※この作品はR-18です。

そっくりなアイツ リターンズ   作:もっち~!

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背徳心と逆流女

 

 

---鳥居亜樹---

 

起きる時に大量に放出したので、今日はスッキリしている。気持ちの良い朝だ。夏美の目つきが怖いけど、問題は少ないだろう。出来上がった作品を手に、鈴木画廊へと向かった。

 

「今回は桜で無く銀杏ですか?」

 

「まぁ、気分的に銀杏でしたから…」

 

木の陰でいちゃつくカップルがメインとは言え無い。

 

「そうそう、背徳心のある絵画とかは、描けますか?」

 

画廊も大変である。客の要望に沿う絵画を集めないといけないから。

 

「描けないことは無いです」

 

背徳心かぁ…寝取りとかかな?いや、薔薇とか百合か?獣ととか…妄想が膨らんでいく。

 

その晩も夢を見た。

 

またあの仮面の男である。黒髪が長い女性に女豹のポーズを取らせ、女性の後ろからクマが女性と…妙にエロい表情の女性。その表情が恍惚な物へと変化をして…

 

あぅ…大放出して目覚めた。溜まりすぎかな。合法的に抜くには…財布を持ち、繁華街へと向かった。

 

 

 

---目暮十三---

 

奇怪な事件が発生した。動物園のクマの檻の中で、全裸の女性がクマに喰われるという事件が発生したのだ。女性が何者かを断定する物証はない。どうやって,檻に入ったのかも不明であり、クマの檻の様子を録画していた監視カメラはHDDと共に破壊されていた。

 

 

 

---鳥居亜樹---

 

久しぶりの人ゴミに酔った俺は、酔っ払った女性にナンパされ、連れ込み宿に入って、抜いて貰ったのだが…

 

「工藤君、これはマズいよ。酔っ払っていた私も悪いけど…」

 

俺の上に居る女性が妙なことを言う。俺を誰かと勘違いしているようだ。

 

「俺は鳥居亜樹だけど、工藤って誰?」

 

「はい?」

 

固まる女性。元気を取り戻したアレが、再び噴射した。

 

「工藤君じゃないの?」

 

「って、お姉さんは誰?昼間から泥酔は良くないと思うけど」

 

連れ込み宿に入って、先ずしたことは、お姉さんのケアである。尊厳を無くす粗相をしていたので、着ている物を総て脱がして、洗濯乾燥機の中にポイした。その後、俺も全裸になり、お風呂で汚物を洗い流したのだが、その後、ベッドに押し倒されて、事は至ったのだった。

 

「本当にごめんね。衣服を洗濯してくれて、汚物を洗い流して貰って、ストレスを解消してくれて…でね、私のスマホを持って来てくれないかな。腰が抜けて動けないの…」

 

はぁ?女性はヤリ過ぎると腰が抜けるのか?お姉さんを退かし、ベッドから抜け出して、お姉さんのスマホを取ってきた。スマホを受け取ると、どこかへ連絡をし始めた。

 

「あぁ、美和子。迎えに来てくれる?ちょっと、色々とあって、動けないのよ~。今いるのは、米花町のラブホ…」

 

 

 

---佐藤美和子---

 

捜査中の怪我で休職中の私に迎えに来いって、由美は何を考えて、非番の日に泥酔しているんだ!街で工藤君に似た男子に声を掛けてラブホって…逆ナンじゃないの…由美は泥酔すると前後不覚の思考になり易いけど…まさかなぁ~

 

指示された部屋に行くと、服を着た男子とベッドで安眠している全裸の由美がいた。

 

「ごめんなさいね、私の友達が迷惑を掛けたみたいで」

 

「いえ、こちらこそ、溜まっていたのを抜いて貰って…」

 

恐縮している彼。確かに工藤君にソックリであるが、こめかみ辺りに傷が見える。まさか、彼は蘭ちゃんが襲った相手では…

 

「久しぶりの人ゴミに酔いまして、俺に声を掛けて来た彼女に、休憩場所を訊いたら、ここに案内されて、汚物塗れに…」

 

それは由美に掛けられたってことだよね。申し訳無い。彼は事件を呼ぶスキル持ちかな。

 

由美が起きるまで、彼、鳥居亜樹君と話しをしていた。彼は礼儀正しいのか、恐縮しているのか、私に不要に近寄って来ない。彼の話によると、彼は両親とは死別し、今は妹さんと二人で暮らして居るそうで、プロの画家をして生活費を稼いでいるそうだ。

 

由美が起き、着衣をし終えると、彼を彼の家へと送った。

 

 

 

---鳥居亜樹---

 

背徳的な絵画かぁ…スケッチブックを前にして唸る。『クマと美女』は300万で売れたらしい。1000万クラスの絵が描けないかな?夏美はポーズの取れるフィギュアのオプションパーツの原型を作っているようだ。顔や胸や股間は、人により様々なので、大量生産ように3種類つくっただけで、たいていは写真持ち込みの特注だそうだ。

 

さて、俺も仕事に戻るか。脳裏に由美さんと美和子さんが浮かんだ。酒瓶を手にした由美さんが美和子さんを襲うとか。脳内で妄想が動き始め、俺はスケッチブックを手にした。

 

そして3日掛けて完成した。全裸の由美さんには顔と股間に天狗のお面を装着し、その両手には切り落とした美和子さんの腕が一本ずつにぎりしめられ、美和子さんが首、脇の下、アンダーバスト、お腹が鎖で地面に立てられた角材に固定され、大股を開かれたその中心部に天狗の鼻が突き刺さっている…

 

完成した絵はデカ過ぎて、バイクで運べないので、鈴木画廊に取りに来て貰った。

 

「これは…力作ですね。題名は『天狗の調教』ですか」

 

「1000万位届きますか?」

 

「う~ん…オークションにだしてみますか」

 

最低価格500万でオークションに出されるらしい。

 

 

 

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