「はあ……」
目の前から、心底呆れたような溜め息が聞こえる。
溜め息をついた彼女――堀北鈴音はベッドに腰をかけて、床に正座をしている僕を見下してくる。
その目はハッキリと失望の色を示しており、氷のような眼差しに、僕は縮こまることしかできない。
「……これは、どういうこと?」
そう言うと、右手に持った数枚の紙を僕に見せつけた。
それは、今日返却された中間テスト。
その結果は、お世辞にも優れたものとは呼べなかった。
「あれだけ、たくさん、教えたのに、まるで勉強していない須藤君よりも低い点数なんて、悪い冗談ね」
はあ……、と再び深い溜め息をついた。
「でも、僕も一生懸命やったよ……」
「だから呆れてるの……。……正直、ここまで頭が悪いとは思っていなかったわ……はあ……」
「……」
「いい?私はAクラスに上がらないといけないの。それには、私一人が優れていてもダメなの。クラス全体が結果を出さないといけない。だから、クラスの足を引っ張るようなお荷物は必要ないの」
「……それは、わかってるけど」
「はあ、別に無茶な要求をしているつもりはないわ。平均か、それより下くらいで充分なのに……」
堀北さんは頭を抱え、本当に困っている、今後を憂いている様子だった。
実際、なんでこんなに出来ないのだろう。
今回のテストは、かなり前から堀北さんにマンツーマンで教えてもらい、自信もあった。しかし結果は散々だった。
原因は、やはりあれだろうか。と、目の前で悩む彼女を見る。
足を組んでベッドに座っている彼女は、白く美しい太ももを惜しげもなく晒していた。
腕を組むと、豊かな膨らみが服越しに存在を主張している。
着痩せしている彼女の裸体を、僕だけが知っている胸の感触を思い出して下半身が熱くなってきた。
「……人が真剣に話している時に、どこを見ているの?」
ハッとなって顔をあげると、さっきよりも冷たい目をした堀北さんが僕を睨んでいた。
眼だけで人を殺せそうなほど鋭い。
「今の状況解ってるの?……この、変態……」
自らの腕で身体を隠して警戒心を露にしている様子は、恋人に向ける態度とは思えない。
「たった2週間アレを禁止しただけで、こんなエッチになるなんてね……ほんとうに、変態ね……」
「でも、2週間は長かったよ……」
「そうでもしないと、勉強にならないでしょう。……それまでは、毎日動物みたいにシていたのだから」
「禁止したら、ムラムラして勉強どころじゃなかったんだよ……。堀北さんが傍にいてもエッチできないなんて、生殺し過ぎるよ……!」
「まったく、もう……」
僕と堀北さんは恋人同士。
恋人である堀北さんとは、付き合ってから毎日のようにセックスしていた。それが急に禁止になり、耐えられるわけがない。毎日セックスしたくて仕方がなかった。
もうテストは終わったから、セックスも解禁のはずだ。
「……あなた、まさかこの状況でエッチできると思ってるの?」
「え!?できないの!?」
「当たり前よ。……あなたがもう少し良い成績になるまでは禁止です」
「……!」
それから僕は、すごく必死に食い下がった。
堀北さんがどれだけ魅力的か。それを我慢するのがどれだけ辛いか。これ以上我慢していたら、余計に成績が下がってしまう。など、普段は堀北さんに言われるがままの僕が、これ以上ないほど抗議した。
あまりの剣幕に、ようやく彼女は折れた。
「もう、わかったわ……。少しだけならいいわよ」
「本当に!?」
「ただし、一回だけよ。それが終わったら勉強すること」
「わかった……!」
「きゃっ!」
ようやく堀北さんの許可を得た僕は、彼女をベッドに押し倒した。
彼女の手首をつかんで抵抗されないようにする。
2週間ぶりのエッチ。
鼻息荒く襲いかかろうとしている僕とは裏腹に、彼女は冷めた目をしていた。
「念を押しておくけど、一回だけよ。雰囲気でごまかそうとか、甘いこと考えないようにね」
そう言うと、彼女はそっと目を閉じて力を抜いた。
好きにしろ、という意思表示だ。
こうして至近距離で眺める度に思う。
堀北鈴音という人間の美貌。
Dクラスには美少女が多いが、堀北さんは群を抜いていると思う。一見冷たい性格をしているため注目度はそれまでだが、もし櫛田さんのような人懐っこさがあれば一気に人気が出ていただろう。
堀北さんの魅力に気づいている人間が僕だけで良かった。
彼女の吐息を感じながら徐々に顔を近づけて、口づけを交わした。
「ん……」
フニフニと柔らかくて甘い唇を堪能する。そして、唇の間から舌を差し入れた。
「ん、ちゅう……ちゅっ、んぅ……」
舌を絡ませると、消極的ながらも応じてくれる
堀北さんの舌を絡ませあいながら、甘美な唾液を啜っていく。普通唾液なんて甘いはずないのだが、美少女同級生の唾液は蜂蜜のような甘さだ。以前彼女にそれを伝えたら3日間口を聞いてくれなかったが、それでも甘いものは甘い。
彼女の舌だけではなく、口内のあらゆる所を舐め回し、味わう。2週間ぶりのキスは天にも昇りそうなほど気持ちいい。何より、あの堀北さんが僕に心を許してくれているという気がして、精神的な心地よさが僕の全身を支配していく。
何分経ったか分からない。
僕たちは夢中でお互いの唇を貪っていた。口周りは唾液まみれで、布団にも垂れていたが、それすら気にならないほどキスをし続けた。
やがて唇を離すと、お互いの息も絶え絶えで、口には唾液の橋が掛かっていた。
「……もう、夢中になりすぎよ。どれだけシたかったのかしら……」
堀北さんは口から垂れた唾液を手で拭い、荒れた息を整えている。
どこか非難するような口調だが、途中から彼女も乗り気だったのを僕は知っている。今だってジト目で僕を見ているが、目は潤み、全身から色気のようなものを振りまいている。それを指摘しても絶対に認めないだろうけど。
「堀北さん……触ってもいいよね……」
「……好きにすれば……」
そっぽを向いて、再び目を閉じた。唇を引き結び、これから押し寄せる快楽に耐えようとしているようだった。
許可を得たので、さっそく彼女の柔らかそうな胸を触る。
「んっ……」
「おお……」
柔らかい。2週間のおっぱいは、やっぱり素晴らしい。
服越しで多少の固さはあるが、それでも心地よい感触が指から伝わってくる。
正面から掴んで揉みほぐしたり、下からじっくり感触を味わったりして、一通り楽しんだら、今度は制服のボタンに手をかけ徐々に服を脱がし始めた。
ボタンを外し、シャツを脱がせると、黒色のブラジャーに包まれた2つの果実が現れた。
ブラジャーを外し、その全貌を拝む。
「おお……」
「い……いちいちリアクションしないで……」
僅かに顔を紅潮させる彼女をよそに、美巨乳を夢中で眺める。仰向けなのにおっぱいは形を崩さずに保ったままになっている。先端のピンク色の乳首はツンと勃っていて、それも恥ずかしいのか、顔を背ける堀北さんがすごくかわいい。
堪らず勃起した乳首をつまんだ。
「堀北さん……!」
「んん……!」
乳首をつまむと、身体をピクピクと跳ねさせながら嬌声をあげた。そのまま指の腹でクリクリと感触を味わうと、さらに乳首かぷっくらと膨らみ、声に艶が増した。
「堀北さんの生乳柔らかい……」
「い、言い方、ん……っ気持ち悪いわよ……くぅ……っ」
彼女の乳房を手のひら全体で撫でまわしていく。山の麓から感触を確めるように徐々に山を上っていき、指先で乳輪をさわさわと優しく擽ると、最後は強めに乳首をつねる。堀北さんと付き合ってから幾度となくセックスするうちに身に付いた、彼女が一番感じやすい乳揉みを何度も行っていく。
堀北さんは手で口を覆って声を漏らさないようにしている。
「ん!くぅ……!ふっ……!」
「堀北さん……我慢しないでいいんだよ……!」
「我慢何てしてないわ……!い、いいから、早く……!」
「早く?」
「早く、終わらせてよ……あん!」
「素直じゃないなあ……」
彼女のスカートを脱がせると、黒色のショーツをあらわにすると、仄かに雌の匂いが漂ってきた。
ショーツも脱がすと、綺麗に切り揃えられた黒色の茂みから、びっしょりと濡れて光沢を放つ秘部があらわになった。
「ん……っ」
「はあ……はあ……すごいエロいよ……」
堀北さんの秘部は鮮やかなピンク色をしていて、奥を覗くと何度も味わった膣肉が物欲しそうにヒクヒクと痙攣し、濁った液体が止めどなくあふれでてくる。
「お、奥まで見ないで……はやく……はやく挿れて……」
先ほどの前戯で顔を蕩けさせた堀北さんが、恥ずかしさに耐えきれないのに加えて、我慢が限界まで来ているのが合わさって、見るだけで射精しそうなほどエロい懇願をしてきた。
挿入前にじっくり秘部を味わおうかと思ったが、こんなの我慢できる訳がない。
さっさと服を脱いで全裸になり、勃起した肉棒の先端をあてがった。
ゴムはしない。堀北さんは危ない日は絶対にさせてもらえないので、大丈夫な日はゴムをしない習慣ができていた。
「……ん、んぅ……!」
中に挿れた瞬間、トロトロの粘液が肉棒に絡み付いてきた。熱くて溶けそうなほど気持ちいい。膣肉を掻き分けると、ひだが肉棒にぴったり吸い付いて離さない。彼女の言動とは裏腹に、身体は正直だった。
「ぐっ、……堀北さん気持ちいい……?」
「はあ、はあ……んんっ、そんなこと、ないわよ……やん……♡はやく終わらせて……」
まだ素直じゃない。
はやく彼女に正直になってもらいたくて、押し寄せる快楽をこらえながらも腰を動かし始めた。
「ん…はあ、んっ、んん……!」
「堀北さん……堀北さん……!」
「そんなに、名前呼ばれたら……あん♡ん、くぅ……っ!」
肉棒を出し入れするたびに彼女の具合が良くなっていくのがわかる。愛液が滲み出て潤滑油となり、快感が倍増する。
彼女のそれは名器で、これまでも数分ともたずに果ててきた。幸い彼女はかなり感じやすく、僕が先に果てることは少なかった。
しかし、2週間ぶりのセックスは破壊力がすさまじく、正直もう射精してしまいそうだった。だが、まだ射精するわけにはいかない。もっと堀北さんを味わっていたい。
歯をくいしばって声を我慢している彼女。シミ一つない身体からは珠のような汗が浮かび、先程よりも扇情的な姿になっていた。腰の動きにあわせておっぱいが揺れる様子はあまりにエロい。
「んっ!あん……!んんぅ……!」
おっぱいを鷲づかみにして、柔らかい感触を同時に楽しむ。乳首をキュッとつまむと、それにあわせて膣もキツく締まり、射精が促進されていく。
もう我慢できそうにない。
最後に堀北さんの括れた腰をつかみ、ガシガシと思うがままに肉棒を突きいれていった。
「堀北さん……もう……!」
「ん……!あ、んん!あん……や、はあ……♡あん♡」
「ぐ、それやばい……!」
もう限界といった段階で、堀北さんから艶のある嬌声が聞こえた。
それが最後のきっかけとなり、彼女の膣内に大量の精液を吐き出した。2週間ぶりの膣内射精は想像を絶するほど気持ちがよく、射精はかなり長い時間続いた。
射精している間も膣内はキュッと締まり、射精を促される。
「はあ……はあ……」
やがて長い射精も終わり、彼女を見ると、快感の余韻が抜けきらないのか、顔を蕩けさせたまま荒い呼吸を繰り返していた。
まだ足りない。僕の肉棒もまだまだ固いままだ。
肉棒を抜かないまま、未だ呆けたままの彼女を起こし、対面座位の体勢になった。そのまま腰を器用に動かし始める。
「んんっ、ん……あん」
目の前には綺麗な顔がある。
その顔は呆けたままだったが、やがて目の焦点が戻り、意識を取り戻し始めた。僕にされるがままだったが、やがて自分から腰をふりはじめた。
「ん……♡はあ、んん♡あっ、ん……きもち、いい」
「はあ……はあ……!」
あの堀北さんが徐々に淫靡な雰囲気に飲まれようとしていた。喘ぎ声を隠そうともせず、僕の腰に足をまわし離れないように密着してきた。おっぱいが押し付けられ、柔らかい感触が伝わってくる。
「好き……♡ちゅ……、ちゅぱ、れろ、ちゅ……♡」
「ぼくも、ぼくも好きだよ……!」
「好き……大好き……♡」
堀北さんと密着し、肉棒と身体を柔らかい感触に包まれながら愛に溢れた口付け交わす。
脳みそが焼ききれそうなほど気持ちいい。
あの堀北さんが、ストレートに愛情を伝えてくれるなんて、少なくとも素面では絶対にあり得ない。それだけにこういうときの破壊力は凄まじい。
「頑張ってたの知ってたから、ほんとは今日もほめてあげたかったのに……!んっ、ごめんね……♡」
「堀北さん……!」
「やっ♡そんなに激しく……だめ……!」
キツく抱き締めあいながら、激しく愛し合う。お互いに汗だくになるのも構わずにひたすら腰を振りつづけていく。おっぱいのヌルヌルとした感触、激しく絡み合う舌、止めどなく溢れる愛情と、全身が気持ちよすぎて早くも限界が来てしまった。
「あ……射精る……!」
「んっ……!~!!」
2回目にも関わらず、大量の精液が流れ出した。
堀北さんも同時に絶頂し、二人揃って押し寄せる快楽に堪える。それからしばらくそのままの体勢でお互いに余韻に浸っていた。
___
「んっ、あん、やあ……♡んぅ、はあん……♡」
今度は堀北さんが寝ている僕に跨がり、騎上位の体勢で快楽を貪った。手を繋ぎながら、お互いに見つめあう。
腰を振る度におっぱいが上下に揺れ、視覚的にも素晴らしい。一生懸命に腰を振る堀北さんが愛おしくて、思わず下から腰を突き上げた。
「あ!だめ!あん!んぅ……!」
激しい快楽に堪える堀北さんはとてもエロくて、すぐに射精してしまった。
___
「ん、じゅぼ、じゅる……んん、ちゅぱ」
「ぐっ、堀北さんのフェラ気持ちいい……」
ベッドに腰をかける僕の肉棒を咥えこみ、僕を見つめながら、激しく頭をふって刺激してくる。
ネットリと愛情のこもったフェラ。
僕の気持ちいいところを的確に突いてくる彼女の口淫になすすべなく口内射精した。
___
「……きて、起きなさい」
「ん……」
時刻は朝の8時。隣には裸の堀北さん。
結局昨日は夜通し愛し合って、そのまま寝てしまった。
「もう、休日だからってだらけちゃダメよ」
「うん……」
「約束通り。今日からみっちり勉強するわよ」
堀北さんは元の状態にもどっていた。
昨日の素直な彼女の面影もない。
「あ……」
彼女の目線の先には朝勃ちした肉棒があった。
「……もう、しばらくはエッチ禁止よ。それもはやく治めなさい」
「……堀北さんがなんとかしてくれたりは……」
「しません。自分でなんとかなさい」
いつもの堀北さんだ。
わかってはいたけど、昨日とのギャップが激しすぎる。
これも自分で何とかするのか……。ていうか、またしばらくエッチ禁止か……。
「もう、しょうがないわね……」
落ち込んだ僕を見かねたのか。彼女は困ったように笑い、僕の頬に口付けした。
「また来週ね。私だって我慢してるんだから」
その言葉によってさらに肉棒が固さを増した。