---キディ・フェニル---
どこかの研究室に運び込まれた。目の前にはマッドサイエンティストの桐野悠がいる。
「まさか、サイボーグの素体が運び込まれるとは…」
色々な装置に晒され、内部構造などが解析されていく。逃げたくても逃げられない。上半身と下半身はパージされ、股間が両足からパージされていた。
「股間のアレだけ生身って、お前、好き者だな」
なんとでも言え。私は子供を産みたかっただけだ。
「ほぉー、刺激を与えると濡れるんだな。モノホンだな」
マッド女が私をモルモットにしていく。
「悠、壊さないでよ。大切な素体なんだからね」
もっとヤバい女医が現れた。ヘルエンジェルと呼ばれている宮野エレーナだ。そうか、宮野医院っていうのは、こいつらの研究機関なのか。
「パーツを小型化して、子供用の義手、義足は出来そうか?」
「動力源を背負えば…行けるかな?」
宮野医院の内情を、仲間に連絡をしたいが…
---鳥居亜樹---
目の前でかえでとユウキがダンスをしている。あぁ、なんとのどかな昼下がりだろうか?なんだろうか?ダンスというかお遊戯に見えるのは、あの二人が幼稚園児に見えるからだろうか?
「あの二人は普通に生活できるのかな?」
麻衣に訊かれた。
「どうだろうか?特殊義足が出来れば、活動範囲は広がるだろうけど。」
花の中学生コンビなのに、まるで妄想が出来ない。妄想しても、パンダと戯れる風景くらいだろうか
もうすぐ春休みである。また冒険者達が湧き出るのだろうか?あっ!桜の絵を描かなきゃ。今年のモチーフはどうするかな。桜の木の周囲で舞い踊る天使達とか…
俺は、アトリエに行き、デッサンと構図を描き込んでいく。ハガキ大の大きさにするかな。バックは黒で…キャンパスの目が浮き出ない方向で…桜の板に漆を塗るか?蒔絵の手法を使って…天使達は黒のレオタードを着込み、舞い踊る。浮かび上がるのは、顔と手首の先、足首の先、レオタードに包まれていない部位とか。俺は、漆と、金箔。銀箔を発注した。
◇
レオタードを着た瞳、蘭、深雪、麻衣、ちづるのデッサンを仕上げていく。どう重ねると、見栄えが良いだろうか?描いたデッサンを外郭線で切り抜き、重ねていく。時には立体的に見ることもたいせつである。木のキャンバスのど真ん中に桜の木を描き、その周囲に舞い踊るレオタード姿の天使達を配置し
…
誰かで無茶をしたくなってきた。どうするか。
---レピア・マーベリック---
電脳世界に直接ハッキングできる能力、ヴィジョネイルを使い、様々なネット世界を探索していた。どこかに、あるはずのだ。神代神社の秘密が…
「何?」
どこかのネット世界に引き込まれて行く。抵抗するが、逃れられないようだ。どこの世界だ?ネットの情報に侵入してみるが、弾かれている。
「やぁ~、我がGAMEにようこそ」
目の前には、この世界に降臨を確認された魔王の一人、九内伯斗がいた。
「ここは、単なる電脳世界では無いようだな」
「そうだ。電脳世界とかくりよを融合したGAMEの世界だよ。君は生き残れるかな?」
なぁに?
突然、腰が抜けたような感覚に襲われた。
「AMPのメンバーとて、君は単なる人間だろ?フルダイブしているとは言え、その状態でリアル体を襲われたら、感覚がフィードバックするだろ?」
まさか、本体に何かされているのか?ログアウトしないと…
「ログアウトは出来ないよ。ここはデスゲームの世界だからね。本体が先に使用不可になるか、ここに居る君が死ぬか、どっちが先になるかな?先ずはゴブリンの群れでチャレンジしたまえ。では、グッドラック」
九内伯斗が消え、ゴブリンの群れが襲い掛かってきた。腰の抜けた状態では、どんな武器であろうと、対抗出来ない。ゴブリンに手足を拘束され、大股開きにされ、競い合ってゴブリンが入れてくる。いやぁぁぁぁぁ~!
本体から膣痙攣の刺激がフィードバックだと…何をされているんだ。私の身体は…
---鳥居亜樹---
蓮が玩具を持って来てくれた。これってPB誌のトップを飾る金髪の美女では無いか。無茶な態勢で遊んで見た。意識が無いのに、観じているようで、反応が良い。乳首を噛んでみると中々良い歯ごたえである。舌を吸い込んで見ると、長い舌のようで、吸い込み切れない。
水に濡れると縮むレオタードを着せて、濡らしてくと、レオタードがきれいな肌に食い込んでいく。蜘蛛のオートマタに襲わせて見た。下の穴に卵を産み付け、内部から遊ぶようだ。この刺激は体験の間で一番人気らしい。あり得ない刺激で、リピーーターが多いらしい。男の俺には分からない快感らしい。あの蓮ですらリピーターだそうだ。
初心者には刺激が強すぎた為か、膣痙攣を起こし、泡を吹いている。遊びを中止して、蓮に返品をした。
大人しく寝るか。ベッドに戻ると、かえでとユウキが寝ているんだが…たまには子供達と川の字も悪く無いか。
---七草弘一---
AMPの主力メンバーが次々に消息を絶った。相手が悪いのだ。人間で勝てる見込みは無いと思う。それよりも真由美の安全の確保が最優先だが、交渉は難航を極めていた。
『今後、どの勢力にも手出しをさせない』
という念書にサインをだと言う。私にはその権限が無い。単なる公安警察のトップにすぎないんだぞ。
この国の真の王と、相手方が話し合いをして、ケリがついたと言う。真由美とその夫となる司波達也と二人の子供が返却された。