---鈴木園子---
次郎吉おじ様にキッド様から予告状が届いた。
『お前の一番のお宝を貰うよ』
って。
「おじ様、一番のお宝って?」
「どれじゃろか?はて?」
思い浮かばないようだ。これは盗まれての問題が少ないのだろうか?
「はっ!まさか、アレのことか?それはマズいなぁ」
あれ?問題がある宝があるらしい。
「どんなお宝ですの?」
興味がある。
「園子には見せられん」
はい?なんで、私には見せられないのか?まさか…
「まさか、噂で聞いたのですが、私が陵辱されている絵とか存在していますか?」
「絵の方は二三度鑑賞すれば、問題は無いが」
それは、存在するってことか?!
「これ、じゃよ」
金塊の表面に蒔絵、私が襲われている絵が…相手は、真さん、新一君にキッド様…何をつくらせているんじゃ、このエロ爺は!
「精巧じゃろ?」
精巧である。モデルをした覚えが無いのに、精密である。4Pの図である。薄い本にありがちのアヘ顔では無く、リアル追求な表情で、自分で見ても、目を奪われる画力がある。
「これが、今一番のお宝じゃよ。絵師は二代目安芸桜じゃし」
国宝級なんじゃ?って、なんで私の陵辱がテーマなんだ、このエロ爺は…
「これは一般公開できん。かわいい孫娘の裸体を他人には見せられないからな」
いや、アンタにも見せたくは無いわ!
◇
予告の日、警察には知らせず、キッドハンターの新一君と蘭がやってきた。
「アレを盗むんですか?」
「そうじゃ」
それは、新一君もみたことがあるのか?
「新一、どんなお宝なの?」
蘭は知らないようだ。一安心だ。
「どこに隠します?」
「あぁ、それは亜樹君に頼んで、もう隠してあるので安心じゃ。隠し場所は儂も知らん」
おじ様も隠し場所を知らないって。そして、知る人物がここにいないのか?それは、安全なのか?
「亜樹に頼んだのなら安心ですね」
って、新一君。あれ?知り合いなのか?
「蘭、時間まで、休もうか?園子と三人で…」
「「えっ?!」」
三人で?それって、時間まで3Pってこと?蘭の表情が当惑しているが…
「園子の部屋でいいな」
「それがいいな。若い者同士、楽しんで来るのじゃよ」
っと、おじ様に送り出され、私を先頭に、部屋に向かうことに…
◇
部屋に入るなり、新一君が、蘭の意識を刈り取った。服を全部、脱がせて、全裸にし、背中に指を這わせると、中からキッド様が出てきた。はい?
「蘭の着ぐるみだよ。これ、欲しかったんだ」
って、新一君。どこからか出てきた全身黒のレオタード姿の黒子の女性に、着ぐるみを回収させ、私を押し倒して来た。
「どんなプレイが好きかな?」
来ている物を難なく剥がし、全裸のわたしの姿をガン見している。
◇
身体の中の違和感で目が醒めた。手首、足首に枷が着けられている。腰の部分にも、上に乗る男性も同じ状態で足掻いているようだが、足掻く度に私の体内で何かが暴れていた。おちついて監察すうと、キッド様と一つになっているようだ。
「くそ~、工藤のくせに、俺を捕らえるだと~」
ドアが開きおじ様が入って来た。
「キッド、ご用じゃ!」
十手を手にしているし。
---鳥居亜樹---
仲間にした探偵さん達のおかげで、キッドの秘密基地を見つけ、キッドの秘密兵器を全部回収した。一番のお気に入りは蘭の着ぐるみの肉襦袢である。仕組みを夏美に解析してもらい、色々なバージョンを試作してもらう。
キッドのヤツは、園子と交わり、園子の従属にしてあげた。相談役からの依頼である。キッドを鈴木家に入れたいって。キッドには夏美のプチ呪いをかけてあり、園子の身体の味が忘れられない身体になっている。
因みにお宝の隠し場所だが、金塊自体は溶かしてあり、絵の部分だけ、額に入れて、園子の部屋に飾ってあった。
蘭の姿で現れた時点で、キッドだろうと確信していた。だって、蘭は黒子として俺の近くにいたし。
「ねぇ、今日一日は新一でいて」
と蘭が無茶を言う。
「あの顔を維持するのは疲れるんですが…」
表情筋を緊張状態で保つのがきつい。今の俺にはキツいのだ。右顔面の表情筋がまだ復活していないから。
「普段の顔じゃだめですか?」
「いいわよ。その代わり、朝までサービスしていね」
体力に自信も無いんだけど…
---工藤新一---
センターコンソールを見つけ、あの世界から脱出した。もう戻れそうも無い。目が醒めたのは、工藤邸の寝室で、上にはジョディ先生が載っていた。先生から離れると、俺の体液が先生の股間からあふれ出していた。先生を揺すって声を掛けるが、反応が無い。まだ、先生の意識は向こうの世界にあるようだ。
さて、どうするかな。シャワーを浴びながら、考える。囚われてから、1ヶ月は経っているようだ。その間、俺達は、ここでアイツらに生かされていたのだろうか?俺が目覚めた結果、先生の面倒は見てくれないと思って良いのか?先生の上司であるジェイムズ・ブラックに連絡を取った。
「ジョディは無事なのか?」
「意識が戻らないんですが、生きてはいるようです」
連絡をすると、直ぐにジェイムスと、先生の同僚のキャメルが来てくれた。
「君はどうやって、意識を取り戻したのかね?」
「仮想空間に囚われていて、マニュアルでログアウトして、目が醒めました」
「では、まだジョディは電脳空間に囚われているのか」
俺と先生はFBI関連の病院に運び困れ、精密検査を受けることになった。