※この作品はR-18です。

薫る巫女の淫ら穴   作:喚く狂人


原作:東方Project
タグ:R-18 博麗霊夢 臭いフェチ
妖怪退治で家に帰れず数日風呂に入れなかった博麗霊夢さんがそのままチャラ男においしくいただかれるスケベ
Skebでリクエストいただきました。

1 / 1
薫る巫女の淫ら穴

 里から神社に向かい飛ぶ霊夢は、みるからに疲弊しきっていた。目元にうっすら隈が浮かんでいるし、覇気がない。飛び方もあきらかにふらついているし、ときおり重い溜息を漏らしていた。

 里から妖怪退治の仕事を請け負ったのが、話の始まりだ。内容は、畑を荒らす妖獣の駆除だった。

 収穫時期前には典型的な依頼であり、わりのいい小遣い稼ぎだ。そういう悪さを働くのは大抵「なりたて」で、知能が低い。サッと追い込んでバッと札なり針なり投げればお終いだ。

 と思っていたのだが、今回ばかりは事情が違った。ターゲットはやたらずる賢く、用心深かった。追い詰めるどころか、影を踏むまでにもけっこうな時間を要した。博麗の巫女が退治をしくじったとなれば、沽券に関わる。おかげでろくに家にも帰れず、じつに五日間、延々と鬼ごっこをするハメになった。

 大捕物のすえ、くだんの獣畜生は無事にシメた。依頼者から貰うものも貰えた――手間を考えれば赤字だが。

 今はとにかく、さっさと風呂に入りたい。なにせ追跡している間、入浴できなかったのだ。あまり身ぎれいにしていると、湯の香りで察知されてしまうからだ。おかげでずっと、水拭きしかできなかった。

 いいかげん頭皮が痒いし、髪が脂っぽく、艶が失せているのを感じる。肌も荒れ気味だし、体臭も気になった。だから、何を置いても風呂だ。

 美味しいものもいいが、煮炊きするには疲れすぎている。湯に浸かってさっぱりして、布団にくるまって明日の昼過ぎくらいまで寝るのだ。起きたら里に下りて、蕎麦を食べに行こう。エビ天もつけよう。あと舞茸。もらった報酬がだいぶ削れるが、知ったことか。自分にご褒美でもあげないと、やってられなかった。

 決意を固めるとともに、神社へ到着する。ようやく身を清められる。家の裏手に間欠泉が湧いたときはどうしようと思ったが、今となっては有り難かった。

 着替えと手ぬぐいを取りにゆこうと、のたりのたりと自室へ向かう。襖を開く――途端、顔を歪めた。今の状況で会いたくない相手一位が、堂々と居座っていた。

「お帰り霊夢ちゃん。ゴメン煎餅湿気りそうだったからいただいてるよ」

 身なりのよい優男が、畳に寝そべっている。無駄に良い面に笑顔を浮かべて、こちらを見つめている。まるで自分の家であるかのごとく、くつろいでいた。

「ハァ~……」

 深い、深い溜息が漏れた。大儀なときの来客ほど面倒なものもない。そいつが嫌いな相手ならなおさらだ。

 もっというと、男が囓っているのは、いただきものの上等な煎餅だ。大事にとっておいていたのに、何ということをしてくれたのか。

「帰れ」

 苛立ちとともに吐き捨てる。男は酷いなと呟きながら、もう一口煎餅を囓った。どこ吹く風だ。

 彼は人里の、地主の一人息子だ。典型的なボンボンで、日がな遊んで暮らしている。とにかく顔が良く、本人もそれを最大限に利用して、女を取っ替え引っ替えしていた。

 最初に出会ったのは、里で開かれた酒宴だった。図々しいし、顔も好みではなかった。整っているのは認めるが、ちょっとなよなよしすぎる。霊夢の好みは筋骨隆々たる益荒男だ。

 それでも良い酒をぽんぽん注がれて、おだてられている内に、なんだかんだ流された。気付いたら、肉体関係をもっていた。女遊びしまくっているからか、相当に巧みだった。どれだけ達させられたか覚えていない。

 以来、なし崩し的に身体を許している。慕情は一切ない。馴れ馴れしいし遠慮もないし、嫌いな部類ですらある。が、セックスの相性が良すぎた。

 霊夢とて年頃の少女だ。色事に興味もあるし、性欲だって溜まる。男とのセックスは、マイナスを差し引いても魅力的だった。なので、色々目を瞑って、関係を続けている。

 向こうも、こちらに対し懸想などしているまい。ただ見目の良いスレンダーな娘が好みで、無愛想な女を乱れさせるのが好きなだけだ。つまり霊夢がドンピシャだったのだ。博麗の巫女であるという点も、付加価値になっているのだろう。

「いい? 私は疲れてんの。しっかも手土産もなしに他人様の煎餅まで食い散らかして。さっさと帰んないとシバキ倒すわよ」

 シバキ倒すぞ、と口にしながら、手はとっくに大幣を振り上げていた。考えるのが面倒なとき、暴力に訴えるのは巫女の常套手段だ。

 ただ、疲れて頭が回っていなかった。屋内で、まして敷居近くで長物を振り回せば、当然先端が鴨居に当たる。手が痺れ、思わず取り落とした。

「そんなふうに言わないでよ。せっかく会いに来たんだからさぁ」

 男も慣れたもので、霊夢が独り相撲をとっているうちに、するりと背後をとっていた。後ろから抱きすくめながら、部屋の中に引きずり込む。スパァンと、足先で襖を閉めた。

「疲れてるって? じゃあ溜まってるんじゃないの、霊夢ちゃんしんどいとムラムラするタイプだもんね。いっぱい楽しませてあげるよ」

「勝手に触ってんじゃないわよ……」

 男の手が、身体を這う。腰・脇腹を中心に、ボディラインを服越しになぞっている。逃れようと、身をよじる。

 溜まってるんじゃないの、と男は言った。実際、そのとおりだった。疲労感のほうが前に出ていたが、確かにひどくムラムラもしていた。もともと、性欲の強いたちなのだ。まして、一週間近くも獲物を追いかけ回したあとだ。反動で、非常にキていた。

 目の前の男に対して、思慕の念はない。逆にいえば、ディルド代わりにしても良心は痛まない。

 とはいえ、やはり今は駄目だ。何日も風呂に入れてない今は、さすがに憚られた。

「ほら、口開けてよ。キスしようよ」

「やぁよ」

 背後から首を伸ばし、視線を合わせてくる。今は口臭が気になるから嫌だ。仮に清潔な状態でも、あまりコイツとはしたくない。恋人同士の行為のようだからだ。

「んんッ……ンッ!?」

 小鼻を摘ままれる。息が出来ず、口を開いた途端、唇を奪われた。

「ちゅるッ、レロッ、んふ、むちゅッ、れろぉ」

「ンッ……っく、ふっ。んぅッ、く、んぅ、んんん」

 当然の権利とばかりに、舌を入れてくる。ぬるぬると、口内を舐め回してくる。口壁から歯茎にいたるまで、隅々まで探ってくる。室内に、粘膜の擦れ合う音が鳴っていた。

「っく、ふ、んぅッ、んぅう……ッ」

 ふわふわと、身体が熱を持ってくるのを感じた。もともと、欲求不満を募らせていたが、それ以上に男が巧かった。舌遣いひとつとっても、遊びまくっているのが分かる。そんな輩に、沢山のオンナの一人として好き放題されているのは業腹だが、気持ちいいのだから仕方ない。

「ん……んッ、く」

 後ろから回された腕が、巫女の肉体を弄ぶ。柔らかな乳房に、衣服の上から触れる。円を描く動きで、やわやわと撫で回してくる。優男然とした見た目と裏腹に、手は存外、ゴツゴツしている。

「ンッ……!」

 じんわり響く快感に、先端はぷっくり膨れ始める。グミに似た感触の突起を、指先が探り当て、きゅっきゅっと摘まみ上げてくる。下着と上着を隔ててすら、ピリピリ響く性感が駆け抜ける。自分がどれほど溜まっているか、あらためて自覚させられる。

「ンッ……」

 右手は、腰から下へゆっくり向かっていた。太腿の間、センシティブな領域へ。閉じようとするも、強引にこじ開けてきた。

「っく、ふ、ぅうッ」

 スカートの上から、三角州をくるくると撫で回してくる。鼠径部のラインをなぞり、柔らかな土手に悪戯する。

 待ち望んでいた快感に、脳は間違いなく悦んでいる。一方で、厚手の布を隔てた愛撫は、物足りなくもあった。隔靴掻痒だ。掻くのは足ではなく、恥部だが。

「ンッ……っふ、ちゅくッ、れろッ、んぅう……っ」

 じんじんと、腹の奥が熱を持っている。もどかしさに、気付けば自らも、男に唇を押しつけていた。ぢゅくっ、ちゅくっと、涎の絡む音が室内に響く。口内では、二人分の舌が、互いを求めて踊っている。

「んぷぁッ……っは、くぅ」

 ようやく口が離れる。つぅ……と、唾液が糸を引いた。柔らかな頬は紅潮し、漏れる吐息は熱を帯びている。普段呑気で、有事は鋭い光を宿す瞳は、オンナの潤みを帯びていた。すっかり出来上がっている。

「ん~……」

「あっ、こら、やめなさいよ」

 対する男は、片眉を上げた怪訝な表情を浮かべていた。抱きすくめた霊夢のうなじに顔を埋める。呼吸音がした。生え際を嗅がれている。

 普通にやめてほしい。特に今はなおさらだ。身体を拭く程度はしていたとはいえ、洗髪など望むべくもなかったのだから。

 身をよじるが、びくともしなかった。博麗の巫女といっても、フィジカルはちょっと鍛えた人間の域を出ない。男にがっつり抱きすくめられた状態では、流石に振りほどけなかった。

「もしかして風呂入れてない? けっこう長いこと留守にしてたっぽいけど」

「ハァ!? しょうがないでしょうが妖怪退治してたんだから!」

 燃え上がり始めた情欲に、水をぶちまけられた気分だった。人の体臭を嗅いでおいてその言い草。デリカシーがないのか。憎々しく睨み付けるも、男は意にも介さない。

「あ~北区の獣害の件? あれ霊夢ちゃんが対応してくれてたの。巫女さん業も大変だね」

「分かってんなら先に湯浴みさせなさいよ! こっちも気持ち悪いんだから!」

「いや俺は気にしないけど。そういうのわりと好きなんだよね。処理が甘いのとかさ」

 世迷い言を口にしながらも、男は霊夢を解放する。が、それは行為の終わりではない。

「ちょっとアンタほんと、ホンット何してんのッ」

 屈み込むと、スカートを暖簾よろしくまくり上げる。少女の香りを溜め込んだ内部へ、頭を突っ込んできたのだ。とっさに裾を押さえるもお構いなしだった。

「んん~。やっぱ俺こういう匂い好きだわ」

「やめッ、嗅ぐなってのよ、ねぇッ」

 文字通り、鼻先が触れるくらいの距離で、陰部を見られている。湯浴みをして身を清めた状態ですら、恥じ入らずにはいられないシチュエーションだ。特に今は、悲鳴すら上げたくなる。抗議の意味を込めて蹴るも、気にも留めなかった。

「ちょっとほんと、やめてったら、アッ、ッ、は、っく、っぅ」

 疼く三角州を、布越しに擦られている。苛立ちと羞恥にまみれながらも、身体は素直だ。一週間ぶりの刺激に、腹の奥がツーン……と疼く。

「やっ、めなさいったら、ホント、バカ、バッカ、あほッ」

 もともと弁が立つ部類ではない。まして混乱のさなかにあっては、稚拙な罵倒しか出てこなかった。いまどき寺子屋通いのハナタレですら、いくらかマシな語彙を扱える。

 無理もなかった。スカートに隠され、次に何をされるか分からない状態だ。予測のつかない法悦は、輪を掛けて彼女を乱れさせた。

「アッ、ほんっと、ばかたれぇ……っ」

 いやいやと腰をよじってこそいるが、抵抗は当初に比べてずっと薄れていた。博麗霊夢は、だいぶ現金な人間だ。こっ恥ずかしいと思っていても、目の前にぶら下げられた快感には抗えない。

 そうこうしているうちに、身体は性感に対して反応を示しはじめる。奥からあふれてきた蜜が、陰唇から滴ってショーツを濡らす。クロッチが、ぐっしょりと汁気を帯び始める。

「出来上がってきてるじゃん、霊夢ちゃん。やっぱ溜まってるんじゃん?」

 からかう口調とともに、ショーツがずらされる。性器が外気に晒され、ひんやりとした感覚に襲われる。強い視線を感じた。欲望のこもった、男の視線をだ。

「う――ひっ」

 裏返った、間抜けな声が漏れた。知り合いの白黒が聞けば、「うひだってよ!」とゲラゲラ笑うだろう。

 とはいえ、無理もなかった。また指で弄ばれるのだろうと思っていたら、なにかヌルついたものが這ったのだ。生暖かく、生理的な嫌悪感をともなう感触。見えなくとも分かる。舐められたのだ。

「バッ、かじゃないの!?」

 クンニリングス。綺麗にしていても抵抗のある行為だ。まして今は、風呂に入れておらず、汚れている。あちらもそれを知っているはずなのに、あえて舐めるなど、正気を疑う。

「れろッ、ちゅくッ、れろぉおお……ッ」

「っは、待ちなさい、ったら」

 気色悪いと思っていても、快感は覚える。ヌルヌルヌルッと這い回る妖しい感覚に、喉の奥から嬌声が漏れる。ゾワワワッ……とこみ上げる悦びに、腰を震わせた。

「アッ、はッ! あっ、ほんと、バッカっ、待ちなさい、ってのにぃ!」

 肩を押さえるが、その程度では小揺るぎもしなかった。ぷっくりと膨れ始めたクリトリスを、舌先がつんつんとつつく。捉えどころのない性感の中に響く、刺すような恍惚に、膝が笑う。

「ぅッ、ふ、ぅうッ、うう~ッ」

 敏感な肉豆を、くりくりっと舌で転がしてくる。ソリッドなエクスタシーは、肉欲を溜め込んだ肉体に効いた。奥歯を噛みしめながら、いくらか艶を失った髪を振り乱し悶える。

「れろぉおッ――」

「ひぃ!」

 ゾクゾクッと走った刺激に、生娘じみた声があがる。裂け目を舐め上げられたのだ。拭いているとはいえ、小用だって足している。清潔なわけがない。羞恥から逃れようとする脚を、がっしり掴んで離してくれない。

「れろッ……んちゅっ、ぢゅるッ、ぢゅるぅ」

「アッ、あ、あぁ~ッ……!」

 蜜を分泌しはじめた穴に、舌先を潜り込ませてくる。うねる襞をめくりあげ、ヌルヌルと責め立ててくる。

 これまで重ねてきた行為のなかで、弱点はすでに露見している。感じるところを適切に嬲られては、もはや立っているのも困難だ。笑う膝を男が支えていなければ、とっくに崩れ落ちていたろう。

「ぢゅるッ、ぢゅッ、れろッ、ぢゅるる」

「こっ、んのぉ」

 ぢゅくぢゅくと、唾液と蜜の音が室内にひびく。湧き上がる淫水を、音をたてて啜り上げられる。わざと鳴らしているのだ。濡れていると、霊夢自身へ思い知らせるために。

「ぷは。いやぁ、エロい匂いだなぁ」

「はッ、あッ、は、あぁッ、あっ……」

 ようやく、解放される。もう立ってもいられず、その場に膝崩れになった。

「ほんと、あとで覚えてなさいよ……」

 地獄の悪鬼を思わせる、低い唸り声だった。今年一年分くらいの恥をかかされたのだから、無理もなかった。

「う~ん。あんだけよがっておいて、そりゃないんじゃないの。まあ、後が怖いなら、せいぜい今のうちに楽しませてもらうね」

 対する男は、どこ吹く風といった様子だった。絶対に臭うはずなのだから、やめればいいものを。

「んじゃ、脱いじゃおうか」

「……」

 睨み付けながら、特大の溜息を吐く。さっさと湯浴みしたいのは事実だ。が、目の前の男のせいで、身体はどうしようもなく昂ぶり始めていた。鎮めなくては、とても入浴を楽しめる気分ではない。

「ふん。せいぜい、ディルド代わりに役立ちなさいな」

 言って、己の衣服に手を掛ける。そうと決まればとばかりに、勢いよく脱ぎ捨てていった。

 伝統的に、博麗の巫女は見目麗しい。霊夢も例外ではない。むしろ代表例とすらいえた。丸い瞳はぱっちりとつぶらで、頬もふっくらと柔らかだ。一人の女でありながら、どこか稚気を残した顔つきだった。

 中身がとんだ暴力巫女であるのを差し引いても、異性からの人気は高い。里を歩けば、十人のうち九人が振り返るほどだった。普段の呑気な姿とは裏腹な、性の昂ぶりに色づいた様子は、匂い立つほどの魅力を備えていた。

 体つきも負けていなかった。二次性徴を終えた頃合いで、ボディラインに凹凸が出つつある。大人らしい色香をふりまいている。一方で、まだ熟しきらない乳房・うっすらとあばらの浮かんだ胸郭・いまだ広がりつつある骨盤・ぷりっとしつつも小ぶりな臀部などに、あどけなさも残っている。

 男を誘う色気と、場を華やがせる可愛らしさ。少々不潔な状態にあるといっても、なんら損なわれることはなかった。

 ほっそりとした首には、喉の白さが照り映える。肩も小さくなだらかで、強大な妖怪どもとドンパチを繰り広げている姿とは裏腹だ。

 かつて真っ平らだった平野は、今はほどよく脂肪を蓄えていた。つんと上向いたCカップだ。若さによって成り立つ瑞々しさを湛えていた。うっすら汗の香りを漂わせている腋窩から、脇腹へと流れるラインは、一日中でも眺めていられる逸品だ。

 乳輪は控えめで、色もまだまだ淡い。先端はぷっくりと尖って、どれほど興奮しているか示している。

 ウェストはほんのりくびれている。妖怪退治でよく動くため、無駄な肉がつかないのだ。肉体全体に、華奢な印象をもたらしていた。

 平らかな腹部に、肌の白さが映える。里で弾幕ごっこをしていると、巫女服から姿をのぞかせる臍のチラリズムにやられる観客も多い。

 ショーツも放り捨て、下腹周りが露わになる。下の毛は、かなり茂りつつあった。もともと体毛の濃いたちなのだ。少し手入れを怠るだけで――サボりたくてサボったわけでないが――こうなる。

 散々舐められほぐされまくった陰唇は、くぱっ、くぱっと収縮している。蕩けたバターのごとき蜜を滴らせながら、癖のある濃厚な牝臭をムワァ……とまき散らしていた。この年頃の乙女が薫らせてはならない艶めかしさだ。

 ヒップはまだまだ小ぶりながら肉付きがよい。ぷりぷりとしながら、ツンッと上向いた安産型のヒップだ。もう五年も経てば、洋梨を思わせる、むちむちとしたジューシーな尻に育つだろう。

 一週間近く水拭きしかできず、垢や埃を溜めているといえど、少女の輝きが損なわれるわけではない。立っているだけで場に花が咲く、素朴で飾らぬ美がそこにあった。

「さぁって。今度はこっちの番でいいわよね?」

「うぉっと」

 なかば引き倒す勢いで、男を仰向けにさせる。畳だからいいが、床だったら肘あたりに痣ができていたろう。

 よくもまあ、さんざん恥をかかせてくれたものだ。体臭を――それも湯浴みできていないときの匂いを嗅がれるなど、相当な恥辱だ。とりいそぎ、コイツも同じ目に遭わせてやらないと、割りにあわない。

 袴に、でかでかとテントが浮かんでいた。衣服の上からでも分かる、立派な勃起だ。

 袴と褌を解き、露出させる。ぎんぎんといきり立つソレは、戒めから解き放たれた瞬間、ブルンッ! と暴れ出た。まるでバネ細工の玩具だ。

 全長にして二〇センチ後半ほどもあろうか。充血し、バキバキといきり立っている。無遠慮に天を衝く様は、御柱を連想させる。

 亀頭は鉄兜のごとく張り出しているし、カリ首のシャープなラインはギリシャ彫刻を思わせる。幹のカーブはさながら曲刀だ。女を何人も「斬って」きた歴史を感じさせる。表面をぐねぐねと這い回る青紫の血管は、グロテスクでありながら魅力的に思えた。

 霊夢も、比較できるほど男性経験のあるほうではないが、彼のがズバ抜けた巨根であるのは見れば分かる。ヘラヘラナヨナヨした態度とは裏腹の、えげつない剛直だった。

「相っ変わらず、無駄にでっかいんだから」

「でも気持ちいいって評判だよ。霊夢ちゃんも知ってるでしょ、うぉッ!」

 うるさいの意味をこめて、無言で亀頭にデコピンを叩き込む。流石に痛かったか、男は内腿をキュッと寄せた。

「はぁ……くっさいの。よくもまあこんなのブラ下げておいて、女の子に臭うなんて言えたもんね?」

 陰毛の茂みから裏筋にかけて、無遠慮に垂れ流される匂いを嗅ぐ。ほんのりと生臭い、陰茎特有の蛋白臭だ。決して快くはないが、情欲を煽る。

 とくに今のように、生殖本能が刺激されている状態では、なおさらキいた。腹の奥が、ツーン……ッと疼いている。

「それにこんな、節操なしにおっ勃てて。お風呂入れてないって言ってるのに。馬鹿ちんぽ……れろぉ」

 艶めく唇の間から、桃色の舌が姿をのぞかせる。れろぉお……と、根元から先端にかけて舐め上げていく。裏筋付近を、チロチロと執拗に責め立てていく。

 柔らかな掌が、玉袋をそっと包み込む。やわやわと、生卵を扱うよりも優しく弄ぶ。

 内側から、熱が伝わってくる。ごうごうと、睾丸が煮えたぎっているのが分かる。容赦なく、心を惹きつけられた。

「んっ……っふ。ちゅっ、ちゅっ」

 小さく舌なめずりする。唾液に濡れた少女のリップが、わずかに窄められる。少しだけ尖った唇を、赤紫の亀頭に軟着陸させる。ちゅっと、キッスノイズが鳴る。

 そのまま、二度三度と口づけを交わす。コレは私のだぞ、とマーキングしているのだ。持ち主はいけ好かなくとも、一物に罪はない。

「んは……ほんっと、無駄に大きいんだからこのバカちんぽ……あっむ、ん」

 垂れてきた前髪を軽くかき上げる。大きく口を開いて、そそり勃つモノを口腔へと迎え入れる。なにせ全長二〇センチ近い業物だ。直径も相当あり、顎が外れてしまいそうだった。

 かぶりついた途端、口内にオトコの臭いが満ちる。肺いっぱいを陵辱する、雄のフェロモンだ。よくもまあこんな、妖怪じみたモノをぶら下げていたものだ。博麗の巫女として、退治せねばなるまい。

「んぢゅぷッ……んふッ、れろぉッ、んちゅッ、くぷッ、ふ」

 ゆっくりと、首から頭を動かしていく。頬を窄めながら、肉幹を扱きたてていく。ひょっとこを連想させる表情は、仮にも神職にある者が見せてはならない、猥りがましいものだった。だからこそ、男の興奮を煽る。

 唇は肉竿に吸い付いている。さながら蛸の吸盤だ。口端から、空気と唾液の混ざった音がぢゅぷぢゅぽと鳴っていた。

「んっふ、れろッ、んちゅッ、れろぉっ、んっ」

「ぉっ、うぉっ、おおッ、ぅッ、あッ」

 ぢゅるぢゅると、室内に音が響く。口内では、涎をたっぷりまとった舌が躍って、雄棒をねぶり回していた。

 赤子の握りこぶしのごとき亀頭にはじまり、ぽつんと開いた鈴口に裏筋。幹などはただ曲がった円筒型ではなく、人体特有のわずかな凹凸がある。それら一つひとつを、舌先で確かめながら楽しませていく。

 娼婦のごとき、いやらしく貪欲な舌遣いだった。女遊びを重ねている男でも、平然とはしていられない。低い声で呻きながら、ときおり腰を震わせていた。

「んふ、ッ、ンッ、ンッ、んぅうッ……! ぢゅくッ、んぅうん」

 次第に、興奮も高まっていく。きゅんッ、きゅんッと、子宮が切なさを訴えてくる。

 堪えかねて、指先は自然と股座へと伸びていく。先ほどさんざん舐め回された裂け目は、唾液と愛液でヌルついて、指くらいなら簡単に受け入れる。

 浅くを耕すように、ストロークしていく。ぬちゅッ、くちゅッと、蜜がこねられて淫音を鳴らす。

 じくじくとこみ上げてくる性感に、瞳を細める。エクスタシーがびりびりと、脳味噌の裏に響いてくる。妖獣を追いかけ回している間、慰めることすらできなかったのだ。たまらなかった。

「んふッ、ぢゅくッ、れろぉッ、んぢゅぷッ、ぢゅるるっ、ンッ」

 指が下半身を嬲る傍らで、口淫も激しさを増していた。目の前の男に対して、一切の恋愛感情はない。だから奉仕としてのフェラチオには、どうしても身が入らない。一方で、今は自らの興奮本位でしゃぶっている。だからこそ、神事でも見せないくらい熱心に舐め回していた。

「ぅッ、おッ、ぉお、おッ……!」

 男の声が低く、詰まり始める。腰が軽く浮き、口内のモノが膨らんでいく。会陰が、きゅっきゅっと収縮を繰り返している。

 何の兆候であるか、霊夢は経験から学んでいた。それくらいには、身体を重ねている。射精が近いのだ。

「んぷはっ」

 このままたっぷり出させてやる――というサービス精神の持ち合わせはない。さんざん恥をかかされたのだ。少しくらい焦らしてもバチは当たるまい。口を離す。亀頭から唇にかけて、唾液の糸が伝う。ほう、と吐いた息は、ほんのりと陰茎臭を纏っていた。

「ウッ」

「ウッて何よウッて」

 起き上がり、男の腰に跨がる。彼は非常に失礼な声を漏らした。

「一人だけ気持ちよく出しちゃおうなんて、ちょっと都合が良すぎるんじゃないの、ねぇ?」

 蕩けた秘貝と、蜜の滴る内腿で、一物を挟み込む。にちゅ……と、汁が音を立てる。

 二次性徴を終えたとはいえ、まだまだ発展途上にある肉体だ。よく動くのもあって、さほど脂が載っているわけではない。ただ、女性として成熟しつつもある状態だ。たとえば胸や尻など、以前に比べてずっと肉付きがよくなったところもある。

 内腿も、その一つだった。柔らかく、ぷにぷにとした感触は、丸一日でも触っていたくなるほどだ。愛汁がローションとなっている今は、なおさらだろう。

「ほらッ、私がいいって言うまで、っ。イくんじゃないわよ……ッ」

 ゆっくりと、腰を前後に動かしていく。三角州で、肉棒を擦り上げていく。分泌される汁がこねられて、にちゅっ、ねちゅっと粘っこい音を鳴らす。

 巫女とは思えぬ、猥りがましい腰使いだった。彼と身体を重ねる中で覚えた技術だった。しかも今は、もともとの小器用さを、たぎる性欲が後押ししている。結果としてその性技は、少女でありながらも、娼婦を思わせるものとなっていた。

「あはッ、あぁっ、んっ、はぁ。くっ、ん~……ッ!」

 カリ首の凹凸が、秘貝を嬲っている。ヌルンッ、ヌルンッと通り過ぎるたび、性感が後頭部をピリピリと刺激する。

 陰唇で感じるペニスの熱は、驚くほどだった。人体の一部が、一体どうしたらこうなるのかと、呆れてしまう。

 伝わってくる熱量は、確実に彼女の腹の奥を疼かせる。肉貝はとろとろと涎を滴らせ続ける。腰が前後するたび、二人の下腹は淫汁にまみれていく。淫猥なる擦過音も、大きくなっていく。

「っく、ぉッ、ぅうッ、うううッ……!」

「あ、っは。そうやって、無様に感じてればいいのよ、っ、あんたなんか」

 少女の熱烈な素股奉仕には、さすがの彼もかなわないらしい。顔を軽く歪め、奥歯を噛みしめている。もっとも、煽る霊夢にも、さほどの余裕はなかった。大きなうねりが、じわじわ近づいているのを感じている。

「アッ、出るッ、ぅッ、お、おおッ!」

「んふふッ……」

 結局、音を上げたのは男の方だった。腰を軽く跳ねさせると同時に、鈴口から滾る雄汁をぶちまけていく。逞しい脈動を性器で感じ、霊夢も蕩けた声を漏らす。

 びゅくッ、びゅくっと放たれていく濁液を、掌を絡めて受け止めていく。あふれたぶんが、陰毛や裂け目に絡みついていった。

「あはっ、臭ぁ……ッ」

 手指に絡みついた白濁を、舌を伸ばして舐め取っていく。ちゅぷちゅぷと、唇が音を立てている。とても少女がしていい仕草ではない。魔性すら感じさせた。

「ほぉら、アンタので汚れたでしょ、ばーか」

 男の口元に近づけ、押しつける。無理やり、唇の内側にねじ入れてやった。少しは溜飲も下がるというものだ。

「で、まだ大きいままだし。猿みたい。節操なし」

 あれほどたっぷり射精しておいて、男根はまるで萎える様子をみせていなかった。煽りはしたが、こちらにとっても都合がよかった。もう行くところまで行かねば、昂ぶりは収まりそうもない。この男には、責任を取らせなくてはならなかった。

「ほら、来なさいよ。シたかったんでしょ?」

 仰向けに寝転がり、両脚を大きく広げる。誰からも秘められるべき部位を、反対に見せつけて誘う。

 剥き出しの肉貝を、指先で割り開く。ピンク色の粘膜がしきりにヒクついて、とろとろと粘っこい蜜を滴らせている。入口付近には先ほどの白濁が絡みついており、嗅いだだけで勃起させる淫猥臭を漂わせていた。とても、巫女の肉体の一部とは思えぬ有様だ。

「シたかったのは霊夢ちゃんもでしょ? よっ……と。今日はこういう体位はどうだろ」

「ッ、んっ、背筋、きついんだけどコレ」

「うーん、座布団でも敷いとこうか」

 男は霊夢の両脚を抱え、両肩で担ぐ。腰が軽く浮き、正常位と屈曲位の中間ほどの体位となる。四十八手の一つ、深山だった。背中で体重を支えるので、座布団を挟んでなお背筋が辛い。

「あッ、は」

 一物を押し当てられる。射精したばかりだというのに、先ほどよりも硬くなっている。美少女の股穴へ忍び込めることに、興奮しているのだ。こんな不潔な女相手におっ勃てて、バカみたい――内心で罵るが、霊夢も期待しているのは間違いなかった。

「よ、ッと!」

「あッ、はッ、あぁあッ……!」

 腰が突き出される。灼けた鉄のごとき肉竿が、狭穴を押し広げて体内に侵入する。ぢゅぶん、と独特な音に、下腹同士の打ち付けられる破裂音が続いた。

 メリメリと、身体の内側が押し広げられていく。圧迫感に、目を見開く。肺から空気が漏れ、やや掠れた嬌声となって飛び出した。

 相変わらず、むやみやたらと大きなモノだ。女とあれば自分のコレクションにしようとする、節操なしきわまる男根だった。コレを知ってしまってから、手持ちの張型がどれも気持ちよくなくなってしまった。穴の形を、すっかり変えられてしまっていた。

「はッ、アッ! あんっ、はぁ、ッ、っく、ぅっ、あぁッ、ああ!」

 腰が打ち付けられる。逞しき肉棒が少女の穴を穿ち、耕していく。ぐぷんッ、ずちゅんっと粘っこい音に、焦がれたよがり声が続いた。

 膣道半ばの臍側、Gスポットと呼ばれるプレジャーポイントを、執拗に擦り上げてくる。ごりごりと体内を抉る一物の存在を、いつもよりはっきりと感じていた。背中だけで接地している分、運動エネルギーが逃げないからだ。弱いところを重点的に責められて、早くも夢心地だ。

「あぁッ、ぅんッ、あぉッ、っはぁ、ッ、あぁんっ、アッ、はッ、ああ!」

 肉欲は油を注がれたかのごとく燃え上がっている。ろくに入浴も出来ていない状態での、アブノーマルなセックス。変態的だからこそ、興奮させられた。

 当然、霊夢の腰使いも積極的になる。自由のきかない姿勢ゆえ限界はあるが、素股の時と比べてすら、いっそう情熱的だ。ひとつの独立した軟体生物であるかのようだった。

「ふッ、ふッ、ふッ……れろぉおッ……」

「はッ、あっ、あぁんっ、アッ、あ!? ちょっ、あんた、何して」

 リズムをつけながら、ピストンを繰り出してくる。そのかたわら、抱えた脚を舐め上げてきた。ふくらはぎ付近を、ヌルついた感触が這う。くすぐったさに身をよじるが、気にも留めない。

「待ちなさい、待ってったら、そこはホントに……!」

 制止の言葉も聞き入れず、舌は止まらず進み続ける。アキレス腱から踵、土踏まず、拇指球、爪先へ。五日間、軽く拭くしかできなかった足趾を、しゃぶりたててくる。

「ばッ、かじゃないの……ッ! ッ、なんで、ッ、おおきく、すんのよ、ほんっとッ!」

 理解しがたいのは、体内にねじ込まれた一物が、より硬くなっていることだ。つまり、少なからず臭うだろう足裏を舐め回して、興奮しているのだ。勢いを増したピストンで、奥の方をゴツゴツと小突かれる。脳天を突き抜けるソリッドな性感に、抗議の声も嬌声へと変わっていく。思考がぐずぐずに蕩かされ、訳も分からなくなっていく。

「アッ、はっ、あぁッ、トぶ、トんじゃう、っ、やッ、あっあっあっあっ……!」

 甘くよがらされているうちに、男根は硬く、大きく膨れ上がっていく。とどめを刺すぞといわんばかりに、ストロークは激しくなっていく。もう、されるままだった。

「ぉッ、おおッ、おおおぉおおおおおおッ……!」

 男が、限界を迎える。腰がいっとう深く突き出され、最奥部を亀頭が突き上げる。どちゅん、と肉の潰される音が体内で響くと同時に、白濁がぶちまけられていく。

 無数の精虫が、子宮に注ぎ込まれていく。逞しいペニスから出る精子は、やはり逞しい。鞭毛を力強く蠢かし、卵子に向かって泳ぎ始める。

「アッ、あぁ、イっく、イく、イくぅっ、あぁああああああッ!」

 そうして生じる熱量は、少女一人をオーガズムへ叩き込むには十分すぎた。霊夢もまた、独特の浮遊感を味わいながら、快楽の頂点にまで至る。

 細い喉から裏返った悦びの声を上げる。室外にまで聞こえる、高くけたたましい嬌声だ。目は見開かれながらも、虚ろを見つめている。身体はガクガクと震え、Cカップバストがふるんふるんと弾む。雄棒を咥え込んだ肉貝から、ぷしぃっと熱い蜜が噴き出した。

「ッは、アッ、はぁッ、あぁ、あぅ、ッ……」

 アクメの波が退いていけば、ふわふわと漂うような余韻が訪れる。ぐったりと脱力して、男に体重を預ける。

 腰が引かれる。いまだ絶頂から降りられないヴァギナは、一物が引き抜ける瞬間、ぢゅぽんッと音を立てた。一瞬遅れて、ヒクつく粘膜から白濁がとろりと溢れだした。

「っは……っふ、はぁ」

 性行為の狂乱が醒め、まともな思考が戻ってくる。ひんやりした畳の感触が心地よかった。風呂に入りたいのは変わらないが、とにかく疲れた。少し、横になって息を整えたい。

「っは、ッお、ぉお……。いやぁ……すっごい出た。っおぐゥ!?」

 ――いや、その前にすべきことがあったか。

 己に恥をかかせてくれまくりやがった張本人、汗を拭いながらスカした顔を浮かべている優男の顎を、思い切り蹴りつけた。舌でも噛んでしまえと念じながら。

 

***

 

「あ~……」

 本当に、ひどい目に遭った。疲れているときに、セックスなどするものではない。

 五日ぶりの入浴は、危険なクスリでも入っているのではと思うほどの快感だった。肩まで浸かれば、血行の良くなった筋肉が、ピリピリと痺れているのが分かる。目を閉じれば、全身ドロドロに蕩けていくような錯覚を覚える。

 悪くない――が、そのために五日間もしんどい思いをするのはやはりゴメンだ。二度と同じ状況が訪れないのを祈る。清潔にできないのは、少女として相当キツかった。

 湯船に背中を預け、ゆったりと湯を楽しむ。やはり、風呂は広いに限る。間欠泉が湧いたあと、金を掛けて改築した甲斐があった。

「いやあ、博麗の巫女さんと混浴できるなんて光栄だなぁホント。っていうかここの風呂、ウチのより立派じゃない? すごいお金かけてるよねこれ」

 おかげで、余計なモノも呼び込んでしまっているが。湯船の向かいに、男が腰掛けている。太腿を自分で按摩していた。

 乙女の入浴に、何を堂々と乱入しているのか。睨み付けると、彼は肩をすくめた。

「悪かったって。でも霊夢ちゃんもなんだかんだ楽しんでたんじゃん?」

「そうじゃないわよ。いやそれもだけど。もっぺん蹴られたいの?」

「分かった分かった、もうしないからさ」

 なんとまあ、軽い言葉だろう。ともかく、言質はとった。次やらかしたら、出禁にしてくれよう。

「はぁー……」

 溜息を吐く。遊ばれているだけだし、さっさと関係を断つべきなのは分かっている。が、ともに快感を味わえば、気に入らない相手だろうと情がわく。まして、こちらがあんな恥を晒したのにもかかわらず引かず、最後までまぐわった相手だ。なおさらだった。

「んじゃ。綺麗になったし、二回戦しようか? 風呂場でっていうのもシてみたかったんだよね」

「は? ちょっと、ふざっけんじゃないわよ、疲れてるっつってんのよ、コラ! お湯が汚れるでしょうがッ」

「大丈夫だって、汚さないようにするから」

「無理だっつってんのよそんなの、ッ、あッ、あっ、っは……!」

 男が近づき、身体に手を這わせてくる。先ほどたっぷり穿たれた秘部に指を這わせて、ゆっくりと擦り上げてくる。湯で良い感じに解れた肉体は、敏感に反応してくる。

「ほんっと、馬鹿たれ……っん!」

 前言撤回。やはりコイツは追い出したほうが得だ。けれどもまあ、少なくとも一回くらいは、楽しんでもよさそうだった。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。