むには十分すぎた。霊夢もまた、独特の浮遊感を味わいながら、快楽の頂点にまで至る。
細い喉から裏返った悦びの声を上げる。室外にまで聞こえる、高くけたたましい嬌声だ。目は見開かれながらも、虚ろを見つめている。身体はガクガクと震え、Cカップバストがふるんふるんと弾む。雄棒を咥え込んだ肉貝から、ぷしぃっと熱い蜜が噴き出した。
「ッは、アッ、はぁッ、あぁ、あぅ、ッ……」
アクメの波が退いていけば、ふわふわと漂うような余韻が訪れる。ぐったりと脱力して、男に体重を預ける。
腰が引かれる。いまだ絶頂から降りられないヴァギナは、一物が引き抜ける瞬間、ぢゅぽんッと音を立てた。一瞬遅れて、ヒクつく粘膜から白濁がとろりと溢れだした。
「っは……っふ、はぁ」
性行為の狂乱が醒め、まともな思考が戻ってくる。ひんやりした畳の感触が心地よかった。風呂に入りたいのは変わらないが、とにかく疲れた。少し、横になって息を整えたい。
「っは、ッお、ぉお……。いやぁ……すっごい出た。っおぐゥ!?」
――いや、その前にすべきことがあったか。
己に恥をかかせてくれまくりやがった張本人、汗を拭いながらスカした顔を浮かべている優男の顎を、思い切り蹴りつけた。舌でも噛んでしまえと念じながら。
***
「あ~……」
本当に、ひどい目に遭った。疲れているときに、セックスなどするものではない。
五日ぶりの入浴は、危険なクスリでも入っているのではと思うほどの快感だった。肩まで浸かれば、血行の良くなった筋肉が、ピリピリと痺れているのが分かる。目を閉じれば、全身ドロドロに蕩けていくような錯覚を覚える。
悪くない――が、そのために五日間もしんどい思いをするのはやはりゴメンだ。二度と同じ状況が訪れないのを祈る。清潔にできないのは、少女として相当キツかった。
湯船に背中を預け、ゆったりと湯を楽しむ。やはり、風呂は広いに限る。間欠泉が湧いたあと、金を掛けて改築した甲斐があった。
「いやあ、博麗の巫女さんと混浴できるなんて光栄だなぁホント。っていうかここの風呂、ウチのより立派じゃない? すごいお金かけてるよねこれ」
おかげで、余計なモノも呼び込んでしまっているが。湯船の向かいに、男が腰掛けている。太腿を自分で按摩していた。
乙女の入浴に、何を堂々と乱入しているのか。睨み付けると、彼は肩をすくめた。
「悪かったって。でも霊夢ちゃんもなんだかんだ楽しんでたんじゃん?」
「そうじゃないわよ。いやそれもだけど。もっぺん蹴られたいの?」
「分かった分かった、もうしないからさ」
なんとまあ、軽い言葉だろう。ともかく、言質はとった。次やらかしたら、出禁にしてくれよう。
「はぁー……」
溜息を吐く。遊ばれているだけだし、さっさと関係を断つべきなのは分かっている。が、ともに快感を味わえば、気に入らない相手だろうと情がわく。まして、こちらがあんな恥を晒したのにもかかわらず引かず、最後までまぐわった相手だ。なおさらだった。
「んじゃ。綺麗になったし、二回戦しようか? 風呂場でっていうのもシてみたかったんだよね」
「は? ちょっと、ふざっけんじゃないわよ、疲れてるっつってんのよ、コラ! お湯が汚れるでしょうがッ」
「大丈夫だって、汚さないようにするから」
「無理だっつってんのよそんなの、ッ、あッ、あっ、っは……!」
男が近づき、身体に手を這わせてくる。先ほどたっぷり穿たれた秘部に指を這わせて、ゆっくりと擦り上げてくる。湯で良い感じに解れた肉体は、敏感に反応してくる。
「ほんっと、馬鹿たれ……っん!」
前言撤回。やはりコイツは追い出したほうが得だ。けれどもまあ、少なくとも一回くらいは、楽しんでもよさそうだった。