この作品はフィクションです。


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アダルトチャット 露出寸止めオナニー部屋


お知らせ > ゆき さんが入室しました。準備ができたら「命令」ボタンを押してください。


 

 

スマホの画面に映る文字を確認し、ちょっと深呼吸をしてから、私は指示されたボタンを押した。

 

その原型は、「おみくじチャット」とか言うものらしい。参加者がおみくじを引くと、大吉だの凶だののメッセージがランダムで表示されていたのだそうだ。

 

やがてそれを改造して、開設者が自由にメッセージの内容を設定できるチャットが生まれた。それは刹那的なお遊びから、健全なゲームへと発展し、当然ながら不健全なゲームにも使われるようになった。このチャットもそのひとつ。

 

もっとも、そのブーム自体はとっくに去っているらしく、今はほとんど管理を放棄された廃墟のような部屋が、閉鎖すらされないまま沢山転がっているだけだ。いくつかはまだ人がいて賑わっているようだけど、私が今いるこの部屋は、そんな喧騒からはほど遠い、誰にも注目されずに埋もれている廃墟部屋のひとつだった。きっと開設者もとっくに見てはいないだろう。

 

部屋の名前は、「露出寸止めオナニー部屋」。

露出しながら寸止めオナニーをする。みもふたもない、そのまんまの名前。

 

画面の一番上には、でかでかと注意書きが書いてある。

 

 


!! この部屋はフィクションです !!


 

 

つまり、本当に露出オナニーをするわけではない、ただのエアプのための部屋。そういう注意書き。

 

当たり前のことだけど、公共の場で裸になるのは犯罪だ。

それを推奨するようなことは、やっぱり色々とまずいのだった。だから、この手の露出がらみの部屋には、大抵こういう注意書きが書いてある。単なる妄想ですよ、犯罪行為を助長しているわけではありませんよ、という予防線。

 

少なくとも建前は、そういうことになっている。

 

だけど私が今いるのは、真夜中の公園の東屋だった。

 

あたりに人影は、ない。

 

 


命令 > 全裸なら、絶頂許可。


 

 

いきなり、今出てもどうしようもないものが出た。意味は見たまんま。このチャットの命令は主に、「寸止めオナニーをしろ」というのと「服を脱げ」というのからなっている。そうして裸になりながらオナニーし続けて、最後にこの命令を引いてイけばクリア。そういうゲームだ。絶頂許可が出るまでは、いつまでも寸止めし続けなければいけない。

 

とにかく、今この命令はただのスカだった。ランダムだからこういうこともある。私はまた命令ボタンを押した。

 

 


命令 > 服を1枚脱ぐ。脱ぐものがないなら2回寸止め。


 

 

東屋のベンチから少しお尻を浮かせ、スカートの中に手を入れて、ショーツを脱ぎさる。

 

人によって好みの手順は違うらしいけど、私はいつもショーツから脱ぐ。すぐにグチョグチョになっちゃうからだ。グチョグチョにして食い込ませながらオナるのが好き、という人もいるけれど。

 

ほんの短い時間、恥ずかしい場所があらわになり、夜風がそこを撫でる感触で、私は胸をどきどきさせる。

 

まだまだ普通で通る格好だけど。でも、始めてしまった、という意識が、この変態のスイッチを入れていた。

 

続けて次の命令。

 

 


命令 > 入室者の人数×2回寸止め。


 

 

チャットの入室者は私だけだ。だから2回寸止め。

 

スマホを置き、羽織ったロングコートの中に右手を入れ、ブラウスの上からそっと胸をゆする。

足を少し広げ、最低限にまくりあげたスカートの中へ、左手の指先を伸ばす。

 

既に心のスイッチは入っているけど、最初の一回はやっぱり時間がかかる。でも、焦ると却ってうまくいかないから、野外でオナるという異常行為の緊張の中でも、できるだけリラックスし、お気に入りの妄想、あの渋く強面の俳優に、強引にモノにされる自分を想像して、私はその道を急いだ。

 

 

性癖の目覚めは、中学一年のとき。

 

水泳の授業があった日、面倒だからと朝から水着を制服の下に着て行って、替えの下着をうっかり忘れた。そんなありがちな失敗。

 

バレやしないか冷や汗をかきながら、ノーパンノーブラで授業を受け、友達とのおしゃべりも上の空に早足で帰宅した私のあそこが、じっとりと熱く火照っていた。

 

玄関のドアのすぐ内側に立ったまま、その熱い場所に手を伸ばし、そこが濡れているということ、それがおしっこではないこと、そしてそこを触るのがとても気持ちいいということに気づいた私は、そこで生まれて初めてのオナニーをした。

 

母がパートでいない日だったのは幸運だった。見つかって止められていれば、もしかしたらこんな変態にはなっていなかったかもと思えば、不幸だったのかもしれない。もっとも、怒られても結局は変わらなかったかもしれない。

 

その時はまだイく所までは届かなかったけど、ノーパンで出歩くことが増え、何度もあそこをいじっていれば、それが来るのもすぐだった。

 

そうして目覚めて、その手の情報をこそこそ集め、様々な世界を知るうちに、自分が露出趣味だということを理解した。それがいわゆる変態というものであることも。でも、自分からそれを直す気はまったく起きず、以後私はずっと変態のままでいる。

 

ただし同時に、露出狂と一口に言っても幾つかタイプがあることも知った。

 

たぶん多くの人が想像する露出狂は、自分の裸を道行く他人に見せ付けて興奮する変態だろう。

 

私はそうじゃなかった。他人に裸を、胸やあそこを見られることには、まったくとは言わないけど、ほとんど興奮しなかった。それに気づいたのは、すっかり露出が習慣になった数年後、犬の散歩をしていたどこかのお兄さんにうっかり全裸を見られたときだ。

 

慌ててコートで体を隠し、全力で家まで逃げ帰った私の中には性的興奮など一欠片もなくて、ただひとまずの安堵と後悔と、素性がバレることの不安だけがあった。露出を他人に見られたのは、十数年後の今に至るまで、それが最初で最後だ。

 

私が興奮するのは、「裸を見られること」ではなく、「裸を見られるかもしれないというスリル」に対してだったのだ。あとは少しばかり、野外で裸になること自体への開放感もあったけど。

 

だからそれ以来、私はかなり場所を選んで、「安全な」露出を繰り返してきた。まずバレることはない。でも、もしかしたらバレるかもしれない。そんなギリギリのラインで。

 

何人かの男と付き合い、セックスもそれなりにしたけれど、その時も決まって部屋を暗くすることを求めた。スタイルにあまり自信がなかったのもあるかもしれない。特に胸とか。

 

 

「あー……んっ……♥ い、いく……いくぅ……♥」

 

その寸前で手を止める。

 

5分か10分ほどかけて、私は最初の寸止めを終えた。あそこはすっかりトロトロで、クリも熱く、硬くなっていた。ずれたブラの中でこすれた乳首が膨らんでいる感じがする。

 

他に入室者のいない過疎チャットを選ぶのも、こんな自分を他人に知られたくないというのが理由の半分だ。もう半分は、他の入室者と会話をしながらだと、どうしてもやたらと時間がかかってしまうからだった。あまり長く露出しているとバレる危険も増える。もちろん滅多に人のこない、来てもいざとなればすぐ逃げられるような場所を選んではいるが。

 

私が今いる東屋は、公園のはずれの、ちょっとした林の中にあった。

 

遊具や運動広場のある中心からは遠く、近道する人が通る遊歩道は反対側。昼間は散策する人もいるけれど、夜も更けたこの時間に来る者はいない。逃げ道もいくらでもあるし、最悪思い切り身を縮めれば隠れられる壁もあった。何度か下見をしてしっかりそれを確かめて、私は今夜ここで変態オナニーをすることを決めた。

 

「はぁあ……♥」

 

少し落ち着いていたクリに、また指を這わせる。すっかり体が出来上がってしまえば、それ以降は速い。たぶん1分か2分で2回目の寸止めをし、一度周囲の様子を確認してから、私はまたボタンを押した。

 

 


命令 > スカートまたはショーツを1枚脱ぐ。脱ぐものがないなら3回寸止め。


 

 

濡れた指をハンカチで軽く拭いてから、命令どおりにスカートを脱ぎ、さっき脱いだショーツとまとめてベンチの隅に置く。まだコートは羽織っているけど、これで下半身は裸だ。

 

足をゆっくり左右に開く。熱く湿ったあそこが外気に触れて、ぞくっと背中が震える。ずっと遠くに街灯の明かりが見える。その下を通る人はいない。日付が変わった深夜の公園は、この変態一人だけの貸切オナニー会場だ。

 

 


命令 > トップスを1枚脱ぐ。脱ぐものがないなら1回寸止め。


 

 

足は広げたまま、コートを肩から落とす。ただし、脱ぐのはその下のブラウス。最後の保険になるものは、ギリギリまで手放したくない。ボタンを外し、袖を抜く。スカートの上へ投げ捨て、ゆるんだブラだけの上半身に、またコートを羽織る。

 

 


命令 > 5回寸止め。


 

 

多いのが出た。でもまだまだだ。ここの最大回数は、入室者の数×10回。入室者は5人までなので、最高で50回になる。もっとも、私以外がいたことはないけれど。

 

「あ……ふぅ……♥」

 

またクリをいじる。ブラの隙間から乳首を触り、膣の中にも指を入れる。

 

「あー……イく……イくっ……♥ イきたいっ……イく……♥」

 

イきそうになるたびに、太ももがカクカク震える。でもまだ我慢。まだ裸にもなってない。いっぱいいっぱい寸止めして、それから思いっきりイくのが、最高に気持ちいい。

 

もう興奮のネタは、こうして露出オナニーをするスリル、それとそんな変態な自分自身だけだ。絶対に見られたくはないけれど、見られるギリギリまでは行ってみたい、そんな何か矛盾してもいるような欲望に支配されている私自身を、私は心の中で罵り、嘲りながら指先で嬲った。

 

「5……回っ……」

 

だんだん余裕のなくなってくる体から、また寸前で指を離す。スマホを手にとり、ボタンを押す。

 

 


命令 > 明るくて人が通りそうな場所まで行き、そこで1回寸止めして戻ってくる。できない場合は5回寸止め。


 

 

割とレアな、危険度の高いやつ。でも大丈夫……たぶん、大丈夫なはず。震えながら私は立ち上がる。一応コートの前を閉じ、東屋から出て歩き出す。

 

草と落ち葉を踏む音が、ものすごく大きな音に聞こえる。太ももに汁が垂れている感じがする。時々チラチラとコートを開け閉めしながら、私は広場のすみっこにある街灯の下に立った。

 

見回す範囲に人はいない。いないはずだ。でも、もしかしたらあの遊具の影とかに誰かいるかもしれない。広場の向こうに見える遊歩道を、誰かが通るかもしれない。ばくばく鳴る心臓で無い胸を揺らしながら、私はコートの前を思い切って広げ、あそこを指でかきまわした。

 

「あっ、イくっ、あーイくっ♥ もうっ、イッ……!」

 

速い。あっという間にイきそうになって、私はすぐに手を離した。コートを閉め、また辺りを見回す。誰もいない。少しもつれる足を必死で動かして、また私は東屋に戻った。途中からコートの前は全開だった。

 

ベンチに座り、少し息を落ち着けて、次の命令を引く。

 

 


命令 > インナーまたはショーツを脱ぎ、少し離れた場所に置く。脱ぐものがないなら4回寸止め。


 

 

ハンカチで拭くのも面倒になった私は、汚れた指を自分の舌で舐めた。塩味と酸味、ちょっとの生臭さと、何とも言えない微かなえぐみのある、私のやらしいお汁。美味しくなんかないはずなのに、妙に癖になる味。露出とは別の、もう一つの私の変態性癖。

 

コートを落とし、ブラを外す。また羽織るけど、今は全裸だ。そのままブラを東屋の外にある植え込みに投げ捨てて、コートを着ながらまたボタンを押した。

 

 


命令 > 入室者の人数×10回寸止め。


 

 

出た。今すぐにでもイきたい体に、10回は果てしなく遠く思える。でもやる。やらなきゃ。コートと足を大きく開いたまま、綺麗にしたばかりの左手を汁の中につっこむ。

 

「あー……♥ あ、ああっ……♥」

 

2回。3回。まだまだだ。4回、5回。まだ半分。

 

「イきたいっ……♥ イかせてぇ……♥ 許してぇ……♥」

 

誰かに許しを請いながら、私は寸止めを繰り返す。その相手は自分自身。野外の空気に秘部をさらしてオナる変態女を見下し、もっと下品に鳴いてみせろよ、と嘲笑するもう一人の私。

 

「イッ……ひ、い……♥ じっ……かい……♥」

 

そろそろイきたい。絶頂許可、ほしい。でもまだ全裸になってない。脱衣命令、来て。

 

 


命令 > 紐や手錠で片足をその場に固定する。できない場合は5回寸止め。


 

 

「あっ……」

 

ヤバい。出てしまった。ヤバいやつだ。

今までは、その手の道具を持ってこなかったから、寸止めで済んでいたやつだ。

 

でも、今日の私のコートのポケットには、おもちゃの手錠が入っていた。

どうせ出ないと思いつつ、買って持ってきてしまったもの。

 

もちろんおもちゃだ。外そうと思えば外せるやつ。だけど、そんな一瞬で外せるほどゆるい物でもない。

 

改めて、周囲を見回す。静かだ。誰もいない。そうだ、こんなところに誰も来ないはず。でも……。

 

 

絶頂に飢えてヒクつくあそこをそっと慰めながら、少し長い間ためらって、それから私は手錠を取り出し、震える手でそれを右足首とベンチの右の端に嵌めた。

 

大丈夫。大丈夫だ。もし人影が見えたら急いで外せば間に合う。大丈夫。

 

 


命令 > 3回寸止め。


 

 

「ああ……♥」

 

右足を引っ張られ、大きく開いた股の中心から、ぶちゅぶちゅといやらしい水音が立つ。緊張と恐怖と興奮が混ざり合って、快感が体内で高止まりしている。もうちょっと、もうちょっとだけ上がれば、イけるのに。

 

2回、3回。次、早く。ボタンを押す指が震える。

 

 


命令 > 服を1枚脱ぐ。脱ぐものがないなら2回寸止め。


 

 

コートを脱いだ。全裸だ。裸で片足を固定した変態女の出来上がりだ。

 

でも、これで絶頂許可を待てる。引けば終わる。イける。引いて。

 

 


命令 > 紐や手錠で片足をその場に固定する。できない場合は5回寸止め。


 

 

「ひぇ……」

 

ああ……どうして、どうして私は、手錠を二個も持ってきてしまったのだろう。

 

いや、たまたま二個セットだったから。それだけだ。深く考えずポケットに突っ込んだだけ。まさかホントに出るなんて。それも二度。

 

精一杯体を折り曲げ、左足を固定する。ベンチの左の端へ。大開脚だ。もう閉じることもできない。ああ、変態、このド変態。淫乱変態露出狂だ。

 

やばい。これはやばいと思う。外そうとしても時間がかかってしまう。

絶対中止するべきだ。スリルを味わうにも、限度がある。今までずっと、その本当に危険なラインは越えないようにしていたはずなのに。

 

だけど今日の私は、この割れ鐘のように響く心臓に頭をもみくちゃにされながら、今ここで全裸で股をおっぴろげてイってみたいと願ってしまった。

 

 


命令 > 入室者の人数×5回寸止め。


 

 

「いいいぃ♥ あぁあ♥ ひぃっ♥ イぐッ♥ イキたいっ♥ ほぉおお♥」

 

乳首がクリみたいになっている。あそこはお漏らしでもしたみたいにぐちょぐちょだ。少し触っただけでイきそうになる。

 

「さんっ、ひぃい♥ あひぃ、よんっ♥」

 

もうゲームなんか無視してイってしまいたい。イッて終わりにしたい。その気になれば簡単だ。でも、もう一人の私がそれを許さない。許可が出るまで絶対イくな、と私の頭を押さえつける。

 

あっという間に5回。出て、絶頂許可。もう出て。お願い。

 

 


命令 > 5回寸止め。


命令 > 服を1枚脱ぐ。脱ぐものがないなら2回寸止め。


命令 > 入室者の人数×10回寸止め。


命令 > トップスを2枚脱ぐ。脱げないなら1枚につき3回寸止め。


 

 

ああああ……♥

 

なんでっ♥ なんで出ないのっ♥ 最初に出ちゃったから? そんなぁ♥ お願い、早く出てっ♥ おかしくなるっ♥ イきたいっ♥ヘンになっちゃうっ♥ クリ取れちゃうっ♥ おまんこ破けちゃうっ♥ たすけてぇっ♥

 

もうだめっ♥ イかせてっ♥ お願いイかせて、許して♥ イきたい♥イきたいイきたいイきたいイかせてっ♥お願いっイかせ

 

 

 

えっ

 

 

嘘っ

 

人っ 男っ二人組っ

こっち来るっ

 

うそっ どうしてっ 気付かなかったっなんでっ

だめっ そんなっ あっこっち見たっ 見られたっ

走ってくるっ 逃げないとっ あっ足っ手錠がっ無理っ間に合わないっ

 

ダメだっ♥ 終わったっ♥ 私の人生終わっちゃっあっイくッ♥

イッちゃうイくイくイくイッッッ────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あー……。

 

ぐっちょぐちょ……。

 

何回、出されたんだろ……。中にも……口にも……。途中から人数増えてたし……。大丈夫な日でよかった……。

 

写真まで撮られたし……。顔は死守した……つもりだけど……。やばいなぁ……いまごろどっかにアップされてたり……。下手すると、位置情報つきで……それ見たやつが……やってくるかも……。……早く逃げなきゃ……あー、だっる……。

 

「この辺に住んでるの?」とか聞かれたっけ……。念のため遠くまで足伸ばしてよかった……。

 

スマホもロックできたみたい……しそこねてたら、ホントに人生終わってたかも……。

 

「明日も来いよ、犯してやるから」だったかな……あのチャラそうなやつ、去り際に……。バカじゃないの……来るわけないでしょ……。あー、あいつの、太かったなぁ……。

 

……そう、もう二度と……ここには、来ないんだから……絶対……。

 

 

ああ……でも……。

 

……きもちよかった、なぁ……♥

 

 

 

 

 

私は、ぼんやり思い出していた。

露出狂の別なタイプ──野外で犯されることに興奮する人種がいることを……。

 

 

 

 

 

 


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