※この作品はR-18です。

真・魔装機神 ―3人で1人前―   作:黒子猫

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2話

 ―イクナァトの館・新館魔物研究実験所―

 

 

 一時は魔物の襲来で騎士科の最終任官試験が中止となったものの、後日改めて執り行われ無事に技士科の最終試験も修了した。

 

 その後、捕獲した魔物については教会側から色々と煩く謂われて居たが、全魔装技士達の憧れであり世界最高の魔装機開発者にのみ与えられ『ラムス』と呼称される、現ラスムのアルフレード=ラムス=ユロも魔装機開発の他にダウスの穴の研究もして居た為、ティアーニャ達の捕獲した魔物に興味を示し、教会側との間を執り成してくれたアルフレードが任されるイクナァトの館の近くに、新館として魔物研究施設を建てる許可が出された。

 

 取り敢えずティアーニャがゴーレムの応用で建てた即席の研究施設へ魔物達を放り込み、魔物の解剖や精密検査に生態調査等の研究が実験的に始動される事となり、研究所の所長には魔物を捕獲し言い出しっぺのティアーニャが任命されると、医療の次はなんだ?と興味を示した者達が続々と集まって来た事、ある事が切っ掛けで魔物研究等が一気に盛り上がり、急速に発展する事となった。

 

 

ティア

 「よし! ツーちゃん、次はあの鏡に向かって光線だよ~♪ GO!」

 

ツーちゃん

 「Gyuaaa~♪」

 

 そうティアーニャに頼まれ、翼以外は猫の着ぐるみを被せられた魔物のツァディ、通称ツーちゃんが嬉しそうに巨大な鏡に向かって怪光線を放つと、鏡に反射した怪光線がまた他の鏡を反射してと幾つもの鏡を経由して、全く別の位置に設置されて居た魔装機の装甲板の表面を融解させた。

 

ティア

 「おお~♪ やっぱり反射させて行く内に多少減衰しちゃうけど、魔装機の装甲板の表面を融解させるくらいの威力は保ったままと…。 これで光線の性質が光に近い物だって事が証明されたよ。 じゃなきゃ、鏡に反射せず貫通させてたはずだもん。

 

 ツーちゃん、ありがとう~♪」

 

ツーちゃん

 「Gyua~♪」

 

 魔物の放つ光線がその見た目通りに光線なのかという実証実験で、光の性質を持った物だという証明と、鏡を経由させた光線でも装甲板の表面を融解させるだけの威力を持つ事が解り、喜んだティアーニャが撫でると嬉しそうに頭を押し付けて来るツーちゃん。

 

 

 そう……。 こんなペットの様な反応を見せては居るが、ツーちゃんは魔物なのである。

 

 では何故、本来は本能で暴れるだけな知能も感情もない魔物なはずのツーちゃんが、こうもティアーニャに懐いて居るのか。

 

  それは…

 

 

 ロープ型ゴーレムことバインドゴーレムと名付けられたゴーレムに拘束され、逃げられない様に研究施設の中へ閉じ込められた後。

 

 捕獲の際に傷付いたツァディ達は、成るべく直ぐに死なない様にと医療機器や医療スライム等を駆使し、細部に至るまで解剖されても死ねず、徹底的に身体の構造を調べられ。 時には身体を開かれたまま、光線を発する身体のメカニズムの解明等をされて行く仲間達の様子を、無傷で捕獲されバインドゴーレムに拘束されたまま目の前でずっと見せつけられて居たツァディ。 それがツーちゃんであった。

 

 本能のまま暴れ感情を持たないはずの魔物に、最初に芽生えた感情が恐怖心だった。

 

 痛みでどんなに叫ぼうが関係なく解剖&接合され、実験に使われても死ねずに苦しみ続ける仲間達の姿。

 

 そして、医療機器や医療スライム等による延命処置も限界に来たし、1体のツァディが生き絶えると身体が血肉も残さず消えてしまう様子。

 

 生命活動してる間はちゃんと物質的に肉体が存在してるにも関わらず、活動を停止した途端に霊体の様にスーっと何も残さず消えてしまう謎の解明や、何処までなら痛め付けても大丈夫なのかと消えるギリギリを見極める為の限界実験をされ。 結局、ただツァディの生命活動の限界ラインと、食べさせた物も消化しきれて居なかった物以外は、生物も無機物も関係なく一緒に消えてしまう事しか解らないまま、呆気なく消されて行ってしまった様子。 因みに、この時の経験と技術が後に囚人やスパイ等の拷問に利用される事となったとかならなかったとか…。

 

 

 それ等の様子を見せ付けられ、本能的に次は自分の番だと感じ取り、拘束されままガタガタ震え縮こまって居た無傷のツァディ。

 

 だが、予想に反して今度はツァディが何を食べるのか、食べた物が何処へ消えて行くのかと実験をされて行く内に味を覚え、恐怖心の次に美味しいは嬉しいという感情が芽生えた。

 

 そして、そんな嬉しそうに食事を食べてる様子を見たティアーニャが、何を思ったのか犬に芸を仕込む様に毎日少しずつ少しずつ根気よく教えて行き、ちゃんと出来た時は褒めながら柔らかいスライム(シリコンっぽくした)素材のグローブを嵌めたミッダストの手で撫でて上げてると、ちゃんと出来たら褒めて貰える=嬉しい&楽しい♪って事だと覚えたのか、今では生身のまま側に行き撫でられるまでに懐いて居た。

 

 ただ、そんな仕草等は可愛くても、見た目が魔物なままで怖かったので、少しでも可愛くしようと翼以外の頭から尻尾まで猫の着ぐるみ(手足は飾り)を被せたというのが、今のツーちゃんの姿となった経過である。

 

 

ティア

 「は~い、設置ありがとうー! 危ないので離れててね~。 じゃあ、ツーちゃん。 もう一回あの鏡を狙って光線だぁ~!」

 

ツーちゃん

 「Gyu~♪」

 

 そして、またティアーニャに頼まれたツーちゃんが、先程と同じ様に鏡へ向かって放った光線が反射されて行き、今度は最後に設置されたレンズを通過する際に更に細く集束され、10枚重ねて並べ立てられた装甲板の内2枚半までを貫通と、素の光線でも1枚の装甲板を何度か同じ場所に当ててやっと貫通する程度だったのに対し、かなり貫通力が増していた。

 

ティア

 「わは~♪ 減衰した分を補うどころか倍以上の貫通力だよ! まぁ、その分かなり小さな穴になっちゃうし、貫通力は増してもダメージとしては少なくなっちゃうかな~? ん~………あ、そうだ! ツーちゃん、光線の射角を変えてこう凪ぎ払う様に出来る~?」

 

ツーちゃん

 「……Gyu~?」

 

 まるで、「こう?」とでも言う様に光線を放ちながら微妙に射角を変え、レンズを通した光線で装甲板を凪ぎ払うと貫通性は落ちたが、それでも装甲板1枚分をスパッと切断出来てしまった。

 

 その威力に興奮したティアーニャは、その後もツーちゃんを褒めてご褒美のオヤツを上げながら、ランダムに設置した鏡を利用してバラバラの標的にツーちゃん自身が射角を考え当てられるかの実験や、何度も失敗を繰り返しそれが出来る様になったら、今度は飛び回りながらと難易度を上げて行き、最終的にはティアーニャがミッダストでジャグリングする巨大な鏡を使って、ツーちゃんがその周りを飛び回りながら放った光線で、指定された的を撃ち抜いたり地上絵を描いたりと、最早大道芸の域に達して居た。

 

 このツーちゃん、まだ捕獲されてから1ヶ月程しか経って居ないのに、ここまで賢くなるとは驚きである。 ティアーニャによる影響なのか、それとも恐f………いや、ナンデモナイ。 ソレハキニシテハイケナイ……イイネ?

 

 

 また、魔物の研究と同時に魔装兵やゴーレム等の改良・開発も進み、魔物が光線を放つメカニズムを再現した装置を組み込んだレーザーガンは、シールブロッドよりも与えるダメージは劣るものの、プラーナ消費量も少なく貫通性と切断性に優れ使い勝手に勝る。

 魔装機に劣る魔装兵やゴーレムでも扱える新武装として試作され、レーザーガンタイプの他にも剣と組み合わせたガンブレードタイプ。 槍と組み合わせたガンスピア又はランスタイプ。 シールドと組み合わせたガンシールドタイプ。

 

 序でに、電撃アンカーワイヤー又はワイヤーウインチ付きシールドに、パイルパンカーが内臓されたシールド等も試作・開発された。

 

 そして、砂、砂鉄、金属&ダイヤモンド粉、スライム、又は水や炎、風等で出来たゴーレムをミッダスト本体とシールドに纏う事で、ミッダスト自体の出力は変わらない為に質量が増してしまう大地や水属性の場合は運動性は落ちてしまうものの、地や水に付いて居る限りいくらでも周囲の砂や水等を取り込み修復するサンド又はアクアスライムアーマーゴーレム。

 炎と風は物理的な防御力は無いものの気流又は熱流で敵の攻撃を逸らすと共に機動力と運動性が増す、ファイア又はウィンドアーマーゴーレム。 これ等を総じてエレメンタルアーマーと名付けられたゴーレム召喚術式の改良。(但し、エレメンタルアーマーを貫通する攻撃や衝撃は内部へダメージを通してしまう。)

 

 サンド又はアクアスライムアーマーゴーレムの応用で、魔装機の足裏の摩擦係数を変動させ、地面や水面をスケートの様に滑り重量級の魔装機等でも高速移動を可能にしたり、逆にシールドを構えて踏ん張りが利く様にも出来る、後付け可能な脚部パーツ&シールドとしても使用可能なボード、魔装兵を動力に魔装機4機や物資等を運べる、整地機能付き大型輸送車や整備&通信車両等のオプションパーツやサポート車両の開発。

 

 更には魔物研究に魔装機やゴーレム、錬金や錬成、医療等の技術を利用して、1/100サイズの動く魔装機・兵&魔物やエロフィギュア。

 

 電撃スタンガン、警棒、刺又、捕縛ワイヤー、鞭等の護身用や捕縛&拷問用に電撃スタンシリーズ。

 

 振動・ピストン・吸引・電撃・遠隔等のローター&バイブ、ファッキングマシーン、オナホ、リアルラブドール等の大人のオモチャ。

 

 魔物が食べて消化された物は生命エネルギーに変換、即ちプラーナに変換されて居る事が判明し、そのメカニズムを利用したアナル尻尾型トイレの開発。(オシッコはアナル尻尾型トイレと繋がった尿道プラグを尿道へ挿入して固定し、一度腸内へ排出してから徐々にアナル尻尾型トイレでプラーナへ変換され、本人に多少還元されて行く。)

 

 これ等、ダウスの穴より溢れ出て来る魔物達との生存を賭けた戦いで、娯楽に飢えたこの世界の子供から大人へ向けたオモチャやグッズ。

 

 新たな魔装機開発よりも低コストな、ゴーレムや魔装兵から魔装機まで扱える新武装に支援車両。

 

 トイレ事情に纏わる革新的なアイテム等の権利はイクナァトの舘側で持ったまま、製造や販売を信頼に置ける商人達にのみ任せると馬鹿ウケし、その売上の1~2割を月毎に頂くだけでも、莫大な利益を継続的に得られる予定だ。

 

 研究資金や施設の維持費等に宛てても有り余るだろう資金を使って各市町村に大きな孤児院兼一般教養学校、働きたくても働けない者やならず者達が屯するスラムの人達の為に、仕事の斡旋や更生等の支援施設と銭湯等を建て社会に還元して行く計画を立てたりと、この1ヶ月は楽しくもバタバタと忙しない日々を過ごして居たティアーニャ。

 

 

 一旦、研究等も落ち着いて来た事もあり、ちょっとした息抜きにイクナァトの館近くの湖へ游ぎに行った時、湖の中に何処か感じた事がある気配を感じ取り、精霊術で水と風の微精霊達にお願いして頭を中が空気に満たされた水球で覆って貰い、全裸で深い湖の底まで潜って行くと………在った。

 

 

 この世界では『神の腕』と呼ばれるモノ……

 

 

 だが、ティアーニャにとっては…… いや、ティアーニャの前世で嫌な意味で見覚えがあるソレ……

 

 一応、ソレに触れて〈記憶巡り〉で確認すると、まさしくあの時の……

 

 

 

 前世の一つでティアーニャが破壊神の分身体として目覚めた時に、問答無用で滅多斬りにしてくれた2機の内の1機の腕であった……。

 

 

ティア

 「………………。」じ~~

 

???

 《…………………。》

 

 

ティア

 「……ねぇ、今の私の姿じゃアナタは分からないかもだけれど……覚えてるかな?

 

 

 昔、この世界とは別の世界。 その世界ではウォルクルスという、破壊神の分身体として目覚めてしまったある女の子が居ました。《……ッ!》

 

 その子は目覚めたばかりで、周りが騒がしくてもまだ何が起きてるかすら何も分かりませんでした。

 

 ですが、その子が目覚めた身体は禍々しく恐ろしい姿をして居たのです。 その子は周りで行われて居る戦いの様子を眺めて居ました。《……》

 

 すると、まだその子は何もして居ないにも関わらず、その姿が恐ろしいというだけで問答無用に攻撃され、訳もわからないまま逃げて逃げ続けて居ました。《………………(アセアセ)》

 

 でも、逃げても逃げても相手はその子を追い掛け回し、また1機また1機と仲間が増えて行き一方的に攻撃され続けました。《…………………(ダラダラダラダラ)》

 

 そして、ついにその子はブチギレ。 逃げから一辺して反撃する事に決め、相手を追い込んで行く途中でもう一体の化け物と合体すると力が漲り、最初とは立場が逆転し、其れまでの鬱憤を晴らす様に嬲って行きました。《………………》

 

 すると相手の力も急激に増して行き、2機がかりであっという間に切り刻まれ、その子は跡形もなく消滅させられてしまいました。 とさ、おしまい。 おしまい。《……(ガタガタガタ)》

 

 

 

 

 

 ね、サイバスター……いえ、サイフィスさ・ま?」コテン

 

サイフィス

 《ーッ!? (ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ)》

 

 そう、ティアーニャが昔語り風に話した事に、この神の腕と称される片腕こと魔装機神の守護精霊であるサイフィスも覚えて居たのか、片腕と共に切り離された分霊の様な状態で弱って居た事もあり、怯えた様にガタガタと震え始め…

 

 精霊との同調は兎も角、プラーナの低いティアーニャには見えて居ないが、この世界へ跳ばされて来てから少しずつ力を取り戻して来たとはいえ、まだまだ本調子ではないサイフィスは幼女の姿で震えながら土下座して居た。

 

ティア

 「そんなに震えて、どうしたの~? 故障かなぁ~? なら、分解して差し上げましょうか~? 私、これでも歴代最年少の魔装技師として評判なんですよ~? 何なら、そんな片腕のままでは不憫だろうし、ゴーレム(リアルラブドール型)の自由に動ける身体に移し換えて上げるよ?」ニコニコ

 

サイフィス

 《―――ッ!! (ブンブンブンブン!)》

 

 分解されると聞いて、涙目で首を振って否定する幼女なサイフィス。

 

ティア

 「な~んてね! 1/3くらいは状態…だよ? 私の前世の事だし、あの時の私は本当に禍々しい姿だったからね~。 仕方ないよ。 もう怒っては居ないから安心して♪」

 

サイフィス

 《? ………~。》チラッ チラッ

 

ティア

 「……分解はして見たいけど。(ボソッ)」

 

サイフィス

 《ーーーッ!!!? (ガタガタガタガタ)》

 

ティア

 「あは! 状態~状態~♪(ニチャア) でも、ここにずっと居るだけなのも暇じゃない? 一応、アナタが宿れる素体は用意して置くから、気が向いたら分霊でも何でも遊びに来てくれても良いからね~♪ その時はちゃんと味覚や感覚なんかも感じられる様にしとくから、一緒に美味しい物を食べ歩きに行ったり、楽しい事とか一杯しようね!」

 

サイフィス

《…………。(コクリ)》

 

 

 それもちょっといいなぁ~とでも思ったのか、少しヨダレを垂らしながら頷くサイフィスであった…。(ジュルリ)

 

 そんなサイフィスの姿は見えないが気配で感じ取ったティアーニャは、またね~と湖畔の方へと泳いで上がって行った。

 

 サイフィスは、元気に去って行くティアーニャの姿を期待する様な眼差しで見送りながらも、泳ぐティアーニャの猫耳や身体中へ書かれた落書きにお尻から生えた猫尻尾、そしてクリトリスから延びるチェーンが水流で揺れ動く様をジッと見詰めて居た…。(ジ~~)

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆

 

 ―湖畔―

 

 サイフィスと別れ湖畔に上がって来たティアーニャを、じっと待ち構えている者が居た。

 

アルフレード

 「こりゃー! ここへは入ってはならんと言ったじゃろうがぁー! ティアッ! ここは神聖な…」

 

 イクナァトの舘の主であり、ラムスと呼称される魔装技師の長でもあるアルフレード、その人であった。 どうやら、神の腕の異変を察知して駆け付けて来たようだ。

 

ティア

 「あ~、はいはい。 神なんて曖昧なモノを崇めて神聖視してるより、そこに今在る自然を堪能してる方が良いに決まってるじゃないですか~♪ 馬鹿ですか、アルじぃ~?」

 

アルフレード

 「はぁ~……。 そうじゃった、お前さんはそういう奴じゃったな…。 わしの事も気易くアルじぃなんて呼ぶのも、お前さんくらいなものじゃぞ?」

 

ティア

 「私だって、魔装技師としては尊敬してますよ? でも、アルじぃはアルじぃって感じだし~」

 

アルフレード

 「なんじゃそれは…。 まぁよい。 それにしても、今日も凄い格好だのぅ~。(ジャララ…)

 

 ほれ、行くぞ? 話は歩きながら聞こうかのぅ~。 さっさと何時ものように歩かんか!(グッグイィーッ) ひっひっひ」

 

ティア

 「ん、ンんぅーーッ!! ……は、はい、御主人様ぁ~♪ あん♪」

 

 普段は無神論者で神をも恐れない行動力を発揮し、アルフレードにも軽い感じで接するティアーニャではあるが、クリトリスのボルトとナット製のバーベルピアスにナスカンの金具が取り付けられ、そのナスカンに繋がれたまま垂れてたチェーンリードを持たれ途端にティアーニャの雰囲気が代わり、チェーンリードでクリトリスを強く引かれると従順になった。

 

 そんなティアーニャの格好は、小さな文字で隅に『魔物研究実験所 所長』と彫られ、真ん中に大きな文字で『備品 肉便器』と彫られた金属プレートが付けられた丈夫な黒革製の首輪を首に嵌め、乳首にもクリトリスと同じボルトとナット製のバーベルピアス、頭に猫耳型通信機、アナルに猫尻尾型トイレを着け。

 

 身体中に…

 

 『歴代最年少最短魔装技師魔物研究実験所 所長改め、歴代最低性技師の変態淫乱肉便所長で~す♪』『みんなの性処理兼ストレス発散専用オモチャ』『ヒドイことされたりイジメられると悦ぶ マゾ牝!!』『年中発情猫ビッチ』『少しくらい乱暴にされても直ぐ治るので、ご自由にお遊びください!』『避妊具禁止!!』『何時でも何処でも中出し・ぶっかけOK!』『←何されても悦ぶ淫乱パイパンマンコ』『私の子宮はザーメンタンクです。 満タンにしてください♪』『受精卵は培養槽で育成中~』『現在、王都○○○○ショップにてミニフィギュア付き裏AV販売中! 今週の合言葉は「○△◎□◇」です。 いっぱい買ってね~♪』

 

 …と落書きされ、いつもイクナァトの舘配属の魔装技師達や研究所員達にさせられてる様に、ガニ股ダブルピースで腰を前に突き出した格好でクリトリスで引き回されるまま、嬉ションの様にオマンコからヨダレを垂れ流しながら歩いて居た。

 

 

 何故、育成校を卒業して研究所の所長となったはずのティアーニャが、アルフレードやイクナァトの舘と研究所に居る者達に、この様な扱いをされて居るのか。 それは簡単な事である。

 

 卒業して育成校の秘密部屋で行ってた事を出来なくなったのもあるが、騎士科の最終任官試験の時に動けなくなって居た騎士候補生くんのミッダストへ乗り込み、そのまま魔物討伐と捕獲をしてた際に感じた事を調べる為に、口元以外の頭を覆ったゴーレムの仮面を被り、特技の〈まねっこ〉で前世から大変お世話になっている〈骨肉細工〉で体格や声等を変え正体を隠し、慰安と称してスラム街の浮浪者達から。

 

 場末の酒場に居た一般人達から。 ティアーニャが卒業した後は、リアルラブドール型ゴーレムのモニターテスト部屋となって居た秘密部屋で、騎士候補生達から。 王都の衛兵や一般兵達から。 市町村の自警団達から。 王国騎士団の魔装騎士達から。 教会の背徳神官達から。

 

 と、暇を見付けては各々から大量に精液を集め、其々の精液で子宮パンパンな状態でミッダストに搭乗した所、浮浪者や一般人(一部例外有り)の様なプラーナの低い相手からは、多少いつもよりミッダストを長く動かせて居られるかな?って程度で、余り通常時と変わらなかった。 同様に魔装兵に搭乗しない自警団員に衛兵や一般兵達は鍛えてる分、浮浪者や一般人達の時よりもまた少し稼働時間が増え、魔装兵に搭乗する自警団員や一応は神の奇跡と称して治癒魔術を行使出来る背徳神官達のは、更に稼働時間が延び。

 

 そして魔装騎士候補生達と現役魔装騎士達、魔装機を動かせるくらいにプラーナの高い者達のは、通常時の1.5倍程にミッダストの稼働時間が延びたものの、最終任官試験中に候補生くんと一緒に搭乗した時の様な調子には至らなかった。

 

 その為、プラーナの高い者達の精液を子宮に溜めた状態でも少しはプラーナ量の増幅が見込めるが、やはりプラーナの高い者と一緒に搭乗した時の様な効果は、誰かと一緒に搭乗する事で得られるものと推測出来る。

 

 しかし、流石に正体を隠したまま慰安と称して、騎士候補生や魔装騎士達にミッダストへ一緒に乗って欲しいとお願いする訳にも行かず、「さて、どうしよう?」と夜更けに研究所の所長室で、リアルラブドール型ゴーレムのモニターテスト部屋から回収して来た騎士候補生達の精液を、前世の知識から自身で開発した大人のオモチャで自慰しながら、大きなシリンジで子宮パンパンに注入してる所を研究所員に見付かってしまった。

 

 魔物研究所も一応イクナァトの舘の主であるアルフレードの管理下に属して居た為、その大量に精液が詰まった大きなシリンジをオマンコに咥えた格好のまま、主であり最高責任者でもあるアルフレードの下まで連行されて行き、研究所からイクナァトの舘へ向かう道中に他の研究所員や技師達にも目撃され、集まって来たイクナァトの舘に所属するほぼ全研究所員と技師達に見られながら、アルフレードへ騎士候補生の最終任官試験中に起きた魔物襲撃事件で、焦って動けなくなって居た候補生くんのミッダストへ一緒に搭乗した時に感じた事や、それを調べる為に今まで優等生の仮面を被って裏で行って来た事等を全て暴露していった。

 

 技師の一人が構える記録結晶カメラへ向かって笑顔でピースし、ガニ股でオマンコに咥えたままのシリンジを床へ押し付け、体重を掛けると共に中の精液が押し流されてティアーニャのお腹が膨れて行く様と、今まで裏で行って来た事を暴露する様子を撮影されながら……。

 

 

 すると、巷で噂になって居た痴女がティアーニャだと知ったイクナァトの舘に所属する者達が興奮し、それなら日々魔装機の整備や開発、魔物の研究にその応用技術の開発等で忙しく溜まりに溜ってる自分達の性処理もして欲しいって意見や、胎内へ精液を溜めて置く事でプラーナが多少増幅する現象に興味を示した者達から、精液以外でも増幅するのかとか色々とこの研究に協力させて欲しいという意見等が殺到し、アルフレード技師長自身もエロジジイだった事と、国の技術の中心でもある為に元々イクナァトの舘の機密性が高かった事から、イクナァトの舘と研究所でのティアーニャの扱いが決まったのだ。

 

  

 そうして、技師や研究所員達の性処理をして行く内にティアーニャの性癖等も知られて行く事となり、性処理とストレス発散の捌け口としてどんどんエスカレートして行き、今のティアーニャの所長とは思えない扱いをされるに至る。

 

 更に、ティアーニャで性処理やストレス発散をしてスッキリした技師や研究所員達のヤル気と士気向上に繋がり、魔装機の整備や開発に研究等の効率等もアップし、今まで以上に活気に溢れ発展して行く好循環な職場環境と成った。

 

 それを考慮したアルフレード技師長により、他の所でも性欲やストレス等なく気持ちよく働いて行って貰える様にと、風俗協会に掛け合い男女関係なく性処理とストレス発散の捌け口専門の職業として、密かに『肉便器』という商会が結成されて行くと共に、王国全体が活気に満ち溢れて行った。

 

 

 そんな活気に満ち溢れ好循環な環境と成った研究所も、魔物の研究と共に精液等でプラーナを補う研究も劇的に進んで行き。

 

・精液以外では、一応唾液や愛液、糞尿等にもプラーナが微量に含まれ。 質では精液に少し劣るものの、血液にも多くのプラーナが含まれてる事。

・人以外の精液では、長距離を走る持久力がある馬等が精液の量と共に多くのプラーナを含んで居り、次に精液量で豚。 そして、精液量は少ないが質で多くのプラーナを含んで居たのが猫だった。 以外な所で、古くから魔女達の多くが使い魔として猫を飼って居る理由の一つが判明した。

・魔物の胃で消化された物がプラーナへ変換されてるメカニズムを応用し、精液も汚物も一度プラーナへと変換してから錬金術で圧縮錬成。 液体酸素の様に高純度な液体プラーナの生成に成功。 この液体プラーナでプラーナを保存して置く事が出来る様になり、今までは人が放つプラーナ分で魔装機の稼働時間が決まって居たが、燃料の様に稼働時間を劇的に増幅する事が可能となった。 但し、魔装機の出力は人の感情に左右される為、液体プラーナな出力が上昇する事は無い。

・下水やゴミ処理場を改良し、液体プラーナ生成プラントの建設。 これにより、特に魔装騎士達はパートナーや肉便器達以外へ精液を吐き捨てる事を禁止。

・プラーナが低い者でも、3人以上で一緒に搭乗すれば魔装機を動かせる出力を得られる事。

・搭乗者同士の密着度が服越しよりも裸。 更には性器を連結させた状態の方が効果的な事。 その為、女性を前後から挟む様にオマンコとアナルへ男性2人でチンポを連結する事を推薦。

・同乗者同士の信頼感や、性行為による興奮の高鳴りと快感等でも、魔装機の出力が上昇する事。

 

 

 …等の事が判明したりと、それに伴い王国の常識が変化して行く切っ掛けとなった。

 

 

 そんな切っ掛けを生み出した中心人物はというと…

 

 

アルフレード

 「ほれ、いつまでもノビとらんで舐めて綺麗にせえ。 全く、だらしないのぅ~」

 

ティア

 「アヘェエ~~…… んむっ、ジュル ジュポ レロレロ…チュパ」

 

 

 あれから、チェーンでクリトリスを引かれ無様な姿で湖畔を散歩されながら神の腕の異変の事等を聞かれ、流石にサイフィスとの事を話す訳にも行かず、湖を泳いでたら神の腕を見付けて、近付いて行ったら急に振動し始めたから、ちょっと振動する神の腕の指先に跨がって自慰に浸ってたと誤魔化すと激怒され。

 

 お仕置きだと近くの木の枝にチェーンを渡し、クリトリスだけで逆さに吊り上げられたまま固定され、子宮もアナルの中も精液で一杯になっても犯され続け、ポッカリと拡がったオマンコとアナルの中一杯に精液を溜めたまま、溢れた精液で全身精液塗れでだらしなくアヘ顔を晒し、口に汚れたチンポを押し付けられると反射的にお掃除フェラをして居た…。

 

 

 そこへ、警備の兵士ともに教会のトップがやって来た。

 

 

????

 「おやおや。 これはまた、民衆達に聖女と噂され親しまれて居る、あのティアーニャ殿とは思えない姿ですなぁ~?

 

 それにしても、アルフレード殿も何時までもお元気でらっしゃる。 羨ましい限りですなぁ~。 ほっほっほ」

 

アルフレード

 「お~、これはこれはロセリニ殿。 久しぶりじゃな。

 

 ロセリニ殿も、ティアの本当の姿がコレだと知っとるじゃろうが。 コイツに聖女など勿体ないわ!

 

 ワシのコレが元気なのも、ティアが製薬した薬のお陰じゃよ。 今は量が少なくて、ワシと王族や一部の貴族達の間にしか卸されとらんがな。 どうじゃ、ロセリニ殿も試して見るか?

 

 来年には息子が出来そうだと、王の御墨付きじゃぞ?」

 

ロセリニ

 「ほほほほ。 それはめでたいですなぁ! ふむ、では私もご一緒させて頂くとしますかな? いやはや、この歳になってこんな楽しみが出来るとは思っても居りませんでしたなぁ。 ほっほっほ!」

 

アルフレード

 「まったくじゃな。 ほれ、コレじゃ。 ワシらの様な爺さんは、この栄養ドリンクと併用せんとポックリ逝っちまう程の効き目じゃ。 普通に出回る様になったら、服用する際は気を付けるんじゃぞ?」

 

ロセリニ

 「気を付けよう。 お、そうでした。 私の派閥以外の神官達が、何やら裏でコソコソ動き回ってるようで……。 恥ずかしながら、例の事で未だに恨みごとを言ってる者達も居ります。 正気に戻られたティアーニャ殿にも、身辺には気を付けるよう御伝えくだされ。」

 

アルフレード

 「あいわかった。 必ず伝えると約束しよう。

 

 にしても、きな臭くなって来よったのぅ……。 徒労に終わってくれたらよいが……」

 

 と、アルフレードとも親交のある、教会の中でも人格者?(いや、ただのエロジジイ仲間)なロセリニ教皇が訪ねて来ると、民衆達の間では聖女と噂されてるらしいティアーニャの姿を見て笑い。 アルフレードの精力に驚いた。

 

 効果は王の御墨付きだという精力増強薬と栄養ドリンクを分けて貰い、ロセリニも久方ぶりの精をタップリと夕方までティアーニャへご馳走して行った。

 

 そして、序でとばかりにロセリニから伝えられた神官達の不穏な動き……。

 

 

 今、活気に満ち溢れ急速に発展し続ける神聖バルツフィーム王国の影で、何か大きな悪意が蠢き始めて居た……。

 

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