※この作品はR-18です。

ベルファストがメイド長としてご主人様のあらゆる要求に沈着冷静に応えつつも最終的にロイヤルメイド失格アクメをキメ尽くして大喜びでブチ壊されちゃうお話   作:デイジー亭

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 スケブリクエストで書きました。あまりにも筆がノリ過ぎたので、上下巻。それぞれ五万文字以上あります。下巻は翌日投稿です。三笠大先輩のドハマりドスケベ車田落ち。どうかお楽しみください。

 目次 記載内容:キャラ名『衣装』 おおよそのプレイ内容

 やっぱりクソ長いので、目次付き。普通に楽しみたい方は、プロローグをクリックして頂き。読み直したり、好みのKAN-SENやプレイを早急に楽しみたい方は下にスクロールして、それぞれのシーン名をクリックしてくださるよう、お願いいたします。

 上巻(ねっとり堕落の始まり編)

1 プロローグ
  

2 堕落の始まり(ビロクシ『羅府エンプレス』 ウィチタ『ジェネラル・バンケット』 金剛 加賀『白羽の貴華』 ボディタッチ)

3 おんなとして満たされて(ビロクシ ウィチタ ボディタッチ、ペッティング、キス、クンニ、褒めそやし正常位)

4 堕ち始める快感(『桜都の風』 ビロクシ ベローナ 瑞鶴『祭華の鶴』 ペッティング、騎乗位、金玉ジャグジー、フェラ、ザーメンゲップ)



三笠の章
三笠大先輩がKAN-SENキャバレーにドハマりし、隠居気分の眠れる性感を一切の容赦なく掘り起こされ尽くしてドスケベ聯合艦隊旗艦と化しちゃうやつ 上巻


 

1 プロローグ

 

 我は栄えある連合艦隊旗艦。過ぎた栄光を再び手に……そう、勇往邁進(ゆうおうまいしん)を続けよう。少し古いのもご愛敬。旗を掲げて全速前進。だがたまさかには……休むことも必要であろうな。

 

「ふんふーん♪ うむ、今日はお天道様の機嫌もよい! きっと皆に安眠を約束するであろう!」

 

「み、三笠様。そのようなことを御自らせずとも……」

 

「何を言う長門! 我が好きでやっておるのだ……なぁ陸奥? 陸奥もふかふかの布団で眠りに就きたいであろう」

 

「わーい! わたしね、お日様の匂いがだいすき!」

 

 ぱぁんと快音、我が手で打ち鳴らした布。物干し竿に掛けると、一面に広がる白き大海……満足して見下ろすと、ちいさな頭が二揃い。我が陣営のKAN-SENに多い、獣の如き耳。我が角とは些か異なるが……愛らしくぴこぴこと揺れるそれと、対照的な表情。重桜の輝かしき未来……それを背負う彼女たちの安らぎを守る。それも我が重要な仕事である。

 

「あらあら、偉大なる大先輩はお暇そうですこと……」

 

「おお、赤城! 楽しみにしておれ。今宵は良い夢が見れるぞ!」

 

「……調子が狂いますね……指揮官様に愛されるため、お(・)ん(・)な(・)を磨くとか……考えないのでしょうか」

 

 こちらを見やる、紅色の瞳。深すぎる色合いは、あ(・)の(・)方(・)への思慕に燃える……しっぽをゆるゆると振りつつ進むしゃなりとした歩みと、そのたびに揺れる量感たっぷりの肢体。我が身は一度愛されただけで十分……それだけで満たされた。彼女たちのような、後進に譲るべきだろう。もはや我らの間にわだかまりは微々たるもの。愛すべき、指揮官が我らのそれを打ち砕いた。

 

「赤城……先輩! 三笠大先輩になんて口を! 翔鶴姉もなんか言って!」

 

「あまりよろしいとは言えませんね……指揮官の意思に反するのでは? 赤城先輩。瑞鶴も、あまり強い言葉を使ってはいけませんよ?」

 

「いやいや、良いのだ……赤城よ、我はな。良いのだ。良いのだよ」

 

「……うそつき。これだから抹香臭いおんなは……大鳳に負けてられませんわ。指揮官様~♡ 赤城が今、参りますわ~♡」

 

 ばっちりとした化粧と、ふわりと漂う芳しい香り。赤い隈取に彩られる、瞳がじぃと細められ……正しく我が身を評価した後に、どろりと愛欲に蕩ける。鶴の姉妹の小言もなんのその。身をひるがえす彼女のくちびるから漏れ出すおんなの情念は、我が身には無き……飽くなき愛されることへの執念に満ちて。この母港のKAN-SENとして、相応しい姿。赤城はどこまでも正しい。

 

「……三笠様? ねえねえもっと撫でてー!」

 

「ああ、すまぬな……今日も良い天気だ」

 

「三笠様……」

 

 我が名は三笠。元・聨合艦隊旗艦にして……重桜の未来を願う者。今はただ、それだけで良いのだ……そう。それだけで良い。あの方に負担を掛けてはならぬのだから……戻られたあの方に愛されたいと願うなど、老骨には、些か……身分不相応に過ぎる。掌中のふたつの黒髪をそっと撫でて、我はそっとため息を吐いた。お天道様が映し出す影は……いつもよりも、くろぐろとしているように見えた。

 

「あ、三笠大先輩! 探しましたわ!」

 

「む? 金剛……」

 

 つかつかとした、規則正しい靴音。丁寧な口調とは裏腹に、溌剌(はつらつ)とした声音。帽子の下の金色の長髪は、朝日を照り返して豪奢(ごうしゃ)に揺れて……我が身と同じ海外産まれであることを、その輝きで示す。長い靴下と……些か短すぎると感ずる、スカートの間のむちりとしたふともも。笑顔までも……彼女は同じ聯合艦隊旗艦でありながら、我が身よりもよほどに眩しい。

 

「最近三笠大先輩が、あまり元気が無いと伺いまして……この金剛が、エクセレントな提案を持って参りましたわ!」

 

「え、えくせれんと? 金剛よ、一体何を……」

 

「三笠大先輩をお借りしますわ! それでは皆様ごきげんよう!」

 

「行ってらっしゃい、三笠様ー!」

 

 がしりと地味な色合いの我が軍服を掴み、ぐいぐいと引かれると我は弱い。……同じロイヤルで建造された身であり、同じく艦隊を率いた身であるためか……彼女はいつも我が身を気に掛けてくれる。勢いが強すぎると感じる時もあるが……彼女も重桜の愛すべき我が後輩。その誘いを断れるはずもなく。我はあえなく連行されていった。……どこに向かっているのであろうか。

 

「実はこの間、ロイヤル寮で昼食を頂いたのですが……」

 

「なにゆえ昼時に……? 朝食時に伺うべきであろう」

 

「たまにフィッシュアンドチップスを味わいたい時もありますのよ……大先輩も今度いかがですか?」

 

「我は遠慮させてもらうぞ……」

 

 同じロイヤルの産まれといえど、ロイヤルの料理は食い飽きた。我が好むのは和食である……特に肉じゃがなどが大好き。恐らくこれは我がカンレキにおいて、最も輝かしき思い出……聯合艦隊旗艦たる我が身。そこで司令長官として勤めた、あの男の影響であろう……そういえば金剛に似て、無茶振りを好む男であった。醤油と砂糖でビーフシチュー。料理長の苦悩はいかばかりか。

 

「そこで母港に新しい施設が出来たことを知ったんですの! 一度行ってみたところ、とても素晴らしい場所でして……三笠大先輩にも是非にと思いましたの」

 

「新しい施設……? 何であろうか。金剛が言うなら間違いは無かろうが……我は『あくてぃびてぃー』などは苦手なのだが」

 

 ハイカラは嫌いではないが……以前このように引き連れられて行った、KAN-SEN向けの運動施設は大層刺激的であった。船頭多くして船山に登るとは言うが……まさかKAN-SENたるこの身が、絶壁の登攀(とうはん)に挑むことになるとは。『ぼるだりんぐ』というらしいが、金剛の挑戦心には頭が下がる。

 

「今回は大丈夫ですのよ? 三笠大先輩も気に入ってもらえるはずですわ……各陣営にも大人気な、KAN-SEN向け慰安施設ですもの!」

 

「慰安施設……? 温泉のような物であろうか。そうと知っておれば、手ぬぐいや着替えなどを持ってきたのだが」

 

「違いますわ! ……ここですわ! 今日の目的はここですの!」

 

「やたらと眩しい建物だな……」

 

 明るく我らを照らすお天道様の輝きを切り裂く、ぴかぴかと光る電飾。重桜には無い建築様式である……西洋の城の如き、黒い外壁。色とりどりのネオンに彩られた看板は、我が瞳をショボつかせて……揮毫(きごう)された文字を読み上げることを、大胆不敵に拒否してくる。眼を白黒させながら、金剛に引かれて扉を潜った。

 

「「「「いらっしゃいませお嬢様!」」」」

 

「二名ですわ!」

 

「こ、金剛……ここは一体、何の施設であろうか……」

 

 金銀細工にルビー、エメラルド、トパーズ……色とりどりの髪色は、普段通りの彼女たち。この母港の至宝たる、KAN-SENたちであるが……その装いが、常とは異なる。それぞれの陣営の伝統的な衣装と違う……黒を基調としたスーツに身を包む、凛々しい顔のおんなたちが恭しく頭を下げる。その後ろに控えるのは、はしたない襟ぐりが深く、脚を大胆に露出したドレスの群れ……ロイヤルで見た物よりも、よほどに淫らがましい。

 

「何と申されましても……慰安施設ですわ! 三笠大先輩」

 

「その……どのような慰安施設なのだろうか」

 

「ああ、指揮官は忙しいでしょう? 以前のように、倒れてしまっては……今度こそ、私(わたくし)たちは自分たちを許せませんわ」

 

「それは……無論のことである」

 

 我らが愛しき指揮官……この国を……ひいては世界の海をセイレーンどもより守るヒト。KAN-SENたちを率いるその重圧は、彼の身体を我らが思う以上に蝕んでいた。秘書官たるクイーン・エリザベスが、不在間は三面六臂(さんめんろっぴ)の活躍でこの母港を維持したが……しかし、次も通じるとは限らない。そればかりか、今度こそ失ってしまうかもしれない……その恐怖こそが。

 

「でも、私たちはとんでもない愛されたがり……失礼ながら、寂しい身を慰めた経験は……偉大なる三笠大先輩にもお有りでしょう?」

 

「……我には、必要ない」

 

「必要があるから、この施設が作られたのだ……戦艦三笠。その武名はユニオンまで轟いている。その身をもてなせること、それは我が身の栄光に他ならない」

 

「そうそう……深く考えることはないわ。一睡の夢に溺れよう……指揮官はそのために、この『キャバレー』を建造したのだから」

 

 その暗く深い恐怖を……愛しき後輩たちに味合わせるわけにはいかぬ。それゆえに……我は。思う身を照らす、薄暗い照明。2人のうつくしいユニオンのKAN-SEN。黒い背広にその魅力的な肢体を包み、意識的に作ったのであろう……雄を思わせる、きりりとした表情で我が身をやわらかなソファーへ誘う。

 

「『キャバレー』……?」

 

「三笠大先輩……?」

 

 そして告げられた施設の名は……我に忌まわしき記憶を想起させる。役目を終えた我が身は、その栄光を惜しんだ民衆の言葉により……砂とコンクリートでその身を覆われて、記念『艦』と相成った。それは、我が身が愛されていた証。それだけであれば、どんなに幸福なことであっただろうか。だが、しかし……

 

「すまぬ、金剛……その響きは、我の耳には痛すぎる」

 

「三笠大先輩……?」

 

 ……我が身の栄光は穢された。艤装や身を守る金属は無惨に剥ぎ取られ……それが民草のために活用されるならば、まだ良かった。水族館として彼らを楽しませるならば……日の本の衆生を喜ばせるならば、まだ幸せであっただろう。だが……昼夜を問わぬ乱痴気騒ぎ。ロイヤルとは異なる、そう……隣に座る彼女たちの母国語で告げられる、猥雑な言葉の数々は我の艦内に響き渡った。

 

「我はその言葉だけは……聞きたくなかった。気を遣ってもらったことは感謝するが……失礼する」

 

「だが、貴艦の名誉は回復された……重桜と、ユニオン。若き日の交わりによって得た、『彼』の尊敬が貴女を記念艦に戻したように。それに倣い、貴艦にも楽しんでもらいたいのだ……マッチポンプではあるが、誠心からのもてなしを、どうか受け取って欲しい」

 

「……」

 

 それを言われると、弱い。こちらを真摯に見降ろす目と、そっと握られた手が……立ちあがった我を、席に今一度座らせる。我を穢したのも、ユニオンであるが……我に尊厳を取り戻させたのも、ユニオンである。温故知新という言葉もある……過去の過ちを水に流せずして、我ら重桜は成り立たない。赤城ともまた共に笑いあえたのだ……ここは我が折れるべきか。

 

「三笠大先輩……申し訳ございません。ですが私は、大先輩が寂しそうだったから……」

 

「金剛……わかった。ならば楽しむとしよう……その気遣い、誠にありがたい」

 

 そして、俯く彼女の瞳から……零れ落ちる、一滴。愛すべき後輩に涙を流させてまで、通す意地などありはしない。一度だけなら良いであろう……いつものように、金剛の茶目っけを味わうのも悪くはない。思いつつ我は、そっと軽く微笑んだ。ずきずきとする胸の痛みが治まるのを、繋いだ手の温もりでゆっくりと待ちながら……

 

 ◇◇◇◇◇

2 堕落の始まり

 

「それでな? その時のヤツの膝と来たら……顔は平静な癖に、がくがくと震えておったのだ!」

 

「ほう? 重桜の男は意地っぱりなのだな……ユニオンの男はそういう時は、ジョークのネタに使うものだが」

 

 なかなかに、楽しい……率直にそう思う。触れ合って座る体温が温かく、話の聞き方がうまい。こういう我がカンレキを彩った男たちの話をすると、重桜ではみな委縮してしまう。まるで学生の講義のように、正座の姿勢。話すネタも気を遣わねば、彼女たちの夢を壊してしまう。なかなかこういう話をする機会は貴重なのだ。

 

「そこらへんは、ロイヤルと同じですのね……ウィットに富んだジョークを言えるような方が、私に乗っていれば良かったのですけれど」

 

「何、意地を張るのは重要なことだ……指揮官ぐらいに張ってしまうと困ったものだが。今の我らなら慰めることも叶う。このように……柔らかな温もりでな?」

 

 そして常ならば正座をして傾聴する金剛も……ゆったりとくつろいで、聞いてくれている。珍しく彼女の艦橋に乗り、指揮を執った男たち。その話までしてくれるのは、なかなか得難い機会である……我らの横に侍る、彼女たちの聞き上手と……にこりと笑う、どこかあの方に似た男前な表情。剥き出しのふとももに置かれたウィチタの手の温もりが、そうさせるのだろう。

 

「なるほど、名前はアレだが……良いところだ。誘ってくれてありがたい……先ほどはすまんな、金剛。我が狭量であった」

 

「み、三笠大先輩! 頭を下げないでくださいませ……そのようなことを大先輩にさせたと知れれば、私は後でえらい目に合わされますわ! 妹たちにも怒られちゃうかもしれません!」

 

「ははっ、重桜ではいつもそのような扱いを? これは三笠も、肩が凝るというものだ……ほら、こんなに硬くなってしまっている」

 

「んっ……わかってくれるか。ああ……心地よい。これはハマってしまうかもしれんな?」

 

 冗談めかして我が肩をぐにぐにと軽く揉み込む、丁寧な手つき。その心地よさは、陸奥や駆逐艦たちに叩いてもらうのとは、また別の快感を我にもたらす……堅苦しい詰め襟を着ているのが惜しいほど。なるほど、距離感の詰め方が上手い……慣れている金剛ならともかく、初めての我にはけして素肌に触れぬ心遣い。ビロクシに着いてもらったのは、幸運であったのだろう。

 

「どんどんハマってもらって構わないとも……ここを好むということは、寂しいということだ。貴女のような方にこそ、もてなす甲斐があるというものさ」

 

「そう言ってもらえると有難いがな……んっ、そこ。その当たりをもう少し……ごくっ。あ゛ぁ゛~」

 

 それにしても按摩が上手い……床に着かんばかりの太い蒼の三つ編み。身を寄せて熱心に我が肩を揉む彼女の……その身に纏う背広にはワイシャツを着用しておらず、黒い下着の下。背の高い彼女の目の前で揺れる乳肉が、少々眩しすぎる……その点を除けば大満足のもてなしである。…そのような服装は、我にはとても着られぬ。はしたなすぎると思うのだが。

 

「ふふ、三笠大先輩。ウィスキーをそのように飲む方は、初めて見ましたわ? 宴会では日本酒以外はあまり飲まれないので、新鮮ですわね?」

 

「三笠はどうも、重桜では肩肘を張ってしまうらしいからな……どれ、どんどん飲んでもらおう。おおい、おかわりを」

 

「はい、ただいま……おや、三笠先輩。このような所に訪れるとは、少々意外だな?」

 

「か、加賀……?」

 

 そしてはしたない服装は、彼女に限らない。我がグラスを満たそうとして、『ほすてす』を呼ぶウィチタの『ほすと』姿と来たら……下半身はしっかりとズボンを履いているというのに。赤髪の下、巨峰が手を上げた拍子にたぷりと揺れる。シャツの釦(ボタン)は、ちゃんと首元まで締めるべきだと思うのだが……そして現れた姿に、酔いが回り始めた目を瞠(みは)る。重桜のKAN-SENたる、獣の特徴。

 

「どうぞ……何。昔とは違い、今はこの母港には戦力が充実しすぎているだろう? 暇を持て余していてな……赤城姉さまに相談したら、ここでおんなでも磨いて来いと言われてしまったのだ」

 

「そ、そうか……大変なのだな。しかし……その装いは、我には少々刺激的すぎるな……」

 

 がくりと肩を落とし、ゆらゆらと赤城と色違いのしっぽを揺らす彼女。その身を包むは、あまりにもはしたなき恰好……蒼い天鵞絨(ビロード)の如き衣装は、たぷたぷとぶら下げた乳肉の谷間も。むちりとしたふとももも……おんなの魅力をそこかしこに振りまく、淫らがましさ。お披露目の時以来に見たが、布地が少々どころでは無く減っているような気が……?

 

「こら加賀。駄目じゃないか、ホステスがお嬢様にそんな言葉遣いを……こりゃぁまた、研修が必要かな?」

 

「あっ……ま、待て……研修は駄目だ……♡ も、申し訳ありませんお嬢様」

 

「……?」

 

 しっぽをゆっくりと撫でさすりながらのウィチタの叱責に、我に対してすぐに頭を下げるらしくなさ。気の強い彼女が、研修と聞いただけでしおらしくなる……よほどに厳しい指導に違いない。もしやして、この広い建物を全て掃除するとか、そのようなことであろうか。しかしそれにしては耳をぴくぴくと揺らす、彼女の表情がうっとりとしているような……?

 

「いいや、何度言ってもわからないお前には厳しい指導が必要だ……ウェールズ。お願いできるかな?」

 

「あら、私の出番? 懲りない子ね……じゃあ、あの部屋がいいかしら。行くわよ? 加賀」

 

「あっ……♡ し、しっぽぉっ♡ にぎるにゃ……あッ♡ あるくっ♡ 自分で歩きますぅ……♡」

 

 ……何かがおかしい。名を呼ばれ現れた、金髪のKAN-SEN。しっぽの一本を緩く握られ、いやいやと首を振る彼女。そして……ぎゅうと握られてびくんと跳ね、奥へ自ら歩んでいく加賀。脚ががくがくと震え、普段の凛々しさが声に籠っていない。強さこそを信条とする彼女が大人しく言うことを聞くなど……演習で敗北でも喫したのだろうか。そういえば彼女のしっぽは、九本では……? 思いつつ目を凝らそうとすると、部屋が闇に包まれる。

 

「む? 停電か……? 珍しいこともあるものだ」

 

「いいや、『ダウンタイム』さ……光に照らされていては出来ぬ、夜闇に包まれた時間も慰安に重要なのさ」

 

「うぃ、ウィチタ様ぁ……♡ 三笠大先輩の前で、そこは……♡」

 

「んー? いつも楽しみにしてるじゃないか……お前も加賀のように、素直じゃないね……重桜の特徴かな?」

 

「あぅっ♡ んはぁっ……♡ だめっ……♡ そこはぁ……♡ んちゅっ♡」

 

 KAN-SENの目でも探照灯無しでは辺りを見回せぬ、暗くて深い闇の中。衣擦れの音と、金剛の……押し殺した声が、少し響いてすぐに止まる。何かを舐め回すような水音だけが、どこか淫靡に響き始める。い、一体何が……? 思っていると、我が身を包む衣装の唯一肌を晒している場所……ふとももを、ゆっくりと撫でさすられる感触。

 

「私たちは指揮官の物だから……秘め事を、煌々と照らされながら行うわけにはいかないだろう? ため込んだ欲求は、誰にも知られず解消するのさ……守秘義務はちゃんと守るとも」

 

「なっ……!? 秘め事!? わ、我はあの方以外に身体を許す気は……」

 

「安心して欲しい、貴女が望まない限りはしないとも……軽いマッサージ程度に留めるさ」

 

「そ、それならば良いが……ご配慮、痛み入る」

 

 まさか慰安とは、文字通りお(・)ん(・)な(・)を(・)慰(・)め(・)る(・)行為のことを示すとは……だがしかし、その安らぎを得るわけにはいかない。彼女もそれはわかってくれているようだ……肩を撫で、ゆっくりとふとももを撫でさするだけ。酒で火照った身体に、すべすべとした冷たい手が心地よい……しかし金剛が、まさかこのような行為を楽しむとは。重桜の片隅にもおけぬ、不届き者である。

 

「ちゅっ……♡ れろぉ……♡ んぁ゛っ♡」

 

「おや、いつもの元気がお留守だね……まぁしょうがないか。尊敬する大先輩なのだろう? ちゃんとおくちを塞ぎながら、慰めてやるとも……んっ♡」

 

「んちゅっ♡ れろちゅぱぁっ♡ はぷっ♡ はむはむ……♡ ん~~~ッ♡♡♡」

 

 くちくちと響く水音に、塞ぎきれず漏れ聞こえる蕩け声。耳に入る淫音が、我の中の……愛されたがりの……KAN-SENの本能を、嫌というほど刺激する。ああ、あの方にこのくちびるを塞がれて弄んでいただけならば、どんなに幸せであろうか……我らは愛を以て強くなる。抑え込んでいたおんなの本能が、掘り出されていくような感覚。

 

「おや、ふとももが熱いね……これはもっと根本を冷まさないと。スカートを失礼するよ? お嬢様」

 

「そ、そこはぁ……あのお方、だけのものだ……」

 

「安心してくれと言っただろう? 貞淑なる貴女よ。けして……決して触れはしないとも。貴女が望まない限りね?」

 

「ならば……良いのだ。んっ……」

 

「しかし勿体ない……貴女のようなうつくしい方が、おんなを持て余すなど。もし許してもらえるならば、誠意を籠めてもてなすのだが」

 

 耳元で告げられる、甘く優しい声が我の理性を蕩けさせていく。あの方にどうせ愛されぬのだからと油断して、着用している野暮ったい下着。我が雌を覆い隠すそこに、触れられておらぬのに……厚めの布地が、わずかばかりの湿り気を得る。ふとももを撫でられているだけなのに……その付け根の前で、ぴたりと止まり。彼女の手は引き返していくのに。褒めそやす言葉が、我の股をじわじわと開かせていく。

 

「ああ……そ、そこぉ……そこが、張っておるのだ……」

 

「おや、時間だ……次のダウンタイムまで、貴女の魅力を楽しめぬとは……時の過ぎる早さは、いつも私を落胆させる」

 

「三笠大先輩、その……スカートが」

 

「ぬぁっ!? し、失礼するっ!」

 

「あっ!? お、置いていかないでくださいましっ!」

 

 うっとりと瞳を閉じて、愛される快感を楽しんでいた我の瞳に……再度差し込んだ光。秘め事の終了を惜しむ声に目を開けると……がばりと開いた股ぐらに、注がれる愛すべき後輩の視線。ベージュの色を剥き出しにした……良妻賢母を旨とする、我ら重桜の先達としてあるまじき醜態。それを衣装を多少乱しただけの金剛に指摘され、羞恥が我が身を焼いて……どたどたと、出口へと向かわせる。

 

「おやおや、ビロクシ。少し焦り過ぎたんじゃないか……? これは、リピートは期待できないかも」

 

「安心するといい、ウィチタ……彼女はお堅いふりをして、私たちと同じKAN-SENだよ……きっと来るさ。それよりも口紅を拭いたらどうだ?」

 

「金剛も、かわいい雌だね。加賀みたいに、早くホステスに堕としてあげないと……いや、撒き餌にしておくのが良いかな? 見てよ、この濡れ具合。ソファーも拭いておかないとね?」

 

 背後にて頭を下げる、彼女たちの……微かに聞こえる会話の内容など、聞く余裕があるはずもなく。火照り切った身体を抱え、一路重桜へと勇往邁進。我は……我は、淫らなおんなではない。横で頭を下げる金髪をばしんと叩きながら、我はどこか満たされぬ心と……じゅんじゅんと疼く下腹部を抱え、愛しい後輩たちの元へと歩みを急いだ。

 

 ◇◇◇◇◇

3 おんなとして満たされて

 

「あ、あのう三笠大先輩……もういちど、いかがでしょうか」

 

「何故我を誘う……? 姉妹艦と一緒に行けば良いではないか」

 

「い、妹たちにあんなはしたない姿、見せられませんわっ!」

 

「我ならいいのか……? 実はお主、我をあまり尊敬していないのでは?」

 

「三笠大先輩と一緒だから、安心してハマれますの! 大先輩なら我を忘れてやすやすと身体を開いたり、致しませんでしょう……?」

 

 あれからいくらかの日数が経って……おずおずと現れた金剛の、再度のお誘い。こやつ、我を安全装置として活用しようと目論んでいる……このちゃっかり具合は、誰に似たのか。少なくとも我では無いだろう……きっと我と彼女の間に聯合艦隊旗艦を務めた、5隻のうちいずれかに違いない。

 

「我はあのような場所など、金輪際行かんぞ……というかアレは、あの方への裏切りではあるまいか」

 

「し、指揮官が認めて建築したんですもの! 合法ですわ、合法っ! ……あら? 三笠大先輩。目元に少し隈が」

 

「……気にするでない」

 

 そう……あれ以来、どうにも調子が悪い。自尊心をくすぐる言葉と、どこまでも優しい指遣い。夢のような時間は、いつか見た夢を……たった一度だけ。あの方に愛された逢瀬を我が艦体に思い出させ……火照った身体を慰めようにも、夜毎布団に潜り込んでくる幼子たち。まさかすやすやと寝入る彼女たちの横で、自慰に興じるわけにはいかぬ……悶々とした夜に、我はわりと参っていた。

 

「こんな時こそ、慰安施設……! 慰安施設は全てを解決しますわ!」

 

「こ、これ引っ張るでない……そもそも我の安眠阻害の原因が……力が強いッ!」

 

「何をやっておりますの……あら三笠大先輩。隈ぐらい隠したらいかが? 戦闘以外に興味の無かった加賀でさえ、最近は隈取以外にも化粧っけが増えて参りましたわよ?」

 

 なんとか抵抗を試みるが、世代が変われば馬力も違う。前弩級戦艦……悔しくも弩級ですらない我に、超弩級戦艦の力に抗するのは荷が重い。あえなく御用と相成って、ずるずると引きずられるかわいそうな我。呆れたようにこちらを見る、赤城の視線が痛い……化粧など、我には必要ないとはいえ……さすがに白粉(おしろい)の一つでも、叩くべきであったか。

 

「あのような場所に連日通っていれば、化粧の一つもしたくなるであろうな……」

 

「あのような場所……? ああ、キャバレー。私には必要ありませんが、どうやらいい所のようですわね?」

 

「何故、行ったことも無いのにそのようなことがわかる……」

 

「わかりますわ、だって……加賀もそうですが」

 

 三笠大先輩、今日は珍しく……おくちがにやけておりますもの。くいと両の指先で口角を上げて見せた彼女に、我は完敗を悟り。だらりと総身から力を抜いて、金剛のされるがままになることとした。言い訳をさせて欲しい……あの場所は、KAN-SENにとって毒なのだ。肌のぬくもりが、何より恋しい存在である。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「いらっしゃいませ、お嬢様方。……また来て頂けるとは、とても嬉しいよ。うつくしい貴女は、どうやらお疲れのようだ……これは張り切ってもてなさないと」

 

「お手柔らかに頼むぞ……」

 

 この間と同じ二人組。蒼と紅の対称的な色合いの髪が礼儀正しく下げられて、持ちあがったその視線に……どぎまぎと胸を高鳴らせてしまう。丁寧な物腰だが、我の目は捉えてしまった……微笑んだ凛々しい瞳の奥底に潜む、煮えたぎる獣が如き情欲。少なくとも、共に訪れた彼女は獲物として見られているのだろう。

 

「おや金剛、また保護者同伴かい? 最初みたいに、一人で来てもいいのに……私を寂しがらせるなんて、悪い子だね?」

 

「だ、だって……気持ち良すぎるんですもの。怖いんですの、私……きっと一人では、成す術もありませんわ……んむっ!?」

 

 身を寄せた紅い彼女が、情熱的に囁きながら撫でまわすふともも。ねっとりとした手つきは、この間よりもよほどに熱が籠っていて……巣に掛かった蝶を、どう料理してやろうか。そう算段を付けているようにも思えて……良いことを考えたとばかりに、煌めくルビー。手元のグラスを呷ったかと思うと……俯く金剛の顎をくいと摘まみあげ、琥珀の液体を自らの口から注ぎ込む。白い喉が嚥下するのが、どうしようもなく艶めかしい。

 

「んっ……ぷはっ。お仕置きはこれでいいかな? 今日は私のおくちを、グラスとして使ってもらおう。飲みたい時は言ってね?」

 

「ごくっ……♡ そ、そんないきなりぃ……♡ 秘め事は、どこに行きましたのぉ……♡」

 

「ユニオンでは挨拶だよ? 君の建造された、ロイヤルでだってそうだろう……まぁお堅い君の先輩は、やらないかもしれないけれど。おかわりは要らないのかい、お嬢様?」

 

「あの……その……三笠、大先輩……」

 

 こちらを上目遣いで見やる、彼女の瞳は期待に満ちていて。我を誘おう誘おうとしながらも、ずっと言い出せず……そして今日、その欲が限界へと達したのだろう。剥き出しのふとももを撫でさすられるたびに、尻をゆする姿は……持て余す欲求に耐えかねているのが一目瞭然に見て取れる。甘いくちづけで喉を焼かれてしまっては、もう我慢が効かぬのだろう。

 

「……我のことは気にするな。好きに楽しむといい」

 

「あ、ありがとうございます! ウィチタ、様ぁ……♡ 喉が渇いてしまいましたの……飲ませて、くださいまし……♡ んむ~っ♡」

 

 俯いて告げる金剛のおとがいが、再度くいと持ち上げられ……待ってましたと言わんばかりの、貪るような……注ぎ込む情欲のくちづけに、成す術もなく。口内を暴れ回る舌先に、うっとりと瞳をトロつかせ……くちづけを落としたままに、細い腕が悪戯に動く。片脚がウィチタの膝上を跨がされてしまい、ふわりと翻(ひるがえ)る短いスカートの奥が、我が目に映る。

 

「ぷはっ……♡ あ、あのぅウィチタ様……♡ まだ、ダウンタイムでは……♡」

 

「んー? だってこの間、君は大先輩の恥ずかしい姿を見てしまっただろう? 君が見せないのは、フェアじゃないんじゃないかな……大丈夫さ、ビロクスは紳士的だとも。私と違ってね?」

 

「あぅぅ……♡ はぁ……あんっ♡ だめぇっ♡ 三笠大先輩に、恥ずかしい私をお見せするのだめぇ……♡ き、キスっ♡ キスくださいまし……♡」

 

「駄目だよ、金剛……物事には頼み方ってものがあるだろう? 態度で誠意を示してもらわないと、ご褒美はあげられないな?」

 

 スカートを細い指で摘ままれて、ぴらぴらと捲(まく)られるたびに蕩け具合を増す顔が……くちびるを尖らせて、キスをねだる。接吻の快楽を楽しみながらなら、羞恥に耐えられるという目算だったのだろう。だが……つれぬ返事が返されて。あの方にひどく扱われるのが好きと語った金剛の、被虐性癖が刺激されてしまい……意地悪な細い手が、彼女の手を導いた先は。

 

「は、はぃ……♡ 恥ずかしい私を大先輩に見せますから、ご褒美をくださいまし……♡」

 

「よしよし、良い子だ……おや? 最初からその気だったんじゃないか……欲しがりの癖に、私を焦らすとは生意気だね……ダウンタイムまで、こっちはお預けだね。んっ」

 

「んむっ♡ ちゅぱっ♡ んくっ……♡ んはぁっ♡」

 

 我の剥き出しのふとももを優しく撫でまわす手が、気にならぬほどの……煌々と照らし出された、あまりの金剛の媚態。強制的に開かされたふとももの付け根……ぷるぷると震える、自らの細腕でめくり上げたスカートの下。精緻な刺繍が施された薄すぎる白い生地は、その金色の茂みの色をはっきりと透けさせるほどに……しとどに濡れて、暗闇の訪れを待ち望んでいた。

 

「代わりにこっちをいぢめてあげよう……おやおやおや? こちらはまさかのノーブラと来た。なんてセクハラされたがりのお嬢様だ……先輩に恥ずかしいと思わないのかな?」

 

「だ、だってぇ……♡ んあっ♡ ふくぅ……うんっ♡ ちゃ、ちゃんと触ってくださいまし……♡ んむっ♡」

 

 さらにウィチタの狼藉は続き、ぐんにゅりと揉み込まれる白い布地が淫らに歪む。……彼女の言葉通り、下着をつけておらぬらしい。ちゅっ、ちゅぅ……と酒を含んだくちびるで布地を濡らされて、さらにかりかりと先端を爪先で掠められれば。桃色がぷくり……とその存在を主張し始めて……触られたがりのおんなであることを自ら告げる、抗議の声もくちびるで封じられる。

 

「おやおや、ウィチタの悪い癖が出たね……安心して欲しい、三笠。夜闇が我らを包んだとしても……貴女が望まない限り、私はあなたの矜持を崩すことは無い」

 

「き、気遣い痛み入る……んっ……」

 

 そしてこちらの彼女と言えば……相も変わらず、紳士的な態度を崩さない。にこりと微笑みながら、安心させるような……按摩するような手つき。腿(もも)の肉を優しくほぐされて、得も言われぬ心地よさ……不躾に我がスカートをめくられることも、めくることを要求されることも無い。彼女の指先は、我がおんなを求めない。酒をひとくち。喉がじわりと熱くなる。

 

「立ち仕事が多いのかな……少し張ってしまっているね? 頑張り屋さんの証拠だ……うつくしい上に勤勉なんて。ますます貴女が好きになってしまうな……」

 

「ごくっ……せ、世辞を言うな。重桜のKAN-SENとして……彼女たちの先達として。少しでも安らぎを得て欲しいのだ」

 

「ふふっ、重桜の良妻賢母思想は好みだよ……指揮官もきっと、わかってくれているとも……そうだ、上のブラは着けているよね?」

 

「む? いや、サラシを巻きつけておるが……何かあるのか?」

 

 彼女が首を傾げて、三つ編みに垂らした青髪をさらりと揺らしながら問うてくる。乳は彼女と同じく、そこまで大きくはない。豊満な肉体を備えたKAN-SENは、他の陣営だけではなく……重桜にも存外に多い。赤城しかり、加賀しかり。抑えねば困るほどの大きさではない……しかしながら、貞淑なる身には重要な防護である。

 

「あぅっ♡ きゃぅぅ……♡ あ……あんっ♡ つまんじゃ、らめぇ……♡」

 

「こんなうまそうなパイ肉を、シャツ一枚で包んでおいてそれは無いだろう? 遊んで欲しいって素直に良いなよ……暗くなったら、覚悟しておけよ」

 

「は、はわぁ……♡ わ、私のおちちどうされてしまいますのぉ……♡ お、おさけっ♡ お酒くださいまし……♡ んちゅっ……♡」

 

 そう、そうでなくば……目の前でいやいやと首を振る、金剛のようにされてしまう。大きな乳肉をたぷたぷとシャツ越しに掬い上げる手のひら。その指先が桃色をくすぐり、くりくりと撫でて……きゅうと摘ままれてたまらず声を跳ね上げて。くちづけをねだる、はしたなき姿。確かにあれは、妹たちには見せられぬだろう……その手がぎゅうと握るスカートの下。濡れた布地が乳揉み悦楽にかくかくと揺れている。

 

「ウィチタのように、するつもりはない。だがどうしても触れてみたくてね? どうか私に、せめて服とサラシ越しに……あなたの胸の凝りを解きほぐす、栄誉を与えて頂きたい」

 

「……よろしく頼む」

 

 ふとももとは訳が違う。乳とは、子を育むための場所であるとともに……明らかなる、おんなの象徴。だが……女同士であるし、厚い布地とサラシ越しならば構わぬだろう……あの方に優しく乳肉を揉み解された、愛しき夜。その感動を、少しだけ……少しだけ、味わうことは罪にはならぬだろう。どぎまぎと、彼女の指が触れるのを待つ。

 

「……固いね。本来の柔らかさを味わいたいところであるが……おっと、すまない。今はマッサージに専念するとしよう」

 

「んっ……わ、我の乳などウィチタや金剛と比べれば小さいだろう……? 揉んで楽しいものであろうか」

 

「そこはわかっておられない? 育てる楽しみというのも、あるのさ……適性にもよるが、KAN-SENは願いによりその姿を変える。指揮官に望まれるのが一番効果的だが……自分で魅力的になりたいと思えば、すぐに大きくなるとも。……私は残念ながら、あまり大きくならなかったがね」

 

 少し肩を落とす、彼女の黒い下着に目を落とすと……我と同じく、程よくあの方の手のひらに収まりそうな大きさ。彼女にも複雑な想いがあるのだろう……あの方はおんななど、よりどりみどり。ウィチタの乳揉みが金剛を容易くトロつかせているのも……その豊乳を、あの方に揉みしだかれた経験が豊富だから。優しく慎重に我が胸を撫でさする、ビロクシに親近感を得る。

 

「ほぅ……心地よい。あの方の手を思い出す」

 

「ふふ、貴女は胸も魅力的だ……どうだろう、三笠……貴女さえよければ、次回以降もマッサージをしたいのだが」

 

「うむ……うむ? ごくっ……する際には、確認を取っておくれ……」

 

「ふふっ、慎重だね……? さすがは軍神。ますます好ましい」

 

 熱心な乳按摩は、確かに我を満足させるが……金剛のように、好き勝手されてはかなわぬ。我はそこまで安いおんなではないのだ……触られる身体が熱く、先ほどから酒がやたらに進んでしまうが。うわばみと讃(たた)えられもする、我が酩酊して判断力を失うわけもなく……自由に乳揉みされる権利など、あの方以外に与えることは無い。……例え、あの方には求められぬとしても。

 

「しかし、身体が熱い……熱くてかなわぬ。上着を脱いでも構わんか?」

 

「もちろんだとも! ……失礼、つい声が大きく。布地一枚すら、貴女に触れるには……少々邪魔に思えてしまって……」

 

「……ふふっ」

 

 そう……優しい乳愛撫に、たまらなくなってしまったわけではないのだ。ただ、熱いだけ……この身の栄光を彩る、豪奢(ごうしゃ)な飾り布が今ばかりは重苦しい。上着をホステスに手渡すと、注がれる視線にさらに身体に熱くなる………野暮ったい布地を脱ぎ捨てた、我のおんな特有の曲線を楽しむ……怜悧な美貌の、視線ばかりが熱すぎる。

 

「ああ、貴女の威厳を表す軍服も悪くはなかったが……白いシャツが、輝かしい。ついつい夢中になってしまう」

 

「んっ……手つきが、些か乱暴になってきたぞ……? 優しくしておくれ……」

 

 あの方に一度しか愛されなかった、我が身を熱心に求められる……おんなとしての、優越感。ロイヤル寮に普段はお住まいになるあの方に……我が身をこのように求めて頂ければ、どんなに幸福なことであろうか。だが……それをねだってはならない。忙しいあの方に、このような老朽艦が愛をねだるなど……分不相応に過ぎる。代替行為で、満足しよう。そう思う我の秘芯が、じゅんと疼き……そして部屋が闇に包まれる。

 

「おや、ダウンタイムだ……我が身がうつくしい貴女に行う悪戯も、見逃されるに違いない」

 

「んっ……こ、これ……そこはぁ……」

 

「あんっ♡ そ、そんなぁ……♡ か、かき回されては……♡ 三笠大先輩に、イヤらしい音をぉ……♡ あっ♡ あっあっ……♡」

 

「嫌なら、やめてもいいんだよ? でもさ、金剛……言ってることとやってることが逆だよね? ショーツを自分で降ろしておいて、それは無いんじゃないかなぁ」

 

 耳元で響く、熱のこもった……独り言の体を装った、我が身に告げられる秘め事の始まり。乳を揉み込む指に、さらに力が籠り……スカートの中に潜り込むと思いきや。布地の上から、とんとんと雌芯をつつかれる。そんなことはいかぬ……切羽詰まった喘ぎを上げて、ぐちゅぐちゅとおんなをなぶり回される……金剛のように、秘め事を暴露されてしまう。

 

「貴女に拒否されては、致し方ない……その高潔なる意思を、尊重するとも。ここらへんで、やめておこうか……大丈夫……暗いから誰も見えていないのさ。私はウィチタとは違う」

 

 最初は大きく、あの二人にも聞かせるように。言葉とは裏腹に、我が身を責める指先は止まらず。小声で告げられたのは……自分は秘め事を暴露せぬとの。我の淫ら姿は、自分と闇しか知らぬし。漏らす気も無いという宣誓。誠実な彼女が、嘘を吐くはずはない……布地2枚越しならば、いいではないか。声を押し殺し、ようやく愛されるおんなの快楽を眉根を寄せて味わう。

 

「そ、そう……我は貞淑なのだ。そのようなことを、許すはずが無いではないか……」

 

「ふふ、そうだね……さすがは戦艦三笠。しょうがないから、マッサージだけで我慢しておくよ」

 

「ほら金剛? お前の大先輩は流石だね……好き勝手に喘ぎ散らすお前とは、訳が違う貞淑さだ」

 

「あんっ♡ あぁんっ♡ ずぼずぼされながらクリちゃんよしよし♡ されて、我慢できるはずがありませんのっ♡ おくちぃっ♡ おくちでうるさい私を黙らせてぇっ♡ やぁっ♡ あっ~~~♡♡♡」

 

 確かめるように呟くと、彼女は己の誠実さを遺憾なく披露した。我の片乳を揉み込みながら雌穴をスカート越しにとんとん、とんとんと悦ばせながらも……雌穴に言い聞かされて、嬌声を搾り出される金剛。彼女とは違い、秘め事は秘したまま。我が身のはしたなさがバレぬよう、心遣いをしてくれる。あまりの羞恥に接吻をねだる金剛が、すげなく要望を却下され……法悦に達する声が響き渡るのとは、あまりにも対照的。

 

「ははっ、ウィチタ……そのようにされるのは耳に毒だよ? 愛することを許してもらえぬ、私に少しは気を遣っておくれ」

 

「すまないね、ビロクシ。でもお嬢様が欲しがるからしょうがないだろう? 恨むのなら、お堅い三笠に付いた自分を恨みな」

 

「はぁっ……♡ はぁぁっ……♡ もうしわけありません、みかさだいせんぱいぃ……♡ わたしばかりが、たのしんでしまってぇ……♡」

 

「い、いや……良いのだ、金剛。思う存分楽しむといい……んっ」

 

 金剛の蕩け声に、罪悪感を覚える……素知らぬ声で、告げられる我が身の偽りの貞淑さ。サラシ越しに乳を揉み込まれながら、腰をくいくいと動かして……スカート越しの雌穴なぶりを楽しもうとする、我が身のあまりのはしたなさ。下着がこの間よりも……さらに潤いを増していき。そして、スカートに潜り込む細い指。一枚分増した快楽に、思わず声が漏れてしまう。

 

「しかし、あまりにも寂しい……せめてキスぐらいは、許してもらえないだろうか。帰国子女の三笠なら、挨拶ということにしてもらえるかも」

 

「ははっ、こっちのお嬢様はキスが大好きだからね……三笠ももしかしたら、許してくれるかもしれないね。ほら金剛、うるさいおくちを塞いでやろう」

 

「あんっ♡ き、キスっ♡ キスしてくださるんですのっ♡ ありがとうございますウィチタ様っ♡ はむっ♡ んちゅっ……♡ んっ~~~♡」

 

「く、くちづけぐらいなら……」

 

 さすがにこれは、声を抑えることが出来ぬ……潜り込んだ手を掴むと、心得たとばかりに……彼女が告げた、秘め事を継続するための方策。我がくちびるを塞いでしまい、喘ぎ声を封じるという……金剛がようやくもらえた、淫ら隠しの淫猥なる接吻。掴んだ力が緩まると、しめたとばかりに再度腕が潜り込む。

 

「素晴らしい……夢のようだ。そうだ、ウィチタに倣い……我が唇も、グラスとして楽しんでいただこう。ウィチタ、少し飲む音が響いてしまうかもしれないが……構わないね? んっ」

 

「ぷはっ……構わないとも。お嬢様に楽しんで頂くのが第一だからね……さ、金剛。お前にも飲ませてやろう。ごくごく喉を鳴らして飲めば、イヤらしい音もちょっとは誤魔化せるってもんさ」

 

「はいぃ……♡ えっちな音を、大先輩に聞かせるのは、心苦しいですものぉ……♡ 溺れるぐらいに、飲ませてくださいましぃ……♡ んっ……♡ ごくっ♡」

 

 そして駄目押しとばかりに……どんなに我が濡らしても、構わぬという二段構え。グラスが手元から奪い取られ、酒を口に含んだ音。さすさすと下着越しに雌穴の端を擦られて、不完全な快楽に眉根を寄せつつも……近づいてくる気配に、そっとくちびるを尖らせる。闇に煌めく碧眼が、ようやく見て取れるようになった時……触れるくちびるの、あまりの甘やかさと来たら。

 

「んっ……んくっ……れろっ。れろぬちゅぅ……♡」

 

「むっ……ごくっ。ん~~~っ!?」

 

「んっ……おや、いきなり激しいね? こっちも負けてられないな……金剛、大好きなアレをやってあげよう。思う存分喘ぎ散らすといい」

 

「ぷはっ……♡ はえっ? あ゛ッ♡ しこしこっ♡ クリちゃんしこしこ♡ シゴくのだめぇっ♡ せめておくち……ぉ゛っ♡ あ゛っ♡ あ゛ぁ゛っ♡ あ゛っ~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡」

 

 流し込まれた、喉を焼く琥珀色。飲み終わっても離されぬ、くちびるから舌がぬるりと入ってきて……上あごを愛撫するその動きは、我が身に刺激が強すぎる。さらにはついに雌穴の核心を手のひらに捉えられ、下着の生地に磨かれる皮かむりの陰核快楽。くちくちと指先が、濡れた生地の淫音を楽しみ始め……焦る我が身の淫らをかき消す、ばたばたと暴れる音と響きわたる達し声。

 

「ぷはっ……あっちのお嬢様は元気すぎるね……三笠が多少騒いでも、気づかないに違いない……おかわりをどうぞ、お嬢様。んっ……んちゅっ……♡ はぁ、おいし……♡ ちゅっ♡ ちゅぱっ♡ れるれりょ……♡」

 

「むぅっ!? んあっ……む~~~っ!」

 

 ぬちゅぬちゅと執拗かつ丁寧なくちづけが、我が身の抵抗を失わせる。流し込まれる唾液と酒の混合物に、脳髄が痺れて。いつの間にかがばりと脚を開いてしまっており……容赦をして欲しい。そのように伝えるはずの腕の力は弱弱しく、戦艦たるこの身が軽巡洋艦の彼女に抗えない。ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ鳴り響く羞恥に、我が身が法悦を得かけた時。

 

「ぷはっ……ちゅっ♡ そろそろダウンタイムが終わるね。名残惜しいが……ここまでだ」

 

「えっ……?」

 

「ほら金剛、明るくなるよ……あー、駄目だこりゃ。大先輩に恥ずかしい姿をお見せしな」

 

「へひーっ♡ へひーっ……♡ やぁっ♡ だいせんぱいぃ……♡ 見ないでくださいましぃ……♡」

 

 くちづけが優しく落とされて、スカートから手が引き抜かれる。ぱっと明るくなった室内に、赤裸々となった後輩のあまりの姿。上着ががばりとくつろげられ、豊満なる乳が丸出しに。びんびんと勃起した乳頭の桃色もさることながら……スカートが腰まで捲り上げられ、ショーツは膝まで降ろされて。丸出しにされた雌穴から零れる蜜が、ウィチタのズボンをとぷとぷと汚し続けていた。

 

「……ウィチタ。秘め事の意味を考えたことがあるかい? 別(・)室(・)でお世話をして来るといい」

 

「そうさせてもらうよ……ほらお嬢様、あっちならいくら喘ぎ散らそうが……アクメしすぎてどろっどろになろうが問題ない。大先輩にこれ以上恥ずかしい姿を見せたくないだろう?」

 

「はいぃ……♡ たっぷり愛して、くださいましぃ……♡ ちゅっ♡」

 

「び、ビロクシ……別室、とは……?」

 

 優しくお姫様のように抱き上げられて、夢見心地。とろとろと回した首に回した腕を引き寄せ、凛々しい頬にくちづけを落とす金剛。あからさまに理性を失っている……引き離されるとまずい。思いつつも、スカートの下……良い所でお預けをされた、雌穴が期待に疼く。別室とは……まさか。

 

「ああ、二人っきりで愛し合うための場所だよ……あそこならば、秘め事を存分に楽しむことができる。何せ防音がしっかりしてるからね……後で迎えに行ってあげるといい」

 

「そ、そう……か」

 

「私たちは、こちらで健全に楽しむとしよう……それとも。三笠も別室に行きたいのかな……? 部屋数は十分ある。私も実は、明るさと関係なく……三笠とじっっっっくりと、秘密のオハナシをしたくてね」

 

 ひらひらと手を振って見送る彼女が、さするふとももが熱い。そして……おんなを目覚めさせられた雌穴はそれ以上に燃えるよう。じぃと見つめる視線が期待と情欲に塗れている……個室に連れ込まれれば、逃げられない。金剛のようにされてしまうが……雄めいたぎらつく瞳が、ほぐされきった雌の蕩け尽くした脳髄に、一切の嘘を許さない。こくりと頷いてしまう、はしたなき我が身。

 

「良かった……さぁ行こうか。きっと後輩に聞かせられぬ『内緒話』は、楽しいに違いない」

 

「お手柔らかに、頼むぞ……」

 

 訪れた時と、同じ文言。だが……我がくちびるから零れたのは、狂おしいまでの熱に包まれていて。手を引かれて歩む店内の、そこかしこから響く……楽しそうな笑い声と、時折聞こえる押し殺した淫ら声。キャバレーとは、おんなを狂わせる……慰められ尽くす期待に、愛されたがりの艦体が疼いた。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「さぁ、三笠……内緒話と、洒落こもうか」

 

「こ、この部屋は……隠す気が、まるで無いではないか……」

 

 連れ込まれた部屋には、おおきな寝台。……それ以外の家具は、姿見ぐらい。柔らかなそこに尻を沈めて、隣に座る彼女に肩を抱かれ……そっと囁かれると、ぞくぞくと身が震える。部屋に満ちるは、甘やかな香水の香りと。清掃は行き届いているのに……部屋の使用率の高さを物語る、あまりにも濃すぎて覆い隠せぬおんなの香り。

 

「何、安心して欲しい……この部屋で起こる全ての事象は、私と貴女だけの秘密だとも。安心して愛されて欲しい」

 

「あっ……んんっ……や、やめよ……」

 

「ここでは嘘をつかなくていいよ? 貴女のうつくしい身体を、どうか明るい場所で楽しませておくれ……ほら、ここはこんなにも正直じゃないか」

 

 そのままとんと、優しく寝台に倒されて……ぱちりとスカートの金具が外される。露わにされた下着の色は……黒。常在戦場を旨とする我が身が、いつ金剛に誘われても良いように。キャバレーに訪れる準備までも万端だったことが、床の上。がばりと開かされた脚の間で、嬉しそうに微笑む彼女に露見してしまった。そのままさすさすと下着越しに撫でられると、もうたまらない。

 

「はぁっ……そ、そこぉ……そこが凝って、おるのだぁ……」

 

「三笠。直接愛してあげたいんだが……いいね?」

 

「……よろしく、頼む……」

 

 夢中で尻をくねらせると、確認の体を取った……拒否など一切想定しておらぬ、益荒男じみた言い聞かせ。あの方に命じられるように従順に、尻を浮かせてしまい……先程の金剛のように、下着を膝まで降ろされるばかりか、つま先から優しく抜き取られてしまう。あまりの羞恥に、顔を両手で覆ってしまうが……できる抵抗はそれぐらい。期待に潤う雌穴が、我に嘘を許さない。

 

「とても、綺麗だ……クリは少しちいさめかな? さすがの貞淑さだ……なんて愛らしい。陰毛ももちろん黒なんだね。ぺったり貼り付いているところを見ると……とても悦んでくれていたようだ」

 

「や、やめよぉ……我の雌穴を、品定めするなぁ……」

 

「私は事実を言っているだけだよ……三笠のここを私の長い舌で、ぺろぺろ♡ 犬みたいに舐めることができたなら、きっと幸せに違いない」

 

 じぃと見つめられる視線と、褒めそやす言葉。あまり自慰の機会が無い、貞淑な陰核と……あの方に長い間愛されず。今日ここまで見せることになるとは露とも思わずに、処理を怠っていた伸ばし放題の陰毛。拭き零した淫ら蜜に濡れるそこさえも、じっくりと吟味された後に褒めそやされる。そして告げられるは……その言葉に嘘はないと、示す淫らな誠実さ。

 

「よ、良いぞ……是非、楽しんでおくれ……」

 

「ありがとう……誠心誠意、楽しませて頂くよ♡ れろん……♡」

 

「んあっ……はぁ……んっ……あっ……そこぉ……たまらぬっ」

 

 ぺろぺろと、長い舌が優しく女陰を舐め回す。指の隙間から覗き見る、真剣な彼女のきりりとした顔。陰唇の周りを軽く、なぞるざらざらとした舌先。顔のいい雌に女陰を舐められることが、こんなにも我が身を狂わそうとは。つんつんと舌先で陰核をつつかれると、思わずくいくいと尻を浮かせて。さらなる愛撫をねだってしまう、貞淑からかけ離れた我が身が憎い。

 

「んちゅっ……♡ はむっ♡ れろ……ふふ、皮を剥くのはやめておこうか。きっと刺激が強すぎる……れろっ♡ はぁ、愛液ですらおいしいね……♡」

 

「はぅっ。あっ……そ、そうだ、優しくしておくれ……こ、こらっ! 味わうのはいけぬぅ……」

 

「何故だい? こんなに溢れさせているのに……しょうがない。優しく舐めるだけにしておこう」

 

「あっ……んんっ……」

 

 はむはむとくちびるに挟まれる陰核の快楽が、我を臆病にさせる。皮越しでもこんなに気持ち良いのに、もし剥かれてしまったら……思うと我が意を汲んでひと舐めする、おんな心を心得た女陰しゃぶり。しかしながら、蜜を賞味されるのは気恥ずかしすぎる……思わず制止を求めて青髪をくしゃりとやると、舌の動きがゆっくりと。その誠意がもどかしい……腰をへこつかせるも、優しすぎる舌は我を絶頂に導かず……ぐつぐつと淫欲だけが煮込まれていく。

 

「れろんっ♡ ちゅっ……♡ どうだい三笠? 悦んでくれているかな……」

 

「んぁぁ……や、優しすぎるぅ……もっとぉ……」

 

「おやおや……やはり嘘つきだね、三笠は……じゃあこいつで、悦ばせてあげよう」

 

「へあっ!? そ、それは……?」

 

 焦らすような舌先が、我が求めに応じ止まる。優しさを装った罠だと気づいたのは、舐めるのを止めて立ちあがった彼女の……ズボンを降ろしてそそり勃つ、その威容を見てしまったから。がくがくと腰が震える……それだけは、いかぬ。期待に濡れる雌穴が、怯えるようにひくひくと許し乞いをする。

 

「何って……ちんぽさ。夕張工房の新作でね……フッドの実用試験を経て、ようやく耐久性を獲得したこれならば……きっと貴女を悦ばせることが叶うだろう」

 

「そ、それはっ! それだけはぁっ……あっ。んむっ……れろっ……」

 

 拒否する言葉は、どんと顔の横に突かれた手と……貪るようなくちづけに封じられた。口内を再度舐め回す舌が、我の脳髄をトロつかせる。こちらを見下ろす切れ長の瞳が……軍神と讃えられるこの身が、ただの雌だということを思い出させて。閉じようとした脚も、細い指に欲しがり雌穴がぐちゅぐちゅと言い聞かされて……開いたままの、据え膳状態。

 

「んっ……三笠。良いね?」

 

「は、い……♡」

 

 そして告げられるは、今からお前を貪り食うという……怜悧な美貌の裏側に潜む獣欲を剥き出しにした、宣戦布告。顔が良い上に……とんとんと腹の上から子宮を小突く、あの方の物を思い出させる逞しい男根。重桜のKAN-SENは、良妻賢母なのだ……お強い雄様に、よわっちい雌が逆らうわけにはいかぬ。飾り立てぬ従順な返事を返し、食べて頂く瞬間を待つ。

 

「いい子だ……かわいいよ、三笠。ああ、良い具合の蕩けまんこだ……毎日味わいたいな」

 

「あっ……♡ あうぅ……♡ もっと、奥までぇ……♡」

 

「ははっ、欲張りさんなところもかわいいね……Gスポットは要練習かな? こんなに気持ちいいのに、放っておかれるとは……指揮官も、罪な男だ」

 

 ゆっくりゆっくりと、我が艦体に沈みゆく肉棒の悦楽。求めていた物がようやく得られた充足感……だが浅いところを往復する、あまりに優しい腰遣い。もっともっと欲しくなってしまう。あの夜の快楽をもういちど。獣のように腰を振りたくり、我が身から無理やり嬌声を搾り出す……あの方の逞しさが、恋しすぎる。

 

「ふあっ……♡ 胸もぉ、触っておくれぇ……♡ あぅっ♡ あっ♡ ああっ……♡」

 

「ぬっ……! み、三笠はとんでもない物を隠し持っていたね……まんこがちんぽに食いついてくる。これは私も、長くは持たないな……」

 

 愛される悦びが、我に褥(しとね)の作法を思い出させる。乳肉をぎゅうと握られたならば、雌穴をきつく締め付ける。たった一夜の間に仕込まれた、良妻作法。ずぼずぼと我が雌の穴をほじくりまわす、男根様をもてなさねば。ずぬり、ずぬりと往復する竿に、欠けた物が埋まる感覚を得る。びくびくと膣道で震えるさまは、我が身で気持ちよくなって頂いている証左。

 

「あっ……♡ あぁっ♡ 達するっ♡ 達してしまうぅ……♡ 我が身に逞しいお射精を、注ぎ込んでおくれぇっ♡」

 

「愛されたがりの欲しがりまんこに、たらふく注ぎ込んでやるとも……! 一緒にイこう、三笠……! 射精(で)るッ……!」

 

「あっ♡ あっあっあっ……♡ たくさん、出ておるぅ……♡ ちゅっ♡ んはぁっ♡」

 

 びゅくびゅくと注ぎ込まれる子種汁。偽物だとわかっていながらも、長きに渡って満たされなかった子宮がごくごくと……嬉しがって飲み干してしまう。だってこんなにも心地よい。無意識に彼女に絡ませた脚が、びくびくと震えるほどに……やっと得られた法悦の味。おんなとして満たされた悦びに、快楽に歪んだ美麗顔に感謝のくちづけ。愛されるとは……こんなにも心地よい。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「申し訳ありませんッ! 三笠大先輩……!」

 

「姉がとんだご迷惑を……よもや大先輩に背負われて帰ってくるとは……」

 

「金剛姉さんには私たちから、良く言い聞かせておきますのでどうかご容赦を……」

 

「金剛はまったく……そんなに飲みたかったのなら、私たちが一緒に行ってあげたのに。もう大先輩に迷惑を掛けるんじゃないぞ?」

 

「い、いや良いのだ……そこまで怒ってやらなくても、我は別に怒っておらぬから……」

 

 ……非常に気まずい。夕日に照らされた縁側で、色とりどりの髪色が一斉に下がる姿……罪悪感が刺激されすぎて辛い。四姉妹揃っての土下座謝罪に、まさか我も楽しみまくったとはとても言い出せぬ。あの後我を取り戻し、ビロクシに礼を言って金剛を引き取ったは良いが……完全に正気を失うほどに、愛し尽くされていた。慌てて身なりを整えさせたは良いが、とても一人では歩ける状態ではなく……致し方なく、背負って帰ってきたのだ。

 

「では私たちは失礼致します……歩き方がおかしいですよ? しゃんと歩いてください」

 

「ご、ごめんなさい……腰が、抜けてしまっておりますの……んっ……♡」

 

「変な匂いまでするわね……何か嗅ぎなれたような? 金剛姉さん、一体どこに行ってたの? 優雅さが台無しじゃない」

 

「どうせまた、三笠大先輩を振り回したんだろう? 優しい方だからって、いくらなんでも甘えすぎだよ」

 

「申し訳ないが、ちゃんと世話をしてやっておくれ……さて。んっ♡」

 

 よろよろと榛名に支えられ、歩む金剛の足取りは覚束ない。それもそうだろう。我とて、少しばかり危うかったのだから……立ち上がり、四姉妹が去ったことを確認して襖(ふすま)を閉める。軽く身をゆすると……ちゃぷちゃぷと胎内で揺れる、偽物ながらも愛された証。この淫らに過ぎる土産を、よほどに注がれたのだろう。我と同じように前貼りで、零れぬよう処置されて……彼女の細い腹が、ぽっこりと膨れていたのだから。

 

「三笠様~! お夕飯の時間だよっ! ……どうしたの?」

 

「陸奥! 三笠様のお部屋に入る時は、ちゃんと声を掛けるようにと……三笠様。どこか具合が?」

 

「い、いや……何でもないのだ」

 

 前貼りを剥そうとした瞬間に、ぴしゃんと襖が開かれて……ぴょっこり現れた明るい笑顔。さらに続く心配そうな顔に、なんとか座り込んだまま返事を返す。……腰が抜けた。危うく重桜の未来を背負う、幼き戦艦姉妹の眼前で……白濁を畳に、盛大に噴き零すところであった。我、反省である。襖につっかえ棒の一つでも噛ませておくべきであった。

 

 ◇◇◇◇◇

 

4 堕ち始める快感

 

「むぅ……しかし参った……」

 

「み、三笠様……なんとお労しい……」

 

 昼下がりに、茶を啜り……鏡を見ると、深く濃い隈が。……あの後夕餉を頂いてから、こっそり前貼りを剥がしてから湯を楽しんで床に入り。久方振りによく眠れたはいいが……起きた時に我が身を襲った、壮絶なる後悔と来たら。明らかに飲みすぎであるし……酒に酔っていたとは言え、あまりの醜態。あの方以外に、この身を許すとは。ビロクシはあの方では無いのだ……思いつつも、あの快楽が脳裏から離れぬ。

 

「……長門。たまには一人で床に就きたいのだが」

 

「あの……三笠様。恐れながら……陸奥が泣いてしまいます」

 

「むぅ……」

 

 そして、一度火の点いた艦体を慰めることも出来ぬ。どうにも我の添い寝が、陸奥はとてもお気に入りらしく……目の前で頭を下げる長門を、無碍(むげ)にもできず。相変わらず自慰など、出来る状況にない。厠(かわや)で済まそうにも……あのような快感を今一度得ようとすると、どうしても薄い壁では不安が残る。ずぶりと雌穴に沈みこんだ、男根の快楽……張り型で得ようとすれば、何度往復させればよいか見当もつかぬ。

 

「そういえば最近、金剛の姿を見ておらん気が」

 

「三笠様のお手を煩わせたことを、深く後悔しておるらしく……自室から出る時は、必ず妹のうち誰かが同伴しておるようです。合わせる顔が無いと、比叡が」

 

「本人ではなく?」

 

「ええ、比叡が」

 

 ひえー、である。……重桜のKAN-SENの鑑たる、微笑みを絶やさぬ彼女であるが。柔らかい物腰とは裏腹に、怒るととても恐ろしい。喧嘩をしようとした、榛名と霧島を気迫だけで黙らせるほどである。金剛が好き勝手に出歩けるのは、彼女の怒りが収まってからであろう。比叡ちゃんならば、布団に潜り込んできた時にでも……おなかをぽんぽんしてやれば、ご機嫌になるのだが。我、敬われ過ぎて辛い。

 

「ままならんものよな……」

 

「み、三笠様……ご尊顔に、憂いしか見当たりませぬ」

 

 惜しい、欲求不満である……しかし困った。なんだかんだ金剛が無理やり引っ張ってくれていたので、曲りなりにも言い訳を出来ていたのだが……我一人で訪れるとなると、話は変わる。我にも、立場という物があるのだ……一人でキャバレー通いに興じているのが露見したならば、間違いなく乱心を疑われるだろう。重桜に深く根付く我への敬意が……今だけは、歯がゆく感ずる。

 

「全くもう、赤城……先輩と来たら。あんなに言うことないじゃないの……」

 

「おや……何か悩み事がありそうな顔をしておるな?」

 

 そしてとぼとぼと現れた、後ろで括ったしっぽのような茶髪を揺らし……暗い顔をした彼女。これは絶好の機会と言えるだろう……後輩の悩みを聞くのも、先達としての重要な役割。他意は無い……無いったら無いのだ。決して彼女の悩みにつけこんで、キャバレー通いのダシにしようとしているわけではない。自らに言い訳しつつ、いざ悩み相談と参らん。

 

「三笠大先輩! ……実は、また赤城先輩と口論になってしまい……」

 

「ほうほう? 何があったのだ? 我に須(すべか)らく打ち明けるとよい」

 

「そんな……明らかに私より心労深そうなお顔をしておられるのに、私の悩みを自分のことのように……! 一生ついていかせてください!」

 

 彼女の嫌う七面鳥撃ちの如く、自らの欺瞞(ぎまん)を一撃で撃ち抜かれる。その通り、まったくもって自分のことである……きらきらとした瞳が、眩しすぎて痛い。重桜の中でも我への畏敬の念が強い、瑞鶴に声を掛けたのは失敗だったかもしれぬ……我が身の後悔をよそに、彼女は訥々(とつとつ)と話し出した。

 

「実は……翔鶴姉を、馬鹿にされたんです」

 

「なんと……赤城がまだそのようなことを? あの方のなさったことを無為にする行い……到底看過できぬ」

 

 義憤に駆られる。よもや……赤城がまだ懲りておらぬとは。あの方の尽力により、重桜は再度一つとなった。八紘一宇(はっこういちう)……あの方を核心とし、この母港という名のセカイの縮図は一つとなったのだ。重桜もその一部である。同勢力の中ですらあの方の理想を体現できぬとは、かわいい後輩とは言えどこの三笠……容赦はせぬ。おしりをぺんぺんしてくれようぞ。

 

「翔鶴姉が……戦闘狂の加賀先輩より色気が無いって! 指揮官にいっぱい愛してもらってるのは、一航戦の方だって言ったんです! 許せません!」

 

「お主、我を馬鹿にしてる?」

 

 許せぬ……なんという後輩か。我はあの方に負担を掛けぬよう、あの方の寝所を訪ねるのを自重しているというのに。寂しい艦体を持て余しているところを金剛につけこみ曳航され、あのような気持ちの良い男前KAN-SENに……! 優しく誠実かつ淫らに愛されてしまい、夜も眠れぬほどに熟れた熱情を持て余しているというのに。おしりをばしんばしんしてくれようぞ。

 

「ち、違います! 大先輩を馬鹿になんて……! 確かに加賀先輩、最近とっても色っぽくなって……ふとした仕草にどきりとさせられますが。翔鶴姉の方が絶対かわいいのに! このままでは指揮官を取られちゃいます! 落ち込んだ翔鶴姉なんて見たくない!」

 

「そ、そうか……」

 

 ……ただの姉狂いであった。一般的な、姉が過保護となる姉妹関係と違い、この鶴姉妹……妹が姉を好きすぎる。いや姉の方も、妹を大事にしているとは思うのだが……熱に浮かされたような瞳と、自らのくちびるを舐める姿。恐らく姉の横笛を舐めた感触を、思い出しているのだろう……五航戦の誇りはどこへ行ったというのか。翔鶴に笛がぬめぬめしていると、相談を受けた我の身にもなって欲しい。

 

「絶対、何かからくりがあるに違いありません……! そりゃあ赤城先輩みたいに、魚雷じみた勢いで指揮官に迫ったりはしていないとは言え……加賀先輩も指揮官を相当好きですけども! でも色気より航空戦! それが加賀先輩だったはずです!」

 

「お主、先輩への敬意とか知ってる?」

 

 そりゃあ加賀が戦狂いであるのは、周知の事実であるが……普通にあの方への思慕の方が重いに決まっておるだろう。思い込みの激しい者は嫌いという彼女であるが……普通に本人も思い込みが激しい。きっと、同族嫌悪というやつであろう……呆れた後輩である。ん? 加賀……? 思い出すは、キャバレーにおいて勤務に精励していた、一人のホステス。

 

「三笠大先輩! 私は、悔しいんです……! 大きくて柔らかい翔鶴姉より、加賀先輩の方が大きくなったっていう噂も! 何かズルをしているに違いありません!」

 

「我に心当たりがある」

 

「本当ですか!? さすが、三笠大先輩……! あ、あの……?」

 

「さぁさぁいざ勇往邁進。お主の悩みを一挙に解決してくれよう……安心するがいい。辛さなどみじんもありはせぬ……むしろとても心地よい」

 

 したり顔で告げ、がしりと着物の袖を掴む。こやつらの服は、ひらひらとしていてとても掴みやすい……そして我が身は戦艦。数世代離れていようと、空母に力負けするわけも無し。戸惑う彼女をひっ捕まえて、いざ我らの悩みを一石二鳥してくれよう。瑞鶴だけに……今我、うまいこと言ったな。調子が上がってきた。鼻歌も漏れるというものである。

 

「あのっ! 大先輩!? 力つよっ……! 目の下ドス黒いのに、この馬力……! やっぱりついて行くしかない!」

 

「ふんふーん♪」

 

「あっ、三笠様~! 良かった、とっても元気そう! いってらっしゃーい!」

 

 そして何事か呟いたかと思うと、声の調子を上ずらせて自分で歩き始める罠に掛かった鶴。なんと出来た後輩か……ドハマりさせてくれよう。金剛のように、我のように。気分よく歩む我の背に、かかる幼き見送りの声が心地よい。お土産を購入しておかねば……甘い茶菓子などが良いだろうか。ありばい作りとは、いつも重要な物なのである。思いつつ、一路キャバレーへ向かわん。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「あ、あの……三笠大先輩? ここって、新しく出来たっていう慰安施設……キャバレーって、看板に書いてありましたけど。トラウマ直撃だと思うんですが、どうしてここに?」

 

「ここにお主の求めていた答えがある。……我のことは気にせんでよろしい」

 

「そ、そんな……! 自らの忌まわしき黒歴史すら、私のために飲み込んでいただけるなんて! 大先輩は、やっぱり格が違う……!」

 

「「「「いらっしゃいませお嬢様!」」」」

 

 我を尊敬しすぎている故に、彼女は我がカンレキにも詳しいのだろう……しかしながら、もはや我が身はそれを克服しておる。心配せぬように告げると、さらに彼女の瞳が煌めきを増す。……後輩の中で、我の株が爆上がりしっぱなし。さすがに罪悪感を覚え始めたところで、歓迎の声は高らかに。見知った蒼髪が、柔らかに微笑む。

 

「おや、三笠……飽きられてしまったかと思ったよ。おっと、いけない……いらっしゃいませ、お嬢様がた。ご指名は?」

 

「お主で。相棒は、適当で良い」

 

「三笠大先輩、手慣れてる……! 判断に迷いが無い!」

 

 そこまで慣れてはおらぬ、たったの三回目である……一見さんではないとは言え、我ながら迅速果断。だってしょうがないではないか。とても男前であるし……誠実な所も点数が高い。他の者にも興味が無いといえば嘘になるが、金剛のように淫らに喘がされる危険性は捨てきれぬ。ここは、誠実で守秘義務を確実に守り男前なビロクシ一択……!

 

「ふふ、ありがとう三笠……あいにく今日はウィチタは別に指名が入ってね? ベローナ、お願いしていいかな?」

 

「おや、また重桜……? あ(・)の(・)姉(・)妹(・)といい、最近多いですね? 本日はお楽しみください、お嬢様がた」

 

 肩に掛けた外套(マント)をひるがえし、一礼する灰髪。本日の瑞鶴のお相手は、どうやらユニオンではなくロイヤルのようだ……宝塚の歌劇のような振る舞いは、その気のある者には堪らぬだろう……女王に忠誠を誓う騎士が、顔を上げるとにこやかに微笑む。……金髪であれば、少々迷っていたところ。共に訪れてくれていた金剛の髪色が、今は少々懐かしい。

 

「ビロクシにベローナ……グレイゴーストも居るのかしら……」

 

「ああ、エンタープライズかい? 居るとも……ホステスとしてだがね。研修中だから、まだお嬢様がたについてもらうわけにはいかないんだ」

 

「研修……?」

 

「おんなとしての、自覚を持つのですよ……ホストになれるのは、一握りです。さぁどうぞ、まずは乾杯といきましょう」

 

 きょろきょろと、薄暗い店内を見渡そうとする瑞鶴であるが……空母ゆえ、夜戦の心得はない。諦めたように腰を降ろすと、大人しくグラスをかちんと鳴らす。ごくりと喉を潤すと、細い手がふとももの上に。撫でまわす指先が心地よい……夜闇の訪れが待ち遠しく、くすぶった淫欲がどろりと熱を持つ。

 

「瑞鶴。まずは楽しむとよい……実は加賀も、ここでおんなを磨いておってな」

 

「加賀先輩が……!? ちょ、ちょっとベローナ。いきなり手を握らないで頂戴」

 

「おや、ユニオンの皆様と仲が良いと聞き及んでおりましたが……さすがは重桜のKAN-SEN。身持ちが固いのですね?」

 

「三笠も最初はそうだったね……このように触れさせて頂くまで、少々時間を要したよ」

 

 さわさわと我の素肌を撫ぜる指を見て、瑞鶴も覚悟を決めたような表情。大人しく手を撫でられるさまは、警戒心をあらわにしている……重桜らしい貞淑さに、ちくりと胸が痛むが……我は心地よさを得たい。あの快感が忘れ得ぬのだ……ここは、金剛のように規範を示すべきだろう。微笑むビロクシの指を、そっと胸元に導く。

 

「重桜の一員として、素晴らしい心がけであるが……同じKAN-SEN同士、少しばかり羽目を外すのも悪くはないぞ……これ、このように……んっ」

 

「おや? ……そうだとも。三笠のように、広い心持ちを持って欲しい。それでこそこの施設を建造した、指揮官の意に沿うというものだ……」

 

 我が意に従い乳肉に指先を沈ませると、碧眼が驚いたように瞬き……満足げに微笑む顔に、頬がかぁっと熱くなる。夜闇の到来を待ちきれぬのだ、我は……ぬくもりを少しでも感じたかった。厚い布地も邪魔に感じ、すぐさま上着をホステスへと預ける。ああ、このぬくもりが恋しかったのだ……

 

「み、三笠大先輩……やっぱり度量が広い……指揮官以外に、胸を触らせるなんて! これが、私たちに足りない物……!」

 

「そ、そうとも……このようなことなど、なんでも有りはせぬ……」

 

「おっとすまない……三笠の心の広さに、ついつい甘えてしまった……許して頂けないだろうか」

 

「んっ……はぁっ。瑞鶴、無理はせんで良いからな……?」

 

 丁寧な手つきが、揉み解す乳肉。サラシを巻いていたことを、今さらながらに後悔する。これがなくば、もっと楽しめたろうに……ふと気がついて、同行者を見る。ベローナの指先がふとももを撫ぜるのにも構わず、食い入るような目がこちらを見て。注がれる視線が熱い……尊敬する我が、乳をされるがままにさすられる姿。彼女にはいささかに、刺激が強いようだ。

 

「い、いえ……大先輩に規範を示して頂いたのです。私も、我慢します……!」

 

「大丈夫ですよ、初回ですから……最初は緊張をほぐす程度に、楽しんで頂ければ幸いです」

 

「そうそう。三笠も最初は重桜のKAN-SENらしく、肩肘を張っていたからね……今だって、サラシ越しに胸を撫でさせて頂くのがやっとさ。ただ………許されるならば、またグラスとなっても?」

 

「う、うむ……もっと強くしても、良いのだぞ……? んっ。ごくっ……」

 

「あわ、あわわ……あわわわわ……」

 

 そして、視界が闇に包まれる。瑞鶴は初めてだから、最初は我慢しておかねばならぬ。闇に乗じて、触ってもらえばよい……そう思っていた我の期待をよそに、ただ乳肉を揉まれるだけ。シャツとサラシ越しの、不十分な快楽がもどかしい。もっと触ってもらいたいと、口に出すことも許されぬ。酒精を喉に注ぐくちびるだけが、我が身を少しだけ満足させる。

 

「ふふ、こんなところを触らせてもらえるなんて、私はなんて幸福なんだ……瑞鶴は初めてだから、あまり楽しんでもらいすぎるとまずいね……? お酒を楽しんでもらうのに、留めようか」

 

「む……そ、そうだな……」

 

「大先輩……? もしや具合の程が、よろしくないのでしょうか……すみません、無理をさせてしまい」

 

「目元の隈も濃かったですから……私がマッサージなどを、ご教授致しましょうか? ここのツボなどが、安眠に効果がありますよ」

 

「きゃっ? そ、そこはちょっと……場所がきわどくないかしら……暗いからって、位置を間違えていない?」

 

 きゅっきゅと細い指先が我が身に与える乳悦は、確かに心地よいが……ビロクシの指先は、両の手が布二枚に包まれた我が胸に。そのままに、闇の時間が過ぎていく……がばりと開いた股の間。雌芯はとろとろと蜜を零すのに、そこには触ってもらえぬまま。心配そうな瑞鶴の声に、判断の正しさを悟るが……だが、我が身は。

 

「いえいえ、ここで合っていますよ……おんな同士ですし、ここぐらいは普通ですよ」

 

「んっ……そ、そうかしら……でも大先輩のここを触るなんて、恐れ多いわ」

 

「今日は、ここまでだよ……次はもっと、かわいらしい装いを魅せておくれ? 次こそは貴女を満足させてみせよう……んっ」

 

「んっ……」 

 

 瑞鶴の戸惑った声。ベローナが気を反らすのも、限界があると……そう告げるように、乳肉愛撫が終わってしまう。そして耳元に囁かれるのは……足りぬと。次はもっと触りやすい恰好で来いと、言外に告げられて。そして夜闇が払われて、昂り尽くした身体がぼうぼうと燃えて。不思議そうにこちらを見る、鶴の視線が恨めしい……今日こそは安眠できると、そう思ったのに。

 

「さて、指名が入ってしまった……でも三笠には、満足して頂けなかったようだ。次の来店を待ちにしておりますよ、お嬢様がた」

 

「そ、そのような……意地の悪いことを、言わないでおくれぇ……」

 

「大先輩、今日のところはお暇致しましょう……正直良さはわかりませんでしたが、まだ初回ですし……次も誘っていただければ、お供致します」

 

 ぐいぐいと、顔をしかめた瑞鶴に腕を引かれる……ここで粘ってはならぬという判断は、確かに正しい……彼女の身持ちの固さを、甘く見ていた。ベローナの指先を、受け入れられなかったのは……我が身と違い、あの方の愛に満たされているから。じゅくじゅくと疼きを増した雌芯を抱えながら、帰路に着き……出迎えた陸奥が、びくりと震える。

 

「三笠様……お顔が怖いよ? どうしたの?」

 

「いや、気にしないでおくれ……さぁ、夕餉としようぞ」

 

「う、うん……長門姉~! 三笠様が帰ってきたよー!」

 

「お帰りなさいませ、三笠様……さぁ、皆が待っております」

 

 上の空で食べた夕餉の味が、思い出せぬ……がさごそと箪笥(たんす)を漁る。樟脳(しょうのう)の香りに包まれたそれが我が身に与えるのは、あの方との愛しい思い出と……ぐつぐつと我が身を焦がす、快楽が身を焼く予感。袖を通す明日を待ち遠しく思いながら、床に就く。とたんにそろそろと障子が開き、布団に潜り込むちいさな愛すべき者。

 

「三笠様、一緒に寝ていい……?」

 

「良いとも。長門も入ってくるといい……我の腕の中で、安らぎを得ておくれ」

 

 いつもの元気が無い姿に、少しばかりの後悔を得る。手招きするとぱぁっと輝く顔に、思い出す。そういえば、土産を買うのを忘れていた……甘い物を好むのは、彼女たちが幼き故。重桜の代表として、重責を背負う彼女らを、蔑ろにするわけにはいかぬ。我はちゃんと笑みを作れているだろうか……思いつつも、天井の染みを数える。すぅすぅと寝息を立てる彼女たちのぬくもりが、今夜ばかりは……ほんの少しだけ、煩わしかった。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「あ、あの……三笠大先輩。昨日は申し訳ありませんでした。せっかく誘って頂いたのに」

 

「いや、良いとも……む? 顔が赤いようだが」

 

「なんだか身体が熱くて……昨日のマッサージが効いたのかもしれません」

 

 もじもじと、いつもの凛々しさが見受けられぬ。上気した顔に、確信を得る……恐らく、酒に何か入っているのだ。おんなを昂らせる何かが。そう思えば、あの日我が……あんなにも乱れたのにも、得心が行く。だが……怒りなど、抱く余地などありはせぬ。むしろ、都合が良い……身を包む薄い布地が心地よい。

 

「そうか、では……ボクと共に、参ろうぞ。今日こそは、お主も満足できるはずだ」

 

「三笠大先輩のそれ、久しぶりに拝見しました……はい、お供致します」

 

 歩む我が身を包む、大正浪漫に胸を弾ませる。この衣装を着ると、若返ったようで……お預けされた雌芯が、さらなる疼きを与えてくる。桜都の風……涼風の如き装束が我に与えるのは学生気分ではなく。ただひたすらにこの身のおんなを満たされたいという……淫らなる期待の風。

 

「「「「いらっしゃいませお嬢様!」」」」

 

「いらっしゃいませ。おや……凛々しい三笠が、かわいらしく。似合っているよ、お嬢様」

 

「いらっしゃいませ。瑞鶴も、昨日はすいません……今日はちゃんと、喜んで頂けるよう微力を尽くします」

 

「よろしく、頼む……んっ♡」

 

「う、うん。加賀先輩の秘密、今日こそ暴いてみせるんだから」

 

 にこやかな挨拶に、期待を高める。誘われるままに席に着くと、乳を軽く触られて……沈み込む指先の感触に、蒼髪の下でにんまりと笑う瞳。気づいたのだろう……我が身を包む装束が変わっただけではなく。我がシャツどころか、サラシすらも巻いていないことを。ぐにゅぐにゅと揉み込まれて、熱い吐息を零してしまう。

 

「素晴らしい……ここまでサービスしてもらえるとは。これは誠心誠意もてなさねば」

 

「ふくっ……♡ んんっ♡ こ、これぇ……♡ たまらぬ……♡」

 

「こ、こらベローナ……そこはもっと駄目でしょう? そこには布が無いんだから……んっ」

 

「でも三笠も、揉まれることに抵抗はないようですよ? 大丈夫ですよ……これぐらいは、普通です」

 

 見本を見せるように我の乳肉が、細い指にて歪むさま。それを見て剥き出しの北半球をさわさわと撫でられる、瑞鶴が苦情を呑み込んで。大人しくなった彼女の長い谷間を、そっと撫でまわす手のひら。眉根を寄せるその姿に、少しばかりの申し訳なさ。だが……やっと得られた快楽は、手放せぬ。スカートの奥がとろとろと蜜を零す。

 

「うーん、ここも大丈夫かな……どうかな。三笠」

 

「こ、これ……♡ そこはぁっ……♡ ふぅーっ♡ ふぅぅ~っ♡ んむっ♡」

 

「う、うぅ……大先輩が我慢しているんだもの。私だって……さ、さぁ。どっからでも掛かってきなさい! んっ……」

 

「ふふ、勝負ごとが好みだというのは本当なのですね……おちちがこんなにも柔らかいのに、肩肘を張り過ぎですよ?」

 

 さらにはさわさわと、円を描くように指が動く。乳輪を爪先でなぞられると、欲しがりな乳頭がむくむくと膨らみ始める……さすがに明るいうちに、これはいかぬ。桃色が、金剛のように浮いてしまう……息を必死に堪えながら制止を試みるも……くちびるを塞がれて、酒を流し込まれると何も言えぬ。

 

「んっ……さぁ三笠。貴女の武勇伝が聞きたいな……途中で喉が渇くかもしれないから、適時グラスから注がせて頂くよ……構わないね?」

 

「う、うむ……そ、それでは我の代名詞たる、T字戦法の話でも……んむっ♡ あ、あの時我に乗っていたのは……はうっ♡ ん~っ♡」

 

「三笠大先輩の武勇伝……! 私、気になります! んっ……ちょ、ちょっと。大先輩のお話に集中できないじゃない!」

 

「おや、申し訳ありません……どうやら三笠は、喉の調子がよろしくないご様子……休み休み話されるようですので、退屈しないようにと」

 

 そして電気がふつと消え、待ち望んでいた闇の時間。我が身の栄光を語ることを求められ、言葉を紡ぎ始めると……薄い布地のジッパーがじぃと降ろされて、丸出しにされた欲しがりな乳の先端。爪先が掠める快感が、我が凛然たる声を弱き雌へと貶める。

 

「わ、我はぁっ……♡ んっ……♡ その時、ん、むぅ……♡」

 

「……大先輩がザルだからって、ちょっと飲ませすぎじゃないかしら……んっ……こ、こらっ。下はさすがに……」

 

 誇りに満ちた思い出を淫欲に染める、悪戯に抗し得ぬ我の声は……後輩に聞かせるには、艶めき過ぎていて。優しくくちびるを塞がれて、うっとりと瞳を細ませる。びんっ、びんっと弾かれて、腰をがくがくと震えさせて……この身がもはや、栄光を語れぬことを悟る。

 

「はっ……♡ はぁぁ……♡ んっ……♡ す、すまぬ……♡ 武勇伝は、ここまでだ……♡」

 

「ふふ……ありがとう、三笠……次はもっと、悦ばせてみせよう」

 

「よろしく、頼む……♡」

 

「もうっ……! 触り方がねちっこいのよ! いい加減にして頂戴!」

 

「あら、申し訳ありません……今日は、ここまでのようですね?」

 

 そして……少しだけもらえた、乳悦の名残。それだけを抱えて、我らは帰路についた……ふとももを垂れ落ちる、期待の雫が熱い。……しっかりと我が腕にしがみつく、瑞鶴に……無理をさせてはならぬ。わかっているのだが。だが……今日は少しだけ、よく眠れそうだ。

 

「三笠様ぁ……えへへ、おっぱいやわらかぃ……」

 

「んっ……♡ こ、これ陸奥……」

 

「も、申し訳ありませぬ三笠様……」

 

 ……幼きくちびるにちゅうちゅうと吸い付かれる、乳肉が熱い。このようなことは、今までなかったのだが……だが、心地よい。寝ぼけまなこの甘えん坊に、好きにさせながら。我はそっと目を閉じた……あっ。いかん、乳首はちょっと……しゅんごいとっても気持ちいい。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ふふ、三笠……だいぶ大きくなってきたんじゃないかい? 羨ましい……やはり、君はいいおんなだ」

 

「お、お主が毎回揉むからぁ……♡」

 

「そうだね、私の責任だ……ちゃんと悦ばせるから、安心してもっと魅力的になって欲しい」

 

「ふ、ふくっ……♡ んぁぁ……♡」

 

 たぷたぷと布地越しに掬い上げる、優しい手。そこに収められた我が乳肉は……以前より少しばかり、膨らみを増して。くりくりと上に方向を変えられる、欲しがりすぎている乳勃起。毎日乳ばかりいぢめられれば、それは大きくもなる。責任を問うと誠実な返答……ならば良い。もっといぢめて欲しい。

 

「だ、大先輩……今日も武勇伝を、お願いいたします! んっ……」

 

「ふふ、瑞鶴もだいぶ慣れてくださったようで……乳が重いおんなは、好きですよ? 三笠に追いつかれぬよう、頑張りましょうね?」

 

「こ、こらっ。そこは駄目だって言ったでしょ!?」

 

 肩に手を回され、揉み回される長い乳肉。ベローナの言葉通り、瑞鶴も少しばかり……瞳が少し、潤い始めている。ソファーに置いた尻の下、太い腿がもじもじと揺れて。ベローナの指先が先端に触れようとすると、ばしりとその手を叩き落とす。……まだ少しばかり、時間が必要なようだ。だが……我はもう、我慢がきかぬ。

 

「び、ビロクシぃ……♡」

 

「おや? 三笠……もしかして、まだ足りないのかな。眼の隈もだいぶ薄くなったが……だが、ベローナ?」

 

「ふふ、ビロクシ。頃合いです……そろそろいいですよ?」

 

「……よし。秘め事の時間になれば、たっぷりとマッサージをしてあげよう」

 

 軽くおさげ髪を傾かせると、何事かをベローナに確認する彼女。むぎむぎゅと乳を揉み回されながら、彼女の反応を待つと……瑞鶴にすげなく手を払われながらも、微笑み返すは灰髪の下の同色の……灰を被って燃え上がる瞬間を待つ、熾火(おきび)が如き……、おんなを喰らう狩人の瞳。だが、構わぬ。どうだっていい……捧げたくちびるの熱さに、理性が溶け崩れる。

 

「んちゅっ……♡」

 

「ふふ……さぁ、武勇伝を聞かせておくれ? 少し手が滑ってしまうかもしれないが……致し方あるまい。三笠のおちちが、あまりにも魅力的だからね……」

 

「あまり、三笠大先輩の邪魔をしないでね……? 独占できるなんて……んっ。貴重な、機会……あんっ。べ、ベローナ。ちょっと……」

 

「さぁ瑞鶴……大人しく聞かねばなりませんよ? 貴重なオハナシなのです……ちゃんと、三笠の武勇伝(はしたない雌の声)を聞きましょう」

 

「さ、さぁ……んっ♡ これより、語るは……ぁんっ♡ 古きぃ……♡ 時代……んのぉっ♡」

 

 そして世界が暗くなり。ついに待ち望んでいた時が来た。じぃとジッパーを開かれて、夜闇の中に放り出された触られたがりの我が乳肉。話そうとするたびに、かりかりと爪先が直接触れる乳首快楽に言葉が切れる。なんとか続けようとすると、きゅうと先端を摘まみ上げられて。我が武勇伝など語れる立場に無いと、言い聞かせるような乳いぢめ。

 

「ほら、三笠……頑張って? 後輩にちゃんと聞かせてあげないと、駄目じゃないか……応援してあげるから、ちゃんと淫声(こえ)を張り上げないと」

 

「はぁ……う、うぅ……♡ あ、あれはぁ……♡ 我が……あっ♡ あっあっ……♡ あ゛っ~~~~~~~~~ッ♡♡♡」

 

「ちょ、ちょっとビロクシ!? 何やってるのよ……! 絶対おかしいわ! 三笠大先輩が、その……指揮官に、愛されてるみたいな……」

 

 仕上げと言わんばかりに、不意打ちの……煮込まれた性感を搾り出すような乳首握り。背筋を走る激感に、つま先をぎゅうぎゅうと握りしめて……何も知らぬ後輩の前で味わう、初めての乳絶頂。優しいくちびるに塞いでもらえぬヨガり声は、闇の中に甲高く響いて。……瑞鶴の慌てる声が、遠く聞こえる。

 

「すまない……調子に乗り過ぎたようだね? 私は別室で三笠を介抱してくるから……ベローナ。瑞鶴をよ(・)ろ(・)し(・)く(・)頼(・)む(・)よ(・)」

 

「そうですね……ふふ、瑞鶴……三笠がなんであんな声を出したのか、興味がお有りでしょう?」

 

「な、何よ……私に何をする気? 言っておくけど、私の拳は痛いんだから……!」

 

「加賀が何故色っぽくなったのか、知りたかったんでしょう? 私に決(・)闘(・)で勝ったら、教えてあげますよ」

 

「加賀先輩……!? そ、そうよっ! それを知るために、大人しく撫でまわされてたんだから!」

 

 灯りが点く前に身なりを整えられ、優しく抱き上げられ。揺れる視界に映る……灰色の下でぎらつく瞳。獲物を逃がすわけにはいかぬと、語るその光はどこまでも残虐で……肩を抱かれて意気揚揚と。罠に掛かった鶴の声は、自らの末路など露知らず……少しばかりの罪悪感と、それを塗り潰すおんなの期待。我は……もう、後戻りはできぬ。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ふふ、三笠……ごめんね、少し意地悪だったかな?」

 

「ひ、ひどいことをしよる……♡ 後輩の前で、あのようなぁ……♡」

 

「大丈夫さ……どうやら彼女は君に、妄信じみた敬意を払っているようだから。まさか尊敬する大先輩が、武勇伝を語りながら……目の前で乳首アクメをキメさせられていたなんて、想像すらしないとも」

 

「う、うぅ……♡ んあっ♡ ふぁぁ……♡ あぅぅ♡」

 

「こんなに濡らして……うつくしい貴女に我慢させた私を、どうか許して欲しい……次はちゃんと、下も瑞鶴の前で触ってあげるからね? ほら、こんなふうに」

 

 寝台にぽすりと落とされて、心にもない苦情を申し立てるも……優しく告げるその言葉と、さらに優しいその指先。下着越しの雌穴を撫でられると、腰ががくがくと震えてしまう。待ち望んでいたそれの到来に、我のおんなが悦びすぎて……彼女が見せつけるように舐める、指に絡んだ淫蜜。さらに告げられるは……次はもっと大胆に。我が身を喘がせるという宣言。

 

「い、いかぬぅ……♡ 目の前で雌穴などほぢくり回されたらぁ……♡ さすがに鈍い瑞鶴とて……♡ さすがに、それはぁ……♡ んぁ゛っ♡」

 

「おや、また嘘をついたね三笠……かわいらしい装いをして、おちちも……こんなにいぢめやすくしておいてくれたのに。ふふ、かわいいよ」

 

 我が雌をとろとろと煮込む手に、口から思わず零れた虚飾。だが……我が身すらも信じぬそれで、彼女を騙せるわけがない。びんびんと勃起する乳の先端を布地ごとそっと摘ままれて、天井に向かい持ち上げられる。ぎゅぅぅ……♡ と引き伸ばされる快楽に、いやいやと首を振ることしか出来ぬ。

 

「そ、それはぁ……♡ お主が、ちゃんと触ってくれぬからぁ……♡ あっ♡ あうっ……♡ んはぁっ♡」

 

「すまない……確かにそれは、私の落ち度だ。だが次は大丈夫だよ? だから……今度はもっとかわいい下着を魅せておくれ。まぁ履いていなくても、私は一向にかまわないよ?」

 

「そ、そのようなっ♡ そのようなことをしてしまっては、絶対にいかぬっ♡ あ゛っ♡!? あ゛っ♡ いやっ♡ 駄目……♡ んきゅぅっ♡ あ゛っ~~~~♡♡♡」

 

 そのまま色気の薄い下着を引き下ろされてつんつんとつつく指先と、さらなる淫ら姿を望む言葉。瑞鶴の前でこうされては、とてもかなわぬ……断固拒否を告げる言葉も、陰核をつるんと剥かれてきゅうきゅうと摘ままれて。トドメに優しい雌穴ほぢり。浅い場所を掘り返されて、ぷしりと噴き出す雌汁。おとがいを反らして、絶頂声を狭い部屋に搾り出される。

 

「大丈夫だとも……何せ、ベローナが気に入ってしまったようだ。瑞鶴もかわいそうに……彼女はウィチタよりも優しくない」

 

「はぁーっ♡ はぁーっ……♡ ず、瑞鶴は……♡ 何をされてしまうのだぁ……♡」

 

 絶頂の余韻に喘ぐ、我の耳に入るは聞き捨てならぬ言葉。次は思うさま喘がせてやるという宣言は、確固たる信頼に裏打ちされて。我が身が引きずり込んだ鶴が、もう逃れられぬと知る。金剛のように、我のように。瑞鶴はきっと堕とされてしまう。おんなはこれに逆らえぬのだ……びたびたと腹を叩く、逞しき益荒男勃起に。

 

「まぁ、次の逢瀬を楽しみにしているといい……さぁ、お楽しみの時間だ。たっぷりと悦ばせてあげよう」

 

「あっ……♡ あ゛っ♡ これっ♡ これぇっ♡ あぅ……ああんっ♡♡♡」

 

 ずぬりと我が身を貫いて……どちゅりどちゅりと、規則的な腰振り。やっと得られた肉棒快楽に、喉を反らして雌吠えを上げる。これだ……これが欲しかったのだ。さらには腰を密着されて、むき出しにされた陰核が彼女の陰毛でごしごしと擦られる。雌穴ほぢりと陰核磨きを同時に行われてしまい、頭がばちばちと狂うほどの雌快楽。

 

「三笠ッ……! なんて締め付けだ……! こんな欲しがりまんこを抱えておきながら、よく我慢できていたものだ……やはり君は、素晴らしいおんなだ……うぅっ! 射精(で)るっ……!」

 

「んむっ~~~♡♡♡」

 

 眉根を寄せたしかめっつらが、とても愛おしくて。逞しい男根を生やした顔の良いおんなが、我が膣穴を楽しんでくれているのが見て取れる。そしてがくがくと腰を震わせると、注ぎ込まれるは熱すぎる奔流。子宮をびゅくびゅくと満たされて、我はたまらず……首根っこに抱きついて、そのくちびるを楽しんだ。ああ……もっと欲しい。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「……見知った天井である」

 

「あ、長門姉~! 三笠様が、目を覚ましたよー!」

 

「うむ、ありがとう陸奥……さて、三笠様。少しばかり、余の苦言を聞いて頂きたい」

 

「はい……」

 

 布団から身を起こすと、嬉しそうな陸奥の笑顔。……そして襖をぴしゃりと開けて仁王立ちする、第四代聯合艦隊旗艦にしてビッグセブン。ちんまい身体に宿した威圧感に、思わず身を固くする……ガチ説教の構えである。あまり覚えてはおらぬが、よほどに金剛な痴態を晒したに違いあるまい。

 

「三笠様……けして飲むなとは申しませぬ。ですが、ご自愛頂きたい。瑞鶴に抱えられた御身を見て、陸奥がどれほど心配したことか」

 

「す、すまぬ……」

 

「ですが、お顔の色もよろしくなったようでありますし……慰安施設とやらも、効果はあるように思えまする。必ず供の者を連れて向かわれるように……わかっているとは思いますが、重ねてお願い申し上げます」

 

「お、おう……相分かった」

 

 ……耳をぴこぴこと揺らしながら、深々と下がる頭。幼い彼女が我が身に払う敬意に、良心をぐさぐさと刺し抜かれる。まさかまさかの無罪放免。そればかりか、キャバレー通いを公認されてしまった……酒を飲めぬ彼女は、我がただ酔っ払って帰ってきただけだと勘違いしておるようだ。

 

「しかも三笠様は余の気のせいでなくば……さらにお美しくなられたように、思いまする。……よ、余もあの方にさらに……♡ ごくっ。次に訪ねる際は、是非とも余を伴って頂きたく」

 

「絶対だめ」

 

「うう、やはり酒はまだ早いと……? 幼き姿のこの身が、今ばかりは恨めしく思います」

 

 断固拒否。どこの世界に自らの陣営の代表……しかも年端もいかぬ姿をした彼女を、淫らな場所に放り込む者がおろうか。あれは大人のお楽しみである……彼女の交渉術はまだ未熟。我に有利な条件だけを着けてしまい、目的を達せぬことにしょんぼりする頭を撫でてやる。

 

「良いか、長門。お主は重桜の代表として、あの方の寵愛をただその身に受けておれば良い…いやほんと。絶対そっちの方が良いから」

 

「うう、あの方の持ち物は余にはちと大きすぎて……毎度股が裂けるかと。早く三笠様のように、余裕綽々に褥(しとね)で悦ばせて差し上げたいのに」

 

「……今度連れていくか……これはわからせが必要では?」

 

「三笠様?」

 

「な、なんでもないぞ……独り言である。んっ……♡」

 

 なんとか正気を取り戻す。こちらが疼く雌穴を慰める方法を、ようやく見つけたというのに……あの方に、正しく愛されている幼き艦体。それが口を尖らせるさまに、燃えるような激情を得る。わかっている……嫉妬など、するべきでない。それは誇りある、重桜のKAN-SENの行いではない……

 

「……三笠様? 顔が赤うございます……もしや、まだ具合のほどがよろしくないのでは?」

 

「なんでもない、ぞ……♡」

 

 だから、腰を軽くゆすって。愛されたがりの子宮の中にでたぷたぷと揺れるそれ。その感触に、そっと我は満足した。代替行為でも良いのだ……我はそれで、幸せなのだから。ああ、次に訪れるのが待ち遠しい……今宵は良い夢が見れそうだ。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「み、三笠大先輩……あの、キャバレーなどいかがでしょうか……」

 

「おや、瑞鶴から誘われるとは……珍しいこともあるもの、だ……? どうしたのそれ」

 

 そういえば、瑞鶴に礼を言うのを忘れておった……思いつつ啜っていた茶を置き、顔を上げると……上気した、そのかんばせに目を奪われて。続いて彼女の装いを見ると、さらなる驚きに目を瞠(みは)る。金剛型の末妹の如き……艶めかしい脚を剥き出しにする、忍び装束に狐面。

 

「そ、その……ベローナに、次はこれを着てくるようにと……」

 

「そ、そうか……では参るか。……む? 何か羽虫のような音が……?」

 

「……♡ き、気のせいですぅ……♡」

 

 どこか覚束ない足取りの彼女と連れ立ち、うきうきと楽しい場所に向かう。……そういえば、先日のビロクシの言葉。瑞鶴は、一体どうされてしまったのであろうか……我は重桜の敷地を離れても、耳を離れぬぶんぶんと唸る音に首を傾げつつ。キャバレーに向かい、スカートを翻した。

 

「「「いらっしゃいませ、お嬢様!」」」

 

「いらっしゃい、三笠……おや、瑞鶴。脚がとてもセクシーだね……ベローナの見立ては、やはり素晴らしい」

 

「ふふ、待っていましたよ……さぁ、席へ」

 

「よろしく頼む……♡ んっ……♡」

 

「……♡ んっ」

 

 席に着くと、見慣れぬ物が机の上に。ラヂオの如き、つまみが着いている……りもこん、というやつであろうか。穴が開いておらぬところを見ると、音を出す機能は無いらしい。まずは乾杯。くちびるを塞がれて、喉越しを楽しんでいると……瑞鶴までもが、ベローナにくちびるを塞がれている。

 

「……瑞鶴。どうやらベローナと、だいぶ仲が良くなったようであるな?」

 

「え、ええ……♡ 三笠大先輩を、見習おうと思いまして……♡ あんっ♡」

 

「瑞鶴は、先日はとても悦んでくれて……とってもかわいらしかったですよ? そうだ、三笠……面白いおもちゃをご用意しました。ぜひとも触ってみてください」

 

「ベローナは、趣味が悪いね……三笠、どうか付き合ってやってくれないか?」

 

「……?」

 

 昨日のように肩に手を回されて。ぐんにゅりと掴まれる乳の先端までも、指先でコスられて。それでも瑞鶴が、手を跳ねのける気配はない……不思議に思いつつも、手渡された桃色の機械を見る。目盛りに描かれているのは……ええと、何々? 微、弱、中、強に……最強? 現在は、『微』に合わされているようだ。

 

「まずは弱から。ビロクシ、三笠をもてなしてあげてください」

 

「わかった。三笠……前回まで済まなかったね?」

 

「んっ……♡ こ、これ……♡ まだ、明るいというのに……あっ♡」

 

「べ、ベローナ。やめて……♡ だ、大先輩にそんなことを……♡ あぅっ♡」

 

 乳を揉まれるだけならまだ良かったが……スカートの中に滑りこむ手に、さすがに動揺する。瑞鶴の目の前で、ほぢくり回されるなど……しゅるりと紐を解かれると、期待に雌穴が濡れてしまう。どぎまぎと顔を上げて、おそるおそる瑞鶴を見ると……ベローナの指先に乳先を摘ままれて。ぐんにぃぃぃ……♡ と上に引き伸ばされてなお、無抵抗の彼女の姿。

 

「大丈夫だよ、三笠……君が例え、触られた過ぎて紐パンなんて履いてくるおんなだとしても。瑞鶴は見逃してくれるよ……さぁ、回してごらん?」

 

「んあっ……♡ あぅぅ……♡ わ、わかったぁ……♡ わかったからやめよぉ……ひんっ♡」

 

「ひゃあああああああぅっ♡♡♡ だ、だいせんっ♡♡♡ とめてとめてとめてぇぇっ♡♡♡」

 

「わ。三笠は実は、天然ドSなのでは……? さすがの私も、これにはびっくりです」

 

 無防備にされたスカートの中の陰核。優しく撫でられて、思わず……手が滑り、目盛りを『最強』に合わせてしまった。途端にぶぅぅん! ぶぅぅん! ぶぅぅぅぅん! と、万の羽虫が飛び回るような音と……からんと狐面の落ちる音。何事かと見て見れば、茶色い結い髪がぶんぶんと狂ったように振り乱されて。瑞鶴の編み上げ靴の爪先が、がたんっ! がたたんっ! と床を叩く。

 

「お、おう……? すまぬ、こうであろうか……んぅっ♡」

 

「ははっ、そうだね……中ぐらいでいいんじゃないかな」

 

「んぁっ♡ ああんっ……♡ じゃ、弱ぅっ♡ 弱にしてくださいぃ……♡ んあぁっ♡ おちちだめぇっ♡♡♡」

 

「駄目ですよ、瑞鶴……貴女は負けたのですから。敗者に拒否権はありませんよ? 大人しく喘いでいなさい」

 

 ビロクスの言に従い、目盛りを調整すると……振り乱される髪が、ゆっくりと揺れるように。瑞鶴の口から零れるのは、訳のわからぬ許し乞い。わからぬ……だがビロクシの優しく陰核を撫でる手つきと声が、この目盛りが正しいと告げている。しかし……乳揉みで言い聞かされる瑞鶴の姿は、どう見ても彼女らしくない。

 

「ず、瑞鶴……? 一体どうしたのであろうか。ビロクシ、これは一体……?」

 

「うーん、機械音痴だという噂は本当のようだね? まさかここまで気づかないとは」

 

「少々目論見とは外れましたが……三笠、目盛りを強に。瑞鶴、見せて差し上げなさい」

 

「ゆ、ゆるしてぇっ♡ 大先輩に、私のいやらしい姿見せるの駄目っ♡ あっ…♡ あぁっ……♡」

 

 我が目盛りを調節すると、瑞鶴のガクつく腰がさらに震動を増して。乳を引き伸ばされたままに首を振る、彼女の寄せられた眉根。切羽詰まった淫ら声が、隠したがっている何か……知ってしまってもいいのだろうか。ぎゅうぎゅうと必死に握りしめる……彼女の股間を隠す股布が、濡れそぼる理由を。

 

「おや、よほどに尊敬しているのですね……でも駄目。三笠、最強でお願いします。……さっさと敗者の証を晒しなさい、よわ雌が」

 

「あ゛っ~~~~~~♡♡♡」

 

 そして言われるがままに回した目盛りと、昨日我が闇に紛れて行われたよりも……強い力での、白昼堂々。乳首握りでの言い聞かせ。たまらず自らばさりと掲げた瑞鶴の股布の下は……あまりにも、淫猥に過ぎて。後輩が見せる淫ら姿に、脳髄が痺れるような感覚を得る。眼が離せぬ……なんと。なんということか。

 

「ず、瑞鶴……♡ なんと、ひどい……♡」

 

「はひぃっ♡ はひはひんぉ゛っ♡ だ、だめ……あ゛っひぃ゛ぃ゛ぃ゛っ♡♡♡」

 

 羽虫の正体は、瑞鶴の股間で唸りを上げていた……細すぎる、陰核すら隠せぬ紐のような下履き。それに固定され、雌穴でぶんぶんと暴れ狂う張型。それのみならず、包皮を剥かれた陰核には、同じく激しい震動を魅せる卵型の淫具。瑞鶴の足取りがおかしい理由は、これであった……こんなもので雌穴をいぢめられておれば、まともに歩けるわけがない。

 

「べ、ベローナは相変わらず容赦がないね……よほどに気に入ったと見える」

 

「だって、かわいすぎたんですよ……こんな食べごろデカパイと雑魚まんこぶら下げて、私の決闘を自信満々で受け入れるとか……ねえ。瑞鶴? 重桜っていうのは、負けたがりマゾの集まりなんですか?」

 

「んぉ゛っ♡ んぉ゛ぉ゛っ……♡ だいせんぱ…い゛ぃっ♡♡♡ たしゅけ……お゛っ~~~~~~~~っ♡♡♡」

 

「助ける? 何を助けるって言うんですか……言いましたよね? 負けた方が何でも言うことを聞くって。それとも……自慢の姉でも紹介してくれるんですか? それならば許しましょう」

 

 我に助けを求めようとした声が、絶頂声に変えられる。細い手が添えられた張型がぐいと押し込まれ、脚がびぃんっ♡ と伸びるさまは、彼女がもう手遅れであることを我に悟らせる。……我が巻き込んだ末に、姉までも毒牙に掛けられんとする羽を折られた鶴。放っておくわけにはいかぬ……!

 

「わ、我が……お主の相手を仕(つかまつ)ろう」

 

「……ビロクシ。よろしいですか?」

 

「三笠……良いのかい? 見ての通り、ベローナは私と違って優しくない……でも、貴女が望むのなら。私に止める術はない」

 

「だ、大先輩ぃ……♡ そんなぁ……だめぇ……あ゛っ♡」

 

「負け鶴は黙っていなさい。そうですか……なら、決闘と行きましょう。では、こちらへ」

 

 どきどきと弾む心臓が痛い。……負けてしまえば、どんな目に合わされるかわからぬ。今まさに、再度膣穴に張り型を押し込まれた瑞鶴のように……乱暴に。あの方に愛されるように、我は目の前の灰髪に逆らえなくされるだろう……だが。勝てばいいのだ。思いつつ、ビロクシに会釈して。我は堕落への扉を潜る。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「さて、三笠……ビロクシのお気に入りの貴方を取ってしまうのは、心が痛みますが……決闘に手を抜くのは、信条に反します。どうか、良き戦いを」

 

「わ、我を舐めるでないぞ……栄光に満ちたカンレキに、新たな勝利を刻んでくれよう……ごくっ」

 

 彼女の余裕に満ちた表情が、憎らしい。我を品定めするような視線の元、装束をばさりと地面へと落とす。応じるように服を脱いだ彼女の……股間にそそり立つ、ビロクシよりも太く長い男根。あれに思うさまハメ回されてしまえば、敗北は必定。まずは主導権を握る……!

 

「ああ、三笠……決闘の報酬を決めていませんでしたね? そうですね……私が負けたら、瑞鶴の身柄はお返しします。ですが……私が勝ったら。貴女も私の物ですよ?」

 

「わ、わかっておる。我が敗北したならば、大人しくお主に従おう……我が膣穴で、必ずや勝利を収めてくれる……んあっ♡」

 

「ふふ、やっぱり重桜のKAN-SENは負けたがりのチョロ雌ばかり……おちちを揉まれただけで喘いでおいて、よく勝てると思いますね?」

 

「て、訂正しろぉ……♡ 我は、チョロ雌ではない……♡ んぁっ♡ あっ……♡ ま、まだ勝負は始まっておらぬぅ……♡」

 

 ……握れなかった。おちちをぐんにゅり♡ と揉み込まれて、たまらぬ乳悦に熱い息を搾り出される。そればかりか、くちくちと雌穴をほぢくられて……かくかくと、膝が揺れてしまう。ええい、耐えよ我の身体……ここで負けてしまえば、重桜の誇りを貶すこのかっこいいおんなに、瑞鶴のように好き勝手に弄ばれてしまう……♡

 

「ふふ……そうですね、すいません。では、粗相の代償に……私は動きません。三笠のつよつよまんこで、どうか私を負かせてみてください」

 

「そ、その余裕を後悔させてくれる……♡ このような、太くて長くて強そうな男根になど……♡ 我は絶対に負けぬぅ……♡」

 

 ぼすりと寝台に横たわり。にやにやと笑う、その表情が憎らしい。たかだかちょいとばかしごんぶとで、張り出した亀頭がおんなの雌穴をぞりぞり♡ と削り倒すのに適した形をしていて、我が騎乗位奉仕などやった経験が無くとも……勝てる。勝たねばならんのだ……! がくがくと彼女を跨いだ膝が震えるのは、恐らく武者振るいである。

 

「あのー、三笠……? ちんぽが寒いです。さっさとしてくれませんか」

 

「わ、わかっておるっ♡ 事を急いてはならぬのだ……♡ はぁーっ♡ はぁーっ♡ あ、熱っ♡ この男根、熱すぎるぅ……♡」

 

 なんという男根か……我の蕩けた雌穴の入口に触れただけで、伝わる熱量の膨大さ。かくんっ♡ かくんっ♡ と腰をヘコつかせ、えげつない亀頭に陰核を擦り付ける。とろとろと零す蜜で冷まそうと試みるも……じゅうじゅうと揮発するさまを幻視する。もはやこれまで。彼女の乳に手を置いて、いざ参らん。

 

「んっ……こんなにまんこをトロつかせて。つくづくイラつかせるのが得意ですよね、貴女がたは……さっさとしろ、雑魚」

 

「はぅっ♡ あっ♡ あぁっ♡ いかぬっ♡ あの方のようなことを言うでないっ♡ それは条約いは……ンぉ゛ッ♡♡♡ あ゛ぅっ♡ あ゛っあ゛っ♡ お゛っ~~~♡♡♡」 

 

 まさかの不意打ちに、腰ががくんと落ちる。低い声で命じられてしまうと、我らはもう駄目だ。ずっぽんっ♡ と浅い場所にハマったカリ首の太さと来たら……雌を言い聞かせる機能しか感じられぬ。堪らずぷしぷしと潮を噴いて脚から完全に力が抜けて。急遽(きゅうきょ)子宮口に突き刺さる肉棒に、思わず速攻で絶頂をキメる。

 

「KAN-SENがちんぽに勝てるわけが無いとは言え……あまりにも雑魚雌すぎます。歴代一位ですよ、この早さでイくのは。敗北を認めますか?」

 

「わ、我は負けておらぬぅ……♡ ちょ、ちょっと休んでおるだけ……♡ ンぉ゛ッ♡ う、動くの反則ッ……♡ お゛ぁっ♡ あ゛ぁ゛っ♡ はぁ゛んっ♡♡♡」

 

「私は腰を動かしてませんよ? 貴女が雑魚雌腰振りをしているだけです……欲しがりまんこにも程がある。ぐッ……し、締め付けすぎです……」

 

「う、嘘をつくでないっ♡ こ、この三笠が負けた過ぎて自らを追い詰めるなど……♡ お゛ぅ゛ッ♡♡♡」

 

 とちゅんっ♡ とちゅんっ♡ と短距離を往復する、男根のあまりの逞しさ。敵手が告げるあまりの言いがかりに、思わずかぁっと子宮が燃える。膝に手を突き腰を上げようと試みるも、がりがりがりぃっ♡ と亀頭に膣道が抉り倒されあえなく不時着。再度子宮口に突き刺さる負け雌快楽に、脚がびぃんっ♡ と跳ね上がってしまい、支えを失う我が艦体。

 

「大胆な敗北宣言ですね……美しい脚ピンアクメです。なんだかとってもイラついてきました……覚悟してくださいね?」

 

「や、やめっ♡ 我の負けだぁっ♡ ゆるし……お゛ぅ゛っ♡ あ゛っあ゛っ……あ゛~~~~ッ♡♡♡」

 

 残虐に光る灰色の瞳。腰をがしりと掴まれて、許し乞いをするも……無理やり上下させられて、どっちゅんっ♡ ずぬるるるっ♡ どっちゅんっ♡ ずぬるるるっ♡ と逞しい益荒男勃起を悦ばせるためだけに、我が雌穴を使われるよわ雌快楽。逞しい雄様に、雌が勝てるはずが無い。当然の事実を突きつけられて、我の脳髄は快楽に焼き尽くされた。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ふぅ、ふぅぅ……思わずガン突きし過ぎましたね……三笠、もっと舌を絡ませなさい」

 

「れろ……は、はぃ……♡ ンぁ゛ッ♡」

 

 寝台に座るベローナの股ぐらに顔を埋めて。敗者として当然の、おくち奉仕を執り行う。顎が外れそうなほどに大きいそれに四苦八苦しながらも……舐めしゃぶる我の拙さを、脚のつま先で叱責される。ごぽごぽと白濁が漏れる雌穴の上。陰核が指に挟まれると、思わずおくちを離してしまう。

 

「はぁ……まんこは気持ちいいのに、お掃除ちんしゃぶは下手糞ですね。ビロクシに甘やかされ過ぎてたんですね……そんなことでは、いつまで経っても私に勝てませんよ? ……加賀、入ってきなさい」

 

「み、三笠先輩……♡ 負けてしまったのだな……♡」

 

「か、加賀ッ!? わ、我を見るなぁ……♡ 情けない負け雌を、どうか見ないでおくれ……♡」

 

 呆れたようにこちらを見下ろす、灰の瞳が突き刺さる。自信満々に勝負を挑んでおきながら、即座に敗北。さらには勝者たる者の男根を悦ばせることも出来ぬ、我が身の情けなさ。部屋の外に声が掛けられたかと思うと……求めに応じて現れたのは、見知った白銀。一航戦の冷静な方が、我を見下ろしていた。

 

「しょうがないのだ、三笠先輩……♡ 我らマゾメスKAN-SENは、逞しいおちんぽ様に勝てぬように出来ている……♡ 私も、ベローナ様に敗北を喫してホステスに堕とされたのだ……♡」

 

「加賀、情けない大先輩に見本を見せてあげなさい……うまくできたら、ご褒美をあげましょう。下手糞ならペナルティを増やします」

 

「は、はいっ♡ ベローナ様っ♡ いいか、先輩♡ 敗者は、勝者への敬意を忘れてはならない♡ 我らのようなよわ雌は、常におちんぽ様を悦ばせることを考えねば♡」

 

「か、加賀……?」

 

 そしてすぐさま大きく実った乳肉を、むんにゅう♡ と潰して平身低頭。一航戦の誇りを投げ捨てる、心のこもった土下座を魅せ。口から零れるは、自らを貶める言の葉。誇り高かった彼女がもう居ないことを、我に悟らせて。高々と掲げてふりふりと振りたくるは、十(・)本(・)のしっぽ。

 

「ふふ、そうですね加賀。貴女もようやくわかって来たようですね……ウェールズにもらったしっぽ、良く似合っていますよ?」

 

「んぉ゛ぉ゛っ……♡ しっぽぉ……♡ にぎにぎありがとうございますっ♡ 情けない負け狐のド下品なちんぽしゃぶり……♡ どうか楽しんでくださいっ♡」

 

 さらには足裏でなでなでと頭を撫でられて、ぎゅうとしっぽを握られて。びくんっ♡ びくんっ♡ と大きな尻を振りたくり、顔を上げた彼女の顔に凛々しさは欠片も無く。じぃとベローナを見上げる瞳には、溢れんばかりの淫欲の炎。れろれろと踊らせる紅い舌は、薄暗い部屋でそこばかりが輝くようで。

 

「ちゅっ♡ ちゅぅぅっ……ぽんっ♡ はぁ、おちんぽ様ぁ……♡ はむっ♡ くぽくぽっ♡ れろれりゅ……♡ じゅぼっ♡ じゅぼぼっ♡」

 

「うん、いいですね……挨拶は合格です。では、次はおちちを使ってみましょうか」

 

 まずは愛情たっぷりのくちづけ。裏筋に吸い付いて、紅い口紅のあとを残す。さらに瞳をトロつかせて、おくちをあんぐりと開けて。亀頭をついばみ、カリ首を往復して……竿の中ほどまで口内に導き、頬をすぼませてひょっとこのような顔で男根を吸い立てる。

 

「あ、あの加賀が……なんと、淫らな……♡」

 

「じゅぼぼっ♡ じゅっぽっ♡ じゅぽぽっ♡」

 

 さらに乳奉仕を指示されると、蒼いドレスを着用したままに。自らの乳をむぎゅうと掴んで左右に開くと……ベローナが何かのボトルから、粘性の液体を加賀の長乳の谷間に注ぐ。ぐにゅぅっ♡ ぐにぐにっ♡ と乳肉を擦り合わせて暖めて、啜り上げる音と共に男根を挟む。自らの乳を男根奉仕器具として扱うそのさまは、多幸感に満ちていた。

 

「ふわとろパイ肉がちんぽに懐いてくる……ご褒美です。もっと馬鹿デカいはしたなマゾパイになるよう、滅茶苦茶に揉みしだいてあげます。では、三笠……やってみましょうか」

 

「ちゅうぅぅ……っ♡ ぽんっ♡ はい、ベローナ様ぁ……♡ あんっ♡ ンぁ゛ッ♡」

 

「だ、男根を乳で挟むのか……?」

 

「男根ではなく、おちんぽ様と呼びなさい……下品であれば下品であるほどいいです。まずは貴女がド底辺の雑魚雌であることを、自覚するのが大事ですよ?」

 

 頭をなでなでと撫でられて、奉仕の見本を終え。膝立ちでベローナに乳を差し出すと、思うさまに揉みしだかれて悦びの嬌声を上げる加賀。我もあのように……誇りをかなぐり捨てた奉仕雌に、貶められてしまう。思うと雌穴がじゅんと疼き……我はどきどきと、ベローナに頭を下げた。ああ……堕落とはこんなにも心地よい。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「おや、三笠大先輩……ついに紅などを引く気に? 慰安施設、とても効果があるようですね……おやお前まで? す、少し……はしたなくは、無いかしら?」

 

「何を申すか、赤城……この程度は普通であろう?」

 

「そうですよ、赤城先輩……加賀先輩の服装だって大概ですよ? 普通です、普通」

 

「そ、そうかしら……? そうかも、しれませんわね……指揮官様に代わり映えしない姿をお見せするのもなんですし……貴女たちに教えられてしまうとは。この赤城、一生の不覚です……」

 

 素直になれぬ赤城の、軽口に歯切れが無い……唇に引いたそれを指先でそっと撫でると、指先に残る赤い色。うむ、この発色が素晴らしい。思いつつ、隣に座る瑞鶴を見やる。……我が身を包みきれぬ、端切れと化した大正浪漫。自覚を持つためと着用するそれよりも……確かによわ雌らしい装い。

 

「赤城よ。不覚を取るということは、反省を次に活かす機会である。そう、我らのようにな……♡」

 

「……その艶めかしさ。加賀に後で私も紹介してもらおうかしら……三笠先輩が、こうまで変わるなんて」

 

「んふっ……♡ 赤城先輩も、行けばすぐにわかりますよ……♡」

 

 やわちちを包んだ布地をむんにゅうぅ……♡ と肘で挟み見せつける瑞鶴の、なんというおんならしさ。にーそっくすの境目に、段差を作るむち肉は見るからにうまそうで……股間を申し訳程度に覆う前垂れが、ぴらぴらと揺れる。側頭部に着けた狐の仮面も、その淫らな表情を隠す役には立たぬ。

 

「んぅっ……♡ ず、瑞鶴よ……♡ そろそろ、参ろうか……♡」

 

「あれ? 三笠様、お出かけー? 最近遊んでくれなくて、少しさびしい……うひゃっ!?」

 

「すまぬな、陸奥……これ、この通り。許しておくれ……ちゅっ♡」

 

「んぁっ……♡ そうですね、三笠大先輩っ♡ お待たせしては、いけません……♡」

 

 縁側でのんびりと、待っていた我らの身に……ぶぶぶぶぶぶ、という羽虫の音が響く。呼び出して頂いた悦びに、薄い布地に包まれた我がおんなの象徴。急成長を遂げつつある乳肉と……雌穴が、ぶるぶる♡ と震える。ああ、たまらぬ……膝に抱いていた陸奥をそっと降ろし、幼き頬に詫びのくちづけ。愛らしい悲鳴を聞きつつ、立ちあがる。

 

「あら。雨かしら……? いえ、違いますわね。何かしらこれ……うん? なんだかとても慣れた感触と匂いですわ」

 

「あ、赤城よっ♡ 気にするでないっ♡ 我らは出かけてくるので、陸奥の世話を頼むぞっ♡」

 

「だ、大先輩早くッ♡ お待たせするわけには……んぁっ♡」

 

 さらに強まる震動に、ほかほかと湯気を上げるほどに……分泌したおんなの自覚が、スカートを濡らす。縁側を濡らしたそれのように……このままでは、道中会うであろう他のKAN-SENに露見してしまう。……急いでキャバレーに向かわねば。きょ、今日はどんな敗北を、味あわせてもらえるのであろうか……♡

 

「「「いらっしゃいませ、お嬢様!」」」

 

「ふふ、いらっしゃい……新記録ですね? 自覚が有って何よりです」

 

「はぁ……いらっしゃい、三笠。瑞鶴。……ベローナ。私は堅そうなおんなを、優しくトロかすのが好きなんだが」

 

「よ、よろしくたの……んぅっ♡ んぁぁっ♡」

 

「み、三笠大先ぱ……んぉぉ゛っ♡」

 

「硬いではないですか……乳首とクリが。少しいぢめてやるだけで、トロットロに仕上がりますよ?」

 

 負け雌が勝者たる者に、生意気な口を叩いてしまったことを……乳先と雌穴に響く、羽虫の音にて叱責される。細い指先が弄ぶその装置が、我らのおんなを狂わせる。席へと着くことも許されぬままに、かっくかくっ♡ へっこへこっ♡ と、カクつく膝が我らの高度を下げさせる。

 

「接客方針に違いがありすぎる……やはり本場は違うな」

 

「ふふ、今度メイドに混じってみますか? メイド長による新人指導は、すごいですよ……♡」

 

「え、遠慮しておくよ……勢いあまってホステスにされそうだ」

 

「はぁうっ♡ あうぅ……♡ んぅ゛ッ♡」

 

「んぁっ♡ んぁぁ……あ゛っ♡」

 

 そして、負けたおんなとして勝者の前で取るべき……正しい姿勢。薄暗い照明の中に、照らし出された負け雌姿。いぢめられる乳肉を、見せつけるように振り乱し……がっぱり♡ と大きく股を開いた、淫ら蹲踞の姿勢にて。ぜぃぜぃと息を荒げる我らを見下すは酷薄なる視線。

 

「おやおや、また許可なしにイきましたね? 駄目じゃないですか……私に勝つまで、禁止のはずでしょう?」

 

「も、申し訳ありませぬぅ……♡ ひんっ♡」

 

「ゆ、許して……♡ これ以上短くしたらぁ……♡ あぅぅっ♡」

 

 ベローナの指先が、目盛りをかちかちと回すと……震動が強まり、さらに我らをいぢめる乳首に固定された卵型。いやいやと首を振るように、だっぷだっぷ♡ とやわちちよっつを振り回す……懇願乳振りが止まりはしない。我のスカートの丈はあと三寸……瑞鶴の股布など、あと一寸ほどで下着が隠せぬほどに切り詰められてしまった。 

 

「許したこと、ありましたか? 勝てばいいんですよ、勝てば……うまそうなトロつきまんこ丸出しでほっつき歩くのが嫌ならば、がんばってください」

 

「は、はいぃ……♡ あっ♡ ず、瑞鶴っ♡」

 

「だ、大先輩っ♡ 頑張りましょうっ♡」

 

 そして世界が暗くなり……ダウンタイムが訪れる。すかさずそれぞれ釦(ボタン)とジッパーに手を添えて、震える乳を丸出しにする。夜闇が我らのはしたなさを隠してくれる……それに安心しながらも、気を抜くことは出来ぬ。震える乳を押しつぶす、誠心誠意の土下座にて。勝者に対し、奉仕の許可を願いでる。

 

「お、おちんぽ様をしゃぶらせていただきたく……♡」

 

「お願いしますっ♡ 重桜自慢のおくちまんこ♡ だらしなおっぱいも使わせていただきますっ♡」

 

 ふりっ♡ ふりふりっ♡ と掲げた尻を振りたくる、白旗代わりのケツ振りねだり。ここで恥じらいを見せては許可が降りぬ……ぶぅん♡ ぶぅぅん♡ と唸りを上げる、まんこ穴に導かれ。必死に誠意をお見せして、なんとしてもちんちんしゃぶしゃぶ♡ させてもらわねば。

 

「ふふっ、しょうがないですね……では、挨拶を」

 

「は、はいっ♡ すんっ♡ すんすんっ♡ く、くっさぁ……♡ ちゅっ♡ ちゅぱっ♡ はぁっ……♡ このおちんぽ様のたくましさ、堪らぬ……♡」

 

「ず、ずるいですよ三笠大先輩っ♡ じゃぁ私は金玉様に……♡ ちゅっ♡ ちゅぅっ……♡」

 

 寛大なるお許しを頂き、土下座姿勢でにじり寄る。暗闇に頭を下げて、目には頼らず嗅覚に頼る。ぷぅんと薫る雄の香りに、顔を上げてくちびるを突き出すと……びくびくと震える、亀頭様にありつけた。紅を塗ったくちびるで、誠意たっぷりのくちづけ。最初は瑞鶴に敗北を喫していたが……夜戦ならば我に分がある。チン嗅ぎならば空母には負けぬ。

 

「はぁ、ベローナ……私が居ることを忘れていないか? 最近こればかりじゃないか」

 

「んっ……! しょ、しょうがありません……このド下品KAN-SENどものチンしゃぶは、ビロクシには荷が重い……♡」

 

「ちゅっ♡ ちゅっぱぁっ……♡ れろんっ♡ はむはむ♡ ちゅぞっ♡ ちゅぞぞっ♡」

 

「ごくッ……♡ はむっ……♡ がらがらがらぁ~~~っ♡♡♡」

 

 なっがいおちんぽ様の裏筋をねぶり回すように、吸い付きながら口紅を塗りつけて。竿を往復する戦艦自慢の竿奉仕を、頼れる後輩が援護射撃。やはり空母は支援に向いている艦種である……シャンパンなどを口に含み、金玉様をぶくぶく泡立つ炭酸でもてなし始めた。びくんっ♡ と跳ねる竿先を、捉えて先走りを啜り上げる。

 

「金玉ジャグジーなんてどこで覚えてきたんですか? イラつきますね……そのデカパイも使いなさい」

 

「ごくんっ♡ はいっ♡ 三笠大先輩、失礼致します……♡ んっ♡」

 

「あっ……むぅ。致し方あるまい……ちゅっ♡ ちゅっぱぁっ♡ れろんっ♡ ちゅぅぅっ……ぽんっ♡」

 

 いつの間にやら身に着けた、気の利いたもてなし作法。それを評価されたためか、乳奉仕の許可は瑞鶴の方へ。た゛っぽぉんっ♡ と細い膝の上に置かれた乳肉の大きさと来たら、まだ我の敵わぬところである……大人しく、長い乳でも隠し切れぬごんぶとの先端にくちづけ。舐め回した後に奉仕痕を残そうと、思い切り吸い付いて。

 

「三笠……! ああ、なんと卑猥な音を……こ、これがNTRというヤツなのだろうか。私はとても悲しい」

 

「悔しかったらちんぽを磨くことですね、ビロクシ……今度メイド長を紹介してあげましょう。5秒で根こそぎブッこ抜かれますよ?」

 

「ベルファスト、そんなにすごいのか……? ロイヤル(高貴)とはいったい。私の知っている淑女とは違う……」

 

 頭上で聞こえる歓談の声に、構ってなどいられぬ……ビロクシには申し訳ないが、この味が我を狂わせる。口内に満ちる、先走りの濃厚さ……ダシが効いている。毎日飲む味噌汁に混入しておきたいぐらいである。具はチンカス。さすがに許されぬか……長門にクッソ怒られる。残念に思いながらも、奉仕を継続する。

 

「……? ちんぽをドスケベフェラするのは、淑女の基本では? 女王陛下もねちっこいちんぽしゃぶりにて、我らに規範を魅せてくださいます……ううっ」

 

「トップからしてちんぽが好きすぎる……遠慮しておくよ。そういうのは、私の主義に合わなくてね」

 

「残念です……貴女を躾けるのにも、興味があったのですが。こんな風に」

 

「じゅるるっ♡ ちゅぱっ♡ れるれる……あ゛っ♡!? あ゛ぅっ♡ あひぃ……♡ あ゛っ――――♡ お゛ぁ゛ぅ゛ぁ゛ぁ゛っ♡♡♡」

 

 股の間で跳ね上げられる、つま先。ごっちゅんっ♡ と子宮口を張り型の先端でえぐり回されて、反らした丸出し乳肉がベローナの指先に囚われる。ぎゅっ♡ ぎゅっ♡ と乱暴な乳揉み悦楽。さらにはごぉりごぉり♡ とビン勃ち乳首まで揉み潰されて、奉仕雌失格の自分勝手な脚ピン絶頂。蹲踞を崩した仕置きとばかりに、深々と張型が突き刺さる。

 

「ふふ、脚ピンアクメが堂に入ってきましたね……かわいいですよ。えらいえらい♡ ほら瑞鶴、しゃぶりなさい」

 

「あ゛ぉ゛っ♡ あ゛っあ゛っ♡ お゛~~~~ッ♡♡♡」

 

 ぐぅりぐぅりと頭を撫でられ……褒めそやしの体を取った、負け雌の自覚を促す土下マン強要。ぶっちゅぅぅ♡ と床に雌穴が情熱的に接吻して、その全長が膣内に収まった張り型。目盛りまでも最強に合わされるも、床に固定された震動の逃げ場など無く……子宮が思い切り震わされ、ぴんっ♡ ぴんっ♡ びぃぃぃぃぃんっ♡ と前に脚を投げ出し絶頂。

 

「やったっ♡ はむっ♡ ちゅむっ♡ ちゅむちゅぱっ……♡ んごぉっ♡!? おっごぉ゛っ♡!?」

 

 さらに情熱たっぷりのチンしゃぶ奉仕を試みてすぐに、瑞鶴の喉から搾り出されたのは……苦しそうな、喉ほぢられ音。無理やりにがっぽんっ♡ がっぽんっ♡ と頭を上下させられているのだろう……我らの自主的なおくち奉仕だけでは足りぬ。そう言わんばかりの、喉奥犯しに思わず反省絶頂をキメる。

 

「おくちはそれなりですが……喉まんこはなかなか。今度カラオケに同伴出勤しましょうか。手マンでアクメソングを思う存分歌わせてあげます……うっ、射精(で)るッ……!」

 

「むごぉぉ゛ぉ゛~~~~~~~~~っ♡♡♡」

 

 翔鶴の笛の音に合わせて歌い上げる、瑞鶴の鎮魂の唄。その歌声の艶やかさを、喉犯しで見抜いたのだろう……逢瀬のお誘いをしながらの、雄性を剥き出しにする食道直通射精。びゅくびゅくと注がれる拍子に合わせて、かたんっ! かたたんっ! と瑞鶴の編み上げ靴が床を鳴らす音。

 

「ふぅ……たらふく射精(で)ました。あらあら、イラマでアクメタップダンスするなんて……三笠。お掃除を」

 

「は、はひぃっ♡ んっ……♡ んむっ~~~!? ごきゅっ♡ ごっきゅごっきゅっ♡♡♡」

 

 瑞鶴の喉に勝者として当然の、勝ち雄射精を注ぎ込み。我に掃除するよう命じられれば、一も二も無し。お疲れな亀頭を慰めようとぱくりと咥えると……口内に注ぎ込まれる、香ばしき液体。小便をおくちに注ぎ込まれるという屈辱に、思わず喉を鳴らして飲み下す。KAN-SENが溺れるはずもないが……口内にちゃぷちゃぷ♡ 貯めたままなど、まんこが濡れてしまうではないか。

 

「はぁ、良いおくち便器です……マゾ雌にイラマさせると、おしっこがしたくなりますよね?」

 

「私に同意を求めるのは、やめてくれないか……? イラマとか飲尿とか……するならともかく、させたことは無いよ」

 

「ごッ……きゅんっ♡ んちゅっ♡ れりゅぬちゅっ♡ じゅぼぼっ♡ じゅぅぅ……っぽんっ♡ はぁーっ♡ ちゅっ♡」

 

 びくびくと震えるおちんぽ様が、我のおくちに小便を注ぎ終え。頭を優しく撫でて頂いたため……教え込まれた作法に従い、感謝のくちづけ。さらに舌で亀頭を磨き上げ、竿をちんぽしゃぶりにて舐め清め……ぴかぴかになったそこに息を吹きかけて仕上げ。赤い口紅の痕を残して終了である。

 

「お掃除は完璧ですね……その調子で励みなさい。ではビロクシ、私は瑞鶴を躾けてきますので……そこのマゾ雌はご自由に」

 

「お疲れ様、三笠……ベローナ、瑞鶴は大丈夫なのかい? その……とても酷い状態に見えるのだけど」

 

「ごぼぼ……♡ んぉ゛っ♡ イぐッ♡♡♡」

 

「元気そうですよ? さぁ瑞鶴。今日こそは良いお返事を期待しますねー」

 

 明かりが灯ると、抱え上げられて口からごぼごぼと白濁を垂れ流して痙攣する鶴が一羽。ビロクシの声に、首を傾げたベローナに雌穴をいぢめる張り型をずぼずぼとされると……絶頂蘇生をキメさせられて。今日もまた、別室に連れられて……そこで思う存分に、なぶり回されるのだろう。

 

「三笠、私たちも別室に行こうか……その。いつも通り、歯磨きも用意してあるから」

 

「う、うむ……」

 

 すんすんと鼻を鳴らすビロクシの声に、羞恥心が刺激される。毎日キャバレー通いをしているかと思えば、小便を喉に注がれて悦んでいるなど……露見したならば、もはや日の目を見られる自信は無い。暖かい気遣いに、とぼとぼと紳士的な背を追った。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「三笠……このままだとベローナをフェラでイカせるのは難しい。それはわかっているね?」

 

「う、うむ……まんこをほぢくり回されると、集中しておくち奉仕が出来ぬのだ。んっ……♡ あ゛ぁ゛っ♡」

 

「こんな物をハメながら集中してドスケベフェラできるのは、それこそベルファストぐらいでは……?」

 

 用意されていた洗面用具にて歯を磨き。うがいをすると……ビロクシに、我が敗因を告げられる。我とてわかっているのだ……最初の戦敗の代償は重すぎた。寝台の上にてショーツの紐をしゅるりと解かれて。ずぬるるる……♡ と引き抜いてもらった張型が、ごりごりと膣穴をほぢくる感覚におとがいを反らして絶頂する。

 

「はぁーっ♡ はぁーっ♡ だ、だが我ら重桜のKAN-SENは諦めを知らぬ……♡ もっと助平におちんぽ様をしゃぶれば、ベローナとて♡」

 

「万歳突撃はやめようか……事前の準備周到さが、勝利の鍵だよ。練習には付き合うから……うぉっ」

 

「ちゅっ♡ ちゅぅぅ……♡ っぽんっ♡ れろっ♡ くぽっ♡ くぽくぽくぽっ♡」

 

「み、三笠っ……! なんてちんぽヅラだっ! あまりにもちんぽが好きすぎる!」

 

 我は快く練習に付き合ってくれるという、ビロクシの好意に甘えることとした。そうさな……まずはおまんこ張型無しで。次に張型をずっぽずっぽ♡ してもらいながらこやつをイカせることが出来るようになれば、ベローナとも勝負になるであろう。思いつつ我は、思う存分ちんしゃぶした。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「三笠様ー? またお出かけ?」

 

「ああ、今日は夕餉は要らぬ……長門にも言っておいておくれ」

 

「み、三笠大先輩はやくっ♡ 早くしないとバレるっ♡ 翔鶴姉にショーツ丸出しで歩いてるの、ばれちゃうぅっ♡」

 

 あれからしばらく。連日の敗北に、スカートはもう鼠径部を隠すばかり。耳元に囁きかけてくる瑞鶴など、股布はもはや無く……キャバレーに訪れる前には常にびくびくとあたりを伺い、両手を揃えて前に。良妻賢母といった立ち姿を見せるふりをして、ウォースパイトな股間を隠す助平雌と化してしまった。

 

「むぅ、三笠様が最近遊んでくれなくてつまんない……たまには一緒に……んむっ!?」

 

「んちゅぅ……♡ ちゅっ。ちゅぱっ……♡ んれろっ。れるれる……くちゅっ……♡」

 

「むぅぅ~~~~~~~~っ!?」

 

 かわいい後輩に恥を掻かせるわけにはいかぬ……当然の判断から、目をうるうるさせてこちらを見上げる幼い身体を抱き上げて。連日の奉仕練習にて、大きく実った乳肉にむんにゅり♡ 捕えて聞き分けの悪いおくちを塞ぐ、誠心誠意の誤魔化し接吻。踊らせる舌から逃れようとする、短い舌が愛らしい。

 

「ちゅうぅ……♡ ぽんっ♡ ……我らは出かけてくる。良いな、陸奥?」

 

「は、はひぃ……♡ いってらっしゃい、みかささまぁ……♡」

 

「む? 探したぞ陸奥……ぬぉぉ!? その紅は……色を知る年齢か!」

 

「へ? 長門ねぇ……これは、ちがって……あの、あのね?」

 

 ……幼い彼女が見せた、とろんと蕩けた瞳の色。さらにはそっと添えた指に感じた、綿のショーツ越しの湿り気。あの方に長門ほどは愛されておらぬであろう、陸奥でさえああもトロかすことが出来たのだ。今日こそは勝てるに違いない……我が身が備える超絶の舌技の完成度に満足して、後ろで聞こえる喧騒を他所に。いざやキャバレーへと参らん……!

 

 ◇◇◇◇◇

 

「「「いらっしゃいませ、お嬢様!」」」

 

「いらっしゃいませ……あら三笠。自信満々のお顔をしています……まるで陛下に成り代われると考えた、ヴァリアント様のように」

 

「ほう……? そちらの陣営は、一枚岩だと思っておったが。んっ……♡」

 

「はぁんっ♡ べ、べろー……激し……いいっ♡♡♡」

 

 我の決意を感じ取ったのであろう……不敵に微笑むベローナの目の煌めき。かちかちと回す目盛りに張り型がほぢくり回す雌穴も、なんとか我慢が叶う。ビロクスと約束したのだ……これに勝てば、思う存分ハメ回してもらえると。慰め性交を三日も絶った、この三笠に隙は無い。すぐにがに股乳振り蹲踞となる、瑞鶴とは違うのだ。

 

「生意気な雌餓鬼を理解(わか)らせるのが大好きな閣下に、秒でハメ潰されておりました。私もそれに倣(なら)い……理解(わか)らせてあげましょう」

 

「んぁ゛っ♡ な、何を……♡」

 

 久しぶりに席に誘われ、ベローナの横に。……条件反射で、股をがっぱり♡ 開いてしまう。躾られた我が身のはしたなさに俯いていると、スカートの中に滑りこむ手。ずぬるるる……♡ と引き抜かれると、もう堪らぬ。爪先をぴんと張り、なんとか絶頂を抑えて苦情を申し立てようとすると……真剣な灰の瞳。勝負の前に我が身をトロかそうとする姦計……ではない?

 

「ん? ベローナ、いいのかい?」

 

「ええ、勝つ気で挑んでくる相手には無粋なことはしません。言い訳が効かない状況で勝利を収めてこそ、真の決闘者なのです」

 

「わ、私も……へっ?」

 

「そして、ハンデ無しで負けた敗者はこうなります……ほらビロクシ、そちらも」

 

「ああ」

 

 そして目をきょろきょろとさせて、おずおずとビロクシとベローナの間に座った瑞鶴。同じくがっぱり♡ と開けたふとももを、ベローナの手に囚われて……爪先が彼女の股の間に。さらに求めに応じたビロクシも、同じようにして……最後に紐が両方から引かれて。張り型が挿入された雌穴を丸出しにする、両ひざを立てた姿勢を強制される。

 

「こ、この態勢らめっ♡ 明るいのにおまんこ丸出し……んぁ゛っ♡ ああ゛っ……♡」

 

「は? いつまで経っても翔鶴を連れてこない貴女が悪いんでしょう……布地がもう無いのに、負け分が10mを超えています。もう貴女にはパイズリ専用乳まんこも、ハメ頃マゾ穴も……隠す権利なんて、どこにも存在しないんですよ。ビロクシ、容赦は要りません。さぁ」

 

「あ、ああ……ベローナはやはり容赦が無い……お国柄なのかな」

 

 さらにはがばりと装束の合わせを拡げられ、ぶるぶる♡ 震える乳肉も丸出しに。何一つ隠せぬ、分娩台の上で出産に臨むおんなのような……あまりにも尊厳をはく奪されすぎた態勢。我も負けるとこうされる……ぐんにゅり♡ と片乳ずつ二人の手で揉み込まれ、優しい手が陰核を撫でるのにいやいやと首を振り……

 

「何を嫌がっているんですか、生意気ですね……自覚が足りません。いつも別室でやるように、ミックスジュースをサービスしなさい」

 

「らめぇっ♡ ゆるし……い、イぐっ♡ イくイくイっ……お゛っ~~~♡♡♡♡♡」

 

 必死の情け乞いも届かず、張り型をずっぽんっ♡ ずっぽんっ♡ と乱暴に抜き差しされて、唯一自由な両手を羽ばたくように上下させて。トドメにぐぅりぐぅり♡ と円を描くように張り型を捏ねまわされて、ぬぽんっ♡ と抜かれて白目を剥いた哀れな鶴。ぷしっ♡ ぷしっ♡ しょろろろろ……♡ と、床に淫ら液を垂れ流す。

 

「はい、出来上がりです。負けたら後輩のおしっこと潮のブレンドジュースを、床から飲んで頂きますので。健闘を期待致します」

 

「ず、瑞鶴……♡ 見ておれ、必ず勝って見せる……!」

 

「三笠……ちょっとうらやましそうな顔をしてないかい?」

 

 ……実を言うと、興味はある。白昼堂々極楽へと飛び立った鶴の声は、我のおんなを最大限に刺激した。だが……先程のベローナの言によると、翔鶴も狙われておるらしい。恐らく妹に似て、あやつも雌穴はクソ弱い。ここで我が負ければ、絶頂羽ばたきで自らトんじゃう助平空母が一隻増える。この勝負、絶対に負けられぬ……!

 

「……さぁ、ダウンタイムです。果たして私を満足させて、DAWN(夜明け)を迎えられますか? うっ!」

 

「んちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅぱっ……♡ れるれりょれるょっ♡」

 

 DOWN(敗北)させてくれようぞ。隣に座るベローナの、ジッパーをじぃぃとおくちで開け。まず挨拶代わりの、必勝祈願の亀頭接吻。もちろんこれだけでは終わらぬ……舌をべろべろと踊らせて、掃除するようにねぶり回す。雌穴をほぢくり回されていなければ、これぐらいは余裕である。

 

「洗車機のような舌遣い……! ちんぽを愛しているのが伝わってきます……ですが、この程度では……んっ♡」

 

「かぷっ♡ れるれるれるっ♡ くぽっ♡ くぽくぽっ♡ ちゅぅぅ……♡ はむはむはむっ♡」

 

 さらには薄い服の合わせから、おちちを放り出し。たっぽぉんっ♡ と膝上に接乳。五寸ばかり大きくなったやわちちが、おちんぽ様をふわとろに包み込み……亀頭の段差を楽しんだあと、自らの顔面で乳圧を掛けていく。ぐんにゅうぅ♡ と餅のようにベローナの膝上で拡がるおちちの圧力は、恐らく21気圧ほど……軽巡の装甲では耐えれまい。

 

「ぐぅっ……! なんてパイ圧……で、ですがこの程度のパイズリではまだ……あんっ♡!?」

 

「じゅぼっ♡ じゅぼぼっ♡ んふー♡ んふーっ♡ じゅっぽんっ♡ ちゅぞっ♡ ちゅぞぞぞぞっ♡♡♡」

 

 ……思った通り。とろぉり♡ と零れ出してきた甘美なる先走りに確信する。ちんぽをしゃぶられながら……雌穴を指でずぼずぼ♡ されてしまえば、さしものベローナも耐えれまい。KAN-SENというものは、雌穴が弱く出来ているのだ……あの方を悦ばせるために、おちんぽ様を突きこまれれば大悦びで喘ぐが運命。こやつもそれは例外ではない……!

 

「ら、らめらめらめっ♡ ドスケベパイフェラされながらおまんこほぢほぢ♡ されたらっ……あっ♡ あっあっあ゛っ……!? あ゛っ~~~♡♡♡♡♡♡」 

 

「じゅっぽんっ♡ じゅっぽんっ♡ じゅっぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼっ♡♡♡♡♡」

 

 カクついて逃げようとする腰を、浅い場所で引っかけた指先のざらざらとした感触で引きとどめ。敵前逃亡を封じた上での、勇ましい軍楽の如く鳴り響くスッポンしゃぶり。まずぷしぃっ♡ と指が濡れ、続けて待望の瞬間が訪れる。青臭い精液の味が口内に拡がって……我は満足感のままに、戦果の拡張に挑まん。

 

「やぁぁっ♡ 射精(だ)した後はびんか……ずぼずぼっ♡ ずぼずぼらっめ♡♡♡ イくっ♡ 両方イッちゃ……あ゛ひっ♡ ふぉ゛っ♡ ひぃ゛ぃ゛ぃ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ♡♡♡♡♡」

 

「れるれりょれるょっ♡ ごっ……きゅんっ♡ はぁー、甘露っ♡ ほれ、ここが良いのであろう? 張り型も、ここを集中的に責める形であったしなぁ」

 

 しんなり♡ としたちんぽをねぶり回して綺麗にして、手でしゅこしゅこと残り汁を搾り出さんとする。さらにもう片手でじーすぽっと? を責めてやれば……絶頂人形の出来上がりである。よわ雌がつよ雄様の真似事をするから、こうなるのだ……二重の快楽に喘ぎ散らす、彼女にもはや強者の風格などありはせぬ。

 

「ゆるしっ♡ ゆるし……あ゛っ♡ ほぉ゛ぁ゛ッ♡ うっひょぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~♡♡♡♡♡!!」

 

「ほぉ、雌穴快楽が極まるとこうなるのか……んっ♡ グェッ……ぐぉ゛ォ゛ぇ゛ェ゛っ~~~ぷっ♡♡♡♡♡」

  

「うわぁ、えげつない……三笠に逆らうの、やめとこう」

 

 さらに執拗にほぢくり回していると……我のやわちちに対し、へこっ♡ へこへこっ♡ と弱弱しい腰振りを見せる彼女。おちんぽ様は固いが、雌穴はとろっとろに蕩け尽くしている。我が指を動かすまでもなくさらにぷしぷしっ♡ と潮を噴き……我は満足感に、勝利の爆音を喉から轟かせた。量が物凄いな、こやつの精液。

 

 下巻に続く




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