趣味全開で書きました。タイトル通りです。

ついった @Deijiedaiwa

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クソデカお嬢様がラップを盾に愛する執事くんを徐々に篭絡出来ず、婿入り確定ピストンでかわいい赤ちゃんを仕込まれ尽くすお話

 華は短し恋せよ乙女。故意に恋するお年頃。止まってなんかいられませんわマジで。わたくしの暴走気味の愛情、しっかりと轢き潰されてくださいまし?

 

 

 

『セバスッ! セバスーッ!!!!』

 

 ……廊下から聞こえる声と、がっちゃんがっちゃん鳴るベルの音。相変わらず騒音公害染みたお方の乱行に、頭痛が抑えきれない。常備する頭痛薬を飲み、優しさで半分が構成されているというその味わいに、ほっと息を吐く。バガンっ! と扉が蹴破られる音。

 

「ここに居たんですわねセバスッ! 朝でしてよッ!? なんでわたくしをセクハラ起床させないのかしらマジでッ! わたくし大層不満ですわァァァァッ!!!!」

 

 蹴破られた扉の修理費に、また頭が痛む。俺は庶民感覚を失っていないのだ……例え目の前に立つクソデカお嬢様が、扉どころか城門をダース単位で購入しても、懐がまっっっったく痛まない超セレブお嬢様だとしても。

 

「お嬢様、現在は朝の3時でございます」

 

「小鳥さんよりも素早く強靭に起床するのが、わたくしの家訓ですわッ!」

 

 そのクソデカボイスで小鳥さんと比較すること自体が失礼である。思いつつも、疑問に思ったことを問うてみる。……しかし、声がデカい。この屋敷が防音もしっかりした造りだからいいが……いや良くねぇよ。このお嬢様の声、防音を貫通して響いてたじゃねぇか。

 

「当家では無いのでありましょうか」

 

「わたくしが当家ですわっ! だって次の当主ですものっ!」

 

 目の前で、私は良い物のみ貪り食って成長しました。そのように全身全霊で告げる恵体が大きく反り返ってばるんっ! と胸を張り、弾けたボタンが数個俺の顔に直撃する。オーダーメイドのブラウスの抵抗すらも、その圧制の前には濡れティッシュよりも儚い。

 

「そんな、朕は国家であるみたいに言われても……」

 

「まぁっ♡ チンだなんて……このドスケベ執事ッ♡ セクハラですわっ♡ 褒美を取らせますッ♡」

 

 ずずい、と札束を俺のズボンに捻じ込もうとしてくる彼女こそが、俺の雇い主……の、目に入れたら恐らく旦那様の眼球どころか、頭蓋骨ごと破砕されるであろう一人娘。猪突猛進にしてノーブレーキ。反省・後悔・自重などは一切その辞書に記述されていない暴走機関車。

 

「お嬢様は朝から元気ですねぇ。……おい、やめろっ! パンツの中に捻じ込もうとするなっ!」

 

「口調が乱暴でしてよっ! ユキチさん百枚追加ですわっ!」

 

 目の前で屈みこみ、床に豪奢な黄金の縦ロールを着けながら、俺に凄まじい勢いでセクハラをカマす彼女こそが……激動院(げきどういん) 麗華(れいか)。この二ホンを牛耳る巨大コンツェルンの一つ。軍需産業でのし上がった激動院家の次期当主にして……俺の主人である。どうしてこうなった。

 

「あら? 抵抗が止みましたわね……嫌がってくれないと燃えないですわっ! もっとあられもない嬌声をお上げになって!」

 

「お前いい加減にしろよマジで」

 

 のっそりと身を起こし、こちらを蒼い瞳で見下ろす彼女は、デカい。やたらデカい……身長2mの女性としては高過ぎる長身。俺も170cmはあるのに、目の前には服を毎日いぢめ続けて服飾担当を泣かせる……未だ成長途上のクソデカおっぱい。……クソっ! 揉みてェッ!

 

「わたくしのおっぱいに興味が? そうですわね……そうでしょうとも! なんといってもこの激動おっぱい! 身体でお父様の愛を強奪した、お母さま譲りの物ですものッ!」

 

「間違いなく逆レイプで生誕なされた、お嬢様が言うと説得力がすげぇ」

 

 これは、目の前のゲーミング口調のお嬢様に性的に狙われる、かわいそうな執事くんこと俺と……その主人。クソデカ暴走お嬢様たる、激動院 麗華の織りなす……感動と性的攻防のストーリーである。正直オチは見えているが、どうかお付き合い願いたい。

 

 ◆◆◆◆◆

 

 (また、おっぱいガン見してますわね……♡ いい傾向ですわぁっ♡)

 

 目の前でわたくしのデカ乳を食い入るように見つめる、執事兼将来の旦那様の視線に満足する。まんこ濡れますわマジで。先代から代々我が家に使える一族の一人息子。狂気的な忠誠を我が家に捧げる、先代(お義父様)よりも、現在我が身に注がれる視線は冷たいが……彼が産まれる前からわたくしの物であることは、確定的な事実。

 セバスなんて、執事として生きるしかない本名が、それを裏付けておりますの。キラキラネームどころじゃないですわよお義父様。これは虐待ではなくて? 後で金一封。

 

「セバスッ! 今日の花嫁修業をしますわよっ! 未来のおよめさんを、しっかり修行させなさいッ!」

 

「激動院家って、政略結婚とかしないんですか」

 

「そのような面倒臭いこと、誰がするものですかッ! 野良犬の血を入れてこそ、生命力溢れる世継ぎが産まれるのですわっ!」

 

 さらに反り返り、おっぱい強調。バストサイズは脅威の112。Kカップの暴力に、ちんちんイライラ間違いなし。未だ成長途中のこの乳に、セバス満足待ったなし。バナナどころか、スイカも圧壊するパワーを秘めておりますわ。

 

「誰が野良犬でありましょうか」

 

「セバスですが。違うと仰るなら、わたくしに早く種付けなさって?」

 

「マジいい加減にしろよこのカス……!」

 

「ああんっ……♡」

 

 目の前で、飢えた野犬のように怒りに震える彼の名は、佐助(サスケ) セバス。二代前までは由緒あるニンジャ=サンの末裔。馬鹿の命令により、お母様の命を狙ったシノビ=サンガシラだったお義父様は、当時ボディーガードだったお父様のラリアットにより速やかに忍務失敗。

 その後、オハナシ(拷問)により、身の上を洗いざらいお母様にゲロったところ……その労働基準法どころか人権すら無いニンジャ=サンの実情。それに憤慨したお母様が大胆かつ豪快にヘッドハンティングをキメ、配下のシガ=ニングンごと当家に仕えることになりましたの。

 メイド長の献身的な介護と逆レイプが決め手になったらしいですわ。あのド淫乱、お父様とお母様の時と場所を選ばぬ生ハメセックスに当てられ、大層欲求不満だったらしいですし……しゅんごいお義父様が好みだったらしいですわ。男日照り解消と転職確定を同時に行う生ハメピストン。よくやりましたわメイド長。その愛の結晶が目の前のセバスですのよ。

 

「さぁさぁ、まずは口吸いの練習でしてよっ!? 準備はいかが!? 歯磨きは要りませんわッ! わたくし、セバスのくっさい口臭も好みですものっ!」

 

「モラハラとパワハラとセクハラを同時に実行するお嬢様には、いつも俺は呆然とさせられますよ……ちゃんと歯磨きしてますから、安心してくださいよカス」

 

「チッ!!」

 

「俺の女性に対する幻想が、ダンプカーに撥ね飛ばされたように破砕されていく……」

 

 童貞なのも高得点。産まれてから現在に至るまで、彼女居ない歴=年齢であることは、執拗なニンジャ=サンの集中投入により裏が取れております。まったく、この歳になるまで童貞だとか……我が家では無限に許されますわ。だってわたくしのものですもの。

 

「で、では早速……♡」

 

「はいは……っぶねっ! 寝惚けて流されそうになった! いきなり流れでファーストキスを奪おうとすんな馬鹿っ!」

 

「チッッッ!!!!!!!!!!!!」

 

「お前ほんとにお嬢様……? どこかのスラム街の元締めとかじゃなくて?」

 

 どきどきとくちびるを近づけると、正気に戻ったセバスのカワリ=ミのジツ。わたくしの甘やかなくちづけは、丸太に捧げられましたわひどいですわセバス。めきめきぐしゃあと鈍い悲鳴を上げる、丸太をポイ捨てしつつ両の拳を床に……!

 

「どす恋ッ!!!!!!!!!」

 

「このクソ馬鹿猪ッ!」

 

 女子相撲部で鍛えた、わたくし渾身のブチかまし。お義父様譲りの無駄に高い跳躍力を発揮して、天井に貼り付いたセバスを掠めて壁を大胆に破砕。おんなのこの抱擁を避けるとか何考えてますの。あまりにも乙女心を理解しておりませんわ……!

 

「セバスッ!!! 何で避けますの!? 次に避けたらお義父様の命はありませんわッ!!」

 

「その前に直撃を喰らった場合、俺の命がねぇだろうが。ダンプカーを廃車にしただろうがよ、この前」

 

「てへっ☆ ですわッ!」

 

 壁から身体を引っこ抜いて、てへぺろにて誤魔化しつつ……我が身の発揮する金剛力が、恋にはアリさんのあくびほどに役に立たぬことを痛感する。両親から頂いたこの恵まれた美ボディー。頑丈かつしなやか。オマケにハイパワーではありますが……勢い余って愛する人を殺害しかけるのが困りものですわ。

 

「はぁ……お嬢様。お食事に参りましょう。そろそろ轟音でご当主様方も起きた頃合いでしょうし」

 

「仕方ありませんわねっ! エスコートなさって? セバス」

 

「はいはい。ではお手を拝借しますよ、お嬢様」

 

「んふー……♡」

 

 セバスの差し出した手を取り、つむじの匂いを嗅ぎつつ廊下を歩む。マジいい匂いですわ。わたくしこの匂いだけで白米が十合は行けますの。ふんすふんすしつつ、お父様たちが待つ食堂へいざ行かん。今日こそそのつれないくちびるを、華麗にゲッチュしてやりますわマジで。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「おはようございます。当主様、旦那様。……今日も仲がよろしいようで」

 

「おはようセバス。当家ではまず諦めること。次に楽しむことが肝要だぞ」

 

「そうですよセバス。抵抗は無駄です。諦めて麗華ちゃんの物になりなさい」

 

「ですわっ!」

 

「味方がいねぇ……!」

 

 無駄にクソデカい扉を開けると、正面にこの家の万物がクソデカい原因が見える。……この家における絶対権力者……の配偶者。激動院 アレクがこれまたクソデカいテーブルの、上座の椅子に座っており、その上に絶対権力者がちんまりと乗っている。

 

「何を言うセバス。オレはいつだってお前の味方だとも……なんといっても、お前はオレの後継者なのだから。……犠牲者としてのなァ!」

 

「あら旦那様。犠牲者とは何のことを指すのでしょう……? あとでオハナシが必要なようですね」

 

「ゆるして」

 

 その2m10cmという雄偉な肉体に相応しい、凛々しい巌のような表情。それが膝の上の当主様の言葉一つであまりにも似つかわしくない、情けない表情に変わる。婿養子の悲哀である……ああはなりたくないのも、俺が全力でお嬢様の求愛行動を全力回避している要因である。なんといっても……

 

「お父様とお母様のあの態勢……乙女の憧れですわ。ね、ねえセバス……♡」

 

「ゆるして」

 

 お嬢様と俺の体格では、同じ態勢を取った場合俺の腰が死ぬ。俺が旦那様ぐらいデカければ、アメリカンな感じでうまく収まったのだろうが……残念ながらお嬢様は、両親の良い所だけを受け継いだスーパーハイブリッド一粒種。その豪奢な金髪と瞳。おまけにクソデカい体格は、旦那様譲りであるし。

 

「あらあら。うちの旦那様方は情けありませんわね……でも、そういうところもすき……♡」

 

「お、オレも愛してるぞ陽華(ようか)。だからお仕置きだけは……!」

 

 旦那様の胸板に後頭部を預ける、艶やかな黒髪。その下のクソデカい一児を産んだとは思えぬ童顔が浮かべる笑顔は、お嬢様とそっくりで。……そして身長140cmほどのミニマムボディは、とある2つの部分を除けば幼女と見まごうばかり。街を並んで歩けば、誘拐と間違われ通報される凸凹夫婦である。

 

「じゃあ、後で旦那様のだぁいすき♡ なここで、お仕置きして差し上げますね……♡」

 

「ぐっ……! また絞り尽くされるのがわかっていながらも、誘惑に抗えん……!」

 

「わたくしも早く、セバスにパイズリしまくりたいですわ」

 

 むにゅむにゅと旦那様の指を食い込ませる、ちっちゃな和服を思い切り押し上げる……デカすぎる肉の毬。当主様は合法ロリ爆乳。お嬢様は、全体的なボディについては旦那様。身じろぎするたびにだぷだぷと揺れまくる、乳とケツのデカさについては当主様。いいとこばかりを受け継いだ、ワガママすぎるダイナマイトバディお嬢である。

 

「勘弁してくださいよお嬢様……俺は一人前になるまでは、清い身体でいたいんです」

 

「セバスはもう一人前ですわっ! ねえハットリ!?」

 

「左様でございますな、お嬢様」

 

「うおアブねッ!? いきなり手裏剣はやめろって言ってるだろ親父ッ!」

 

 突如飛来する、先端が尖った棒状の鉄の塊が数本。五指にて挟み止めると、壁からすぅと姿を現す時代錯誤の、柿渋色のシノビ装束。……この家の執事長にして、シノビ=サンガシラ。佐助 ハットリが棒手裏剣を投げ放った態勢で、食堂に姿を現していた。……相変わらず、気配が読めねぇ……!

 

「我が手裏剣を止めること、未熟者には能わじ……お前はもう立派なニンジャ=サン執事ガシラだぞ、セバス」

 

「その謎の業種、この家以外にあんの?」

 

「ありません。シガ=ニングンはこの家に仕える者以外にはもう存在しません。つまりあなたこそが、ニンジャ=サン執事グンの未来を背負っているのですよ? セバス」

 

「お袋……昔は持っていたっていう正統派メイドの誇り、どこ行った?」

 

「そのようなもの、お館様に処女ごと捧げました。今の私はくノ一メイドのクリスティナですよ。またおしりをぺんぺんされたいのですか? ……ニンニン」

 

 しゅたんと床に着地したのは、正統派の親父と違い……俺を産んだとは思えない、魅惑のボディラインを大胆に晒す。ゲームに出てきそうな赤いくノ一衣装にホワイトブリム。プラチナブロンドのポニーテールをさらりと揺らし、首を傾げる我が母。佐助 クリスティナである。……気配の読めない親父と違い、お袋は表情が読めない。

 

「こんな、クッソよくわからん家庭環境でまともに育ったのは奇跡だよな……偉いぞ俺」

 

「こやつの図太さは誰譲りであろうか」

 

「私ではないことは確かですね。ニンニン」

 

「セバスはこういうところもかわいいですわっ!」

 

 やれやれと首を振る、俺以外は頭がおかしい。確信しつつ、俺はお嬢様の椅子を引いた。お嬢様が椅子に悲鳴を上げさせると同時に、飛び交う柿渋色と目に痛い色合いのエロ装束。しばらく待つと、机の上には、うまそうな朝食が所狭しと置かれていた。

 

「ご苦労、クズども。偉大にして崇高なるお嬢様に奉仕できることを心の底から感謝しつつ、次の指示を待て」

 

「「「「「「「はいっ! 若っ!!!」」」」」」」

 

「セバスは麗華のことを、死ぬほど好きだよな」

 

「これで何故、麗華ちゃんとイチャラブするのを声を荒げてまで拒否するのか……私には理解しかねますね」

 

「恐らく、未熟者がお嬢様の玉体に触れることを恐れているのかと……配下を人と思っておらぬ表情。もはや免許皆伝なのですが」

 

「お館様譲りの冷徹に過ぎる視線。後継者はセバスが居れば問題ありませんので、やはり次は女の子を仕込んで頂きたく思います。ニンニン」

 

「お嬢様、どうぞお召し上がりください」

 

「頂きますわッ!」

 

 お嬢様に奉仕することこそが、我が存在意義。そこにふしだらな関係など必要ない。そのためにはお嬢様を口汚く罵ることすら辞さない。……いや、興味が無いと言えば嘘になるが……俺はお嬢様に健やかに育って頂きたいし、未熟な俺ごときがお嬢様の配偶者となるなど早すぎる。

 そうだな……親父を余裕でブチ殺せるぐらいになれば、なんとか俺は自分を許せるだろう。Tボーンステーキを骨ごと嚙み砕く愛らしいお顔を眺めながら、俺は親父に手裏剣を飛ばした。お嬢様クソかわいい。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「ご馳走様ですわッ!」

 

「お粗末様です。おいクズども」

 

 しゅたたたたたたん……とまたもや舞い踊るニンジャ=サン装束たち。セバスが満足そうにしているところを見るに、動きは及第点のようだ。お義父様によると、シガ=ニングン時代はこのように生き生きと動いていなかったらしい。やはり週休3日制と、一日の労働時間7時間厳守は正義。お給料もクソほどあげておりますの。だって一人につき三人分は働くんですもの。

 元の雇い主だという、お母様の命を狙ったクソ馬鹿は人の使い方を知らなさ過ぎた。今頃冥界にて、己の不明を反省していることでしょう。思いつつセバスが差し出すティーカップをそっと手に取り、その芳しい香りを嗅ぐ。この香りは……!

 

「いい梅こぶ茶ですわ」

 

「シガの里の特産品販売は、完全に軌道に乗っております。ニンジャ=サン体験の手ごたえも上々。当家の収入源の一部としては、ささやかでありますが……お嬢様がご当主様の跡目を継ぐまでには、必ずや今の五倍は稼がせて見せます」

 

「セバスの商才は、誰から受け継いだのであろうか」

 

「お館様ではないのは確かです。恐らくご当主様であろうかと。ニンニン」

 

 執事、ニンジャ、格闘家、商売人。全てを最高レベルでこなすセバスは、そんじょそこらの男共とは物が違う。わたくしが猪突猛進でもまったく問題ないことを確信させる、素晴らしい手際はいつもわたくしを最大限に満足させる。これで未熟って、セバスの自分への厳しさは常軌を逸していますわマジで。思いつつ、梅こぶ茶を啜る。

 

「麗華。セバスとの仲はどうだ? そろそろキスぐらいはしたのか?」

 

「まだですわ。セバスったら、わたくしのだいちゅきブチかましを華麗に避けますの」

 

「まぁ、なんてひどい……どうして麗華ちゃんの愛を避けるのかしら。セバス?」

 

「物理的に即死するからです、ご当主様」

 

「あらまぁ。麗華ちゃんは旦那様に似て、金剛力士だものね……それならしょうがないわ」

 

 すりすりとお父様の逞しい胸板に頬を擦りつけつつ、こちらを眺めるお母さまの視線が痛い。だってしょうがありませんわ、わたくしセバスが大好きなんですもの。全力で飛びついても、お父様を微動だにさせないミニマムなお母さまとは違うんですの。わたくし、もうちょい小さく産まれたかったなどとは決して申しませんが……お母さまが羨ましくはあります。

 

「お母さま。お父様を堕としたという、逆レイプの奥義をわたくしにも……!」

 

「麗華ちゃんには難しいんじゃないかしら。多分やったら最後、セバスの腰がご臨終するもの」

 

「毎回ちんぽもげるかと思うからな、オレ」

 

「おファックですわー!!!」

 

 幼い頃、ベッドで見た奇跡。お父様のごんぶと過ぎる肉棒が、お母さまのちっちゃいおまんこにぎちぎちと収まっていく大奇術。やはりサイズ差というものは、相当な障害となるらしい。男女が逆であるが、セバスとわたくしがおセックスするのも、相当に問題が山積み。悲しい事実に胸がきゅんと痛む。

 

「ご当主様、旦那様。お嬢様を唆すのはやめて頂きたく思います。というかこの家の夫婦、なんで子供にセックス見せるのに抵抗が無いんだよ。おかしいだろマジで」

 

「おかしくないぞ、セバスよ。激動院の家訓は、『自分の欲望に素直に、後悔の無い生を長くごんぶとに生きる』。幼き頃から、口を酸っぱくして教えたであろうが」

 

「ですので、お館様と私は生ハメセックスをしてまいります。見たかったら覗いていいですよ? セバス。ニンニン」

 

「こんなの絶対おかしいよ……!」

 

 屋根裏にお義父様とお義母様が消えていき、直後にぎしぎしと鳴る音と、アンアンニンニンと鳴り響く洋物の喘ぎ声に頭を抱えるセバス。呻く様も、最高にかわいらしいですわ。またまんこ濡れて参りましたの。せめてオナニーだけでも手伝ってもらえないかしら……思っていると。

 

「しょうがない、かわいい麗華ちゃんのセックス欲も限界でしょうし……『まんこ濡れたら即婚姻』と家訓にもあります。ここはお母様がひと肌脱ぎましょう。んっ……♡ 旦那さまぁ……♡ もっとぉ……♡」

 

「激動院家の家訓、いったいいくつあるんでしたっけ旦那様」

 

「百八つあるらしいが、オレも全部は知らん。恐らく陽華が自分の都合のいいように増やしていると思うぞ……やはり陽華っぱいは最高だな!」

 

「完全に飼いならされてやがる……!」

 

 にまにまと合法ロリらしからぬ、エロい表情を浮かべて上半身をはだけて。ロリ爆乳っぱいをお父様に引っ掴んでもらい、悦びの嬌声を上げるお母さま。目に毒過ぎる。わたくしだって二十四時間セバスにパイ揉みされてたいですわ。

 

「はぁーっ……♡ はぁーっ……♡ つ、つい脱線しましたが……♡ パイ揉みは後で思う存分楽しんで頂きます……♡ 麗華ちゃんこちらへ……♡」

 

「わかりましたわ、お母様」

 

「旦那様、ご自分の境遇に疑問を感じないので? 好き勝手されやがって。その筋肉は飾りですかクソが」

 

「そうは言うがなセバス。陽華は尽くすタイプだぞ? いつだってオレに最高の悦びをくれる。お前も絶対、ハメたらすぐに何もかもどうでもよくなる」

 

「俺はアンタと違って産まれた時からお嬢様にお仕えしてるんだよッ!!」

 

 セバスたちの歓談を背に、いざお父様とお母様の愛の巣へ。どんな秘策を授けて頂けるのかしら。部屋に入ると、そこかしこに転がる大人のおもちゃ。あと臭い。マジくっせぇですわこの部屋。換気ってものを知りませんこと? こんな両親から産まれたのは、わたくしの一生の誇りですわ。セバスのお部屋もこうしてやりますわ。

 

「いいですか麗華ちゃん。実はあなたは逆レイプで産まれたのではないのです……!」

 

「そ、そんな……!? 嘘ですわよね、お母様!? ド淫乱のくせに! おハーブ生えますわ!」

 

「後でお仕置きです。……本当ですよ? 激動院家の婿取り奥義は、逆レイプに非ず! ……これを用いれば、未熟な貴女にもきっとセバスを堕とせるでしょう」

 

「こ、これは……!? 何に使いますのこれ」

 

 お母様がわたくしに手渡したそれ。それこそは、わたくしとセバスの仲を一気に進めるための、秘策……? マジわからないですわ。これでお夜食でも食べろとでも言うのかしら……? まだ朝ですわよボケたのかしらお母様。小学生にしか見えないのに。おっぱいとおしり以外。

 

「それはですね、かくかくしかじかバトバトニンニン」

 

「……! なるほどガッテン! 試してハッテンですわぁァァァァァッ!!!」

 

「うるさいのはベッドで喘ぐ時だけにしておきなさい。なるべく下品な方が殿方が興奮しますよ?」

 

 お母様の頭をなでなでしつつ、秘密兵器を握りしめる。待っててくださいましセバス。今日こそキメる……! わたくしは期待の昂りに、思わずお母様の首をコキャッとやりましたわ助けてセバス。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「セバァァァァァスッ!!!! 助けてくださいましっ!! 犯人わたくしっ!! お母様が危篤ですのっ!!」

 

「ぶくぶくぶく……」

 

「うおお陽華ァァァァァッ!! オレを置いて死ぬなァァァァッ!! 麗華が犯人ならオレは誰を恨めばいいッ!?」

 

「またですかお嬢様。どれどれ……ああこりゃ駄目ですね。おいアカネ」

 

「はぁい、若~♡ アカネをお呼びですか~♡」

 

 シュタンと屋根裏から現れ、どたぷんっ♡ と擬音を鳴らしながら着地した、おっとり口調の黒髪細目。医療全般及びお嬢様が人体を破砕した時担当の、くノ一メイドナースである。ナースキャップと、白いくノ一装束からおっぱいが常に零れかけてるのが特徴。お嬢様の高貴なるおっぱいには敵わないが、なかなかいい乳をしている。

 

「当主様が危篤だ。後遺症が残らないようにな」

 

「わかりました~♡ 後でご褒美くださいねぇ~♡」

 

 当主様のミニマムボディを乳でしっかりホールド。そのまま医務室に向かい走り去る彼女で駄目なら、お嬢様の家督相続が早まるだけである。何も焦る必要は無いので、その場に座り込みひんひんと泣くお嬢様の頭をそっと撫でて差し上げる。泣き顔もクソかわいい。

 

「うう……力を手に入れすぎてしまいましたわ……わたくしは愛する者全てを壊してしまう……」

 

「闇堕ちしたライバルキャラみたいなことを言っていらっしゃる。大丈夫ですよお嬢様、俺は全部避けますから」

 

「でもセバスには避けられたくないですわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

「ミガワリ=旦那様ジツ」

 

「ぬぅああああああああああああッ!!!!」

 

 慌てず騒がずニンポにて。お嬢様が壊すのに苦労する肉盾をミシミシさせる。俺をメキャった場合、お嬢様の正気が危うい。俺の忠誠心はお嬢様>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>超えられない壁>>>当主様>>>旦那様の順に捧げているので、全く良心は痛まない。のほほんと、圧壊に抗する太マッチョを見守る。

 

「お父様ごめんなさいッ! すぐにお母様と同じ場所に送って差し上げますわァァァァァッ!!!!」

 

「麗華、ギブギブギブギブッ!! わりと痛いッ!」

 

「わりと痛いで済むあたり、さすがですね旦那様……シッ」

 

 しかしお嬢様のおっぱいが、旦那様の……俺以外の男の胸板で、むにむにと潰れるのはとても嫉妬心を刺激する。俺は筋弛緩剤を塗った苦無を、そっと旦那様の背面で、唯一刃物が通る場所。肛門に向かって撃ち放ち。尻肉で挟まれてケツ圧で圧し折られたため、やれやれと肩を竦めた。学習してやがるぜこの筋肉達磨。

 

「馬鹿めッ! 毎回ケツに刺されていればオレとて学習するッ……! あっいかん集中がウボア」

 

「セイッ!!!!!!」

 

 旦那様の雄大な体躯がひしゃげる様子は、名も知らぬ大木がその命を終える時のようで。俺は大自然とお嬢様の偉大さに涙を流しつつ、痙攣する旦那様を見下ろして十字を切った。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ふぅ、だいぶ落ち着きましたわ……それではセバス。本題ですが」

 

「お嬢様の過ぎた事を気にしない精神性、まさに覇王に相応しい。このセバス、より一層の忠誠心の昂りを感じます……はて、本題とは?」

 

「わたくしとセバスのえっちのことですわっ!」

 

「まだ言ってたのかよ、カスが」

 

「セバス、なんでえっち関連だと忠誠心が底値をマークしますのッ!?????」

 

 ドシンッ! と五体投地にて地面を震わせて、項垂れるお嬢様。決まっている。優しくするとつけあがるからである。俺は自分自身を含めた誰かがお嬢様を汚さないためならば、心をデーモン閣下にすることも辞さない。かわいさ余って忠誠心は数億倍である。お嬢様のためにお嬢様に暴言を吐く。決して趣味ではない。楽しいけど。

 

「お嬢様、おぐしが汚れてしまわれますよ? さっさと立ってクソデカおっぱいを張ってください。大丈夫です、視姦だけなら俺的にセーフですので」

 

「ふ、ふふふふふ……その厄介な忠誠心のねじれ具合も、今日までですわっ! これをご覧なさいっ!」

 

「……ラップ?」

 

 お嬢様が俺の大好物たる大山脈をどたぷんっ♡ と揺らして見せてきたもの。それは……何の変哲もないラップ。レンジでチンする時に使うアレである。一体これが、俺の忠誠心に何の影響を及ぼすと言うのだろうか。頭が悪いところも含めて俺の忠誠心はお嬢様に捧げているが、何をするつもりなのだろう。

 

「これを、こうッ!」

 

「ふむふむ、広げて?」

 

「そして、こうですわッ! むっちゅぅぅ……♡」

 

「うっわ、お嬢様のキス顔えっろ……」

 

 お嬢様が意気揚揚とラップをビィッ! と拡げたかと思うと、情熱なべーぜをその中心に。体格に比して厚めでセクシーなくちびるが、ラップ越しに少し潰れて……薄いピンクのキスマークをラップの中心に残す。マジでエロい。お嬢様のキスマーク。俺の大事なお嬢様のキスマーク……俺がいつか奪うお嬢様のくちびるのカタチ……! マジでちんちん勃つわ。

 

「んふー♡ セバス……♡ わたくしを、汚したくないんですわよね?」

 

「え、ええ……未熟な俺如きがまかり間違って、お嬢様を汚した場合……粗相の責任を取り、自害も辞さない覚悟ですが」

 

「お止めになってッ!? ……ゴホン。ご覧なさいセバスッ! ……おっぱいじゃありませんわッ!」

 

「えー」

 

「ここっ! このラップの中心をご覧なさいッ!」

 

「お嬢様のセクシーに過ぎるキスマークを……?」

 

 まじまじと見ると、ラップに嫉妬心が湧き上がってくる。誰に断ってお嬢様のくちびるを押し付けられたのか、こやつは。腹が立つ。別のメーカーの物に総取り換えすべきだろう。むしろメーカーごと潰すべきでは……? 思っていると、お嬢様がキスマークの裏側を指の腹で擦り、こちらに見せつけてくる。

 

「どうですッ!? 汚れていないでしょうッ!?」

 

「はぁ、そりゃあラップですから。汚れていたら欠陥製品として、潰す口実が増えますね。大丈夫ですよ、お嬢様。本社襲撃、必ず成功させてみせます」

 

「なんで会社を襲撃する話になりますのッ!? 違いますわッ! ……ら、ラップ越しなら……わたくしを汚さずに、セバスもキスが楽しめるでしょう……♡」

 

「なんと……!?」

 

 ぴしゃんと、雷鳴が脳を貫く感触。その発想は無かった……! ラップキスと呼ばれる、古代ニンポの奥義。まさかお嬢様が習得していようとは、このニンジャ=サン執事の目を以てしても見抜けなかった。つまりこれは、俺がお嬢様を汚さずに、お嬢様のド淫乱を満足させるたった一つの冴えた方法……!

 

「さぁセバスッ! んぅーっ♡ んんーっ♡♡♡」

 

「お嬢様……」

 

 がっちりとラップをホールドし、懸命にくちびるを押し付けて身を屈めるお嬢様。……正直必死過ぎて、セクシーさよりもアホっぽさ成分の方が多いが、問題ない。俺はアホなところも含めてお嬢様を愛しているのだ。むしろ興奮する。どきどきとくちびるを近づけて、いざ……!

 

「んっ……♡」

 

 ――初めてのキスは、ラップの味がした。でもセーフ。だってラップ越しだからまだファーストキスじゃない。でもお嬢様のくちびる、マジでやわらけぇ。ラップの感触が邪魔で、もっと欲しくなってしまう。夢中になって背伸びして、長身のお嬢様のくちびるを求める。

 

「んちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅばっ……♡ んはぁっ♡ これがセバスのくちび……んむっ!?」

 

 ラップごと、俺のくちびるをちゅっちゅとついばみ、最後に一吸いしてくちびるを離して所感を述べようとするお嬢様。逃がすものかよ。首の後ろに手を回しホールド。体重を掛けるまでもなく、お嬢様の膝がガクンと落ちる。よっしゃ、やはり俺の方から求めた場合お嬢様は弱い……! だってお風呂覗こうとすると悲鳴を上げて桶投擲してくるもん!

 

「……んっ♡ ちゅぅ……♡ んむっ!? ……あ、あーん……ちゅくっ……♡ れりゅれるゅ……♡」

 

 大人しく、改めて俺にくちびるを押し付けるお嬢様。舌で歯をノックするとおずおずと開いて、ラップに包まれた舌を招き入れるチョロいお嬢様。うっとりと細めるその従順な碧眼に、さらに嗜虐心が刺激される。汚さずにお嬢様のおくちを蹂躙できるという、幸福すぎる状況。気づけば俺は夢中になってお嬢様を貪っていた。練習しといて良かったぜマジで。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「んむぅっ♡ んーっ♡ んぅぅ……♡ ぷはっ♡」

 

 (な、なんでこんなに上手いんですのッ!?????)

 

「……ん」

 

「んちゅれろっ♡ れりゅ……♡ ンむむっ!? んっ~~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡」

 

 脳に直接響く水音に、頭がおかしくなりそう。膝をがくがく震わせながらくちびるを離して息を吸うと、セバスが不満そうに舌を伸ばしてくる。愛しの旦那様を不快にさせてしまった。慌ててラップごとしゃぶりつくと、目を細めて頭をよしよししてくれる。おまけに歯で舌をかりっと挟まれるともう無理。

 

 (せ、セバスにッ♡ セバスにわたくしの舌が食べられちゃってますわぁぁぁぁっ♡♡♡♡♡)

 

「くちゅっ……れろれろれろっ! はむはむはむっ!」

 

「むちゅぅっ♡ んんんんっ♡♡♡ んみぃぃぃぃぃっ♡♡♡♡♡!!」

 

 くちびるを塞がれ、おくちの中でラップが暴れ回り。舌を優しく蹂躙されて全身から力が抜けて、セバスに全体重を掛けてしまう。彼の肩で潰れるおっぱいの奥が熱い。お股の間がいつも誘惑するために言っている冗談ではなく……掛け値なしに本気で……じゅんと濡れる。ラップキスやばすぎですわ、ありがとうお母様。これで三日はオカズに困らな……?

 

「お嬢様。……まさか、これで終わりじゃないですよね?」

 

「は、はひぃ……♡ も、もちろんですわっ♡ ……そ、その……どうすれば……ひぃんっ♡」

 

 セバスのセクシーな流し目と、大重量を支えるためにわたくしの肩を掴む手に籠る……確かな力。トドメに低い声が耳元で響き、わたくしのおよめさん本能が旦那様を満足させろと命令を下す。支えてくれていた彼が身を離し、堪らず大きなおしりを地面に落とす。立ってられないんですもの、セバスキスうますぎ。

 ……しかしわたくし、一向に処女。だってセバスに捧げるんですもの。そんな……えっちなことを行うにしても、あまり知見が無い。お、おまんこお見せしたら満足してもらえるかしら……? いつもとは逆に彼を見上げておろおろしていると、おちちをぐんにゅり♡ と掴まれる。ショーツの奥がまた湿り気を増す。

 

「お嬢様。ラップ越しならば……触っても汚れないんですよね?」

 

「あっ♡ は、はひぃっ♡ そ、そうですわセバスっ♡ わたくしの身体、触り放題ですわっ♡ んぁぁ……♡」

 

「……服が、邪魔ですね?」

 

「……♡ わ、わかりましたわ……♡」

 

 ぐいと一揉みされてからおちちを離され、見下ろすセバスの目線が求めていること。主にしておよめさんたるわたくしに、わからぬ筈が無い。ブラウスのボタンを引きちぎるように外す。ばるんっ♡ とセバスに見られるための……セバスに捧げるために存在する、わたくしのおちちが一つ目の拘束から逃れて……感じる視線が一段と熱くなる。

 

「……黒。期待されていたのですか?」

 

「せ、セバスに……♡ いつだってこうやって見られるのを、ずっとずっと待っていましたのよ……♡」

 

「そうですか……お嬢様。覚悟はおありのようで。では、その先は?」

 

「はぃ……♡ は、外して……♡ ください、まし……♡」

 

 精緻な刺繍が施された、黒いレースのハーフカップブラ。剥き出しの北半球に感じる視線が痛いぐらいに熱くて。身をよじり背を向けて、はしたないおねだりをしてしまう。……旦那様に外して頂くのが、一番……雄の欲望を満足させると、お母様に聞いていたから。どきどきとしていると、律儀にもラップに包まれた指先の感触が、ホックの位置に。

 

「外しますよ、お嬢様」

 

「ひ、ひとおもいに……♡ やってくださいまし……♡」

 

「腹を切るんじゃないんですから……うおすっげぇ」

 

 呆れたように呟くセバスの指先で、金具がバチンッ! と弾ける。だっぱんっ♡ とわたくしのはしたないおちちが解放され、大きく揺れる。それを見るセバスの視線の温度と来たら。……後ろを振り向くことが出来ないのは、わたくしが……旦那様に全てをお見せする勇気がまだ出ないから。乙女心はラビリンスの如く難解なのですわ。いざという時に、チキンになるわたくし。

 

「……お嬢様、これを」

 

「え……?」

 

 背けた顔が熱い。……はしたないわたくしのクソデカおっぱいは、ブラウス越しの視線には慣れているが……なまちちを、旦那様にお見せする勇気が出ない。変じゃないかしら。セバスに嫌われたら生きていけませんわガチで。思いつつわたくしのおちちを入念にセルフチェックしていると。

 ……セバスが後ろを向いたままのわたくしに握らせてきたのは……切り取られた、一枚のラップ。透明なそれは、何も隠すことなどできないし、それに……明らかに足(・)り(・)な(・)い(・)。

 

「触られたい部分に巻いてください。お嬢様にお任せします」

 

「ど、どえすぅ……♡ も、もう一枚、とか……♡」

 

「節約の美徳を学んで頂きたく」

 

 いぢわるな旦那様が渡してきたのは、わたくしの大きすぎるおちちに全て巻くには……あまりにも短いラップ。セバスが伸ばした手のひらより少しだけ長いそれは、わたくしに。……旦那様におちちを揉まれたい場所をピンポイントで指定しろと……そう雄弁に語っていた。

 

「こ、ここかしら……♡ それとも、ここ……♡」

 

「お嬢様。お早く」

 

「ま、待ってくださいまし……♡ わ、わたくし選べませんわ……♡」

 

「それでしたら、今日はやめておきますか?」

 

「ま、待ってくださいましっ! 決めますっ♡ 決めますからぁっ♡」

 

 ここまで来てお預けなんて、おっぱいが寂しくて泣いてしまう。慌ててラップをおちちに被せると、ドSな愛する執事にして旦那様の気が変わらぬように思い切り振り向く。でもわたくしのおちちが揺れることは無い。何故ならば。……がっちりと、両手でホールドして真ん中に寄せているから。

 

「こ、ここ……♡ ここを触ってくださいまし……♡」

 

「……お嬢様は、大層欲張りでいらっしゃる。ん……?」

 

 呆れたように鼻を鳴らすセバスの視線の先には。わたくしが両手で中央に寄せたおちちの中心に被さる、透明な長方形。そして彼の傾げた首が……わたくしをさらに緊張させる。こ、これを見せてしまいましたわ。内緒にしてたのに。わたくしのおっぱいに隠された秘密を、旦那様に見せてしまった。き、嫌われないかしら……

 

「お嬢様、陥没乳首だったんですか? クッソエロいなマジで。どこまで俺の好みなんだよ……更なる忠誠を捧げます。忠誠心が鼻から溢れそう」

 

「や、やりましたわっ♡ 大好きですわセバスッ♡ わたくしのセバス専用およめさんおっぱい、千切れるぐらい楽しんで欲しいですわっ♡♡♡!!」

 

 ラップに2か所の微かな凹み。大山脈の頂点をカルデラ化するそれは、わたくしの恥ずかしすぎる秘密。……縦割れした乳穴が、恥ずかしがり屋さんな乳首を隠し。わたくしは未だ愛しすぎる旦那様に、全てを見せられないままでいた。でもセバスはこういうのも大好きらしい。……まったくもうっ♡ わたくしのことを愛しすぎてますわっ♡ わたくしもお慕い申しあげておりますわ旦那様っ♡♡♡

 

「常に破壊を周囲にばら撒く、偉大なるお嬢様と違い。俺は常に全力というわけではありませんので……まずはこれを使います。ラップを一回退けますよ?」

 

「せ、セバス……♡ そ、それは一体何なのかしら……? 何やら湿っているように見えるのだけれど……♡」

 

「ご存じありませんでしょうか。くノ一どもに性的拷問に対する対処。その術を学ばせるための……媚薬棒ですが。今回は細くて柔らかい物を用います」

 

「媚薬BOWッ!? しかもバリエーションが豊富ですのっ!!??」

 

 ぬらりと濡れる、黒くていっぱい段差の付いた細い棒。使い方は予想できなくはないが……わかりたくない。ニンジャ=サンってそういうこともやるんですのね。知りたくありませんでしたわ。というか、わたくし以外に性的拷問を実施するとか、明らかに浮気では……? 思いつつもわたくしはおちちを抱え、旦那様の性的拷問をわくわくと待った。絶対気持ちいいですわ。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「ひ、ひぃぃ……♡ め、目がッ♡ 目が怖いですわセバスっ♡ かっこいいっ♡♡♡」

 

「はーいお嬢様、動かないでくださいねー。玉のお肌を傷つけない、一番柔らかい媚薬棒ですが……お嬢様が痛がった瞬間、俺は奥歯を噛みしめます」

 

「し、死んでも痛がりませんわッ!」

 

「よろしい」

 

 ニンジャ=サンが奥歯に自害用の毒薬を仕込むことは、常識と言える。お優しい激動院家の皆様は良い顔をしないが……これはニンジャ=サンの本能に刻まれた伝統的自害ジツ。これを奪われたらアイデンティティを失うと、ドゲザにて泣き叫んだ親父のアツいこだわりが役に立った。まぁ俺は仕込んでないんだけど。

 お嬢様が正座したままにびしりと背筋を伸ばし、自ら掴んだクソデカおっぱいをこちらに向けてカチンと固まる。さすがは俺の愛しいお嬢様。あまりにもチョロくて逆に愛おしい。麗しいお顔の赤らみ具合からして、死ぬほど恥ずかしいと思っているだろうに。俺を失わないために、従順に……恥ずかしい陥没乳首を嬲られることを受け入れてくださる。さらに忠誠心が高まった。

 

「ではさっそく」

 

「んあっ♡ つ、冷たい……♡ 温かいセバスの指が、ほしぃですわ……♡」

 

「……かわいすぎる。もう一本もドーン」

 

「んみぃぃぃ……♡」

 

 つぷりとお嬢様の右の乳穴に沈み込む、媚薬棒のさきっぽ。びくんと震えたお嬢様の、かわいらしいおねだり。かたっぽずつ開発……もとい救出するつもりだったが、我慢できない。左の乳穴にも媚薬棒を差し込む。わくわくと沈めていくと、虎のようなデカさなのに、猫のような愛らしい鳴き声。まったく、どのくノ一よりも色気のある淫声を囀(さえず)ってくださるとは……滅茶苦茶に愛してやるからなマジで。媚薬棒なら直接触れてないのでセーフ。

 

「お嬢様。先端のここで、かりかりすると……如何でしょうか」

 

「ふぁっ♡ ふぁぁぁぁぁっ♡ わ、わたくしのちくびせつないっ♡ せつないですわセバスッ♡♡♡!! こ、これどういう効果がありますのっ♡」

 

「ああ……アカネ」

 

「はぁい♡ 処置完了ですよぅ、若~♡ お二人ともご存命ですぅ♡ ……♡」

 

 気配が戻ってきていたので、声を掛けると現れるくノ一メイドナース。その名前を裏切る、夜闇のような色合いの髪。その下の同色の瞳は、淫らな期待に蕩けていた。くノ一衣装に包みきれていない、お嬢様よりも低い身長に搭載された……自慢のクソデカいそこを指して、命じてやる。

 

「見せて差し上げろ」

 

「お、お嬢様にわたしのぉ……♡ はしたない、こ(・)こ(・)をお見せするんですか~♡」

 

「嫌か? なら褒美は……」

 

「嬉しくてたまりません~♡ ご褒美をお嬢様の前で頂けるなんてぇ♡ わたしは幸せ者です~♡」

 

「この露出狂が」

 

「んぅぅ~♡ み、見てくださいお嬢様ぁ♡ わたしの~♡ 若に調教して頂き尽くしたぁ……♡ ま・ぞ・ぱ・い♡」

 

 クソマゾデカパイくノ一が、大喜びで丸出しにした豊満に過ぎる乳。そこに視線を注いだ愛らしいお嬢様の目が、ある2点を捉えた途端に。信じられない物を見るように見開かれる。それも道理というものだろう。……なにせ、アカネの乳首は……

 

「わ、わたくしと同じ陥没乳首……!? あとセバス。何わたくし以外の女を調教してますの。マジムカつきましたわ……あとでテッポウ稽古に付き合って頂きます」

 

「ゆるして」

 

「それが嫌ならば、わたくしをアカネ以上に……その100倍は調教し尽くしなさい。これは次期当主としての命令ですわ」

 

「お、仰せのままに……?」

 

 おかしい。くノ一どもを次代シノビ=サン執事ガシラとして調教していることを、ノリで嫉妬深いお嬢様に明かしてしまった失策に気付いたのも……時すでに遅し。もはや俺の命もこれまで。お嬢様の張り手にて命を散らす覚悟を決めて、せめてもの足掻きとして慈悲を乞うたら。……一瞬で俺に有利すぎる条件で許された。あまりにもチョロすぎる。お嬢様は、やはり俺が守護(まも)って差し上げねば。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「むぅ~。お嬢様ぁ? わたしの秘密、まだまだあるんですけども~♡ ちゃんと見てくれないと、駄目ですよぅ♡」

 

「あらアカネ。わたくしとセバスの会話を……ちょっと気になりますわ。お見せなさい」

 

「は~い♡ 若ぁ♡ ご命令を~♡」

 

 セバスに首尾よく、わたくしを調教させることを約束させた満足感に浸っていると。頬を膨らませたアカネが、苦情を申し立ててきた。主従にして、旦那様とおよめさんのイチャイチャを邪魔するとは……嫉妬も合わさり、獄中死させる方針も頭に浮かんだが速やかに破棄。痴的好奇心の方が上回ったので、デカ乳くノ一の秘密とやらを見てやることとする。

 考えてみればいい見本でしたもの、こやつ。だってわたくし、セバスに……愛しい旦那様に、こやつの100倍は調教してもらえるんですもの。なら先に調教方針を確認する方が先決。わくわくと、声を弾ませセバスに命令をねだる、わたくしよりも身長が低い癖に……わたくしぐらいおちちが大きい彼女の行動を見守る。

 

「あ、ああ……出(・)せ(・)、『アカネ』」

 

「はぁいっ♡ わたしの~♡ おっぱいをぉ……♡ お願いしま……♡ んぉ゛ぉ゛~ッ♡♡♡!!」

 

 セバスの眼前でゆさゆさと揺さぶる、彼女のおちちの両側。ちょうど脇の下とおちちのつなぎ目を、愛しい指がトン、とつつくと。のけ反る彼女のおちちの先端が弾けた。……そう錯覚するほどに勢いよく噴出したのは……あまりにも。あまりにも淫らでクソデカい……桃色の淫猥なる突起。そのデカ乳に似つかわしい、クソデカ乳首がそびえ勃っていた。

 

「お嬢様、これがシガ=ニングン頭領たる、佐助家の秘伝……その応用。『自在乳首=ジツ』でございます」

 

「ニンジャ=サンって変態しか居ませんのッ!!??」

 

「失敬な、ボーチュー=ジツはニンジャ=サンの基本。そして配下のくノ一を乳首で寝取られて、マゾ射精をキメぬよう……戦国の時代より、我が家はくノ一の乳首を管理して参りました。アカネを始めとするデカ乳くノ一は、もはや俺以外の手では……乳首を晒すこと叶いませぬ」

 

「貧乳の場合は?」

 

「……」

 

「ねえ、貧乳の場合はどうですの!? 気になってわたくし、夜も寝れずにオナニーしていまいますわっ! オカズはもちろんセバスですわよっ!!」

 

「えいっ」

 

「んひぃっ♡ ひ、卑怯ですわよセバス……♡ わ、わたくしをおちちで誤魔化そうとするなんて……♡ も、もっとしてくださいまし……♡」

 

 ぐりぐりと乳穴の中をほじくり回す、突き刺さったままだった媚薬棒。たまらぬ乳悦に思わず誤魔化されてしまう、デカ乳乙女なわたくし。しばらく乳穴をほじくり回されていると、いつの間にか近寄ってきていた、わたくしの旦那様に乳首を管理されている……羨ましすぎるデカ乳くノ一の蕩けた声が、耳元で響く。

 

「んふ~……♡ 大丈夫ですよぉ、お嬢様ぁ……♡ 若はぁ、お嬢様を気狂いが如く愛していらっしゃいますぅ……♡ わたしたちが可愛がってもらえるのはぁ……♡ おちんぽ様以外でだけ……♡ 若の童貞はぁ、お嬢様の物ですよ~♡」

 

「セバスの童貞がわたくしの物だなんてこと、産まれる前から確定していた事実ですわよ? 何当然のことを得意げに言ってるのかしらこのデカパイ乳首マゾくノ一。いい加減にしないと張っ倒しますわよ?」 

 

「お嬢様、怖いぃ……わたし、ドン引きです~」

 

「お嬢様、媚薬棒に集中してください……そ(・)ろ(・)そ(・)ろ(・)出(・)ま(・)す(・)よ(・)」

 

「ほえ? ンッ……♡!? お、おちちが熱いですわセバスッ! た、助けてっ♡ 助けてくださいましっ♡♡♡」

 

 馬鹿乳くノ一に当然の道理を言い聞かせていると、わたくしの乳穴を媚薬棒でほじくり続けていた、セバスの愛しい声。旦那様に言われた通り、およめさんとして従順に意識を集中すると……おちちの中で膨れ上がる、凄まじい熱量。堪らず旦那様に助けを求めると、トン、とおちちの両側……スペンス乳腺の位置に突き刺さる指。続いて優しい声がわたくしの耳に吹き込まれる。

 

「今助けて差し上げます……出せ、『麗華』」

 

「はい旦那様っ♡♡♡!! で、出ますわぁッ♡!! んぉ゛っ♡ んぉ゛ぉ゛ッ~♡ ふンぎゅンぉ゛ッ♡♡♡!!」

 

 それは、セバスが初めてわたくしに告げてくれた……執事が主人に、お願いするのではなく……旦那様がおよめさんに言い聞かせる、『命令』。およめさん心が一瞬で沸点を超え、蒸発する理性が乳悦を爆弾の如く破裂させて。わたくしの乳穴から、ぼりゅんっ♡ と擬音が聞こえるような勢いでまろびでる……誇らしき旦那様の所有物。わたくしのおちちの先端が、淫らに立派に勃起し尽くしていた。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「はぁーっ……♡ はぁーっ……♡ ちゃ、ちゃんと出しましたわぁ……♡ だんなさま……♡ よしよし、してくださいまし……♡」

 

「ちゃんと恥ずかしいクソデカ乳首、放り出せましたね……? 偉いですよ、お嬢様。よしよし……」

 

「んふー……♡ ちゃんと麗華って、呼び捨てにしてくださいまし……♡」

 

「あれは、ジツの発動に必要だっただけで……お嬢様を呼び捨てにした無礼。どうかお許しください」

 

「……むぅ」

 

 頭を優しく撫でて差し上げると、うっとりと瞳を細めるお嬢様。続くおねだりは……誠に申し訳ないが、聞いて差し上げることは出来ない。我が佐助家に伝わるジツは、発動に対象の真名と……『命令』を必要とする。そうでなくては、誰が愛しい主人の名を呼び捨てなどにするものか。大義名分が有ったとはいえ、罪悪感に身がすくむ。愛らしく頬を膨らまされようと、聞くことは出来ない。

 

「アカネ、もういいぞ。下がっていろ」

 

「え~。ア(・)レ(・)は見せないでいいんですかぁ?」

 

「勘弁してくれ……見られたら何を言われるかわからん」

 

「ぶ~ぶ~。若のいけずぅ。……でもぉ♡ お嬢様の後なら、わたしたちにもワンチャンありますよね~♡ わかりましたぁ♡ んひぃッ♡!? イッぐッ♡♡♡!!」

 

 これ以上お嬢様の嫉妬を買うのはマズい。当然の判断の元、アカネに命ずる。しばし考え込んだ後、納得したようにシュタンと天井に向かい飛び上がり……ニンジャ=サン穴の端に乳首を引っ掛けて颯爽と消えるのに失敗する、クソ雑魚乳首くノ一。

『自在乳首=ジツ』は、俺が命じない限り乳で快感を得ることが出来なくなる代わりに……ひとたび俺が命じて乳首を解放すると、死ぬほど敏感になる。普段は一瞬で消えるため、ニンジャ=サン以外には目視すること叶わぬ……くノ一装束の裾から覗く、パイパンまんこから潮をぷしぷし噴きながら。下半身のみを穴からぶらんと出して、痙攣しているのがその証。

 

「嫌な雨ですわね……配下の教育、足りていないんではなくて? セバス」

 

「返す言葉もありません……この雪辱、お嬢様の乳首を全力で調教することにて。晴らすことを誓わせて頂きましょう。覚悟しろよマジで」

 

「ひぃっ♡ やりましたわっ♡ 挑発大成功ッ♡ 大性交も近くってよっ♡ グッジョブわたくしっ♡」

 

「では、まずはラップを」

 

「あ、それは忘れておいてくれませんのね……んっ……♡」

 

 お嬢様の苦言に、俺は何も言い訳ができない。なんとなれば、アカネは今も天井板にクソ雑魚乳首を擦り付けて、アへったままだと思われる。淫猥な雨は、止むことを知らぬまんこ集中豪雨。潮噴きシャワーの中、俺はお嬢様の乳首をアカネの百倍クソ雑魚にする。その宣誓を果たすため、ラップをお嬢様の乳首にそっと被せる。

 

「うっわ……エッロ……お嬢様の乳首、なんでこんなにエロいんだ……? 誘惑フェロモンとか出してます?」

 

「そ、それはぁ……♡ セバスがわたくしのことを、大♡ 大♡ だぁいすき♡ だからですわよ……♡ は、早く調教してくださいまし……♡」

 

 薄いラップをびんっ♡ びんっ♡ と押し上げる、デカパイの頂点。可憐とは口が裂けても言えぬ……桃色の淫ら過ぎる肉の塔。全てがデカいお嬢様は、乳首すらもデカかった。まだ調教していないというのに、アカネよりもデカい。いや、これはアカネどころではなく。この家にて最も大きな乳首を持つ者の、記録を更新しかねない……!

 

「当主様の乳首よりでけぇかも……」

 

「……何で、セバスが。お母さまの、乳首の、大きさを。知って、いるの、かしらぁ……?」

 

「やっべ」

 

 お嬢様がすっげぇ真顔。俺の大好きな愛らしい顔に浮かぶのは、尊属殺人すらも辞さないという覚悟。当主様の命の危機、本日二度目。そして次に死ぬのは、間違いなく俺になるだろう。お嬢様の瞳に宿る焔がそう言っている。これは、言い訳をしくじった場合……お嬢様は全てを殺戮し尽くした後に、自害すること間違いなし。当主様と俺が死ぬのはどうでもいいが、お嬢様が死ぬのは許容できない。絶対に失敗できない……!

 

「ほ、ほら。当主様もデカパイでしょう?」

 

「ええ。わたくしのお母様ですもの。殺しますわ」

 

「そ、そして乳首もクソ弱いんですよ」

 

「なるほど。セバスが調教しましたのね? 無惨に殺しますわ」

 

「駄目だ、殺意しか感じ取れない……! お、お嬢様……?」

 

「何かしらセバス。愛ラブキルユー待ったなし。……ふふっ。まさか実母に旦那様を寝取られるなんて。来世では、ちゃんとふたりきりで愛し合いましょうね?」

 

 おちちから手を離し、だらんと下がるお嬢様の腕。その剛腕に、木炭からダイヤモンドを錬成しかねぬ圧力が宿る。ぎちぎちと鳴るその音は、バッドエンドにしか通じない……冥界への誘いの音色。しょうがない、これだけは秘密にしておきたかったが……! 

 

「げ、原因お嬢様ですよっ! 俺が当主様の乳首の大きさを知るハメになったのっ!」

 

「……わたくし?」

 

 ぱちくりとさせるお嬢様の瞳から、警戒色がその色を薄くした。ここが攻め時……! 俺は全てを洗いざらい、ブチ撒けることにした。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「ほ、ほら。お嬢様、乳離れが遅かったでしょう? 何歳まで当主様のおっぱい吸ってたか、覚えてます?」

 

「高等部に進学した時には、もう乳離れしてましたわよ?」

 

「普通は、1歳を過ぎた頃には乳離れするんです……」

 

「そうなんですのっ!?」

 

 セバスが告げた衝撃の真実。庶民のご家庭では、高等部に入る前どころか……幼等部に進学する前に乳離れを終えるらしい。そんなこと、教えてもらったことありませんわ……それにお母様のおっぱい、超おいしいんですもの。毎日一リットル以上は飲んでましたわ。

 

「お嬢様がここまですくすく育ち尽くしたのも、当主様の愛情の成果と言えるでしょう。いつまでも乳離れしないお嬢様のため、当主様のクソデカロリパイは母乳を頑張ってお出しになり続け……ようやくお嬢様が乳離れした時、悲劇は起きました」

 

「な、なんですの……? お母様のおちちに、どんな悲劇が……?」

 

「……歩くだけで噴乳イきをキメるようになったんです」

 

「パードゥン?」

 

「だからっ! 歩くだけで和服に乳首が擦れてッ! 母乳をびゅうびゅう噴きだしながらアクメをキメる、デカパイミルクタンク合法ロリになってしまわれたのですっ!」

 

「なんですの、そのクッソ面白いいきものっ!?」

 

 ……セバスが言うには、どうやら全ての原因はわたくしだったらしい。わたくしの方がお母様より大きくなっても、お母様ミルクをおなかいっぱい飲みまくっていたわたくし。かわいすぎるわたくしに母性本能が留まることを知らず、持ち前の合法ロリデカパイが母乳を生産し続けていたお母様。急な断乳におっぱいが寂しがりすぎてしまい……わたくしの卓越した舌遣いで、調教され尽くしていた乳首はある日限界を迎えた。

 お母様のおっぱいを、わたくしの代わりに喜んで飲み尽くしていた、お父様がその日不在にしていたのも災いした。廊下を掃除していたセバスの目の前で、限界を迎えてのけ反り噴乳絶頂をキメたお母様。びゅうびゅう噴きだし続けるミルクは、お屋敷を甘いミルクの匂いで包み……お母様はこう告げたそうだ。

 

『れ、麗華ちゃんの旦那様なら、私の義理の息子ですし……♡ 赤ちゃんの頃、飲ませたこともあります♡ 合法っ♡ 麗華ちゃんのおちちを吸う練習、私のおちちでしてみませんか……♡』

 

『やったぜ』

 

 そうしてセバスは、お母さまのおちちに夢中で吸い付き、合法ロリミルクでおなかをいっぱいにしたそうだ。わたくしの胸に去来するのは、お母さまへの申し訳なさと……底知れぬ、憎悪。

 

「やっぱり浮気じゃありませんのっ!!!」

 

「違うんですお嬢様ッ! ちっちゃな頃のお嬢様と同じ顔で、誘惑されるとかっ! しかも当主様を汚しても、俺の心は全く痛みませんし……! お、お嬢様のおっぱいを合法的に吸いたくてたまらなかったんです……! どうか、どうかお許しを……!」

 

「セバス……」

 

 必死にニンジャ=サン謝罪ジツ奥義・ドゲザにて、地面に頭を擦りつけるセバス。……元はといえば、愛する旦那様におちちを吸わせてあげられぬ、わたくしが悪かった可能性がある。……いいえ、きっとそうに違いありませんわ。だってセバスにおちちを吸われたくて堪りませんもの。ビン勃ち乳首限界ですわ。早く調教して頂かないと気が狂ってしまいそう。

 

「ゆ、許します……♡」

 

「え、マジで? お嬢様チョロすぎねぇ? まだ俺のドゲザは百八式ほどあるんですが」

 

「そ、その代わり……♡」

 

「そ、そうですよね……いくらお嬢様が限界を超えたチョロさを持っていても、ただで済むとは思っておりませぬ……どうか煮るなり焼くなり……まずは、シャチホコドゲザでも……」

 

「わたくしのおちちから、母乳が出るようにしてくださいましっ♡ そして、毎日セバスに授乳する権利を要求しますわっ♡」

 

 顔を上げたセバスの顔は、当初唖然。その後に……雄として。旦那様としての自覚を持った……捕食者としての酷薄さを宿していた。およめさん卵子を食べ尽くして頂いて、めでたく受精で(ぷっちゅん♡)ゴール淫。わたくしは、愚かにもそう確信していたのです。……まさか、ニンジャ=サンのジツが……あそこまでの変態性能を秘めているとは思わなかったから。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「はい、お嬢様。おっぱいのさきっぽに意識を集中してー?」

 

「んひぃぃぃ……♡ ちゃ、ちゃんと触ってくださいまし……♡ ふぅーっ♡ ふぅぅ……♡」

 

 俺はお嬢様の要求を完全に遂行するため。お嬢様のビン勃ち乳首をかりかりと、ラップ越しに爪先でいぢめていた。お嬢様、ほんっっっっとにかわいい。まさか俺に母乳を与えたいがために、浮気授乳を当主様にされていた俺を許してくれるなんて。これは、本気を出さなくては。そのためにお嬢様のおねだりを華麗にスルーする。

 

「駄目です。ちゃんと俺は、お嬢様との約束を完璧に守りますから……この溢れかえる忠誠心を、どうか受け取って頂きたい」

 

「な、なんでセバスに授乳するのと、わたくしの乳首をいぢめるのと関係がありますのぉ……♡ は、早く孕ませてくださいましぃ……♡」

 

「えっ? まず授乳ですよね……? 孕むのはその後でしょう」

 

「な、何言ってますの……? 高等部まで乳離れしていなかった、わたくしでもわかりますわよ? 妊娠せずに、母乳が出るはずが……」

 

「出ますよ」

 

「えっ」

 

 お嬢様が、おかしなことを仰る。まさか、そんなこと。そんな簡単なことが、次代のニンジャ=サン執事ガシラたる俺に出来ないとでも思われていたのだろうか。……だとしたら心外だ。お嬢様の要求を、まっとうな手段でしか叶えられないと思われていたとは。外法の徒たるニンジャ=サン執事。その次代の頂点たる、この俺を舐めすぎである。

 

「そろそろいいかな……お嬢様、ちゃんと触ってあげますから。乳首に集中してください」

 

「じ、焦らしすぎですわぁっ♡ は、早くッ♡ 早くわたくしの旦那様専用ちくびっ♡ いじいじして………ほへ?」

 

「はいぎゅうしてー」

 

「ンぉ゛ぉ゛ッ!? ハヒィっ♡!? せ、セバッ♡ ちくびっ!? ぎゅぅっ♡♡♡!!」

 

 お嬢様の両の乳首をラップごと握りしめると、唖然とした後に豪奢な金髪を振り乱していやいやをするお嬢様。おっぱいの奥からせり上がる、未知の感覚に戸惑っているのだろう。アカネも、他のデカ乳くノ一も最初はそうだったが……じきに、こ(・)れ(・)無しでは生きていけなくなる。それほどに女を狂わせるのだ……我が家伝ニンポは、女の身体を狂わせる。『自在乳首=ジツ』など余技でしかない。本質は違う。

 

「はい、とんとんしこしこ」

 

「ぬひっ!? ひょぉ゛……♡ ぅ゛ぉ゛……♡ ぉ゛ッ!? にぎゃぁ゛ぉ゛ッ♡ な、何か出ますッ♡ 何か出ちゃいますわセバスッ♡♡♡」

 

 乳頭を軽く叩き、薬液が馴染んだことを……ラップ越しに感じる、どろりとした感触で確信する。トドメにしゅこしゅこと乳腺を潰すようにシゴくと、お嬢様の喉が奏でる淫らなアカペラが、1オクターブ上の音階へ。垂れ下がる目尻から流れるその一滴。舐めることができたならば、どれだけ甘美なのだろう。だが……今はこちらが優先。

 

「ではそろそろ。……はしたなく噴き上げろ。『麗華』」

 

「でるでるでる……えっ? はひぃっ♡ 射乳(で)るンっほぉ゛ぅ゛ッ――――♡♡♡♡♡!!」

 

 ぎゅうと摘まんだ指の力を緩めて、お嬢様の気が緩んだ瞬間。……押し殺した感情を、指先と喉から解放する。くノ一どもの乳首を嬲る時よりも愛情を籠めて。それでいてどこまでも残酷に。絶対零度の声色と、容赦の無い乳首シゴきにて。お嬢様の魂すら搾り取るように、デカパイの根本から先端までを思い切り蹂躙する。……乳首だけはラップに包まれているからセーフ!

 お嬢様の忠実なる臣下としての、俺の心意気はお嬢様により台無しにされた。あまりにも多量の甘くて濃い香りの奔流に、欲しがり乳首を包み込んだラップは思い切り天井に叩きつけられた。……お嬢様のクソデカボディーに搭載された、これまたクソデカいお嬢様っぱい。その乳頭から噴射された、凄まじい勢いの大噴乳にて。

 

「お嬢様、なんとはしたない……そんなに直接、俺の指が欲しかったのですか? 雌牛みたいにびゅうびゅう射乳(だ)しやがって。このロイヤルマゾパイがよ」

 

「ゆ、ゆるしっ♡ おゆるしを旦那様っ♡♡♡ わたくしのおちちみるくっ♡ セバスの指がうれしすぎて、止まりません……のほほぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~~~♡♡♡♡♡!!」

 

 ……射乳悦楽は、彼の織田(おだ) 乳長(ちちなが)に仕えていた我が祖先。石田(いしだ) 双成(ふたなり)によると……射精より気持ちいいらしい。愛する主君に無理やり授乳しながらふたなりレズレイプする快楽と来たら、マジ下剋上。彼にして彼女が遺した言葉だ。お嬢様がアへり狂うのも、無理なきことと言える。……だが。

 いくら愛するお嬢様といえど、俺の忠誠心を無碍にしたこの……無作法な噴乳火山を許してはおけぬ。俺は無我夢中でお嬢様のもちもちとしてふわふわな、愛しすぎるデカパイの虐待に務めた。俺を誘惑して、浮気授乳にてお嬢様を裏切らせた当主様にしたよりも容赦なく。それでいて、忠誠心の全てを籠めて。お慕い申しておりますお嬢様。この乳は俺のもんだ。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「はぁ゛……ぉ゛ッ♡! へひぃっ♡ ほっ……ひょぉ゛ぉ゛っ♡♡♡」

 

「だ、大丈夫ですかお嬢様……? 申し訳ありません、お嬢様があまりにも愛おしくて……俺の忠誠心がストップ高」

 

「お、おちち壊れるぅ……♡ こ、これどうやったら止まりますの……お゛ぅ゛っ♡♡♡」

 

「通常は、射乳(だ)し尽くすか……おっぱいが満足したら止まるのですが。お嬢様の体格では、ミルクの量も膨大なのと……ド淫乱なのが原因かと。お嬢様は欲張りですねぇ」

 

 のほほんとこちらを見るセバスの愛しい手は、既にわたくしのおちちから離れているというのに。わたくしの欲しがりデカパイは、まだまだぼびゅぼびゅミルクを噴き出して乳悦を求め続ける。おっぱいいっぱい止まらない。セバスの馬鹿愛してる。ねじくれ果てた忠誠心を持つ馬鹿の言葉によれば、これを止める方法はただひとつ……!

 

「す、すってぇっ♡ 吸ってくださいましっ♡ 旦那様におちちを飲んで頂きたくて、たまりませんのっ♡♡♡」

 

「お嬢様のセルフ授乳、見たいなぁ」

 

「はぷっ♡♡♡ んじゅるるるるるるんぉ゛ぉ゛ぉ゛ォ゛ァ゛ァ゛ッ♡♡♡!!」

 

「うお、ノータイム。どんだけ俺に授乳したいんだよお嬢様」

 

 つれない旦那様のいやらしいおねだり。お母様ミルクを十数年間飲み続けたわたくしのくちびるは、熟練のセルフ乳首フェラにて。自らの欲しがりマゾパイに、射乳アクメを強制する。ほらセバス、わたくしのおくち、アクメしながらでもちゃんと旦那様を悦ばせられますのよ。おちんぽ様しゃぶらせたら絶対絶対気持ちいいですわ。

 

「んぶぶ……♡ ぐちゅぐちゅぐちゅ……♡ あー♡ あ゛ぁ゛ぁ゛ーっ♡♡♡」

 

「うおお、精液じゃないとわかっててもエロすぎる……どこでこんなこと覚えてくるんだよ……お嬢様が通ってた学園、もしや性奴隷の育成が盛んでいらっしゃる? ……しょうがないな」

 

 わたくしのセバスに対する愛情を煮詰めたような、濃厚すぎるおっぱいミルク。わたくしちゃんと旦那様に、乳首フェラの成果をお見せできますわ。仁王立ちするセバスの股間がもっこりしているのが愛しくて。わたくしはがっぱりと開けたおくちの中で、舌をねろねろと乳白色の大海の中で泳がせる。はやく。旦那様はやく。

 

「んっ」

 

「んむっ!?」

 

 おちちを飲んでもらえると思ったら、セバスの瞑った眼が目の前に。上を向いてミルクを零さぬよう努めていたくちびるが、かさかさとした感触に塞がれる。ラップのつるつるした感触ではない。愛しくて愛しくて気が狂うほどに焦がれていた、わたくしの一番欲しかったもの。これは、セバスの……くち、び、る……? 

 

「んれろっ……じゅるるるるッ!」

 

「~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡!!!!!」

 

 旦那様に、文字通り……口吸いにて授乳させて頂けるという、幸せすぎるファーストキス。おまけにまだまだびゅうびゅうとミルクを噴き零し続ける、おちち蛇口をシゴきたててもらい。わたくしの意識はお空の彼方までホームランされた。セバスの愛し方、容赦なさすぎですわ。最初からやりなさいよこの旦那様愛してる。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「……♡」

 

「しまった、つい……」

 

 お嬢様があまりにもかわいすぎたし……おねだりが淫らに過ぎた。俺の大好きな……俺の全てたるお嬢様が、俺を求めてくれていたというのに。俺のくだらない……個人的な信条ごときが、それに抗えるはずがない。常であれば気高く吊り上がっている瞳は、愛欲の霧に霞んで淫らな欲望を満開にしつつ、俺をうっとりと見上げていた。

 俺が仕えるべき雄大なる体躯はぷるぷると震え。俺の所有物であると言わんばかりにミルクを噴き零す。クソデカやわパイを抱える、乳捧げの雌ポーズ。吸い寄せられるように触れたくちびるは、セルフ授乳にて。てらてらと白く濡れつつも、ぷるぷるとして暖かく。……夢中で貪り尽くしてしまった。

 

「お、お嬢様……?」

 

「ふあっ♡ ふぁぁ……♡ だんなしゃまぁ……♡ だんなしゃまぁ……♡」

 

 くちびるを離すと、お嬢様はゆっくりと背中から崩れ落ち。ぴくぴくと痙攣しながら、床にそのブロンドを大きく広げていた。……もはやその乳頭から、乳白色の筋は噴き出していない。満足してくれたのは、両手が象(かたど)るピースサインからも明らかである。白目を剥いているその様子は……見事なアへ顔ダブルピースだった。

 声を掛けてみると、びくんっ♡ と即座に反応。うわごとのように俺を求めながら、腰を浮かせ……へっこ♡ へっこ♡ とゆっくり上下に振り始める。……俺を誘惑するためとうそぶき、お嬢様にあるまじき短さにしていらっしゃる……デカケツのラインが露わな、スカートがみちみちと悲鳴を上げている。

 

「く、苦しそうだし……これに、他意はない。他意は無いんだ……」

 

「んふー……♡」

 

「……!」

 

 ホックを外すと、ふぁさと地面に堕ちるスカート。地面を掴むつま先から伸びるニーソックス。むちむちとした肉付きの良いふとももが、境目にはみ出し肉で段差を作り……覆い隠されていたそのごんぶとの付け根。そこはあまりにも淫靡に過ぎ……俺はしばらくの間、言葉を失っていた。

 

「んぁっ……♡ セバスぅ……?」

 

「お嬢様、エロすぎ……」

 

「へ……? きゃ、きゃぁっ!?」

 

 ようやく意識を取り戻したお嬢様が俺を呼ぶ声に、脳がまともに応答出来ない。まっしろになった俺の言語野が唇から吐き出すよう命じたのは、本能でしかない言の葉。お嬢様は自分のあまりの有り様に気付くと、大きなおしりをどしんと地面に落とし。俺の視線から、その露わになった花園を隠そうとする。させるものか。

 

「隠すな、『麗華』」

 

「ひゃいいっ♡ じっくりご覧になってくださいませ、だんなさまっ♡♡♡」

 

 思わずジツまで使って、命令してしまう。真っ赤に染まった顔で、元気なお返事を返してくださり。びしりと両手を体側につける、気を着けの姿勢を取ってどたぷんっ♡ とおっぱいを揺らすお嬢様。……ニンジャ=サン執事にあるまじきことだ。お嬢様が望んでいないことを命じてしまった。……本当に?

 

「俺に見て欲しい場所を自ら晒してください、見えやすいように」

 

「はひぃんっ♡ だ、だんなさまのご命令っ♡ わかりましたわっ♡♡♡」

 

 慌てて立ちあがり、俺を見下ろすその視線。ジツは使っていない。佐助家秘伝のジツ……『勅命』の発動条件は、みっつ。ひとつ、『対象が自分に一定以上の好意を抱く、雌であること』。ふたつ、『命令口調で』。みっつ、『真名を告げること』。……お嬢様が俺を好きすぎるのは、当然の事実。だが、俺は条件をひとつしか満たしていない。

 つまり……立ちあがったお嬢様が、今まさに淫蜜に塗れた黒いショーツを足首まで降ろし。手を頭の上で組み、がっぱりと脚を開いたがに股姿勢にて腰を突き出して。金色の薄い茂みに覆われた秘裂を俺に見せびらかすマゾメススクワット姿勢をしていらっしゃるのは……お嬢様自身が望んでいることである。……お嬢様が望んでいるなら、何故俺に『  』してくれないのか。不満に口が滑る。

 

「お嬢様。……そこに、何が欲しいのか。ご自分の口から、仰ってください」

 

 ◆◆◆◆◆

 

「ど、どえすぅ……♡ せ、セバスのっ♡ ……だんなさまの……♡ お、おち……」

 

「声が小さいですね? いつもの元気はどこに行かれたのですか?」

 

 いぢわるセバスの、低くてセクシーに過ぎる声。人に命令することに慣れきった……ともすれば何の感情も籠っていないと、錯覚させるほどの酷薄な声。彼のお(・)ん(・)な(・)に……主人にしておよめさんたるわたくしが、執事にして旦那様のご命令に抗えるわけがない。抗う気などまったくない。

 

「わ、わたくしのだんなさま専用ずぶぬれまんこにっ♡ セバスのご立派なおちんぽ様が欲しいんですのっ♡♡♡!!」

 

「……駄目ですね。俺の気持ちをわかってくれていない」

 

「え……?」

 

 この雌穴はとってもおいしいですよ♡ と旦那様にわかって頂くために腕を降ろして処女おまんこを指で開き、へこへこへこへこ揺らしていたわたくしに告げられる、旦那様の駄目出し。なんてことですの。わたくしがセバスの……旦那様のニーズを満たせていないなんて。セバスはドS。そしてわたくしの長身は、がに股でも尚セバスを見下ろせてしまっている。……わかりましたわ、旦那様。

 

「お、おちんぽ様くださいっ♡ だんなさまを見下ろすなんて無作法な真似をした、およめさんをお許しくださいっ♡♡♡」

 

「違うんだよなぁ……お嬢様にドゲザを披露して欲しいわけじゃないんですよ。完成度がやたら高いのがムカつくな……」

 

「う、うぅ……」

 

 すかさず地面に五体を投地し、ずしんと地面を揺るがせる。身長2mにして、体重は80kgを超えるわたくしの大きすぎる身体。それを少しでも縮めて、旦那様に許しを乞うが……いくら頭の標高を旦那様より下げようと。見上げるセバスのお顔から、失望の色が消えることはない。どうして。どうしてなのでしょう。わたくし、およめさんとしてちゃんとやっておりますわ。

 

「……俺はいつものふんぞり返って、自信満々なお嬢様が好きですよ」

 

「ふ、ふんぞり、返る……♡ わかりましたわだんなさまっ♡」

 

 お優しい旦那様がヒントをくださった。旦那様の主人にしておよめさんたる、わたくしが……セバスの所有物たるこのマゾメスデカボディを隠すように、縮こまっていたのがお気に召さなかったらしい。旦那様におよめさんは、全てを隠さずお見せするべき。当然のことを忘れていた自分に殺意を覚える。旦那様にわたくしの魅力的な部分を、ぜんぶぜんぶお見せしなくては。

 

「こ、こうですのねっ♡ わたくしブリッジには自信がありますのよっ♡」

 

「……」

 

 女子相撲では、お互いのダンプを破砕する程の衝撃に抗するため……首の強さが肝要。唸れわたくしの胸鎖乳突筋。張り切りますわ頭板状筋。支えるニクさの僧帽筋。太い首を最大限に活用する、全身全霊のネック・ブリッジ。おなかの上で手を組むなんてしない。旦那様専用おまんこに手を添えて、花びら大満開。がんばれわたくし。セバスにわたくしと言う名のマゾメス桜で、お花見を楽しんで頂くのです。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「ど、どうでしょうセバスっ♡ わたくし、おいしそうに出来ていましてっ♡?」

 

「すげぇうまそう。お嬢様、天才すぎるだろ……」

 

「やりましたわっ♡ もっと『麗華』を楽しんでくださいましっ♡♡♡』

 

 俺に、身長に対するコンプレックスは全くない。お嬢様の視線を頭頂部に感じるのが、堪らなく好きなのだ。なのでちゃんと立って頂きたかったのだが……お嬢様は、俺の思い描いていたイメージを、完全に超える痴態を大喜びで晒してきた。ふんぞり返るを曲解し尽くした、大木の如き巨体を世界に余さず魅せつける首ブリッジ。その安定感ときたら、まさに覇王の風格。

 完成度が高すぎて、頭頂部は地面にどっしりと根ざして。ゆるく巻かれた髪が理想郷の如き、黄金の地面を演出している。ぷるぷると揺れるクソデカおっぱいの先端……大きな乳首が、ぶんぶんと桜色の軌跡を描き。がっぱりと大胆に見せつける金色の茂みの奥。俺が貫くべき処女膜が、期待に濡れるお嬢様まんこの奥で鮮やかに色づいている。まさに『麗華』。幽玄ではなく、極限のリアルが俺の目を楽しませていた。

 

「……では、賞味させていただきます」

 

「も、もうっ! なんでまたそれですのっ!」

 

「ご不満なようなら、やめますが」

 

「……楽しんでくださいましっ♡」

 

 屈みこんで観察すると、へっこ♡ へっこ♡ と揺れ続けて俺の目を楽しませる桜のはなびら。そこにラップをそっと被せると、お嬢様の不満そうな声。お嬢様が嫌がるようなら、俺に否は無い。お嬢様おまんこ桜鑑賞会はお開きである。問いただすと、しばしの間の後に弾む声が続行を指示してきた。素直なお嬢様が大好きである。

 

「あんなに激しくぶつかり稽古していたのに。俺のために取っておいてくれたんですね?」

 

「ひゃいっ♡ ひゃいいっ♡ だんなさまのために、処女膜大事に守ってきましたのっ♡ セバスに貫いてもらうのを夢見て、ヨコヅナ相撲してましたのよっ♡♡♡」

 

 お嬢様の女子相撲選手としての取り組みは、圧巻の一言である。有象無象のブチかましを、その雄大なる体躯を前かがみにして受け止める独特なスタイル。それが処女膜の保護のためであったとは。お嬢様ガチ勢にして付き人たるこの俺にも、ついぞ卒業に伴う引退まで見抜けなかった。

 一度も投げられることなく、受け止めた相手を土俵の外にブン投げ続けて王者となったお嬢様。そのヨコヅナとしての圧巻の戦績は、俺への愛で支えられていた。思わずラップ越しに俺専用まんこをぺちぺちして、おまんこ拍手を執り行う。お嬢様の純真に、最大限の敬意と忠誠を。

 

「これには俺も思わず、スタンディングマスターベーション」

 

「何オナニーなんてコこうとしてますのっ!? ちゃんとわたくしに魅せながらしなさいっ!! なんならおしゃぶりさせてくださいましっ♡♡♡」

 

 ぼろんと取り出したちんぽをシゴこうとすると、気配を感じたお嬢様からの駄目出し。お嬢様は俺のオナニーの気配にクソほど敏感なのだ。なんでだよ、おかしいだろ。俺の部屋にずかずかと入ってきた途端、ゴミ箱ごそごそ漁り始めるお嬢様のせいで……俺はたった一つしか、欲求不満を解消する術を持たなかった。

 

「しょうがないなぁ。特別ですよ?」

 

「うをっ♡ でっか……♡ これがわたくし専用おちんぽ様……♡ 子供の頃一緒にお風呂に入った時とは、風格が違いますわっ♡♡♡ 逞しすぎて堪りませんわっ♡ まるで女にクソほど奉仕させまくっていたかのようなっ♡」

 

「そ、そうっすね……」

 

 言えない。オナニーできなかったので、くノ一どもに……毎日5回は噴乳パイズリをさせまくっていたことなんて。お嬢様がパイズリ焼けした亀頭の黒さについて、一切の知見をお持ちでなかったことが幸いだった。俺は一向に童貞なのだ……パイズリ童貞は小等部の頃に失ったが。佐助家では、パイズリは浮気に入らないのである。お嬢様に俺以外がパイズリさせたらブチ殺すけど。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「す、すんすんっ♡ はぁーっ……♡ くっさ……♡ あ、味も見ておくのはおよめさんの義務ですものねっ♡ れろっ♡ れろれろん゛っぉ゛ッ♡♡♡」

 

「お嬢様、ステイ。……俺は、お嬢様のクソデカいおっぱいが大好きですよ?」

 

 わたくしの逆さになった視界に映し出される、ごんぶとで逞しすぎる旦那様ちんぽ。亀頭の香りを嗅がせていただき、その雄臭の濃さにうっとりとしていざ実食。そう思った矢先に、おちちの先端をぎゅうされてびゅう♡ させられる。何なんですの。主人にドスケベフェラさせるのは、執事の義務ではなくって? 

 抗議の意を籠めた噴乳アクメでおちちを濡らすと、セバスがまたヒントをくれた。あまりにもわたくしのおちちが好きすぎる旦那様のおねだり。そうでしょう、そうでしょうとも。わたくしの大山脈は、きっとセバスにとても気持ちの良いお射精をさせて差し上げられますとも。

 

「ぱ、パイズリっ♡ ついにパイズリできますのねっ♡ わたくしのパイズリ処女を、旦那様に奪っていただきたく思いますっ♡ パイズリレイプっ♡ パイズリレイプしてくださいましっ♡♡♡」

 

「お嬢様、ノリノリすぎる……では、使わせて頂きます。お嬢様も最大限に悦ばせて差し上げますので、ご安心を……?」

 

「はぷはぷ……♡ んー、きんたまさまおいしゅうございます……♡ おんもいですわっ♡ この重さ、ヨコヅナッ♡♡♡」

 

 わたくしのパイズリ専用処女パイに、挿乳寸前の旦那様ごんぶと。少しでも気持ちよいパイズリレイプを楽しんで頂くため、眼前に垂れさがる旦那様の金玉様に、誠心誠意のおくち奉仕。舌でたまたま様の重さを確かめると、おちちに突きつけられた亀頭が、びくんっ! とイラ勃つ感触。

 

「何勝手に玉舐めしてるんですか、舌遣いがドスケベ過ぎるんだよ……! この天才淫乱お嬢様がッ! オラッ!」

 

「きゃっひぃぃぃんっ♡♡♡」

 

 どっちゅんっ♡ だぱぱんっ♡ と乱雑におちちに叩きつけられた旦那様の股間。やはり殿方の逞しさは、女を好き勝手に扱うことでこそ発揮される。旦那様ごんぶとを挟み込むと同時に、ぎゅうと本日何度目かもわからぬ乳首捻り。ヴァージンパイズリロードを乳白色で彩るミルクシャワーが、わたくしの幸せな乳嫁入りを迸る射乳アクメで祝福していた。

 

「このッ! お嬢様ッ! おっぱいがみっちみちに包み込んできやがる癖に……! なんでこんなに柔らかいんだよッ! 完全物質か!? 毎日10回はパイズリさせてやるぞ、このパイズリ専用デカ乳お嬢様がッ!」

 

「やぁっ♡ パイズリ専用だめっ♡ わたくしのおまんこっ♡ おまんこも使ってくださいましっ♡ ふんギュッ!?」 

 

「はぁ? 俺が一人前になるまで待てって言ってるでしょ。どうしてもおまんこ使って欲しいなら……激動院家の次期当主たる、貫禄を魅せて頂きたい。射精(だ)しますよ」

 

 わたくしのはしたないおねだりは、旦那様にご満足いただけなかったらしい。旦那様が引っ掴んだデカ乳首に籠る力は金剛力。出口を塞がれてじっくりと、じっくりとおちちを逞しい手で押し潰される。乳腺が潰されて無理やり閉じた出口が抉じ開けられる感触。旦那様が自ら楽しむネック・ブリッジパイズリレイプ。

 

「あ゛っ……♡ ひょっ……♡ ほぉ゛ぁ゛ッ♡ う゛っ♡ ぉ゛ひょほぉ゛ぉ゛ぉ゛……♡」

 

「はー、なんだよそのクソ汚ねぇ喘ぎ声。どこから出てんの? マジ愛してる……お嬢様のパイズリ、気持ち良すぎだろ……」

 

 旦那様のおちんぽ様を、おっぱいプレスで悦ばせて差し上げられる、幸福すぎるパイズリ処女喪失のデカ乳嬲り。あまりの圧力に乳管がぶりゅりゅりゅりゅ……♡ と無理やりミルクを搾り出す、いつまでもいつまでも続く重すぎる射乳アクメ。魂ごと搾り出されるかのようなマゾ快楽に、わたくしは旦那様の長いお射精をおなかに感じながら、ずしんと崩れ落ちた。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「う、うう……ひどいですわよセバス……なんでパイズリしかさせてくれませんの……? パイズリの星から来た、スペースパイズリニンジャ=サンですの? このクソ執事ぃ……」

 

「お、お嬢様落ち着いて……俺はお嬢様のためを想って」

 

「クソわよッ!! なんでわたくしのためを想ったらズリキチになりますのッ!? わたくしのおまんこにも我慢の限界というものがありますわっ!!」

 

 やり過ぎた。あの後も縦パイズリ、横パイズリ、アナル舐めパイズリ、ディープキスしながらのパイズリなど……思いつく限りのパイズリでお嬢様といちゃいちゃ、パイズリ新婚生活に興じていたが……とうとうお嬢様がブチ切れてしまわれた。ゲーミングな叫び声をあげ、縦ロールと白濁に塗れたクソデカおっぱいをだっぱんだっぱん振り乱すお嬢様。クッソかわいいな……あと十回はパイズリさせられる。お嬢様のおっぱいが好きすぎるぞ、俺。

 

「落ち着いてくださいお嬢様……だっておねだりばかりで、俺に命じてくれないじゃないですか。そりゃあ俺もいぢわるがしたくなるってもんです」

 

「ほへ?」

 

 きょとんと、こちらを見上げるお嬢様のまんまるな瞳。『激動院家の次期当主たる、貫禄を魅せて頂きたい』。俺の心の底からの願いを、どうやら聞き逃していたらしい。なんて主人だ。俺のニンジャ=サン執事心は、この方にどうやら通じていなかったらしい。そういう鈍い所も愛してますよ、お嬢様。

 

「いや、俺はニンジャ=サン執事ですよ? お嬢様に命じて頂き、何もかもをも行い……その生と死すらお嬢様の命令に殉じて捧げる、従者たる者。お嬢様に『命令』して頂かないと、お嬢様の処女を奪うなど、とてもとても」

 

「ドSなのにッ!?」

 

「性的嗜好と、魂にまで刻み込まれたニンジャ=サン執事としての本能は別です」

 

「わたくしのだんなさま、面倒臭すぎではなくて……? つ、つまりアレですの? わたくしが、セバスに……おまんこずぼずぼして孕ませろと、自ら命じろと?」

 

「一向にその通りですが」

 

 当然の質問に、即答する。お嬢様が頭を抱えて悩み始めた。一体どうしたというのだろうか。

 

「わ、わたくしドMなのにぃ……興奮したセバスに泣き叫びながら処女を無理やり奪われるの、ずっと楽しみにしてましたのよ? なんでだんなさまに自分をレイプしろって命じないといけませんの……? こんなの絶対間違ってますわッ!」

 

「お嬢様、めんどくさっ……セクハラカマしまくるくせに、ドMとか説得力が無さすぎるだろ……ああ、だからパイズリレイプパイズリレイプ連呼してたのか……?」

 

「激動院家の女は、代々ドMですっ! お母様がゲロりましたわっ! わたくし、逆レイプで産まれたんじゃありませんのっ! 激動院家の隠された、真の婿取り奥義は『誘い受け無様敗北』……! お母様はお父様を、クソデカロリパイダンスで誘惑して……散々ハメ倒してもらって屈服アクメキメましたのよっ!」

 

「激動院家自体がめんどくさい……!」

 

 驚愕の事実が明らかになってしまった。どうやら激動院家の女たちは、性に関して死ぬほど積極的でありながらも……飽くまで男にリードしてもらい、無様に敗北アクメをキメたい。そのような、謎の習性を持ち合わせて産まれるらしい。なんでだよ。くだらなすぎる当家の秘密に、俺まで頭が痛くなってきた。

 

「考えてみてもくださる? セバス。お母さまの体格では、どう足掻いてもちんちんがデカ過ぎるお父様を逆レイプできませんわ。体重が軽すぎますもの。おちちとおしりの重さにも、限界というものがあるんですのよ?」

 

「そういえばそうですね……当主様小さすぎるから、自重が足りないか……いや、今さら論理的に説明されても困ります」

 

「そしてわたくしたちは覇王の血筋……一般の下郎どもに敗北は許されませんので、せめてだんなさまにだけはクソほど無様敗北をキメたいんですの。バランスというものが重要ですわね」

 

「クソがよ……なら、命令してください。俺に、お嬢様をレイプしろと。命じてくだされば、俺は喜んで……」

 

「嫌ですわ」

 

「……は?」

 

 お嬢様が、ぷいと横を向く。……何でだ? お嬢様はあれほど、俺に敗北レイプされるのを希求していたというのに。……折角大好きなお嬢様に、命じられてお嬢様を愛せると思ったのに……! 腹を立てる俺の目の前で、地面に零れるひとしずく。お嬢様が、泣いて、いる……? 

 

「だ、だって……命令して愛されるなんて、いや……」

 

「……」

 

「いやよぉ……ひっく……セバスの意志をねじ曲げてまで、愛されたくなんかないですわ……そんなことするぐらいなら、わたくし潔く死にますもの……」 

 

「お、お嬢様……」

 

 伸ばした手が、お嬢様に触れられない。俺が、お嬢様を泣かせた……? 生涯をお嬢様に捧げると、産まれる前から誓っていた、この俺が……? 反射的に自害を試みるも、噛み締めた奥歯に毒薬は無い。お嬢様に仕え続けるために、自害という選択肢は捨て去ってしまっていた。

 

「だんなさまに、自らの意思で愛されたい……そう思うのが、いけないことですの? ……いいですわよ。そっちがその気ならわたくし、そこらへんのどうでもいい男でも誘惑……んむっ!?」

 

 俺は、無理やりお嬢様のおくちを塞いだ。お嬢様がたわけたことを抜かしそうになったから。俺の大切なお嬢様を、他の奴なんかにやるもんか。……俺は、俺のくだらない矜持を捨て去ることに決めた。お嬢様には、お嬢様が大好きすぎる俺を誘惑した責任を取らせなくてはならない。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「んっ……せ、セバス……?」

 

「お嬢様……俺は覚悟を決めました。お嬢様をそんなに思い詰めさせてしまうなんて……俺は、従者失格ですね」

 

「……飽くまでも、従者ですのね」

 

「ええ。ですから……お暇を頂きます」

 

「……ッ!? は、離してセバスッ!」

 

 わたくしのおくちを塞いだ、セバスの瞳は覚悟を決めた色を宿していて。そのくちびるが吐き出した言葉は、わたくしを……およめさんどころか、主人としても見限ると。その意志をどこまでも明確に告げていた。今のはきっと、別れのキス。反射的にドゲザを試みようとする。下げようとした頭を受け止められ、それすらも許されない絶望に舌を噛もうと……

 

「おっと。……早とちりしないで頂きたい。お嬢様の前から消える気なんかありませんよ……逆です。絶対にお嬢様を、逃がさない」

 

「えっ……?」

 

「お嬢様を……俺の物にする。もう主人と従者なんかじゃない。俺は従者をやめる。お嬢様を我が主人ではなく……およめさんにしてやる」

 

「あ、あああ……♡」

 

「覚悟しろよ……くだらない誘い受けなんて、させてやらねぇ。俺がハメたくなったらハメる。子宮が休まる暇もないぐらい、お嬢様に似た赤ちゃんをポンポンポンポン産ませてやる。一姫二太郎とか生半可なことじゃ許してやらねぇ……ダース単位で産ませて、激動院家の家系図を滅茶苦茶にしてやる」

 

 セバスが吐き出す言葉には、激情しか籠ってなくて。心底わたくしを自分の物にしたいと……わたくしを、お嬢様じゃなくておよめさんにしたいと。二人の愛の結晶を産む数すらも、旦那様の思うがまま。わたくしの意思なんて一切関係ない、絶対的な亭主関白を宣言してくれた。

 

「う、うれしいっ♡♡♡ め、滅茶苦茶にしてくださいましっ♡♡♡」

 

「クソマゾが……おい、およめさんらしい態度、あるだろ? もうお前は、俺のお嬢様じゃないだろうがよ……」

 

「はひぃっ♡ だんなさまっ♡ わ、わたくしを……♡ だんなさまのおよめさんを、滅茶苦茶に愛してくださいっ♡♡♡」

 

 ドゲザというものは、五指を揃えて地面に着いて。謝罪や請願の意を、相手に対して表す作法。……一人の人間としての意思を、表するためのもの。わたくしはもう、人間である前にセバスの……旦那様のおよめさんである。およめさんは、旦那様にドゲザなんてしない。三つの指を揃えて地面に着く、およめさんとしての作法。三つ指以外は使わない。

 

「はー、クッソかわいい。最初からこうしてりゃ良かったぜマジで。……おい、どうされたい?」

 

「だ、だんなさまにっ♡ ハメ倒して頂きたいですわっ♡♡♡」

 

「ああ? もちろんそりゃやるだろ……俺にどういう風に扱われたいんだよ。態度で示せ」

 

「ちゅっ♡ ちゅっちゅっ♡ れろれろ……♡ はぷっ……♡ んー♡ んぶっ♡!! んはぁ……♡ れりゅれるゅ……♡」

 

 三つ指を突いたまま、旦那様のおみ足にくちづけ。指の間に舌をこじ入れ、おくちに指を含ませて頂きどきどきと旦那様を見上げると……もう片方のおみ足で、頭を踏みにじって頂いた。旦那様はとてもわたくしのおよめさん心をよくわかってくださる。ぐりぐりと髪を乱して頂きながら、うっとりと舌を這わせる。

 

「どんだけ俺にひどく扱われてぇんだよ……合格。オラ、ハメやすい態勢を取れ」

 

「やったぁっ♡ だんなさまっ♡ だんなさまっ♡ わたくしのおまんこ、とってもハメ頃ですのっ♡」

 

 わたくしの誠心誠意の足舐め奉仕が認められ、旦那様にご命令を頂けた。すぐさま跳ね起き、無駄にデカい身体をそのまま背中側に反り返らせる。今度は首ブリッジではなく……旦那様にハメ倒して頂くためのポーズ。四股で鍛えた股関節の柔軟性を生かし、ごんぶとな脚を包むニーソックス。その足首を顔の横で掴む、何一つ旦那様に隠さない……種付けねだりのハメ乞いポーズ。

 

「ハメ頃? ……まぁズブ濡れではあるが……どんだけ期待してんだよ、恥ずかしい嫁だな……おい、今日は危険日か?」

 

「き、危険日ではありませんけれど……♡ でも絶対、だんなさまにご満足いただけますわッ♡」

 

「は? なんで危険日じゃねぇんだよ……およめさんとしての自覚、足りなくねぇ?」

 

「ご、ごめんなさいだんなさまっ! だんなさまに食べ頃卵子を捧げられない、クソみたいなおよめさんをゆるしてっ!!」

 

 呆れたように、旦那様が叱責してくださる。確かに旦那様がせっかくハメてくださるというのに、卵子を用意していないのは明らかにわたくしの落ち度。自分の卵巣のあまりの準備の悪さに、殺意を覚える。こんなことでは、およめさん失格。おちんぽ様ハメハメして頂くための準備が、整っていないことを涙ながらに謝罪する。

 

「はー、しゃあねぇな……手間のかかる嫁だぜまったく」

 

「だ、だんなさま……? んっ……♡」

 

「ほら、子宮の上……ここだ、ここに意識を集中しろ」

 

「だんなさまの手、やさしぃ……♡ ふぁぁ……♡」

 

 でもそんなクソみたいなおよめさんを、旦那様は寛大にも許してくださった。わたくしのおまんこと、おへその間の赤ちゃん部屋。その斜め上方の二点を、ぐりぐりと旦那様の指が押してくださる。その位置は、確か保険の授業で習った……卵巣……? おなかがぽかぽかと熱くなる。一体何をしてくださっているのだろうか。

 

「よしよし、いい子だ……排卵(だ)せ、『麗華』」

 

「ふぉ゛ッ♡♡♡!?」

 

 ぐりぃっ! と思い切りおなかを押され、未知の感覚がわたくしのおなかの中を駆け抜ける。い、一体何が……?

 

「あー、一個じゃ足りねぇよな……確実に孕ませてやりてぇし……もうちょいやっとくか」

 

「だ、だんにゃさまぁ……? い、いったい何を……♡ ふみぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛……♡」

 

 さらに旦那様の指が、わたくしのおなかをぐりぐりぐりぐり蹂躙し続けてくださる。おなかを旦那様の所有物として好き放題して頂ける悦びに、発情期の猫のような声が漏れる。……はつ、じょうき?

 

「あ? お前が自分で危険日も制御できない、およめさん失格の馬鹿女だから……俺が危険日にしてやってるんだよ。ほら、もう一個。排卵(だ)せ、『麗華』」

 

「ふぉ゛ぁ゛ッ♡ は、排卵ッ!? わたくしの卵子、ぷりゅんっ♡ て排卵(で)ちゃってますのッ♡!? だんなさますごすぎですわぁっ♡♡♡」

 

「お前の旦那様はニンジャ=サンだぞ? こんぐらい余裕だろ……ほら、ほらほら。排卵(だ)せ。排卵(だ)せ。もっと排卵(だ)せ。『麗華』。『麗華』。『麗華』。『麗華』『麗華』『麗華』」

 

「はぉ゛ッ♡!? ふぉ゛ッ♡♡♡ ふみぃ゛ぃ゛ぃ゛……ぉ゛ッ♡ にゃ、にゃまえっ♡ にゃまえ呼んじゃらめっ♡ ぷりゅぷりゅぷりゅぷりゅ排卵(だ)しすぎ……ふんぎゃぁ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ッ♡♡♡♡♡!!」

 

 おっぱいが射乳(で)るようになるのなんて、序の口だった。排卵すらもおよめさんに強制してくださる、旦那様のジツ。その威力を卵管を通る感触で絶頂し続ける、多重排卵アクメで思い知らされるわたくし。危険日を通り越し過ぎた超危険日。排卵するたびに敏感になっていくおなかを抱えて悦びに泣き叫ぶ、お嫁さんヴォイスはどこまでも長くお屋敷に響いていた。わたくしの身体、一体どうなってますの。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「ふぅ……こんぐらいでいいか。どれかは受精(あ)たるだろ」

 

「ふぉ゛ッ……♡ お、おにゃかくるし……」

 

「『麗華』」

 

「はぁ゛ぉ゛ッ♡♡♡!!」

 

 名前を優しく呼んでやると、びくんっ! と震えておなかを抱えて悶える俺のおよめさん。ぷしぷしっ♡ と尿道から潮を噴いたところを見ると、完全に排卵癖が付いたようだ。いい傾向である。ハメ待ち態勢にさせて、名前を呼ぶだけで排卵アクメキメるおよめさんとか……もう俺のおよめさん以外の生き方なんて出来はしない。コイツは俺の物だ。

 

「よしよし、ちゃんと排卵アクメ覚えたな……? 漏らせ、『麗華』」

 

「ふァッ!? ふぁぁぁぁぁ……♡」

 

「いい子だ……お漏らしアクメも、およめさんの義務だからな……」

 

 でもやっぱり射乳アクメ、排卵アクメだけでは少し不安だ。くノ一どもの百倍調教するという、約束のこともある。俺は心配性だから……優しく頭を撫でてやりながらジツを発動し、おもらしと絶頂を紐付けてやる。この快感を覚え込ませてやれば、俺のおよめさんは自力で排尿することが出来なくなる。

 ……俺はドSだから、およめさんを滅茶苦茶に愛してしまうだろう。万が一俺の愛に耐えきれなくなった場合、逃亡を図る恐れがある。排尿すらも管理してやれば、俺から逃げることは出来はしない。破裂寸前の膀胱を抱えて、俺の元に帰ってきて……三つ指謝罪するのがオチだ。

 

「んっ……♡ だんなしゃまぁ……♡ 上手におもらしできましたわ♡ ほめてくださいまし……♡」

 

「よしよし……どうだ? 俺の前でションベン漏らしてイッた感想は」

 

「最高ですわっ♡ およめさんのお花摘みのお世話も、だんなさまがしてくださるのですねっ♡ うれしぃっ♡」

 

「ははっ。逃げる可能性ゼロかよ。呆れたクソマゾ嫁だぜ」

 

「にげる……? 何を仰ってますの……? わたくしは、だんなさまのおよめさんですわっ♡」

 

 ……心配は無用だったらしい。尿道から溢れる黄色い液体が途切れると、自ら排尿管理をねだるかわいすぎる馬鹿女。逃げるという発想自体、思い浮かべることすら無いらしい。どんなことをしても、コイツが俺の元から去ることは無いと確信する。……ご褒美をやらなければ。

 

「そうだな……俺のかわいいおよめさんだ。じゃあそろそろ、ハメてやろう」

 

「な、生ハメッ♡♡♡ 出産ッ♡♡♡ 元気な赤ちゃん、ぽこぽこ産みまくりますわっ♡♡♡!!」

 

「お前に似た可愛すぎる赤ちゃんを、死ぬほど産ませてやっからな……いや絶対に死なさねぇけど」

 

 小便を漏らさせるまでもなく、黄金の茂みがぺたりと貼り付くほどに……期待に濡れ尽くしたおよめさんまんこ。亀頭でそっと膣口にキスしてやると、うっとりと蒼い瞳が期待に潤む。前戯なんて必要ないことを確信させる、あまりにも俺のちんぽを求めすぎているそこ。とてもうまそうで、我慢なんて出来そうもない。

 

「はぁーッ♡ はぁーッ♡ ぜ、絶対挿入(は)いった瞬間にイきますわっ♡ だんなさまは、処女喪失でイき狂うおよめさん、お好きッ♡♡♡!?」

 

「わかってて聞いてんだろ……大好きだよ。愛してるぞ、麗華」

 

「わたくしも愛してま……♡ ほへ?」

 

 腰を思い切り突き出すと、どちゅんっ! と、一気に貫いてしまった。処女膜の抵抗なんて、薄紙ほどにもありはしない。ぐりぐりと奥を抉ってやると、子宮口が俺の亀頭を大喜びでしゃぶり始める。大きな身体のわりに、そのまんこは驚くほど狭く。俺の肉棒全体をぎゅうぎゅうと握りしめるように、その全部で楽しませ始める。

 せまっ苦しいそこに思わず射精しそうになりながらも、およめさんの唖然とした顔に満足する。……まだ、自分が絶頂していることに気付いてないようだ。痛みなんて、ゼロだろう。ハンドル代わりに引っ掴んだ大きな乳を握ってやると、ミルクがどぷどぷと溢れ続ける。脳の処理が完全に追い着いていない。

 

「おいどうした? 感想を述べよ」

 

「イ、イってる……? イってますのわたくし? 幸せすぎてわからにゃ……あ゛ッ? あ゛ッあ゛ッ……た、たしゅけてっ……たしゅけてくださいだんなさま……」

 

 俺の身体を優しく包み込む、大きな大きなお嫁さん雌肉ベッドが地震のように震え始める。ようやく、自分の状況に気付いたようだ。見上げる顔がどんどんとアホ面になっていき、ぐるんと白目を剥くのを必死に堪えているようだ。無駄な抵抗を試みる、およめさんを助けて(ブチ殺して)やらねば。

 

「助からねえよバァカッ! かわいすぎるんだよお前ッ! オラッ! 足りねぇのか!? これが欲しいんだろ麗華ッ!」

 

「お゛ッ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡!!!!?????」

 

 どっちゅんっ! どっちゅどっちゅ! と鬼のようにおよめさんまんこをピストンしてやる。口を『O』の字に開いて淫声を発したかと思いきや、俺専用ちんぽケースがへこっ♡ へこへこっ♡ パンパンッ♡ と迎え腰を使い始める。呆れた貪欲さである。どんだけ孕みたいんだコイツ……? 思いつつも、ピストンを全自動子種(たね)搾り機に任せて意識を精巣に集中する。

 

「ぐぅッ……! 射精(だ)すぞッ! オラッ! 孕め、『麗華』ッ!!!!!!」

 

「んのっ♡♡♡!! んのほほぉ゛ぉ゛ォ゛ォ゛ォ゛ッ♡♡♡!? お゛ッ……♡♡♡!? ひょぉ゛ぉ゛ぉ゛ォ゛~~~~~~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡♡!!!!!」

 

 パイズリの時に射精(だ)し過ぎたかと思ったが……あまりに俺の精子を求めすぎる子宮口が、ドスケベフェラにて金玉から精子を根こそぎブッこ抜く。おまけに長い四肢が絡みついてきて、ちんぽを引き抜くことすら封じてきた。がくがくと腰を震わせながら、俺はどぷどぷとおよめさんの子宮にとんでもない量の精液をご馳走し続けた。射精終わらん、搾り殺される。助けて。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「んふー……♡ 大満足ですわセバスッ♡ これで世継ぎは安泰ですわねっ♡」

 

「頑丈だなぁマジで。お嬢さ「麗華ッ!!」……麗華。身体大丈夫?」

 

「大丈夫ですわっ♡ 身体の丈夫さには自信がありまくりですのよっ!」

 

「そうだね、金剛力士だね……俺は全身がビキビキ言ってるよ」

 

 四本の赤い痣をさすりながら、ご自分のお身体をチェックしている旦那様。あまりの悦びに、危うく絞め殺し掛けてしまったのだろう。だって嬉しすぎたんですもの。しょうがありませんわね。おまんこから零れだす、白濁した愛の証がもったいない。……追加を頂くべきでは? ぽんぽんとおなかをさすりながら、100万ドルの笑顔を旦那様にプレゼント。

 

「さ、だんなさまっ♡ あと十回っ♡」

 

「ゆるして」

 

「しょうがありませんわね……おっぱい飲みますこと?」

 

「飲む……」

 

「んぁ゛ッ……♡ およめさんおっぱい、飲むのおじょうずぅ……♡ イくぅ……♡」

 

 旦那様の飲み物は、およめさんミルク以外ありえない。わたくしをハメ潰して、喉が渇いていたのだろう。んくんくとおっぱいを飲む旦那様の頭をなでなでして差し上げながら、幸福でまろやかな授乳アクメを存分に味わう。これはお母様がドハマりするのも無理ありませんわ。次にわたくしに無断でセバスに飲ませたらブチ殺しますけど。ダイナミック家督相続。

 

「ぷはっ。しかしすげぇ射精(だ)したな……どう? 受精した感じある?」

 

「んふー……♡ そんなこと、わかるわけありませ……えっ? はへぇ……?」

 

 まったくセバスったら。何のために妊娠検査薬があると思ってますの? 今度お花摘みの時に、旦那様にお漏らし検査してもらわなくては。思いつつおなかをなでなでしてくださる、旦那様の温かい手を楽しんでいると……おなかアッツい。なんですのこれ。どうしてわたくしアクメしそうになってますの?

 

「ああ、さっき排卵アクメ覚えただろ?」

 

「は、はひぃ……♡ とっても気持ち良くて、意識がカッ飛びましたわ……♡」

 

「うんうん、俺のジツが完全に馴染んでるから……お前の子宮、受精したらわかるよ。そういう風に改造した」

 

「はぁ゛ォ゛ッ♡!? お、おにゃかっ! おにゃか熱いッ♡♡♡ だんなさまのお子種(こだね)が卵子ちゃんを……? パクパクッ♡♡♡ あ゛ッ♡ 受精(ぷっちゅん)ッ♡♡♡♡♡!!」

 

 旦那様の手がぐりぐりと弄ぶおなかの奥。いっぱいいっぱい排卵した、わたくしの大事な旦那様の赤ちゃんの素たるかわいいたまごちゃんたち。嬉しそうに逃げまどい、大喜びでつよつよせーしに捕まって。卵子膜に潜り込む、ニンジャ=サン遺伝子たち。脳内に映し出されるイメージに、わたくしは華麗に受精アクメをキメた。赤ちゃんの名前、何にしましょう。

 

 

 ――それは、わたくしがポンポン産み散らかした優秀なニンジャ=サンお嬢様たちが誕生する、十月十日前のお話。わたくしおよめさんとして優秀過ぎましたので、いきなり五つ子を出産しましたわ。ベビーベッドで泣きわめく珠のような赤ちゃんたちをぼんやり眺めながら、わたくしは次の種付けに想いを馳せた。死ぬほど産んでやりますわ、わたくし頑丈ですので100人産んでも大丈夫。愛しておりますわ、セバス♡

 

 

 

 おわり




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総合評価:1580/評価:9/短編:1話/更新日時:2026年05月10日(日) 00:00 小説情報


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