「どうしてこんな事になっちゃったんだろうなぁ……」
冒険者の間でも『療養地』として人気のある温泉街。その一角にある、女性に一番人気の高級宿の温泉の中であなたは一人黄昏れる。
あなたは有名な冒険者であった。その経歴に大きな傷が付いたのはつい先日。未踏破のダンジョンに潜った時に引っかかったトラップが『性転換』の罠であった事が始まりだ。
性別が変わる。これだけならまだなんとかなった。しかし、性別が変化した結果、外見年齢も子供と言えるまで下がり、今までのような力を出す事も出来ないとなれば話は別だ。
「はぁ……魔法は使えるし、特技も使えるけどこれじゃあなぁ……」
体のサイズが違うので、今まで使っていた防具が装着出来ない。武器を振るおうにも、力が足りずに振るえない。極め付けには、魔力の流れが男性と女性では違う為に魔法の威力がガクッと堕ちている。
たとえ、体の大きさから来るリーチの差などを治したとしても、この力の差は致命的だ。
もう、冒険者としては生きていけないかもしれない。
「今までの貯金を崩せば、生きていくには困らないけど……でも……」
それでも、使っていた武具や集めていたアイテムを売り払えば生きていくのには困らないだろう。だが、そうではないのだ。
あなたは『冒険者』という職業が好きだった。それは、あなたが戦いの中でしか生きられない人種である事を示しているのかもしれない。。
「あー……考えても仕方ないかぁ……」
今のあなたに出来る事は、ギルドからの報告を待つ事だけ。まあこんな風に不安にはなっているが、ほぼ確実に戻る事は出来るだろう。事実、数ヶ月前に同じような事になった冒険者がいたが、一ヶ月も経たぬ内に元に戻っていた。
そんな事を考えながら、あなたは風呂を出た。
風呂から出てすぐ。そこは小さな待合室になっている。見れば施術服に身を包んだ女性が立っていた。
「エステどうですかー♥ リラックス出来ますよ?」
気分転換にちょうど良いかもしれない。あなたは女性に近づくと、エステを受けたい旨を伝える。
「あら、お嬢ちゃんエステを受けたいの? ええと、お母さんは一緒じゃないのかな?」
子供に接するかのような言葉を掛けられ、あなたはついカッとなって女性を怒鳴りつけた。それと同時、ギルドから与えられた臨時の冒険者カードを見せる。
一応、金等級の冒険者としてのカードだ。元は黒曜であった為、2ランクほど落ちては居るが、それでも一般的には『熟練』と呼ばれる領域だ。
それを見たエステティシャンの顔が驚愕の感情を浮かべる。
「え、ええ!? キミみたいな子が金等級? うわぁ、すっごい……」
そう言って女性はあなたの体をペタペタと触る。風呂上がりである為、薄いローブしか羽織って居なかったあなた。そんなところをいきなり触られて、良い気分になるはずもない。
あなたは思わず、『変態!』と罵声を浴びせてしまった。
「あっ、ごめんね? お詫びと言っちゃなんだけど……エステ、タダで良いからさ♥」
むぅ、と口を歪ませ、呻くような声を上げながら考える。今ここでこの女性と事を荒立てるのは簡単だ。だが、それは得策ではない。今の自分はかつてのような力も無いのだから。
ならば、おとなしくエステ無料で手を打つのが『賢い』というものだ。
「はーい、一名様ご案内ー♥」
その判断が、これ以上無いくらいに『愚か』であった事に気づくまで、そう時間は掛からなかった。
「んー、やっぱり小さくても凄腕冒険者なんだねー? ほら、ここも凝ってる」
「ん、あぁ……♥ そこ、いい、かんじ……」
エステを受けてから早10分。あなたは蕩けた声を上げながら、エステティシャンの技巧に酔いしれていた。
貯まった凝りが、蓄積していた疲れが、全て押し流されていくかのような感覚。
「こっちはどうかなぁ?」
「ひぅっ♥ そこ、ふとももぉっ……♥」
「これくらい普通よ? ここはリンパが集まってる場所だからね、しっかりほぐさないと」
「ひゃうっ……♥ ふぁ、これ、いい……♥」
「そうでしょそうでしょ?」
全身をもみほぐされ、どんどんと抜けていく力。
あなたは自分が『メスの声』をあげている事も気づかずに、ただただエステの心地よさに身を委ねる。
太ももをもみほぐす指は、だんだんと上に上がって行き、ついには女性器にまで達した。
「ここも、凝ってるかしらぁ♥ ね、どうかな?」
ぴっちりと閉じた割れ目。性転換してからまだ一度も使った事の無いその部分は、生まれたての子供のそれのようでもあった。
エステティシャンは、その割れ目をゆっくりと撫で擦る。
「そこぁ、ら、めぇ……♥ ギルドのひとも、そこをつかったら、なにがあるか、わからにゃい、てぇ……♥」
「んー? まあ、一度くらいなら大丈夫よ♥ だってほら、こんなに気持ち良いんだから♥」
蕩けきったあなたの体は、女性の指から送り込まれる快感に対して、正直に反応してしまう。
擦られる度に、おまんこは愛液をぷちゅ♥と吐き出す。初めて与えられるメスの快感に対し、あなたの体は抗う方法を知らない。
「それ、な、らぁ……♥」
「はーい、『アクメエステ』一名様ご案内ー♥」
「ひ、あぁあぁあぁぁぁぁぁっ♥」
ぬぷり、と指が差し込まれる。
膣内に入れられた指は、入り口を抜けてすぐの部分で折れ曲がり、内壁を擦り始めた。
それだけで、あなたの思考は白く爆発してしまう。
「うっわぁ、すっごいわねこれ♥ マジモンの未使用じゃない♥ これはほぐしがいがあるわぁ♥」
「これぇ、にゃにぃっ♥ しら、にゃいぃっ♥ こんなに、しらにゃいぃぃっ♥」
指を曲げられ、内壁を擦られて、あなたは腰を浮かせながら未知の快感に震えていた。
もう声を押し殺す事など出来ない。ただただ、送り込まれる暴力的な快感に、体を仰け反らせながら震えるだけ。
そうしていると、突然内側から何かが湧き上がってきた。それは体を満たし、ついには溢れそうになる。
そして、溢れる寸前でエステティシャンが施術を中断した。
「はい、おしまい♥」
今まであなたの体を蹂躙していた手が止められる。あと少し、あと少しで絶頂出来たはずなのに、直前で止められてしまったのだ。行き場のないもどかしさが体の中で渦巻き、事実を頭が受け入れてくれない。
「最後までしてあげようかなぁ、とも思ったんだけどね? キミ、さっき私に『変態』なんて言ったよねぇ?」
言った。言ったがしょうが無いだろう。あんな風に初対面の人の体を触るなど、そう罵られてもしょうが無い。
だから悪いのはお前だ。あなたは力の入っていない声で、そう抗議する。
「ふーん、そう言う事言うんだ。せっかく謝ったなら最後までしてあげようと思ったんだけどなぁ」
彼女の言葉に、思わず体がブルリと震えた。
あなたはこの体になってから、女性の『絶頂』という物を体験せずにいた。ギルドの人曰く、『女性器を使い性行為や絶頂をするのはやめた方が良い。ほぼ確実に戻る事が出来なくなる』。これだけは『性転換』において共通しているのだとか。
つまりは、ここで懇願していまえば、あなたの『冒険者』としての道は断たれる事になるのだ。
「すっごいよ? キミ、まだちっちゃいし、イッた事ないでしょ? 全身痙攣させながら、『しんじゃう~♥』って白目を剥いて叫ぶの♥ それがイクって事なんだよ♥」
ゴクリ、と唾を飲む。
その姿を見て、女性は満足したように微笑みを浮かべると、隣との仕切りを取り払った。
「あっ♥ あっ♥ あああああああっっっっ♥♥ むりっ♥ これむりぃっ♥ しぬっ♥ しんじゃうぅっ♥」
「大丈夫ですよー♥ 死んだら蘇生してあげますからね♥ 安心してポルチオアクメでイキ狂ってください♥」
「あっ、あっ、ああああああああっっっっっ♥♥♥ ゆるしてぇっ♥」
おそらくは仕切りに消音の魔術が付与されていたのだろう。取り払われた瞬間、部屋中に嬌声が響き渡る。
マッサージ台の上で、打ち上げられた魚のように痙攣する女。絶叫は艶の乗った嬌声で、謝罪と命乞いを繰り替えす。
「ふふふっ♥ アレがイクって事♥ 何を言っても許して貰えず、おまんこも子宮もおっぱいも、ぜーんぶぐちゃぐちゃにされてバカみたいに泣き叫ぶ……♥」
そう言いながら、優しくあなたのすじを撫でるマッサージ師。入り口だけを優しく、焦らすようにと。
体内でくすぶっていた性欲が刺激され、指から与えられる快感を少しでも多く得ようと腰が浮く。それを見て女性は笑うと、一つの提案を投げつけてきた。
「あれ、やられたくないですか? もし誠心誠意謝ってくれるなら、特別にさっきの事をチャラにした上で『アレ』、やってあげますよ♥」
そう言って彼女は地面を指さす。つまりは、土下座して謝ればイキ狂わせてやる。彼女はそう言っているのだ。
この体になる前のあなたはそこそこのランクの冒険者だった。冒険者は舐められてはおしまいな職業。それ故に、あなたの中には強い自尊心が根付いている。
だから、そう簡単に土下座など出来ない。出来るはずがないのだ。ましてや、自分の冒険者人生が掛かっているのならなおさらだ。
「強情ねぇ? でも、こっちは違うわよ♥」
トントン、と下腹部を優しく叩かれる。それだけで子宮が疼き、プシュっ♥と愛液が吹きだしてしまう。
初めてのメスの快楽は、見事に子宮を活性化させた。今や子宮は肌の上から優しく叩かれるだけで疼き、えっちの準備を始めてしまう快楽器官。
「一回くらい良いじゃない♥ ごめんなさい~♥ 気持ち良くなりたいんですぅ~♥ ってしてみよ?」
子宮を叩かれ、すじを撫で回され、乳首をつねられる。女体は性欲を反映したかのように震え、快感を求める。
既に限界だった。あなたは震える体で移動すると、両手を地面に付き、床に頭をこすりつけた。
「ごめんな、さいっ……あ、あの、きもちよく、して、くだ、さい……」
だが、女性から反応はない。
どうしたのだろうか、と頭を上げようとした所であなたに言葉が投げかけられる。
「気持ち良く? 細かい注文は無し? じゃあ朝までずーっとすじだけイジメて、絶頂させないようにしてあげようかしら♥」
そう、彼女は『イキ狂いたいなら、自分からそう言え』と言っているのだ。
頭を地面に擦りつけ、自分を狂わせて欲しいと懇願しろ、と。彼女はそうさせたいのだ。
だが、もはやあなたに拒否権などない。昂ぶり熱を持った体では、もしこのまま無難にこの場を切り抜けたとしても、数日のうちには彼女に屈する事となるだろう。
きっとここでも快感を、見た物を忘れる事が出来ずに彼女の元を訪ねてしまう。
だからこそ、あなたにはこの選択肢しかなかった。
「っ……♥ イキ、狂わせてくださいっ……♥」
「んー、もうちょっと具体的なのが欲しいなー♥」
「ううっ……♥ おまんことっ、子宮っ、たっぷりイジメてっ、イキ狂わせてくださいっ♥」
「はい良く出来ましたー♥ 花丸あげちゃう♥」
羞恥と期待と快感で体を震わせながら、土下座してアクメを懇願する。人間の尊厳を捨て去った行為。
だが、あなたは快感に屈服し、それを行なってしまった。
土下座するあなたに近づくと、エステティシャンはおまんこに指を突き刺した。
「はい、じゃあその体勢のまま、沢山ごめんなさいアクメしましょうねー♥」
「ひっ、あっ、これ、やぁ、あああああぁぁぁぁああっ♥」
クイ、と膣内壁に向かって折り曲げられる指。指先はぷっくりと膨れ上がった快感期間を押しつぶす。Gスポットと呼ばれる性感帯を、ゴリゴリと潰すようにして指先が動き始めた。
土下座の体勢で責められ、筋肉の弛緩によってその体勢を崩す事も出来ない。
「い、くぅっ♥ なか、いくっ♥ これ、しらないぃっ♥ なに、これぇっ♥」
「Gスポットって言ってね、女の子のとーっても気持ち良い所なのよ♥ ここを刺激されると潮吹いちゃう子も少なくないんだから♥」
「いぎゅぅっ♥ からだ、ふるえて、うごけにゃぃっ♥」
擦られる度に軽く愛液を吹き散らしては、軽い絶頂に体を震わせる。純正の女性であってもこんな無様な絶頂をする事はそうそうないだろう。
それを、無垢な少女の体と、性転換に困惑する精神で経験してしまえばどうなるか。
性に関して歪み切ってしまってもしょうが無いだろう。
「どんどんアクメしちゃいましょうねー♥」
「いってりゅぅっ♥ いってりゅからぁっ♥」
「んー、それじゃあまだ甘イキでしょ? ちゃんとガチアクメキメないと♥」
「あああああああぁぁあぁぁっ♥♥」
トントン、と子宮を外部から叩かれながら、Gスポットを責められ、女体に襲いかかる快感は上限ギリギリまで来ていた。
それにトドメを刺すべく、エステティシャンはある『魔法』を使用した。
パチン、と飛び散る電撃。彼女が使ったのは電撃魔法。それをもって、子宮を直接刺激する。
「ふぁ……?」
「はい、これでガチアクメよ♥ それじゃ、いってらっしゃい♥」
「……? ふぇ、あ、あ、ひぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁっっっ♥♥♥」
思考と視界を埋め尽くす白、白。
言葉にする事も出来ず、あなたは快感に体を焼かれる。内側から性欲の炎が体を焦がし、経験した事の無い快感と多幸感が精神をねじ曲げる。
伸びきり、痙攣した手足は、土下座の体勢を崩ていた。ブリッジの体勢を取るかのように、体をゆっみなりに反らせて、必死に快感を逃がそうとする。
「く、ああぁぁぁああぁぁっ♥ ひぎゅぅぅっ♥ ああああぁぁああぁっ♥」
「うわぁ、すっごい♥ 潮吹きながら仰け反りガチアクメしてる♥ 素質たっぷりねぇ♥」
ガチアクメの時間は数分にも及んだ。
終わった時、少女はぐったりと地面に体を横たえ、方で息をしていた。
***
あなたが目を覚ますと、そこは宿の自室。
はて、昨日はどうしたのだろうか、と考え、そして思い出してしまう。
絶頂の懇願。味わった事の無い、メスの快感。失神するまで終わらない、本物のアクメ。
「あ、あああぁ……」
やってしまった。もう、男に戻る事は出来ない。絶望的とも言える現実を再確認しながらも、あなたは股から愛液を吐き出していた。
実際、あなたの顔は絶望の感情を作るのではなく、メスの顔をしていた。
そして、ベッドの傍らにある机を見れば、そこにはとんでもない物が置かれていた。
「こ、これ……」
ガチアクメをキメた結果、失神してしまったあなたの写真。股からは潮と愛液の混じった液体を垂れ流し、目はうつろで口は半開き。手足は力なく痙攣し、腰は浮きっぱなし。
裏を見れば、そこには『無料招待券』と書かれたエステのチケットが。
「う、あぁ……♥」
それだけで、あなたは腰を震わせながらその場にへたり込んでしまった。
快感がフラッシュバックし、性感帯を触ってもいないのに甘イキを繰り返してしまう。
エステのチケットにはご丁寧にコメントまで付いていた。
「『次はイキ殺してから蘇生する特別コースをしてあげる♥』……あ、う……♥」
あなたの冒険はここで終わってしまった。
冒険者時代に築き上げた有り余る財産でこの宿に入り浸り、メスの快感を傍受するだけの生活を送る事となる。
そして、ついには期待の新人として、この温泉街で夜な夜な行なわれる『ショー』に出演する事になるのだ。
それが幸せなのか不幸なのかは本人にしかわからない。ただ、ショーを行なう少女の顔は、恍惚としていた事だけは確かだった。