※小説家になろうで硬梨菜氏が連載中の小説「シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜」のR-18な二次創作作品です。
※若干SM風味アリ
ので書きました。
二人が何歳頃かは特段設定していませんが、少なくとも大学生以降ではあると思います。
玲の柔肌を、服の上から楽郎の手が滑る。
アイマスクの美女は、予兆の読めない愛撫に晒され悩ましげに身をくねらせる。
「はあッ、んくぅっ♡ やあぁ……っ♡」
くびれを、乳房の縁を、鎖骨を、合計十本の指先が前の指の跡を辿るようになぞり上げる。
目隠しがなければくすぐったいで済んだだろう程度の、羽根が触れるような軽い手つき。
だが、今は。
「んッ、ふっ……くっ、……ひあっ!?」
顎の下をくすぐられて、弱い痺れに似た快感が、玲の背筋をゾワゾワと震わせる。刺激に反応して強ばる腕は、
不意に、玲の背中を覆う熱と衣の感触。背後から玲の身体を堪能していた楽郎が覆い被さるように抱きついてきていた。
彼の腕が身体の前に回される。愛し人に包まれて、自然と甘ったるい声と息が絞り出される。
「は、ぁああ……っ♡」
「…どう?
玲の右肩に顎を乗せて、それぞれ
「はあ、ぁっ…♡ その、どこが触られるのか、わから、なくて……、びっくり、します……」
「本当にそれだけ? 特にこの辺りが感じるようになったとか、あるんじゃない?」
「っ……!」
楽郎からすれば、普段との反応の違いから、既に具体的な部位までアタリはついている。しかし、それを玲自身の口から言わせることに意味がある。
そうして始めて、楽郎の支配欲は十二分に満たされるのだから。
彼氏の意図はすぐに玲に伝わった。だからこそ玲は、恥を堪えて口を開く。
「ふうっ、む、胸、が、特に、敏感になってる、かもしれない、です…っ」
「良い子だ玲さん。じゃあ胸をいっぱいいじめてあげようね?」
「ぁ……♡」
意識が飛びそうな程の羞恥の中、無意識の内に玲は歓喜を覚える。
玲が無抵抗であればあるほど、楽郎の手のひらの上で転がされるほどに、彼の嗜虐心が昂ぶる事を玲は知っている。
それが元来の性質なのか、玲の被虐嗜好に感化されてなのかはわからないが。
「…少し脱がすよ」
「は、はい……」
ぷち、ぷち、と玲の着ていたシャツのボタンが外される。手短に胸の辺りだけ外されているが、それが却ってバストを強調させられているような感覚になり、玲の鼓動が高まっていく。
「ひゃあうっ♡」
形成されたシャツの隙間に滑り込み、楽郎の手が玲の胸へ伸びる。慣れた手付きでフロントホックを外し、玲のたわわな肉房を改めて支えるように掴まれる。たぽたぽと揺らしながら弄ばれれば、暗闇に増幅された性悦が玲の口から桃色の吐息を上げさせる。
「は、っあ♡ らくろっ、くひぃっ!?」
するりと伸びた人差し指が乳首の周りを掠める。陰核に触れられた時のような、電撃じみた刺激が玲の背筋をぶるりと震わせる。
「おっとごめん玲さん、手が滑った」
「はぁ、はぁあっ、……っ」
愉快げな声に絶対に嘘だと思いつつも、何も見えない状況では糾弾も出来ない。ただなすがまま、楽郎のされるがままに玲は快楽を刻み込まれる。
シャツの胸元が左右に開かれ、すっかり『完熟メロン』と形容して差し支えないほど成長した、ふくよかな双肉球がばるんっと外気に晒される。掬い上げる手付きで掴まれ、彼の指が沈み込む感覚が、いつもより強く玲の脳を痺れさせる。
(あぅ、胸…熱くなってる…。楽郎くんに見られてるかもって思うと、更に…っ)
「ねえ玲さん」
言いながら、玲の背にかかる楽郎の重みが増す。必然、玲の身体も前傾し、重力に引かれて吊り下がる二房の果実を、楽郎の手が掴む。指が少し食い込んで滲む痛みも、玲にとっては快感とさして変わりはない。
「ふ、んくぅっ♡ な、なんでしょう…?」
「そろそろさ、触って欲しい所、あるんじゃないかなあって思って」
「―――!」
図星だった。先程から触られ続けて、胸の中でたっぷり育てられた熱は、絶頂による発散も無く、追い立てられるように胸の先端に集まっていた。
(今、乳首をぎゅーってされたら気持ちいい…絶対に気持ちいい……で、でも……!)
この状況で乳首を触って欲しいと楽郎に言うのは、玲の中では『イかせてください』と同義である。いくらなんでも、そう簡単に口には出来ない。
言いたい。でも恥ずかしい。でも言いたい。でも………。
あと一歩、羞恥を振り切るきっかけがあれば。
「れーいーさん♪」
「は、はひ!?」
ぐるぐると葛藤を繰り返す玲の耳に、甘えるような気の抜けた声が届く。互いの服越しでも感じられる熱を孕んだ彼の身体。より確かに感じる彼の存在。情報量の洪水で頭がパンクしそうになる―――
瞬間、背中から伝わる楽郎の雰囲気が変わった、ように玲は思った。その意味を理解する間もなく。
「―――可愛いよ」
「ぴぁっ!?」
本気の
「言いたいこと言えなくてもじもじしてる玲さん、本当に可愛い。気持ちいいのを必死に耐えて考えようとしてる所もスゴく可愛い。とても可愛いから、もっと見せて欲しいな」
「はッ……、あぁ…っ!」
絶え間なく放たれる『可愛い』が、玲の理性を蹂躙する。
「今の玲さんの姿、教えてあげよっか? 口元はだらしなく緩んで、汗だくでシャツが貼り付いてさ。
「やっ、あう、ううぅーっ……!」
彼の口から今の自分の無様を仔細に語られる。羞恥で狂ってしまいそうなのに、そんなザマをも『可愛い』と言われる。玲はもう自分の心がどこにあるのかわからなくなっていた。
「絶対気持ちいいだろうなぁ……目隠しされて、寸止めされて、真っ赤に突っ張った
「んぅうっ♡♡ はああ゛っ♡♡ あ゛う゛ぅっ♡♡♡」
乳輪の縁を、円を描くように爪の先で引っ掻きながらなぞられる。二重の被虐悦を上乗せされた強烈な悦楽電流に、玲は腰砕けにさせられる。
それでも、先端部にはかすりもしない。玲の肉体を隅々まで知り尽くした楽郎の手管は、玲の神経を快楽で焼いていく。
「らっ、らくろう゛っ♡♡ ぐっ♡ いじわるっ、しないでぇっ♡♡」
「いやあ、玲さんがあんまり可愛いくっていじらしいからつい。言う事言ったら意地悪やめるから――」
「――
「~~~~~っ♡♡♡」
玲の脳の奥で火花が弾け、マゾ本能が覚醒する。恋人からの命令口調は、『あと一歩』には十分に過ぎた。
背中で感じる彼の身体にもたれかかり、彼の耳に桃色の息を吹きかける。
「はあっ、ふぅう…っ♡ ……イかせて、ください…♡ らくろうくんに、触ってほしくてっ、我慢できないんですっ♡ ちくび、いっぱい
「ははっ――120点だよ玲さんッ!」
直後、二つ実った赤い果実が楽郎の指にぐりぐりと押しつぶされる。肉体の警告信号が脳に届いているにも関わらず、被虐快楽に染まりきった脳細胞では痛覚=快感の等式が成立していた。
「ん゛ぃう゛ぅぅぅっっ♡♡♡ はぁ゛っ、それ♡ いイ゛ッ♡♡ もっとっ、もっとしてくださいぃ♡♡♡」
玲はへたり込んだ姿勢で大きく背を反らし、背後の楽郎に身体を預けながらマゾアクメに耽溺する。その様に普段の知的さは微塵もない。被虐の性悦に思考の中枢を乗っ取られた牝へと成り果てていた。
「玲さーん? これで気持ちよくなっちゃうのは大分マゾ気質極まってんじゃないのぉ?」
「あ゛うっ、だ、だってこんなの無理ですっ♡ 耐えられないっ♡ 真っ暗で、抵抗できなくてっ、焦らされておっぱい熱くてっ♡♡ それでらくろうくんに、ちくびいっぱいぎゅーってされたらっ♡♡ やみつきになるにきまってますっ♡♡♡」
「ほ~~~ん? 玲さんは俺のせいだって言いたいんだ?」
「あっ、いえっ、ち、違いますっ♡ わたしがっ、私がマゾだからっ♡ マゾ、なのでえっ♡ いやらしい、変態にっ、もっとお仕置きをお願いしますっ♡♡」
「そっかそっか。だったら…玲さんが満足するまで、『おしおき』してあげようかな?」
「んぇ――み゛ぁあ゛あっ!!?」
乳頭を上下から挟み込む指の動きに、根本から先端へと一方向のストロークが加わる。
「らぐっ、ろっ。っぐ♡ それっ、それすきっ♡♡ ちくびっ、伸びてもいいですっからぁ♡♡ もっと、それもっとっ♡♡♡」
「良いの? まあ貴重な玲さんの我儘だし聞いてあげますかっと」
「ん゛ぁ゛うぅぅぅっ!! だめっ、これだめぇっ♡ おっきいのくるっ♡ きちゃいますっ♡」
「頭空っぽにして気持ちよくなれば良いんだ――よっ!!」
止めと言わんばかりに、楽郎の手でぎりりと乳首を抓り上げられる。玲の脳内で火花が弾け、暗闇が極彩色に染まり、甚大な快楽電流が全身を駆け抜ける。玲は胸を引っ張られるままに身体を弓なりに上向け、再びの深い深いオーガズムに心身を明け渡す。
「っあ゛♡ ~~~~~~~~~~~っっっ♡♡♡♡」
肺の中の空気を強制的に吐き出させられる。一方で、玲の自意識は体内で乱反射する快美感の波に流され、ふわふわと何処かを彷徨っていた。じんじんと響く痛みの残滓すら、玲には心地よい余韻になる。
やがて少しずつ意識が戻り、精神が現実に着地した時、玲の身体は楽郎の腕の中だった。
「玲さん? 玲さーん?」
「――は、ぁっ!? ら、楽郎くん……」
何か話をしなければと思うものの、激しい体力の消耗は思考力も奪っている。下がりきった知能指数を駆使してなんとか言葉を捻出する。
「あ、あの…わ、私ばかり気持ちよくなって、その…」
「え? いやあまあ、それは俺がやったことだし。気にしなくていいよ」
「で、でも…」
「まあでも、もし玲さんが申し訳ないって思うんなら――」
楽郎の手が玲の手首を掴んで動かす。玲に抗う気力はとっくにない。そして彼の意図は直ぐに判明した。
手のひらに押し当てられる、熱く硬く、しかし肉々しい棒の感触。
それが何かなど、もう見るまでもない。
「っ」
玲は、思わず息を呑む。
「目の前でさ、あんだけ乱れられたらそりゃあ…こうもなるじゃん?」
「あ、えと……」
「……鎮めるの、手伝ってほしいな」
絶頂の疲労など、認識の外へと追いやった。彼の頼み以上に優先するものなどあろうものか。それに何より、玲の欲に火は点いてしまっているのだから。
「そ、その…わかり、ました…♡」
夜は更けていく。
とりあえずは続かないということで。