ゲーム「進撃の巨大娘~ANOTHER~」の二次創作小説です。グロ要素はない……と言いたいのですが人によっては駄目かもなんでタグ見て駄目だったら回避してください。

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第1話

「奥の手です!ノヴァ・ブレイザー!!!」

「くっ……!」

 

フォトンの嵐が吹き荒れ、赤い目の巨大娘に炸裂する。

 

「ここまでやるなんて……」

 

トリスの奥の手の直撃を受けた巨大娘は姿を消し、廃墟の街に静寂が戻る。

 

「はぁ……はぁ……か、勝てたぁ~~~……」

 

幾度目かもわからぬ勝利を果たし、トリスはぺたりとへたり込む。

交戦を重ねるうちにある程度は相手の手の内も読めてきて、安定して勝利できるようにはなってきたもののほんの一手位置取りや立ち回りをしくじればそこから崩され慰み者にされてしまうのでトリスにとっては全く油断ができず戦闘中の気疲れは絶えなかった。

たとえ勝てたとしても一度でも掴まれてオナニーの道具にされたりおならを浴びせられようものなら、暫くは臭いが鼻腔に残り続ける。幸い今回は全て避けおおせたので単にとても疲れたで済んではいるが、それならばなおのこと早々に戻ってシャワーでも浴びて泥のように眠りたかった。戦略情報部で赤い目の巨大娘を相手にできるのがトリスしかいないため、毎度毎度出撃させられ、気が休まらない日々が続いている。

 

“巨大娘の反応消失、帰還……”

“すまない、トリス隊員。非常事態だ。戦闘終了直後で消耗しているのは承知だが、隣接エリアに急行してもらいたい”

“えぇ~~~~~っ!?”

 

未だかつてない巨大娘との連戦という無茶な指示にトリスは素っ頓狂な声を上げた。

 

“ちょっと、いくらなんでも無茶ですよぉ”

“現在、ヒナ隊員がコードネーム、大食いの巨大娘と交戦中だ”

“えっ……”

 

有無を言わせぬ口調で司令は通信を続ける。

 

“ヒナ隊員以外に対応できる隊員が残っていなかったのでやむを得ず向かわせたが、現時点では劣勢だ。もしもヒナ隊員が敗北して、巨大娘に捕食されたまま対象が撤退した場合―――”

“それは……考えたくないですね……”

 

かつてヒナは赤い目の巨大娘に敗北して拉致され、巨大娘に改造されてWDFに立ちはだかった過去がある。その時はトリスがなんとか対処したのだが、もう一度可愛い後輩に銃を向けるような真似はしたくないし、負けたらどうされるかわかったものではない。なればこそ最悪の事態の可能性を摘むのは誤った判断であるとは言えない。問題は、トリスの双肩に全てが圧し掛かっていることであるが。

 

“わかりました、向かいます”

“頼んだ”

 

転送機から転がり出てきたジェットパックが救いだった。トリスはパックを装備し、隣接エリアに向かい空を駆けた。

 

 

「やだぁ……もうべたべた……」

「んー、お腹も空いてきたからそろそろ捕まってぱくんと食べさせてくれないかなぁ~」

 

巨大娘を前にヒナはよろめきながらも必死で足に力を籠めて立ち上がろうとする。既に全身は唾液でべたべたで、回復ユニットももはや尽きてしまっていた。

 

「えっへへー、捕まえちゃうぞー」

「や、やだぁ、来ないで……!」

「そこまでです!!」

 

ヒナにゆっくりと迫ろうとする大食いの巨大娘に弾丸が連続して叩き込まれ、その進路を阻む。

 

「せ、先輩!」

「ヒナちゃん、助けに来たよ!」

「あれぇ~、前に会ったお尻の柔らかいお姉さんだねぇ」

「言わないでくださいっ!」

 

真っ赤になって叫ぶトリスの後ろでヒナがうんうんと頷いていた。

 

「すっごーい。ちっちゃいけどあっさりして不思議な味がするこびとさんにお腹の中で何度もイっちゃうエッチなお姉さんを一緒に食べちゃえるだなんて。今日はついてる~」

「そうはさせませんから!」

 

ジェットパックを切り離し、トリスはヒナの隣に並び立つ。

 

「ヒナちゃん、私がフォローするから落ち着いて。相手の動きをしっかり見てね」

「はい先輩!」

 

百戦錬磨のトリスと、彼女の背中を追うべく研鑽を積みめきめきと実力をつけつつあるヒナ。二人が揃って戦えば大食いの巨大娘など物の数ではない―――

 

 

と、いうことはなかった。

 

「むー、むーーーーー!?」

「や、やだぁ。先輩、助けてぇ、先輩ぃ……!」

 

二人はもっぱら単独で巨大娘と戦っており、複数人で任務にあたる経験が薄かったことが災いした。バックステップで巨大娘を避けようとしたトリスは反応が遅れたヒナに激突して絡み合った状態で転倒して、そのまま二人纏めて巨大娘に捕まってしまった。

トリスは上半身を咥え込まれ、逆にヒナは下半身を咥え込まれた状態で拘束されている。二人は手足をばたつかせてせめてもの抵抗をしようとしているが、巨大娘にとってその程度は味わいを楽しむスパイスに過ぎなかった。

 

「あはー、二人とも美味しい~。どうかな、私の舌使い?前の時より上手くなってないかな?いっぱい実践してきたからね」

「ヒナ……ちゃん、貴女だけでも逃げて……」

「駄目です、先輩を置いてだなんて……ひゃあん!?」

 

臀部をさわさわと舌でなぞられヒナの身体が跳ねる。

 

「ヒナちゃんは、もう一度連れて帰られたらまずいから!!」

「で、でもぉ!」

 

ヒナと逆の態勢を取らされているため、トリスは必死で声を張り上げる。そのために自分はこの戦場に派遣されたのだから。

 

「あ、それは大丈夫ですよー」

「え?」

 

口の中で大声を張り上げたせいか大食いの巨大娘が話に割り込んできた。そのついでとばかりに顔を舌がなぞって嫌な感触が広がったがトリスにとってはそれどころではない。

 

「別にあの方に命令とかされてないから、今日の私はこびとさんたちを美味しーくいただいたらそれで満足!なので!」

「え、ええー……」

「先輩、帰ったら司令の眼鏡叩き割っちゃいましょ……」

 

最大の懸念が大外れして徒労感にため息をつくトリス。だが、巨大娘の口に咥え込まれているという事実は一切変わらず、帰る前には通るべき場所がまだ残っていた。

 

「んー、いい味出てるね!もうちょっとだけ下拵えしちゃおうかな?」

「きゃあ!?」

「やだぁ……」

 

ずるりと二人の身体が巨大娘の口の中に収められる。そのまま肉厚の舌が二人の身体を口内で転がし弄び始めた。

 

「あいだっ!」

「ぐへっ!」

 

ごろごろと転がされ、二人の頭が激突して悲鳴が上がる。スーツの力場で痛みはさしてないものの衝撃は大きい。

 

「あ、ごめんごめん。痛かった?これならどうかな?」

「うぐっ……」

 

舌が器用に動き、二人を纏めて内頬に押し付ける。そのままぐりぐりと舌が動き二人の身体は二種類の粘膜に挟まれ唾液を摺りこまれていく。

 

「うう……先輩ぃ……」

「きゃ、やめてよヒナちゃん」

 

腰に手を回してきたヒナにトリスは軽い悲鳴を上げる。

 

「ちょ、離して……」

「ヤですっ!こうしてぎゅーってしてたらもうぶつかったりしないですから」

「それはそうだけど……」

 

唾液塗れになったヒナに抱きつかれるとぬるぬるの素が余計に増えて与えられる刺激が強くなってしまっているが、そのことはトリスは口にできなかった。一度洗脳されてトリスの前に立ちはだかった彼女に押し倒された時の記憶が脳裏に浮かび、トリスはぶんぶんと頭を振った。そんな中、奥から轟音が響いたのが二人の耳に届く。

 

「こ、これって……」

「あは、味だけじゃお腹は膨れないもんね。それじゃ、二人纏めてごあんなーい」

「やだぁ、先輩ぃ!」

「ヒナちゃん、どこでも良いから捕まって!」

「いただきまーす」

 

二人の努力を嘲笑うかのようにごくり、と巨大娘の喉が鳴り口内に響いていた声は消えていった。

 

 

 

嚥下による落下の浮遊感が終わり、トリスが我に返ったのは一度通過したことのある肉の筒の中だった。じっとりと蒸し暑く、ぎゅうぎゅうと全身を締め付けてくる感触が纏わりつく。

 

「ヒナちゃん、大丈夫?」

 

何も見えない中、一緒に呑み込まれたであろう後輩に声をかける。

 

「大丈夫ですっ……えへへ」

「ちょ、ヒナちゃん!?」

 

果たして、声は正面から聞こえてきた。ヒナはトリスに抱きつくような体勢で一緒に肉管に締め付けられていた。

 

「あれあれ~、もう味があまーくなって来ちゃってるよ。ひょっとして、一回食べられてクセになっちゃったとか?」

「ち、違いますからっ!」

 

どこからともなく響き渡る巨大娘の声にトリスは声を張り上げて反論する。だが、ヒナの方は無言のままトリスにすりすりと肌を寄せている。

 

「ヒナちゃん?」

「ち、違いますよ先輩、その、背中は巨大娘の肉壁でもぎゅもぎゅされて気持ち悪いですから!全身包まれてたら最悪ですよ、で、でも、前半分は先輩のおっぱいの感触が満喫できるから差し引きプラスと言いますか……」

「ヒナちゃん!?」

 

言いながらもむにゅむにゅとヒナはトリスの胸を愛撫して回る。

 

「そっかー。二人ってそういう関係だったね」

「違います!」

 

必死で否定するトリスとは裏腹にヒナはトリスの胸を揉む手を止めず、そのまま顔を胸に埋めた。

 

「うーん、でも気持ち悪いって言われるのは心外かなー。お姉さんも、前に一人で入った時はすぐに気持ち良くなってイっちゃったもんね。今まで食べたこびとさんで最速だったよー?」

「言わないでくださいっ!」

「ずるいです!先輩、私の方が気持ちよくしてあげますから!」

「ヒナちゃん!!!!」

 

狭い肉管の中誰一人として味方がおらず、トリスは虚無感を抱えながらヒナの愛撫と肉壁の蠕動を受け容れるしかなかった。

 

「ん……んん……っ……」

「んあっ……はぁっ……」

 

肉管の中に二人の熱を帯びた声が重なる。狭い中は熱く湿っており、二人を咀嚼するように愛撫している。肌に吸い付くように肉壁がやわやわと蠢く度に二人は身体を跳ねさせ声を上げている。

 

「やだ……やだよぉ……っ……」

 

ヒナの嬌声には嗚咽が混じっていた。

 

「先輩と……してるのに……巨大娘のでも気持ちよくなってるなん……てぇ……っ」

「うふふ~。その屈辱感、初めての味で美味しい♪このままイっちゃったらどんな味になるのかなぁ」

「やだぁ……もう、もう……」

 

トリスの胸の上にぽたぽたとヒナの涙が零れ、下半身の方は少しずつ温度と湿度が増していき―――

 

「ごめんなさい、先輩ぃぃぃ……っ」

「うーん、背徳感と屈辱に罪悪感、それからこの感情は……嫉妬心かな?」

「んああああああっ!」

 

びくびくとトリスの上で泣きながら絶頂させられるヒナごともみくちゃにされ、続けてトリスも絶頂に導かれた。

 

「すごいすごい。二人続けて出てきた感情、すっごい美味しいよ。前に四人纏めて食べた時よりも美味しいっ」

「ううっ……ひっく……ぐすっ……んぁぁぁ……」

 

ヒナが泣こうがトリスが絶頂しようが肉壁は蠕動し続け二人を奥へ奥へと快感を与えながら誘っていく。

 

「せんぱぁい……対策会議で先輩がどうなったか具体的に聞いてごめんなさい……」

「ヒナちゃん、やっぱりわかってて……」

「自分が先輩の目の前で辱められて……やっとわかるなんて……私、ほんとに馬鹿でした……」

「……もういいよ、ヒナちゃん」

 

トリスはヒナをぎゅっと抱きしめる。肉壁に腕が押さえつけられているので、ヒナに触れている部分に少し力を籠めただけであったが。

 

「私、攫われて、洗脳されて、先輩にあんなことやこんなことして、今も自分が自分が、って迷惑かけちゃって……でも、お願い、嫌いにならないでくださいっ……」

「ならないって。これまでも、これからもずっと仲間でしょ……」

「せんぱぁい……」

「私だって、その、巨大娘が言うようにちょっとエッチかも知れないし……これから何回イかされちゃうのかわかんないけど……それでも、好きでいてくれる?」

「当たり前ですよっ!」

 

次の瞬間、肉壁が一際強く二人を咀嚼した。

 

「「んああああああああああっ!」」

 

同時にびくびくと身体を震わせトリスとヒナは仲良く絶頂を迎える。

 

「えへへ……イっちゃいましたね……」

「ん……」

「えぇーーっ、何これ、すっごく濃厚であまーーい感情!こんなの初めて。もっと出して、もっと!」

 

催促するように肉壁の締め付けが強まる。二人の身体がぎゅっと圧縮され、トリスの大きな胸がむにゅりと形を変えた。

 

「せんぱぁい……」

「ヒナちゃん……」

 

絶頂の後の余韻に浸りながら、肉壁の刺激に身体を震わせて二人は奥へ奥へと流されていった。

 

 

「ん……何、これ……」

「やぁ……気持ち悪いです……先輩……」

 

どこまで流されたのだろうか、ふと気づくと背中に感じる感触が変わっていた。今までは凹凸のない肉のチューブ状だったのが、今居る場所には細かい繊毛がびっしりと生えてきていてまさぐるように二人の背中をなぞっている。ぞわり、と二人の背筋が粟立った。

 

「あー、そっかぁ。お姉さんは前にここまで来る前に気絶しちゃったもんねえ。じゃ、今回が初めてかぁー」

「な、何これぇ……」

「人間で言ったら腸かなぁ。生きて腸まで届くこびとさん、なんちゃってね。ずっと同じ刺激ばっかりだとどうしても慣れてきちゃうからねー。ま、ここまで意識がある方が珍しいんだけど。二人で抱き合ってたからその分刺激が少なかったかなぁ?」

 

響き渡る巨大娘の声。だが、トリスとヒナはそれどころではなかった。

 

「せ、先輩ぃ、離さないでくださ……いっ!」

「わかってるけど……でも、にゅるにゅるして……」

 

二人の全身に纏わりつく繊毛は、二人の身体の接触面のわずかな隙間からも侵入して愛撫を始めていた。巨大娘の肉壁よりはまだヒナの身体の感触の方がマシだと思っていたトリスにとっても、トリスとの密着がご褒美だったヒナにとっても、密着が剥がされ繊毛が侵蝕してくる現状は深刻だった。このままお互いの手が離れてしまえば最後、一人ずつ別々に繊毛の海に沈んでしまうだろう。

そうなれば、今はまだ繊毛が伸びてきていない胸や股間までもがまさぐられて巨大娘の尻からひり出されるまで感情とフォトンを吸われてしまう羽目になってしまう。それだけは避けようとお互いを限界までぎゅっと抱きしめていたが、繊毛の愛撫はその気力を少しずつ剥がしにかかってきていた。

 

「やぁ、あはっ、あははっ、足の裏、やめてぇ……っ」

「ヒナちゃん、しっかり……やぁぁ……」

 

肉管のような締め付けはないが、みっしりと纏わりつく繊毛の動きが敏感なところを刺激し、快感を蓄積させながら、くすぐることで一気に力を奪いにかかる。

 

「きゃ、やだ、腋まで……やぁん!」

「先輩……あの、私、今一つだけ作戦が浮かびました……」

「ヒナちゃん?」

 

限界が近いながらも、否、だからこそ目に光を灯してヒナはトリスをぎゅっと抱きしめる。

 

「えっと、失敗するかも知れなくて、失敗したらもっと酷いことになりますけど……先輩は、私を信じてくれますか?」

 

暗い体内で、トリスにはヒナの表情は窺えない。それでも、可愛い後輩の決意はしっかりと伝わっていた。

 

「良いよ、ヒナちゃん。任せた!」

「わかりました……はああああああっ!」

「えっ、何何?このフォトンは……えっ?」

 

ヒナは自身の身体を通じてフォトンを流し……一気に解き放つ。

 

「……んんっ……成功……です……っ」

「え、こ、これでぇ……?」

 

一瞬の後に二人の身体は繭のようなものに包み込まれていた。繭はスーツよりも分厚く、繊毛の感触を二人まで通すことはない。

 

「あれ?どうして、二人の味が薄くなっちゃったよー?」

 

訝しむ巨大娘の声も少し遠く感じられるようになった。だが―――

 

「えへへ、先輩あったかぁい♡」

「ちょ、ヒナちゃん!?やめ……っ」

 

中の二人は生まれたままの姿をお互いに晒していた。汗ばんだ素肌の感触にヒナは恍惚とした声を上げトリスは反射的に悲鳴を上げる。

 

「やぁん、先輩の生おっぱい気持ちいいですぅ……」

「ヒナちゃん!どういうことか説明して……っ!」

「前に……科学者の巨大娘にやられた……フォトンでスーツ操作を乗っ取られたのを……んんっ……思い出して……、逆に私のフォトンでスーツを操作したら……外側だけに……んはぁ……生地を集中……させ……っ……んぅ」

「だ、だいたいわかったからぁ……すりすりするのやめぇ……なさ……っ!」

 

説明しながらもヒナはトリスに身体を擦りつけ続ける。スーツという防壁すら失ったトリスの身体はヒナの体温を直に感じいつになく敏感に跳ねた。

 

「やめません……、やめちゃ駄目なんです……っ!」

「な、なんでよぉ……」

 

執拗にお互いの乳首をこりこりと擦り合わせながらにもかかわらず、ヒナの言葉には真剣さがあった。それに圧されトリスの語気が少し弱まる。

 

「前に攫われた時に……言われたんです……っ、私は、先輩のことを思ったら一番フォトンが出る……ってぇっ」

「だ……だから、って、こんなの……っ」

「もう……先輩の前で先輩以外に気持ち良くされるのも……先輩が気持ちよくされるのを見せられるのもイヤなんです……っ!……あ、でも……その……先輩と二人で気持ち良くなりたいってのも……んん……ありますけど……っ」

「ヒナちゃん……」

 

ヒナの言葉はどれも全て心からのものだと付き合いの長いトリスにはわかってしまった。このままヒナのしたいようにさせるのと、巨大娘にいいように嬲られるのでは毎日のように顔を合わせるヒナと身体を重ねる方が気まずさは募る。勿論ヒナにとってはトリスとする方が絶対に良いのだろうが。

 

「せんぱぁい……お願いです、巨大娘のお腹の中にいる今だけで良いんです……私と、その……」

「んっ……」

 

繭の中に充満する二人分の淫臭でむせ返りそうな中、ヒナの懇願にトリスの思考は胡乱なままになりつつも、

 

「……良いよ。ヒナちゃん」

「先輩っ!」

「やぁっ!」

 

歓喜の声を上げながらヒナはトリスの唇を奪い、舌を侵入させる。舌同士が絡み合い、歯列をなぞる度に二人の身体が跳ねる。いつしかトリスも流されるように舌をヒナの口腔に滑り込ませていた。

 

「あは、先輩っ、こっちも……」

「んんぅっ!?」

 

ここに来るまでに幾度も絶頂を強制されていた二人の淫裂は既に洪水のように蜜が溢れており、動くだけでねちゃねちゃといやらしく糸を引く。

 

「それじゃ先輩、行きます……よぉっ!」

「「んああああああああああっ!」」

 

互いのクリトリスが触れあい、二人の身体がびくりと大きく跳ねる。それでもヒナは熱に浮かされたかのように腰を打ち付け続け、幾度も幾度も二人は絶頂に身体を震わせた。

 

「えへへ、先輩のおっぱい気持ちいーです」

「ん……」

 

何度目かの絶頂の後、ヒナはトリスの巨乳にくたりと身体を預ける。

 

「こうしてお互い裸で……ってのは初めてですよね。前に私の素肌には先輩、触れてましたけど……」

「そんなことしたっけ?」

「ほら、私が巨大娘になっちゃった時に……」

「あー……」

 

巨大娘と化したヒナにスーツの中に押し込められ、あわや下の口から丸呑みにされそうになった事件をトリスは思い出す。

 

「ね、先輩。今度私が巨大娘になる訓練の時にもっと奥まで入ってみませんか?」

「駄目」

「ちぇー」

 

口を尖らせるヒナをトリスは優しく抱き寄せてお団子頭をわしゃわしゃと撫でた。

 

「ほら、続き、しましょ。ここでスーツがばらけたら笑えないから」

「えへへ、わかりました。先輩、エッチですもんね♡」

「ち、違うからっ!」

「んー……何が起きてるかわかんないけど、とっても甘ーい味が沁みだしてきて……なんだか胸がドキドキするなあ」

 

巨大娘の呟きは繭の中の二人には聞こえることなく、繊毛の間へと消えていった。

 

 

暫くして、大食いの巨大娘は廃墟の一角にしゃがみこみ、ずるりと二人を包んだスーツの繭を排泄した。精神とフォトンのみを吸収する食性故か、人間のような排泄物は見られず少し甘い匂いのする粘液が見られるのみだ。

 

「……あれぇ?何ですか、これ?こんなの食べたっけ?」

 

巨大娘が疑問の声を上げた途端に繭はしゅるしゅると解け、スーツへと戻っていく。残されたのは抱き合うトリスとヒナだった。

 

「先輩、先輩♡」

「ヒナちゃん!もう外だから!」

「あ、お邪魔でした?」

 

巨大娘に見下ろされ、慌ててトリスはヒナを引き離す。巨大娘から解放された時に自動的に救難信号が発信され、すぐにでもレスキュー隊が駆けつけてくる手筈だ。流石にこの状況を部隊の皆に見られるわけにはいかなかった。

 

「えっと、物は相談ですがもう二周ほど延長とかって……」

「行くなら一人で行ってきてね。私は帰って司令の眼鏡叩き割るから」

「そんなぁ……」

「あはは、また今度食べに来てあげますよ。その時はもっとじっくり味わわせてね」

 

少し頬を赤らめ、巨大娘はいずこともなく姿を消した。疲労感にトリスは大の字になって寝ころび空を仰ぐ。

 

「先輩、私のこと嫌いになったりは……」

「しないしない。まあ、毎回こんなのはごめんだけど」

「えへへ、先輩、大好きです」

 

廃墟の街の中、レスキュー隊の車の振動を遠くから感じたトリスは抱きついてくるヒナの頭を軽く撫でた体勢のまま意識を手放した。




相変わらず不眠やら何やらですっかり間が空いてしまいました。
途中の描写がうまいこといかず推敲を繰り返して余計に時間が。

良いゲームなので未プレイの方で興味を持たれた方は是非どうぞ。

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