※この作品はR-18です。

そっくりなアイツ リターンズ   作:もっち~!

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久しぶりの東京

 

---目暮十三---

 

佐藤刑事から連絡があった。佐田リゾートへ至る道のことだ。まさか四葉財閥も関わっていたのか。財閥の土地に調査は入れない。正式は家宅捜査許可証がないと捜査ができない。相手が財閥では、まず許可は下りないだろう。

 

現在分かっている迷わずにたどり着けるルートは、列車での移動だけだった。峠道経由は私道扱いで、勝手に侵入出来ない道路が多々あるそうだ。あとは、空からヘリなどで行くだが、降りられるのは佐田家の病院の屋上とホテルの屋上だけで、これも許可証が得づらい。

 

警視庁から大量に人員を送り込み、工藤優作氏の事件を絡めて捜査したいのだが、送り込むルートが無いのが悩みである。

 

どうするかな…

 

 

 

---佐藤美和子---

 

目暮警部に連絡をした直後に、襲われた。頭に黒い袋被せられ。どこかに連れて行かれた。着ている物が脱がされていき、何かの水槽に漬け込まれた。冷たい液体。なんだ、これは?

 

「おにいちゃんのお気に入りが、目暮と通じていたとは…」

 

冷たい声の夏美ちゃんだ。こんな声を聞いたことがない。

 

「尋問官として、あなたの身体に色々と訊くわよ」

 

身体に訊くとは?何かの板の上に置かれ、手足を拘束され、身体の上に何かを積まれていく。

 

「正直に話せば、おにいちゃんに会わせて上げる。そうでない場合は、工藤優作のようになりますよ」

 

殺される…そう理解した。警視庁のスパイってバレたようだ。

 

「なるほど、警視庁のスパイなんですね。では、じわじわと虐めてあげますね。おにいちゃんを騙した罪でね」

 

騙していないよ~。段々、体内が熱くなっていく。身体の中に何かが侵入しようとしているし。身体を捩るも、逃げられる気配は無い。股を固く閉じ、何かの侵入を阻む。が、ウネウネと何かが体内に入り込んでいく。

 

新たな刺激が始まろうとしていた。乳首の先端に何かが蠢く感覚があり、何かが乳首の中に入り込もうとしている。

 

「やめて…お願い、夏美ちゃん…」

 

「どの口が言うのかな?」

 

意識が保てそうも無い。

 

◇

 

誰かの声が聞こえる。

 

「どう?おにいちゃん専用の美和子さんのオートマタです」

 

あの鬼が柔らかい声で説明しているようだ。

 

「へぇ~、美和子さんにそっくりだね。見た目は…」

 

あぁぁ~、亜樹君の指が私の敏感な部分を摘まんでいる。

 

「わ~、感触がいいねぇ」

 

「スキンシップを主眼においたオートマタですよ」

 

いや、私は私だから。亜樹君、気づいてよ~。声が出ない。表情筋がまるで動かない。

 

「おぉ~、萎えている乳首が刺激で立ってきた。凄いなぁ、夏美」

 

「えへ、おにいちゃんに褒められた」

 

喜んでいる悪魔。

 

「入れても大丈夫?」

 

「ちぎれることは無いと思います」

 

 

グイグイと亜樹君のあれが入って来た。私の意思に反して、亜樹君のアレを内部に招く私の内臓達…

 

「すっげぇ、気持ちいいよ。ありがとう夏美」

 

って、夏美ちゃんと亜樹君が部屋を出て行ってしまった。

 

「へへへ、美和子さん」

 

何故か、全裸の高木君が私の腰を持ち上げ、入れてきた。あり得ない。

 

ズンズンと、ピストン運動をする高木君…何も感じ無い私。

 

『わかったかな?スパイさん。今後、おにいちゃん以外とは出来ない。してもいいけど、何も感じ無いんだよ。これが、あなたへの罰…』

 

脳裏で夏美ちゃんの冷たい声が響き、意識が遠く鳴っていく。

 

 

 

---鳥居亜樹---

 

朝、麻衣達とダンス練習をして、温泉へ…男湯のベンチに美和子さんが全裸で寝ていた。夢遊病か?

 

「美和子さん、こんな場所で寝ちゃダメだよ」

 

美和子さんの身体を揺する。

 

「あっ、亜樹君…会いたかったよ~」

 

目が醒めるなり、俺に抱きついて来た。美和子さんの胸の感触…悪くないです。

 

身体の冷え切った美和子さんと温泉へ…

 

午後は執筆活動である。美術館では内臓画展が開かれていた。宮野医院で描いた患者さんの内臓画の公開であり、参加者は医療関係者が多いらしい。それよりも執筆である。刑事と怪盗との恋愛話であるが、クライマックスなシーンだけを濃厚に担当の鈴木さんから指示が入った。刑事にプロポーズされたシーンから始まり、プロポーズを断るシーンで終わる感じにしろと。

 

本の執筆が終わると、それを台本に起こす作業がやってきて、その後は、絵コンテ割の作業って、俺はどんだけ仕事漬けなんだぁぁぁぁ~

 

と、言うことで、脱走をした。バイクで今度こそ東京を目指した。が、優秀なアシスタント達がバイクで追走してきた。蓮と蓮の後輩の藤崎 茜である。

 

「仕事に行き詰まって脱走ですか?」

 

茜に言われた。

 

「悪いかよ~」

 

「いいえ、悪く無いです。が、私達を置いて行くのは許せません」

 

と、凜々しい顔の蓮に言われた。

 

◇

蓮のおかげで、無事に渋谷に着けた。見た目が高校生な二人はスカウト達に囲まれている。

 

「私達、佐田芸能に所属していますので」

 

と、答えている蓮。その言葉が出ると解散しはじめるスカウト達。

 

「あれ?亜樹君じゃん」

 

と、突然、のどかに声を掛けられた

 

「あれ?秋葉原じゃないの?」

 

「今日はオーディションで渋谷のスタジオなんだよ」

 

売れ無いアイドルは大変だ。のどかと共にオーディション会場に。一般公開らしい。

 

みんな同じ顔に見えるアイドル達。これは選ぶのが大変だよな。俺を護る様にして茜と蓮が立っているが、気にせずにスケッチブックを取り出し、ラフ画を描いていく。一人の少女が目に止まったのだ。女優として、麻衣の妹分と売り出すのはありかな?バニー衣装を着せてみたが、なかなかしっくりとくる

し。

 

「スカウトするんですか?」

 

「しないよ。俺はスカウトはしない。ただ、目の前に素材があるから、描いているだけだよ」

 

翌日、鈴木画廊を訪れた。俺の絵は飾られていないが…オーナーによると、別室に上客専用で展示しているそうだ。一般受けする絵を描かないとだな。

 

その日は担当編集の鈴木さんの元も訪れてみたのだが、彼女は編集長になっていた。なんで、言ってくれないのかな?

 

「私は生涯、鳥居亜樹の担当編集者でありたいんですよ」

 

って、出世を悔やんでいるようだった。

 

翌日、事態が動いた。なんか、良い出会いが出来そうである。

 

『東京にいるなら、お見合いをして来なさいって、賢者様が…』

 

と、神主。賢者様配下である蓮と茜にも神主の声は届いているようだ。賢者様指示では無視出来ないなぁ。で、お見合い会場へ向かう俺達。

 

 

 

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