さきゅらぶ!~サキュバスのお姉さんを援助することになりました♡~ 作:カイザー
オリジナル:現代/恋愛
タグ:R-18 魔物娘 サキュバス 純愛 イチャラブ 授乳手コキ パイズリ 種付け 受精 精液封入 筆下ろし
うだつのあがらないフリーターの主人公は、ある日不思議な美女に命を救われる。異世界から来たサキュバスなのだという彼女は、人間界では入手困難な魔力を求めていた。
サキュバスが魔力を補充するためには、男性の精液を注いでもらう必要がある。助けてもらった恩返しに、魔力を「援助」することになった主人公は、彼女とエッチをするようになって──。
サキュバスのお姉さんと過ごす、甘く爛れた日々をあなたに。
「お疲れさまでしたー」
店から出ると、外は真っ暗闇だった。携帯の時計を確認すると、短針は一を超えている。過去最遅の退勤時間に思わず溜息が零れた。
バイト戦士──有り体に言えばフリーターである俺の勤務時間は夕方六時まで。本来ならとっくに帰宅して寝ている時間なのだが、今日は運が悪すぎた。次のシフトの担当者が、出勤中に怪我をして来れなくなってしまったのだ。
こういう場合、通常は店長かマネージャーが穴埋めをするのだが、今日に限って両者とも都合が悪いらしい。電話で店長に頼まれて急遽シフト時間を伸ばす羽目になり、気がつけばこんな時間になってしまった。さすがに疲れたし、さっさと帰って寝てしまおう。
「猫の子一匹いないってこのことか」
日中は忙しなく車が行き交う国道も、平日の深夜という時間帯のせいか、空恐ろしいほどに静かだ。ここが住宅街ではなくビル街なら、この時間でも煌々と明かりが灯っているのだろうが……。
毎日終電帰りや泊まり込みだと嘆いていた元同級生を思い出す。最近ニュースで話題になるが、世間の正社員はそういう暮らしが珍しくもなく、そこまで働いても給料がろくに出ないことさえザラなんだとか。それを考えると、フリーターである現状から抜け出そうという意欲が霞のように消えていく。
今のバイト先は、こんな時間まで働いても給料は出るし、社畜生活を送るよりは遙かにマシだろう。そう結論づけると、今夜の食事をどうするかに思考を切り替えて夜道を進んでいく。
寝静まった住宅街を抜けると、閑静な国道へと差し掛かる。しばらく僻地を進むとまた街が見えてきて、その先が自宅なのだが、考えてみれば結構な距離だ。普段は運動を兼ねて歩いて行き来しているが、この時間帯はさすがに歩くのが怖い。自転車かバイクでも買うべきだろうか。
まあ、ないものねだりをしても仕方がないわけで。不審者と遭遇しないことを祈りながら、上りの坂道を歩いていく。夜の空気は冷たく澄んでいて、空が晴れわたっているのと相まって不思議と気分が良くなってくる。夜の散歩も、案外悪くないかもしれない。
「~♪」
歌を歌いながら山道を歩く男。端から見えば通報ものだが、山道では野生動物ぐらいしか見る者もいない。しかし、道のりの半分ほど進んで神社の鳥居が見えてくると、さすがに歌うのは憚られて口を閉じてしまう。別に神仏を信じているわけではないが、神社仏閣の前ではどうにも神妙な気分になってしまうのは日本人の特性なのだろうか。
「神社なぁ……昔は怖かったんだよな」
街灯に照らされた鳥居を眺めていると、昔を思い出して苦笑いしてしまう。あの大きく口を開けた赤い構え。幼い頃は、あそこを潜ると別の世界に消えてしまいそうな気がして、どうにも怖かったのだ。そもそも鳥居は神域と俗世を区切る役割を持っているから、あながち間違いではないのだが。
別の世界に踏み込んでしまうことに怯えていた、かつての俺。しかし、今の俺はどうだろうか……実を言うと、最近流行の異世界転生に惹かれるものはある。夢も希望もない現実世界を捨てて、美少女と冒険が待つ別の星へ。あの鳥居を潜ったら、そんな世界へ行けたりするのだろうか?
「どうせなら、サキュバスのお姉さんがいる世界がいいなぁ」
ぼんやりと、儚い妄想を口にする。エルフとかドワーフとかのお姉さんでもいいけど、そういう世界に転生できたらさぞや桃色な日々が待っていることだろう。
めくるめくパラダイスに思いを馳せていたら、なんだか現実世界の体の疲れが増した気がする。大きく一度溜息を吐いて、神社の横を通り過ぎ、下り坂から寂しい我が家へ歩みを進めると。
「ん? こんな時間に車か」
静寂の中に小さく響く異音。耳を澄ませてみると、どうもトラックのディーゼルエンジンのようだ。前の方から、ヘッドライトの光が段々と近づいてくる。こんな夜中まで、運転手の人もご苦労様……って。
「あれ、なんかおかしくないか?」
こっちに向かってくるはずのヘッドライトの光。目の錯覚か、それがどうにもブレて見える。足を止めてよく観察してみるが、見間違えではないようだ。徐々に近づいてきた車のライトは右に左にと揺らいでいて、蛇行運転を繰り返しているらしい。
ふざけているのか、飲酒運転か、それとも居眠りしているのか。遠くに見えていた光は、いつの間にか全体像が見える距離まで近づいてきていた。エンジン音を奏でて迫り来るトラックの巨体は、明らかに法定速度を逸脱しており──ヤバい!
「嘘だろおい……!」
真っ青になった。山の中腹にあるこの一帯は、歩道が存在しない。右手は切り立った岩場、左手は崖と、どこにも車を避ける場所がないのだ。慌てている間にも、爆走するトラックは蛇行しながら突っ込んできていて……。
「さっきの神社まで──」
踵を返し、疲れた体に鞭打って全力疾走。あんなトラックに突っ込まれたら一巻の終わりだ。異世界転生したいなどと言ってはいたが、冥界に旅立つのはさすがに御免被る……!
アスファルトを蹴りつけてひたすらに走るが、エンジン音とタイヤの軋む音は徐々に大きくなってくる。高校時代、足は速い方だったが、いくらなんでも法定速度を無視したトラックに敵うわけはない。走れど走れど安全地帯は見えてこず、あとどれだけ余裕があるかと後ろを振り返ると──。
「──あ」
死んだ。
銀色に輝く車のシャーシ。それがはっきりと確認できるぐらい、死が間近に迫っていた。
時間が切り取られたように、奇妙なほどゆっくりとトラックが進んでくる。走馬灯とやらが流れることもなく、俺が最期に見ることになるのは、無慈悲な鋼鉄の巨体なのか。恐怖も憤りも、湧き上がるはずの感情は全て死の予兆に押し流され、衝撃に備えて両眼を瞑る……。
「…………」
…………あれ?
いつになっても、体を挽き潰すはずの痛みが襲ってこない。まさかもう、痛みを感じる余裕さえなく死んでしまったというのだろうか。
フリーターで彼女もいない童貞のまま、こんなところで終わりなのか。行き場さえわからない後悔と混乱の中、おそるおそる目を開け、死後の世界を確認しようとするが。
「……は?」
目を疑った。
今の今まで、俺に死を輸送しようと邁進していたトラック。ありがたくもない荷物を運んできたそいつが──糸で吊られでもしたかのように。何もない空中に、ぽつんと浮かんでいるのだ。
呆然としながら自分の頬をべちべちと叩いてみるが、痛い。夢でないとすれば、俺の頭がおかしくなったのか。テレビ番組のドッキリかと周囲を見渡すも、『ドッキリ大成功!』と書かれた立て札を持ったスタッフはどこにもいない。となれば、宙に車が浮いているあり得ない光景は現実だとでも言うのだろうか。
「ふぅ、あぶないあぶない。よかったぁ、無事だったみたいですね」
唐突に。異常すぎる光景には不釣り合いな、玲瓏な声が耳朶を打った。女性のものと思われるその声に、半ば反射的に振り返ると。
「こんばんは、人間さん。危ないところでしたけど、大丈夫ですか?」
黒檀を塗り込んだような翼。
側頭部から生えた一対の角。
宝石のように輝く桃色の髪。
そして……他の全てを魅了するような、整いすぎた人外の美貌。
特撮でもドッキリでもない。本能が、アレは本物だと訴えている。神話か異界の住人か──そんな異形の美女が、夜の闇を従えるように、悠然と宙に浮いていた。
「────っ」
ぷつん、と頭の奥で糸が切れたような感覚。
度重なる異常事態に、処理能力が限界を超えたのか。膝の力が抜け、急激に意識が遠のいてくる。揺らいでいく世界の中、最後に目に映ったのは、慌てて俺へと向かってくる美女の姿だった。
***
……。
…………。
………………っ。
「う……っ……?」
ぼんやりと目を開く。ここは……一体どこだ?
思考に靄がかかったようで、何があったのかを思い出せない。どうやら、布団か何かの中で仰向けになっているようだが……。
しばらく目を瞬かせていると、どうも部屋の中にいるらしいことが把握できた。意識が次第にはっきりしてくるにつれ、体が動かせるようになってくる。もぞもぞと起き上がろうとしたところで──唐突に、意識を失う直前の光景を思い出した。
夜の山道。迫り来る大型トラック。死を覚悟した瞬間、車が宙に浮くあり得ぬ光景。そして──角と翼を持つ、人ならざる異形の美女。あれは、やはり夢か何かだったのか。
「あ、気がつきました? よかったぁ……」
と。聞き慣れない誰かの声に、思わず振り向いてしまう。驚くべきことに、そこには。
「なかなか起きなかったから、心配したんですよ。大丈夫ですか? 痛いところはありませんか?」
腰まで伸ばした長い髪。整いすぎた顔立ちは人形のような精巧さでありながら、穏やかな微笑みによって柔らかな雰囲気を纏っている。抜けるように白い肌に、宝石のような緑色の瞳の、優しそうな美人のお姉さん。普段なら、こんな女性に話しかけられれば舞い上がってしまうところだが──。
「あなたは……」
その風貌に既視感を抱いた瞬間、思い出した。
バイトの帰り道、居眠り運転のトラックに轢き殺される寸前……大型車両が、空中に浮いていたこと。そして同じく宙に浮いていた、角と翼を持つ異形の女性。
あちこち細部が異なっているが、目の前に居る女性はそれと瓜二つだった。今更だが、この部屋らしい場所は自室ではないし、あれは夢ではなかったのか。
唖然とする俺を眺めていた謎の美女だったが、何かに気づいたように手を叩くと、ちょこちょこと歩いてソファーに腰掛けた。ちょうど目線が合う形になると、小さく頭を下げられる。
「ごめんなさい、自己紹介がまだでしたね。私はヴェレーナ・テファ・リンドグレーン。レナって呼んでくださいね」
「あ、ご丁寧にどうも。自分は──です」
外人さんだったらしい。流暢な日本語に、思わず素で挨拶を返してしまうが。
「って、そうじゃない……。俺、確か車に轢かれるところだったと思うんですが……あなたが助けてくれたんですか?」
「はい。魔術を使うのは久々だったので、ギリギリになっちゃいましたけど、間に合って良かったです。私、重力系の魔術ってちょっと苦手で……」
「…………え?」
なにかとんでもない単語が聞こえた。魔術って……アニメじゃないんだから。
この美人さんは、もしや電波を受信していらっしゃる系の属性をお持ちなのか。いくらなんでも、そういう系統の人とお近づきになるのは危険な香りしかしない。引きつった笑みを浮かべつつ、どうやってこの場を凌ごうかと考え──気を失う直前の、あり得ない光景を思い出した。
爆走していた大型トラックが、不自然に宙に浮く現象。特撮やCGではないものを、俺ははっきり目にしていた。あんな物理現象に反したものを説明できる単語があるとするならば……それは、魔法や魔術と言われるものではないだろうか。
「あ、そっか。こっちの世界の人は魔術のこと知らないんだった……」
ヴェレーナと名乗った美女は一人納得したように頷くと……右手を俺に差し向け、何事かを呟いた。それに連動したのか、彼女の指先が淡い紫色に輝き──ふと、自分の体に違和感を覚えた。エレベーターで上階へ向かう時の、押し上げられるような感覚。
「……嘘だろ」
驚愕を通り越して、唖然とした。今寝ていた布団から……俺の体が、天井につかんばかりに浮いていたのだ。
不自然に浮かび上がった尻と布団の間を探ってみるが、何もない。吊り下げられているのかと疑っても、ワイヤーがあるわけでもない。特殊な機械があるのかと周囲に目を向けても、そんなものは見当たらない。
呆然としているうちに、こちらに向けられていた指先から光が消え、同時に浮いていた俺の体も布団にずしりと着地した。思わず、ぺたぺたと自分の体を触って無事を確かめてしまう。
「ええっと、こんな感じです。生き物を動かすのは難しいので、さっきは車の方を動かしたんですけど、間に合ってよかったです」
にこにこと穏やかに話すレナさんだが、今の光景は俺の理解を置き去りにしていた。人知を超えた存在に対し、畏怖めいた感情がこみ上げてきてしまう。
「あなたは、一体……?」
おそるおそる問うと、美女はくすりと笑みを零した。先ほどと同じように指が掲げられると、今度は彼女の全身を淡い燐光が包み──。
「実は私──サキュバスなんです」
そこに立っていたのは、外国人のお姉さんではなかった。
緩く湾曲した一対の角。自然界ではあり得ない桃色の髪。背中に生えた蝙蝠のような翼。ゆらゆらと揺れる細長い尾。
人の形をした、人ではない異形の美女。月光を従え、夜空に佇んでいた超常の存在が、今眼前に現れていた。どこからともなく漂う甘い香りは、彼女の色香が実体となっているものなのか。
まやかしだと、奇術だと断じるには、目に映る光景はあまりに真に迫っていた。これだけのものを見せられては、否が応でも現実を認めざるを得なかった。
「ごめんなさい、びっくりさせちゃいましたね。順番に説明していきますから──」
口を開けて呆然と座り込む俺に、丁寧に語りかけてくるヴェレーナさん。思考回路がオーバーヒート寸前だった俺は、ただ黙って彼女の話を聞くほかなかった。
「この地球とはちょっと位相の違う空間に、こちらの世界では魔界と呼ばれる場所があるんです。神隠しとか、不可解な行方不明事件とか……聞いたことありません?」
「まあ、それぐらいは……」
時々、テレビのミステリー特集なんかでやっている話だ。バミューダ沖で軍用機が行方不明になったとか、船の乗員が全員影も形もなく消えたとか……。
「あれって大体は、私がいた世界──魔界と繋がっちゃったことが原因なんです。地球と魔界は時々互いに干渉してしまうことがあって……。最近研究が進んで、やっと防止策が取れるようになったんですよ」
「はあ……」
「それだけじゃなくて、二つの世界を行き来することもできるようになったんです。ごく一部の人しか、移動は許されていないんですけど……私は、運良く伝手があったので。この世界では、こちらの会社に勤めさせて頂いてるんですよ」
差し出された名刺には、レナさんの名前とともに、俺でも知っているような大企業の名前が載っていた。純日本生まれ日本育ちの俺より、よほど社会人としてしっかりしていらっしゃる異世界の美女。驚きすぎて、一周回って冷静になってきた。
えーと……地球のコミュニティに溶け込みすぎじゃないですかね、この方々。同じく魔界の住人だと、マスメディアでよく見る俳優や事業家の名前を幾つか挙げられるに至ってはついに壊れた笑い声を出してしまった。
逆に、地球世界の住人が魔界側で活躍している事例もあるらしい。両世界の多種多様な機関は血の滲むような努力を重ね、条約やら規則やら環境やらを整えてどうにか今の平和的な状況を構築したようだ。
「……ありえねえ」
あまりの内容に、乾いた笑いが零れてしまう。どう考えても、ちょっとアレな人の妄想だとしか思えないのに──目の前で、次々と証拠を提示されるのだ。自分の常識が次々と打ち砕かれていく現状、もう笑うしかないだろう。
俺にこんなことを話していいのかと疑問を感じたりもしたが、よく考えなくても、こんな話を余所で吹聴すれば精神に異常を来したと思われる。これ以上突っ込んだ話を聞くのも怖いし、別の話題を振ってみよう……。
「とりあえず、話はわかりました。それはいいんですけど……どうして俺を助けてくれたんです?」
壮大すぎる話は一旦棚の上に置いて、気になっていたことを訊ねる。するとレナさんは、恥ずかしそうに目線を逸らしてしまった。
「私、夜の散歩が趣味なんです。人に交じってお仕事をしてると、ストレスが溜まることが多くて……元の格好で空を飛んで、時々息抜きしてるんです」
「あー……なんとなくわかります。誰も居ないところでぶらぶらするのって、結構楽しいですよね」
「そうですよね! それで、さっきもあの山のあたりを飛んでたんですけど……偶然、あなたが轢かれそうになるのを見てしまって。咄嗟に、手が出ちゃってたんです」
魔術を使って事故を阻止したのはいいが、異世界人であるという事情から、警察や病院に関わるのは不都合が生じる。そのため、居眠りしていた運転手の記憶を書き換えた上で路肩にトラックを停めて隠蔽工作。俺については自宅に連れ帰り、念のため治癒魔術をかけて様子を見てくれていたのだという。
「あれ? でも、記憶を書き換える魔術が使えるなら、俺にもそれを使えばよかったんじゃ……」
話の途中で違和感を抱き、そう指摘する。そんな便利なものがあるなら、わざわざ手間をかけて俺を運んでくる必要などないはずだ。
ところがレナさんは、何故だか恥ずかしそうに俯いてしまった。それと関係があるのかは判らないが、先ほどから感じていた甘い匂いが、少し強まったような気がする……。
「それは、その……。魔術を使うには、魔力を消費しなければいけないんです」
「はあ……まあ、車でもガソリンは使いますしねえ」
「それで、お恥ずかしい話なんですが……さっき使った魔術のせいで、私の溜めてた魔力、ほとんどなくなっちゃって……。補充しないと、ちょっと困ったことになっちゃうんです」
レナさんの様子からすると、魔力というものは貴重な物資なのだろう。ガソリンならその辺の店に行けば売っているが、そんなファンタジーな燃料を売っている店は見たことがない。それを消費させる原因になった身としては、どうしようと頭を抱えるほかないのだが。
「魔力の補充ってどうすれば……」
「その……私って、サキュバスなので……。一番いい魔力供給手段になるのは──男性の精液、なんです」
ほんのりと、羞恥混じりに微笑むレナさん。仕草だけを見ればとても清楚なのに、いったい何を言ってるんだ……!?
「え、ちょ、それって……!」
「なので、もしあなたが嫌でなければなんですけど……魔力供給に、お手伝い頂けないかなぁって。もちろん強制ではないですし……お手伝い頂けるなら、その分たっぷり気持ちよくしてあげるんですけど……♡」
じっと俺を見つめてくる緑色の瞳に、強い色香を感じてくらりとする。レナさんは今までに見たことがないくらい美人だし、スタイルもめちゃくちゃいいし、こんなお姉さんとそういう展開になれるのは童貞の身からすれば願ってもないことだけど、出会ったばかりの人とそういうことをするのは……。
大混乱して目を白黒させていると、レナさんが僅かに前屈みになってみせた。途端、豊満な胸がたゆんと揺れ、そこに目が吸い寄せられてしまう。先ほどから漂う、甘い香りのせいだろうか。自分でも驚くほど性欲が湧き起こってきていて、レナさんに釘付けになってしまう──。
「どうですか♡ サキュバスの私と……エッチなこと、したくないですか♡」
甘すぎる声に、脳がふやけていく。一瞬前まで、真面目なことを考えていた気がするのに、性欲が思考を押し流してしまう。
蠱惑的な眼差しを向けてくる、おっぱいの大きいお姉さん。この誘いを断っては、こんな機会は二度と訪れまい──そんな打算的な考えさえ、股間の昂ぶりに塗り潰されていく。もうとにかく、このお姉さんとエッチなことがしたい……!
「……したい、です」
「ふふっ、そうですよね♡ それじゃあ、服を脱いでもらえますか♡」
レナさんに微笑まれると、催眠術にでもかかったかのように半ば夢見心地で自分の服を脱ぎだしてしまう。あまりの非現実感に、欠片ほど残った理性が警鐘を鳴らすが、それ以上に期待と興奮の方が大きかった。
下着を脱ぐと、自分でも驚くほど勃起した分身が飛び出してくる。ベッドに腰掛けたまま、あまりの欲望に驚いていると、いつの間にか服を脱いだレナさんがそっと目の前に座り込んできた。
「おっきくなっちゃってますね♡ この香り……童貞さんなのかな♡ かわいい♡」
いきり勃った肉棒に顔を近づけ、そんなことを口走るレナさん。なぜ見抜かれたのかと不思議に思うが、今はその言葉さえ性欲を刺激するスパイスになり、触れられもしないうちから肉棒が期待に震えてしまう。
足の間で女の子座りになったサキュバスが、ペニスを間近で見つめているというシチュエーション。そのまま、整った美貌が亀頭に近づいていき……。
「ちゅっ……ぺろっ……ぺぇーろっ♡」
膨らんだ先端に唇が落とされ、そのまま舌が裏筋をなぞり上げる。僅かに遅れて、ざらりとした感覚が肉棒に走り、背筋が震えるほどの気持ちよさに腰が浮いてしまう。
なんだ、この気持ちよさっ……! これはまさか、フェラチオというものをしてもらえるのでは……!?
「この香り……とっても濃厚♡ このおちんちんなら期待できそう……♡ 次は咥えてあげますから、こってりしたお精子、お口にたくさんくださいね♡」
恍惚とした表情で、レナさんがこちらを見上げてくる。淫猥すぎるおねだりにまた反応してしまうペニスを、艶やかな唇がゆっくりと包み……そのまま、先端が口内に咥えられてしまった。
「んちゅっ、ちゅ、ちゅぷっ……♡ ちゅぷっ、ぢゅっ……♡ ぢゅ、ちゅぽっ……♡」
温かな粘膜に包まれる快楽に、興奮だけでなく不思議な安心感を覚える。そのまま身を任せていると、サキュバスは唇でカリ首のあたりを押さえ、そのまま顔を上下に動かして肉棒を扱き始めた。
「れろっ、ちゅぷっ……♡ お口の中で、びくびくしちゃってる……♡」
「やばいっ、こんなの……!」
「れーろっ♡ ふふっ♡ 私のお口、気持ちいいですかー♡」
どこか悪戯っぽいお姉さんの声に、こくこくと首を縦に振る。熱すぎる口内に包まれた亀頭は、ねっとりと甘くねぶり回され、ただ猛烈な快感を訴えるばかり。一人でするオナニーと違って、予測も制御もできない女の人の口淫は、物理的な快楽度が桁違いだ。こんなの、一度味わったら抜け出せなくなる……!
「んぅんっ♡ おちんちん、またおっきく……♡ ふふ♡ 我慢しないで、お口にびゅるびゅるしちゃっていいんですよー♡」
そう言うと、レナさんはまた亀頭にキスをして──。
「ぢゅぽっ! ちゅるっ、じゅぶ、じゅぷっ、ちゅぽっ! れろれろっ、ちゅる、ちゅぽっ!」
フェラチオの速度を、急激に上げてきた。舐め回すような穏やかな動きから、搾り取るように激しい動きへと舌遣いも変化し、唾液と先走りが混じって唇が動くたびに卑猥な音が奏でられる。
肉竿が舐められ、包まれ、次第に制御不能な熱量が睾丸のあたりから上り詰めてくる。やばい、このままだと……!
「レナさん、そろそろ……っ」
「ちゅぽっ! ちゅぱっ! れろ、ん……♡ 我慢、しなくていいですから♡ ちゅるっ……いっぱい溜めた濃いの、ぢゅるっ、お姉さんにいっぱい出して♡」
リードしてくれるお姉さんとしての、崩れた敬語。その甘い許しに、射精感が一気に強まってきた。もう、限界はそこまで迫っていて……。
「ちゅぽっ! ちゅぽっ! ちゅぱっ! ちゅぱっ! ちゅるるるるっ、ぢゅるるるるぅぅぅぅっ!」
「出、出るぅっ……!」
──びゅるびゅるびゅるぅぅぅっ! びゅく、びゅ、ぴゅ、ぴゅるるるるっ!
思い切り亀頭を吸い上げられて。導かれるように、サキュバスの口内に射精した。
腰ごと持っていかれそうな、視界が白くなるほど気持ちいい極上の絶頂。女性の口で促され、吐き出した欲望を受け止めてもらえる悦楽は、おかしくなってしまいそうなほど。
「ん、ごく、んっ……♡ 全部、受け止めてあげますから……んっ♡ んくっ、ごくっ……♡」
口内射精の間中、レナさんは舌で優しく亀頭を舐め回し、しっかり精液を吐き出せるようにサポートしてくれた。亀頭はレナさんの口に覆われ、どうなっているのかを伺うことはできないが、絶頂感だけでもこの上なく濃厚で大量の精子が吹き出しているのがわかる。
「んくっ、んぅ、ん……ごく、んっ♡ はぁ……ぅっ♡ すっごく濃いお精子でしたよ♡ 魔力もたっぷりで……んっ♡ 素敵でした♡」
最後まで射精を促してくれたレナさんは、あろうことか、喉を鳴らして粘液を飲み干してしまった。アイスを舐めるかのように、舌で亀頭全体をしっかりと拭い取り……やや力を失ったそこから唇を離すと、にっこりと微笑んでくれる。
サキュバスお姉さんのフェラチオは、途轍もなく気持ちよかった。これから先、オナニーでこれに匹敵する快感を得られることはないだろう。できればずっとしゃぶっていてもらいたいほどの、極上の絶頂だった。
「ん……ほんとに濃い魔力……♡ こんなに美味しいの飲まされちゃったら、私……♡」
絶頂の余韻に浸っていると、レナさんがもじもじと体を動かし始めた。おもむろに足の間から立ち上がると、ベッドに乗り込み、体重をかけてくる。気づけば俺は、彼女にのしかかられるような体勢になってしまう。
「レナ、さん……?」
「ごめんなさい♡ あなたの精液、とっても美味しくて……私、子宮が疼いちゃってるんです♡ たーっぷり、中出ししていいですから……あなたの童貞、頂いちゃってもいいですか♡」
ハートマークが浮かんで見えるほど、とろとろに発情した瞳。半ば押し倒された状態で、そんな目で見つめられて……甘過ぎる誘惑を受けて、断れるはずがない。射精したばかりだというのに、ペニスはもう完全回復し、我ながら信じがたいほどの硬さを取り戻していた。
やばい。こんなに美人でエッチなお姉さんで……童貞、卒業だなんて……!
「お願いしますっ……!」
「ふふっ♡ わかりました♡ それじゃあ……おちんちん、食べちゃいますね♡」
いつの間にショーツを脱いでいたのか。仰向けに寝転ぶ俺の上に、レナさんがゆっくりと腰を下ろしてくる。動画や創作物でしか見たことがない、桃色の女性器が淫靡な口を開き……観察しようと思ったのも束の間、そのまま肉棒の上に下ろされてきた。熱い体温を亀頭の先で感じた刹那、濡れた割れ目に静かに肉竿が沈んでいき……。
「んんっ……♡ 全部、入りましたよ♡ 童貞卒業、おめでとう♡」
完全に、おまんこの奥まで迎え入れられてしまった。口の中よりも密着感が高く、滑って温かい場所に包まれる気持ちよさと、お姉さんで童貞を卒業できるという現実離れした状況の多幸感。嬉しさだけでも射精しそうなほどなのに、挿入した肉棒が伝えてくる生殖器官の快感は、脳を快楽信号で麻痺させてしまう。
ねっとりとペニスに絡みつく淫肉。細かな突起の群れが肉竿全体に絡みつき、愛液をまぶして扱きたててくる。それ自体が一つの生き物のような膣粘膜の刺激は、とてつもなく甘美な悦楽を与えてくれていた。
「おちんちん、とっても硬い……♡ それじゃあ、動きますね♡ 私のおまんこ、いっぱい感じてください……♡」
ただ迎え入れられているだけでも気持ちがいいのに、レナさんは甘く囁くと、腰をグラインドさせて膣壁を揺すってきた。口とはまた首肯の異なる、淫魔の膣の気持ちよさは、筆舌に尽くしがたいほどだ。
「気持ちよさそうなお顔♡ ふふっ……サキュバスの膣内って、どんな感じ?」
「あったかくて、ねっとりしてて、めちゃくちゃ気持ちいいです……! こんなの、すぐ出ちゃうかも……!」
にゅらにゅらと淫猥に膣肉を蠢かせるレナさんは、俺の反応を楽しそうに伺っていた。余裕たっぷりのお姉さんにリードされているというシチュエーションに、精神的にも興奮が強まっていく。
「もぉ、ダメですよー♡ 男の子は、いっぱいお射精我慢して……濃ゆーい精液たっぷり溜めて♡ 最後の最後に……♡」
そう言うと、それまで浮かしていた腰をゆっくりと落としてくるレナさん。肉棒に体重の重みが加わり、また異なった悦楽の味に、亀頭が一段と膨らんだのを自覚する。それだけでなく、膣奥で震える亀頭に、何かがむっちりと押しつけられて。
柔らかくねっとりとした膣襞とは異なる、少し肉厚で硬い感触。それでいてぷにぷにとしているこれって、もしかして──?
「わかります? 女の子の大切なところ♡ ここに、白いのどぴゅどぴゅって注いで……♡ 子宮にた~っぷり種付けするのが、一番気持ちいいんですから♡ もうちょっとだけ頑張りましょ♡」
整った美貌が、優しい微笑みを浮かべてみせる。清楚さすら感じさせる佇まいとは裏腹に、腰つきはいっそういやらしくなり、接合部からは愛液でぬちゃぬちゃと水音が響いている。
この音を聞いているだけでも興奮するのに、中出しを煽るレナさんの言葉は性欲の熱を一段と押し上げた。むちむちな肢体の、美人のお姉さんサキュバスに中出し……!
俺の興奮が丸わかりなのか、レナさんはますます上機嫌な表情になる。その頬がほんのりと紅潮し、彼女もまた気持ちよくなってくれていることがわかるのがたまらない。
「生エッチまでさせてあげるのって、ほんとに特別なんですよ♡ あなたのお精子、とっても濃厚でしたから……私の子宮も、欲しがっちゃってます♡」
「うぅ、っ……!」
「ここですよー♡ こ・こ♡ ねばねばしたお精子、出しちゃってもいいんです♡ 私の子宮、あなたの精液でマーキングしちゃってください♡」
ぐりぐりとペニスに体重をかけてくるレナさん。最奥の子宮口が亀頭に吸い付いて、精液をねだっているのが判ってしまう。繊細に肉竿を撫でてくれていた膣肉もその動きを変え、子種を搾り取ろうというのか締め付けを強めてきた。
一気に強まった快感に、思わず腰が浮いてしまう。その反応を見逃さず、レナさんは弾むように腰振りを再開した。量感たっぷりの肉体が跳ねるごとに豊満なおっぱいがぷるりと揺れ、ピストン運動の刺激で肉竿の根元から徐々に射精欲が高まってくる。
「レナさん、もうっ……!」
「我慢できない? ふふっ♡ そろそろ、いいですよ♡ 気持ちいいお射精、いっぱいさせてあげます♡」
限界だと目で訴えると、レナさんは俺の両手を握ってくれた。ますます激しくなっていく腰の動きと膣の抱擁に、否応なく性欲が煽られていくが……。
「このまま出しちゃったら、妊娠……っ」
「ふふ♡ 心配してくれてるんですね。優しい……♡ 大丈夫ですよ♡ サキュバスの体は特別ですから……安心して、無責任にどぴゅどぴゅしちゃっていいんです♡」
快感の余りしどろもどろになりながらも、懸念していたことを伝える。先走りが流れ込んでいる時点で避妊しているとは言えないことに気づき、今更ながらに不安が襲ってきたが──都合の良すぎるレナさんの言葉に、不安は性欲に飲み込まれてしまった。
妊娠の心配が無いなら……この美人のお姉さんに、好きなだけ中出しできる? 本当に、そんな夢みたいなことが──。
「でも……あなたのお精子、とっても相性がいいみたいですから♡ ねばねばした濃いので、子宮たぷたぷにされちゃったら……もしかしたら、ね♡」
興奮のあまり、レナさんに合わせて拙く腰を突き上げだした俺に、悪戯っぽい微笑みを零すお姉さん。明らかに冗談だと判る口調でありながらも、そのフレーズはどうしようもなく俺の本能を煽ってくる。
腰をいやらしく振りながら、器用に状態を倒して間近で俺を見つめてくる彼女。桜色の唇が、優しさと性欲を糖分に宿して開かれる。
「想像してみて♡ とーっても濃いお精子をびゅー♡ ってして、子宮をいっぱいにして……私の卵子に、受精させちゃってるところ♡」
意識させるように、子宮口をきゅーっと吸い付かせ、膣の圧力を強めてくるレナさん。俺の肉棒から精子が飛び出し、彼女の生殖器官を埋め尽くす光景がありありと浮かび──それに応えるように、睾丸から熱いものがこみ上げてきた。
「レナさん、も、もうっ……!」
「いいよ♡ ちょうだい♡ どろどろで、とっても濃い初中出し精液……子宮にいっぱい、出・し・て♡」
限界が近い俺を見下ろす、嬉しそうな眼差し。淫靡すぎる誘惑と同時、腰がぴったりと押しつけられ──子宮口が鈴口を捉えた、その瞬間。
──びゅくびゅくびゅくっ! どぷどぷっ、びゅくるるるるぅぅぅっ!
「~~~~~っ♡♡♡ あっついの、きたぁっ♡」
たっぷりと、無遠慮に精液を吐き出した。
オナニーとは比べものにならない、先ほどのフェラチオすら凌駕する圧倒的な快感。尿道が膨れ上がるほど濃厚な液体が迸り、極上の気持ちよさを伴って淫魔の肉体へと放たれていく。それを子宮口が吸い付いて受け止め、膣襞が搾り取るようにサポートしてくれた。
こってりとした白濁液をお姉さんの子宮に注ぎこむ、脳が焼け付きそうな快感。粘液が子宮壁に当たり、どぷどぷと溜まっていくごとに、レナさんは心地よさげに身じろぎする。
「んぅっ……♡ 精液、いっぱい……♡ とっても濃いので、種付けされちゃってる……♡」
溜まりきった性欲を解き放ち、極上の肢体に種付けするのは雄としてこの上ない贅沢だった。今まさに、サキュバスの子宮を自分の子種が満たしているのだと思うと、血管が切れそうなほど興奮して射精が止まらない。
「あ、まだ出てる……♡ いいよ♡ ぜーんぶ搾り取ってあげるから……♡ 好きなだけ、どぴゅどぴゅってしましょ♡」
一滴も逃さないというように、ぴったりと宛がわれた子宮口へ、特濃精液をたっぷりと注入。妊娠はしないと言いながらも、孕みたがっているとしか思えない貪欲さを見せる子宮は、雄の粘液を溜め込みながらも尚種付けをせがんでいた。そのリクエストに応え、思い切り中出しする悦楽は、この世のものとは思えない。
「ふふ、気持ちいい……♡ わかります? ねばねばしたお精子が、子宮のおくちからびゅー♡ って入ってきてるんですよ♡」
「っ……! まだ出る、中出しっ……!」
「ん……お射精、上手ですよー♡ でも、他の女の子にこんなに出しちゃったらダメですからね♡ 人間の女の子だったら、受精しちゃいますから……♡」
サキュバスのお姉さんに見守られて、搾り取られて。そうして、どれだけ膣内射精していただろう。子宮を満たした精液が逆流し、接合部から滴り落ちてくるあたりでようやく、快感の波が落ち着いてきた。これ以上無いほどの気持ちよさで息を荒げる俺に対し、最後まで種付けを受けてくれたレナさんは、まだ余裕がありそうだった。
レナさんが静かに腰をずらすと、力を失ったペニスがぬぽっと抜け落ちてくる。肉厚の陰唇は、肉棒を求めるようにくぱくぱと蠢き……数瞬して、膣口からどっぷりと濃い粘液が流れ落ちてきた。
「すごーい、こんなにどろどろ……♡ ふふっ♡ サキュバスとの種付けエッチ、気持ちよかった?」
白濁液を指で掬ってみせるレナさんは、生殖器官をマーキングされたというのにとても嬉しそうで、精液の感触を確かめるように膣口をなぞっていく。モザイクのない無修正のそこ……自分の精子で粘ついたおまんこを見ていると、段々と実感が強まってきた。童貞卒業しただけじゃなくて、生中出しまで……しかも、こんなに綺麗なお姉さんと……!
「お疲れさまでした♡ 濃い魔力、たくさん頂いちゃいました……♡ 初めてなのに、とっても素敵でしたよ♡」
中出しの感慨に浸っていると、いつの間にか隣に寝転んでいたレナさんが、にこにこと微笑んでくれていた。白くたおやかな手が伸ばされ、頭を撫でていく感触に、思わず体をびくつかせてしまう。
「あ……。ごめんなさい、嫌でしたか?」
「いえ、嫌というわけじゃなくて……こんな風に撫でられたことって今までなかったから、びっくりしてしまって……」
「……そっか」
自分のものではない手が頭に触れるという行為。未知のそれに戸惑っていると、レナさんの目つきがとても優しくなった。頭を撫でてくれていた手が、俺の背中に回され……ぎゅっと、体を抱き寄せられてしまう。
柔らかくむちむちの体に、全身を抱き留められる感覚。ぎゅっとしてもらっているのだと判ると、何故だか切なくなるような感情に襲われて、衝動のままにレナさんを抱きしめ返してしまう。
「レナさん……っ」
「ふふっ……よしよし♡ 誰かに甘えたことって、あんまりなかったのかな♡」
母性と砂糖をたっぷり塗した、サキュバスの甘い囁き。それに耳を傾けていると、もっとこの温もりが欲しくなってしまって。
「今夜は好きなだけ、甘えてくれていいですよ♡」
優しい許しに、もうたまらなくなった。今まで経験したことのない温かさに、レナさんと離れたくなくなってしまって、抱きつく力をぎゅっと強める。
そんな俺を抱き返すだけでなく、後頭部を優しく撫でてくれるレナさん。柔らかくて気持ちいい体と、甘く香しい匂いと、穏やかに甘やかされる感覚に浸っているうちに。その場所も甘えたくなったのか、次第に股間へと血が流れ込んできた。
「おちんちん、またおっきくなってますよ♡ ……もっと、エッチしたくなっちゃった?」
密着しているせいで、肉棒の変化はすぐに伝わってしまう。からかうような優しい口調に、恥ずかしさを覚えながらも小さく返事をすると、レナさんは嬉しそうにくすくすと笑ってくれた。
抱きしめられていた体が少し離れ、勃ちあがった肉棒に手が添えられる。お互いに向かい合って寝転んだまま、ペニスが静かに導かれ、むっちりとした陰唇から液体に濡れた膣肉へと包み込まれてしまう。
「それじゃあ、優しく搾ってあげますね♡ あなたは寝たままで大丈夫ですから……好きなだけ、私の膣内にびゅるびゅるってしてね♡」
大量の愛液と精液で濡れきっている膣内は、一度目の挿入より尚気持ちよかった。搾精を誘う強烈な締め付けではなく、抱きしめてくれるような優しい膣粘膜の動きは、刺激こそ少ないものの肉棒にとっては強烈な快感で。
射精して間もないせいで、敏感になっているからだろうか。挿入したばかりだというのに、あっという間に肉棒が疼き始めてしまう。
「レナさん、また出そうっ……!」
「んー? うふふっ♡ いいですよー♡ ぎゅーってしててあげますから……お姉さんに、また種付けしちゃいましょ♡」
甘く淫靡な囁きとともに、柔らかな体に包み込まれる。豊満な胸がこちらの胸板に当たってむにゅむにゅと潰れ、同時に膣の圧力も強まってくる。密着感が高まったことで、ペニスがより奥へと誘われ、肉厚の子宮口に吸い付かれて──。
「あつ~いねばねば、いっぱいちょうだい♡」
──どぷっ! びゅくびゅくびゅる、どびゅるるるるぅっ!
あっという間に、膣内に特濃精子を吐き出してしまった。
安心感と多幸感と──それを遙かに凌駕する、絶対的な快感。欲望の塊を好き勝手射精し、それを雌の子宮で受け止めてもらう原初の愉悦は、途方もなく甘美な味だった。
あれだけ搾り取られたばかりだというのに、淫魔の魅力に中てられたのか、我ながら驚くほどの量が出ていく。サキュバスお姉さんの膣奥に思い切り肉棒を押し込んで、子宮へとこってり種付け。
「んっ……♡ おたまじゃくし、子宮でぴちぴち泳いでる……♡」
甘ったるい嬌声が耳元で響き、脳を蕩かす女の子の香りが、どうしようもなく幸せな気分をもたらしてくれる。それに連動してか、尿道を駆け上る感触がしっかり判るほど濃厚な白濁液が次々と吐き出され、淫魔の子宮を満たしていく。
先ほどの膣内射精で奥はたぷたぷなはずなのに、膣粘膜の凹凸は細かく肉竿を扱き立てて粘液を搾り取り、子宮口は淫猥に吸い付いて更に種付けをせがんでくる。雄の子種で孕みたがる子宮に、甘えながら無遠慮に射精し続け、最後の一滴まで心地よく精液を搾られてしまった。
「はぅぅ……♡ 濃い魔力、たくさん頂いちゃいました♡ ありがとうございます♡」
まだ残り汁を注ぎ続けるペニスを包みながら、レナさんがうっとりとお礼を口にする。助けてもらったばかりか、こんなに気持ちよくしてもらえて、礼を言うのはむしろ俺の方のはずなのだが……あまりの快楽の反動で、口から言葉が出てこない。
サキュバスの膣肉が与えてくれる気持ちよさは、想像を絶するものがあった。脳まで蕩けるのではないかという射精の連続で、思考がぼぉっとしてしまう。
言葉の代わりに、レナさんの体に抱きついて返事をする。甘えるように首筋に鼻先を埋めると、嫌がることなく彼女は頭を撫でてくれて。膣内射精の後の、心地よい余韻を静かに堪能する。
「もう、私の子宮いっぱいになっちゃってるのに……おちんちん、まだ出したりないよーって言ってますよ♡」
しばらく静かに抱き合っているうちに、優しく肉竿を擦ってくれていた膣突起の動きが変わり、小さく全体を扱きたてるように勃起を促しだした。これ以上ないほど射精したというのに、まだ種付けしたりないとばかりにペニスは反応してしまい、それをまたレナさんに見咎められてしまう。
結局、更に二回ほどサキュバスお姉さんのむちむちボディに搾り取られ、夜が明けるころになってようやく、俺はレナさんに抱きしめられて眠りについたのだった──。
***
目を覚ますと、猛烈なだるさを感じた。一体どうしてこんなに疲れているのか、回らない頭で考えたところで……朧げに、昨夜の記憶を思い出す。
助けてくれたサキュバスのお姉さんに童貞を奪われ、一晩中種付けエッチ。あまりにも都合が良すぎる、非現実的な展開に、やはりあれは夢だったのではないかという不安が湧いてきた。その証拠に、振り返ればいつもの殺風景な部屋が──。
「おはようございます♡」
……夢じゃなかったらしい。
穏やかに微笑むお姉さんが、ちょうど扉を開けて部屋に入ってくるところだった。綺麗なかんばせを彩る髪は桃色で、その間からは一対の角が伸びている。どう見ても作り物ではないこの光景は、夢の続きというにはあまりにも現実感が強く、この人は本当にサキュバスなんだと再確認せざるを得なかった。
「体調は大丈夫ですか? どこか、痛いところとかありませんか?」
降って湧いた現実を受け止めていると、レナさんが唐突にそんなことを訊ねてきた。体の具合は……悪いどころか、すこぶる好調なぐらいだが。
力こぶを作って元気だとアピールすると、おどおどと心配そうだった表情が安堵したように緩む。そんなに寝過ごしてしまったのか、心配させてしまったようだった。
「よかったぁ……昨夜はあんなことがあった後で、その、激しくえっちしちゃいましたから……。念のためもう一回治癒魔術をかけておいたんですけど、体に負担がかかってないか、心配だったんです」
「あ……いや、その……とにかく、俺は大丈夫です。いろいろと、ありがとうございました。助けてくれただけじゃなくて、あんなことまで……」
寝る前の記憶を思い出して、今更ながら恥ずかしくなってきた。こんなに綺麗なお姉さんと初エッチなんて……いい思いをしすぎて、なんだか申し訳なくなってくるぐらいだ。
「そんな、気にしないでください! むしろ、私の方こそありがとうございました。最近、ずっと魔力が足りてなくて……。こんなにいっぱい魔力をいただいちゃって、私こそお礼を言わなきゃいけないんです」
「いえいえ、俺の方が……」
と、しばらくぺこぺこと頭を下げ合ってしまう。サキュバスのお姉さん相手に、日本人相手の接客とまるで変わらない対応をしている現状に内心で苦笑が漏れる。
そんなやり取りを交わした後で、空気を切り替えるようにレナさんが小さく咳払いをした。何かを言い淀むようにしばらく視線を彷徨わせてから、おずおずと俺の方を見つめてくる。
「ええと、これからのことを相談させていただいても大丈夫ですか?」
「これからのこと?」
「はい。本来なら、私たちのことを知ってしまった人は、記憶を書き換えなくちゃいけないんですけど……」
オウム返しに答えた後で、レナさんが口走った言葉に戦慄を覚える。確かに、あのトラック運転手の記憶を操作したとは言っていたが……それが自分に降りかかるとなると、平静ではいられない。あれだけいろいろと話してくれたのは、記憶を消してしまえば済むことだったからなのか……!?
「そ、そんなに怖がらないでくださいっ。記憶を操作するって言っても、私に関することだけですから、心配しなくて大丈夫です。それに……そうしなくて済む方法も、いくつかあるんです」
「……というと?」
「その……これからも時々、私とエッチして欲しいんです」
……はい?
一体全体、このサキュバスさんは何を言ってしまわれているのだろう。言葉の意味が理解できずに、ぽかんと口を開けてしまう。
「こっちの世界って魔力を集める手段が少ないんですよ。魔力が足りないって、私たちにとっては死活問題で……男の人から精気を頂くにしても、いろいろと制限があるんです。相性が悪いとダメですし……。
でも、昨夜あなたとエッチしたらとっても相性が良かったみたいで、すっごく濃い魔力を頂けちゃったんです♡ 中出しまで許しちゃったのって、あなたが初めてなんですよ♡ なので、契約……っていうと大袈裟なんですけど。もしよろしければ、たまに魔力を頂けたらなぁ、って♡」
そうすればレナさんの利害関係者という扱いになり、異世界関係の記憶操作をせずに済むのだとか。もしそれが嫌で契約を結びたくないとしても、レナさん関係の記憶が差し障りのないものに変更される……というか認識が改竄されるだけで、俺に不利益はないという。
ファンタジー小説などでは、人間ではない存在と契約をするときは、甘言に乗せられて魂を奪われるというのが鉄板だ。俺の不安げな顔に気づいたのか、レナさんはふるふると首を振ってみせる。
「漫画みたいに魂を持っていかれるとか、そういうことはないですよ? というか、そんなことしたら私たち、こっちの世界にいられなくなっちゃいますし……。時々、エッチさせてもらうだけでいいんです。もちろん、嫌なら断って頂いて大丈夫なんですけど……ダメ、ですか?」
しゅんと眉根を寄せて、寂しそうな表情になるレナさん。その美貌をじっと見ていると、自然と昨夜の出来事を思い出してしまう。
優しいお姉さんに好きなだけ甘えて、精液を搾り取ってもらうという経験は、どんな形容詞でも表現しきれないほど最高のものだった。あんなに気持ちいいセックスがまたできて、レナさんとの関係も続けられて、それでいてそれが彼女を助けることに繋がるなら……正直、答えなんてとっくに決まっていた。
「わかりました。なんか、俺に都合が良すぎる気がして申し訳ないですけど……俺でよければ、協力させてください」
「嬉しい……♡ ありがとうございます♡ それじゃあ早速なんですけど、連絡先の交換を──」
ぱぁっと笑顔になったレナさんが、嬉しそうに近寄ってくる。その可愛らしい仕草に、自然と俺も笑顔になって──そうして、俺とレナさんとの、不思議でエッチな関係が始まった。
***
サキュバスとの不思議な関係が始まって、しばらく経った。
あの後自宅に帰ってからも現実感が湧かず、やっぱり夢だったんじゃないかと自分を疑ってみたが……スマートフォンのメッセージアプリには、「林藤玲奈」という純和風の名前が載っている。これがレナさんの偽名というか日本での名前のようで、一晩経ち二晩が経っても、その名が消えることはなく。時折メッセージや写真が送られてくるのを見るにつれ、これは紛れもなく現実のことなんだとようやく受け入れられるようになってきた。
そうなると戸惑いに変わって、今度は浮ついた落ち着かない気持ちになった。今まで女の子に縁なんかなかった俺が──とびきり美人でエッチなお姉さんと、性的な関係を持てるというのだ。恋人とはまた違う関係だが、これでテンションが上がらないはずがない。
「お、なんだか今日は張り切ってるねー。いいことあった?」
「最近、すごくテキパキしてません? この間来たお客さんが褒めてましたよ」
生活費稼ぎと惰性で続けていたバイトも、自然と身の入り方が変わってくる。ぼぅっと仕事をしながら就業時間を待つだけだったのが、この後にレナさんとやり取りできると思っただけで、やけにやる気が湧いてくるのだ。
店長や同僚に不思議な顔をされながらも、夕方のシフトを終えて帰路につく。携帯の画面を見ながら歩いていると──さすがにあの道を通る気はしなくなったので、遠回りに別の道を通っていた──ブーッと、小さな振動。
『お疲れさまです♡ 今日は早く帰れそうなんですけど、おうちに遊びに行ってもいいですか?』
メッセージの主はレナさん。文面を読み直して、一瞬で気分が最高潮になる。
『もちろんです! ちょうど帰る途中なので、着いたらまた連絡しますね』
うきうきしながらメッセージを返信したあとで、ふと我に返る。俺の部屋って、掃除してたっけか……?
一瞬で青くなり、徒歩から慌てて駆け足へ。やばい、確かに住所は教えてたけど、本当に女の人が来るなんて考えてなかったぞ──!
「ええと、掃除掃除……雑巾どこ行った?」
ぜえぜえ息を吐きながらアパートに転がり込み、掃除機を起動しつつ細かいゴミを片付けていく。そんなに散らかしているわけではないが、女の人を呼べる環境かというと決して首を縦には振れない。
掃除機やら雑巾やらティッシュやらを総動員して狭い部屋を掃除し、同時に時間を見計らってレナさんに連絡。あらかた綺麗にし終えるのと、玄関のチャイムが鳴る音はほとんど同時に近かった。
胸を弾ませながら玄関の扉を開けると、にこにこと笑顔のレナさんが待っていて、不覚にもぼぅっと見惚れてしまう。仕事帰りなのか、レナさんは人間の姿でスーツを着こなしているが、これがまたとんでもなく綺麗だ。
「お邪魔します♡」
「すみません、そんなに片付いてなくて……」
「いえいえ、私のおうちよりずっと綺麗ですよー。私、一人暮らしだから結構お掃除とか手を抜いちゃってて……。──さんはえらいですね♡」
今し方慌てて片付けたばかりとは知らず、レナさんは優しく微笑んでくれる。否定することもできず、照れ隠しに頭をかきながら、立たせっぱなしで話というのも悪いので奥まで案内。
ちょこんと女の子座りをしたレナさんの対面に座るが、自室に女性と二人きりというシチュエーションにどうにも慣れず、浮ついた気分になってしまう。そんな俺の前に、ごとりと置かれるスチール缶。
「じゃーん! ただお邪魔するのも悪いので、お土産持ってきちゃいました♡ 今日は金曜日ですし、宅飲みなんてどうですか♡」
「いいですね! 俺も、何かつまみ持ってきますよ」
レナさんの素敵なお誘いに、拒否の二文字があるはずがない。二つ返事で了承し、冷蔵庫からつまみになりそうな漬物や唐揚げを持ってくる。
酒と食べ物が揃ったところで、慎ましく二人で乾杯。こじんまりとした酒宴に興じるが、極上の美人と一緒なせいか、一人で飲む時よりも遙かに酒が美味く感じる。
アルコールが回るにつれ、自然とお互いの口も軽くなってくる。レナさんは俺の生い立ちを聞きたがったが、俺はそれ以上に、今まで物語の中でしか聞いたことがなかった異世界の情報に夢中になってしまった。
科学の代わりに魔法が発展した世界。こちらの世界とはまるで異なる技術体系。エルフやドワーフ、ヴァンパイアにフェアリーといった異種族たち。聞いているだけでわくわくしてしまうし、いつかはそんな世界を見てみたいと感じてくる。レナさんがこちらの世界に無理を押してでも住んでいる理由が、漠然とわかったような気がする。
人間世界とレナさんの世界で、最も異なるのが魔力の有無だ。魔力はサキュバスであるレナさんにとって必須だが、こちらの世界では得られる条件が限られている。そのため、俺はレナさんに、魔力の源になる精液を──やばい。この間筆下ろししてもらったことを思い出して、なんだかムラムラしてきた。
「──さん、興奮しちゃいました?」
と。アルコールのせいか、とろんと目を蕩かせたレナさんが、色っぽい仕草でしなだれかかってくる。色気にあてられたのか既に半勃起状態の肉棒が、ズボンの上から撫で回された。今まさにエッチなことを考えていただけに、体は素直に反応してしまう。
レナさんの甘い匂いを嗅いでるだけでもう無条件で勃起するし、密着されて柔らかい体を押しつけられて、その上ペニスを撫でられては射精すること以外考えられなくなってしまう……!
「ふふっ♡ 答えなくても、おちんちんの感じでわかっちゃいます♡ えっちなこと、したいんですよね♡」
「はい……!」
「うふふ、正直でいい子ですね♡ この間は、私が一方的に搾っちゃいましたから……今日は、──さんの好きなことをしてあげます♡ なにかリクエストはありますか?」
蠱惑的な声が耳朶を打つ。なんでも好きなことをしてくれる──これ以上、エッチで嬉しい言葉があるだろうか。
レナさんと契約を結んでから、こんなことをしたい、されたいと妄想したプレイの数は十や二十ではきかないだろう。しかし、実際にむっちりした肢体を押しつけられると、複雑なことが考えられなくなってしまう。腕に押し当てられた柔らかい双丘が、こちらの思考を揺さぶってきて──。
「おっぱいが見たいです」
「ふふ♡ そういえば、まだじっくり見せてあげてませんでしたね♡ ……いいですよ♡」
素直な欲求を口にすると、レナさんが楽しげに微笑んだ。ドキドキしている俺に流し目を送りながら、服を順番に脱いでいく。そうすると見えてくるのは、窮屈そうに下着に押し込められた、重たげに揺れる豊満なおっぱい。
むちむちと柔らかそうな乳肉に生唾を飲んでしまう。そんな俺に見せつけるように、ブラの上からおっぱいを揺らしてみせたレナさんは──ゆっくりと、下着を取り払ってしまった。
「お待ちかねのおっぱいですよー♡ どうぞ♡」
綺麗に張り出した乳丘に、慎ましくそびえる突起。生で見る女性のおっぱいは、見ているだけで息が荒くなるほど淫靡だった。おそるおそる手を伸ばして触れてみると、指が沈み込んでいくようで、柔らかすぎて怖くなってしまう。
衝動のままに、むにむにと乳肉を揉んだりなぞったりしていると、これだけでも幸せな気分になってくる。夢中でおっぱいの感触を堪能しているうちに、気づけば股間の漲りがズボンを突き破らんばかりになっていて……それに気づいたのか、乳肉を弄ぶ俺をご機嫌に見つめていたレナさんがくすりと笑みを零した。
「もぉ、おっぱいだけでいいんですか♡」
胸を支えていた俺の右手がやんわりと導かれ、レナさんの下腹部に当たってしまう。ショーツ一枚を残すだけとなったその部位は、じっとりと、汗とは違う液体を滲ませていた。
「わかります? 女の子の……お・ま・ん・こ♡」
淫猥すぎる囁きに、俺の意識はたちまちそちらに向いてしまう。ショーツに愛液が滲んでいるせいで、くっきりと形がわかってしまう女性の秘部。食い入るように見つめる俺を焦らしているのか、レナさんはゆっくりと布地に手をかけ、するりとショーツを下げてしまった。
整えられた陰毛に彩られた、雌の器官が露わになる。ひくひくと小さく動き、液を滴らせるそこは、男を惑わす色香に満ちている。あの夜、ここにペニスを迎え入れられていたのだと思い出しただけで射精してしまいそうだった。
「えっろ……!」
「もぉ、そんなに見られると恥ずかしいんですよ♡ でも、せっかくなので……サービスです♡」
レナさんの指が、おまんこの秘裂に差し入れられ……くぱぁ、と陰唇が掻き分けられる。雌の肉襞がはっきりと見えるだけでなく、むわっと脳を蕩かすような淫臭が漂い、ますます肉棒に血が集まってしまう。
くぱくぱと蠢くピンク色の生殖器官は、愛液を湛えていて柔らかそうだ。ペニスを飲み込み、最奥で精液を搾り取りたいと訴えるように襞は収縮していて、この中に入れたらどれほど気持ちいいのかと身震いしてしまう。もっと近くで、奥の奥まで見て見たい……!
「だーめ♡ ここから先はベッドで……ね♡ ──さんのおちんちんも苦しそうですし、いい子いい子してあげますから……♡」
鼻息が当たるほどおまんこに顔を近づけたところで、レナさんにやんわりと制止されてしまった。もう性欲で頭の回らなくなっている俺は、彼女の言葉にこくこくと頷き、誘われるままベッドに移動する。
仰向けになったところで、レナさんが俺に跨ってくるが、正面ではなくお尻をこちらの顔に向ける体勢だった。むっちりと肉の乗った安産型のお尻が顔に乗り、その合間にある芳醇な女性器が、ちょうど口のあたりに来る形になる。
「やんっ♡ もう、鼻息荒くなっちゃってますよー♡ 私のおまんこ、好きなだけぺろぺろさせてあげますから……その間、おちんちんも舐めさせてください♡」
むわっとした乳酪臭と、唇に滴る愛液。そして間近でひくひくと動く桃色の膣肉が、くらくらするほどの性欲を煽ってくる。本能のまま、サキュバスのおまんこにむしゃぶりつくと──限界まで昂ぶっていたペニスが、温かいものに包まれる感覚。
「じゅぼっ! ぢゅる、じゅぽ、じゅ……♡ ぬぷ、じゅぷ、じゅるるっ……♡」
技巧も何もなく、目の前の秘穴に舌で触れると、それに応じるように途方もない快感が肉棒を襲ってくる。ぞくぞくと背筋を貫く気持ちよさで、亀頭が舐められているのだとうっすらとわかった。
互いの性器を舐め合うシックスナイン。目の前にはおまんこしか映っていないのに、肉棒は濃密な口粘膜の愛撫を受けていて、まるで挿入をしているかのように錯覚する。それで昂ぶった欲望のまま、滴ってくる愛液を舐め取ると、レナさんの体がぴくりと震えた。
「んぅっ……♡ ふふっ、私も気持ちいい♡ お礼に、もっと気持ちよくしてあげますね♡」
そう言うが早いが、じゅぷじゅぷとしたいやらしい音とともに、肉竿が激しく扱かれる。口粘膜だけでなく、唇を上手く使ったフェラチオ奉仕は、もう蕩けそうなほど気持ちいい。
レナさんに身を任せながら、愛液を舐めていた舌をもっと奥まで忍ばせ、膣穴をれろれろと味わってみる。どこか酸っぱいようでひどく興奮する女性器の味は、この瞬間、どんな甘露にも勝るものだった。
「じゅ、ぢゅ、じゅぽっ♡ ぢゅる、じゅるるるっ、んは……♡ んぷ、にゅぷ、じゅるるっ♡」
複雑に蠢く桃色のおまんこ。この奥に俺のペニスが迎え入れられ、子宮に種付けまでさせてもらえたのだと思うと、また息が荒くなってしまう。
柔らかな粘膜を舌でつつくと、それに応じるように、レナさんの口淫が激しくなる。同時に、滴る愛液の量が明らかに増えてきて、俺の唇は甘酸っぱい液でしとどに濡れてしまった。
「じゅ、る、んっ♡ じゅぷ、じゅ、っ、ぢゅるるっ♡ じゅぷ、んちゅ、ちゅっ、れろれろっ……♡」
亀頭全体を包まれ、舐め回されるフェラチオで、ペニスが痺れるように気持ちいい。むっちりと肉の乗ったおまんこを味わいながら、勃起まで気持ちよくしてもらえるなんて、贅沢すぎてますます興奮してしまう。
「ちゅるっ! れろ……ちゅぽっ♡ ぢゅぷ、やんっっ♡ ちゅぽっ、じゅる、あんっ♡」
ペニスを啜るレナさんは、俺が舌先でクリトリスをつつくと、色っぽい喘ぎ声を零した。それがまた俺の興奮を誘い、怒張しきった肉竿の根元から、徐々に熱いものがせり上がってきて……。
「レナさん、そろそろ出るっ……!」
「れろ、じゅっ……♡ いいですよ♡ ねばねばしたお汁、飲ませてください♡ じゅる、る、ぢゅ、ぢゅぷっ、じゅぅぅぅぅっ♡」
ぐっと腰が浮くような気持ちよさ。射精の前兆を伝えると、レナさんはフェラチオの動きを更に速めてきた。カリ首を舐められ、尿道をくりくりと刺激され、唾液を絡ませた舌が亀頭を擦り上げ──。
「で、出る……っ!」
──どぴゅっ! どぴゅどぴゅびゅくっ、どびゅるるるるるぅっ!!!
「んぅぅっ♡ んぐっ、ごくっ、んんっ♡ ん、ぅ……♡ 濃いの、出てる……♡」
おまんこに鼻先を埋め、芳醇な雌の香りを堪能しながら。どっぷりと、濃い精液を吐き出した。
とろとろに蕩けた姫穴を思う存分味わい、興奮に身を任せながら好き放題射精する気持ちよさ。視界が眩むほどの快楽と、尿道が膨らむ感覚で、大量に子種を撒き散らしているのがぼんやりと判る。サキュバスに口内射精するの、気持ちいい……。
「んくっ、ごくっ、ごく……はぁ♡ すっごく濃い魔力♡ こんなにお射精できるなんて、素敵でしたよ♡」
顔中を覆い尽くしていた肉厚のおまんこが離れていく。名残惜しさを感じるのも束の間、精液を舐め取っていたレナさんが位置を変え、ベッドに横たわる音が聞こえた。
射精後の気怠さを感じながら、ぼんやりと体を起こすと、ちょうど俺と逆向きにレナさんが仰向けになっていた。酒気と性欲が入り交じって匂い立つような色気を放つレナさんは、ぺろりと舌なめずりをすると、ゆっくりと足を開き、今まで俺が堪能していた濡れそぼったおまんこを見せつけてくる。
「お口でも、たくさん魔力を頂けましたけど……私の体、火照っちゃって収まりがつかないんです♡ おちんちん、まだ元気みたいですし……♡ 次は子宮に、とぷとぷってしてくれませんか♡」
くぱぁ、と姫穴を指で開いて生殖器官を強調してくるレナさん。とろとろと蕩けきったそこはあまりにも柔らかそうで、今口で搾り取られたばかりだというのに、もうペニスは痛いほど昂ぶっていた。
もう、このお姉さんとセックスすることしか考えられない。限界まで膨らんだ肉棒をレナさんのおまんこに添え、体重をかけて奥まで押し込んでいく。
「ぁ、あんっ♡ おちんちん、すっごい……♡ おまんこの中、いっぱいになってる……♡」
厚い襞を掻き分けた途端、レナさんが甘すぎる喘ぎ声を零した。それを聞くだけでもう、ペニスへと血流が集まっていくのだから、サキュバスという生き物は声にすら催淫作用があるのか。
「おちんちん、素敵ですよ……♡ いーっぱい搾り取ってあげますから……今日は好きなように、動いてみてくださいね♡」
優しく膣襞で肉棒を包み込みながら、レナさんが色気たっぷりに微笑んでくれる。リードされっぱなしだった筆下ろしの時とは違って、自分で好きなようにしてもいい──魅力的な誘惑に、我慢できずに腰が動いてしまう。
「あんっ♡ や、んっ♡ このおちんちん、相性ぴったり……♡ 私も、気持ちいいですっ♡」
どう動けばいいのかわからず、とりあえず前後に腰を振ってみると、膣がきゅんと締まって電流のような快感が走った。思わず口から声が溢れ、ペニスで膣奥を抉ってしまうが、レナさんはそれだけでも甘く嬌声を漏らしてくれる。
拙い腰振りでも感じてくれるお姉さんに、征服欲が満たされ、快感を上塗りする性欲でまた腰を動かしていく。肉棒を押し込むと愛液が零れ出し、抜こうとすると未練たっぷりに襞が纏わり付いてきて、何をしても気持ちいい……!
「あぁあんっ♡ あっ、そこ……んっ♡ いいですよ、好きに動いてっ♡ おまんこ、ぎゅってしててあげますから……♡」
必死に腰を振る俺の両手を、レナさんが優しく握ってくれた。そのまま指を絡めて恋人繋ぎの形にするとともに、腰をぐりぐりと押しつけて、より俺が気持ちよくなれるようにサポートしてくれる。
そんなお姉さんの包容力に答えたくて、体重をかけて腰を揺らしていくと、それに応じるようにレナさんは膣襞を絡みつかせてくれた。亀頭も裏筋も肉竿も、ねっとりと細かい粒が扱きたてて、射精を促そうとするように甘やかしてくる。
「あぁん……っ♡」
たまらずに強くペニスを突き込むと……柔らかな膣壁とは違う、少し硬い肉感。そこに触れた途端、レナさんが甘く体を震わせ、目をとろんと蕩かせた。
「子宮に、当たってる……♡ ふふっ♡ あなたの精液欲しくて……私の子宮、降りてきちゃいました♡」
「レナさんっ……!」
「ここですよ-♡ こ・こ♡ お姉さんのこと、妊娠させちゃうくらい……無責任に、ねばねばした精液、たっぷり注いでください♡ 赤ちゃんのお汁、子宮で飲んであげますから……ね♡」
ペニスを迎え入れた下腹部を示し、淫らに微笑むサキュバス。その言葉を裏付けるように、亀頭に子宮口が熱烈に吸い付き、膣襞は更なる熱意で肉棒を扱き上げてくる。
そんなエッチなおねだりを受けて、もう我慢などできるはずがない。昂ぶる性欲に任せて、猛然とポルチオばかりを突いていくと、レナさんの締め付けがどんどん強まってきて──。
「あっ♡ あんっ♡ あっ♡ んっ、いぃっ、おちんちん、奥まで……っ♡ いいのっ♡ これなら、私もっ……♡」
「レナさん、そろそろ……!」
「いいよ♡ 私も、イけそうだからっ……あんっ♡ イクっ、イクイク、イク……♡」
「ダメだ、出るぅっ……!」
体を弓なりに反らしたレナさんが、ぎゅぅっと強烈な圧力をかけてきた。吸い付く子宮口にぴったりと亀頭を押しつけ、ぐりぐりと体重をかけて──
──びゅるるるるるっ! どぷっ、どくっ、びゅ、びゅぷっ、どぷどぷどぷっ!
「あぁあんっ……♡ 熱いの、溢れてっ……♡ 子宮に、お精子いっぱい来てるっ♡♡♡」
孕みたがりの子宮に、たっぷりと、特濃精液を注ぎ込んだ。
恋人繋ぎのまま、ぎゅっと両手を握り合いながら……脈動のたびに背筋が震えるほどの、半固形の粘ついたザーメンで、サキュバスの子宮を穢していく。
極上の雌に思う存分種を付ける、本能を充足させる中出し。媚びきった生殖器官は、甘く吸い付いて子種をねだり、この上なく気持ちいい射精を誘発してくる。
「んぅっ♡ まだ、とぷとぷって出てる……♡ ねばねばのお汁、子宮に溜まってます♡」
そうして、膣内射精を楽しんで。子宮を満たした精液が逆流し、接合部から溢れてきたところでようやく、絶頂の波が引いてきた。
気持ちよすぎる射精は、今までに味わったどんな悦楽も及ばないほどだったが、さすがに体への負担がかかりすぎる。力が抜け、レナさんの上に倒れ込んでしまうと、彼女は優しく俺を受け止めてくれた。
「よしよし、えらいえらい……♡ こんなに濃い魔力、ありがとうございます♡ 素敵でしたよ♡」
「うん……気持ちよかった。ありがとう、レナさん」
「もぉ、お礼を言うのは私の方ですよー♡ ふふっ♡」
むちむちの体が甘く俺を包み込み、疲れた体を癒やしてくれる。それだけでなく、まだ膣奥に擦りつけているペニスも、労るように膣襞が抱きしめてくれた。子宮口はまだ吸い付いて、残り汁をゆっくりと求めているが、その静かな気持ちよさが発情しきった肉体を──鎮めるところか、再度火照らせ始めてきた。
貪欲に精液を搾り取る子宮にあてられたのか、あれだけ射精したばかりのペニスが、徐々に硬さを増してくる。当然それは、レナさんにも丸わかりなわけで。
「あ、またおっきくなってきた……♡ うふふ♡ いいですよー♡ ──さんが満足するまで、好きなだけ搾り取ってあげます♡」
結局。この夜は更に三回搾り取られ、東の空が白くなるまで、サキュバスに種付けを続けたのだった……。
***
ある日の昼。休日だというのにサラリーマンの波に揉まれながら、俺は駅の改札で、六回目になる腕時計の確認をしていた。
約束の時間まではまだ十五分。あまりにも早く来すぎてしまったことをやや後悔しながら、かといって今更移動するわけにもいかず、俺はそわそわしながらここに至るまでの経緯を思い返していた。
──事の発端は、三日前に遡る。
きっかけは、いつものメッセージアプリでのやり取りだった。そろそろ魔力が足りなくなってきたし、久しぶりにエッチがしたいと声をかけてくれたレナさんだったが、その後に追加の文面があって……。
『たまには、ホテルでシてみませんか♡』
と、そんな誘い文句が記されていたのだ。
少し前まで童貞だった俺には刺激が強すぎるが、断るという選択肢は毛頭無い。その結果、まだ見ぬラブホテルに思いを馳せながら、待ち合わせ場所でうろうろしているというわけだ。
レナさんとはもう何度も体を重ねているが、今までの逢瀬はどちらかの家に限られていたせいで、他のシチュエーションでセックスするというだけでも興奮してしまう。節操のない股間は既に半勃起状態だし、我ながら思考が性欲に傾きすぎている。
「お待たせしましたー♡」
ふと耳朶を打つ柔らかい声。はっと顔を上げると、そこには待ち望んでいたレナさんの姿があった。
ノースリーブのシャツに白のプリーツスカートという清楚なコーデは、綺麗なお姉さんという雰囲気を更に魅力的に仕上げている。外行きの服装だからか、普段以上に美人なレナさんに、返事をするのも忘れて見惚れてしまった。
「どうしましたー?」
「あ……す、すみません。すごく綺麗だったから、見惚れちゃって……」
「そうですか? ふふっ、嬉しい……♡ ありがとうございます♡」
素直な感想を口にすると、途端にレナさんが相好を崩した。可愛く微笑んだ彼女が、ぎゅっと腕を絡めてきたのだが、豊かな胸が当たってドキドキしてしまう。女性慣れしていない俺にとっては、あまりにも刺激が強すぎる。
「それじゃあ、行きましょうか♡」
くいくい、と引かれるままに、駅前の広場から並んで抜けていく。端から見れば、ただのデートなのだろうが──俺たちの目的は、最初からただ一つだけだった。
「あ、ここみたいです。案外近かったですね」
歩いて十分も経っていないだろう。俺とレナさんが辿り着いたのは、遊園地でも映画館でもなく……桃色のホテルが建ち並ぶ、いかがわしい区画の一角だった。
スマホで地図情報を見ながら進むレナさんと一緒に、半ば上の空で通りを進み、ホテルのロビーへと入っていく。男女がこの場所を使う目的は、最初からただ一つしかない。わかっていたこととはいえ、昼間からセックスに耽ることを考えると興奮してしまう。
「お部屋、けっこう広いですね♡」
受付を済ませて部屋に入ると、そこは未知の世界だった。ぱっと見た限りでは普通のホテルのようなのだが、なんというか、形容しがたいいやらしさのようなものがある。よく目をこらすと、コンドームの箱や電気マッサージ器らしいものが置いてあるあたりに、一般の宿泊施設との違いを感じる。
「あっ……こぉら♡ まずはシャワーを浴びてからですよ♡」
近くに置いてあった怪しい物品の数々。しげしげとそれを眺めていると、レナさんが可愛く俺をつついてきた。それもそうだと納得し、持ちっぱなしだった鞄を椅子の上に放り投げた刹那、ふと天啓のような考えが浮かんでくる。
「せっかくですし……一緒にシャワー浴びませんか?」
「あら♡ お風呂でえっちなこと、したいんですかー?」
「その……まぁ、はい……」
「ふふっ♡ かーわいいっ♡ いいですよー♡ まずはお風呂で、新鮮な魔力、いただいちゃいますね♡」
悪戯っぽく微笑むと、頬にキスをしてくるレナさん。いちゃいちゃしつつ服を脱がし合って、半透明のガラスに囲われたバスルームに二人で入る。今からセックスをするのだという興奮と、情欲をそそるサキュバスのむちむちボディの魅力で、俺のペニスは腹につかんばかりにそそり勃っていた。
利かん坊を早速手で扱いてくれるレナさんとくっつきながら体を流すうち、普段とは異なる風呂の設備に目が行ってしまう。他の宿泊施設ではついぞ見られないそれは、市民プールなどでちらほら見かけるもので。
「あら、これってもしかしてローション……ふふっ♡ 少し変わったこと、シてみます?」
「お願いします……!」
「ふふ♡ もぉ、おちんちん弾ませてお返事しなくてもいいんですよー♡ それじゃ、そこに座ってくださいね♡」
レナさんに促されるまま、浴槽の縁に腰を下ろす。立っていると気にならないが、こうすると天を突くようにペニスが反り返っているのが少し恥ずかしい。
もぞもぞと身じろぎする俺をよそに、レナさんは備え付けられていたローションを手に出すと、それを体に塗り込んでいく。ただでさえ魅力的な肢体が、ぬめりを増していやらしさを伴ったところで、俺の足の間に座り込んだレナさんは肉棒を双丘で挟み込んでしまった。
「ん、しょ……ふふっ♡ おちんちん、おっきい……♡」
豊かすぎるとろとろのおっぱいに、ペニスが包み込まれる安心感。きめ細やかな乳肌がみっちりと肉槍を覆い、柔らかさと温かさで思わず声が漏れてしまう。
「ん……ふふ。気が抜けた顔になっちゃってますよー♡ おっぱい大好きなんですから♡」
楽しげに俺の様子を伺いながら、巨乳をむにむにと揺さぶるレナさん。蕩けそうな乳肉に、ローションの滑りが加わって、これだけでも腰が浮くほど気持ちいい。
「おちんちん、いつもより硬くなってますよ♡ これなら、何回でもお射精できそうですね♡」
「レナさんのおっぱいなら、いくらでも出せそう……!」
「よかった♡ それじゃあ、たくさん搾ってあげますから……こってりした魔力、たくさんくださいね♡」
優しく微笑んで、レナさんが本格的なパイズリを始めた。ボリュームたっぷりの乳丘が揺れ動くたび、肉棒が柔らかすぎる感触にマッサージされ、カリ首が擦られるせいで腰が震えてしまう。
「気持ちいい……!」
「おっぱいの間で、びくびくしてる……♡ 好きなときに、びゅるびゅるしていいですからね♡」
胸を交互に擦り上げるレナさん。豊かすぎるおっぱいで、亀頭以外はほとんどが埋もれてしまっているのが、視覚的にも興奮を煽ってくる。こんなに柔らかすぎる幸せな感触、長く耐えられるはずがない……!
「あら……♡ 美味しいお汁、零れてきちゃってますよ♡」
早くも上り詰めてきた射精感を堪えていると、嬉しそうな声を漏らしたレナさんが飛び出た亀頭を舌で舐めてきた。
鈴口を突かれる悦楽に体が弾んだのを見逃さず、更に乳房を強く寄せ、先走りを搾り出すように圧力をかけてくるレナさん。おっぱいがみっちりと纏わり付いて、こんなのもうっ……!
「もぉ、我慢しなくていいのに……♡ お姉さんの、どこにお射精したい?」
ぬちゃぬちゃと音を立てるパイズリ攻勢に必死で耐えていると、レナさんが甘すぎる声で囁いてきた。快感で蕩けた頭に複数の選択肢が浮かぶが、このまま気持ちよくなりたいという本能で押し流されてしまう。
「おっぱいに、かけたい……!」
「ん……っ♡ いいですよ♡ おっぱいでずりずりして、気持ちよーくしてあげますね♡」
俺のリクエストに、ますます優しい微笑みを浮かべる淫魔お姉さん。今まで以上に、おっぱいにかける圧力が強まり、射精を誘う動きにぞくぞくとした気持ちよさが走る。こんなに乳圧かけられたら……っ!
「う……レナさん、出そう……っ」
「出して♡ おっぱいで、搾ってあげますから……濃いお精子、どぴゅどぴゅって出して♡」
ぎゅっと寄せられた乳丘が、根元から先端までペニスに強烈な圧をかけてくる。その刺激に、限界寸前だった亀頭がぷっくり膨らみ──
──びゅくっ! どぷっ、びゅくびゅく、どびゅるるるるるぅぅっ!
溜めに溜めた、大量の精子が撒き散らされた。
「んぅぅっ……♡ あっついの、いっぱい……♡」
谷間から迸る、粘っこい雄の精液。パイズリ挟射によって導かれた特濃精子は、容赦なくおっぱいを汚していくが、射精を受けたレナさんはうっとりと目を蕩かせる。
胸をぎゅっと寄せながら、口を開けて飛び散る精子を受け止めるレナさん。気持ちよく乳内射精をサポートしてくれるレナさんに、身を委ねて甘えきり、しっかりと精液を出し切った。
「っあぁ、ふぁ、ん……♡ こんなに濃いの、出されたら……♡ 私の子宮、疼いちゃう……♡」
精液で汚れた亀頭を舌で舐めるレナさん。発情し、紅潮した彼女の目は淫靡な色を湛えていて……性欲が昂ぶりすぎたのか、髪の色が桃色に変わり、サキュバスとしての姿に変わってしまう。
上半身に精液を纏わり付かせながら、妖艶すぎる雰囲気を漂わせるレナさん。口に残る精液を、ぺろりと舐めて味わった彼女は。
「おちんちん、まだ硬いですし……二回目、できますよね♡ 今度は子宮に、とぷとぷって注いでください♡」
そう言うと、浴槽の端に手を突いて、雌の匂いを撒き散らすおまんこを見せつけてきた。
腰をくねらせ、粘膜をひくつかせて種付けをねだるサキュバスに、射精したばかりのペニスはあっという間に硬さを取り戻す。滑りきった秘部にゆっくりと亀頭を宛がうと、まるで吸い込まれるようにして肉棒が膣内へと入っていった。
「ん……っ♡ お射精した後なのに、硬い……♡ おまんこ、いっぱいになっちゃってる♡」
「そりゃ、レナさんがエロすぎるからですよ……!」
「だって、あんな精子飲まされたら、我慢できなくなっちゃって……♡ もう、子宮が切なくなっちゃってますから♡ イっちゃうくらい、おちんちん、ずぽずぽってしてください♡」
蕩けきった声で挿入をねだられて、耐えられるはずがない。レナさんの実りきったお尻に手を添え、腰を更に押し込んでいく。
膣内はもうとろとろに愛液でふやけていて、子宮も降りてきてしまっているようだった。子種を求める子宮口は、膣襞と連携して肉棒を甘く絡め取り、それに応えて俺も腰を動かしていく。
「っく、やぁ、んぅ、っ……♡ すっごい、いい、っ……んぅっ……♡ おちんちん、奥まで……っ、や、ぁんっ♡」
最初はゆっくりしたペースだったが、徐々に腰振りが速くなる。肉棒と桃尻がぶつかるたびに、愛液が飛び散るいやらしい音が響き、それが一層俺を興奮させてしまう。
「レナさん、もっとくっついてもいいですか?」
「や、ん、っ……♡ もぉ、甘えんぼさん♡ もちろん、いいですよー♡」
もっと興奮を高めたいと、許可を取ってからレナさんにのしかかるような体勢になる。むちむちの豊満な肉体や、翼や角がはっきりと触れることで、サキュバスとエッチをしているという実感が強まり、昂ぶる情欲のままに亀頭を押し込んでしまう。
「奥まで、キたぁっ……♡」
ポルチオを刺激されたレナさんが、甘ったるい嬌声を漏らす。少し固めの膣奥は亀頭にぴったりフィットして気持ちが良く、俺も更に腰を繰り出していく。
孕みたがりの子宮の入り口をほぐすように、亀頭で何度も口づけつつ、腰全体を揺らして圧力をかける。小部屋を突かれる快感でレナさんが体を震わせるせいで、よりペニスが膣襞で擦られて気持ちいい……。
「んぅ……♡ 私ばっかりじゃ、ダメですよね♡ ──さんのことも、気持ちよくしてあげます……♡」
「レナさ……んっ!?」
夢中になってポルチオを攻めていると、いきなり肉棒を包むおまんこの圧力が強まった。膣襞の一つ一つが別の生き物のようにペニスに絡みつき、カリ首や裏筋をさわさわと撫でてくる。
「これ、気持ちよすぎっ……!」
「ん、ふふ……♡ サキュバスのおまんこは、特別ですから……♡ いーっぱい、気持ちよくなってくださいね♡」
とろとろの発情顔で、俺に微笑んでくるレナさん。膣襞が亀頭を擦ってくる感覚に、睾丸から熱いものがじわじわとこみ上げてきて、射精感を堪えるために腰振りの速度を一気に上げる。
「んぅぅぅぅっ!? これ、すごいっ……やんっ♡ おちんちん、元気すぎですっ♡」
理性を溶かす、甘すぎるサキュバスの喘ぎ声。それで興奮と性感が一気に高まり、近づいた絶頂へと向けて、限界までペースを上げてペニスを突き入れていく。
「レナさん、レナさん……っ!」
「んんぅ、う、や、ぁ、っく……♡ 出し、てっ♡ あなたの、精液で……っ♡ 種付けで、イかせてぇ──っ!」
甲高い絶叫とともに、膣壁が一際きつくぎゅっと締まる。膣襞が搾り取るように肉竿へ抱きつき、子宮口が鈴口に吸い付いてきて──それに誘われるまま、精液を解き放った。
──びゅうううううぅぅぅぅぅっ! どくどくどく、どぷっ、どぷるるるるぅ!
「っくひゃぅっ!? んっ、っぁ、ぁ、イっくぅぅぅぅ──っ♡♡♡」
ぐりぐりと、子宮口へ先端を擦りつけながら。特濃粘液を、どっぷりと子宮へ注ぎ込んだ。
絶頂したレナさんが、弓なりに反って震える。連動して強烈に締まる膣の圧力で、より大量の精液が導かれ、凄まじい快感を伴って吐き出されていく。尿道が膨れるほど大量かつ濃厚な射精は、倒れそうなほど気持ちいい。
「ナカ、出てるぅっ……♡ こんなに、濃い魔力っ……♡ 子宮、いっぱい……♡」
心地よすぎる締め付けと、熱い粘膜を堪能しながら、たっぷりと膣内射精。極上の肢体に生中出しするのは、病みつきになる快感で。子宮が満たされ、接合部から逆流してくるまで、こってりと種付けを続けてしまう。
そうして、思う存分中出しを楽しんだところで、少し力を失ったペニスを膣内から引き抜く。一瞬遅れて、どれだけ大量に射精したのか、指で摘まめるほど固体に近い精液がゆっくりと逆流してきた。
「はぁ、っ……。レナ、さん……」
「ん……いっぱい、お射精できましたね♡ えらい、えらい……♡」
うっとりと蕩けた目で、中出しされた秘部を見下ろすレナさん。絶頂の余韻に、しばらくそうして浸っていたが……しばらくして、どちらともなく近づくと、ぎゅっとお互いの体を抱きしめ合った。
「中出し、気持ちよかったですよ♡ でも、いっぱいイっちゃいましたし……少し、休憩しましょうか♡」
気怠げに囁いてくるレナさんに、小さく頷いて返事をする。精液と愛液で汚れた体を二人で洗い流し、体を拭いてベッドに戻る頃には、もうペニスは半勃起の状態まで復活しかけていた。
「お射精、まだできそうですか?」
「大丈夫です! でも変だな……いつもはこんなに出したら、ちょっとインターバル挟まないといけないんですけど……」
「あ……えっと、それはね? あなたのお精子、もっと欲しくなっちゃって……魅了魔術、使っちゃいました♡」
てへ、と可愛く微笑む小悪魔。なんかやけに射精量も多いし、勃起が続いたままだと思ったらそういうことか……!
「魔術ってすげえ……! それじゃあ、その……もっと射精させてもらってもいいですか?」
「もちろんです♡ 嬉しい……♡ 勝手に魔術をかけちゃった分……たーくさん、気持ちよくしてあげますね♡」
俺の答えを聞いたレナさんは、嬉しそうに微笑んでくれる。好き放題甘えて射精しているだけだというのに、レナさんは喜んで受け止めてくれるものだから、ますます夢中になってしまう……。そんな感情を見越したのか、体を起こしたレナさんは、俺の口元におっぱいを持ってきてくれた。
「どうぞ♡ おっぱいですよー♡」
美味しそうにそびえた乳首を、唇で咥えてみる。ちゅぅっと吸ってみると、不思議な甘みのようなものが口内に伝わり、頭がぼぅっと蕩けてしまう。
「さっきは、いっぱい気持ちよくしてもらっちゃいましたから……今度は、楽にしていていいですよ♡ おちんちんも、ちゃーんと甘やかしてあげますから♡」
甘すぎる、母性に満ちた声。どこか心が癒やされていくのを感じながら、乳首をすするように舐め上げ、もう一方のおっぱいを片手で堪能する。柔らかすぎる乳肉の感触と、ぷっくりとして甘い乳首の魅力に、肉棒は既に膨らみきっていた。
「よしよし♡ これ、授乳手コキ……っていうんですよね♡ なんだか楽しいかも……♡」
おっぱいを吸わせながら、レナさんが肉竿を手で握り、ゆるく上下に動かしてくれる。豊かすぎる乳房のせいで、どうなっているのか直には見えないが、単なる気持ちよさだけでなく幸せな感触がする。
肉竿の根元から上まで、何度も何度も、滑らかな動きで手がなぞっていく。好きに膣内を貪る快感と違って、これはまたたまらない……。
「甘えてる──さん、かわいい♡ おっぱい、ちゅうちゅうしていいですからね♡」
歯を立てないように気をつけながら、柔らかな乳肉を思う存分味わう。このおっぱいに先ほどまで肉棒を挟み込まれていたのだと思うと、それだけで一段と興奮してしまい、記憶を思い出したのか手コキを受けるペニスが小さく弾んだ。
「レナさん……そこ、いいっ……」
「大丈夫、大丈夫……いい子、いい子♡ 気持ちよーく、お射精させてあげますからね♡」
乳房を舐め、おっぱいから漂う甘い香りに思考を蕩かされながら、肉棒を扱く手の気持ちよさを満喫する。好きなだけ甘えて、魅惑の乳肉を舐めつつペニスまで扱いてもらえるという、これ以上ない贅沢なプレイ。
先走りが漏れているのか、手での上下運動のたびに、ぴちゃぴちゃと小さく水音が走る。おっぱいで直接確認できないせいで、音しか聞こえないのだが、それが逆にいやらしさを強調していた。
「あら、おちんちんぴくぴくってして……♡ お精子、出せそうですか♡」
夢中で柔らかなおっぱいを吸っていると、レナさんが優しくそう訊ねてきた。擦られ続けたペニスは、もう極限まで膨らんでいて。射精させて欲しいという願望をこめて、乳首を強く吸うと、レナさんはくすぐったそうに嬌声を漏らした。
リクエストに応えて、淫魔お姉さんはよしよしとペニスを甘やかしてくれる。肉竿全体から、徐々に弱点である亀頭だけを狙って扱き立てていくレナさん。その動きに耐えられず、おっぱいに吸い付いて甘えながら──
──どぷどぷどぷっ! びゅく、びゅく、びゅるるるるるっ!
お姉さんに身を任せて、精液を撒き散らした。
「あっ、こんなにいっぱい……♡ よしよし♡ 安心して、お射精して大丈夫ですよー♡」
バスルームでのセックスとは違う、静かな絶頂。優しく穏やかな手コキにサポートされ、授乳の安心感に浸りながら、こみ上げた精液を解き放つ。どこか落ち着いた射精は、気持ちいいだけでなく、深い安心感をもたらしてくれた。
そのまま柔らかい乳肉を口内で味わい続け、最後の一滴までとろとろと溢れるような射精を終える。それまで手コキを続けてくれていたレナさんは、にこりと優しく俺に微笑んでくれた後で──手に纏わり付いた、大量の精液をぺろりと舐めてしまう。
「んっ♡ 三回目なのに、本当に濃い……♡ こんなに濃い魔力、素敵です……♡」
恍惚とした表情で、精液を味わうサキュバスお姉さん。精子を舐め取られるのは嬉しい反面、なんだか気恥ずかしいものも感じてしまう。
硬さを失った肉棒から、残った汁まで全て味わい尽くすと、満足そうな顔を見せた後でふとレナさんが視線を彷徨わせた。何かを言うか言うまいか、悩んでいるような……。
「えっと……。──さん、いいですか?」
「なんでしょう……?」
「その……頂いた精液なんですけど、魔力がすっごく濃くて……。正直、魔力量だけで言えば、今日の分はもう足りちゃってるんです。
でも、私たち、体の相性が本当にいいみたいで……。その、あなたさえよければ、もっともっとえっちしたいなって……♡」
魔力供給のためのセックスではなく、ただ気持ちよくなるために体を重ねたいというレナさん。中出しされたおまんこから精液を零しながら、恥ずかしそうにそんなことを言われたら……やばい、めちゃくちゃ興奮してきた……!
「是非お願いします!」
「いいんですか? 嬉しい……♡ それじゃあ早速なんですけど、さっきのが零れちゃった分……♡ またいっぱい、中出ししてください♡」
嬉しそうに頬を綻ばせたレナさんが、横並びになって俺に抱きついてくる。豊満な体が密着して、むっちりとした感触が気持ちいい……。甘えてもよし、抱きしめてもよし、エッチしてもよしと、サキュバスの体は男を魅了する要素に満ちている。
「おちんちん、また硬くなってる……♡ 我慢できませんし、入れちゃいますね♡」
うっとりと微笑んだ淫魔が、俺をぎゅっと引き寄せる。既に勃起しきっている肉棒は、吸い込まれるようにレナさんのおまんこに当たり、濡れきっているそこに抵抗なく侵入してしまった。
中出しした精液が大量に残っているせいで、膣内は液体で満たされていて気持ちいい。快楽で息を吐きながら、膣奥にぎゅっと亀頭を押しつけると……。
「やぁ、ぁんっ♡ おちんちん、奥でキスしてっ……♡」
「ぐ……!? レナさん、締め付けすぎっ……!」
「だって、や、ぅっ……♡ 子宮、くりくりって……っ♡ ダメっ、またイクぅ……♡♡♡」
目を閉じ、全身を震わせるレナさん。膣襞が強烈に吸い付き、愛液を垂れ流して射精をねだってくる。思わず俺までイきそうになってしまい、腰に力を入れてなんとか堪える──危なかった、何度か射精していなければ持たなかっただろう。
「んんっ♡ はぁ……ぁ、はぁ……ふふっ♡ 入れられただけで……イっちゃった♡」
恥ずかしそうに、絶頂したレナさんが微笑む。挿入しただけでイってくれるなんて……このお姉さん、ちょっと可愛すぎる……!
「やんっ♡ あんっ♡ や、ん……っ♡ イったばかりなのに、あんっ、んぁぁっ♡」
「こんな可愛い姿見せられたら、我慢できないですよ……!」
こみ上げる欲望のままに、レナさんを抱きしめ返し、密着したままで腰をぐりぐりと押し込んでいく。側位という姿勢上、激しい腰振りはできないが、ポルチオを亀頭で擦るだけでレナさんは甘い声を漏らしてくれた。サキュバスの体は男を搾精することに特化するだけでなく、自分自身も感じやすいようになっているのか。
「あぁんっ♡ あんっ♡ あっ♡ やんっ、すごいっ……♡ こんなの、いっぱい感じちゃうっ……♡」
小刻みにイっているのか、濃厚な膣襞は細かく痙攣し、ペニスに痺れるような快感を伝えてくれる。一度中出しされているのに、ほぐれきった子宮口はまた種付けをねだって鈴口に吸い付いてきて、反応した睾丸が熱く疼いて精子を増産してしまうほど。
「おちんちん、子宮にちゅっちゅしてる……っ♡ いいっ、素敵……♡ おちんちん、感じちゃう……あんっ♡」
「気持ちよすぎるっ……!」
「あぁんっ♡ おちんちん、ぷるぷる震えて……っ♡」
きゅうきゅうと震える膣内。おねだりに応えてペニスが揺れ動くたび、精液と愛液が入り交じってねっとりと絡みついてくる。奥まで突けば纏わり付いて離さず、引き抜こうとすれば別れを惜しんで愛撫してくる膣の歓待に、腰の奥から劣情がこみ上げてきた。
「やぁっ、ぁんっ♡ この感じ……イきそう、なんですよね♡ いいですよ♡ 私、いっぱいイっちゃってますから……♡ 好きなときに、一番奥で、びゅるびゅるしちゃってください♡」
何度もポルチオを突かれ、絶頂に震えながらも、レナさんは母性溢れる微笑みを浮かべてくれる。それだけでなく、膣内の締め付け方を調整して、搾り取る絡みつきから抱きしめるような愛撫へと変えてくれた。
優しく褒められるような、穏やかな膣肉の感触。それでいて一番奥の子宮口だけは、熱くキスをしてくれて。こんなの、もう我慢できない……っ!
「レナさん、出るよ、種付けするよっ……!」
「いいよっ♡ 出して♡ 私に……っ♡ 一番奥で、びゅるびゅる注いでっ♡ 種付けしてぇぇぇっ♡」
「で、出る――っ!」
──びゅぷぅぅぅぅぅぅぅっ! どぷ、どびゅるるる、どびゅどびゅびゅくぅっ!!!
最奥の子宮口へ肉槍を突き刺して。本能のままに、孕ませ汁をぶちまけた。
「やぁぁぁぁぁんっ♡♡♡ 出てるぅっ……♡ あっついの、たくさん来てるぅっ♡」
嬉しそうに絶頂し、腰を押しつけながら、きゅぅっと膣口を締め付けて精液を搾ってくるレナさん。それに逆らわず、彼女の全身を抱きしめながら、たっぷりと粘液を注入する。
人間なら妊娠間違いなしの、子宮口へ密着した特濃射精。しっかり奥まで挿入しているのに、射精のたびにびゅるびゅると外まで音が聞こえるほどの中出しは、途方途轍もなく気持ちいい。
「はぁ、はぁ、っ……♡ 精液、とっても熱い……♡ 子宮に、とぷとぷって溜まってる……♡」
「んくっ……はぁ、はぁ……レナさん……」
「ん……いい子いい子♡ お疲れさま……♡ 濃いお精子、たくさん出してくれて、ありがとうございます♡」
粘っこい牡汁で、こってりと子宮にマーキング。その間中、白濁液を受け止めてくれたレナさんは、息を荒げる俺を優しく撫でてくれた。
生殖器官を孕み汁で満たされているのに、嬉しそうに微笑んでくれるお姉さん。射精直後の気怠さが、それだけで癒やされるような気がして……体が勝手に、おっぱいに抱きついてしまう。
「よしよし……♡ お疲れさまです♡ お精子びゅるびゅるってしてくれた分、甘えちゃってていいですよー♡」
「うん……」
「ふふっ♡ えっちだけじゃなくて、いちゃいちゃするのもなんだか素敵ですねー♡」
レナさんは大層上機嫌に、授乳しながら俺を撫でてくれる。そうしてセックスの後の、気怠くも心地よい時間を過ごしているうちに、ふとこういう甘い時間をもっと共有したいと思ってしまった。
魔力供給という前提がある以上、俺とレナさんの関係がセックスに帰結するのは当然のことなのだが、それだけではなんだか寂しい気もしてくる。思い切って、一つ提案をしてみよう──。
「レナさん。今度、普通のデートもしてみませんか?」
「いいですよ♡ どこか、行きたいところとかってあります?」
あっさりとOKの返事が来て、思わず拍子抜けする。間抜けに口を開けてしまうが、一瞬置いてじわじわと喜びの感情が浮かんできた。
エッチは何回もしているけど、これはもしや初デートでは……!? やばい、言い出したのはいいけど、あんまりプラン考えてなかったぞ……?
「そうですね、それじゃあ──」
頭を悩ませながら、レナさんとアイディアを出し合って。そうしてデートの予定を固めるうちに、あっという間に時間は過ぎていった──。
***
雲一つない、太陽に彩られた蒼穹。汗ばむほどの陽気に包まれた昼下がり、近隣で最大規模を誇るショッピングモールは、家族連れやカップルで賑わっていた。
「あのパフェ美味しそう……♡ ──さん、次はあのお店に行ってみませんか♡」
人混みの中、くいくいと恋人繋ぎをした手を引かれる。数多いる女性客の中でも、レナさんの美貌は際立って目立っているせいか、周囲の男達の目線が突き刺さってくる。
今日のレナさんはクリーム色の、透け感たっぷりのワンピースで着飾っていた。出るところは出て、引っ込むところは引っ込むという極上のスタイルがはっきりとわかる上、整いすぎた美貌は見る側を魅了してしまう。人の姿になっているとはいえ、サキュバスお姉さんの美しさと色香は周囲の人目を引き付けっぱなしだった。
「美味しそうですけど……めっちゃでかくないですかあれ? 全部食べられます?」
「うー……でも、すっごく食べたいじゃないですか……」
「それじゃ、二人で半分こしてみます? 俺もちょうど、お腹減ってきちゃいましたし」
「いいんですか? やったぁ♡ ありがとうございますー♡」
ご機嫌なレナさんは、俺の手をぐいっと引き寄せると、胸の間に挟み込んで抱きしめてしまった。たっぷりの柔肉が押しつけられる感覚に、思わず鼻の下が伸びてしまう。
傍からはただのカップルにしか見えないだろう。このお姉さんが異世界のサキュバスで、定期的に体を重ねて魔力を補っている関係だというのが、当事者の俺からして未だに信じられない。
「あーん♡ ふふっ、どうですか♡ 甘いでしょ♡」
「美味しい……!」
「ですよね! 私、このコーンフレークが最高だと思うんです♡ 上のクリームと一緒に食べるとパリパリ感がたまらなくて……♡」
嬉しそうにパフェを頬張っては、楽しいリアクションを見せてくれるレナさん。女性と一緒にこういう場所に来ること自体が初めての俺は、彼女の挙動に終始ドキドキしっぱなしだ。
綺麗な女の人とデートしていると考えただけで気持ちが浮ついてしまうし、あーんしてもらって食べたパフェの味も、正直半分ぐらいはわかっていない。それでもこの時間は、今までにないほど楽しすぎる。
「──さん、私、ちょっと寄っていきたい場所があるんですけど……」
スイーツを堪能した後、どこに行こうかと時間を見ながら考えていると、レナさんがそんな提案をしてきた。最近仕事が忙しくて全然出かけられなかったという話だから、まだまだ物足りないのだろう。二つ返事で頷き、レナさんに案内されるままに人混みをかき分けていくと。
「ちょ、ここって……!」
桃色に緑、青に黄色に黒に紫。色とりどりの商品が並ぶそのお店に、男性客の姿は一人もない。それもそのはずで、ここに陳列されているのは、ブラジャーやショーツといった女性物の下着の数々。どう考えても男性には縁のない、女性向けのランジェリーショップだった。
「そろそろ、可愛い下着が欲しくなっちゃって♡ せっかくですし、──さんが好きな下着、着てあげてもいいですよ♡」
俺だけに聞こえるように、耳元で囁いてくる淫魔お姉さん。不意打ちでそんなことを言われたら、下着姿のレナさんを想像して落ち着かなくなってしまう……!
「あ、これなんか可愛い……♡ ねえねえ、こっちとこっち、どっちがいいと思いますか?」
気もそぞろな俺を楽しげに連れ回し、レナさんは際どい下着ばかりを選んでいく。おっぱいが大きすぎるせいか、なかなか合うサイズのものがないようだが……それが却ってレナさんの巨乳ぶりを数字で示すことになってしまい、俺は勃起を抑えるために全エネルギーを傾けていた。
その涙ぐましい努力を愉しむように、黒のレースのついた下着と、桃色のフリルのついた下着を並べて見せてくるレナさん。どっちを着用したとしても、凄まじい破壊力になるのは目に見えていて。性欲を必死で抑えながら、頭をフル回転させる。
「うーん……。俺的には、黒い方が好み……ですかね」
「ほんとですか? それじゃあ、早速試着してみます♡ ちょっと、待っていてくださいね♡」
そう言い残して、レナさんは更衣室の手前まで俺を連れ込み、カーテンの向こうに姿を消してしまう。冷静になってみると別に俺はここまで来る必要もなかった気がするが、今更店の外に出るわけにも行かず、更衣室で独り待つという居心地の悪い時間を過ごす羽目になる。
カーテンを一つ挟んだ内側では、ごそごそと衣擦れの音がして、否が応でもレナさんの下着や裸体が脳にちらついてくる。我慢我慢、平常心平常心……!
「──さーん、今ってお外に誰かいたりします?」
「え……? いえ、今いるのは俺だけですけど……」
自分との戦いを繰り広げていると、不意にそんなことを訊ねられる。はて、と疑問に思いつつも正直に答えると。
「ふふっ♡ それじゃあ……えいっ♡」
「うぉっ……!?」
カーテンの隙間から手が伸びてきて、ぐいっと中に引き込まれてしまった。すぐにカーテンが閉められ、慌てて姿勢を起こし──レナさんと、狭い更衣室に二人きりになってしまったことに気づく。
「レナさん、なにを……」
「せっかくですし、見せてあげたいなって思って♡ どうですか♡ 似合ってますか♡」
蠱惑的に微笑む、俺を引きずり込んだ張本人。バレたらどうするんですかと怒ろうとして……その姿に、言葉を失ってしまう。
サキュバスの豊満な肢体は、黒レースの下着に包まれていた。特大のおっぱいのせいでサイズが合わないのか、それともそういう仕様なのか、ブラジャーに包まれた柔乳はとても窮屈そうで、深い谷間と質量感が強調されてしまっている。
それだけでも破壊力は抜群だというのに、このブラは上の部分が透けていて、乳輪がうっすら見えてしまっているのだ。雄を誘惑するための、色香に満ちた下着──その意味に気づいて、股間に血が通っていくのがわかる。
「……って、もぉ、えっちなんですから♡ おちんちんで返事しちゃうなんて、悪い子ですね♡」
はっとレナさんの胸元から視線を戻すと、くすくすと微笑む彼女の眼差しは、膨らんだ俺のズボンに向けられていた。二の句が継げずに口をぱくぱくとする俺をよそに、おっぱいを揺らして座り込んだレナさんは、ズボンとパンツを引き下げ、勃起しきった肉棒をさらけ出してしまう。
「ちょ、レナさん……!?」
更衣室と売り場を隔てる布。たった一枚のその仕切りの向こうでは、店員や他のお客さんたちが歩いている。そんな状態の中、下着姿のエッチなお姉さんに、ペニスを見せつけている──。一歩間違えば破滅間違いなしな状況だというのに、何を勘違いしたのか、肉棒はますます硬くなるばかりで。
「こんなにおっきくしちゃって……♡ こんなんじゃ、お外に出られませんよね♡」
ふぅ、と亀頭に甘い息を吹きかけるレナさん。ただそれだけの刺激で、興奮しきったペニスは小さく震えてしまう。
「私も、えっちな気分になっちゃいましたし……♡ おちんちん、お口でよしよししてあげたいんですけど、どうですか♡」
「っ……!」
「お口で、亀頭をいっぱいなめなめして……ちゅーって吸い上げて……どぷどぷって、濃いお精子出させてあげたいんですけど……♡ どうしますか♡」
吹きかけられる熱い吐息に、亀頭がくすぐられる。その甘ったるい感触で、理性が蕩けていってしまう。ここは更衣室で、バレたら大変なことになるのに──レナさんの口の中は、もっと熱くてぬめぬめして気持ちいいんだろうと、それだけしか考えられなくなっていく。性欲がどんどん大きくなっていって、我慢できなくなって。
「お願いします……!」
「ふふっ、わかりました♡ それじゃあ……ちゅっ♡」
先端に弾力のある唇が触れ、快感にぞくりと背筋が震えるのも束の間、ペニスがサキュバスの口内に迎え入れられた。ぬめった粘膜に包み込まれる気持ちよさに、思わず声が出そうになるのを必死で堪える。声なんか出したらバレてしまう……!
「んー? ふふ♡ れろ……ちゅ♡ んぁむ……んむ……りゅ……れろれろっ♡」
俺の葛藤に、楽しげに上目遣いを送りながら、レナさんはペニスの形を確かめるように何度も先端を舐め回す。裏筋を舌がなぞり、飴を舐めるように亀頭全体がしゃぶられ、口の粘膜が吸い付き……一通り肉棒の感覚を堪能すると、レナさんはついに、唇を使ってペニスを扱き始めた。
「んぶ、っ、れろ、くちゅ、ちゅ……れろ……んん、じゅるる……♡」
弾力のある唇と温かな口粘膜が、ペニスを根元まで包み込むと同時、唾と先走りを溜めた口内からいやらしい水音が響く。それに加えて、液体を纏わり付かせるように舌が亀頭を絡め取ってくるものだからたまらない。
「んむ、りゅ、れろ、くちゅっ……♡ じゅぷ、じゅる、れろ、じゅ、んぅ……♡」
ゆっくりとした口淫のペースが、徐々に速まってきた。それに比例して、ぴちゃぴちゃといういやらしい水音が大きくなっていく。
動きが激しくなるにつれ、当然のように快感も強まってきて、フェラチオ奉仕を受ける肉棒はますます硬くなっていた。先走りが垂れ流されるだけでなく、根元からじわじわと、精液が上り始めている感覚がある。
「れろ、っく、ちゅ、ん♡ 先走り、ん、ちゅっ、濃くなって……ちゅるるぅっ♡」
「レナさん、喋られると……っ!」
「れろれろっ♡ じゅる……いい、れすよっ♡ わたしの、おくひで……りゅろ、じゅるっ……♡ せいえき、だしひゃって……じゅるるるっ♡」
限界が近いのを見て取ったレナさんは、肉棒の根元に手を添えると、更にフェラチオのペースを上げてきた。頭全体が前後するごとに、口粘膜が亀頭に絡みつき、竿を擦り立てて射精を促してくる。響く淫音は、更衣室を隠すカーテンの近くまで来ると容易に聞こえてしまいそうだが、今となってはそのスリルすらも快感を助長するスパイスだった。
「らして♡ らして♡ れろ……じゅるるるるるぅっ♡」
甘くエッチな声でおねだりをしながら、一気に肉竿を吸い立ててくるレナさん。その搾精行為に限界を超えてしまい、俺は──
「で、出る……っ!」
──びゅぷるるるぅっ! どぷどぷどぷ、どびゅるるるぅぅぅっ!
「んぅぅっ!? んむ、れろ……ん、ごく……ん、っ……♡」
口内に、特濃精液を解き放った。タイミングを合わせるように、精液を吐き出すペニスを舌でサポートし、レナさんが射精の気持ちよさを更に跳ね上げてくれる。
丹念に亀頭を舐め、残り汁まで搾り取ってくれるレナさんに甘えながら、気持ちいい射精の余韻を堪能する。そうして無遠慮に吐き出した精子を、エッチなサキュバスは味わうように飲み干してくれて。最後の一滴まで、綺麗に吸い取られてしまった。
「じゅろ、ちゅっ……ごく……ん……っ。ふぅ……お精子、とっても濃かったですよ♡ 素敵でした♡」
いい子いい子、と若干力を失ったペニスを撫でてくれるレナさん。彼女がこちらを見上げた途端、にっこりと微笑んでくれるその口から、飲みきれなかったであろう精液が一筋垂れるのが見えてしまう。
俺が出した精液を、全部飲んでくれた……その事実を認識するだけで、今射精したばかりだというのに、強烈に性欲が煽られた。当然、それに応じて肉棒も震えてしまうわけで。
「あら……おちんちん、まだ硬いままですよ♡ 私も、こんなに濃いの飲まされちゃったら我慢できませんし……♡」
目敏く勃起を見咎めたレナさんが、立ち上がるとともに、黒いショーツをゆっくりと指で下げていく。むわっとした淫臭が狭い更衣室に漂い、ショーツとおまんこの間に、濃密な愛液が糸を引いているのがはっきりと見えてしまった。
売り物なのに、という真っ当な理性が、甘ったるい雌の匂いに押し流されていく。すっかり力を取り戻した肉棒と、愛液でとろとろになった姫穴が少しずつ近づいていき……。
「このまま……本番えっち、しちゃいましょうか♡」
レナさんに抱き寄せられるように、二人の体が密着したと思った瞬間、ペニスがおまんこの奥まで飲み込まれてしまった。
発情しきったサキュバスの秘部は、蕩けきって熱を帯びている。絡みつく膣襞は濃厚で、最奥の子宮口は早速とばかりに吸い付いて種付けをせがんでくた。いつ挿入しても恐ろしいほど気持ちよすぎる膣内に、反射的に声が漏れ、慌てて口を閉じ周囲の様子を伺う。
「…………っ」
幸いなことに、まだ外部が気づいた様子はない。ほっと息を吐くのも束の間、気が緩むのを見計らったようにレナさんが膣内の締め付けを強めてきて、また変な声が出そうに……!?
「ちょ、バレちゃいますって……!」
「えへへ♡ でも……こういうのも、ドキドキしませんか♡ カーテンの向こうでは、みんながお買い物してるのに……私たち、種付けえっちしちゃってるんです♡」
可愛く微笑むレナさんだが、その膣内は奥まで肉竿を咥えこみ、きゅんきゅんと疼いて射精を誘っていた。危ういシチュエーションとそのギャップが性欲を更に煽り立て、膣襞に纏わり付かれた肉棒の硬度が一段階跳ね上がってしまう。
お返しとばかりに腰を押し込み、ぐりぐりとポルチオを擦ってあげると、レナさんの発情顔が甘く蕩けて気持ちよさそうなものになる。このお姉さん、本当にエッチ過ぎる……!
「もぉ、奥ばっかり擦って……♡ 先走り、子宮に入ってきてますよ♡」
「レナさんがエッチすぎるのが悪いんですよ……! バレたら大変なことになるのに……!」
「ふふっ♡ こーんなにおちんちん硬くして、中出ししたいよーってぐりぐりしちゃってるのに、そんなこと言っちゃうんですね♡」
俺の体を抱きしめ、豊満な肉体を密着させてくるレナさん。ブラに包まれたままのおっぱいがむにゅりと潰れ、柔らかすぎる質感を直に与えてくれる。それだけでなく、みっちりとペニスを包み込む膣の圧力が強くなり、舐め回すようなねちっこさで襞が竿を扱き立ててきた。
体を動かさず、ただ抱き合っているだけだというのに、繋がった秘部は淫猥に蠢いて凄まじい快感を与えてくれる。柔らかな体に抱きしめられ、ゆっくりと肉竿を刺激されるうちに、自然と射精欲が高まってきて。膨らんだ亀頭を子宮口に押しつけ、ぎゅっと抱きしめると、レナさんがくすっと声を漏らした。
「下着が汚れちゃいますから……中出し、してください♡」
膣内射精を許可しながら、ぐりぐりと膣奥を擦りつけてくるサキュバス。更衣室で二人きり──いつバレるかもわからない状況で、こっそりと中出し。シチュエーションを思い直しただけで、勃起が一段と硬くなり、子宮口へぐりぐりと亀頭を押し込んでしまう。
「出しますよ、レナさん……!」
「どうぞ♡ えっちなサキュバスの赤ちゃんのお部屋、どろっどろのザーメンで、マーキングしてくださいね♡」
「っ……出る……!」
──びゅびゅぅぅぅぅっ! どぷ、びゅくるっ、びゅ、びゅびゅるるるるぅっ!
「ん……♡ 赤ちゃんのお汁、来たぁっ……♡ 奥のお部屋、汚されちゃってる……♡」
奥の奥まで密着しながら、子宮に精液を注ぎ込んだ。蕩けきった膣肉が、肉棒を離すまいと抱きつき、淫靡に動いて子種を搾ってくれる。凄まじいまでの悦楽は、すぐ外に人が居るかもしれないという危機感を忘れさせ、ただ雌に種を付けることしか考えられなくなってしまった。
濁流のように注がれる半固形ザーメンで、レナさんも一緒にイってくれる。子宮口を吸い付かせて射精を受けてくれるレナさんに、たっぷりと中出し。粘ついた孕ませ汁を最後の一滴まで注ぎきると、いっぱいになった子宮からどろりとした白濁が逆流してきた。
「はぁ、はぁ、っ……精液、すっごく濃い……♡ ──さんのおたまじゃくし、赤ちゃんの卵に入りたくてぴちぴち泳いでる……♡ こんなので子宮いっぱいにされたら、人間の女の子ならすぐ孕んじゃいますよ♡」
膣肉を淫猥に蠢かせ、残り汁までを搾り取りながら、レナさんがそんな甘ったるい言葉を囁いてくる。そんなに誘惑されたら、射精したばかりなのにまた勃起してしまう……。
「ぁ……売り物の下着、結局濡れちゃいましたね♡」
「やばっ……レナさん、このまま抜いて大丈夫ですか? 中出ししたのが垂れてきたら、もっと汚れちゃうかも……」
「それなら大丈夫ですよ♡ 今頂いた魔力をちょっと使って……えいっ♡」
繋がった性器の接合部に、桃色の光のようなものが走ったかと思うと、複雑な陣形を描いてすぐに消えてしまった。萎えたペニスを膣口から引き抜くと、驚くことに、奥に注ぎ込んだ特濃精液がまったく逆流してこない。たぶん魔術を使ったのだろうが、これならこれ以上下着も汚さずに済みそうだ。
「ふふっ♡ ──さんが出してくれた精液、子宮に溜めたままにしててあげますから……♡」
「ちょ、そんなこと言われたら……!」
「興奮しちゃう? かわいい♡ ……想像してみて♡ 私の子宮、ねばねばした白いのでたぷたぷになってて……卵子目指して、──くんの精子が上ってきてるんですよ♡」
サキュバスは妊娠しないと判っていても、その台詞はあまりに破壊力が高すぎた。ペニスはもう完全に復活してしまい、また中出ししようと睾丸が疼き始め──。
「だーめ♡ これ以上はバレちゃいますから……続きは帰ってから、ね♡」
つん、と鼻先をつつかれて止められてしまう。それではっと、今の状況を思い出した。なるべく音を立てないようにしていたつもりだが、バレてはいないよな……?
一瞬で正気に戻り、耳をそばだてて周囲の様子を伺う。幸い、更衣室には他に誰も居なかったようで、気づかれた様子はない……危なかった。
結局、下着は『彼女が気に入ったからこのまま着ていきたい』と言い張って購入することで、どうにか店にバレずに済んだ。堂々としているレナさんに対し、俺はエッチで下着を汚したのがバレるんじゃないかと背筋に汗をかいてしまい、生きた心地がしなかった。
そんなわけで、ランジェリーショップから脱出することにはすっかり日が傾く時間に。緩く手を絡めて繋ぎながら、レナさんと夜の道を歩いていく。
「今日は楽しかったですねー♡」
「更衣室でのエッチは、さすがにどきどきしましたけどね……」
「あはは……あれはちょっとやりすぎちゃったかな」
苦笑いを交わし合うが、こんな会話も苦痛ではない。むしろ、レナさんと過ごす時間がかけがえのない楽しさを宿していることに、俺は幸せのようなものを感じていた。
「またそのうち、一緒にデートしましょうね♡」
「はい!」
ご機嫌に微笑むレナさんと、優しく指を絡ませ合う。初めてのデートは、こうして楽しい思い出と次への期待に変わったのだった……。
***
『お疲れさまです。お仕事はどんな感じですか?』
バイト中の休憩時間。ぽちぽちとスマートフォンを操作して、レナさんにメッセージを送る。少し前までは、昼寝をするかゲームをするかという怠惰な過ごし方をしていたのに、女の子とやり取りしているなんて自分でも信じられない。気づくとにやにやして同僚に怪訝な目を向けられそうなので、一生懸命頬の表情を引き締める。
残業してるのかな、それとももう帰ったのかな、とそわそわしながら待っていると、思いの外早く端末のバイブが鳴った。瞬時に画面に視線を落とすと、そこには。
『今日は早めに上がれそうです♡ よかったら、──さんのおうちに行ってもいいですか♡』
可愛らしい顔文字やスタンプと一緒に、そんなメッセージが綴られていた。
カレンダーを見ると、今日は金曜日。明日はシフトも入っていないから、好きなだけエッチなことができる。桃色に染まっている思考を自覚しながら、うきうきした気分で返信。
『俺もあと一時間ぐらいで終わりますー。迎えに行きますから、よければ一緒に帰りません?』
『ほんとですか? やったぁ♡ 楽しみに待ってますね♡』
レナさんの定時と、会社までの移動時間……よし、バイトが終わるとちょうどいい案配の時間だ。会えるのが楽しみすぎて、返事が来て二秒後にはもう返信のメッセージを打ち始めてしまう。
バイトが終わるまでの時間が待ち遠しくて、今日は一日どうにも浮き足立ったままだった。目の前の仕事に集中することで無理矢理気を紛らわし、時計が定時を過ぎた瞬間に裏の事務所に引っ込ん帰り支度を始める。いそいそと服を着替える俺を見て、入れ替わりにやってきたおばちゃん同僚が目を丸くした。
「──くん、最近なんか元気だよね。やっぱり彼女でもできたの?」
「あー……」
この質問、この頃ちょくちょくされるのだが、どうにも答えに窮してしまう。まさかサキュバスのお姉さんと特殊な関係にあって、エッチに精液を搾られているとは口にできるはずもない。
かといって完全に否定するのも、それはそれで嘘をついたような気分になる。俺とレナさんは、命を救われた恩義に報いるため、足りない魔力の供給をするためと、相互に目的を持って関係を結んでいるだけだ。だが、デートやセックスを高頻度で重ねているのは事実だし……ううん……。
「彼女……ではないんですよね、残念ながら」
「あらー、違うの? いい人見つかったらこっそりおばちゃんに教えてね! お祝いあげるから!」
完全に近所のおばちゃんと化した同僚に、とりあえずお茶を濁して退散する。足早に店を出ると、外はもう夕暮れを迎えて夜に差し掛かっていた。
明るさを失い沈んでいく太陽と、晴れでも雨でもない微妙な雲模様が、今の心境を示しているようで柄でもなくセンチメンタルな気分になってしまう。同僚のさりげない質問は、俺が薄々抱いていた疑念を浮き彫りにしてしまったのだ。
──俺とレナさんの関係は、いったい何なのだろう?
単なるビジネスライクな関係……そう割り切るには、俺はレナさんとの時間を重ねすぎていた。このままでいいのか、このままではいけない、と漠然とした焦りのような感情がある。
もやもやした気分を拭えないまま、体だけが勝手に動いていく。歩道を進み、信号を渡り、気がつけばもうレナさんの会社が目に入るほどの距離だった。待ち合わせ場所はこの近くのカフェで、横断歩道を越えるともう看板が見えてくる。さて、レナさんはどこにいるのか──。
『入り口のところで待ってますね♡』
と、きょろきょろしているとスマートフォンにそんなメッセージが。自動ドアになっている出入り口の方に目を向けると、スーツ姿のレナさんが小さく手を振ってくれていた。その笑顔を目にした途端、靄のかかった感情がすっと晴れていくようで、自然と頬に笑みが浮かんでしまう。小走りにとことこと走ってくるレナさんに、俺も早足で駆け寄っていく。
「ごめんなさい、お待たせしましたか?」
「いえ、全然。今来たばっかりですから……って、これって男女逆ですよね?」
くすっと微笑むレナさんに、俺も釣られて笑ってしまう。こちらの世界が楽しくて仕方がないという彼女は、暇さえあればいろいろなコンテンツに触れているらしく、こういう『お約束』にもかなり明るい。よく知っているなあ、といつも感心してしまう。
合流できたことだし、移動しようと促すと、レナさんはすぐに俺の隣に来てくれた。もう自然と手を握ってくれる彼女に、慣れない心臓が鼓動を早めてしまう。
会社帰りに待ち合わせて、手を繋いで帰るって、端から見たら完全に恋人同士だよな──そう思いながら何気なく横を向くと、レナさんもちょうど俺のことを見つめているところだった。
「……?」
どうしたの、と言いたげに小首が傾げられ、優しげな微笑みが向けられる。その仕草がたまらなく可愛くて、ずっとその顔を見ていたくて──そう思った刹那、何の拍子もなく唐突に、先ほどの曇った感情の答えが浮かんできた。
俺は──この人のことが、好きになっていたようだ。
「なんでもないですよ。さ、家まで行きましょうか」
そう誤魔化して、俺は再び前を向く。自分がどう思っているのか、何をするべきなのか、何をしたいのか……気持ちに気づいてしまえば、もう後の道筋は自然とできていた。
俺の選択が吉と出るのか凶と出るのかはわからない。しかしそれでも、このままの状態で足踏みするには、自分の感情は大きくなりすぎていた。俺はもうとっくに、このサキュバスの虜になっていたのだから。
「……あれ? ──さん、やっぱり変じゃないですか? そんなに難しい顔して……」
「えーと……まあ、実はちょっとご相談というか、お話ししたいことがあって。帰ってから、聞いてもらってもいいですか?」
「いいですよー♡ お力になれるかどうかわからないですけど、お話、聞かせて頂きますね♡」
なんだろう、と無邪気に微笑むレナさん。一方の俺は、家に近づけば近づくほど緊張してしまい、額には冷たい汗が伝っていた。今から俺は、一世一代の告白をしようとしていて……その結果次第では、もうレナさんの笑顔を見れなくなってしまうかもしれない。心臓が早鐘のように鳴り、何度も深呼吸をして精神を落ち着かせようと試みる。
自宅の鍵を開け、中に入る頃にはもう心臓が口から出そうだった。止めた方がいい、また今度にしよう、そのうち機会を作って──そんな逃げ道を作ろうとする心に、活を入れて現実を見る。俺の気持ちを、レナさんに伝えないと……!
「ふふっ、──さんのおうちに来るのも久しぶりですね♡」
居間の座布団にレナさんを座らせて、自分も対面の位置に座る。にこにこと笑顔を見せる彼女に対し、俺は笑うどころではなくガチガチに固まっていた。明らかに緊張している俺の様子に気づいたのか、不思議そうに首を傾げたレナさんが、じっとこちらを見つめてくる。
「ええと……すごく緊張されてますけど、そんなに固くならなくて大丈夫ですよ?」
「すみません……えっと、その……」
お話聞きますよー、と黙って待っていてくれるレナさんだが、俺は鯉のように口をぱくぱくさせるばかりで、まったく次の言葉を話すことができない。レナさんとの関係をはっきりさせたいと、自分で決めたことだというのに、なぜたった一言が出てこないのか。
もう少し雰囲気を作って、夜のデートの時にでも言えば良かったと、今更ながら後悔が押し寄せてくる。かといって今からやっぱりいいですと言うのも怪しすぎるし、俺はどうしたらいいのか……。
「よいしょ、っと……ふふっ♡ こうしたら、少しは緊張しなくなりますか?」
目をぐるぐる回していると、いつの間にか対面に座っていたはずのレナさんの姿がない。あれ、と疑問に思った瞬間、握りこぶしになっていた手が柔らかいものに包まれる。視線を落とすと、俺に寄り添うようにして、レナさんがすぐ隣に座ってくれていた。
「大丈夫、大丈夫……♡ 怖くないですから、ほら、ゆっくり話してみてください♡」
ぎゅーっと、手が優しく握りしめられる。リラックスさせるように、母性を感じる優しい微笑みで俺を見守ってくれるレナさん……その手から伝わる温もりで、半ばパニック状態だった心が少しずつ落ち着いてきた。
深呼吸をして、荒れていた鼓動を徐々に鎮めていく。この機を逃せば、俺が気持ちを伝えられる日は巡ってこないだろう。もっといいムードが、もっと適したタイミングがあったのかもしれないけれど、俺にとっては今こそが想いを口にすべき時だった。
「レナさん」
「はい」
「今までずっと、その……魔力をお渡しするために、いろいろエッチなことしてきたじゃないですか。この関係、そろそろ終わりにしたいなって思って」
「……えっ」
俺の言葉に、レナさんの目が大きく見開かれる。そこに激しい動揺と驚きがあるのを見て、俺はたたみかけるように、決定的な言葉を口にした。
「レナさん。俺は──あなたのことが好きです。好きになってしまったから、契約とかお礼とか、もうそういう関係じゃいられないなと思って……。
俺でよければ、これからは契約相手じゃなくて……恋人として、お付き合いしてください」
……言ってしまった。
口にした後で、猛烈な後悔が押し寄せる。その日暮らしのフリーターで、中途半端な人生で、誇れるようなステータスも持たない俺が……こんなに美人で優しくて、素敵なお姉さんとどうして釣り合うだろうか。そもそも、ただの契約相手でしかない俺が、こんなことを口にするのは迷惑なのでは──幾通りもの嫌な想像が脳裏を過り、過度なプレッシャーに押し潰されそうになる。
告白したくせに、自分の気持ちでいっぱいいっぱいだったからだろう。我に返ったとき、俺はようやく、手を握ってくれたままのレナさんが涙を流していることに気がついた。まさか、泣くほど嫌だったんじゃ………?
「……いいんですか? 私、サキュバスですよ。あなたたちと違って、人間じゃないんですよ? 淫魔で、違う世界から来てて、歳だって上なのに……」
「いいんです。そんなレナさんだから、俺は好きになったんです」
嗚咽混じりに言葉を零すレナさんに、重ねて想いを伝える。二人の関係が決定的に変わってしまうとしても、もう川を越えた以上、後戻りをすることはできなかった。
どんな返事が戻ってくるのだろうか。断られてしまうのか、嫌がられてしまうのか、それとも、もしかして……?
「嬉しい。そんなに想ってもらえて、私、嬉しくて……。淫魔の私でも、彼女にしてくれるんですか……?」
「はい!」
「っ……♡ 私も……私も、──さんのことが好きです。私でよければ、恋人としてお付き合いさせてください♡」
今までに見たことがないほど嬉しそうに、レナさんが満面の微笑みを浮かべる。その笑顔を見て、声を聞いて、言葉の意味を噛み締めて──OKの返事をもらえたのだと理解した途端、今までの不安や恐怖が反転して、俺はもう舞い上がりそうになってしまった。
やばい……嬉しすぎて泣きそうになってる。俺、今レナさんと恋人同士になったんだよな? 夢じゃなくて、本当に……。
「──さん……」
「レナさん……」
目が滲んで、見ている光景がぼやけたようになってしまう。きっと俺と同じ状態のレナさんも、すぐそこで向き合っていてくれて。恋人同士になって始めて、二人の唇が重なった。
「ん、ちゅ。ちゅ、っ……♡ 好き♡ 大好き……♡」
唇の間から舌が割り入れられ、こちらの舌が絡め取られて愛撫される。唇だけでなく、全身を押しつけるようにして抱きついてきたレナさんは、熱烈なディープキスで気持ちを伝えてくれた。嬉しさと多幸感でおかしくなりそうな感情をぶつけるように、舌先をつついて負けじと想いを伝える。
「ちゅ、ちゅぱ、ん、ぅ……♡ 私、──さんのこと、ずっと好きだったんですよ♡ 気づいてませんでした?」
「えっ……嘘、ほんとですか!?」
「男の人の精液は確かに必要なんですけど……好きじゃなかったら、こんなにデートしたりエッチしたりしてないですよ。でも、私、サキュバスだから……エッチな女の子が嫌いだったりしたら、イヤだなって……」
キスの合間に驚きの事実を伝えてくれるレナさん。両想いだったなんて……そんな、全然気づかなかった……。断られたらどうしようってめちゃくちゃ悩んだのに……。
「嫌いなんかじゃないですよ! むしろ大好きです!」
「ほ、ほんとですか? 嬉しい……ありがとうございます♡」
あんなに言い淀んでいたのが嘘のように好きだと口にすると、レナさんが幸せそうに目尻を下げてくれた。また自然と唇が重なり、それだけでは足りずにお互いを抱きしめ合い、恋人同士になって初めての幸せな時間を堪能する。
何度もキスをしているうちに、脳の奥の方がじーんと痺れてきた。多幸感と恋愛感情でおかしくなったのか、キスをしているだけだというのに、今までに感じたことがないほど気持ちいい……。
「ちゅ、ん♡ ふふ♡ ──さん、おちんちん、おっきくなっちゃってますよ♡」
「えっ……? あ、えっと……」
「うふふっ、恥ずかしがらなくていいですよー♡ エッチな女の子が好きだって、言ってくれましたし……♡ 彼女になって初めてのエッチなこと、いっぱいしてあげますね♡」
嬉しそうに、彼女、というフレーズを強調してくるレナさん。ああ、本当に彼女になってくれたんだと感慨に浸っているうちに、慣れた仕草で手早くズボンがまさぐられる。我に返ったときには、天を衝くように勃起した肉棒が、すっかり外に晒されてしまっていた。
「お手手でいっぱい、いーっぱい気持ちよくしてあげます……♡」
今までにないほど積極的なレナさんに、言葉を返すこともできないまま唇が塞がれ、甘い香りと艶めいた吐息で思考が桃色に染められていく。甘美なディープキスを重ねるうちに、膨らんだペニスを優しく細い何かが包み込んだ。レナさんの手だ、と気づいた途端、滑るような仕草で肉竿が扱かれ始める。
「……っ、レナさん……!」
「ん、ちゅ♡ 好き♡ ん……れろ、ちゅぷ、ちゅ……♡ 大好き……♡」
たっぷり愛情の籠った、穏やかでそれでいて激しい口づけ。それだけでも幸せすぎておかしくなりそうなのに、レナさんはキスを続けたまま、ねっとりとペニスを扱いてくる。揉み回され、撫でられ、亀頭をくすぐられる気持ちよさで口から声が漏れてしまうが、レナさんのキスが声をリップ音で上書きしてくる。
なんだ、これ……キスされながら手コキされてるだけなのに、今までで一番気持ちいい……!
「れろ……ん♡ おちんちん、もうぴくぴくしちゃってる……♡ 気持ちいい?」
肉棒をひくつかせる俺に、にこりと微笑みかけてくれるレナさん。首を縦に振ると、幸せそうに目が細められ、唇から割り入れられた舌が歯茎をなぞり上げてくる。それに連動して肉竿が扱かれ、淫魔の妖艶なテクニックの前に、亀頭は早くも我慢汁を垂れ流し始めていた。
「好き♡ 大好き♡ ……ふふっ♡ 好きって言うと、おちんちんがぴくってしちゃいますね♡ こっちで返事しちゃうなんて、可愛い……♡」
よしよし、と亀頭があやすように撫でられる。もうレナさんは彼女なんだ、好きでエッチなことをしてくれているんだと思ってしまうと、今まで心を覆っていた我慢という蓋が外れて、お姉さんに甘えたいという気持ちを制御できなくなってしまう。
想いのままに、豊満な体にぎゅっと抱きつく。今度は俺から唇を重ねて、舌を自分から差し入れてみると、レナさんはすぐに優しく応えてくれた。左手で肉棒を、右手で頭をなでなでしてくれて、恋人になったばかりの俺を包み込んで甘やかしてくれる。優しくされるの、幸せすぎて癖になりそう……。
「お顔、蕩けちゃっててかわいい……♡ お姉さんに甘えるの、好き?」
「うん……」
「いい子いい子……♡ ふふ、好きなだけ甘えちゃっていいんですよ♡ 私、もうあなたの彼女ですから……♡ 蕩けちゃうくらい、エッチに甘やかしてあげますね♡」
激しく貪るようだった口づけが、優しく蕩かすような舌遣いに変わる。連動して、速いペースで肉棒を扱き立てていた手も、労るように緩やかな動きになってきた。
頭を撫でてもらえて、ぎゅってしてもらえて、甘い唾液を送り込んでもらえて。物理的な刺激は先ほどより弱いはずなのに、レナさんに受け入れられているという安心感が強まったせいか、肉棒の硬さはむしろ増していた。レナさんが甘やかしてくれるにつれて亀頭が膨らみ、射精感を訴えた精巣が先走りを尿道から流し続けてしまう。
「よしよし、かわいい……♡ おちんちん、ぷっくりしてきましたけど……このまま、お手手でびゅー♡ ってしたい?」
「ん……」
「そうですか♡ 素直でえらいですね……♡ それじゃ、いっぱいしこしこしてあげますから、びゅーびゅーしちゃっていいですよ♡」
小さい子に訊ねるように、優しく囁いてくれるお姉さん。もう甘えたい気持ちでいっぱいになってしまっている俺は、それにただ頷くしかなくて。好き放題甘えれば甘えるほどに嬉しそうに頬を緩めてくれるお姉さん彼女は、俺の反応を逐一観察しながら、手コキのスピードを徐々に変えてきた。速すぎるのでも遅すぎるのでもなく、俺が一番気持ちよくなれる感覚で、肉竿が甘く扱かれて……。
「あ、亀頭がぷるぷるしてる……♡ お精子、出せそう?」
「っ……!」
「いいですよー♡ いっぱい気持ちよくなって♡ お姉さんに甘えて、お射精しましょうね♡」
「っ! レナさん、出る、出るっ……!」
甘すぎるレナさんの声と仕草で、尿道を熱いものがせり上がってきて。切羽詰まって限界を口にすると、目にハートマークが見えそうなほど愛情たっぷりの視線を向けてくれた彼女が、今までで一番優しいキスをしてくれて──
──どびゅっ! びゅるるるっ、びゅる、びゅく、びゅぅぅぅぅぅっ!!!
膨らんだ亀頭から、濃厚な白濁粘液が噴き出した。
恐ろしいほど気持ちよくて幸せな射精が、長く長く続く。唇を重ねられて、体を抱きしめられているせいで、どれだけ出ているのかを視認することはできないが、もう濃くて粘っこいものが尿道を伝っていく感覚がある。
射精のペースに合わせて舌と手がそれぞれ刺激を与えてくれて、最高に気持ちいい絶頂を促してくれる。サキュバスお姉さんに甘えながら搾り取られるの、幸せすぎる……。
「ちゅ、ちゅっ……ん♡ うふふっ♡ 気持ちよかったですか♡」
口内を甘い舌で蹂躙され尽くし、精液を搾られきった後でようやくキスから解放される。妖艶な手コキと息を吸う暇もないキスの猛攻で、荒く呼吸を繰り返すだけの俺を見て、レナさんは大層ご機嫌だ。
「もぉ、精液でお手手べたべた……♡ こんなに濃くて、ねばねばしてて……素敵……♡」
緩く肉竿を扱いて残り汁を搾ってくれていた、レナさんの綺麗な手。掌で射精を受け止めてくれたのか、指で摘めそうなほど固形に近い精液が、そこかしこをべっとりと汚している。
嬉しそうに精液を眺めていたレナさんだったが、俺に艶のある流し目を送ると、ゆっくりと口元に手を運び──そのまま、白濁した粘液を舐め取り始めた。サキュバスの舌がいやらしく蠢き、自分の出した精液が少しずつ口内に消えていく光景は、あまりにも淫靡すぎる……。
「ん、ごく、ごく……っ♡ 美味しくて、えっちな味……♡」
蕩けた貌で精液を飲み干し、うっとりと目を細めるレナさん。恋人になったばかりのお姉さんが、自分の子種を飲んでくれるというシチュエーションは興奮度が凄まじく、射精したばかりだというのにもう俺は激しい性欲を感じていた。勃起した肉棒に目敏く気づいたレナさんが、ぺろりと舌なめずりをしてみせる。
「もう、我慢できなくなっちゃった……♡ ──さん♡ 恋人同士の初エッチ……シちゃいましょう♡」
「はい……!」
恋人、という一言でペニスがぴくんと震える。嬉しさや恋愛感情に連動してか、胸を焼くような性欲の炎は過去類を見ないほどに燃えさかっていた。レナさんとエッチしたい、愛し合いたいという欲求が思考を桃色に染めていく。
レナさんもきっと同じ気持ちなのだろう。気づけば人の姿から、精液を搾り取る淫魔の姿へと変わっている。たっぷりと甘さを湛えた目と切なげに股間を擦り合わせる仕草に、ペニスがますます硬くなる。
促されるままベッドに移動し、腰を下ろした俺の上に、レナさんがゆっくりと跨ってきた。もう蜜が滴るほど発情して濡れた秘部は愛撫の必要さえなく、何ら抵抗を感じないまま、肉棒が奥まで招かれていく。こつん、と先端が子宮口まで届くと、サキュバスの口から甘い息が零れた。
「ん……♡ おちんちん、おっきい……♡ ふふっ♡ 私の膣内、──さんのこと、気持ちよくできてますか♡」
「うん……レナさんのここ、俺のにぴったりで……気持ちいい……」
「よかった♡ 私のおまんこ、もう──さん専用ですから……♡ 子宮で飲んであげますから、ねばねばのお汁、いつでも出しちゃってくださいね♡」
ぬるぬると、独立した生き物のように絡みついてくる膣襞。愛液を纏って扱いてくるそこと、甘く吸い付いてくる子宮口の感覚に、亀頭が熱を増してくるのを感じる。
「ああ、ぅ……んっ♡ ──さんのお精子欲しくて、お腹の奥、切なくなっちゃってる……♡」
ぐりぐりと腰を押しつけ、ペニスの硬さを味わって恍惚とした表情を見せてくれるレナさん。性欲と愛情を等分に宿した瞳が優しく細められ、甘いキスが俺の唇をなぞっていく。
むちむちの孕み頃の体が密着して押しつけられ、舌を絡め取ってつついてくる淫靡なキスが脳を蕩かし、きゅうきゅうと締め付けてくる膣内がペニスを痺れさせてくる。もうこれだけでも気持ちいいのに、レナさんは足りないとばかりに、肉付きの良い腰を揺り動かし始めた。
「んっ♡ あんっ、んぅっ、ぁ……ああっ♡ おちんちん、奥までいっぱい……♡ 大好き……♡」
全身を俺に絡みつかせ、甘すぎる声を囁きながら、サキュバスが淫猥に体を動かす。愛情たっぷりの優しいハグと、肉棒を貪る淫蕩極まる腰振りのギャップが、俺の脳を甘い快楽で満たしていく。膣口が竿を締め付け、膣襞が裏筋を擦り、子宮口が亀頭を撫でる三重奏が、これ以上なく気持ちいい。
「ぁぅ、ん、ぅぅっ、ああんっ♡ 気持ちいいとこ、いっぱい擦れちゃってる……♡ すっごく感じちゃう♡」
ペニスの形を確かめ、隅々まで味わうように、襞の絡みつきがねちっこくなってきた。レナさんが腰を動かすたび、ぬちゃぬちゃと愛液が卑猥な音を奏で、ぴったりフィットする膣内がちょうど良い圧力をかけてくる。
「──さん、好き、大好き♡ 愛してます……♡」
涙が滲むほど発情で蕩けた美貌が、キスを繰り返しながら、何度も愛を囁いてくる。好きと言われるたびに、苦しくなるほどの多幸感が胸をいっぱいに覆い、彼女への愛情以外何も考えられなくなってしまう。
俺も好きだと言いたいのに、嬉しすぎて言葉が出てこない。役に立たない口の代わりに、レナさんのことをぎゅぅっと抱きしめ、腰を一番奥までぐりぐりと突き込む。それだけでも想いが伝わってくれたのか、甘い嬌声を零したレナさんが、ちゅっと頬に口づけてくれた。
「嬉しい♡ 私も大好きですよ……♡」
ぎゅうぎゅうと体を抱きしめ、膣襞でもペニスを抱きしめてくれる優しい彼女。愛情と性欲が狂おしいほどに膨れ上がり、膣奥を擦り上げる亀頭が一段と膨らんでしまう。溢れそうな想いをぶつけるように、子宮口を思い切り擦り上げると。
「んんぅっ……♡ 膣内で、ぷっくりしてきた……♡ こんなの、ぐりぐりってされたら、っ!? ────っ♡♡♡」
──ぷりゅん♡
何の前触れもなく、強烈に膣圧が跳ね上がった。思わず暴発しかけた下半身に慌てて力を籠め、レナさんの体に抱きついてどうにかせり上がってきた衝動を抑え込む。
俺が上がってきそうな精子を必死に抑え込んでいる間、レナさんも体を小刻みに震わせ、何かをこらえているようだった。十秒ほどそんな時間が続いた後、痛いほどだった膣の締め付けが緩まり……ふぅ、と息を吐いたレナさんが、体をこちらに預けてくる。
「レナさん……?」
「ふふっ♡ 知ってますか、──さん♡ サキュバスって、本当に大好きな人とえっちすると──赤ちゃんのたまごが、出てきちゃうんです♡」
たっぷりと色艶の乗った、淫らな声。締め付けが弱まった代わりに、肉厚の子宮口がねっとりと纏わりつき、生殖器に愛液を絡みつかせてくる。雄の子種を乞うような膣ヒダは、孕みたがる雌の本能を訴えているようで。
「だから今、──さんの精液、注がれちゃったら……♡ 私のたまご、えっちなおたまじゃくしにぷちゅん♡ って食べられちゃいます♡」
ごくり、と生唾を飲む。
自分の白く粘ついた欲求が、大好きな彼女の子宮を埋め尽くし、卵子に群がっていく光景。それを思い浮かべるだけで、強烈な繁殖欲が沸き起こり、どくどくと股間に血が流れ込んでいくのがわかる。
「サキュバスは大好きな人のお精子で受精すると、すっごく魔力をもらえるんですよ♡ 赤ちゃんのたまご、もう子宮で待ってますから……♡」
正面から俺と見つめてくるレナさん。その瞳は、桃色のハートマークが浮いて見えるほどとろとろに蕩けきっていて。
「──さん専用の赤ちゃんのたまご、ちゃーんと受精させてくださいね♡ えっちなサキュバスと、遺伝子まぜまぜしちゃいましょ♡」
理性が飛ぶ音がした。
テクニックも何もなく、ただがむしゃらに、本能をぶつけるように腰を送り込む。吸い付く子宮の奥に、精子の訪れを待つ卵子が待っているという興奮で、ペニスは狂おしいほどに勃起して暴れまわっていた。
そんな欲情を包み込むように、膣ヒダをねちっこく纏わりつかせたレナさんが腰振りのペースを上げてくる。長い髪が乱れるたびに、甘すぎる香りが鼻孔から伝わり、更なる性欲の昂ぶりと安心感という相反した効果を与えてくれた。
「はぁ、っ……! レナさんの体、柔らかすぎて、気持ちいい……♡」
「んぅっ♡ や、ぅ、ぁんっ♡ ──さんの、おちんちんも、っ……♡ すっごく硬くて……♡ とんとん突かれて、ぁぅっ、子宮、蕩けちゃってる……♡」
愛液で満たされきった膣内は、抽送を繰り返すたびに激しく水音を立てていた。接合部から溢れたラブジュースが肉竿を根元まで濡らしてしまい、それを感じた精巣が激しく蠕動して子種を作っていくのがわかる。
甘く幸せな交わりに、もう根元の方からじわじわと熱いものが這い上がってきた。気を抜けばすぐに限界に達しそうな射精欲をぐっと堪え、レナさんのむっちりした体を抱きしめて、負けじと腰を突き上げていく。
「ああっ♡ あんっ♡ ん、ぁぁっっ、ぅ……♡ 好き♡ 大好き……っ、やぁ、んっ♡」
Gスポットやポルチオを肉勃起が抉るごとに、レナさんが甲高い嬌声を上げる。小さくきゅんきゅんと締め付けを繰り返す膣内は、たぶん何度も小さくイってしまっているのだろう。そんな発情しきった状態でも、何度も好きと言ってくれるレナさんに、もう性欲が爆発しそうだった。
「俺も大好きだよ、レナさん! 愛してる……!」
「あんっ、あぁんっ、嬉し、っ……♡ 私も、愛してる……ぁんっ♡」
子宮口ばかりを狙って突いていくと、レナさんの声が更に蕩けてきた。突き上げる腰を迎えるように膣内が複雑に蠢き、徐々に圧力を強めてくる。
互いの瞳を見つめ合い、言葉で、視線で、仕草で、性器で──全ての場所で愛情を交換し合って、恋人との繋がりを深め合う。そうしているうちに、先ほどから感じていた絶頂への波が、徐々に大きくなってきた。もう我慢できないと視線で訴えると、優しいサキュバスが小さく頷いてくれる。そのまま、どちらともなく唇が重なり──。
──どびゅぅぅぅぅぅぅっ! どびゅる、びゅく、どぷっ、どびゅるるるるっ!!!
「あぁああああんっ! イクっ、熱いので、イっちゃぅぅぅぅっ──♡♡♡」
最奥に待つ卵子めがけて、どっぷりと白濁を注ぎ込んだ。
愛しい彼女を抱きしめて、一番奥に肉竿を押しつけて……尿道が膨れるほどの特濃精液を、子宮に注ぎ込む。きゅんきゅんと鈴口に吸い付く子宮口は、貪欲に白濁液を吸い取り続け、雌の生殖器官は粘ついた子種で穢されきっていることだろう。大好きな彼女に種を付け、子宮を粘液で満たす興奮で、長い射精が止まらない。
「あっ、あっ、んぁ、ぅぅっ……♡ びゅくびゅくって、濃いの、いっぱぁい……♡」
「っ、まだ出る……!」
「ぁんっ♡ よし、よし……♡ 彼女の私に、いっぱい出して……♡ 赤ちゃんのたまごに、お精子、ほしいの……♡」
腰をくねらせ、膣壁で肉棒を愛撫しながら、優しく俺を抱きしめてくれるレナさん。無遠慮に子宮に中出しされ、こってりした粘液を注がれ続けているのに、彼女はたまらなく嬉しそうで。
「子宮に、熱いの溜まって……♡ おたまじゃくし、っ、頑張って泳いでる……♡」
「うぅ……受精して、レナさん……!」
「うん……♡ いいよ♡ ──さんのお精子、ちゃんとお迎えしてあげるから……♡」
大丈夫だよ、とレナさんが安心させるように撫でてくれる。泳ぎ回る精子たちがびちびちと子宮壁を叩き、うじゃうじゃと卵子に群がっているのに、彼女の声はあまりにも甘かった。こんなにも優しくて愛おしい恋人に、自分の遺伝子を植え付けたい──その衝動で、ひときわ濃い白濁を注いだ瞬間。
──ぷちゅん♡
「────っっっ♡♡♡♡♡ き、たぁ……っ♡♡♡」
何かを射止めたという、確信に近い感覚。同時に、膣肉を波打つように絞り上げて絶頂したレナさんが。
「今、つぷ♡ って……♡ おたまじゃくし、赤ちゃんのたまごに入ってきちゃった……♡」
聞いているだけで蕩けそうなほど、糖分のたっぷり籠った声。自分の遺伝子が、今まさに卵に受け入れてもらえた──とんでもない興奮と快楽で、陰嚢が沸騰しそうなほど熱くなる。
ぐっと腰を押しつけて、受精卵を抱えた子宮めがけて更に精子を送り込む。種付けを受けてくれるレナさんは、切なげに腰を動かしながら、射精が膣壁に当たるたびにイってくれて……長い長い絶頂は、どこまでも甘く幸せに続いた。
そのまま、どれだけ中出しを続けていただろうか。時間の感覚が無くなるぐらい濃厚な交尾は、いつの間にか終わっていた。まだ足りないと、受精しているのに淫蕩に子宮口が吸い付いてくるが、もう最後の一滴まで搾り取られたペニスは、硬さを維持することさえできそうになかった。
「ん……お射精、終わったかな。量も多くて、とっても濃くて……♡ 受精してあげる瞬間、すっごく幸せで……いっぱい、イっちゃいました♡」
少し体を起こすと、向かい合って恥ずかしそうに微笑むレナさん。そんな彼女にどっぷりと子種を注ぎ、受精まで許してもらえたのだと思うと、顔のにやつきが抑えられない。
「すっごい搾り取られた……レナさん、愛してる」
「ふふ♡ 私もですよー♡ 大好き……♡」
激しい絶頂の余韻で呼吸を乱し、全身汗だくになりながら、それでも愛しい恋人と見つめ合う。愛情たっぷりの眼差しを向けられるだけで、幸せすぎて全身が溶けてしまいそうだった。
「うふふっ♡ 恋人同士のえっち、素敵でしたよ♡ 魔力もたくさんいただけて、心までこんなに幸せ……♡ ──さんの彼女になれて、嬉しい♡」
啄むような口づけの後で、そんなことを言ってくれるレナさん。もうそれだけで、泣きそうなほどに嬉しいのだが。晴れて恋人になれたことで、俺はもう一つ、彼女に告げなければならない言葉ができた。
「レナさん」
「はい?」
「俺もあなたの彼氏になれてめちゃくちゃ嬉しいし、幸せです。でも、今の俺って、まだレナさんに釣り合う男になれてないと思うんです」
これは、ずっと考えていたことだった。
学校に通うでもなく、技術を磨くでもなく、ただぼんやりとアルバイトのその日暮らしを続ける日々。美人で優しくて、ちゃんとした会社に勤めていて、立派に生きているレナさんとの俺の差は雲泥だ。俺なんかにはもったいないほど素敵な彼女に、釣り合うような男になりたい──そのためにも、まずは。
「だから俺、就活しようと思うんです」
胸を張って、大好きなレナさんに向かい合えるように。命を救われて、幸せな思い出を作ってくれて、優しく愛情を向けてくれる。そんな彼女に少しでも、お返しができる自分になりたいと思うから。
「まだまだ足りないものばかりですけど、俺、頑張りますから。だから……!」
彼女の瞳をまっすぐ見つめて、真剣な気持ちを伝えていく。怠惰に日々を過ごして、何のために生きているのかもわからなかった俺が、やっと見つけたかけがえのない熱い想い。そんな俺の言葉を、黙って聞いてくれていたレナさんは。
「そんなに想ってもらえて、すごく嬉しい……♡ それじゃ、彼女として、私もたくさん応援しなくちゃですね♡」
「っ──ありがとうございます、レナさん」
「お礼なんかいいんですよー。もう、恋人同士なんですから♡ だから、これからは……」
また恋に落ちてしまいそうなほど、綺麗な瞳が細められ──。
「二人で一緒に、頑張りましょうね♡」
──触れるだけの、甘いキスが交わされた。
これは俺と彼女の、新しい『契約』。甘く幸せな味を噛み締めた俺たちは、パートナーとの未来を胸に誓って、もう一度唇を重ねるのだった──。