IS(インフィニット・ストラトス)獄炎なる閃光 作:black claw
終わりなるプロローグ 【Prologue named the end】
――――感覚がまだない。
――――目を少しずつ開ける。
――――そこは、青い空。
――――大の字で倒れている俺。
――――ふと、右手を見る。右手には姉の形見でもあるペンダント。そして、左手には腕輪。
――――死んだんだな。姉さんは…そして俺も…
と、思っていた。だけど、感覚が戻ってくると体に強力な扇風機を当てられるような…
「って、うわぁぁぁぁぁあ!!!?」
その時、俺は二度目の死を覚悟した。
〜IS学園 始業式前日〜
私、山田 真耶(やまだ まや)は始業式に備え大切な書類をファイルをまとめたりしていました。
「山田先生、準備は出来たか?」
「あっ、はい。出来ました」
空は快晴。明日は、いい気分で始められそうです。あれが起こらなければ…
「もうそろそろだな」
「そうですね。とても楽しみ――」
ドゴォォォォォォォォォン!!!!
「ひゃあ!?」
「爆発か!?」
物凄い爆音らしき音。とてもびっくりしました。それと少し恐怖感も。
「第三アリーナからか。山田先生。近くにいる職員全員を避難させるよう放送してくれ」
「は、はい…わかりました」
気分はどん底になり、涙目になりながら私は放送室に行きました。こういうの、嫌いなんですよ。
避難命令は山田先生に任せるとして、爆音らしき音がなった第三アリーナへ、私、織斑 千冬(おりむら ちふゆ)が行くとそこには一人の男性が頭から地面に突き刺さっていた。
(…色々とツッコミたい所だな)
そう思いつつ、足を持ち男性を引き抜いた。案の定死んではいないようだ。
「…はぁ」
ため息を吐きながら、私は男性を保健室に連れて行った。
「…………んっ…?」
薄っすらと目を開けた俺。
「白い…天井ですな…」
という事は病院か。と思ったが、見回すと明らかに部屋が小さいため
「…保健室…?」
「そうだ。保健室だ」
と、すぐに振り向くとスーツをきちんと着こなしている青髪の女性がいた。多分、20歳ぐらいだ。
「そうですかー…」
と再び寝ようとしたら、
「聞きたいことがある」
「何でしょうか?」
「なぜ空から落ちてきた」
「……」
正直、自分も分からない。というか、分かるわけがない。
「あー、分からねぇな。というか落ちる記憶でしか無いんだが」
「なんだと?」
「まあ、信じるか信じないかはお前次第だが…」
俺は、女性に俺の過去の事。それだけしか話さなかった。
私は正直、その話は信じられないと思った。だが、生身のまま、パラシュートもしないで落ちた事。彼に記憶が無い事からその話は真実だと確信した。
「で、信じるのか?」
「ああ、信じるさ」
「それなら良かったよ」
「で、すまないが一度身体検査を行って、IS適性がどうか調べる。いいな?」
「はいよ。で、忘れてたけど、俺の名は神奈 竜次(かみな りゅうじ)だ。よろしくな」
「忘れてたな。私は織斑 千冬だ」
「彼…凄いですね…」
「普通だったらありえないな」
「ん?何が?どうしたって?」
二人が険しい顔でパソコンを見ていたので俺はピョンピョン跳ねて見ようとした。あ、そうそう。何故か俺の身体は小さい。前世(だと思う)では22歳だ。身長は、190。山田さんや千冬さんの身長を越えるはずだが…今の俺は170だと思う。そう。身長が高校生2年生と同じだったのだ。なんてこったと思うよ…。それにしても山田さんのおっぱいおデカいですね。
「個人データは無し…やっばりか」
「それにIS適性はS以上、候補生以上ですね…」
「竜次。一つ聞いていいか?」
「なんです?千冬さん」
「ISは持っているか?」
「…探りますわ」
そう言って、体中を見てみる。異常は無し。となると……
そう。姉さんの形見だ。紅い腕輪と赤と白が混ざったペンダント。どっちかだろうな。俺はペンダントに意識を集中した。
だが、何も起きない。次に腕輪に集中する。すると――
『ISプログラム、確認完了。龍火。起動』
そして、左手の所が部分展開された。
「出せるようだな」
「その様ですね」
「……よし、明日から竜次もここに住め」
「はい?」
「お前は、二人目の男性IS操縦者だ。つまり、政府のいいなりにならない為にもここにいないといけない」
「絶対ですー?」
「絶対だ」
…学校フラグが立ちました。ありがとうございます
「分かりましたよっ。で、俺はどこのクラスに?」
「1年1組ですね。織斑先生の弟さんがいる組です」
「へぇー、千冬さんにも弟がいるんだ、って弟!?」
二度見した。断じて視姦してたわけではない。
「はい。織斑 一夏(おりむら いちか)君ですよ。最初の男性IS操縦者とか」
「ほへー、すげぇな」
「だが、一夏は専用機が見つかってない」
「でしょうねー」
こんなに雑談したの初めてですしおすし。終わった時には夜の9時を回っていたのだった…
携帯でやるの面倒ですな(´・ω・`)